JP5750876B2 - 情報提供装置、情報提供方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、サービス情報を提供する情報提供装置、情報提供方法及びプログラムに関する。
ブラウザの画面上で文字列を選択した場合、その文字列を検索するWeb(World Wide Web)サイト、その文字列を翻訳するアプリケーション等のサービス情報が画面にリスト表示されることがある(例えば、Safari:登録商標)。これにより、ユーザはWeb検索、アプリケーションの起動等の操作の手間を削減することができる。同様に、ファイルの編集、コンテンツの検索及びカスタムメニューの表示について、操作の手間を削減する技術がある(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2010−117906号公報 特開2004−362011号公報 特開2008−217417号公報
しかしながら、システムが画面に表示するサービス情報は、予め決められたものであり、固定されている。そのため、利用したいサービスが表示されたリストの中にない場合、かえってユーザにとって操作支援のためのリスト表示が邪魔になる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、利用の実態に応じたサービス情報を提供することが可能な情報提供装置、情報提供方法及びプログラムを提供することである。
本願による開示の一観点は、表示手段に表示された情報から選択された選択情報を受け付ける受付手段と、選択情報の種別及びソフトウェアを対応付ける情報を参照して、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応するソフトウェアを特定する特定手段と、該特定手段が特定した前記ソフトウェアの実行用いる情報を表示する手段とを備える。
本願による開示の一観点によれば、利用の実態に応じたサービス情報を提供することが可能である。
情報提供装置のハードウェア群を示すブロック図である。 サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。 キーワードが選択された一例を示す説明図である。 キーワード種別テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 ログファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動履歴の蓄積処理の手順を示すフローチャートである。 行動履歴集計テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。 サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。 情報提供装置の動作の一例を示す説明図である。 行動履歴集計テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。 サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。 行動履歴集計テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。 サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。 行動履歴集計テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。 サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る情報提供装置のハードウェア群を示すブロック図である。 行動履歴の蓄積処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態をその図面に基づいて説明する。本実施の形態に係る情報提供装置は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)、ノート型PC、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレットPC、携帯電話機、スマートフォン、電子書籍リーダとして使用される端末等である。以下では、情報提供装置の一例として、ノート型PCを挙げて説明する。
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1
図1は、情報提供装置1のハードウェア群を示すブロック図である。情報提供装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ハードディスク13、ディスクドライブ14、通信部15、タイマ16、表示部17、操作部18及びGPS(Global Positioning System)部19を含む。情報提供装置1のハードウェア各部は、バス1bを介して接続されている。
CPU11は、バス1bを介してハードウェア各部と接続されており、情報提供装置1のハードウェア各部を制御する。CPU11は、ハードディスク13に記録されたプログラム1Pを読み込み、当該プログラムを実行する。
RAM12は、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)であり、CPU11が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記録する。なお、RAM12は主記憶装置の一例であり、RAM12の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク13は、CPU11が実行するプログラム1Pを記録している。また、ハードディスク13は、キーワードの種別を取得するために参照されるキーワード種別テーブル11Tを記録している。さらに、ハードディスク13は、ユーザの行動履歴の集計結果を記録する行動履歴集計テーブル12T及びユーザの行動規則を記録する行動規則テーブル13Tを記録している。
なお、ハードディスク13は、情報提供装置1内部に取り付けられるものであっても、情報提供装置1外部に置かれるものであってもよい。また、ハードディスク13は補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記録が可能なフラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc、登録商標)等の光ディスク1aで代替してもよい。
ディスクドライブ14は、外部の記録媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク1aから情報を読み込み、光ディスク1aに情報を記録する。CPU11は、操作部18からディスクドライブ14に対する光ディスク1aの排出命令を受け付けた場合、ディスクドライブ14の図示しないトレイを排出する。
通信部15は、有線又は無線通信のモデム又はLANカード等であり、インターネットNに接続されている。
タイマ16は、計時を信号としてCPU11に送信する。CPU11は、通信部15を介して外部の情報処理装置から計時を受け付けてもよく、かかる場合にはタイマ16はなくてもよい。
表示部17は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、CPU11からの指示に従って、プログラム1Pに係る各種情報を表示する。
操作部18は、ユーザが各種の入力を行うキーボード、マウス、電源スイッチ、ディスクドライブ14から光ディスク1aを排出するための操作ボタン等の入力デバイスを含む。操作部18は、ユーザによる操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス1bを介してCPU11に送信される。
GPS部19は、GPS衛星からの電波を受信するGPS受信アンテナを含む。GPS部19は、受信した電波に基づいて、緯度、経度で表した自身の位置をCPU11に出力する。
なお、GPS部19がGPS衛星からの電波に関する電波情報をCPU11に出力し、CPU11が自身の位置を計算してもよい。あるいは、通信部15を介して、情報提供装置1と外部のGPS機能付き携帯電話又は携帯型GPS端末とを有線又は無線により接続することにより、CPU11は自身の位置を取得してもよい。さらに、通信部15を介して、情報提供装置1と外部の無線LANのアクセスポイントとを接続し、CPU11が取得したアクセスポイントのアドレスから自身の位置を取得する形態であってもよい。また、ユーザが操作部18から手入力により現在位置を情報提供装置1に入力する形態であってもよい。
アクセスポイントが公衆無線LANのアクセスポイントである場合、CPU11は公衆無線LANのアクセスポイントとの位置関係から自身の位置を算出してもよい。かかる場合、GPS衛星からの電波を受信することができない地下のような環境であっても、CPU11は自身の位置を取得することが可能となる。
次に、情報提供装置1の動作について説明する。
図2は、サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。図2は、サービス提供処理の概要を示している。なお、ここでのサービスは、WWW(World Wide Web)関連の技術を使い、ソフトウェアの機能をネットワークを通じて利用できるようにしたWebサービス、又は情報提供装置1にインストールされているアプリケーションの機能を提供するサービスである。
CPU11は、入力、選択又はコピー等されたキーワードを用いてアプリケーション又はWebサイトのサービスを利用するユーザの行動履歴をログファイル等の作業ファイルに蓄積する(ステップS11)。なお、ステップS11の処理は、次のステップS12へ進む前にCPU11により繰り返し実行されてもよい。CPU11は、作業ファイルに蓄積したユーザの行動履歴からユーザの行動規則を抽出する(ステップS12)。CPU11は、抽出したユーザの行動規則を行動規則テーブル13Tに記録する(ステップS13)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のアクションを検出した場合、行動規則テーブル13Tに記録したユーザの行動規則を参照して、アプリケーション又はWebサイトのサービスをユーザに提供し(ステップS14)、処理を終了する。
サービス提供処理を実行するプログラム1Pは、常駐プログラムであり、情報提供装置1の起動時から実行を開始する。
なお、サービス提供処理を実行するプログラム1Pは、情報提供装置1の起動後にユーザにより解除されることも可能である。
図2のステップS11に示した行動履歴の蓄積処理について、詳述する。
CPU11は、操作部18を介してユーザの操作を監視する。CPU11は、ユーザが操作部18からキーワードを入力、選択又はコピー等の操作をした場合、そのキーワードをOS(Operating System)から受け付ける。キーワードは、ユーザによって選択された選択情報である。ユーザがコントロールに入力したキーワードも、情報提供装置1にとって表示部17に表示された画面等を含む様々な情報の一部であり、選択情報である。
図3は、キーワードが選択された一例を示す説明図である。図3では、表示部17に表示されたブラウザの画面からキーワードを受け付ける例を示している。例えば図3では、人名の鈴木○○が選択されている。
なお、キーワードを受け付ける受付元のアプリケーションはブラウザに限るものではなく、表計算ソフト、ワードプロセッサ、テキストエディタ、メーラー、ゲームソフト等、何でもよい。アプリケーションの種類によって、入力、選択又はコピー等のイベントを取得できない場合がある。かかる場合、CPU11は、取得可能なイベントに基づいて、キーワードをOSから受け付ける。ただし、OSを介在せずに、アプリケーションから直接キーワードを受け付けることができる場合、CPU11は当該アプリケーションからキーワードを受け付けてもよい。
CPU11は、キーワード種別テーブル11Tを参照して、受け付けたキーワードの種別を取得する。
図4は、キーワード種別テーブル11Tのレコードレイアウトを示す説明図である。キーワード種別テーブル11Tは、キーワード及びキーワード種別を関連付けて記録するテーブルである。キーワード種別テーブル11Tは、キーワードフィールド及びキーワード種別フィールドを含む。キーワードフィールドには、入力、選択又はコピー等される様々なキーワードが記録されている。キーワード種別フィールドには、キーワードフィールドのキーワードに対応するキーワードの種別が記録されている。
図4の例では、キーワードフィールドの鈴木○○に関連して、キーワード種別フィールドに人名が記録されている。図4の例には、他のキーワード種別として場所、URL(Uniform Resource Locator)、金額の例も示されている。図4に示したキーワード種別の例以外に、様々な種別がキーワード種別テーブル11Tに設定されてよい。その他のキーワード種別は、例えば名称、住所、地名、企業名、団体名、製品名、商品名、書籍名、商標、メールアドレス、数値(年齢、年月日、日時、割合、重量、距離、面積、速度、エネルギー)等である。
CPU11は、受け付けたキーワードの受付状況に関するメタ情報を付与し、受け付けたキーワード及び取得したキーワード種別とともに、ログファイルに記録する。ログファイルは、例えばレコードの各値がカンマにより区切られたcsv形式で保存されるテキストファイルである。ログファイルを保存する保存先の記録媒体は、ハードディスク13でもよいし、RAM12でもよい。
なお、CPU11は、キーワード、キーワード種別及びキーワードの受付状況に関するメタ情報を配列としてRAM12に記録してもよい。あるいは、CPU11は、ハードディスク13又はRAM12に、作業用テーブルを作成し、この作業用テーブルにキーワード、キーワード種別及びキーワードの受付状況に関するメタ情報を記録してもよい。
図5は、ログファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。ログファイルの1レコードは、キーワード、キーワード種別、キーワードの受付状況に関するメタ情報を含む。キーワードの受付状況に関するメタ情報は、入力時間、場所、キーワードの受付元及び利用サービスの各値を含む。キーワードは、OSから受け付けたキーワードである。キーワード種別は、受け付けたキーワードに基づいて、キーワード種別テーブル11Tから検索したキーワード種別である。入力時間は、タイマ16の計時に基づいて、CPU11がユーザにより入力、選択又はコピー等されたキーワードを受け付けた日時である。あるいは、入力時間は、ログファイルにレコードが挿入されるときのタイムスタンプであってもよい。さらに入力時間は、ユーザが操作部18から入力等をしたキーワードに基づいてアプリケーションを起動した日時及び時刻であってもよい。場所は、キーワードを受け付けたときに、GPS部19からCPU11に出力される、緯度、経度で表した自身の位置である。位置が取得されない場合、場所は未記録でよい。キーワードの受付元は、CPU11がキーワードを受け付けた受付元のアプリケーション、WebサイトのURL、ファイル名等である。CPU11は、キーワードの受付元をOSから受け付ける。利用サービスは、ユーザが操作部18からキーワードを入力、選択又はコピー等をした後に当該キーワードに基づいて利用したアプリケーション又はWebサイトのURLである。利用サービスに係る画面は表示部17においてアクティブなウィンドウに表示されており、CPU11は、利用サービスの特定情報をOSから受け付ける。
図6は、行動履歴の蓄積処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS21)。ステップS21の処理は、CPU11が次のステップS22に係るイベントをOSから受け付けるまで、待機することである。CPU11は、操作部18を介したキーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS22)。CPU11は、検出したキーワードを受け付ける(ステップS23)。CPU11は、ユーザが入力、選択又はコピー等したキーワードを用いて利用したサービスをOSからの情報に基づいて特定する(ステップS24)。CPU11は、受け付けたキーワードの受付状況に関するメタ情報を付与する(ステップS25)。ステップS25におけるキーワードの受付状況に関するメタ情報は、図5に示したキーワードの受付状況に関するメタ情報である。なお、ステップS25におけるメタ情報は、CPU11がキーワード種別テーブル11Tから取得したキーワード種別を含む。CPU11は、受け付けたキーワード、付与したメタ情報及び利用サービスをログファイルに記録し(ステップS26)、処理を終了する。
なお、ステップS24とステップS25との順序は逆でもよい。
次に、図2のステップS12に示した行動規則の抽出処理及びステップS13に示した行動規則の記録処理について詳述する。
ログファイルのレコード数が所定数に達した場合、又は時刻が所定時刻になった場合、CPU11は、ログファイルに記録したレコードを集計し、集計したデータから抽出したデータを行動規則テーブル13Tに記録するバッチ処理を実行する。なお、CPU11は、ユーザの指示によりこのバッチ処理を実行してもよい。
CPU11は、ログファイルに記録した行動履歴のレコードについて、キーワード種別を集計キーに設定し、行動履歴集計テーブル12Tに記録する。行動履歴集計テーブル12Tは、集計結果を記録する作業テーブルである。
なお、行動履歴集計テーブル12Tに記録される集計データは、テーブル以外の形態によりRAM12又はハードディスク13に記録されてもよい。例えば、行動履歴集計テーブル12Tに記録される集計データは、配列としてRAM12に、あるいはファイルとしてハードディスク13に記録されてもよい。
図7は、行動履歴集計テーブル12Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動履歴集計テーブル12Tは、キーワード種別フィールド、利用サービスフィールド、利用回数フィールド及び利用割合フィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計キーに設定したキーワード種別が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。利用回数フィールドには、キーワード種別に基づいて集計された利用サービスの利用回数が記録されている。利用割合フィールドには、キーワード種別に基づいて集計された利用サービスの利用割合が百分率で示されている。
CPU11は、行動履歴集計テーブル12Tに記録した集計データから抽出条件に合致する利用サービスを抽出し、抽出した利用サービスを行動規則テーブル13Tに記録する。
図8は、行動規則テーブル13Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動規則テーブル13Tは、キーワード種別フィールド及び利用サービスフィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計処理で集計キーに使用したキーワード種別が記録されている。利用サービスフィールドには、ユーザが操作部18から入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。
図8に示した行動規則を抽出する抽出条件は、例えば図7の集計データの内、利用回数が最も多く、かつ利用割合が90%を超えることである。行動規則の抽出条件は、上述のものに限らない。例えば、利用回数が所定数以上であること、利用回数が上位から所定位までであること等を抽出条件としてもよい。あるいは、利用割合が上位から所定位までであること、利用割合が上位から所定%までであること等を抽出条件としてもよい。
図9は、行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動履歴をログファイルに蓄積する(ステップS31)。ステップS31は、図6の行動履歴の蓄積処理に対応する。CPU11は、キーワード種別毎に利用サービスを集計する(ステップS32)。CPU11は、ステップS32で集計したデータが同一キーワード種別毎に抽出条件を充足するか否か判定する(ステップS33)。CPU11は、ステップS32で集計したデータが同一キーワード種別毎に、全てのキーワード種別について抽出条件を充足しないと判定した場合(ステップS33:NO)、処理を終了する。CPU11は、ステップS32で集計したデータが抽出条件を充足すると判定した場合(ステップS33:YES)、行動規則テーブル13Tに抽出したキーワード種別及び利用サービスを記録し(ステップS34)、処理を終了する。
なお、ステップS33において、CPU11は抽出条件を満たすキーワード種別が一つでもあれば、抽出条件を満たすと判定する(ステップS33:YES)。
次に、図2のステップS14に示したサービスの提供処理について、詳述する。
CPU11は、ユーザが操作部18から入力、選択又はコピー等したキーワードを受け付けた場合、受け付けたキーワードの受付状況に関するメタ情報を付与する。ここでのメタ情報は、キーワード種別を含む。CPU11は、付与したメタ情報を検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する。CPU11は、レコードがヒットした場合、ヒットしたレコードに含まれる利用サービスをユーザに提供する。
図10は、サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS41)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS42)。CPU11は、検出したキーワードを受け付ける(ステップS43)。CPU11は、受け付けたキーワードの受付状況に関するメタ情報を付与する(ステップS44)。ステップS44におけるメタ情報は、CPU11がキーワード種別テーブル11Tから取得したキーワード種別を含む。
なお、CPU11は、ステップS44において、それまでの処理で得たユーザの行動履歴をログファイルに蓄積する処理を実行してもよい。
CPU11は、取得したキーワード種別を検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する(ステップS45)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあるか否か判定する(ステップS46)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがないと判定した場合(ステップS46:NO)、処理を終了する。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあると判定した場合(ステップS46:YES)、該当する行動規則に対応するサービスをユーザに提供し(ステップS47)、処理を終了する。
図11は、情報提供装置1の動作の一例を示す説明図である。図11は、情報提供装置1においてブラウザが起動している状態で、キーワードが選択された場合を示している。例えば、ブラウザのウィンドウに「A市○○区にあるレストランが…」という文字列が表示されている場合、ユーザは「A市○○区」をキーワードとして選択する。CPU11は、OSから「A市○○区」の文字列を受け付け、受け付けた文字列を検索キーに設定してキーワード種別テーブル11Tを検索し、キーワード種別を取得する。ここでは、仮にCPU11が「住所」というキーワード種別を取得したものとする。CPU11は、「住所」をキーワード種別の検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する。行動規則テーブル13Tのキーワード種別及び利用サービスとして、夫々「住所」及び地図上に目的地を表示する「住所検索サイト」が記録されている場合、CPU11は、「住所検索サイト」のサービスをブラウザの画面に表示する。
図11の例では、「***mapsで検索」という、住所検索サイトへリンクされたメニューが表示されている。例えば、ユーザが当該メニューをクリックした場合、CPU11は「A市○○区」をリクエストパラメータに設定し、「住所検索サイト」のURLへ送信要求をする。図11の例では、「住所検索サイト」からのレスポンスの地図情報を別のウィンドウに起動したブラウザの画面に表示している。
検索でヒットした利用サービスを画面に表示する提示方法には、メニュー又はリスト形式で提示する方法と、メニュー等を提示せずにサービスのアプリケーションを起動する方法とがある。
メニュー又はリスト形式でサービスを提示する場合、ユーザは提示された複数のサービスの中から所望のサービスを選択する。メニュー又はリストのユーザインタフェースは、横方向又は縦方向の配列に限らず、表形式、円形配置等であってもよい。また、提示されるサービスは、アイコンを用いて表示されてもよい。
メニュー又はリスト形式提示される複数のサービスは、該サービスが行動規則テーブル13Tから検索される際に、並び替えの条件を付加することにより、所定の順序で提示されてもよい。この所定の順序は、例えば利用回数又は利用割合の降順である。また、メニュー又はリスト形式提示されるサービスの数は、例えば利用回数又は利用割合の上位2位までのように、所定数に限定されてもよい。
メニュー等を提示せずにサービスのアプリケーションを起動する場合、図11の例では「***mapsで検索」のメニューは表示されない。ユーザが「A市○○区」を選択した場合、CPU11は、「住所検索サイト」への送信要求及びレスポンス受信を行い、ブラウザを起動する。CPU11は、起動したブラウザのウィンドウにレスポンスの地図情報を表示する。
情報提供装置1によれば、ユーザの利用の実態に応じたサービス情報を提供することが可能である。行動規則テーブル13Tは、ユーザが利用したサービスをキーワード種別と関連付けて記録している。情報提供装置1は、ユーザが入力、選択又はコピーしたキーワードに基づいて、行動規則テーブル13Tを参照することにより、ユーザの所望するサービスを選択的に提示することができる。
時間経過につれて蓄積されるユーザの行動履歴は変化し、行動規則テーブル13Tの内容も変化していく。そのため、情報提供装置1は、ユーザの嗜好変化にも対応した動的サービスを提供することができる。
情報提供装置1は、行動規則テーブル13Tに記録された行動規則に従って、例えば図8に示すように人名が選択された場合には電子電話帳を、場所が選択された場合には地図検索サイトを、金額が選択された場合には表計算ソフトAをリスト表示することができる。
行動規則テーブル13Tは、利用されたサービスが、ユーザにより入力等されたキーワードではなく、キーワード種別に関連付けて記録している。そのため、ユーザが履歴のないキーワードを入力等した場合であっても、CPU11は当該キーワードに対応するキーワード種別をキーワード種別テーブル11Tから取得し、行動規則テーブル13Tを参照して適切なサービスをユーザに提供することができる。
CPU11が受け付けるキーワードは、ユーザが入力、選択又はコピー等をした文字列である。しかし、CPU11が受け付けるキーワードは、例えばユーザが選択したURL、音声ファイル名又は映像ファイル名に基づいていてもよい。
CPU11は、選択されたファイルの拡張子から選択されたファイルの種別を判定することができる。例えば、CPU11は、拡張子がmp3、wav、aiff等のファイルは音声ファイル、拡張子がjpg、gif、bmp等のファイルは画像ファイル、拡張子がmpg、rm、avi等のファイルは動画ファイルであると判定する。そして、予めキーワード種別テーブル11Tのキーワードフィールドに各ファイルの拡張子を記録し、キーワード種別フィールドに各拡張子に対応する再生ソフトを記録しておく。CPU11は、ユーザが選択したファイルの拡張子に基づき、キーワード種別テーブル11Tを参照して再生ソフトを取得する。CPU11は、ファイル名、拡張子、再生ソフト、ユーザが利用したサービスをログファイルに記録する。CPU11は、ログファイルに蓄積された行動履歴を集計、抽出して、音声又は映像に係るユーザの行動規則を行動規則テーブル13Tに記録する。ユーザが音声ファイル又は映像ファイルを選択した場合、CPU11は、キーワード種別テーブル11T及び行動規則テーブル13Tを参照し、ユーザの利用の実態に応じたサービス情報を提供する。
ユーザがURL、音声ファイル名又は映像ファイル名を選択した場合に付与されるメタデータは、入力時間、場所、ファイルの選択先を含む。
また、例えば選択されたファイルがMPEG−7の属性記述に準拠している場合、CPU11はMDS(Multimedia Descriptions Scheme)に基づいてメタデータを付与してもよい。
キーワード種別テーブル11T及び行動規則テーブル13Tは、情報提供装置1のハードディスク13に記録されている。しかし、キーワード種別テーブル11T又は行動規則テーブル13Tは、ディスクドライブ14に挿入される光ディスク1aに記録されてもよい。これにより、ユーザは行動規則のデータを持ち運ぶことができる。また、これにより、複数人による行動規則の共有、他人への行動規則の分配等が可能となる。
さらに、キーワード種別テーブル11T又は行動規則テーブル13Tは、外部の情報処理装置又は記録装置に記録されてもよい。CPU11は、通信部15を介して前記情報処理装置又は記録装置からキーワード種別テーブル11T又は行動規則テーブル13Tを読み込むことができる。あるいは、CPU11は、必要に応じて前記情報処理装置又は記録装置からキーワード種別テーブル11T又は行動規則テーブル13Tをダウンロードしてもよい。これにより、ハードディスク13の記録容量を節約することが可能となる。
情報提供装置1は、ユーザが行動規則テーブル13Tの内容を編集できる機能を有していてもよい。例えば、CPU11は所定の操作信号を受け付けた場合、行動規則テーブル13Tの内容を既存の表計算ソフトのシート又は専用のシートに表示する。CPU11は、ユーザがシート上で行動規則テーブル13Tの内容を編集し、保存した場合、ユーザの編集内容と同じ内容に行動規則テーブル13Tの内容を更新する。これにより、ユーザは行動規則テーブル13Tを容易にカスタマイズすることが可能となり、情報提供装置1の操作性が向上する。
実施の形態2
実施の形態2は、メタデータである入力時間を利用して、ユーザにサービスを提供する形態に関する。
CPU11は、ログファイルに記録したユーザの行動履歴のレコードについて、キーワード種別と入力時間とを集計キーに設定して集計し、集計結果を作業用テーブルの行動履歴集計テーブル12Tに記録する。
図12は、行動履歴集計テーブル12Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動履歴集計テーブル12Tは、キーワード種別フィールド、入力時間フィールド、利用サービスフィールド、利用回数フィールド及び利用割合フィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計キーのキーワード種別が記録されている。入力時間フィールドには、集計キーの入力時間が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。利用回数フィールドには、キーワード種別及び入力時間に基づいて集計された利用サービスの利用回数が記録されている。利用割合フィールドには、キーワード種別及び入力時間に基づいて集計された利用サービスの利用割合が百分率で示されている。
図12の例では、入力時間については、9:00−21:00と21:00−9:00の2つの時間帯について集計している。勿論、これは入力時間に基づいて集計する条件の一例である。入力時間に基づいて集計する条件は、他に時刻、曜日、月、季節、年度等様々な条件が用いられてよい。
CPU11は、行動履歴集計テーブル12Tに記録した集計データから抽出条件に合致する利用サービスを抽出し、抽出した利用サービスを行動規則テーブルに記録する。
図13は、行動規則テーブル13Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動規則テーブル13Tは、キーワード種別フィールド、入力時間フィールド及び利用サービスフィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計処理で集計キーに使用したキーワード種別が記録されている。入力時間フィールドには、集計処理で集計キーに使用した入力時間が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。
図13に示した行動規則を抽出する抽出条件は、例えば図12の集計データの内、利用回数が30回以上かつ利用割合が90%を超えることである。行動規則を抽出する抽出条件は、他にもあり得る。例えば、ユーザが最近利用したサービスを提供する目的から、直近1週間について利用頻度が最も高いサービスを所定数抽出してもよい。
図14は、行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動履歴をログファイルに蓄積する(ステップS51)。ステップS51は、図6の行動履歴の蓄積処理に対応する。CPU11は、キーワード種別及び入力時間毎に利用サービスを集計する(ステップS52)。CPU11は、ステップS52で集計したデータが同一キーワード種別及び入力時間毎に抽出条件を充足するか否か判定する(ステップS53)。CPU11は、ステップS52で集計したデータが同一キーワード種別及び入力時間毎に、全てのキーワード種別及び入力時間について抽出条件を充足しないと判定した場合(ステップS53:NO)、処理を終了する。CPU11は、ステップS52で集計したデータが抽出条件を充足すると判定した場合(ステップS53:YES)、行動規則テーブル13Tに抽出したキーワード種別、入力時間及び利用サービスを記録する(ステップS54)。
情報提供装置1は、入力時間を行動履歴集計に係る集計キーの1つに設定し、蓄積したユーザの行動履歴から利用されたサービスを集計する。そのため、集計結果には、時間の違いによるユーザの行動パターンが集約されている。
図15は、サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS61)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS62)。CPU11は、検出したキーワードを受け付ける(ステップS63)。CPU11は、キーワードを受け付けた入力時間を含むメタ情報を付与する(ステップS64)。ステップS64におけるメタ情報は、CPU11がキーワード種別テーブル11Tから取得したキーワード種別を含む。
CPU11は、取得したキーワード種別及び入力時間を検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する(ステップS65)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあるか否か判定する(ステップS66)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがないと判定した場合(ステップS66:NO)、処理を終了する。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあると判定した場合(ステップS66:YES)、該当する行動規則に対応するサービスをユーザに提供し(ステップS67)、処理を終了する。
仮に、業務時間中に企業名をキーワードに設定して利用するサービスが企業情報検索サイトであり、業務時間外に他の企業名をキーワードに設定して利用するサービスが買い物情報検索サイトである場合の割合が高いとする。かかる場合、業務時間中に企業名が選択されたとき、情報提供装置1はユーザの行動規則に基づいて企業情報検索サイトをリスト表示する。他方、業務時間外に企業名が選択された場合、情報提供装置1はユーザの行動規則に基づいて買い物情報検索サイトをリスト表示する。
このように、情報提供装置1によれば、時間別の行動規則に従ったサービスをユーザに提供することができる。
実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は、メタデータである場所を利用して、ユーザにサービスを提供する形態に関する。
CPU11は、ログファイルに記録したユーザの行動履歴のレコードについて、キーワード種別と場所とを集計キーに設定して集計し、集計結果を作業用テーブルの行動履歴集計テーブル12Tに記録する。
図16は、行動履歴集計テーブル12Tのレコードレイアウトを示す説明図である。
行動履歴集計テーブル12Tは、キーワード種別フィールド、場所フィールド、利用サービスフィールド、利用回数フィールド及び利用割合フィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計キーのキーワード種別が記録されている。場所フィールドには、集計キーの場所が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。利用回数フィールドには、キーワード種別及び場所に基づいて集計された利用サービスの利用回数が記録されている。利用割合フィールドには、キーワード種別及び場所に基づいて集計された利用サービスの利用割合が百分率で示されている。
CPU11は、行動履歴集計テーブル12Tに記録した集計データから抽出条件に合致する利用サービスを抽出し、抽出した利用サービスを行動規則テーブル13Tに記録する。
図17は、行動規則テーブル13Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動規則テーブル13Tは、キーワード種別フィールド、場所フィールド及び利用サービスフィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計処理で集計キーに使用したキーワード種別が記録されている。場所フィールドには、集計処理で集計キーに使用した場所が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。
図17に示した行動規則の抽出条件は、例えば図16の集計データの内、利用回数が30回以上かつ利用割合が90%を超えることである。
図18は、行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動履歴をログファイルに蓄積する(ステップS71)。ステップS71は、図6の行動履歴の蓄積処理に対応する。CPU11は、キーワード種別及び場所毎に利用サービスを集計する(ステップS72)。CPU11は、ステップS72で集計したデータが同一キーワード種別及び場所毎に抽出条件を充足するか否か判定する(ステップS73)。CPU11は、ステップS72で集計したデータが同一キーワード種別及び場所毎に、全てのキーワード種別及び場所について抽出条件を充足しないと判定した場合(ステップS73:NO)、処理を終了する。CPU11は、ステップS72で集計したデータが抽出条件を充足すると判定した場合(ステップS73:YES)、行動規則テーブル13Tに抽出したキーワード種別、場所及び利用サービスを記録する(ステップS74)。
情報提供装置1は、場所を行動履歴集計に係る集計キーの1つに設定し、蓄積したユーザの行動履歴から利用されたサービスを集計する。そのため、集計結果には、場所の違いによるユーザの行動パターンが集約されている。
図19は、サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS81)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS82)。CPU11は、検出したキーワードを受け付ける(ステップS83)。CPU11は、キーワードを受け付けた場所を含むメタ情報を付与する(ステップS84)。ステップS84におけるメタ情報は、CPU11がキーワード種別テーブル11Tから取得したキーワード種別を含む。
CPU11は、取得したキーワード種別及び場所を検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する(ステップS85)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあるか否か判定する(ステップS86)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがないと判定した場合(ステップS86:NO)、処理を終了する。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあると判定した場合(ステップS86:YES)、該当する行動規則に対応するサービスをユーザに提供し(ステップS87)、処理を終了する。
仮に、自宅において人名をキーワードに設定して利用するサービスが人名検索サイトであり、図書館において書籍名をキーワードに設定して利用するサービスが書籍検索サイトである場合の割合が高いとする。かかる場合、自宅で人名が選択されたとき、情報提供装置1はユーザの行動規則に基づいて人名検索サイトをリスト表示する。他方、図書館で書籍名が選択された場合、情報提供装置1はユーザの行動規則に基づいて書籍検索サイトをリスト表示する。
このように、情報提供装置1によれば、場所別の行動規則に従ったサービスをユーザに提供することができる。
実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は、メタデータであるキーワードの受付元を利用して、ユーザにサービスを提供する形態に関する。
CPU11は、ログファイルに記録したユーザの行動履歴のレコードについて、キーワード種別とキーワードの受付元とを集計キーに設定して集計し、集計結果を作業用テーブルの行動履歴集計テーブル12Tに記録する。
図20は、行動履歴集計テーブル12Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動履歴集計テーブル12Tは、キーワード種別フィールド、受付元フィールド、利用サービスフィールド、利用回数フィールド及び利用割合フィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計キーのキーワード種別が記録されている。受付元フィールドには、集計キーのキーワードの受付元が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。利用回数フィールドには、キーワード種別及びキーワードの受付元に基づいて集計された利用サービスの利用回数が記録されている。利用割合フィールドには、キーワード種別及びキーワードの受付元に基づいて集計された利用サービスの利用割合が百分率で示されている。
CPU11は、行動履歴集計テーブル12Tに記録した集計データから抽出条件に合致する利用サービスを抽出し、抽出した利用サービスを行動規則テーブル13Tに記録する。
図21は、行動規則テーブル13Tのレコードレイアウトを示す説明図である。行動規則テーブル13Tは、キーワード種別フィールド、受付元フィールド及び利用サービスフィールドを含む。キーワード種別フィールドには、集計処理で集計キーに使用したキーワード種別が記録されている。受付元フィールドには、集計処理で集計キーに使用したキーワードの受付元が記録されている。利用サービスフィールドには、入力、選択又はコピー等をしたキーワードに基づいて、ユーザが利用したアプリケーション又はWebサイトのURLが記録されている。
図21に示した行動規則を抽出する抽出条件は、例えば図20の集計データの内、利用割合が50%を超えることである。
図22は、行動規則の抽出処理及び記録処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動履歴をログファイルに蓄積する(ステップS91)。ステップS91は、図6の行動履歴の蓄積処理に対応する。CPU11は、キーワード種別及び受付元毎に利用サービスを集計する(ステップS92)。CPU11は、ステップS92で集計したデータが同一キーワード種別及び受付元毎に抽出条件を充足するか否か判定する(ステップS93)。CPU11は、ステップS92で集計したデータが同一キーワード種別及び受付元毎に、全てのキーワード種別及び受付元について抽出条件を充足しないと判定した場合(ステップS93:NO)、処理を終了する。CPU11は、ステップS92で集計したデータが抽出条件を充足すると判定した場合(ステップS93:YES)、行動規則テーブル13Tに抽出したキーワード種別、受付元及び利用サービスを記録する(ステップS94)。
情報提供装置1は、キーワードの受付元を行動履歴集計に係る集計キーの1つに設定し、蓄積したユーザの行動履歴から利用されたサービスを集計する。そのため、集計結果には、キーワードの受付元の違いによるユーザの行動パターンが集約されている。
図23は、サービス提供処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS101)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS102)。CPU11は、検出したキーワードを受け付ける(ステップS103)。CPU11は、キーワードを受け付けた受付元を含むメタ情報を付与する(ステップS104)。ステップS104におけるメタ情報は、CPU11がキーワード種別テーブル11Tから取得したキーワード種別を含む。
CPU11は、取得したキーワード種別及び受付元を検索キーに設定して、行動規則テーブル13Tを検索する(ステップS105)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあるか否か判定する(ステップS106)。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがないと判定した場合(ステップS106:NO)、処理を終了する。CPU11は、検索条件に合致する行動規則のレコードがあると判定した場合(ステップS106:YES)、該当する行動規則に対応するサービスをユーザに提供し(ステップS107)、処理を終了する。
仮に、ワードプロセッサを利用していた場合、人名をキーワードに設定して利用するサービスが辞書ソフトである割合が高かったとする。メーラーを利用していた場合、人名をキーワードに設定して利用するサービスが電子電話帳である割合が高かったとする。また、表計算ソフトを利用していた場合、金額をキーワードに設定して利用するサービスが株価検索サイトである割合が高かったとする。かかる場合、情報提供装置1は、ワードプロセッサのウィンドウ上で人名を選択した場合、辞書ソフトをリスト表示する。また、メーラーのウィンドウ上で人名を選択した場合、電子電話帳をリスト表示する。表計算ソフトのウィンドウ上で金額を選択した場合、株価検索サイトをリスト表示する。
このように、情報提供装置1によれば、キーワードの受付元別の行動規則に従ったサービスをユーザに提供することができる。
実施の形態2乃至4では、夫々キーワードの入力時間、場所、キーワードの受付元をユーザの行動履歴情報として行動規則テーブル13Tに蓄積した。しかし、キーワードの入力時間、場所、受付元及びキーワードの全て、あるいはキーワードの入力時間、場所、受付元及びキーワードの組み合わせを、ユーザの行動履歴情報として行動規則テーブル13Tに蓄積してもよい。かかる場合、キーワードの入力時間、場所、受付元及びキーワードの全て、あるいはキーワードの入力時間、場所、受付元及びキーワードの組み合わせを行動規則テーブル13Tから検索し、その検索結果に対応するサービスをユーザに提供してもよい。
実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は、固有表現抽出技術を用いて、ユーザが入力、選択又はコピー等をするキーワードからキーワード種別を取得する形態に関する。
固有表現抽出は文書から固有表現部分を抜き出し、抜き出した部分がどの種類の固有表現であるかを分類する処理である。抽出対象の固有表現は、人名、地名、組織名、固有物名、日付、時間、金額、割合等を含む。
図24は、実施の形態5に係る情報提供装置5のハードウェア群を示すブロック図である。
情報提供装置1のハードディスク53には、キーワード種別テーブル11Tは記録されていない。一方、情報提供装置5のハードディスク53には、固有表現抽出処理のための固有表現抽出プログラム51P及び情報提供処理のプログラム5Pがインストールされている。
なお、CPU11は、情報提供装置5を動作させるためのプログラム5P及び固有表現抽出プログラム51Pを、ディスクドライブ14を介して光ディスク1aから読み込んでもよい。また、プログラム5P及び固有表現抽出プログラム51Pを記録したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1cが情報提供装置5内に実装されてもよい。さらに、CPU11は、プログラム5P及び固有表現抽出プログラム51Pを、通信部15を介して図示しない外部の情報処理装置又は記録装置からダウンロードすることも可能である。
ユーザがキーワードを入力、選択又はコピー等した場合、CPU11はキーワードを含む、キーワードの前後の文字列を取得する。CPU11は、取得した文字列に対して機械学習に基づく固有表現を抽出する。例えば、CPU11は、「福岡さんが福岡へ出張した」という文字列が入力された場合、入力文を適当な解析単位に分割し、品詞等の単語情報を付与する形態素解析処理を行った上で、前後の文脈をみながらその解析単位に基づいて固有表現を抽出する。その結果、上記入力文の最初の「福岡」は人名であり、その次の「福岡」は地名として抽出される。ユーザが上記入力文の2番目の「福岡」を選択した場合、CPU11は当該福岡をキーワードとして取得し、そのキーワード種別を地名として、行動履歴蓄積データファイルとしてのログファイルに記録する。
図25は、行動履歴の蓄積処理の手順を示すフローチャートである。
CPU11は、ユーザの行動を監視する(ステップS111)。CPU11は、キーワードの入力、選択又はコピー等のイベントを検出する(ステップS112)。CPU11は、検出したキーワードを含む前後の文字列を受け付ける(ステップS113)。CPU11は、受け付けた文字列から固有表現を抽出する(ステップS114)。CPU11は、抽出した固有表現に基づいて、検出したキーワードの種別を取得する(ステップS115)。CPU11は、ユーザが入力、選択又はコピー等したキーワードを用いて利用したサービスを特定する(ステップS116)。CPU11は、受け付けたキーワードの受付状況に関するメタ情報を付与する(ステップS117)。CPU11は、受け付けたキーワード、取得したキーワード種別、付与したメタ情報及び利用サービスをログファイルに記録し(ステップS118)、処理を終了する。
なお、ステップS114及びステップS115と、ステップS116と、ステップS117との順序は、上述に限らず、夫々を交互に入れ替えた順序でもよい。
行動規則テーブル13Tに記録されているサービスをユーザに提供するため、ユーザが入力等をしたキーワードからキーワード種別を取得する場合も、CPU11は、上述同様の固有表現抽出処理を実行する。
情報提供装置5のその他の動作は、実施の形態1における動作と同じである。
なお、CPU11は、パターン照合に基づいて入力文から固有表現を抽出してもよい。例えば、「○○さん」、「△△大学、「株式会社××」等の固有表現に含まれる接尾辞、接頭辞等の表記パターンを利用して入力文から固有表現を抽出する。
情報提供装置5によれば、固有表現抽出によりキーワード種別を取得することができる。そのため、ユーザが入力等をしたキーワードがキーワード種別テーブル11Tに登録されていなくても、情報提供装置5はキーワード種別を取得することができる。
なお、キーワード種別テーブル11Tと固有表現抽出プログラム51Pとの両者を併用してキーワード種別を取得する形態であってもよい。すなわち、CPU11は、キーワード種別テーブル11Tからキーワード種別を検索できる場合、キーワード種別テーブル11Tからキーワード種別を取得する。他方、CPU11は、キーワード種別テーブル11Tからキーワード種別を検索できない場合、固有表現抽出によりキーワード種別を取得する。
実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至5を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
実行されたソフトウェアに関する履歴情報を提供する情報提供装置において、
表示手段に表示された情報から選択された選択情報を受け付ける受付手段と、
該受付手段が受け付けた選択情報の種別を取得する取得手段と、
前記受付手段が受け付けた選択情報を用いて実行されたソフトウェアを特定する特定手段と、
前記取得手段が取得した選択情報の種別に対応付けて、前記特定手段が特定したソフトウェアに関する履歴情報を記録手段に記録する情報記録手段と、
前記受付手段が選択情報を受け付けた場合、前記取得手段が取得した該選択情報の種別に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する抽出手段と、
該抽出手段が抽出した前記ソフトウェアに関する履歴情報を出力する手段と
を備える情報提供装置。
(付記2)
前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、前記取得手段が取得した該選択情報の種別に対応付けて、前記受付手段が該選択情報を受け付けた日時又は該選択情報を用いてソフトウェアが実行された日時を前記記録手段に記録し、
前記抽出手段は、前記受付手段が選択情報を受け付けた日時に基づいて抽出条件を変更する
付記1に記載の情報提供装置。
(付記3)
自身の位置を取得する位置取得手段を備え、
前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、前記取得手段が取得した該選択情報の種別に対応付けて、前記位置取得手段が取得した位置を前記記録手段に記録し、
前記抽出手段は、前記位置取得手段が取得した位置に基づいて抽出条件を変更する
付記1又は付記2に記載の情報提供装置。
(付記4)
前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、前記取得手段が取得した該選択情報の種別に対応付けて、前記表示手段に情報を表示したソフトウェアに関する情報を前記記録手段に記録し、
前記抽出手段は、前記表示手段に情報を表示したソフトウェアに関する情報に基づいて抽出条件を変更する
付記1から付記3までのいずれか一つに記載の情報提供装置。
(付記5)
前記取得手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報に基づいて、選択情報及び該選択情報の種別が関連付けて記録された第2記録手段から該選択情報の種別を取得する
付記1から付記4までのいずれか一つに記載の情報提供装置。
(付記6)
前記受付手段が受け付ける選択情報に係る文字列を含む文字列を受け付ける文字列受付手段と、
該文字列受付手段が受け付けた文字列から固有表現を抽出する固有表現抽出手段と
を備え、
前記取得手段は、前記固有表現抽出手段が抽出した固有表現に基づいて、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別を取得する
付記1から付記4までのいずれか一つに記載の情報提供装置。
(付記7)
前記受付手段が受け付けた選択情報を用いて実行されたソフトウェアに関する履歴情報は、前記受付手段が受け付けた選択情報を用いて実行されたアプリケーション又は送信要求されたウェブサービスを含む
付記1から付記6までのいずれか一つに記載の情報提供装置。
(付記8)
実行されたソフトウェアに関する履歴情報を情報提供装置が提供する情報提供方法において、
前記情報提供装置が、
表示手段に表示された情報から選択された選択情報を受け付け、
受け付けた選択情報の種別を取得し、
受け付けた選択情報を用いて実行されたソフトウェアを特定し、
取得した選択情報の種別に対応付けて、特定したソフトウェアに関する履歴情報を記録手段に記録し、
選択情報を受け付けた場合、受け付けた該選択情報から取得した該選択情報の種別に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出し、
抽出した前記ソフトウェアに関する履歴情報を出力する
情報提供方法。
(付記9)
受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、受け付けた該選択情報から取得した該選択情報の種別に対応付けて、該選択情報を受け付けた日時又は該ソフトウェアが実行された日時を前記記録手段に記録し、
選択情報を受け付けた場合、該選択情報を受け付けた日時に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する抽出条件を変更する
付記8に記載の情報提供方法。
(付記10)
受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、受け付けた該選択情報から取得した該選択情報の種別に対応付けて、取得された前記情報提供装置の位置を前記記録手段に記録し、
選択情報を受け付けた場合、取得された前記情報提供装置の位置に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する抽出条件を変更する
付記8又は付記9に記載の情報提供方法。
(付記11)
受け付けた選択情報を用いてソフトウェアが実行された場合、受け付けた該選択情報から取得した該選択情報の種別に対応付けて、前記表示手段に情報を表示したソフトウェアに関する情報を前記記録手段に記録し、
選択情報を受け付けた場合、前記表示手段に情報を表示したソフトウェアに関する情報に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する抽出条件を変更する
付記8から付記10までのいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記12)
受け付けた選択情報に基づいて、選択情報及び該選択情報の種別が関連付けて記録された第2記録手段から該選択情報の種別を取得する
付記8から付記11までのいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記13)
受け付ける選択情報に係る文字列を含む文字列を受け付け、
受け付けた文字列から固有表現を抽出し、
抽出した固有表現に基づいて、前記選択情報の種別を取得する
付記8から付記11までのいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記14)
受け付けた選択情報を用いて実行されたソフトウェアに関する履歴情報は、受け付けた選択情報を用いて実行されたアプリケーション又は送信要求されたウェブサービスを含む
付記8から付記13までのいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記15)
情報を用いて実行されたソフトウェアに関する履歴情報を提供する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
付与された前記情報から該情報の種別を取得し、
付与された前記情報を用いて実行されたソフトウェアを特定し、
取得した前記情報の種別に対応付けて、特定したソフトウェアに関する履歴情報を記録手段に記録し、
情報が付与された場合、付与された該情報から取得した該情報の種別に基づいて、実行されたソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記16)
前記記録手段に記録する処理は、付与された情報を用いてソフトウェアが実行された場合、付与された該情報から取得した該情報の種別に対応付けて、該情報が付与された日時又は該ソフトウェアが実行された日時を記録し、
前記ソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する処理は、情報が付与された場合、該情報が付与された日時に基づいて抽出条件を変更する
付記15に記載のプログラム。
(付記17)
前記記録手段に記録する処理は、付与された情報を用いてソフトウェアが実行された場合、付与された該情報から取得した該情報の種別に対応付けて、付与されたコンピュータの位置を記録し、
前記ソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する処理は、情報が付与された場合、付与されたコンピュータの位置に基づいて抽出条件を変更する
付記15又は付記16に記載のプログラム。
(付記18)
前記記録手段に記録する処理は、付与された情報を用いてソフトウェアが実行された場合、付与された該情報から取得した該情報の種別に対応付けて、該情報を処理したソフトウェアに関する情報を記録し、
前記ソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する処理は、情報が付与された場合、該情報を処理したソフトウェアに関する情報に基づいて抽出条件を変更する
付記15から付記17までのいずれか一つに記載のプログラム。
(付記19)
前記情報の種別を取得する処理は、付与された情報に基づいて、情報及び該情報の種別が関連付けて記録された第2記録手段から該情報の種別を取得する
付記15から付記18までのいずれか一つに記載のプログラム。
(付記20)
前記情報の種別を取得する処理は、付与された情報に係る文字列を含む文字列が付与された場合、付与された文字列から固有表現を抽出し、抽出した該固有表現に基づいて該情報の種別を取得する
付記15から付記18までのいずれか一つに記載のプログラム。
(付記21)
付与された情報を用いて実行されたソフトウェアに関する履歴情報は、付与された情報を用いて実行されたアプリケーション又は送信要求されたウェブサービスを含む
付記15から付記20までのいずれか一つに記載のプログラム。
1、5 情報提供装置
11 CPU
13 ハードディスク
16 タイマ
17 表示部
18 操作部
19 GPS部
1P プログラム
5P プログラム
51P 固有表現抽出プログラム
11T キーワード種別テーブル
13T 行動規則テーブル

Claims (12)

  1. 情報提供装置において、
    表示手段に表示されたアプリケーションによる表示画面に含まれる情報から選択された少なくとも文字を含む選択情報を受け付ける受付手段と、
    選択情報に含まれる文字の種別及びアプリケーションと、前記情報提供装置により実行されるソフトウェアを対応付ける情報を参照して、前記受付手段が受け付けた選択情報に含まれる前記文字の種別及び前記選択情報の受付元のアプリケーションに対応するソフトウェアを特定する特定手段と、
    該特定手段が特定した前記文字の種別及び前記受付元のアプリケーションに対応する前記ソフトウェアの実行に用いる情報を表示する手段と
    を備える情報提供装置。
  2. 前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応付けて、前記特定手段が特定したソフトウェアに関する履歴情報を記録手段に記録する情報記録手段と、
    前記受付手段が選択情報を受け付けた場合、受け付けた選択情報の種別に対応するソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出する抽出手段と
    を更に備える請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応するソフトウェアが実行された場合、前記選択情報の種別に対応付けて、前記受付手段が該選択情報を受け付けた日時又は前記ソフトウェアが実行された日時を前記記録手段に記録し、
    前記抽出手段は、前記受付手段が選択情報を受け付けた日時に基づいて抽出条件を変更する
    請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 自身の位置を取得する位置取得手段を備え、
    前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応するソフトウェアが実行された場合、前記選択情報の種別に対応付けて、前記位置取得手段が取得した位置を前記記録手段に記録し、
    前記抽出手段は、前記位置取得手段が取得した位置に基づいて抽出条件を変更する
    請求項2又は請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応するソフトウェアが実行された場合、前記選択情報の種別に対応付けて、前記表示手段に情報を表示していたソフトウェアに関する情報を前記記録手段に記録し、
    前記抽出手段は、前記表示手段に情報を表示していたソフトウェアに関する情報に基づいて抽出条件を変更する
    請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の情報提供装置。
  6. 前記受付手段が受け付けた選択情報に基づいて、選択情報及び該選択情報の種別が関連付けて記録された第2記録手段から該選択情報の種別を取得する取得手段
    を更に備える請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供装置。
  7. 前記受付手段が受け付ける選択情報に係る文字列を含む文字列を受け付ける文字列受付手段と、
    該文字列受付手段が受け付けた文字列から固有表現を抽出する固有表現抽出手段と、
    前記固有表現抽出手段が抽出した固有表現に基づいて、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別を取得する取得手段と
    を更に備える請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供装置。
  8. 前記情報記録手段が前記記録手段に記録した選択情報の種別及びソフトウェアに関する履歴情報を、選択情報の種別に基づいて集計し、集計結果を前記記録手段に記録する集計記録手段
    を更に備える請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供装置。
  9. 前記情報記録手段が前記記録手段に記録した選択情報の種別及びソフトウェアに関する履歴情報、並びに前記集計記録手段が前記記録手段に記録した集計結果におけるソフトウェアの実行頻度に基づいて、前記選択情報の種別及びソフトウェアを対応付ける手段
    を更に備える請求項8に記載の情報提供装置。
  10. 前記特定手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応する第一ソフトウェアを特定し、
    前記情報記録手段は、前記受付手段が受け付けた選択情報の種別に対応付けて、前記表示手段に情報を表示していた第二ソフトウェアに関する情報及び前記特定手段が特定した第一ソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段に記録し、
    前記抽出手段は、前記受付手段が選択情報を受け付けた場合、前記選択情報の種別及び前記第二ソフトウェアに関する情報に基づいて、前記第一ソフトウェアに関する履歴情報を前記記録手段から抽出し、
    前記情報記録手段が前記記録手段に記録した選択情報の種別、第二ソフトウェアに関する情報及び第一ソフトウェアに関する履歴情報を、選択情報の種別に基づいて集計し、集計結果を前記記録手段に記録する集計記録手段と、
    前記情報記録手段が前記記録手段に記録した選択情報の種別、第二ソフトウェアに関する情報及び第一ソフトウェアに関する履歴情報、並びに前記集計記録手段が前記記録手段に記録した集計結果における第一ソフトウェアの実行頻度に基づいて、前記選択情報の種別及び第一ソフトウェアを対応付ける手段と
    を更に備える請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供装置。
  11. 情報提供装置が、
    表示手段に表示されたアプリケーションによる表示画面に含まれる情報から選択された少なくとも文字を含む選択情報を受け付け、
    選択情報に含まれる文字の種別及びアプリケーションと、前記情報提供装置により実行されるソフトウェアを対応付ける情報を参照して、受け付けた選択情報に含まれる前記文字の種別及び前記選択情報の受付元のアプリケーションに対応するソフトウェアを特定し、
    特定した前記文字の種別及び前記受付元のアプリケーションに対応する前記ソフトウェアの実行に用いる情報を表示する
    情報提供方法。
  12. コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    付与されたアプリケーションによる表示画面に含まれる情報から選択された少なくとも文字を含む選択情報に含まれる前記文字の種別及び前記選択情報の受付元のアプリケーションに対応するソフトウェアを、選択情報に含まれる文字の種別及びアプリケーションと、前記コンピュータにより実行されるソフトウェアを対応付ける情報を参照して特定し、
    特定した前記文字の種別及び前記受付元のアプリケーションに対応する前記ソフトウェアの実行に用いる情報を表示する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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