JP4544847B2 - 電子機器及びシステム - Google Patents

電子機器及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4544847B2
JP4544847B2 JP2003390332A JP2003390332A JP4544847B2 JP 4544847 B2 JP4544847 B2 JP 4544847B2 JP 2003390332 A JP2003390332 A JP 2003390332A JP 2003390332 A JP2003390332 A JP 2003390332A JP 4544847 B2 JP4544847 B2 JP 4544847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning parameter
learning
unit
electronic device
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003390332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005149444A (ja
Inventor
武 小久保
崇基 津田
英明 東海林
弘登 山崎
和弘 近藤
直寛 高橋
久之 秋口
可奈 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2003390332A priority Critical patent/JP4544847B2/ja
Publication of JP2005149444A publication Critical patent/JP2005149444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4544847B2 publication Critical patent/JP4544847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、学習機能を有する電子機器、及び、複数の電子機器からなるシステムに関する。
最近は、ユーザの嗜好などをその操作履歴から読み取って、それに応じた動作をする電子機器がある。この代表例としては、ユーザが過去に録画したテレビジョン番組の履歴を元に、そのユーザの好みのテレビジョン番組を学習し、その学習結果に基づいて自動的にテレビジョン番組の録画を行う録画装置などがある。今後は、このような学習機能を備えた電子機器が益々増えると考えられている。
一方、特開20003−43907の公開特許公報(特許文献1)には、情報処理装置と携帯情報端末と管理サーバとからなるシステムにおいて、情報処理装置と携帯情報端末が各々学習コンテンツとその学習結果の情報を管理サーバに記憶させ、その管理サーバから情報処理装置と携帯情報端末へそれぞれ学習コンテンツと学習結果の情報を転送し、情報処理装置と携帯情報端末が相互に学習コンテンツと学習結果の情報を取得し合って学習を継続可能としたシステムが開示されている。なお、この公報記載のシステムにおける学習は、上述の電子機器の動作に関する学習ではなく、ユーザが学習(つまり勉強)をする際の学習である。
特開20003−43907公報(第1図)
ところで、上述した従来の学習機能を備えた各電子機器は、それぞれがユーザの好み応じた多種多様のデータを別個独立に収集して学習を行っている。すなわち、各電子機器はそれぞれが異なるデータを収集し、それぞれが個々に収集したデータを元に学習を行っているため、それら学習データに基づいた各電子機器の動作も、それぞれが独立した全く関連のない動作になっている。すなわち例えば、それら学習機能を備えた複数種類の電子機器が家庭内に存在するような場合、それら各電子機器が各々の学習データに基づいて勝手に動作することになるため、それら各電子機器が動作した際の環境は、ユーザが好む環境になるとは必ずしも言い難い。また、各電子機器は、データ収集能力やデータ更新頻度、さらには学習能力にも差があることが多く、そのため各電子機器間で動作にギャップが生まれ、この場合もユーザからみて違和感があり、ユーザの嗜好に合った環境が得られるとは言い難い。
一方、特開20003−43907の公開特許公報に記載のシステムの場合、情報処理装置と携帯情報端末は共に同種且つ最新の学習コンテンツと学習結果の情報を共有することになるため、ユーザから見て、それら情報処理装置と携帯情報端末の動作と能力には差が無くなる。しかしながら、このシステムは、ユーザが学習を行うための情報を共有することで、情報処理装置と携帯情報端末が共に同じ学習コンテンツと学習結果をユーザに提供するためのシステムであり、ユーザからみて情報処理装置と携帯情報端末は基本的同じ動作を行う同種の装置となっているため、これら情報処理装置と携帯情報端末によりユーザに提供される環境は単調で変化に乏しいものとなる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、それぞれが学習機能を備えた複数の異なる電子機器により、ユーザを取り巻く環境を多様且つユーザの嗜好に合致した環境にすることを可能とする、電子機器及びシステムの提供を目的とする。
本発明の電子機器は、上述した課題を解決するための構成として、電子マネー機能を有する他の電子機器を用いたユーザの購買行動履歴に関連する情報から当該他の電子機器が抽出して送信してきた学習パラメータを受信する学習パラメータ受信部と、そのユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報を蓄積する操作行動履歴関連情報蓄積部と、その蓄積された操作行動履歴に関連する情報から学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータまたは学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータを保持する学習パラメータ保持部と、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータと学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータとの新旧を比較し、学習パラメータ受信部にて受信した学習パラメータが学習パラメータ保持部に保持されている学習パラメータよりも新しいときには、その学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータにより、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新する学習パラメータ更新部と、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータに基づいて自機の動作を制御する動作制御部とを有する。
また、本発明のシステムは、上述した課題を解決するための構成として、第1の電子機器と第2の電子機器とを有する。第1の電子機器は、ユーザによる電子マネー機能を用いた購買行動履歴に関連した情報を蓄積する購買行動履歴関連情報蓄積部と、その購買行動履歴に関連する情報から学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、その学習パラメータを第2の電子機器へ送信する学習パラメータ送信部とを備える。第2の電子機器は、第1の電子機器から送信されてきた学習パラメータを受信する学習パラメータ受信部と、そのユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報を蓄積する操作行動履歴関連情報蓄積部と、その蓄積された操作行動履歴に関連する情報から学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータまたは学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータを保持する学習パラメータ保持部と、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータと学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータとの新旧を比較し、学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータが学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータよりも新しいときには、学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータにより、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新する学習パラメータ更新部と、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータに基づいて自機の動作を制御する動作制御部とを備える。
すなわち本発明によれば、第1の電子機器は、電子マネー機能を用いたユーザの購買行動履歴に関連した情報から学習パラメータを抽出して第2の電子機器へ送信する。当該第2の電子機器は、同ユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報から抽出して学習パラメータ保持部に保持している学習パラメータよりも、第1の電子機器から受信した学習パラメータの方が新しい時には、その受信した学習パラメータにより、学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新する。これにより、それら第1,第2の電子機器は学習パラメータを共有可能となっている。さらに、本発明によれば、第1,第2の電子機器は同じ学習パラメータを共有可能であるが、それら各電子機器では、同じ学習パラメータであっても、その学習パラメータに基づいて自己を制御する際の制御動作の種類と内容異なり、同じ制御動作とはならない。したがって、各電子機器はユーザに多様な環境を提供でき、また、ユーザの嗜好に合った環境を提供できることになる。
本発明によれば、一方の電子機器は、電子マネー機能を用いたユーザの購買行動履歴に関連した情報から学習パラメータを抽出して他方の電子機器へ送信し、当該他方の電子機器は、同ユーザの操作行動履歴に関連した情報から抽出して保持している学習パラメータよりも、一方の電子機器から受信した学習パラメータの方が新しい時には、その受信した学習パラメータにより、上記保持している学習パラメータを更新することにより、各電子機器は同じ学習パラメータを共有可能になるとともに、それら各電子機器では、同じ学習パラメータであっても、その学習パラメータに基づいて自己を制御する際の制御動作の種類と内容が異なり、同じ制御動作とはならず、したがって、各電子機器は、ユーザを取り巻く環境を多様且つユーザの嗜好に合致した環境にすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
〔システムの構成例〕
図1において、本実施形態のシステムは、各々本発明にかかる電子機器としての携帯電話端末1、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ(PC)5等により構成される。これらの各電子機器は、相互にブルートゥース(Bluetooth:商標)や赤外線通信、UWB(Ultra Wide Band)、無線LANなどの近距離無線通信により情報の伝達が可能となっている。
携帯電話端末1は、通話や電子メールの作成,編集、スケジュールデータの編集,管理等のような通常の携帯電話端末が備える基本機能の他に、後述するGPS(Global Pointing System)や温度センサなどの種々のセンサ機能と、いわゆる電子マネーやインターネットを介した購買機能と、上記種々のセンサからの情報や購買情報、スケジュールデータ、アプリケーションプログラムの実行状態等の情報を収集し、それら収集した情報に基づいてユーザの嗜好を学習する機能等を備えている。
テレビジョン受像機2は、テレビジョン放送番組の受信のように通常のテレビジョン受像機が備えている機能の他に、受信したテレビジョン放送番組名やチャネルの情報、番組のジャンル、テレビジョン番組に登場する人物名、チャンネルやボリューム等をユーザが操作した操作履歴等の情報を収集し、それら収集した情報に基づいてユーザの嗜好を学習し、さらにその学習データに基づいてテレビジョン放送番組を受信したり、ボリュームを調整する等の学習機能を備えている。また、テレビジョン受像機2は、インターネット等を介して、例えばEPG(Electronic Program Guide)の番組データを取得する機能も備えているとする。
オーディオ装置3は、ラジオ放送番組の受信や録音,コンパクトディスク等の記録メディアからの音楽コンテンツの再生等、通常のオーディオ装置が備えている機能の他に、受信したラジオ放送番組名やチャネルの情報、番組のジャンル、記録メディアから再生した楽曲の曲名やアーチスト名の情報、ユーザの操作履歴等の情報を収集し、それら収集した情報に基づいてユーザの嗜好を学習し、さらにその学習データに基づいてラジオ放送番組を受信したり、記録メディアから音楽を再生する等の学習機能を備えている。
ビデオディスク装置4は、ビデオディスクの記録と再生や、例えば内蔵ハードディスクへの記録と再生、予約録画、予約内容や記録,再生の管理、再生ビデオ信号をテレビジョン受像機2へ送る機能などのような、通常のビデオディスクレコーダが備えている基本機能の他に、記録,再生を行った映像等の内容やユーザの操作履歴から、ユーザの嗜好を学習し、その学習データに応じて録画や再生等を行う学習機能を備えている。
パーソナルコンピュータ5は、通常のパーソナルコンピュータが備える機能の他に、実行したアプリケーションや閲覧したウェブサイト、送受信した電子メールの内容、ユーザの操作履歴等から、ユーザの嗜好を学習し、その学習データに応じて動作する学習機能を備える。
〔各電子機器の学習機能〕
このように、本実施形態の各電子機器は、それぞれが通常有している基本機能の他に、ユーザの嗜好を学習する機能をも備えている。すなわち、各電子機器は、例えばユーザが電子機器を操作した際の操作履歴や、各電子機器にて扱われた各種のデータなどのような、ユーザの行動履歴に関連する情報からユーザの嗜好を学習し、その学習結果を元にユーザが望むと思われる動作を自動的に行う機能を備えている。
ここで、学習とその学習結果に応じた電子機器の動作例としては、次のような動作が考えられる。例えば、携帯電話端末1やパーソナルコンピュータ5によりユーザが電子メールを作成する場合には、例えば、過去に送受信された電子メールやユーザのスケジュールデータ内に含まれる単語や文字列から、ユーザの嗜好を学習することで、後にユーザが電子メールの作成を行う際に、そのユーザの嗜好に応じた単語や文字列を文字変換候補としてユーザに提示するような動作が考えられる。また例えば、携帯電話端末1やパーソナルコンピュータ5を介して買い物を行うような場合には、過去にユーザが買い物を行った店舗名(ウェブ上の店舗名も含む)や購入物品名から、ユーザが好むジャンルの店舗や物品を学習し、後にユーザがそれら携帯電話端末1やパーソナルコンピュータ5により買い物を行う際に、そのユーザの嗜好に応じたジャンルの店舗や物品を、購入の候補情報としてユーザに提示するようなこと動作が考えられる。また、テレビジョン受像機2によりユーザが視聴等を行う場合には、例えば過去にユーザが視聴した番組や登場人物などから、ユーザが好むジャンルの番組等を学習することで、後にユーザがテレビジョン受像機2を使用する際に、そのユーザの嗜好に応じたジャンルの番組等を自動的に選ぶような動作が考えられる。同様に、オーディオ装置3によりユーザが音楽等を聴く場合には、例えば過去にユーザが聴いた番組やアーチスト,曲、過去にユーザが記録メディアから再生した曲やアーチスト等から、ユーザが好むジャンルの番組やアーチスト,曲等を学習することで、後にユーザがオーディオ装置3を使用する際に、そのユーザの嗜好に応じたジャンルの番組やアーチスト、曲を自動的に選ぶような動作が考えられる。また、例えば、ビデオディスク装置4によりユーザが録画や再生を行う場合には、例えば過去にユーザが録画や再生を行った番組やアーチスト,映画等から、ユーザが好むジャンルの番組やアーチスト,映画等を学習し、後にユーザがビデオディスク装置4を使用する際に、そのユーザの嗜好に応じたジャンルの番組やアーチスト,映画等を自動的に選ぶような動作が考えられる。
〔学習パラメータの送受信と更新機能〕
さらに、本発明実施形態のシステムにおいて、各電子機器は、上述したようなユーザの嗜好を学習する際に用いられる、上記ユーザの行動履歴に関連する情報から、後述する学習パラメータを抽出し、その学習パラメータを、他の電子機器へ上記近距離無線通信により送信したり、逆に、他の電子機器から無線送信されてきた学習パラメータを受信し、その受信した学習パラメータを用いて、必要に応じて自己の学習パラメータを更新する機能をも備えている。すなわち、本実施形態の携帯電話端末1、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5は、それぞれが学習パラメータを他の電子機器へ上記近距離無線通信により送信したり、逆に、他の電子機器から無線送信されてきた学習パラメータを受信し、その受信した学習パラメータを用いて、必要に応じて自己の学習パラメータを更新する機能を備えている。
ここで、学習パラメータとは、例えば図2に示すような各種の学習キーワードと、それら学習キーワードが検出された回数を表すポイント値とが少なくとも含まれている情報である。
学習キーワードは、ユーザが各電子機器を操作した際の操作履歴や、各電子機器にて扱われた各種のデータから収集される情報であり、上述したように各電子機器がユーザの興味や好みなどを学習する際に用いられる情報である。具体例を挙げて説明すると、当該学習キーワードとしては、例えば、携帯電話端末1やパーソナルコンピュータ5を介してユーザが送受信した電子メールやユーザのスケジュールデータ内に含まれる単語や文字列、携帯電話端末1やパーソナルコンピュータ5を介して買い物を行った場合の店舗名(ウェブ上の店舗名も含む)や購入物品名、テレビジョン受像機2やオーディオ装置3により視聴した番組名やアーチスト名,曲名、ビデオディスク装置4にて録画や再生を行った番組名やアーチスト名,映画の題名、ユーザが例えば携帯電話端末1を持って移動した際の移動先の地名や建物名などが考えられる。すなわち言い換えると、当該学習キーワードは、各電子機器での学習に関わる動作(学習関連動作)に対応した情報であり、したがって、各電子機器は、この学習キーワードが何れの学習関連動作に対応しているのかを認識可能となっている。なお、上述の学習キーワードには、キーワード名やカテゴリ、カウントされた回数、時間などに応じて、それぞれ優先順位が付与されていても良い。当該優先順位は、ユーザにより任意に設定されても良い。また、学習キーワードは、予め決められたものだけでなく、例えば携帯電話端末1にてウェブサイトを検索した時に新たに収集されたキーワードが学習キーワードとなされても良く、その学習キーワードから学習パラメータが抽出されても良い。
上記ポイント値は、上述の学習の際に各電子機器がユーザの操作履歴や各種データから学習キーワードを検出した回数(カウント回数)を表している。当該ポイント値は、カウントのリセット期間に応じて、例えば長期ポイント、中期ポイント、短期ポイントに分けられる。ここで、長期ポイントとは例えば1ヶ月間でリセットされるポイント値であり、中期ポイントは例えば1週間、短期ポイントは例えば1日でそれぞれリセットされるポイントである。すなわち言い換えると、当該ポイント値は、各学習キーワードが検出された頻度及び順位に対応しており、したがって、各電子機器は、学習結果に基づく動作制御の際に、このポイント値により何れの学習キーワードを優先すべきかを認識可能となっている。なお、各電子機器は、上記長期ポイント、中期ポイント、短期ポイントの何れを優先するかをそれぞれ任意に設定可能となっている。これにより、本実施形態のシステムに多様性を持たせることができる。また、ポイント値は、学習キーワード毎に、加算値が異なっていても良い。つまり、或る学習キーワードについては1回検出される毎に数ポイントが加算され、別の学習キーワードについては複数回検出されて1ポイントが加算されるようなことも可能である。具体的に説明すると、例えば購買に関する学習キーワードのように、ユーザの嗜好が出やすいものについては1回検出される毎に5ポイントが加算されたり、また例えば、学習キーワードについてユーザからのフィードバックがあった時には例えば10ポイントが加算されるなどが可能である。これらポイント値のリセット期間や優先度、加算値は、ユーザにより任意に設定されても良い。
そして、本実施形態のシステムは、上述したような学習キーワードとポイント値からなる学習パラメータを、例えば送信側の電子機器にてユーザが特定の操作を行ったとき、或いは、予め決められた所定の時間或いは周期になったとき、送信側の電子機器にてユーザが所定の送信指示を行ったときなどに伝送する。具体的には、携帯電話端末1から他の電子機器へ学習データを送信する場合を例に挙げて説明すると、上記ユーザによる特定の操作としては、例えば携帯電話端末1が充電器に接続された時や電源がオンされた時などを挙げることができ、また、上記ユーザによる所定の送信指示としては、携帯電話端末1上の特定のキー操作をユーザが行った時などを挙げることができる。
なお、上述の電子機器間で送受信される学習パラメータは、各電子機器がそれぞれ保持している全学習パラメータであっても、或いは、受信側の電子機器が必要とする学習パラメータのみ、或いは、前回の更新から変更された部分である差分情報であっても良い。また、全学習パラメータの送受信が行われる場合、受信側の電子機器は、自ら必要とする学習パラメータのみを取捨選択することも可能である。さらに、取捨選択は、学習キーワード毎、ポイント値毎に行われても良い。また、全学習パラメータが伝送され、受信側の電子機器にて必要な学習パラメータを取捨選択する場合、送信側の電子機器は、受信側の電子機器の宛先情報や電子機器毎のカテゴリ情報を学習パラメータに付加して送信することも可能である。
また、学習パラメータの更新は、他の電子機器から送られてきた学習パラメータと、自己が保持している学習パラメータの例えば時間を判定し、他の電子機器から送られてきた学習パラメータが自己の学習パラメータよりも例えば新しいときに更新するような例が考えられる。
以上のように、本実施形態のシステムによれば、各電子機器は各々収集した学習パラメータをそれぞれ他の電子機器へ送信し、また、各電子機器は他の電子機器から送信されてきた学習パラメータを用いて自己の学習パラメータを更新可能となっているため、つまり、各電子機器は最新の学習パラメータを相互に共有可能となっているため、各電子機器は共に最新のユーザの嗜好に基づく動作を行えることになる。したがって、本実施形態のシステムによれば、それら各電子機器トータルで、ユーザが嗜好する環境を実現できることになる。
すなわち、本実施形態のシステムによれば、例えば、ユーザが携帯電話端末1の電子マネー機能により例えばコンパクトディスクを購入し、その購入時に取得した店舗名やコンパクトディスクに記録された曲名やアーチスト名等のデータから得られた学習キーワードとそのポイント値が、例えばテレビジョン受像機2やオーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5等に転送されたような場合において、例えば当該学習キーワードのポイント値が高ければ、テレビジョン受像機2は、その曲やアーチスト名に基づいてテレビジョン放送番組を選んだり、オーディオ装置3は、その曲名やアーチスト名に基づく曲を再生したり、ラジオ放送番組を選ぶようなことが可能となり、また、ビデオディスク装置4は、その曲名やアーチスト名を元に番組を自動的に録画したり、ビデオディスクから映像等を再生するようなことが可能となる。同様に、パーソナルコンピュータ5は、例えばインターネットに接続した際に、それら曲名やアーチスト名に関連するサイトへアクセスするようなことや、壁紙画像を、その曲名やアーチスト名に応じて変更することなどが可能となる。
また例えば、ユーザが携帯電話端末1を持って或る場所へ行き、その場所の地名を学習キーワードとして収集した後に帰宅し、その学習キーワードとポイント値がテレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4,パーソナルコンピュータ5等へ転送されたような場合において、当該学習キーワードのポイント値が高ければ、テレビジョン受像機2やオーディオ装置3は、その地名が含まれる番組を受信して流すようなことが可能となり、ビデオディスク装置4は、その地名を元に番組を自動的に録画したり、ビデオディスクから映像等を再生するようなことが可能となる。同様に、パーソナルコンピュータ5は、例えばインターネットに接続した際に、それら地名に関連するサイトへアクセスしたり、壁紙画像を地名に応じた画像にすることなどが可能となる。
さらに例えば、携帯電話端末1に保存されているユーザのスケジュールに例えば「明日、アメリカ出張」のデータが記録されていた場合において、そのデータから例えば「アメリカ」の文字列が学習キーワードとして収集され、その学習キーワードとポイント値がテレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5等に転送されたような場合において、当該学習キーワードのポイント値が高ければ、テレビジョン受像機2は「アメリカ」に関連するテレビジョン番組を受信して流し、オーディオ装置3は「アメリカ」に関連する曲を再生したり、ラジオ番組を受信して流すようなことが可能となり、また、ビデオディスク装置4は、その「アメリカ」に関連する番組を自動的に録画したり、ビデオディスクから映像等を再生するようなことが可能となる。同様に、パーソナルコンピュータ5は、例えばインターネットに接続した際に、その「アメリカ」に関連するサイトへアクセスしたり、壁紙画像を「アメリカ」に関連した画像にすることなどが可能となる。
その他にも、例えば、携帯電話端末1にて電子メールが作成されたとき、入力文字に応じてユーザに提示される変換候補が学習キーワードとして収集され、その学習キーワードがパーソナルコンピュータ5に転送されたような場合において、当該パーソナルコンピュータ5にて、文書を作成する際にその変換候補の優先順位を上げるようなことも可能となる。
なお、本実施形態のシステムによれば、上述した学習パラメータの共有とその学習パラメータに基づく各電子機器の動作について別の面から考察した場合、各電子機器はそれぞれ学習パラメータを共有することになるが、各電子機器は学習パラメータが同じ(特に学習キーワードが同じ)であっても、その学習パラメータに基づく動作はそれぞれ異なる特有の動作となり、それら各電子機器毎に異なる特有の動作により、トータルでユーザの嗜好に合った環境を実現できることになる。
〔携帯電話端末の構成〕
次に、図3には、本実施の形態の携帯電話端末1の内部構成を示す。
通信回路12は、アンテナ12aを通じて基地局と通信を行う。また、本実施の形態の携帯電話端末1は、当該アンテナ12aと通信回路12を通じてインターネット等へ接続することも可能であり、したがって、当該インターネット上の所望のサイトから、例えばユーザが居る場所の周囲にどのような店等があるかの情報や、天気予報の情報などを取得することができる。
表示制御部13は、モニタ13aの表示制御を行う。
操作部14aは、テンキーやジョグダイヤル等の操作デバイスである。
操作信号発生部14は、ユーザによる操作部14aの操作に応じた操作信号を生成して、制御部11へ送る。
メモリ15は、例えば記憶保持型の書き換え型メモリであり、本実施形態の学習機能や上述した学習パラメータの送受信と更新機能を実行するための学習プログラムの他、ユーザのスケジュールを管理するためのスケジュール管理プログラム、GPSの位置情報を処理するGPS処理プログラム、電子マネーやインターネット等を介した買い物情報の処理を行うプログラム、その他、後述する制御部11が動作するためのプログラムなどを保持している。
データ保持部16は、メモリ15と同様に記憶保持型の書き換え型メモリである。当該データ保持部15には、電話帳やアドレスデータ、ユーザのスケジュールデータ、送受信されたメールデータ、発着信履歴データ、操作部14aの操作履歴データ、電子マネーやインターネットを介した購買データ、各種画像データ、インターネット等を介して取得した天気予報情報等が記録される。また、データ保持部16には、GPSによる位置データや地図データなども記録されている。さらにデータ保持部15は、学習パラメータである学習キーワードとポイント値の情報と、学習キーワードを収集する際に用いられるキーワード参照データも格納されている。なお、データ保持部16は、メモリ15に含まれていても良い。
スピーカ駆動回路17は、スピーカ17aを駆動して通話音や着信音などを出力する。
マイク入力信号発生部18は、マイクロホン18aで集音した音声を増幅し、アナログ/ディジタル変換してディジタル音声データを生成する。
近距離通信回路19は、例えばブルートゥースや、赤外線通信、UWBなどの近距離無線通信を行うための回路であり、必要に応じてアンテナ19a(赤外線通信の場合は赤外線送受信部)を介して他の電子機器との通信を行う。特に本実施形態の携帯電話端末1は、当該近距離通信回路19により、他の電子機器との間で学習パラメータを送受信可能となっている。また、この近距離通信回路19は、いわゆるICタグのデータ受信用の回路を含んでいても良い。この場合、携帯電話端末1は、例えばICタグにより商品が管理されるシステムなどにおいて、当該ICタグから読み出した店名、購入品名などのデータを、学習キーワードとして取得することができる。
センサ検知信号発生部20は、センサ25からの検知信号をアナログ/ディジタル変換し、そのディジタル信号をバス10を介して制御部11へ送る。センサ25としては、体温,脈拍センサや、気温センサ、加速度センサなどがあり、設置スペースが許す限りこれらを複数個備えることができる。
カメラ駆動回路21は、カメラ21aを駆動すると共に、カメラ21aからの撮像信号を受け取り、その撮像信号をバス10を介して制御部11へ送る。この時の制御部11は、カメラ21aの撮像信号を画像処理する。
GPS受信回路22は、アンテナ22aを介してGPS衛星からの信号を受信し、そのGPS受信信号を制御部11へ送る。したがって、この時の制御部11は、GPS受信信号から現在位置の緯度経度を認識し、また、データ保持部16に保持されている地図データと上記現在位置の緯度経度とから、ユーザ(例えば携帯電話端末1)が存在している地域、国、市、町などの名前やその他の地名、さらには建物名等を学習キーワードとして検出することができる。また、携帯電話端末1は、GPS受信信号から、ユーザがどの程度の速さでどの方向へ移動しているのか、さらにその移動速度と地図データとに基づいて、ユーザが歩いているのか、走っているのか、自転車に乗っているのか、或いは、自動車や電車、飛行機、船等に乗っているのかを検知することもできる。
タイマ23は、時刻カウント値を出力し、その時刻カウント値をバス10を介して制御部11に送る。これにより、制御部11は、現在の時刻や時間帯(例えば朝、昼、夜等)を検知することができる。また、制御部11は、タイマ23からの時刻カウント値により、学習パラメータのポイント値を長期ポイント,中期ポイント,短期ポイント等に分類することができる。さらに、制御部11は、タイマ23からの時刻カウント値により、過去に何らかの処理や操作が行われてから現在までの経過時間等を知ることもできる。
その他、図示は省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、例えばインターネットを介してダウンロードされた音楽データや、メモリカード等に保持された音楽データを再生する機能も備えている。
制御部11は、携帯電話端末1全体を制御するプログラムに基づいて動作する例えばCPUであり、当該プログラムに従ってバス10を介して各種機能を制御する。また、制御部11は、自己が実行しているプログラムにより、ユーザが何れのアプリケーションを当該携帯電話端末1に対して実行させているのかを認識することも可能となっている。
ここで、上述した学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際、制御部11は、例えば図4に示すように、位置情報取得部101、スケジュール取得部102、通話情報取得部103、メール情報取得部104、購買履歴情報取得部105、操作履歴情報取得部106、キーワード抽出部108、データ転送部110、近距離通信接続部111の各機能を実行する。
位置情報取得部101は、GPS受信回路22により検出されてデータ保持部16に保持された位置データを取得し、スケジュール取得部102は、データ保持部16からユーザのスケジュールデータを取得する。通話情報取得部103は、データ保持部16から、通話の発信又は着信した通話記録を取得するとともに、電話番号等のアドレス情報を取得し、さらに発着信の相手と発着信のあった時間とを対応付けた発着信履歴情報を取得する。また、メール情報取得部104は、データ保持部16から、電子メールのテキストデータや相手先電子メールアドレス情報を取得する。購買履歴情報取得部105は、データ保持部16に格納されている、過去に購入した商品等の名前や内容、購買日時、購買金額、購買店名等の購買履歴情報を取得する。操作履歴情報取得部106は、データ保持部16から、ユーザが操作部14aを操作した際の操作履歴の情報を取得する。そしてこれら各部が取得した情報は、キーワード抽出部108に送られる。
キーワード抽出部108は、それら各部で取得された各情報と、データ保持部16に格納されているキーワード参照データとを用いて、キーワード検索を行う。すなわち、キーワード抽出部108は、各部で取得された位置データ、スケジュールデータ、通話の発着信に関する情報、電子メールに関するデータ、購買履歴情報、操作履歴情報等を元に、キーワード参照データから学習キーワードをピックアップすると共に、それら各学習キーワード毎にピックアップされた回数をカウントし、そのカウント毎にポイント加算を行うことにより、前述の図2に示した学習キーワードとポイント値からなる学習パラメータのテーブルを生成する。そして、当該キーワード抽出部108にて得られた学習パラメータのテーブルのデータは、データ転送部110に送られる。
データ転送部110は、近距離通信回路19にて近距離通信の接続が確立されたことを近距離通信接続検出部111が検出したとき、上記学習パラメータのテーブルのデータを近距離通信回路19へ送る。これにより、学習パラメータは、近距離通信回路19から他の電子機器へ送られることになる。
〔携帯電話端末以外の各電子機器の構成〕
図5には、本発明実施形態のシステムの各電子機器のうち、テレビジョン受像機2、オーディオ機器3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5の内部構成例を示す。なお、この図5は、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5が共通に有する構成部のみを示している。
図5において、制御部31は、電子機器全体を制御するプログラムを内蔵しており、このプログラムに従ってバス30を介して各種機能を制御する。
基本機能部34は、当該電子機器が通常備えている基本的な動作を実行するための各種構成であり、この電子機器がテレビ・オーディオ機器5である場合にはテレビジョン放送やラジオ放送を受信するチューナやその受信した番組を出力するためのモニタやスピーカ等の各構成、ビデオディスク装置4である場合にはビデオディスクを再生したり、テレビジョン放送等を録画する各構成、パーソナルコンピュータ5である場合には各種ボード,HDD,ディスクドライブ,モニタ,キーボード,マウス等の各構成である。
メモリ32は、例えば記憶保持型の書き換え型メモリであり、制御部31が当該電子機器を動作させるのに必要なプログラムやデータ、本実施形態の学習機能や上述した学習パラメータの送受信と更新機能を実行するための学習プログラムなどを保持している。
データ保持部33は、メモリ32と同様に記憶保持型の書き換え型メモリである。当該データ保持部33には、各電子機器にて扱う各種のデータ、学習パラメータ等が記録される。なお、データ保持部33は、メモリ32に含まれていても良い。
インターフェイス35は、必要に応じて設けられており、例えばインターネット回線と接続等するための構成である。
近距離通信回路36は、例えばブルートゥースや、赤外線通信、UWBなどの近距離無線を行うための回路であり、必要に応じてアンテナ36a(赤外線通信の場合は赤外線送受信部)を介して、本実施形態の他の各電子機器との通信を行う。特に、本実施形態の場合、当該近距離通信回路36により、他の電子機器との間で学習パラメータを送受信可能となっている。
タイマ37は、時刻カウント値を出力し、その時刻カウント値をバス30を介して制御部31に送る。これにより、制御部31は、現在の時刻や時間帯を検知することができる。また、制御部31は、タイマ37からの時刻カウント値により、学習パラメータのポイント値を長期ポイント,中期ポイント,短期ポイント等に分類することができる。さらに、制御部31は、タイマ37からの時刻カウント値により、過去に何らかの処理や操作が行われてから現在までの経過時間等を知ることもできる。
ここで、学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際、制御部31は、例えば図6に示すように、各種情報取得部121、操作履歴情報取得部122、キーワード抽出部123、データ転送部124、近距離通信接続部125の各機能を実行する。
各種情報抽出部121は、データ保持部33から、図5の基本機能部34での動作のうちの学習関連動作にかかわる各種情報を取得し、操作履歴情報取得部122は、データ保持部33から、ユーザが各電子機器の操作部を操作した際の操作履歴の情報を取得する。そしてこれら各部が取得した情報は、キーワード抽出部123に送られる。
キーワード抽出部123は、それら各部で取得された各情報と、データ保持部33に格納されているキーワード参照データとを用いて、キーワード検索を行うことで、学習キーワードとポイント値からなる学習パラメータのテーブルを生成する。そして、当該キーワード抽出部123にて得られた学習パラメータのテーブルのデータは、データ転送部124に送られる。
データ転送部124は、図5の近距離通信回路36にて近距離通信の接続が確立されたことを近距離通信接続検出部125が検出したとき、上記学習パラメータのテーブルのデータを近距離通信回路36へ送る。これにより、学習パラメータは、近距離通信回路36から他の電子機器へ送られることになる。
〔携帯電話端末の制御部の動作〕
図7には、学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際の制御部11の具体的な処理の流れを示す。なお、この図5のフローチャートは、一定時間間隔でループ処理される。
先ず、ステップS1の処理として、制御部11は、学習関連動作がなされたかどうかを判断する。すなわち、ユーザが携帯電話機1を持って移動したり、携帯電話機1を使用して物品を購入したり、メールの送受信や通話を行ったりなど、学習に関わる動作がなされたかどうかを判断する。この動作がなされれば(Yes)ステップS2に進み、なされなければ(No)ステップS4に進む。
ステップS2の処理に進むと、制御部11は、前述した学習キーワードのピックアップを行う。すなわち、制御部11は、携帯電話機1を用いた購買、メール送受信の内容や、スケジュール、GPSで検出されたユーザの移動場所などの情報を元に、キーワード参照データから学習キーワードをピックアップする。
このように新しい学習キーワードのピックアップがなされると、制御部11は、ステップS3の処理として、各学習キーワード毎にポイントをカウントし、データ保持部16に保持している前述の図2に示した学習パラメータを更新する。
次に、ステップS4の処理に進むと、制御部11は、学習パラメータの送信タイミングか否かを判断する。すなわち、制御部11は、前述したように、例えば、ユーザが特定の操作を行ったとき、或いは、予め決められた所定の時間或いは周期になったとき、或いは、ユーザが所定の送信指示を行ったかなどにより、学習パラメータの送信タイミングになったかを判断する。当該ステップS4にて、学習パラメータの送信タイミングになったと判断した場合、制御部11は、ステップS5へ処理を進め、送信タイミングになっていない場合には本フローチャートを終了する。
ステップS5の処理に進むと、制御部11は、ステップS3にて更新された学習パラメータを近距離通信を介して他の電子機器へ送信する。これにより、他の電子機器では、それぞれ学習パラメータが更新されることになる。
なお、他の電子機器における学習パラメータの収集や送受信に関する処理も、この図7の処理と略々同様であるためそれらの説明は省略する。
〔学習パラメータを受信した電子機器側の動作〕
図8には、学習パラメータを利用した電子機器の具体的な処理について説明する。なお、この図8は、ビデオディスク装置4の動作を例に挙げている。このフローチャートは、一定時間間隔でループ処理される。
先ず、ステップS11の処理として、制御部31は、現在が学習パラメータに基づく動作のタイミングかどうかを判断する。すなわち例えば、ビデオディスク装置4の制御部21は、図2に示した学習パラメータのうち、優先順位の高い学習キーワード(例えば「アメリカ」)に関するテレビ番組を録画する時間であるかどうかを判断する。このステップS11にて、動作タイミングであると判断された場合は、制御部21は、ステップS12へ処理を進め、そうでない場合にはステップS11の判断を繰り返す。
次に、ステップS12の処理に進むと、制御部31は、学習パラメータに基づく動作を実行する。すなわち、ビデオディスク装置4の制御部31は、例えば「アメリカ」に関する番組を自動的に録画する。
また、制御部31は、ステップS13の処理として、その学習パラメータに対してユーザからどのようなフィードバックがあったかを判断する。すなわち、制御部31は、例えばユーザの操作履歴に基づいて、ユーザからのフィードバックがあったか否か、さらにフィードバックがあった場合それはどのような内容かを判断する。例えば、ビデオディスク装置4が録画した番組を少し観ただけで直ぐ消去するような操作がユーザにより行われたとき、ユーザは、その録画番組を気に入らなかったと判断し、一方、ビデオディスク装置4が録画した番組を繰り返し再生するような操作がユーザにより行われたとき、ユーザは、その録画番組を気に入っていると判断する。当該ステップS13にて、フィードバックが有ったと判断した場合はステップS14の処理に進み、フィードバックがない場合にはステップS11へ処理を戻す。
ステップS14の処理に進むと、制御部31は、ステップS13にてフィードバックされた内容に応じて学習パラメータを更新する。すなわち例えば、ステップS13にてユーザからのフィードバックが上記録画番組を気に入らなかったことを示しているときには、当該録画番組に関連した学習キーワードの優先順位を下げるなどして更新し、また、ユーザからのフィードバックが上記録画番組を気に入ったことを示しているときには、当該録画番組に関連した学習キーワードの優先順位を上げるなどして更新する。これにより、当該電子機器は学習を行ったこととなる。なお、ステップS14にてフィードバックに関連して更新する学習キーワードと、ステップS12で利用した学習キーワードは必ずしも一致している必要はなく、ステップS12で利用した学習キーワードとは異なる学習キーワードをステップS14にて更新することも可能である。
なお、他の電子機器における学習パラメータを利用した動作に関する処理も、この図8の処理と略々同様であるためそれらの説明は省略する。また、各電子機器は、図7と図8の両機能を併せ持っているため、実際には、図8のステップS14の後に図7のステップS4と同様の分岐処理が入ることになる。
〔システムの他の構成例〕
以上説明した実施形態では、図1のように各電子機器が近距離無線通信により個々に接続可能な構成を挙げているが、本発明のシステムは、例えば図9に示すように、サーバ2を介して各電子機器が接続されたシステムであっても良い。図9において図1と重複する説明は省略する。
この図9のシステムは、携帯電話端末1、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5等の各電子機器と、インターネット等の通信ネットワークに接続可能なサーバ2とにより構成される。なお、この図9の例において、携帯電話端末1、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5の各電子機器は、例えば近距離無線通信によりサーバ2に接続可能となっている。なお、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5は、有線によりサーバ2に接続されていても良い。
サーバ2は、例えばユーザの自宅内に設置された装置であり、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータや、専用のホームサーバ装置等により実現することができる。また、サーバ2は、各電子機器から受信した学習パラメータを蓄積し、その蓄積した学習パラメータを他の電子機器へ送信する機能も備えている。またサーバ2は、例えばインターネット等のネットワークとも接続されており、そのネットワークを介して、例えばEPGの番組データや気象情報、地図情報等を取得することも可能となっている。
〔サーバの構成〕
図10には、図9に示したシステムのサーバ2の主要部の構成例を示す。
図10において、インターフェイス45は、ネットワークを通じてデータの送受信を行う、モデムやターミナルアダプタ等の通信モジュールを有している。
表示制御部53は、モニタ52の表示制御を行う。操作部54は、キーボードやマウス等の操作デバイスである。操作信号発生部55は、操作部54の操作に応じた操作信号を生成して、制御部41へ送る。
メモリ42はサーバの動作に必要な一時的なデータを記録する。
データ保持部43は、記憶保持型の書き換え型メモリであり、図9の例では、携帯電話端末1から送られてきた学習パラメータや、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5から送られてきた学習パラメータを記憶する。また、データ保持部43に記憶された学習パラメータは、必要に応じて書き換えられる。
近距離通信制御回路46は、ブルートゥース、IrDA、UWBなどの近距離無線を行う回路であり、そのアンテナ46aを介して例えば携帯電話端末1との信号送受信を行う。
制御部41は、サーバ全体を制御するプログラムを内蔵しており、このプログラムに従ってバス40を介して各種機能を制御すると共に、データ保持部43に記憶された学習パラメータを、携帯電話端末1、テレビジョン受像機2、オーディオ装置3、ビデオディスク装置4、パーソナルコンピュータ5の各電子機器毎に管理する。そして、制御部41は、データ保持部43に保持されている学習パラメータを必要に応じて読み出し、各電子機器へ送信する。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態のシステムによれば、各電子機器がそれぞれ取得した学習パラメータを共有可能となっており、また、各電子機器は各学習パラメータについてそれぞれ異なる特有の動作を行うため、ユーザを取り巻く環境をそのユーザの嗜好に合致した環境にすることが可能となる。
最後に、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本実施形態によれば、各電子機器は、それぞれ学習パラメータを送受信する機能を有しているが、学習パラメータを収集して送信することのみを行う電子機器や、他の電子機器には学習パラメータを送らず、他の電子機器から送られてきた学習パラメータを受信のみするような電子機器も含まれる。
本発明を適用した一実施形態となるシステムの概略構成を示すブロック図である。 学習キーワードとポイント値のテーブルからなる学習パラメータの具体例を示す図である。 本発明実施形態の携帯電話端末の内部概略構成を示すブロック図である。 学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際の、携帯電話端末の制御部の主要部構成を示すブロック図である。 本発明実施形態の携帯電話端末以外の他の電子機器の内部概略構成を示すブロック図である。 学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際の、携帯電話端末以外の他の電子機器の制御部の主要部構成を示すブロック図である。 学習パラメータの収集や送受信に関する処理を実行する際の、携帯電話端末の制御部の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 学習パラメータを利用した電子機器の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 サーバを介して学習パラメータを伝送する、本発明の他の一実施形態となるシステムの概略構成を示す図である。 図9のシステムのサーバの主要部の概略構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話端末、2 テレビジョン受像機、3 オーディオ装置、4 ビデオディスク装置、5 パーソナルコンピュータ、6 サーバ、10,30,40 バス、11,31,41 制御部、12 通信回路、12a アンテナ、13,53 表示制御部、13a,52 モニタ、14a,54 操作部、14,55 操作信号発生部、15,32 メモリ、16,33,43 データ保持部、17 スピーカ駆動回路、17a スピーカ、18 マイク入力信号発生部、18a マイクロホン、19,36,46 近距離通信回路、19a,36a,46a 近距離通信用のアンテナ、20 センサ検知信号発生部、25 センサ、21 カメラ駆動回路、21a カメラ、22 GPS受信回路、22a GPSアンテナ、23,37,47 タイマ、34,44 基本機能部、35,45 インターフェイス、101 位置情報取得部、102 スケジュール取得部、103 通話情報取得部、104 メール情報取得部、105 購買履歴情報取得部、106,122 操作履歴情報取得部、108,123 キーワード抽出部、110,124 データ転送部、111,125 近距離通信検出部、121 各種情報取得部

Claims (8)

  1. 電子マネー機能を有する他の電子機器を用いたユーザの購買行動履歴に関連する情報から当該他の電子機器が抽出して送信してきた学習パラメータを受信する学習パラメータ受信部と、
    上記ユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報を蓄積する操作行動履歴関連情報蓄積部と、
    上記操作行動履歴関連情報蓄積部に蓄積された上記操作行動履歴に関連する情報から、学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、
    上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータ、または、上記学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータを保持する学習パラメータ保持部と、
    上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータと、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータとの新旧を比較し、上記学習パラメータ受信部にて受信した学習パラメータが上記学習パラメータ保持部に保持されている学習パラメータよりも新しいときには、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータにより、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新する学習パラメータ更新部と、
    上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータに基づいて、自機の動作を制御する動作制御部と、
    を有する電子機器。
  2. 上記学習パラメータ抽出部は、
    複数のキーワード参照データを保持する参照データ保持部と、
    上記参照データ保持部が保持している複数のキーワード参照データの中から、上記操作行動履歴に関連する情報に対応したキーワードを検出するキーワード検出部と、
    当該キーワード検出部が各キーワードを検出する毎にポイント値をカウントアップするカウント部とを有し、
    上記キーワード検出部が検出した各キーワードとそれに対応して上記カウント部がカウントしたポイント値とからなる情報を、上記学習パラメータとして抽出する請求項1記載の電子機器。
  3. 上記他の電子機器が複数のキーワード参照データの中から上記購買行動履歴に関連する情報に対応して検出したキーワードと、そのキーワードの検出毎にカウントアップされたポイント値とが、当該他の電子機器から上記学習パラメータとして送信され、その学習パラメータを上記学習パラメータ受信部が受信し、上記学習パラメータ保持部がその学習パラメータを保持しているとき、
    上記動作制御部は、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータの上記キーワードに基づいて、上記自機において制御する動作を認識し、上記学習パラメータのポイント値に基づいて、上記自機における動作制御の優先度を認識する請求項2記載の電子機器。
  4. 上記学習パラメータ抽出部は、
    上記カウント部がカウントしたポイント値を、それぞれ時間長が異なる複数の期間毎に集計する集計部を備え、
    当該集計部が各期間毎に集計したポイント値とそれに対応したキーワードとからなる情報を、上記学習パラメータとして抽出する請求項2記載の電子機器。
  5. 上記学習パラメータ抽出部は、上記ユーザによる電子マネー機能を用いた購買行動の履歴に関連する情報から、学習パラメータを抽出し、
    学習パラメータに基づいて自機の動作を制御する学習機能を備えた他の電子機器へ、上記学習パラメータ抽出部が上記購買行動履歴に関連する情報から抽出した学習パラメータを送信する学習パラメータ送信部を有する請求項1記載の電子機器。
  6. 上記カウント部は、上記動作制御部によって制御された動作に対する、自機のユーザからのフィードバック内容を判断し、その判断したフィードバック内容に応じて上記ポイント値を増減させる請求項2記載の電子機器。
  7. ユーザによる電子マネー機能を用いた購買行動履歴に関連した情報を蓄積する購買行動履歴関連情報蓄積部と、上記購買行動履歴関連情報蓄積部に蓄積された上記ユーザの購買行動履歴に関連する情報から学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、上記学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータを第2の電子機器へ送信する学習パラメータ送信部とを備えた第1の電子機器と、
    第1の電子機器から送信されてきた学習パラメータを受信する学習パラメータ受信部と、上記ユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報を蓄積する操作行動履歴関連情報蓄積部と、上記操作行動履歴関連情報蓄積部に蓄積された上記操作行動履歴に関連する情報から学習パラメータを抽出する学習パラメータ抽出部と、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータまたは上記学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータを保持する学習パラメータ保持部と、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータと上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータとの新旧を比較し、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータが上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータよりも新しいときには、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータにより、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新する学習パラメータ更新部と、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータに基づいて自機の動作を制御する動作制御部とを備えた第2の電子機器と、
    を有するシステム。
  8. 電子マネー機能を有する他の電子機器を用いたユーザの購買行動履歴に関連する情報から当該他の電子機器が抽出して送信してきた学習パラメータを、学習パラメータ受信部が受信するステップと、
    上記ユーザによる自機への操作行動履歴に関連した情報を、操作行動履歴関連情報蓄積部が蓄積するステップと、
    上記操作行動履歴関連情報蓄積部に蓄積された上記ユーザの操作行動履歴に関する情報から、学習パラメータ抽出部が学習パラメータを抽出するステップと、
    上記学習パラメータ抽出部が抽出した学習パラメータ、または、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータを、学習パラメータ保持部が保持するステップと、
    上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータと、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータとの新旧を比較し、上記学習パラメータ受信部が受信した学習パラメータが上記学習パラメータ保持部に保持されている学習パラメータよりも新しいとき、学習パラメータ更新部が、上記学習パラメータ受信部の受信した学習パラメータにより、上記学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータを更新するステップと、
    学習パラメータ保持部が保持している学習パラメータに基づいて、動作制御部が、自機の動作を制御するステップと、
    を有する電子機器制御方法。
JP2003390332A 2003-11-20 2003-11-20 電子機器及びシステム Expired - Fee Related JP4544847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390332A JP4544847B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 電子機器及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390332A JP4544847B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 電子機器及びシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118300A Division JP5081949B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 電子機器、システム、および電子機器制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005149444A JP2005149444A (ja) 2005-06-09
JP4544847B2 true JP4544847B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=34696753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390332A Expired - Fee Related JP4544847B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 電子機器及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4544847B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323274A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Hitachi Electronics Service Co Ltd 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
CA2658979A1 (en) * 2006-07-12 2008-01-17 Arbitron Inc. Methods and systems for compliance confirmation and incentives
JP4994938B2 (ja) * 2007-05-08 2012-08-08 ヤフー株式会社 広告配信装置、広告配信方法および広告配信制御プログラム
JP5286909B2 (ja) * 2008-04-21 2013-09-11 株式会社デンソー 車載用情報提供装置
JP5332908B2 (ja) * 2009-05-27 2013-11-06 日本電気株式会社 操作誘導方式
US10534995B2 (en) * 2013-03-15 2020-01-14 Qylur Intelligent Systems, Inc. Network of intelligent machines
US9704113B2 (en) * 2014-05-02 2017-07-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for setting user preferences or device configuration
JP6767224B2 (ja) * 2016-09-29 2020-10-14 株式会社東芝 コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000269840A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sharp Corp コンテンツ再生/コンテンツ受信装置
WO2002059785A1 (fr) * 2001-01-23 2002-08-01 Sony Corporation Procede et appareil de communication, dispositif electronique et son procede de controle, et support d'enregistrement
JP2002259367A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Denso Corp 電子機器の情報登録方法及び電子機器並びにコンピュータプログラム
WO2003083723A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Sony Corporation Systeme de recherche d'informations, dispositif et procede de traitement d'informations et dispositif et procede de recherche d'informations

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000269840A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sharp Corp コンテンツ再生/コンテンツ受信装置
WO2002059785A1 (fr) * 2001-01-23 2002-08-01 Sony Corporation Procede et appareil de communication, dispositif electronique et son procede de controle, et support d'enregistrement
JP2002259367A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Denso Corp 電子機器の情報登録方法及び電子機器並びにコンピュータプログラム
WO2003083723A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Sony Corporation Systeme de recherche d'informations, dispositif et procede de traitement d'informations et dispositif et procede de recherche d'informations

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005149444A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9681170B2 (en) Information processing system, portable information terminal apparatus, information processing method, program information providing apparatus, program information providing method, recording/reproducing apparatus, recording/reroducing method, computer-program storage medium, and computer-program
CN101438580B (zh) 用于三合一服务的便携式上下文菜单
US8171516B2 (en) Methods, systems, and storage mediums for providing multi-viewpoint media sharing of proximity-centric content
US20080171573A1 (en) Personalized service method using user history in mobile terminal and system using the method
JP4698281B2 (ja) 携帯端末、情報推奨方法及びプログラム
US20030018977A1 (en) System and method for sharing television program information between entertainment devices
US20090204899A1 (en) Mobile journal for portable electronic equipment
US20080091722A1 (en) Mobile phone content-based recommendation of new media
CN101529867A (zh) 在对等配置中共享多媒体内容
WO2007013294A1 (ja) 遠隔操作システム,遠隔操作器,遠隔操作方法
US20100169929A1 (en) Method for providing electronic program guide information and system thereof
JP5474842B2 (ja) 広告提供サーバ、広告提供システムおよび広告提供方法
JP4544847B2 (ja) 電子機器及びシステム
CN103516712A (zh) 装置、信息处理方法和程序
US20020126997A1 (en) Portable information terminal apparatus, information processing method, computer-program storage medium, and computer-program
JP5081949B2 (ja) 電子機器、システム、および電子機器制御方法
JP2013130954A (ja) 入力補助装置、入力補助システムおよび入力補助方法
JP2010283656A (ja) 番組情報提供装置、番組情報提供システム、番組情報提供方法
US7949713B2 (en) Information providing apparatus, provided information presenting apparatus, and information providing method
JP6289134B2 (ja) データ処理装置、表示装置、データ処理方法、データ処理プログラム、及びデータ処理システム
JP2010206534A (ja) 番組情報処理装置、サーバ装置及び番組情報処理システム
JP5668025B2 (ja) 携帯端末装置
JP2005303692A (ja) スケジュール管理システム
JP4863299B2 (ja) 通信端末装置及びプログラム
JP2007279788A (ja) コンテンツの選択方法、選択プログラムおよび選択装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061023

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees