JP6767224B2 - コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラム - Google Patents

コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラムに関する。
近年、電子メール作成の負荷を軽減することを目的とした、テンプレートを用いた電子メール作成方法が提案されている。この方法では、一般的に使用頻度が高いことが想定される多数の定型のテンプレートを準備し、ユーザがこの多数のテンプレートの中から適当なテンプレートを選択することで、電子メール作成の負荷を軽減しうる。しかしながら、この従来の方法において使用されるテンプレートは、ユーザ毎に個別に調整されたものではないため、ユーザは送信したい内容に応じてテンプレートを都度選択し、さらにはテンプレートの文章を書き換える必要がある。また、この方法では、ユーザは送信相手に応じてテンプレートの文章を適宜書き換える必要がある。
特開2011−165046号公報
本発明が解決しようとする課題は、対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成することができるコミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラムを提供することである。
実施形態のコミュニケーション装置は、解釈部と、記憶部と、生成部とを持つ。前記解釈部は、対象ユーザ宛のメッセージの内容を解釈する。前記記憶部は、前記対象ユーザの人物特徴に関する情報を記憶する。前記生成部は、前記解釈部によって解釈された前記対象ユーザ宛のメッセージの内容と、前記記憶部に記憶された前記対象ユーザの人物特徴に関する情報とに基づいて、前記対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成する。
第1の実施形態のコミュニケーション装置を用いたメール送受信システムのハードウェア構成の一例を示す図。 第1の実施形態のコミュニケーション装置の一例を示す機能ブロック図。 第1の実施形態の辞書記憶部に記憶されている辞書データの一例を示す図。 第1の実施形態の人物特徴記憶部に記憶されている人物特徴データの一例を示す図。 第1の実施形態の会話履歴記憶部に記憶されている会話履歴データの一例を示す図。 第1の実施形態のコミュニケーション装置の処理の一例を示すシーケンス図。 第1の実施形態において「丁寧度」が調整された場合の応答メッセージの一例を示す図。 第1の実施形態において「怒り度」が調整された場合の応答メッセージの一例を示す図。 第2の実施形態のコミュニケーション装置を用いたメール送受信システムのハードウェア構成の一例を示す図。 第2の実施形態のコミュニケーション装置の一例を示す機能ブロック図。 第2の実施形態のコミュニケーション装置の処理の一例を示すシーケンス図。 第3の実施形態のコミュニケーション装置の一例を示す機能ブロック図。 第3の実施形態の応答メッセージと要約との一例を示す図である。 第4の実施形態のコミュニケーション装置の一例を示す機能ブロック図。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態のコミュニケーション装置、コミュニケーション方法、およびコミュニケーションプログラムを、図面を参照して説明する。
コミュニケーション装置1は、第三者Tから受信したメッセージに対して、対象ユーザUの人物特徴、過去の会話履歴などに基づいて、対象ユーザUの応答に擬した応答メッセージを生成して第三者Tに送信する。「対象ユーザ」とは、コミュニケーション装置1が応答メッセージを生成する場合に、応答を擬する対象となるユーザのことを言う。この第三者Tから受信するメッセージには、電子メール、チャットにおけるテキストメッセージ、ミニブログにおけるコメントなどが含まれる。以下の説明においては、コミュニケーション装置1において電子メールを処理する構成を例に挙げて説明する。
図1は、コミュニケーション装置1を用いたメール送受信システムのハードウェア構成の一例を示す図である。このメール送受信システムおいては、第三者Tが使用する端末(第1端末P1)は、インターネットIなどを介して、メールサーバMSと接続されている。また、対象ユーザUが使用する端末(第2端末P2)は、インターネットIなどを介して、メールサーバMSおよびコミュニケーション装置1と接続されている。また、メールサーバMSは、インターネットIなどを介して、コミュニケーション装置1と接続されている。第2端末P2には、コミュニケーション装置1と通信可能であり、かつ応答メッセージ生成のための各種調整を行うことが可能なインターフェースを実現するアプリケーションがインストールされていてよい。
通常、第三者Tが対象ユーザUに対して電子メールを送信する場合、第三者Tが第1端末P1を操作することにより送信された電子メールは、メールサーバMSによって受信され(図1の矢印A)。メールサーバMSは電子メールを第2端末P2に送信する(図1の矢印B1)。電子メールを確認した対象ユーザUは、第2端末P2を操作して返信メール(応答メッセージ)を生成して送信する。これにより第2端末P2から送信された応答メッセージはメールサーバMSによって受信され(図1の矢印B2)、メールサーバMSは応答メッセージを第1端末P1に送信する(図1の矢印B3)。
一方、本実施形態において、第三者Tが対象ユーザUに対して電子メールを送信する場合、第1端末P1から送信された電子メールは、メールサーバMSによって受信され(図1の矢印A)、メールサーバMSは電子メールをコミュニケーション装置1に送信する(図1の矢印C1)。電子メールを受け取ったコミュニケーション装置1は、対象ユーザUからの応答指示(図1の矢印D)、人物特徴、過去の会話履歴などに基づいて応答メッセージを生成して送信する。コミュニケーション装置1から送信された応答メッセージはメールサーバMSによって受信され(図1の矢印C2)、メールサーバMSは応答メッセージを第1端末P1に送信する(図1の矢印C3)。
図2は、コミュニケーション装置1の一例を示す機能ブロック図である。コミュニケーション装置1は、例えば、受信部11と、解釈部13と、生成部15と、通信部17と、送信部19と、人物学習部21と、辞書記憶部D1と、人物特徴記憶部D3(記憶部)と、会話履歴記憶部D5、プログラム記憶部D7とを備える。
受信部11は、外部(例えば、第三者T、発信者)からの電子メールを受信し、受信した電子メールを解釈部13に出力する。
解釈部13は、受信した電子メールの内容を解釈する。例えば、解釈部13は、第三者Tの情報(例えば、電子メールアドレス)を取得するとともに、辞書記憶部D1に記憶された辞書データを使用して、メール本文の形態素解析、構文解析、意味解析などを行ってその内容を解釈する。この場合、解釈部13は、電子メールの緊急度、メール送信者の心理状態などを合わせて解釈してよい。解釈部13は、電子メールの解釈結果を生成部15に出力する。
生成部15は、第三者Tと対象ユーザUとの関係性に基づいて、受信した電子メール(以下「受信メール」)に対する応答メッセージの候補を生成する。生成部15は、例えば、応答候補生成部30を備える。応答候補生成部30は、対象ユーザUの応答指示、解釈部13から入力された解釈結果、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データ、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどに基づいて、受信メールに対する応答メッセージの候補を生成する。或いは、応答候補生成部30は、対象ユーザUの応答指示を必要とせず、解釈部13から入力された解釈結果、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データ、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどに基づいて、応答メッセージの候補を自動的に生成してもよい。
通信部17は、例えば、インターネットIを介して、解釈部13および生成部15と、第2端末P2との間で各種情報の送受信を行う。
送信部19は、応答候補生成部30により生成され、対象ユーザUによって確定された応答メッセージを第三者Tに送信する。
人物学習部21は、応答候補生成部30により生成され、対象ユーザUによって確定された応答メッセージの情報などに基づいて、対象ユーザUの人物特徴を学習する。また、人物学習部21は、学習した人物特徴を人物特徴記憶部D3に記憶する。また、人物学習部21は、応答メッセージ(および受信メール)を会話履歴記憶部D5に記憶する。
辞書記憶部D1は、例えば、受信した電子メールの内容を解釈するための辞書データを記憶する。図3は、辞書記憶部D1に記憶されている辞書データの一例を示す図である。辞書記憶部D1は、例えば、「文字列」、「品詞」、「活用の種類」などの電子メールの内容を解釈するための情報を記憶する。また、辞書記憶部D1は、受信した電子メールの緊急度や、メール送信者の心理状態を把握するための情報として、「緊急度」、「心理状態」などの情報を記憶する。例えば、辞書記憶部D1は、文字列「至急」と関連付けされた情報として、品詞が「名詞」であり、緊急度が「高」であり、心理状態が「悪」であることを記憶している。辞書記憶部D1は、図3に示したデータ以外にも、多数の辞書データを記憶してよい。尚、緊急度と関連付ける辞書の情報は対象ユーザU毎に設定してもよく、過去のメールを参照することにより学習してもよい。例えば、対象ユーザUが、一定時間内に返信したメール、あるいは重要度「高」で送信されたメールに含まれる単語については、緊急度「高」となる単語として、辞書登録してよい。また、辞書は、ある特定の単語または表現がメールに含まれていた場合に、そのメールが緊急である可能性を確率として表現されたものでもよい。この確率は、過去に第三者から受信したメールから算出してもよい。
人物特徴記憶部D3は、例えば、対象ユーザUの人物特徴データを記憶する。この人物特徴データには、対象ユーザUの電子メール作成時の丁寧度、立場、性格、言葉遣い、漢字の使用頻度などの様々な情報が含まれる。図4は、人物特徴記憶部D3に記憶されている人物特徴データの一例を示す図である。例えば、人物特徴記憶部D3は、対象ユーザUに関してカテゴリ「丁寧度」と関連付けされた情報として、内容が「非常に丁寧」であり、応答生成ルール1として「常に敬語を使用」であることを記憶している。人物特徴記憶部D3は、図4に示したデータ以外にも、人物特徴に関する多数なデータを記憶してよい。
会話履歴記憶部D5は、例えば、対象ユーザUと、複数の第三者Tとの間で行われた過去の会話履歴(電子メール送受信履歴)を記憶する。図5は、会話履歴記憶部D5に記憶されている会話履歴データの一例を示す図である。例えば、会話履歴記憶部D5は、第三者Tである「A様」と関連付けされた情報として、電子メールアドレスが「XXX@XXX.XX」であり、立場として「顧客」であり、受信メール1として「XX様 至急見積りを送って下さい。」であり、返信メール1として「A様XX株式会社のXXです。本日中に送付致します。」であり、受信メール2として「XX様 再見積りをお願いします。」を記憶している。会話履歴記憶部D5は、図5に示したデータ以外にも、多数の会話履歴データを記憶してよい。尚、第三者Tは、「同僚全員」「経営幹部」といった立場や人の属性をもつ人物の集合として定義されてもよい。
プログラム記憶部D7は、例えば、コミュニケーション装置1の各機能部のうち一部または全部を実現するためのプログラムを記憶する。
辞書記憶部D1、人物特徴記憶部D3、会話履歴記憶部D5、およびプログラム記憶部D7の各々は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどで実現される。尚、辞書記憶部D1、人物特徴記憶部D3、会話履歴記憶部D5、およびプログラム記憶部D7は、一つのハードウェアで構成されていてもよい。また、辞書記憶部D1、人物特徴記憶部D3、会話履歴記憶部D5、およびプログラム記憶部D7の各々は、コミュニケーション装置1の外部に設けられてもよい。
上記のコミュニケーション装置1の各機能部のうち一部または全部は、プロセッサがプログラム記憶部D7に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現されてよい。プログラムは、コミュニケーション装置1の作動開始時に予めインストールされていてもよいし、他のコンピュータからダウンロードされてよいし、コンパクトディスクなどの可搬型記憶媒体からインストールされてもよい。また、コミュニケーション装置1の各機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
次に、第1の実施形態のコミュニケーション装置1の動作について説明する。図6は、コミュニケーション装置1の処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、第三者Tの操作に基づいて、第1端末P1は、対象ユーザU宛の電子メールを送信する(ステップS101)。
次に、メールサーバMSは、第1端末P1から受信した電子メールをコミュニケーション装置1に送信する(ステップS103)。
次に、コミュニケーション装置1の受信部11は、メールサーバMSから受信した電子メールを受信し、受信メールを解釈部13に出力する。解釈部13は、受信メールの内容を解釈し、解釈結果を応答候補生成部30に出力する(ステップS105)。例えば、解釈部13は、第三者Tの情報(例えば、電子メールアドレス)を取得するとともに、辞書記憶部D1を参照して、メール本文の形態素解析、構文解析、意味解析などを行ってその内容を解釈する。この場合、解釈部13は、電子メールの緊急度、メール送信者の心理状態などを合わせて解釈してよい。
次に、解釈部13は、通信部17を介して、受信メール(および、解釈結果)を第2端末P2に送信する(ステップS107)。対象ユーザUは、第2端末P2の表示部(図示しない)に表示されたインターフェースを利用して、応答指示を入力する。この際に対象ユーザUが入力する応答指示は、「YES」などの簡単なものであってもよい。第2端末P2は、対象ユーザUの応答指示をコミュニケーション装置1に送信する(ステップS109)。
次に、応答候補生成部30は、第三者Tと対象ユーザUとの関係、解釈部13から入力された解釈結果、および第2端末P2から受信した対象ユーザUの応答指示に基づいて、受信メールに対する応答メッセージの候補を生成する(ステップS111)。例えば、応答候補生成部30は、「YES」の旨を示す対象ユーザUの応答指示を受信した場合、「YES」の内容に基づく応答メッセージを生成する。また、この際、応答候補生成部30は、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データに基づいて、対象ユーザUの応答を擬した応答メッセージ(丁寧度、言葉遣い、漢字の使用などを擬した応答メッセージ)を生成する。また、応答候補生成部30は、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどを参照して、第三者Tと対象ユーザUとの関係に基づいて、第三者Tに応じた応答メッセージを生成する。
或いは、応答候補生成部30は、対象ユーザUからの応答指示を必要とせずに、解釈部13から入力された解釈結果、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データ、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどに基づいて、応答メッセージの候補を自動的に生成してもよい。例えば、入力された解釈結果が、第三者Tが「A様」であり、メール本文に「至急」および「見積」の要素が含まれていることを示している場合、応答候補生成部30は、図5に示すような会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴などに基づいて「本日中送付」という返信解釈を得る。また、入力された解釈結果が、第三者Tが「Bさん」であり、メール本文に「本件」および「承認」の要素が含まれていることを示している場合、応答候補生成部30は、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴などに基づいて「確認次第回答」という返信解釈を得る。応答候補生成部30は、この返信解釈に基づいて、応答メッセージの候補を自動的に生成する。
尚、応答候補生成部30は、複数の応答メッセージの候補を生成してもよい。また、応答候補生成部30は、統計翻訳技術を利用して応答候補を生成してもよい。また、応答候補生成部30は、会話履歴記憶部D5に記憶された対象ユーザUの会話履歴から、メール送信者に対する感情を推定して応答メッセージの候補を生成するようにしてもよい。また、応答候補生成部30は、会話履歴記憶部D5に記憶された対象ユーザUの会話履歴だけでなく、電子メールに関する一般的な汎用データを利用して応答メッセージの候補を生成してもよい。また、応答候補生成部30は、対象ユーザUのスケジュールなどを考慮して、応答メッセージの候補を生成してもよい。また、応答候補生成部30は、ニューラルネットワークを使用して、応答メッセージの候補を生成してもよい。
次に、応答候補生成部30は、通信部17を介して、生成した応答メッセージの候補を第2端末P2に送信する(ステップS113)。対象ユーザUは、第2端末P2の表示部(図示しない)に表示されたインターフェースを利用して応答メッセージの候補を確認し、この応答メッセージの候補を調整する。例えば、対象ユーザUは、応答メッセージの文章を変更する調整指示を行う(ステップS115)。次に、応答候補生成部30は、第2端末P2から受信した対象ユーザUの調整指示に基づいて、応答メッセージの候補を調整し(ステップS117)、再度、通信部17を介して、調整済みの応答メッセージの候補を第2端末P2に送信する(ステップS119)。
或いは、対象ユーザUは、第2端末P2のインターフェースに実装された感情設定機能(例えば、感情設定スクロールバー)を使用して、応答メッセージに対する自身の感情を指示することができる。応答候補生成部30は、この対象ユーザUの感情を設定する指示に基づいて、応答メッセージの候補を動的に調整する。図7は、感情設定スクロールバーを使用して「丁寧度」が調整された場合の応答メッセージ候補の一例を示す図である。対象ユーザUは、この丁寧度を示す感情設定スクロールバーを操作することで、応答メッセージの候補の丁寧度を調整することができる。例えば、丁寧度が「低」の状態において「田中くん 今日送ります。」と設定されていた応答メッセージは、丁寧度が「中」の状態において「田中さん 山田です。今日送ります。」に変更され、文章表現が丁寧になる。また、丁寧度が「高」の状態においては「株式会社 A 田中様 いつもお世話になっております。Bの山田です。ご連絡頂きました資料については、今日中にはお送りできるように致します。」に変更され、文章表現がさらに丁寧になる。
また、図8は、感情設定スクロールバーを介して「怒り度」が調整された場合の応答メッセージ候補の一例を示す図である。例えば、ユーザUは、怒り度を示す感情設定スクロールバーを操作することで、応答メッセージの候補の怒り度を動的に調整することができる。例えば、怒り度が「低」の状態において「田中さん 先程のメールの件ですが、もう少し詳しく状況を教えて下さい。」と設定されていた応答メッセージは、怒り度が「中」の状態において「田中さん 至急、状況を詳しく報告して下さい。」となり、怒り度が反映された文章表現に変更される。また、怒り度が「高」の状態においては「田中くん 私の席まですぐに状況を報告しに来てください。」となり、さらに怒り度が反映された文章表現に変更される。
尚、応答候補生成部30は、同一の「丁寧度」あるいは「怒り度」に対して、一つの応答メッセージを生成する必要はなく、都度、表示を変更するようなゆらぎ機能を備えていてもよい。
尚、第2端末P2のインターフェースは、対象ユーザUの音声指示を受け付ける機能を備えてもよい。また、このインターフェースは、対象ユーザUの画像と音声(抑揚、音声、発話スピード、音量)などから対象ユーザUの感情を推定する機能を備えてよい。対象ユーザUの画像を使用する場合には、予め準備された対象の画像情報にタグ付けを行い、特徴点の変化を分析して対象ユーザUの喜怒を判断するようにしてよい。また、対象ユーザUの音声を使用する場合には、予め準備した大量の音声データにタグ付けし、特徴的な事象の有無で喜怒を判断するようにしてよい。
また、第2端末P2のインターフェースは、対象ユーザUの音声による指示が怒り口調である場合、「怒り度」を自動的に高める指示を応答候補生成部30に出力するようにしてもよい。また、この場合、応答候補生成部30は、第三者Tと対象ユーザUとの関係性に基づいて応答メッセージを変更するようにしてもよい。例えば、応答候補生成部30は、第三者Tが「同僚」である場合には「怒り度」を高め、第三者Tが「顧客」である場合には、丁寧度は高い状態で保ちつつ、感情を表さない応答メッセージを生成するようにしてもよい。
次に、対象ユーザUが応答メッセージの調整が完了したと判断した場合、第2端末P2は、応答確定指示を応答候補生成部30に出力する(ステップS121)。例えば、対象ユーザUは、第2端末P2の表示部に表示された「確定」ボタンをユーザが押下することで、応答メッセージを確定してよい。
第2端末P2からの応答確定指示を受け取った応答候補生成部30は、確定された応答メッセージを送信部19に出力する。送信部19は、確定された応答メッセージをメールサーバMSに出力し(ステップS123)、メールサーバMSは応答メッセージを第1端末P1に送信する(ステップS125)。
次に、応答候補生成部30は、確定された応答メッセージを人物学習部21に出力する。人物学習部21は、応答候補生成部30から入力された応答メッセージに基づいて、対象ユーザUの人格を学習する(ステップS127)。例えば、対象ユーザUの指示に基づいて調整された応答メッセージを用いて、人物特徴記憶部D3に記憶されている対象ユーザUの「丁寧度」を更新する。また、人物学習部21は、応答候補生成部30から入力された応答メッセージを会話履歴記憶部D5に記憶する。また、人物学習部21は、対象ユーザUから取得した画像、音声などのセンシング情報を会話履歴記憶部D5に記憶してもよい。以上により、本シーケンス図の処理を終了する。
尚、対象ユーザUが特定の応答メッセージを学習対象として重視する旨の重み付けフラグを設定した場合、人物学習部21は応答メッセージに加えて、この重み付けフラグを会話履歴記憶部D5に記憶してもよい。また、人物学習部21は、応答候補生成部30が最初に生成した応答メッセージの候補と、対象ユーザUによる調整後の応答メッセージとの組を会話履歴記憶部D5に記憶してもよい。
以上説明した第1の実施形態によれば、対象ユーザUによる応答に擬した応答メッセージを生成することができる。この応答メッセージは、対象ユーザUの人物特徴を反映したものであるため、この応答メッセージを受信した第三者Tは、まるで対象ユーザU自身が送信したメッセージであると認識しうる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と比較して、第2の実施形態に係るコミュニケーション装置2は、対象ユーザUが使用する第2端末P2に実装されている点が異なる。このため、構成などについては第1の実施形態で説明した図および関連する記載を援用し、詳細な説明を省略する。
図9は、第2の実施形態のコミュニケーション装置2を用いたメール送受信システムのハードウェア構成の一例を示す図である。このメール送受信システムおいては、第三者Tが使用する端末(第1端末P1)は、インターネットIなどを介して、メールサーバMSと接続されている。また、対象ユーザUが使用する端末(第2端末P2)は、インターネットIなどを介して、メールサーバMSと接続されている。第2端末P2には、コミュニケーション装置2が実装されている。
本実施形態において、第三者Tが対象ユーザUに対して電子メールを送信する場合、第1端末P1から送信された電子メールは、メールサーバMSによって受信され(図9の矢印A)、メールサーバMSは電子メールを、第2端末P2に実装されたコミュニケーション装置2に送信する(図9の矢印E1)。電子メールを受け取ったコミュニケーション装置2は、対象ユーザUからの応答指示、人物特徴、過去の会話履歴などに基づいて応答メッセージを生成して送信する。コミュニケーション装置2から送信された応答メッセージはメールサーバMSによって受信され(図9の矢印E2)、メールサーバMSは応答メッセージを第1端末P1に送信する(図9の矢印E3)。
図10は、コミュニケーション装置2の一例を示す機能ブロック図である。コミュニケーション装置2は、第1の実施形態におけるコミュニケーション装置1の通信部17に代えて、受付部23を備える。また、コミュニケーション装置2は、表示部25をさらに備える。
受付部23は、コミュニケーション装置2の対象ユーザUによる操作(変更指示)を受け付ける。受付部23は、例えば、応答受付部40と、感情設定部42と、応答確定部44とを備える。例えば、応答受付部40、感情設定部42、および応答確定部44の各々は、マウス、キーボード、タッチパネルなどの入力端末である。
応答受付部40は、受信メールに対する対象ユーザUの応答指示を受け付ける。例えば、対象ユーザUは、応答受付部40を操作して、受信メールに対する応答内容を指示することができる。対象ユーザUによる応答指示に応じて、応答候補生成部30は応答メッセージの候補を生成および調整する。
感情設定部42は、応答メッセージに対する対象ユーザUの感情の設定指示を受け付ける。例えば、対象ユーザUは、感情設定部42を操作して、応答メッセージに対する対象ユーザUの感情(丁寧度、怒り度など)を指示することができる。対象ユーザUによって入力された感情設定指示に応じて、応答候補生成部30は応答メッセージの候補を調整する。
応答確定部44は、応答メッセージに対する対象ユーザUの応答確定指示を受け付ける。例えば、対象ユーザUは、応答確定部44を操作して、応答候補生成部30が生成した応答メッセージを確定することができる。
表示部25は、応答候補生成部30により生成された応答メッセージなどを表示する。例えば、表示部25は、液晶ディスプレイなどである。表示部25が、タッチパネル対応のディスプレイである場合、表示部25は、上記の受付部23の機能を備えてもよい。
次に、第2の実施形態のコミュニケーション装置2の動作について説明する。図11は、コミュニケーション装置1の処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、第三者Tの指示に基づいて、第1端末P1は、対象ユーザU宛の電子メールを送信する(ステップS201)。
次に、メールサーバMSは、第1端末P1から受信した電子メールを、第2端末P2に実装されたコミュニケーション装置2に送信する(ステップS203)。
次に、コミュニケーション装置1の受信部11は、メールサーバMSから受信した電子メールを受信し、受信メールを解釈部13に出力する。解釈部13は、受信メールの内容を解釈し、解釈結果を応答候補生成部30に出力する(ステップS205)。
次に、解釈部13は、受信メール(および、解釈結果)を表示部25に表示させる(ステップS207)。対象ユーザUは、表示部25に表示された受信メールを確認し、応答受付部40を介して、応答指示を入力する。
次に、応答候補生成部30は、第三者Tと対象ユーザUとの関係性、解釈部13から入力された解釈結果、および応答受付部40を介して入力された対象ユーザUの応答指示に基づいて、受信メールに対する応答メッセージの候補を生成して、表示部25に表示させる(ステップS209)。或いは、応答候補生成部30は、対象ユーザUからの応答指示を必要とせずに、解釈部13から入力された解釈結果、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データ、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどに基づいて、応答メッセージの候補を自動的に生成してもよい。
次に、対象ユーザUは表示部25に表示された応答メッセージの候補を確認し、この応答メッセージの候補を調整する。例えば、対象ユーザUが、応答受付部40を介して、応答メッセージの文章を変更する調整指示を行った場合、応答受付部40は調整指示を応答候補生成部30に出力する。次に、応答候補生成部30は、対象ユーザUの調整指示に基づいて、応答メッセージの候補を調整して、調整済みの応答メッセージの候補を表示部25に表示させる(ステップS211)。
或いは、対象ユーザUは、感情設定部42(例えば、感情設定スクロールバー)を使用して、応答メッセージに対する自身の感情を指示してもよい。応答候補生成部30は、この対象ユーザUの感情設定指示に基づいて、応答メッセージの候補を動的に調整する。
次に、対象ユーザUは、応答メッセージの調整が完了したと判断した場合、応答確定部44を介して応答メッセージを確定する。例えば、対象ユーザUが、応答確定部44を介して応答メッセージの確定指示を行った場合、応答確定部44は確定指示を応答候補生成部30に出力する(ステップS213)。
次に、応答候補生成部30は、確定された応答メッセージを送信部19に出力する。送信部19は、確定された応答メッセージをメールサーバMSに出力し(ステップS215)、メールサーバMSは応答メッセージを第1端末P1に送信する(ステップS217)。
次に、応答候補生成部30は、確定された応答メッセージを人物学習部21に出力する。人物学習部21は、応答候補生成部30から入力された応答メッセージに基づいて、対象ユーザUの人格を学習する(ステップS219)。以上により、本シーケンス図の処理を終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、対象ユーザUが使用する第2端末P2に実装されたコミュニケーション装置2を用いて、対象ユーザUによる応答に擬した応答メッセージを生成することができる。この応答メッセージは、対象ユーザUの人物特徴を反映したものであるため、この応答メッセージを受信した第三者Tは、まるで対象ユーザU自身が送信したメッセージであると認識しうる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と比較して、第3の実施形態に係るコミュニケーション装置3は、生成部15が、含意推定部32をさらに備える点が異なる。このため、構成などについては第1の実施形態で説明した図および関連する記載を援用し、詳細な説明を省略する。
図12は、第3の実施形態のコミュニケーション装置3の一例を示す機能ブロック図である。第1の実施形態のコミュニケーション装置1と比較して、第3の実施形態に係るコミュニケーション装置2は、生成部15が、含意推定部32をさらに備える。
含意推定部32は、応答候補生成部30が生成した応答メッセージに関する対象ユーザUの含意(本音や感情)を端的に表現した要約を生成する。例えば、含意推定部32は、解釈部13から入力された解釈結果、第2端末P2から受信した対象ユーザUの応答指示、人物特徴記憶部D3に記憶された人物特徴データ、会話履歴記憶部D5に記憶された会話履歴データなどに基づいて、要約を生成する。
図13は、応答メッセージと要約との一例を示す図である。応答候補生成部30が生成した応答メッセージ「株式会社 A 田中様 いつもお世話になっております。Bの山田です。 ご連絡頂きました資料については、今日中にはお送りできるように致します。明日の朝、ご確認をお願いできますでしょうか?」に対して、含意推定部は要約「今日送ります。(恐らく明日の朝確認となるでしょう)」を生成する。送信部19は、この要約を応答メッセージに添付して第三者Tに送信してもよい。また、対象ユーザUが応答メッセージの候補を確認する際にこの要約を併せて表示させることで、対象ユーザUによる確認作業を簡易化してもよい。
上記の含意推定部32以外の処理(解釈部13、生成部15などにおける処理)は、上記の第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
以上説明した第3の実施形態によれば、対象ユーザUによる応答に擬した応答メッセージを生成することができる。この応答メッセージは、対象ユーザUの人物特徴を反映したものであるため、この応答メッセージを受信した第三者Tは、まるで対象ユーザU自身が送信したメッセージであると認識しうる。また、応答候補生成部30が生成した応答メッセージに関する対象ユーザUの本音や感情を端的に表現した要約をあわせて生成することができる。
尚、上記の説明においては、第1の実施形態のコミュニケーション装置1に対して、含意推定部32を追加する例を説明したが、第2の実施形態のコミュニケーション装置2に対して、上記の含意推定部32を追加することも可能である。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について説明する。第1の実施形態と比較して、第4の実施形態に係るコミュニケーション装置4は、第三者Tの音声データ(例えば、電話音声データ)に対して応答処理を行う点が異なる。このため、構成などについては第1の実施形態で説明した図および関連する記載を援用し、詳細な説明を省略する。
図14は、第4の実施形態のコミュニケーション装置4の一例を示す機能ブロック図である。コミュニケーション装置4は、第1の実施形態のコミュニケーション装置1の構成に加えて、第1変換部27および第2変換部29を備える。
第1変換部27は、受信部11から入力された音声データを、テキストデータに変換する。第1変換部27は、変換したテキストデータを解釈部13に出力する。
第2変換部29は、応答候補生成部30が生成した応答メッセージであるテキストデータを、音声データに変換する。第2変換部29は、変換した音声データを送信部19に出力する。送信部19は、第2変換部29から入力された音声データを、第三者Tに出力する。
上記の第1変換部27および第2変換部29以外の処理(解釈部13、生成部15などにおける処理)は、上記の第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
以上説明した第4の実施形態によれば、第三者Tの音声データを処理し、対象ユーザUによる応答に擬した応答メッセージの音声データを生成することができる。
尚、コミュニケーション装置4は、応答候補生成部30が生成した応答メッセージであるテキストデータを電子メールとして第三者Tに送信してもよい。
また、上記の説明においては、第1の実施形態のコミュニケーション装置1に対して、第1変換部27および第2変換部29を追加する例を説明したが、第2の実施形態のコミュニケーション装置2または第3の実施形態のコミュニケーション装置3に対して、上記の第1変換部27および第2変換部29を追加することも可能である。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、対象ユーザ宛のメッセージの内容を解釈する解釈部と、前記対象ユーザの人物特徴に関する情報を記憶する記憶部と、前記解釈部によって解釈された前記対象ユーザ宛のメッセージの内容と、前記記憶部に記憶された前記対象ユーザの人物特徴に関する情報とに基づいて、前記対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成する生成部とを備えることで、対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,2,3,4…コミュニケーション装置、13…解釈部、15…生成部、21…人物学習部、40…応答受付部、42…感情設定部、D3…人物特徴記憶部

Claims (7)

  1. 対象ユーザ宛のメッセージの内容を解釈する解釈部と、
    前記対象ユーザの人物特徴に関する情報を記憶する記憶部と、
    前記解釈部によって解釈された前記対象ユーザ宛のメッセージの内容と、前記記憶部に記憶された前記対象ユーザの人物特徴に関する情報とに基づいて、前記対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成する生成部と
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの変更指示を受け付ける受付部と、
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの感情の設定指示を受け付ける感情設定部と、
    前記対象ユーザの変更指示または前記対象ユーザの感情の設定指示に応じて変更された前記応答メッセージに基づいて、前記対象ユーザの人物特徴を学習し、学習した前記人物特徴を前記記憶部に記憶させる人物学習部と
    を備えるコミュニケーション装置。
  2. 前記生成部は、前記対象ユーザ宛のメッセージの発信者と、前記対象ユーザとの間の関係性に基づいて、前記応答メッセージを生成する、
    請求項1に記載のコミュニケーション装置。
  3. 前記生成部は、前記対象ユーザ宛のメッセージの発信者と、前記対象ユーザとの間の会話履歴に基づいて、前記応答メッセージを生成する、
    請求項1または2に記載のコミュニケーション装置。
  4. 前記生成部は、前記応答メッセージに関する前記対象ユーザの含意を表す要約を生成する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のコミュニケーション装置。
  5. 前記対象ユーザ宛のメッセージは、テキストデータまたは音声データである、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のコミュニケーション装置。
  6. 対象ユーザ宛のメッセージの内容を解釈し、
    前記解釈された前記対象ユーザ宛のメッセージの内容と、前記対象ユーザの人物特徴に関する情報とに基づいて、前記対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成し、
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの変更指示を受け付け、
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの感情の設定指示を受け付け、
    前記対象ユーザの変更指示または前記対象ユーザの感情の設定指示に応じて変更された前記応答メッセージに基づいて、前記対象ユーザの人物特徴を学習し、学習した前記人物特徴を記憶部に記憶させる
    コミュニケーション方法。
  7. コンピュータに、
    対象ユーザ宛のメッセージの内容を解釈させ、
    前記解釈された前記対象ユーザ宛のメッセージの内容と、前記対象ユーザの人物特徴に関する情報とに基づいて、前記対象ユーザによる応答に擬した応答メッセージを生成させ
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの変更指示を受け付けさせ、
    前記応答メッセージに対する前記対象ユーザの感情の設定指示を受け付けさせ、
    前記対象ユーザの変更指示または前記対象ユーザの感情の設定指示に応じて変更された前記応答メッセージに基づいて、前記対象ユーザの人物特徴を学習し、学習した前記人物特徴を記憶部に記憶させる処理を実行させる
    コミュニケーションプログラム。
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