JP2006197509A - 放送電波受信機能付き携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 放送電波を受信できない場合や放送音声を得ることができなかった場合、或いはアラーム音が遮られてしまう場合でも、確実にユーザに対して所定の報知を行えるようにする。
【解決手段】
テレビジョンやラジオの放送音声をアラーム音に設定できる機能を備えた携帯電話端末であり、アラーム設定時間になる前に、放送受信部23や26の受信周波数を予め設定している放送周波数に合わせ、その放送周波数の放送信号を受信でき且つ放送信号からアラーム音として利用できる放送音声が得られるかをCW検出回路51,53や無音検出回路52,54により検出する。そして制御部20は、放送信号を受信でき且つ放送音声が得られるときには、放送音声を本体スピーカ40から出力させ、放送信号を受信できないか若しくは受信できても放送音声が得られない(無音)ときには、メモリ31に記憶されているアラーム音を本体スピーカ40から出力させる。
【選択図】 図1
【解決手段】
テレビジョンやラジオの放送音声をアラーム音に設定できる機能を備えた携帯電話端末であり、アラーム設定時間になる前に、放送受信部23や26の受信周波数を予め設定している放送周波数に合わせ、その放送周波数の放送信号を受信でき且つ放送信号からアラーム音として利用できる放送音声が得られるかをCW検出回路51,53や無音検出回路52,54により検出する。そして制御部20は、放送信号を受信でき且つ放送音声が得られるときには、放送音声を本体スピーカ40から出力させ、放送信号を受信できないか若しくは受信できても放送音声が得られない(無音)ときには、メモリ31に記憶されているアラーム音を本体スピーカ40から出力させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばテレビジョン放送電波やラジオ放送電波を受信して少なくとも放送音声を再生する機能を備えた携帯端末に関する。
従来より、いわゆる目覚まし時計のアラームの代わりに、テレビジョン放送やラジオ放送の電波を受信し、その放送音声をアラームとして利用可能な機能を備えたAV(Audio Visual)機器が商品化されている。
例えば、特開平7−131372号の公開特許公報(特許文献1)には、アラームセット時刻になったときに、予めセットされている受信局のAM/FMラジオ無線信号を受信し、そのAM/FMラジオのオーディオ信号をアラーム音声として出力する機能を有する据え置き型の無線受信機が開示されている。
また、特開昭54−79589号の公開特許公報(特許文献2)には、テレビジョン放送又はラジオ放送の放送音声をアラーム機能に使用可能となされ、アラームの設定時間になった時に、テレビジョン放送又はラジオ放送受信回路の同調がずれていて放送音声を出力できない状態になっている場合、別に設けられているブザー回路を動作させ、そのブザー音声をアラーム音声として出力するようなアラーム切り替え機能を備えたアラーム付音響機器が開示されている。
ところで、近年は、テレビジョン放送やラジオ放送を受信して再生する機能を備えた携帯電話端末等も登場しつつあり、したがって、これらの携帯端末でも放送音声を目覚まし等のアラームに利用できるようになることが望まれている。
しかしながら、放送音声によるアラーム機能を搭載した携帯端末では、以下に述べるような様々な問題が起こる虞がある。
例えば、ユーザが旅行や出張等により例えば他県や他の地域等へ移動したとき、その移動先の県等では、テレビジョン放送やラジオ放送の放送周波数がユーザの居住県のものとは異なることがある。また、ユーザがその居住県でアラーム設定していた放送周波数が、当該移動先の県においては使用されていないようなこともよくあることである。
また例えば、ユーザが寝る前には放送電波を受信できていたとしても、ユーザが寝ている間に無意識に携帯端末の位置を変えてしまったことで放送電波を受信できなくなってしまうようなことも想定できる。一方で、例えば、携帯端末が放送電波を受信できる状態であったとしても、アラーム設定時間にその放送信号の中に音声信号が無い(つまり無音の放送になっている)こともあり得る。さらに例えば、夜は放送を行っていても早朝には放送を取りやめている放送局とは知らずに早朝にアラーム設定してしまったような場合には、当該アラーム設定時間にアラーム音声が得られないことになる。
したがって、これらの場合、当該携帯端末は、アラーム設定時間になってもアラーム音(つまり放送音声)を出力することができなくなり、アラームとしての機能を果たせなくなってしまう。
また例えば、ユーザが寝る前に携帯端末を寝間着のポケットに入れておいたような場合には、アラーム音が寝間着や布団などにより遮られて聞こえにくくなってしまうこともあり得る。
この場合、携帯端末は、アラーム設定時間になったときにアラーム音を出力することができているのにもかかわらず、アラームとしての十分な機能を果たせない。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、放送電波を受信してその放送音声をアラームに利用する機能を搭載した携帯端末において、例えば、アラーム設定された放送周波数が存在しない場合や、アラーム設定された放送周波数が存在していてもその放送電波を受信できなくなった場合、放送電波を受信できていたとしても放送音声を得ることができなかった場合、或いは、アラーム音が遮られてしまうような場合であっても、確実にユーザに対して所定の報知を行うことを可能にする放送電波受信機能付き携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の報知機能付き携帯端末は、供給された音声信号に応じた音声を出力する音声出力手段と、時間を計測する時間計測手段と、使用者所望の設定時間情報を記憶する設定時間記憶手段と、使用者所望の少なくとも一つの放送周波数の情報を記憶する放送周波数記憶手段と、放送信号の電波を受信する放送受信手段と、放送受信手段が放送信号電波を受信可能か否か、及び、受信した放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力可能か否かを検出する検出手段と、時間計測手段の計測時間が時間情報記憶手段の設定時間になる前に、放送受信手段が受信する放送周波数を放送周波数記憶手段の放送周波数に設定し、当該放送周波数の放送信号電波を放送受信手段が受信可能であり且つその受信した放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力可能であることを検出手段が検出した時には、計測時間が設定時間になると同時に、放送受信手段が受信した放送信号から再生している音声信号を音声出力手段へ供給し、放送周波数の放送信号電波を放送受信手段が受信できないか若しくは受信できた放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力できないことを検出手段が検出した時には、計測時間が設定時間になると同時に、所定の報知音の音声信号を音声出力手段へ供給する制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、放送信号から再生した放送音声を設定時間に出力するアラーム機能を備えており、特に、放送信号電波を受信できなかったり、放送信号電波を受信できても放送音声が無音であった場合には、所定の報知音をアラーム音として出力するようにしている。
本発明によれば、放送電波を受信してその放送音声をアラームに利用する機能を搭載した携帯端末において、放送信号電波を受信できない場合や放送信号電波を受信できても放送音声が無音である場合には、所定の報知音をアラーム音として出力するようにしているため、例えば、予めアラーム設定された放送周波数が存在しない場合や、アラーム設定された放送周波数が存在していてもその放送電波を受信できなくなった場合、放送電波を受信できていたとしても放送音声を得ることができなかった場合、或いは、アラーム音が遮られてしまうような場合であっても、確実にユーザに対して所定のアラーム報知を行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の放送電波受信機能付き携帯端末の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の放送電波受信機能付き携帯端末の一例として携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図1には、本実施形態の放送電波受信機能付き携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
図1には、本実施形態の放送電波受信機能付き携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
アンテナ22は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路21は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
なお、パケット通信により送受信されるデータは、画像データや電子メール、プログラムデータ、テレビジョン放送局やラジオ放送局の放送周波数情報(放送局コード等)、その他の各種データである。
受信された通話音声のデータは、データラインを介して制御部20へ送られる。制御部20は、CPU(中央処理装置)からなり、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介して本体スピーカ40へ送る。
本体スピーカ40は、携帯電話端末本体に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、テレビジョン放送やラジオ放送の音声再生、アラーム音出力用のスピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音が得られることになる。
マイクロホン42は、送話用のマイクロホンに相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン42を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して制御部20へ送られて符号化された後、通信回路21へ送られ、そこで変調、周波数変換等の各種処理を受けた後、通信アンテナ22から送信される。
テレビジョンアンテナ24は、テレビジョン放送電波を受信する。テレビジョン放送受信部23は、テレビジョンアンテナ24により受信されたテレビジョン放送信号を復調等する。また、本実施形態の場合、当該テレビジョン放送受信部23は、例えばいわゆるスケルチ機能を利用してCW(Continuous Wave:連続波)サーチを行うCW検出回路51を備えており、当該CW検出によってテレビジョン放送電波の有無、つまりテレビジョン放送電波を受信できているか否かを検出可能となされている。また、当該テレビジョン放送受信部23は、テレビジョン放送信号のうちの放送音声信号について、例えば振幅検出と積分処理による音声出力レベル検出を行う無音検出回路52を備えており、その放送音声信号の振幅検出と積分処理により、放送音声の出力レベルが所定出力レベル以上有るか否かを検出、すなわち言い換えれば、放送音声が無音になっていないかどうかを検出可能となされている。なお、本実施形態において、上記テレビジョン放送は、地上波アナログテレビジョン放送、ディジタルテレビジョン放送の何れであっても良い。特に、ディジタルテレビジョン放送の場合、放送音声が無音か否かは、そのディジタルテレビジョン放送データの復調信号から判断することができる。
ラジオアンテナ27は、ラジオ放送電波を受信する。ラジオ放送受信部26は、ラジオアンテナ27により受信されたラジオ放送信号を復調等する。当該ラジオ放送受信部26は、CW検出回路53を備えており、そのCW検出により、ラジオ放送電波の有無、つまりラジオ放送電波を受信できているか否かを検出可能となされている。また、当該ラジオ放送受信部26は、ラジオ放送信号について、例えば振幅検出と積分処理による音声出力レベル検出を行う無音検出回路54を備えており、そのラジオ放送信号の振幅検出と積分処理により、放送音声の出力レベルが所定出力レベル以上有るか否かを検出、つまり、放送音声が無音になっていないかどうかを検出可能となされている。なお、本実施形態において、上記ラジオ放送は、アナログラジオ放送、ディジタルラジオ放送の何れであっても良い。特に、ディジタルラジオ放送の場合、放送音声が無音か否かは、そのディジタルラジオ放送データの復調信号から判断することができる。
表示部29は、液晶ディスプレイ等とそのディスプレイへの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に画像やテレビジョン映像等を表示する。
操作部30は、本実施形態の携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、クリアキー、終話/電源キー、マナーキー、メモキーなどの各キー、ジョグダイアル部或いは十字キー等と、それら各キー等の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部とを有している。
時計32は、年月日時等の情報を発生する時計機能、所定時間周期を計測するタイマ機能、ユーザ所望の時刻や周期,本実施形態にかかるアラーム時間を設定する機能等を備えている。
バイブレータ45は、例えばモータの回転軸に対して偏芯した位置に錘を備えており、制御部20による制御の元、当該モータの回転により振動を発生する。
LED(発光ダイオード)46は、着信LEDやカメラ撮影時の補助ライト用LED、表示部29のバックライト用LED、各キーの照明用LEDと、各LEDの駆動回路とからなる。
GPS(Global Positioning System)47は、GPSにおける測地衛星の発信する電波をGPSアンテナ48を介して受信すると共に、その受信電波に基づいて、自端末の現在位置の緯度、経度を求める。なお、GPSとは、米国国防省が打ち上げた24個の測地衛星(NAVSTAR)の発信する電波を受信することにより、その受信端末の地球上での位置(経度/緯度)を知るシステムのことである。このGPS部47がGPSアンテナ48を介して受信したGPS信号(緯度,経度を表す情報)は、制御部20へ送られる。
バッテリ34は、例えば着脱可能な二次電池であり、パワーマネージメントIC33は、バッテリ34からの電力を各部に必要な値に変換して供給する。
外部メモリインターフェイス(I/F)49は、例えば着脱可能な外部メモリが本実施形態の携帯電話端末の図示しないメモリスロットに装填されているとき、当該外部メモリへのデータの書き込み/読み出し等を行う。
音声処理部43は、テレビジョン放送受信部23が受信したテレビジョン音声信号、ラジオ放送受信部26が受信したラジオ音声信号の再生処理や、内蔵メモリ或いは外部メモリインターフェース49を介して接続された外部メモリから読み出された圧縮符号化されている音楽データの伸長復号化等の再生処理の他、制御部20により設定される各種音質調整値(例えば音量、イコライジングなど)に基づいて、音声や音楽信号等を補正して本体スピーカ40やイヤホン接続端子41に接続されたイヤホン等へ出力する処理等を行う。
画像処理部44は、テレビジョン放送受信部23が受信したテレビジョン映像信号の再生処理や、内蔵メモリ或いは外部メモリインターフェース49を介して接続された外部メモリから読み出された圧縮符号化されている映像データの伸長復号化等の再生処理の他、制御部20により設定される各種画質調整値(例えばホワイトバランス、ブライトネス、コントラスト、ガンマ補正など)に基づいて、映像信号を補正して表示部29へ出力する。
メモリ31は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、OS(Operating System)、制御部20が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音,アラーム音用として予め用意されている報知音のデータ、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーション用のプログラムコード、画像や音声に対して様々な処理を行うためのアプリケーション用プログラムコード、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、写真画像データ、ダウンロードされた写真データや音楽データ、ダウンロードされた着信音,キー操作音,アラーム音用等の報知音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、所定のサイトからダウンロードされた各放送局の放送周波数情報、後述する照合用放送周波数テーブル、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部20が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御部20は、上述した通話音声データの符号化や復号化、発着信の制御、着信時の報知制御、音声処理部43や画像処理部44の制御、後述する本実施形態にかかるアラームに関する各種制御、その他、制御ラインを介して当該携帯電話端末の各構成要素の制御、各種の演算処理を行う。
その他、図1には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、ブラウザ機能、外部ケーブル用コネクタ、光学レンズや撮像素子等からなり制御部20による制御の元で静止画や動画の撮影を行うカメラ部などを備えている。
〔アラームの設定と動作のフローチャート〕
本実施形態の携帯電話端末は、テレビジョンやラジオの放送音声をアラーム音として設定可能となされており、図2に示すフローチャートを参照しながら、放送音声がアラーム音として設定された場合の制御部20の動作の流れを説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、テレビジョンやラジオの放送音声をアラーム音として設定可能となされており、図2に示すフローチャートを参照しながら、放送音声がアラーム音として設定された場合の制御部20の動作の流れを説明する。
この図2に示すフローチャートにおいて、操作部30を介し、ユーザにより、所望のテレビジョン放送局或いは所望のラジオ放送局の放送音声をアラーム音声に設定するための選局(つまり放送周波数の設定)と、メモリ31に記憶されている複数の報知音(以下、メモリ蓄積音声と呼ぶことにする)の何れかをアラーム音声に設定する指示とがなされ、さらに、上記アラーム音声を出力すべき時間(以下、アラーム設定時間とする)の指示がなされると、本実施形態の携帯電話端末の制御部20は、ステップS10の処理として、上記選局とメモリ蓄積音声の設定情報及びアラーム設定時間情報を、メモリ31の書き換え可能なROMに記憶させる。
なお、本実施形態の携帯電話端末において、上記アラーム音声に設定される放送音声の放送周波数やメモリ蓄積音声は、初期設定値として予め決められていても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末において、ユーザが任意のアラーム音声を設定する際には、実際に放送信号を受信して再生している状態の放送音声やメモリ31から読み出して再生したメモリ蓄積音声を、本体スピーカ40等から出力した状態での設定も可能となされている。なお、メモリ蓄積音声が例えば無音であった場合は、そのメモリ蓄積音声をアラーム音声に設定できないようにすることが望ましい。
さらに、本実施形態において、ユーザにより設定される放送周波数やアラーム設定時間は、それぞれ一つに限定されず複数であっても良い。そして、一つのアラーム設定時間に対して複数の放送周波数やメモリ蓄積音声が設定される場合には、それら各放送周波数やメモリ蓄積音声に優先順位を設定することも可能となされている。なお、一つのアラーム設定時間に対して複数の放送周波数が設定された場合、それら各放送周波数の情報は、後述する照合用放送周波数テーブルとしてメモリ31内に保持される。
また、本実施形態の携帯電話端末においては、アラーム設定時間になった時に、アラーム音声の出力と同時若しくはそれに代えて、バイブレータ45を振動させるような設定や予め指定された所定の電話番号への自動発呼を行う設定も可能となされている。したがって、上記バイブレータ45の振動設定や所定電話番号への自動発呼設定のための指示が、操作部30の操作を介してユーザによりなされた時、制御部20は、上記ステップS10にてそれらの設定情報をメモリ31に記憶させることも行う。
さらに、本実施形態の携帯電話端末において、バイブレータ45の振動や上記所定電話番号への自動発呼についての設定の際には、例えば、アラーム設定時間になってアラーム音声が出力された状態で、所定時間内にユーザが操作部30によりアラーム音の停止操作を行わなかった時にのみ、上記バイブレータ45の振動や所定電話番号への自動発呼の動作を実行するようにさせる設定も可能となっている。
上記ステップS10の処理後、制御部20は、ステップS11の処理として、時計部32から供給される時間情報を見ており、上記アラーム設定時間になるまで、当該携帯電話端末における通常の処理を実行する。また、制御部20は、ステップS11の処理を実行している間、ステップS12の処理として、時計部32からの時間情報が上記アラーム設定時間の所定時間前(例えば1分前や1秒前)になったか否かを判定しており、当該時計部32からの時間情報が上記アラーム設定時間の所定時間前になったとき、ステップS13へ処理を進める。
ステップS13の処理に移行すると、制御部20は、パワーマネージメントIC33から供給されているバッテリ34の残容量情報を見ることにより、上記バッテリ34の容量がテレビジョン放送受信部23やラジオ放送受信部26にて放送電波を受信して信号の復調を行うための電力を供給するのに充分な所定容量以上残っているか否かを判定し、バッテリ34に充分な容量が残っているときにはステップS14以降へ処理を進め、一方、バッテリ34の残容量が所定容量未満であるとき(充分な容量が残っていないとき)にはステップS34以降へ処理を進める。
上記バッテリ34の残容量が充分有り、ステップS14の処理に進んだ場合、制御部20は、ステップS10において選局設定がなされている放送周波数に、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26の受信周波数を設定して受信動作を開始させる。
なお、テレビジョン放送の放送音声がアラーム音声に設定されている場合、省電力化のため、テレビジョン放送受信部23ではテレビジョン放送信号のうちの音声信号のみを復調するようなことが望ましい。もちろん、この場合、表示部29もOFFして省電力化する。
また、一つのアラーム設定時間に対して複数の放送周波数が設定され、それら複数の放送周波数に優先順位が設定されている場合、制御部20は、優先順位が上位に設定されている放送周波数を受信するように、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26の受信周波数を設定して受信動作を開始させる。
次に、制御部20は、ステップS15へ処理を進め、ステップS14にてテレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26での受信開始動作により、放送音声を得ることができたか否かの判定を行う。そして、制御部20は、放送音声を得ることができた場合にはステップS16へ処理を進め、一方、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26にて上記放送周波数の放送電波そのものを受信できなかったために放送音声の信号を得ることができなかった場合、或いは、放送電波を受信することはできたがその受信信号から放送音声を得ることはできなかった場合(放送音声が無音である場合)には、ステップS30へ処理を進める。
なお、本実施形態の携帯電話端末において、制御部20は、CW検出回路51或いはCW検出回路53でCW検出を行えなかった旨の情報が、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26から送られてきたとき、上記放送周波数の放送電波そのものを受信できなかったために放送音声を得ることができなかったと判断する。また、制御部20は、無音検出回路52或いは無音検出回路54で無音が検出された旨の情報が、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26から送られてきたとき、上記放送周波数の放送電波を受信することはできたが放送音声を得ることができなかった(放送音声が無音であった)と判断する。
ステップS15にて放送音声を得ることができたと判断し、ステップS16の処理に進むと、制御部20は、本体スピーカ40から音を出力できるように当該携帯電話端末の設定がなされているかどうかを判断する。そして、制御部20は、本体スピーカ40から音を出力できる設定になっている場合には、ステップS18へ処理を進め、一方、例えばいわゆるマナーモードに設定されていることで本体スピーカ40から音が出力されない設定になっていたり、イヤホン接続端子41にイヤホンが接続されていることで本体スピーカ40から音が出力されない状態となっている場合には、ステップS17へ処理を進める。
ステップS17の処理に進むと、制御部20は、本体スピーカ40から音出力ができるように当該携帯電話端末の設定を変更し、ステップS18へ処理を進める。
ステップS18の処理に進むと、制御部20は、アラーム設定時間になった時に、上記放送音声を本体スピーカ40から出力させ、ステップS15へ処理を戻す。
以上のように、本実施形態の携帯電話端末においては、テレビジョン放送或いはラジオ放送の放送音声を、アラーム設定時間になった時に本体スピーカ40から出力することができる。
なお、本実施形態の場合、上述のように、例えばマナーモードになされていたとしても、アラーム設定時間にはアラーム音声が出力されることになる。しかしながら例えば、外部へアラーム音声が出力されると困るような状況も考えられる。このため、アラーム設定時間になってもアラーム音声を本体スピーカ40から出力しないモードを別途設けるようにしても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末において、アラーム設定時間になった時に、アラーム音声の出力と同時にバイブレータ45を振動させる設定がなされていたり、所定の電話番号への自動発呼を行う設定がなされている場合、制御部20は、上記ステップS18において、本体スピーカ40から放送音声の出力と同時に、バイブレータ45を振動させる制御を行ったり、通信回路21を介して所定の電話番号へ発呼する制御を行う。
また、アラーム設定時間になってアラーム音声が出力された状態で、所定時間内にユーザが操作部30によりアラーム音の停止操作を行わなかった時にのみ、上記バイブレータ45の振動や所定電話番号への自動発呼の動作を実行するようにさせる設定がなされている場合、制御部20は、アラーム音声の出力開始後、時計部32からの時間情報により所定時間の経過を見ると共に、操作部30からの停止操作がなされたか否かを判断し、所定時間経過前に停止操作がなされなかった時には、上記バイブレータ45の振動や所定電話番号への自動発呼の動作を実行する制御を行う。
また、一つのアラーム設定時間に対して複数の放送周波数が設定されている場合において、制御部20は、アラーム音声の出力が停止されるまでの間、それら各放送周波数を一定時間毎に順番若しくはランダムに切り替えるような制御を行っても良い。
さらに、放送音声のアラーム音声を出力中に放送電波を受信できなくなることも想定できるため、その場合は、バイブレータと併用するか無音になった時点でプリセットのアラーム音へ切り替えても良い。
その他、制御部20は、アラーム音声として出力する放送音声の音量を、最初は小さくし、その後徐々に大きくするような制御を行っても良い。
このように、本実施形態の携帯電話端末によれば、アラーム音声と同時若しくはそれとは別にバイブレータ45を振動させることができるため、例えば、ユーザが寝間着のポケットに携帯電話端末を入れて寝てしまい、ユーザからアラーム音声が聞こえ難い状態になっていたとしても、上記アラーム設定時間になったことをユーザに確実に知らせることができる。また、本実施形態において、上記自動発呼する所定電話番号を例えば自宅の固定電話の番号に設定しておけば、アラーム音声と同時若しくはそれとは別に自宅の固定電話機の着信音が鳴り響くことになるため、ユーザから携帯電話端末のアラーム音声が聞こえ難い状態になっていたとしても、アラーム設定時間になったことをユーザに確実に知らせることができる。
ステップS15に説明を戻し、当該ステップS15にて放送音声を得ることができずにステップS30の処理に進むと、制御部20は、ステップS15にて放送音声が得られなかった時には他の放送周波数から放送音声を得るためのサーチを行う設定がなされているか否かの判断を行う。つまり、制御部20は、メモリ31の照合用放送周波数テーブル内に、一つのアラーム設定時間に対して複数の放送周波数が登録されているかどうかを見ることにより、他の放送周波数のサーチが可能か否か判断する。そして、制御部20は、当該ステップS30において、他の放送周波数をサーチする旨の設定がなされていないと判断した時にはステップS34へ処理を進め、一方、他の放送周波数をサーチする旨の設定がなされていると判断した時にはステップS31へ処理を進める。
ステップS31の処理に進むと、制御部20は、メモリ31の照合用放送周波数テーブルを参照し、このアラーム設定時間に対応付けられている他の放送周波数の放送信号を受信するように、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26に選局サーチ動作を行わせる。なお、照合用放送周波数テーブルに登録されている各放送周波数に予め優先順位が付けられている場合、制御部20は、その優先順位の順番に放送周波数の切り替え制御を行うが、例えば優先順位が付けられていない場合にはランダムに放送周波数の切り替えを行っても良いし、各放送周波数の放送信号強度が大きいものから順に切り替えを行っても良い。
次に、制御部20は、ステップS32へ処理を進め、ステップS31にて切り替えられた放送周波数について、前述のステップS15の処理と同様、テレビジョン放送受信部23或いはラジオ放送受信部26での受信開始動作により、放送音声を得ることができたか否かの判定を行う。そして、制御部20は、放送音声を得ることができた場合には前述のステップS16以降へ処理を進める。
このように、本実施形態の携帯電話端末によれば、上述したような他の放送周波数のサーチにより放送音声を得ることができるようになされているため、例えば、テレビジョン放送やラジオ放送の放送周波数が居住県のものとは異なっている他県や他の地域等へユーザが移動した場合であっても、確実に放送音声によるアラーム音声を出力することができる。
一方、メモリ31の照合用放送周波数テーブルに登録されている全ての放送周波数についてステップS33にてサーチしたのにもかかわらず、ステップS32にて放送音声の信号を得ることができなかった場合、制御部20は、ステップS34へ処理を進める。
ステップS34の処理に進むと、制御部34は、前述のステップS16での処理と同様、本体スピーカ40から音を出力できるように当該携帯電話端末の設定がなされているかどうかを判断する。そして、制御部20は、本体スピーカ40から音を出力できる設定になっている場合には、ステップS36へ処理を進め、一方、本体スピーカ40から音が出力されない設定等になっている場合には、ステップS35へ処理を進める。
ステップS35の処理に進むと、制御部20は、本体スピーカ40から音出力ができるように当該携帯電話端末の設定を変更し、ステップS36へ処理を進める。
ステップS36の処理に進むと、制御部20は、アラーム設定時間になった時、アラーム音声に設定されているメモリ蓄積音声データをメモリ31から読み出し、そのメモリ蓄積音声データから再生したメモリ蓄積音声を、本体スピーカ40から出力させる。
このように、本実施形態の携帯電話端末によれば、放送電波を受信できなくなったり、放送電波を受信できていても音声信号が無かった場合であっても、アラーム設定時間になった時にメモリ蓄積音声データによるアラーム音声を本体スピーカ40から出力させることができるため、確実にユーザに対してアラーム設定時間になったことを知らせることができる。
また、本実施形態の携帯電話端末においては、ステップS13にてバッテリ残容量が充分に無いと判断された場合にも、メモリ蓄積音声をアラーム音声に設定するようになされているため、テレビジョン放送受信部23やラジオ放送受信部26における復調処理のような消費電力の大きな処理を行わないで済み、バッテリ切れになってアラーム設定時間の報知がなされなくなってしまう状態を防ぐことができる。もちろん、ステップS13にてバッテリ残容量が充分に無いと判断された場合には、バイブレータ45の振動を行う旨の設定がなされている場合であっても、省電力化のために、ステップS36にてバイブレータ45を振動させる動作は行わないことが望ましい。
なお、このように、メモリ蓄積音声データをアラーム音声として出力する場合も前述同様に、特に外部へアラーム音声が出力されると困るような状況に対応できるようにするために、アラーム設定時間になってもアラーム音声を本体スピーカ40から出力しないモードを別途設けても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末では、アラーム音声としてメモリ蓄積音声を出力する場合にも前述同様に、アラーム音声の出力と同時にバイブレータ45を振動させる設定がなされていたり、所定の電話番号への自動発呼を行う設定がなされているとき、上記ステップS36において、制御部20は、本体スピーカ40からメモリ蓄積音声の出力と同時に、バイブレータ45を振動させる制御を行ったり、通信回路21を介して所定の電話番号へ発呼する制御を行う。
また、アラーム設定時間になってアラーム音声が出力されている状態で、所定時間内にユーザが操作部30によりアラーム音の停止操作を行わなかった時にのみ、上記バイブレータ45の振動や所定電話番号への自動発呼の動作を実行するようにさせる設定がなされている場合も前述同様であり、制御部20は、メモリ蓄積音声によるアラーム音声の出力開始後、所定時間経過前に停止操作がなされなかった時には、上記バイブレータ45の振動や所定電話番号への自動発呼の動作を実行する制御を行う。
また、一つのアラーム設定時間に対して複数のメモリ蓄積音声が設定されている場合においても前述同様に、制御部20は、アラーム音声の出力が停止されるまでの間、それら各メモリ蓄積音声を一定時間毎に順番若しくはランダムに切り替えるような制御を行っても良い。
その他、制御部20は、アラーム音声として出力するメモリ蓄積音声の音量を、最初は小さくし、その後徐々に大きくするような制御を行っても良い。
このように、本実施形態の携帯電話端末によれば、アラーム音声と同時若しくはそれとは別にバイブレータ45を振動させたり、所定の電話番号へ自動発呼を行うことができるため、ユーザからアラーム音声が聞こえ難い状態であったとしても、上記アラーム設定時間になったことをユーザに確実に知らせることができる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末においては、テレビジョン放送やラジオ放送の放送音声をアラーム音声にすることができるだけでなく、例えば、予めアラーム設定された放送周波数が存在しない場合や、アラーム設定された放送周波数が存在していてもその放送電波を受信できなくなった場合、放送電波を受信できていたとしても放送音声を得ることができなかった場合、或いは、アラーム音が遮られてしまうような場合であっても、確実にユーザに対してアラーム設定時間になったことを知らせることができる。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明は、携帯電話端末に限定されず、テレビジョン放送やラジオ放送を受信し、その放送音声をアラーム音声に利用する機能を備えた様々な携帯型の電子機器に適用可能である。
20 制御部、21 通信回路、22 通信アンテナ、23 テレビジョン放送受信部、24 テレビジョンアンテナ、26 ラジオ放送受信部、27 ラジオアンテナ、29 表示部、30 操作部、31 メモリ、32 時計部、33 パワーマネージメントIC、34 バッテリ、40 本体スピーカ、41 イヤホン接続端子、42 マイクロホン、43 音声処理部、44 画像処理部、45 バイブレータ、46 LED、47 GPS部、48 GPSアンテナ、49 外部メモリインターフェース、51,53 CW検出回路、52,54 無音検出回路
Claims (7)
- 供給された音声信号に応じた音声を出力する音声出力手段と、
時間を計測する時間計測手段と、
使用者所望の設定時間情報を記憶する設定時間記憶手段と、
使用者所望の少なくとも一つの放送周波数の情報を記憶する放送周波数記憶手段と、
放送信号の電波を受信する放送受信手段と、
上記放送受信手段が上記放送信号電波を受信可能か否か、及び、上記放送受信手段が受信した放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力可能か否かを検出する検出手段と、
上記時間計測手段の計測時間が上記時間情報記憶手段の設定時間になる前に、上記放送受信手段が受信する放送周波数を上記放送周波数記憶手段の放送周波数に設定し、当該放送周波数の放送信号電波を上記放送受信手段が受信可能であり且つその受信した放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力可能であることを上記検出手段が検出した時には、上記計測時間が上記設定時間になると同時に、上記放送受信手段が受信した放送信号から再生している音声信号を上記音声出力手段へ供給し、上記放送周波数の放送信号電波を上記放送受信手段が受信できないか若しくは受信できた放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力できないことを上記検出手段が検出した時には、上記計測時間が上記設定時間になると同時に、所定の報知音の音声信号を上記音声出力手段へ供給する制御手段とを有する
ことを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
上記制御手段は、上記時間計測手段の計測時間が上記時間情報記憶手段の設定時間になる前に、上記放送受信手段が受信する放送周波数を上記放送周波数記憶手段に記憶されている複数の放送周波数のうち何れか一つの放送周波数に設定し、当該放送周波数の放送信号電波を上記放送受信手段が受信できないか若しくは受信できた放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力できないことを上記検出手段が検出した時、上記放送受信手段が受信する放送周波数を上記放送周波数記憶手段に記憶されている他の放送周波数に切り替え設定することを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
上記音声出力手段は、端末筐体上に設けられたスピーカであり、
上記制御手段は、当該スピーカからの音声出力を行わない設定がなされている時であっても、上記計測時間が上記設定時間になった時には、上記放送信号から再生された音声信号若しくは上記所定の報知音の音声信号を当該スピーカへ供給することを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
上記検出手段は、上記放送受信手段が受信した連続波の有無により当該放送受信手段が放送信号電波を受信可能か否かを検出し、上記放送受信手段が受信した放送信号から再生している音声信号の振幅レベルにより上記所定出力レベル以上の音声を出力可能であるか否かを検出することを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
端末筐体を振動させる振動発生手段を有し、
上記制御手段は、上記音声出力手段へ音声信号を供給するのと同時若しくはそれに代えて、上記振動発生手段から振動を発生させることを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
所定の公衆電話回線網と接続するための通信手段を有し、
上記制御手段は、上記音声出力手段へ音声信号を供給するのと同時若しくはそれに代えて、上記通信手段から所定の電話番号に宛てて発呼を行うことを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。 - 請求項1記載の放送電波受信機能付き携帯端末であって、
バッテリの残容量を計測するバッテリ容量計測手段を有し、
上記制御手段は、上記バッテリ容量計測手段が計測しているバッテリ残容量が所定容量より少ないとき、上記放送受信手段が放送信号電波を受信可能であり且つその受信した放送信号から所定出力レベル以上の音声を出力可能であることを上記検出手段が検出していたとしても、上記計測時間が上記設定時間になると同時に、所定の報知音の音声信号を上記音声出力手段へ供給することを特徴とする放送電波受信機能付き携帯端末。
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JP2005009460A JP2006197509A (ja) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | 放送電波受信機能付き携帯端末 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008124744A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
JP2014187458A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Icom Inc | 無線通信機 |
JP2019176219A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 日本電気株式会社 | 放送信号受信装置、放送方法 |
-
2005
- 2005-01-17 JP JP2005009460A patent/JP2006197509A/ja not_active Withdrawn
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