JP2008124744A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送チャンネルのサーチを好適に行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機においては、地上波ディジタルワンセグ受信部は放送波を受信し、主制御部は、受信された放送波を記録し、放送波を記録する際の指定放送地域を設定し、地上波ディジタルワンセグ受信部により放送波を受信できない場合に、指定放送地域が設定されているか否かを判定し、地上波ディジタルワンセグ受信部により放送波を受信するチャンネルをサーチする。
【選択図】 図5

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、地上波ディジタル放送波や地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができるようにした情報処理装置に関する。
最近、地上波ディジタル放送が開始され、それに伴い、例えば携帯電話機に代表される携帯端末において主に利用される地上波ディジタルワンセグ放送も開始されている。例えば携帯電話機において地上波ディジタルワンセグ放送を利用する場合、以下のような処理が実行される。
すなわち、第1に、地上波ディジタルワンセグ放送波の録画処理を開始するとき、携帯電話機は、ユーザにより操作キーが操作されることにより入力された録画日、録画する放送チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻などの録画条件に関する入力データに基づいて、録画条件を設定する。第2に、携帯電話機は、設定された録画開始時刻になると、地上波ディジタルワンセグ受信部を起動し、地上波ディジタルワンセグ受信部を介して、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信し、受信された地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する。
しかし、例えば携帯電話機などの携帯端末は、固定した場所で地上波ディジタル放送波を受信する例えば家庭用ビデオ機器などと異なり、ユーザにより持ち運び可能であるというと特性を有することから、携帯電話機などで地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際に、録画前の確認や録画中の録画処理中に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができない場合がある。
そこで、録画処理中に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかった場合に放送チャンネルをサーチする技術が提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。
特許文献1に提案されている技術によれば、入力部から録画または視聴の予約が入力されると、周波数チャンネル選局部が受信可能な放送波を指定された周波数チャンネルを用いて選局し、指定された周波数チャンネルで受信可能な放送波を選局できない場合、選局制御部が周波数チャンネル選局部、放送解析部、およびサービスチャンネル選局部を制御し、チャンネルサーチを行い、受信可能な放送波を受信して取得するようにしたので、放送地域を越えて移動する場合でも、位置情報を用いることなく、現在地における放送波を高い確率で受信して取得することができる。
また、特許文献2に提案されている技術によれば、再生予約されたTV放送番組の受信を開始する前に、情報処理装置の位置情報を取得するように位置情報取得部を制御し、この位置情報に適合する番組情報を用いてTV放送番組を受信するように放送受信部を制御するようにしたので、予約時点と、受信時点での所在地域が異なっている場合でも、ユーザが指定した通りの番組を受信することができる。
特開2006−108737号公報 特開2006−20010号公報
ところで、例えば携帯電話機などに代表される携帯端末において地上波ディジタルワンセグ放送波を受信して視聴処理または録画処理を実行する場合、上述したように、ユーザによる携帯端末の持ち運び(移動)に伴い発生する受信困難な状況(例えば、放送地域を跨ぐような持ち運び(移動)に伴い発生する受信できない状況など)においても良好な視聴処理または録画処理を実行することに重点が置かれたり、あるいは、携帯端末に内蔵された電池が切れて録画処理ができない状況を防止することに重点が置かれたりする。
しかしながら、例えば携帯電話機の場合、同一の放送地域内のユーザによる持ち運び(移動)であったとしても、その持ち運び(移動)により地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できない状況も発生しうる。
すなわち、ユーザによる携帯電話機の持ち運び(移動)に伴い、携帯電話機が地下街やビルの陰、トンネルの中などに入ると、同一の放送地域内に存在するにもかかわらず、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなくなってしまう。
このような状況下においては、特許文献1および2に提案されている技術を用いて放送チャンネルのサーチを繰り返し行ったとしても、地上波ディジタルワンセグ放送波もGPS波も受信することはできないため、結局、放送チャンネルを設定することはできず、無駄に電池を消耗してしまうという課題があった。
また、携帯電話機において地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができない場合に放送チャンネルのサーチを繰り返し行うと、間違って隣接する放送地域の弱い放送波を受信してしまう可能性も考えられ、ユーザが所望する放送チャンネルを良好に受信できない状況が発生してしまう。
勿論、GPS波を用いて放送チャンネルをサーチする場合には、このような間違いは考えにくいが、一般にGPS波を受信できない状況は、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できない状況よりも高頻度で発生する。
そこで、基地局から取得する基地局コードを用いて携帯電話機の位置を算出し、算出された位置を用いて放送チャンネルをサーチすることも考えられるが、放送地域と基地局のエリアとは無関係であるため、必ずしも正確に放送地域を把握し、その放送地域における所望の放送チャンネルに設定することができるとは限らない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、放送チャンネルのサーチを好適に行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、放送波を受信する受信手段と、受信手段により受信された放送波を記録する記録手段と、記録手段により放送波を記録する際の指定放送地域を設定する設定手段と、受信手段により放送波を受信できない場合に、設定手段により指定放送地域が設定されているか否かを判定する判定手段と、受信手段により放送波を受信するチャンネルをサーチするサーチ手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置においては、放送波が受信され、受信された放送波が記録され、放送波を記録する際の指定放送地域が設定され、放送波を受信できない場合に、指定放送地域が設定されているか否かが判定され、放送波を受信する際のチャンネルが必要に応じてサーチされる。
本発明によれば、放送チャンネルのサーチを好適に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るネットワークシステム1の全体の構成を表している。
図1に示されるように、ネットワークシステム1には、放送局3が所定の場所に設置されており、この放送局3は、所定の範囲内において地上波ディジタルワンセグ放送波と地上波ディジタル放送波を送信する。本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機2は、内蔵される地上波ディジタルワンセグ受信部(例えば図4の地上波ディジタルワンセグ受信部50)を介して、この放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信する。
また、ネットワークシステム1には、GPS放送局4が所定の場所に設置されており、携帯電話機1は、内蔵されるGPS受信部(例えば図4のGPS受信部51)を介して、GPS放送局4からのGPS波(GPS情報)を受信する。
さらに、ネットワークシステム1には、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局5が設置されている。この基地局5には、移動無線局である携帯電話機2が例えばW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続されており、例えば2[GHz]の周波数帯の5[MHz]帯域を利用して静止時に2[Mbps]、移動時に384[Kbps]のデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信することができる。
このように携帯電話機2は、W−CDMA方式によって大容量データを高速にデータ通信できることにより、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行できる。
また、基地局5は、有線回線を介して公衆回線網6に接続されており、公衆回線網6には、インターネットサービスプロバイダのアクセスサーバ7が接続されている。アクセスサーバ7には、ネットワーク8(例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、その他の各種のネットワークを含む)を介して種々のコンテンツサーバ(図示せず)が接続されている。
さらに、ネットワーク8には無線LAN9が接続されており、携帯電話機2は、無線LAN9のアクセスポイント10を介して近距離大容量通信を行うことができる。
図2は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機2の外観の構成を表している。なお、図2[A]は、携帯電話機2を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2[B]は、携帯電話機2を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図2[A]および[B]に示されるように、携帯電話機2は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機2の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図4のアンテナ44)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局5との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられた液晶ディスプレイ17に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じて液晶ディスプレイ17に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。なお、十字キーと確定キーの左右隣に設けられた電子メールキーおよびブラウザキーは、液晶ディスプレイ17に表示される画面により例えば「Yes」や「No」などの種々の機能をもつことが可能であるため、それぞれ、soft1キーおよびsoft2キーと呼ばれる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。また、第1の筐体12には、携帯電話機2の操作を行うサイドキー16が設けられている。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面に液晶ディスプレイ17(メインディスプレイ)が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図3のCCDカメラ21)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図4のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。
また、液晶ディスプレイ17には、携帯電話機2において受信された地上波ディジタルワンセグ放送波による番組(コンテンツ)を文字放送などとともに表示したり、携帯電話機2において受信された地上波ディジタルワンセグ放送波を録画中である旨(例えば○Rマークなど)または視聴中である旨を表示したりすることができる。
さらに、液晶ディスプレイ17の上部の所定の位置にはスピーカ18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。
また、スピーカ18の上部の所定の位置には、2つのLED(Light Emitting Diode)20−1と20−2が設けられており、LED20−1を点滅あるいは点灯させることで、携帯電話機2において受信された地上波ディジタルワンセグ放送波を録画中である旨または視聴中である旨をユーザに報知したり、LED20−2を点滅あるいは点灯させることで、ユーザが住む家庭内に設置されたホームサーバ(図示せず)において地上波ディジタルワンセグ放送波または地上波ディジタル放送波を録画中である旨をユーザに報知することができる。勿論、このような場合に限られず、液晶ディスプレイ17の全画面において地上波ディジタルワンセグ放送波を表示しているときのみ、LED20−1を点滅または点灯させるようにしてもよい。
また、LED50−1や50−2以外のものを用いてユーザに報知するようにしてもよい。
図3は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機2の他の外観の構成を表している。図3の携帯電話機2の状態は、図2の携帯電話機2の状態から矢印X方向に回動させた状態である。なお、図3[A]は、携帯電話機2を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図3[B]は、携帯電話機2を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。
第2の筐体13の上部には、CCDカメラ21が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ21の下部には、サブディスプレイ22が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機2の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
サブディスプレイ22の下部には、さらに、静電タッチパッド23が設けられる。静電タッチパッド23は、見かけ上一枚のタッチパッドになっているが、図示せぬセンサが複数個所に設けられており、ユーザがセンサの付近をタッチすると、センサがそれを検知し、巻戻し機能、早送り機能、音量ダウン動作、音量アップ動作、再生動作、および一時停止動作などが実行される。
図4は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機2の内部の構成を表している。
図4に示されるように、携帯電話機2は、第1の筐体12及び第2の筐体13の各部を統括的に制御する主制御部31に対して、電源回路部32、操作入力制御部33、画像エンコーダ34、カメラインタフェース部35、LCD(Liquid Crystal Display)制御部36、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、記憶部47、音楽制御部48、無線LANモジュール49、地上波ディジタルワンセグ受信部50、およびGPS受信部51がメインバス41を介して互いに接続されるとともに、画像エンコーダ34、画像デコーダ37、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、および記録再生部45が同期バス42を介して互いに接続されて構成される。
主制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部47からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機2を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
なお、主制御部31には、現在の日付と時刻を正確に計測するタイマが内蔵されている。
携帯電話機2は、主制御部31の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン15で集音した音声信号を音声コーデック40によってディジタル音声信号に変換、圧縮し、これを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
また、携帯電話機2は、音声通話モード時にアンテナ44で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック40によって伸張し、アナログ音声信号に変換した後、変換されたアナログ音声信号をスピーカ18を介して出力する。
さらに、携帯電話機2は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー14の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部33を介して主制御部31に送出する。主制御部31は、テキストデータを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して基地局5へ送信する。
これに対して携帯電話機2は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ44を介して基地局5から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に電子メールとして表示する。
その後携帯電話機2は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録再生部45を介してメモリカード46に記録することも可能である。
携帯電話機2は、画像信号を送信しない場合には、CCDカメラ20で撮像した画像信号をカメラインタフェース部45及びLCD制御部46を介して液晶ディスプレイ17に直接表示する。
携帯電話機2は、データ通信モード時に画像信号を送信する場合、CCDカメラ20で撮像された画像信号をカメラインタフェース部35を介して画像エンコーダ34に供給する。
画像エンコーダ34は、CCDカメラ20から供給された画像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)4などの所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像信号に変換し、変換された符号化画像信号を多重分離部38に送出する。このとき同時に携帯電話機2は、CCDカメラ20で撮像中にマイクロフォン15で集音した音声を音声コーデック40を介してディジタルの音声信号として多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、画像エンコーダ34から供給された符号化画像信号と音声コーデック40から供給された音声信号とを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化信号を変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
これに対して、携帯電話機2では、データ通信モード時に、Webページのデータを受信することができる。
すなわち、携帯電話機2において、データ通信モードに、例えばWebページを要求するデータを送信すると、その要求に応じて、Webページのデータが基地局5を介して送信される。このWebページのデータは、アンテナ44を介して送受信回路部43および変復調回路部39で受信される。送受信回路部43および変復調回路部39は、受信したWebページのデータを主制御部31に送出する。
主制御部31は、Webページのデータを解釈し、その解釈に基づく画面(画像)を作成する。作成された画面は、主制御部31からLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に供給されて表示される。すなわち、主制御部31のROMまたは記憶部47には、少なくともWebブラウザのアプリケーションプログラムがインストールされており、主制御部31のCPUは、RAM上でWebブラウザのアプリケーションプログラムを実行することで、Webブラウザとして機能し、Webページのデータの解釈などを行う。
また、携帯電話機2は、データ通信モード時に例えばWebページなどにリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ44を介して基地局5から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化信号を多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、多重化信号を分離することにより符号化画像信号と音声信号とに分け、同期バス42を介して符号化画像信号を画像デコーダ37に供給すると共に音声信号を音声コーデック40に供給する。画像デコーダ37は、符号化画像信号をMPEG4などの所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像信号を生成し、生成された再生動画像信号をLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に供給する。これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画像データが表示される。
このとき同時に音声コーデック40は、音声信号をアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ18に供給し、これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まる音声信号が再生される。この場合も電子メールの場合と同様に携帯電話機2は、受信したWebページなどにリンクされたデータをユーザの操作により記録再生部45を介してメモリカード46に記録することが可能である。
記憶部47は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、主制御部31のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。また、記憶部47は、必要に応じて、ユーザの操作に応じて受信した電子メールや、受信したWebページなどにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画像データなどを記憶する。
音楽制御部48は、記憶部47に記憶されているオーディオデータの再生動作および一時停止動作や、巻戻し機能、早送り機能、音量ダウン動作、音量アップ動作などの実行を制御する。
無線LANモジュール49は、内蔵されたアンテナ(図示せず)を介して、IEEE802.11a/b/gなどの所定の規格に準拠した無線LAN通信を行う。
地上波ディジタルワンセグ放送波50は、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信し、受信された地上波ディジタルワンセグ放送波を多重分離部38または記憶部47に供給する。
GPS受信部51は、GPS放送局4からのGPS波(GPS情報)を受信する。
次に、図5のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機における録画処理について説明する。この録画処理は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより録画処理を開始するとの指示がなされることで、開始される。
ステップS1において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより録画処理を開始するとの指示がなされたか否かを判定し、ユーザにより操作キー14が操作されることにより録画処理を開始するとの指示がなされたと判定するまで待機する。
ステップS1においてユーザにより操作キー14が操作されることにより録画処理を開始するとの指示がなされたと判定された場合、主制御部31はステップS2で、ユーザにより操作キー14が操作されることにより入力された録画条件(録画日、録画する放送チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻などの録画条件)に関する入力データを取得する。
ステップS3において、主制御部31は、取得された録画条件に関する入力データに基づいて録画処理を実行する際の録画条件を設定し、設定された録画条件に関するデータである録画条件設定データを記憶部47に供給する。
例えば、録画日、録画する放送チャンネル、録画開始時刻、および録画終了時刻として、それぞれ、2006年10月21日、放送チャンネル8、2006年10月21日21:00、および2006年10月21日22:00が設定される。
ステップS4において、記憶部47は、主制御部31から供給された録画条件設定データを取得し、主制御部31の制御に従い、取得された録画条件設定データを記憶する。
ステップS5において、主制御部31は、LCD制御部36を制御し、録画処理を実行する際に設定する録画指定放送地域の選択を受け付ける録画指定放送地域選択受付画面を液晶ディスプレイ17に表示させる。液晶ディスプレイ17は、LCD制御部36の制御に従い、録画処理を実行する際に設定する録画指定放送地域の選択を受け付ける録画指定放送地域選択受付画面を表示する。
例えば図6[A]に示される録画指定放送地域選択受付画面53は、メッセージ表示欄54、録画指定放送地域選択受付欄55、およびコマンド表示欄56を有する。
図6[A]の例の場合、メッセージ表示欄54には、メッセージとして「録画指定放送地域を選択してください。」が表示される。これにより、ユーザは、これ以降の処理により録画指定放送地域を選択することができることが分かる。
録画指定放送地域選択受付欄55は、録画処理を実行する際に設定する録画指定放送地域の選択を受け付けるための選択受付欄である。例えば図6[A]の場合、録画指定放送地域選択受付欄55には、選択が受け付けられる録画指定放送地域として「東京都(現在地)」、「埼玉県」、「千葉県」、および「神奈川県」が表示されており、現在の放送地域である例えば「東京都(現在地)」がフォーカスされている。また、録画指定放送地域選択受付欄55の右端にはスクロールバーが設けられている。これにより、ユーザは、現在、録画指定放送地域選択受付欄55に表示されている「東京都」、「埼玉県」、「千葉県」、および「神奈川県」以外の録画指定放送地域を選択することができる。
なお、現在の放送地域(例えば「東京都」)がどの放送地域であるかを判定する際には、GPS受信部51を用いてGPS放送局4から受信されたGPS波(GPS情報)に基づいて、現在の放送地域を判定する。勿論、これ以外の方法を用いて現在の放送地域を判定するようにしてもよい。
コマンド表示欄56は、「OK」というコマンドのアイコンを有している。ユーザは、操作キー14を操作することにより、コマンド表示欄56の「OK」のコマンドアイコンを選択し、録画指定放送地域選択受付処理により選択が受け付けられる録画指定放送地域を確定し、その後、録画指定放送地域設定処理を実行させることができる。
なお、録画指定放送地域をユーザに選択させる場合に録画指定放送地域選択受付画面を用いるようにしたが、このような場合に限られず、例えば地図などを用いてユーザにより選択させるようにしてもよい。また、録画指定放送地域を複数設定するようにした場合、設定された複数の録画指定放送地域に重み付けを行い、優先順位を付けるようにしてもよい。さらに、図6[A]に示されるように、現在の受信地を例えば「東京都(現在地)」という選択肢をデフォルトとして用いるように(例えば端末の現在地が大阪府である場合は「大阪府(現在地)」とする)してもよい。
ステップS6において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の選択が受け付けられたか否かを判定する。
例えば図6[A]の場合、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、録画指定放送地域選択受付欄の右端のスクロールバーが操作されることで、録画指定放送地域として「東京都(現在地)」の選択が受け付けられた後、コマンド表示欄56の「OK」のコマンドアイコンの選択が受け付けられると、録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域(「東京都(現在地)」)の選択が受け付けられたと判定される。
ステップS6において録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の選択が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS7で、録画指定放送地域選択受付画面上において選択が受け付けられた録画指定放送地域(例えば「東京都」など)に基づいて、録画指定放送地域を設定し、設定された録画指定放送地域に関するデータである録画指定放送地域設定データを記憶部47に供給する。この録画指定放送地域設定データには、設定された録画指定放送地域に関するデータなどが含まれている。
ステップS8において、記憶部47は、主制御部31から供給された録画指定放送地域設定データを取得し、主制御部31の制御に従い、取得された録画指定放送地域設定データを記憶する。
一方、ステップS6において録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の選択が受け付けられていないと判定された場合、主制御部31はステップS9で、録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の自動選択が受け付けられたか否かを判定する。
具体的には、例えば図6[B]に示されるように、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、録画指定放送地域選択受付欄の右端のスクロールバーが操作されることで、録画指定放送地域として「自動選択」の選択が受け付けられた後、コマンド表示欄56の「OK」のコマンドアイコンの選択が受け付けられると、録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の自動選択が受け付けられたと判定される。
ステップS9において録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の自動選択が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS10で、選択が受け付けられた録画指定放送地域の自動選択に基づいて、録画指定放送地域を自動選択に設定し、設定された録画指定放送地域の自動選択に関するデータである録画指定放送地域自動選択設定データを記憶部47に供給する。この録画指定放送地域自動選択設定データには、録画指定放送地域の自動選択が設定されたことを示すデータなどが含まれている。
ステップS11において、記憶部47は、主制御部31から供給された録画指定放送地域自動選択設定データを取得し、取得された録画指定放送地域自動選択設定データを記憶する。
ステップS9において録画指定放送地域選択受付画面上において録画指定放送地域の自動選択が受け付けられていないと判定された場合、処理はステップS6に戻り、その後、ステップS6以降の処理が同様に繰り返される。
ステップS12において、主制御部31は、内蔵されたタイマを用いて、記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画開始時刻になったか否かを判定し、記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画開始時刻になったと判定するまで待機する。
ステップS12において記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画開始時刻になったと判定された場合、主制御部31はステップS13で、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信を開始するため、地上波ディジタルワンセグ受信部50を起動する。
ステップS14において、主制御部31は、予め設定された所定の時間ごとに、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できたか否かを判定する。勿論、断続的に、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できたか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS14において放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できたかと判定された場合、主制御部31は、受信された地上ディジタルワンセグ放送波を取得し、取得された地上波ディジタルワンセグ放送波を記憶部47に録画(記録)させる。記憶部47は、主制御部31の制御に従い、取得された地上波ディジタルワンセグ放送波を記憶部47に録画(記録)する。勿論、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画(記録)させる場合、種々の圧縮方法を用いて録画(記録)するようにしてもよい。
ステップS16において、主制御部31は、記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画終了時刻になったか否かを判定する。ステップS16において記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画終了時刻になっていないと判定された場合、処理はステップS14に戻り、その後、ステップS14以降の処理が繰り返される。これにより、録画開始時刻から録画終了時刻までの所望の放送チャンネルの地上波ディジタルワンセグ放送波を録画することができる。
ステップS16において記憶部47に記憶されている録画条件設定データに含まれる録画終了時刻になったと判定された場合、主制御部31はステップS17で、地上波ディジタルワンセグ受信部50を制御し、録画処理を終了する。
一方、ステップS14において放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかったと判定された場合、主制御部31はステップS18で、記憶部47に記憶されている録画指定放送地域設定データまたは録画指定放送地域自動選択設定データに基づいて、録画指定放送地域が設定されているか否かを判定する。すなわち、記憶部47に録画指定放送地域設定データが記憶されている場合、録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されていると判定される。一方、記憶部47に録画指定放送地域自動選択設定データが記憶されている場合、録画指定放送地域が設定されていないと判定される。
ステップS18において録画指定放送地域が設定されていないと判定された場合、主制御部31はステップS19で、地上波ディジタルワンセグ受信部50またはGPS受信部51を制御し、放送チャンネルをサーチする。放送チャンネルのサーチに際し、例えば特開2006−108737号公報や特開2006−20010号公報に記載されている技術などを用いる。
ステップS20において、主制御部31は、内蔵されたタイマを用いて、予め設定された所定の時間(例えば3秒間など)が経過したか否かを判定する。ステップS20において予め設定された所定の時間(例えば3秒間など)が経過していないと判定された場合、処理はステップS14に戻り、ステップS14において放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できたか否かが判定される。
ステップS20において予め設定された所定の時間(例えば3秒間など)が経過したと判定された場合、主制御部31はステップS21で、LCD制御部36を制御し、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことを示す録画時受信失敗ダイアログを液晶ディスプレイ17に表示させる。液晶ディスプレイ17は、LCD制御部36の制御に従い、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことを示す録画時受信失敗ダイアログを表示する。
例えば図6[C]に示される録画時受信失敗ダイアログ57は、メッセージ表示欄58を有する。
図6[C]の例の場合、メッセージ表示欄58には、メッセージとして「放送波の受信に失敗しました。」が表示される。これにより、ユーザは、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことが分かる。
勿論、ユーザに放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことを報知する場合、このようなダイアログを用いず、種々のアラーム表示を用いて報知するようにしてもよい。
その後、処理はステップS14に進み、ステップS14以降の処理が同様に繰り返され、予め設定されて記憶されている録画終了時刻になるまで地上波ディジタルワンセグ放送波が受信されて録画(記録)される。
一方、ステップS18において録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されていると判定された場合、ステップS19乃至S20の処理はスキップされる。その後、処理はステップS21に進み、ステップS21において録画時受信失敗ダイアログが表示される。
すなわち、録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されている場合には、放送チャンネルのサーチを行わず、設定された録画指定放送地域の放送チャンネルのままで、予め設定された所定の時間ごとに、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できたか否かが判定される。これにより、異なる放送地域の移動ではなく、例えば同一の放送地域内の移動により一時的に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなくても、放送チャンネルのサーチを行わないようにし、放送チャンネルのサーチ処理を繰り返すことを防止することができる。
本発明の実施形態においては、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)を設定するとともに、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できなかったと判定された場合、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されているか否かを判定し、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されていると判定された場合、放送チャンネルのサーチを行わないようにしたので、例えば同一の放送地域内の移動により一時的に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかったような場合に、放送チャンネルのサーチを無駄に行わないようにすることができ、放送チャンネルのサーチを好適に行うことができる。これにより、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができない場合に、放送チャンネルのサーチを無駄に繰り返し行うことを防止することができ、無駄な電池の消耗を防止することができる。
従って、携帯電話機1における地上波ディジタルワンセグ放送波の録画(記録)を効率的に行うことができる。その結果、携帯電話機1において地上波ディジタルワンセグ放送波を録画(記録)する場合における利便性を向上させることができる。
ところで、録画処理を実行中に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかった場合、受信に失敗したことに関するデータである受信失敗データを記憶しておき、録画された地上波ディジタルワンセグ放送波を視聴(再生)する際に、記憶されている受信失敗データに基づいて視聴時受信失敗ダイアログを表示するようにしてもよい。以下、この方法を用いた携帯電話機2における録画処理について説明する。
図7のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機2における録画処理について説明する。なお、図7のステップS31乃至S50、およびステップS53の処理は、図5のステップS1乃至S21の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS48において録画指定放送地域が設定されていると判定された後、ステップS49乃至S50の処理がスキップされた場合、あるいは、ステップS50において予め設定された所定の時間が経過したと判定された場合、ステップS51において、主制御部31は、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことに関するデータである受信失敗データを生成する。この受信失敗データには、例えば放送チャンネル(例えばCH4など)に関するデータ、受信に失敗した時間である受信失敗時間(例えば2006年10月21日21:11:32〜21:14:30など)に関するデータなどが含まれている。
主制御部31は、生成された受信失敗データを記憶部47に供給する。
ステップS52において、記憶部47は、主制御部31から供給された受信失敗データを取得し、主制御部31の制御に従い、取得された受信失敗データを記憶する。
これにより、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかった場合に、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことに関するデータである受信失敗データを生成し、記憶することができる。
その後、処理はステップS53に進み、ステップS53において録画時受信失敗ダイアログが表示される。
そして、ユーザにより操作キー14が操作されることにより録画された地上波ディジタルワンセグ放送波の視聴処理(再生処理)の開始が指示されると、録画された地上波ディジタルワンセグ放送波の視聴処理が実行される。このとき、録画された地上波ディジタルワンセグ放送波を再生する場合に、適宜、記憶されている受信失敗データに基づいて視聴時受信失敗ダイアログが表示される。
例えば図6[D]に示される視聴時受信失敗ダイアログ59は、メッセージ表示欄60を有する。
図6[D]の例の場合、メッセージ表示欄60には、メッセージとして「チャンネル:CH4 受信失敗時間:2006年10月21日21:11:32〜21:14:30 放送波を受信できませんでした。」が表示される。これにより、ユーザは、放送チャンネルがCH4で、かつ、2006年10月21日21:11:32〜21:14:30において、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことが分かる。
なお、この視聴時受信失敗ダイアログを液晶ディスプレイ17に表示する際には、視聴(再生)するはずの地上波ディジタルワンセグ放送波が録画(記録)されていないことから、ミュートとなる。
本発明の実施形態においては、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)を設定するとともに、すなわち、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波を受信できなかったと判定された場合、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されているか否かを判定し、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際の録画指定放送地域(例えば「東京都」など)が設定されていると判定された場合、放送チャンネルのサーチを行わないようにしたので、例えば同一の放送地域内の移動により一時的に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかったような場合に、放送チャンネルのサーチを無駄に行わないようにし、放送チャンネルのサーチを好適に行うことができる。これにより、地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができない場合に、放送チャンネルのサーチを繰り返し行うことを防止することができ、無駄な電池の消耗を防止することができる。
また、録画処理中に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかった場合、放送局3からの地上波ディジタルワンセグ放送波の受信に失敗したことに関するデータである受信失敗データを生成し、生成された受信失敗データを記憶するとともに、録画された地上波ディジタルワンセグ放送波の視聴処理を実行する際に、適宜、記憶されている受信失敗データに基づいて視聴時受信失敗ダイアログを表示するようにしたので、ユーザに、録画処理中に地上波ディジタルワンセグ放送波を受信することができなかったことや、その放送チャンネル、受信失敗時間などを報知することができる。
従って、携帯電話機1における地上波ディジタルワンセグ放送波の録画(記録)を効率的に行うことができる。その結果、携帯電話機1において地上波ディジタルワンセグ放送波を録画(記録)する場合における利便性をより向上させることができる。
なお、本発明の実施形態においては、本発明を、地上波ディジタルワンセグ放送波を録画する際に適用するようにしたが、このような場合に限られず、例えば地上波ディジタル放送波を録画する際や地上波ディジタル3セグメントラジオ放送波を録音する際など他の方式の記録の際にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において用いられる録画指定放送地域を「指定放送地域」と定義する。
なお、本発明は、携帯電話機2以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係るネットワークシステムの全体の構成を示す図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図4の携帯電話機における録画処理を説明するフローチャート。 図4の液晶ディスプレイに表示される表示例を示す図。 図4の携帯電話機における他の録画処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…ネットワークシステム、2…携帯電話機、3…放送局、4…GPS放送局、5…基地局、6…公衆回線網、7…アクセスサーバ、8…ネットワーク、9…無線LAN、10…アクセスポイント、11…ヒンジ、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…液晶ディスプレイ、18…スピーカ、19a乃至19d…磁気センサ、20(20−1乃至20−2)…LED、21…CCDカメラ、22…サブディスプレイ、23…静電タッチパッド、31…主制御部、32…電源回路部、33…操作入力制御部、34…画像エンコーダ、35…カメラI/F部、36…LCD制御部、37…画像デコーダ、38…多重分離部、39…変復調回路部、40…音声コーデック、41…メインバス、42…同期バス、43…送受信回路部、44…アンテナ、45…記録再生部、46…メモリカード、47…記憶部、48…音楽制御部、49…無線LANモジュール、50…地上波ディジタルワンセグ受信部、51…GPS受信部。

Claims (3)

  1. 放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記放送波を記録する記録手段と、
    前記記録手段により前記放送波を記録する際の指定放送地域を設定する設定手段と、
    前記受信手段により前記放送波を受信できない場合に、前記設定手段により前記指定放送地域が設定されているか否かを判定する判定手段と、
    前記受信手段により前記放送波を受信する際のチャンネルをサーチするサーチ手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段により、前記設定手段により前記指定放送地域が設定されていると判定された場合、前記サーチ手段は、前記受信手段により前記放送波を受信するチャンネルをサーチし、
    前記判定手段により、前記設定手段により前記指定放送地域が設定されていないと判定された場合、前記サーチ手段は、前記受信手段により前記放送波を受信するチャンネルをサーチしないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受信手段により前記放送波を受信できない場合に、受信に失敗したことに関するデータである受信失敗データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記受信失敗データを記憶する記憶手段と、
    前記記録手段により記録された前記放送波を視聴する際に、前記記憶手段により記憶されている前記受信失敗データに基づいて受信失敗ダイアログを表示する表示手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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