JP2006202390A - Avプレーヤ - Google Patents

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Masamichi Izumida
正道 泉田
Norie Koyama
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Abstract

【課題】 インターネット等のネットワークを介して配信される情報に基づいて音声信号等を再生するAVプレーヤにおいて、利用期限が定めされたコンテンツを再生する場合に、時刻情報の改竄を防止して適切な運用を図る。
【解決手段】 このAVプレーヤは、受信した電波に基づいて時刻情報を取得する受信手段40と、生成したクロック信号をカウントすることにより時間を計測する時間計測手段51、52と、時刻情報と計測された時間とに基づいて現在時刻を認識することにより、認識された現在時刻が情報の利用期限内である場合に音声信号等の再生を可能にすると共に、受信手段によって時刻情報が取得できない場合に、時間計測手段によって計測された時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する制御手段54と、音声信号等を再生する信号再生手段30とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット等のネットワークを介して配信される情報をダウンロードして音声信号及び/又は画像信号を再生するAV(オーディオ・ビデオ)プレーヤに関し、特に、携帯用のAVプレーヤに関する。
近年、インターネットを介して、音楽や映画等のコンテンツを有料又は無料で配信することが行われており、例えば、インターネットを介して配信される情報をダウンロードして音声信号を再生する端末装置として、MP3プレーヤが実用化されている。このようなコンテンツの提供に際しては、利用期限を定めることも行なわれる。ユーザが使用する端末装置は、インターネットを介してコンテンツを受信すると共に、何らかの方法で時刻情報を得ることにより、利用期限内においてコンテンツの再生を可能とする。このような期限付きのコンテンツの提供は、著作権の保護のみならず、CDの販売促進のための音楽の視聴用としても利用価値があると考えられている。
関連する技術として、下記の特許文献1には、ディジタル情報の利用者に再生期限が到来したことをそれとなく告知すると共に、再生期限到来後は、ディジタル情報の内容が確実に守秘されるディジタル情報の記録再生装置等が開示されている。この記録再生装置においては、再生期限を示す条件情報が付されたディジタル情報を記録媒体から再生して出力するために、制御手段が条件情報に基づいて再生期限の到来を判断し、再生期限が到来したと判断すると、当該ディジタル情報からランダムにデータを選出し、選出されたデータについて変更又は消去したディジタル情報を記録媒体に更新記録して、変更又は消去されたデータの位置を記録媒体に記録する。従って、これ以降に記録媒体からディジタル情報を再生して出力すると、その内容はデータの変更又は消去により劣化した状態となる。
この記録再生装置においては、時刻情報を得るために、システムマイコンに内蔵された時計が用いられる。また、特許文献1には、システムマイコンの時計は電波時計等によって常に正しい時刻に自動的に合わせられる構成にすると、より厳密な再生危険の管理が可能であると記載されている。しかしながら、端末装置の設置場所や時間帯によっては、電波時計用の電波が弱くなって時刻情報が得られない場合もあるので、これに対する対策が必要となる。一方、ユーザが自由に時刻情報を更新できるようにすれば、時刻情報が改竄されるおそれがある。
下記の特許文献2には、受信の回避又は電波の偽造があったとしても、端末装置がもつ情報の真正性の保証を図ることができる情報配布システム及び端末装置が開示されている。この情報配布システム及び端末装置においては、受信用端末が、放送局から送信される配布情報を受信してその時間情報を更新記憶する機能を有し、現在記憶した時間情報と新たに受信した時間情報とが同期するとき、配布情報を利用し、非同期のとき、利用を停止し、契約情報サーバが、外部から受けた送信要求に基づいて、受信用端末における現在記憶した時間情報を新たに受信した時間情報と同期させるための修正情報を受信用端末宛てに送信するので、受信の回避又は電波の偽造があっても、受信用端末内に更新記憶された時間情報と放送局から受信した時間情報とが非同期となって配布情報の利用が停止されるか、送信要求に基づく修正情報の受信により受信用端末内の時間情報を修正する。しかしながら、インターネット等のネットワークを介して配信される情報を用いるAVプレーヤのために、このような契約情報サーバを別個に設けることは、コストの面からも考えられない。
特開2002−6885号公報(第1、3頁、図2) 特開2000−224122号公報(第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、インターネット等のネットワークを介して配信される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するAVプレーヤにおいて、利用期限が定めされたコンテンツを再生する場合に、時刻情報の改竄を防止して適切な運用を図ることを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係るAVプレーヤは、利用期限が定められて外部から提供される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するAVプレーヤであって、受信した電波に基づいて時刻情報を取得する受信手段と、生成したクロック信号をカウントすることにより時間を計測する時間計測手段と、受信手段によって取得された時刻情報と時間計測手段によって計測された時間とに基づいて現在時刻を認識することにより、認識された現在時刻が情報の利用期限内である場合に音声信号及び/又は画像信号の再生を可能にすると共に、受信手段によって時刻情報が取得できない場合に、時間計測手段によって計測された時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する制御手段と、外部から提供された情報を格納すると共に、制御手段の制御の下で、格納されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する信号再生手段とを具備する。
ここで、制御手段が、ユーザによって現在時刻が更新された際に時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限するようにしても良い。
あるいは、AVプレーヤが、時間計測手段において発生し得る誤差に関する情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、制御手段が、ユーザによって現在時刻が更新された際に時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間と記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限するようにしても良い。
また、AVプレーヤが、温度を検知する温度検知手段をさらに具備し、制御手段が、温度検知手段によって検知された温度に基づいて、時間計測手段によって計測された時間を修正し、及び/又は、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲を修正するようにしても良い。
また、本発明の第2の観点に係るAVプレーヤは、利用期限が定められて外部から提供される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するAVプレーヤであって、受信した電波に基づいて時刻情報を取得する受信手段と、生成したクロック信号をカウントすることにより時間を計測する時間計測手段と、時間計測手段において発生し得る誤差に関する情報を記憶する記憶手段と、受信手段によって取得された時刻情報と時間計測手段によって計測された時間と記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とする制御手段と、外部から提供された情報を格納すると共に、制御手段の制御の下で、格納されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する信号再生手段とを具備する。
ここで、制御手段が、受信手段によって取得された時刻情報と時間計測手段によって計測された時間とに基づいて現在時刻を認識すると共に、受信手段によって最後に時刻情報を取得した際に、時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間と記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出し、認識された現在時刻が情報の利用期限を経過しても現在発生し得る誤差内である場合に音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とするようにしても良い。
また、AVプレーヤが、温度を検知する温度検知手段をさらに具備し、制御手段が、温度検知手段によって検知された温度に基づいて、時間計測手段によって計測された時間を修正し、及び/又は、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する際に誤差の値を修正するようにしても良い。
以上において、受信手段が、電波時計用の電波を受信して時刻情報を取得するようにしても良いし、GPS用の電波を受信して時刻情報を取得するようにしても良い。
本発明の第1の観点によれば、ユーザが現在時刻を更新する際に、更新される回数及び/又は範囲を制限することにより、時刻情報の改竄を防止して適切な運用を図ることができる。また、本発明の第2の観点によれば、ユーザが操作しなくても、誤差に関する情報を考慮して音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とすることにより、時刻情報の改竄を防止して適切な運用を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るAVプレーヤの構成を示す図である。本実施形態に係るAVプレーヤは、音楽や映画等のコンテンツを利用期限を定めて有料又は無料で配信するコンテンツ提供サーバに、インターネット等のネットワークを介して接続され、コンテンツ提供サーバから提供される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する。特に、本実施形態に係るAVプレーヤは、携帯用のモバイルプレーヤであり、ネットワークを介して情報が提供された後は、ネットワークから切り離して使用することができる。
図1に示すように、このAVプレーヤは、ネットワークに接続するためのインタフェース10と、ユーザがAVプレーヤを操作するために用いる押しボタン等の操作部20と、コンテンツ提供サーバから提供された情報を格納すると共に、格納されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する信号再生部30及びハードディスク又はメモリ等の格納部31と、受信した電波に基づいて時刻情報を取得する電波受信部40と、時刻情報等に基づいて現在時刻を認識及び管理することにより音声信号及び/又は画像信号の再生を可能にするマイクロ・コンピュータ・ユニット(MCU)50と、ユーザが現在時刻を更新するために用いる押しボタン等のユーザ入力部60と、各部に電源を供給するバッテリ70とを有している。また、このAVプレーヤは、オプションとして、MCU50近傍の温度を感知するための温度センサ80をさらに有していても良い。
電波受信部40は、局部発振用の少なくとも1つの水晶振動子41を有しており、電波時計用の電波を受信して、受信した電波に基づいて時刻情報を取得する。あるいは、電波受信部40は、GPS用の電波を受信して、受信した電波に基づいて時刻情報を取得するようにしても良い。AVプレーヤの接地場所や時間帯によっては、電波が弱くなって時刻情報が得られない場合もあるので、これに対する対策が必要となる。
MCU50は、リアルタイムクロック51と、タイマー53と、制御部54と、不揮発性メモリ55とを含んでいる。リアルタイムクロック51及びタイマー53は、時間を計測するための時間計測手段を構成している。
リアルタイムクロック51には、基準周波数発振用の水晶振動子52が接続されている。リアルタイムクロック51は、発振動作を行うことにより計時用のクロック信号を生成して、このクロック信号をカウントすることにより現在時刻を求める。リアルタイムクロック51の現在時刻は、工場出荷時に初期設定され、その後は、ヒューズを切る等により、初期設定に用いられた端子をユーザが使用できないようにしてある。以降、リアルタイムクロック51の現在時刻は、制御部54の制御の下で、電波受信部40によって取得された時刻情報に基づいて修正される。
タイマー53は、制御部54によって、工場出荷時及び最終受信時にリセットされると共に、ユーザが現在時刻を更新した際にリセットされる。その後、タイマー53は、リアルタイムクロック51から出力される時間情報に基づいて、リセットされてからの経過時間を計測する。例えば、タイマー53は、リアルタイムクロック51から秒単位又は分単位で出力されるキャリー信号をカウントすることにより、リセットされてからの経過時間を計測する。
制御部54は、CPU(中央演算装置)、及び、不揮発性メモリ55に記憶されているソフトウェア(制御プログラム)によって構成される。また、不揮発性メモリ55には、時間計測手段(リアルタイムクロック51及びタイマー53)において発生し得る誤差に関する情報が、工場出荷時に誤差設定入力として入力されて記憶されている。
制御部54は、電波受信部40によって取得された時刻情報と、時間計測手段によって計測された時間とに基づいて、現在時刻を認識する。例えば、制御部54は、電波受信部40によって取得された時刻情報に基づいてリアルタイムクロック51の現在時刻を修正し、リアルタイムクロック51によって計測された時間に基づいて現在時刻を認識する。これにより、制御部54は、認識された現在時刻がコンテンツ提供サーバから提供された情報の利用期限内である場合に、信号再生部30による音声信号及び/又は画像信号の再生を可能にする。
また、制御部54は、電波受信部40によって時刻情報が取得できない場合に、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する。あるいは、制御部54は、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間と、不揮発性メモリ55に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する。
さらに、温度センサ80が設けられている場合には、制御部54が、温度センサ80によって検知された温度に基づいて、リアルタイムクロック51の現在時刻を修正するようにしても良いし、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲を修正するようにしても良い。温度センサ80としては、例えば、RC発振回路において抵抗の替わりにサーミスタを用いることにより、温度によって変化する周波数を有する信号を出力する抵抗値/周波数コンバータと、この抵抗値/周波数コンバータの出力信号に基づいて、温度を表すディジタル信号を出力するデコーダとを含む温度計測回路を用いることができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係るAVプレーヤの動作について、図1及び図2を参照しながら詳しく説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るAVプレーヤの動作を示すフローチャートである。
ステップS11において、工場出荷時にタイマー53をリセットする。ステップS12において、制御部54の制御の下で、電波受信部40が、電波時計用の電波を受信する。ステップS13において、制御部54が、電波受信部40によって時刻情報が取得されたか否かを判定する。
電波受信部40によって時刻情報が取得された場合には、ステップS14において、制御部54が、電波受信部40によって取得された時刻情報に基づいてリアルタイムクロック51の現在時刻を修正することにより、時刻合わせをする。さらに、ステップS15において所定の期間のウエイトが与えられた後に、処理がステップS11に戻る。このようにして、所定の周期で電波の受信が繰り返される。
一方、電波受信部40によって時刻情報が取得されなかった場合には、処理がステップS16に移行し、タイマー53がリセットされてから一定期間が経過したか否かが判定される。一定期間が経過していないと判定された場合には、処理がステップS12に戻り、電波の受信が繰り返される。一方、一定期間が経過したと判定された場合には、処理がステップS17に移行する。
ステップS17において、リアルタイムクロック51の現在時刻に誤差が生じたことを認識したユーザが、リアルタイムクロック51の現在時刻を更新するために、ユーザ入力部60を操作する。ステップS18において、制御部54の制御の下で、タイマー53が、リセットされてからの経過時間を計測する。
ステップS19において、制御部54が、タイマー53によって計測された経過時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲の許容限度を設定する。例えば、制御部54は、ユーザが現在時刻を更新することができる回数を、1日当り1回に制限する。あるいは、制御部54は、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲を、1回当り3分以内に制限する。なお、リアルタイムクロック51において、許容限度を超える誤差が発生している場合には、電波を受信し易い場所にAVプレーヤを移動する等により、時刻情報を取得することが必要となる。
また、リアルタイムクロック51において発生し得る誤差に関する情報が不揮発性メモリ55に記憶されている場合に、制御部54は、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲の許容限度を、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間とこの誤差に関する情報とに基づいて算出して設定するようにしても良い。例えば、リアルタイムクロック51において発生し得る誤差が1日当り10秒である場合には、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間が12時間であれば、制御部54は、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲の許容限度を5秒に設定する。
さらに、AVプレーヤに温度センサ80が設けられている場合には、温度センサ80によって検知された温度に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲の許容限度を修正するようにしても良い。
ステップS20において、制御部54が、ユーザによる更新の回数及び/又は範囲が許容限度内か否かを判定する。ユーザによる更新の回数及び/又は範囲が許容限度内でない場合には、処理がステップS21に移行してエラー表示を行った後に、ステップS17に戻る。一方、ユーザによる更新の回数及び/又は範囲が許容限度内である場合には、処理がステップS22に移行する。ステップS22において、ユーザによって入力された現在時刻の情報に基づいて、制御部54が、リアルタイムクロック51の現在時刻を更新する。その後、処理がステップS11に戻り、再び電波の受信が試みられる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るAVプレーヤの構成を示す図である。このAVプレーヤにおいては、図1に示す第1の実施形態に係るAVプレーヤにおけるユーザ入力部60が存在しないので、ユーザがリアルタイムクロック51の現在時刻を更新することはできない。その替わりに、不揮発性メモリ55には、リアルタイムクロック51において発生し得る誤差に関する情報が記憶されており、MCU90の制御部91は、電波受信部40によって取得された時刻情報と、時間計測手段(リアルタイムクロック51及びタイマー53)によって計測された時間と、不揮発性メモリ55に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、音声信号及び/又は画像信号の再生を可能にする。
例えば、制御部91は、電波受信部40によって取得された時刻情報と時間計測手段によって計測された時間とに基づいて現在時刻を認識すると共に、電波受信部40によって最後に時刻情報を取得した際に、時間計測手段に含まれているタイマー53をリセットし、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間と不揮発性メモリ55に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する。これにより、制御部91は、認識された現在時刻が情報の利用期限を経過していても、現在発生し得る誤差内であれば、音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とする。
さらに、温度センサ80が設けられている場合には、制御部91が、温度センサ80によって検知された温度に基づいて、リアルタイムクロック51の現在時刻を修正するようにしても良いし、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する際に誤差の値を修正するようにしても良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係るAVプレーヤの動作について、図3及び図4を参照しながら詳しく説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係るAVプレーヤの動作を示すフローチャートである。
ステップS31において、工場出荷時にタイマー53をリセットする。ステップS32において、制御部91の制御の下で、電波受信部40が、電波時計用の電波を受信する。ステップS33において、制御部91が、電波受信部40において時刻情報が得られたか否かを判定する。
電波受信部40によって時刻情報が取得された場合には、ステップS34において、制御部91が、電波受信部40によって取得された時刻情報に基づいてリアルタイムクロック51の現在時刻を修正することにより、時刻合わせをする。さらに、ステップS35において所定の期間のウエイトが与えられた後に、処理がステップS31に戻る。このようにして、所定の周期で電波の受信が繰り返される。
電波受信部40によって時刻情報が取得された場合に、リアルタイムクロック51の現在時刻が、格納部31に記録されている情報の利用期限内であれば、ユーザの操作により音声信号及び/又は画像信号の再生が可能となるが、これは一般的な技術であるので、図4のフローチャートには示されていない。一方、電波受信部40によって時刻情報が取得されなかった場合には、処理がステップS36に移行する。
ステップS36において、ユーザが、格納部31に記録されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するために、操作部20を操作する。これに応答して、ステップS37において、制御部91の制御の下で、タイマー53が、リセットされてからの経過時間を計測する。
ステップS38において、制御部91が、タイマー53によって計測されたリセットされてからの経過時間と、不揮発性メモリ55に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する。
ステップS39において、制御部91が、音声信号及び/又は画像信号の再生が可能か否かを判定する。ここで、制御部91は、認識された現在時刻が情報の利用期限を経過していても、現在発生し得る誤差内であれば、音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とする。
さらに、AVプレーヤに温度センサ80が設けられている場合には、温度センサ80によって検知された温度に基づいて、時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する際に誤差の値を修正するようにしても良い。
音声信号及び/又は画像信号の再生が可能でないと判定された場合には、処理がステップS40に移行して、制御部91が、期限経過により再生できない旨のエラー表示を行う。その後、処理がステップS32に戻る。一方、音声信号及び/又は画像信号の再生が可能であると判定された場合には、処理がステップS41に移行する。ステップS41において、制御部91の制御の下で、信号再生部30が、格納部31に記録されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する。その後、処理がステップS32に戻り、再び電波の受信が試みられる。
本発明の第1の実施形態に係るAVプレーヤの構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るAVプレーヤの動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るAVプレーヤの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るAVプレーヤの動作を示すフローチャート。
符号の説明
10 インタフェース、 20 操作部、 30 信号再生部、 31 格納部、 40 電波受信部、 41 水晶振動子、 50、90 マイクロ・コンピュータ・ユニット(MCU)、 51 リアルタイムクロック、 52 水晶振動子、 53 タイマー、 54、91 制御部、 55 不揮発性メモリ、 60 ユーザ入力部、 70 バッテリ、 80 温度センサ

Claims (9)

  1. 利用期限が定められて外部から提供される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するAVプレーヤであって、
    受信した電波に基づいて時刻情報を取得する受信手段と、
    生成したクロック信号をカウントすることにより時間を計測する時間計測手段と、
    前記受信手段によって取得された時刻情報と前記時間計測手段によって計測された時間とに基づいて現在時刻を認識することにより、認識された現在時刻が情報の利用期限内である場合に音声信号及び/又は画像信号の再生を可能にすると共に、前記受信手段によって時刻情報が取得できない場合に、前記時間計測手段によって計測された時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する制御手段と、
    外部から提供された情報を格納すると共に、前記制御手段の制御の下で、格納されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する信号再生手段と、
    を具備するAVプレーヤ。
  2. 前記制御手段が、ユーザによって現在時刻が更新された際に前記時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、前記タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間に基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する、請求項1記載のAVプレーヤ。
  3. 前記時間計測手段において発生し得る誤差に関する情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、
    前記制御手段が、ユーザによって現在時刻が更新された際に前記時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、前記タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間と前記記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、ユーザが現在時刻を更新することができる回数及び/又は範囲を制限する、請求項1記載のAVプレーヤ。
  4. 温度を検知する温度検知手段をさらに具備し、
    前記制御手段が、前記温度検知手段によって検知された温度に基づいて、前記時間計測手段によって計測された時間を修正し、及び/又は、ユーザが現在時刻を更新することができる範囲を修正する、
    請求項1〜3記載のAVプレーヤ。
  5. 利用期限が定められて外部から提供される情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生するAVプレーヤであって、
    受信した電波に基づいて時刻情報を取得する受信手段と、
    生成したクロック信号をカウントすることにより時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段において発生し得る誤差に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段によって取得された時刻情報と前記時間計測手段によって計測された時間と前記記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とする制御手段と、
    外部から提供された情報を格納すると共に、前記制御手段の制御の下で、格納されている情報に基づいて音声信号及び/又は画像信号を再生する信号再生手段と、
    を具備するAVプレーヤ。
  6. 前記制御手段が、前記受信手段によって取得された時刻情報と前記時間計測手段によって計測された時間とに基づいて現在時刻を認識すると共に、前記受信手段によって最後に時刻情報を取得した際に、前記時間計測手段に含まれているタイマーをリセットし、前記タイマーによって計測されたリセットされてからの経過時間と前記記憶手段に記憶されている誤差に関する情報とに基づいて、前記時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出し、認識された現在時刻が情報の利用期限を経過しても現在発生し得る誤差内である場合に音声信号及び/又は画像信号の再生を可能とする、請求項5記載のAVプレーヤ。
  7. 温度を検知する温度検知手段をさらに具備し、
    前記制御手段が、前記温度検知手段によって検知された温度に基づいて、前記時間計測手段によって計測された時間を修正し、及び/又は、前記時間計測手段において現在発生し得る誤差を算出する際に誤差の値を修正する、
    請求項6記載のAVプレーヤ。
  8. 前記受信手段が、電波時計用の電波を受信して時刻情報を取得する、請求項1〜7のいずれか1項記載のAVプレーヤ。
  9. 前記受信手段が、GPS用の電波を受信して時刻情報を取得する、請求項1〜7のいずれか1項記載のAVプレーヤ。
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