JP4382039B2 - 時刻管理装置及び時刻管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻管理方式に関連し、特に、第三者による意図的な時刻の改ざんの機会を減少させた、時刻管理装置及び時刻管理方法に関連する。
現在では、コンピュータで使用するファイルが作成されたときの時刻を保証して、セキュリティを確保するために、タイムスタンプが使用されている。このタイムスタンプは、理想的には、例えば、時刻管理装置として、誤差のない時計をコンピュータ等の内部に保持し、この時計により供給されるのが最良である。
しかし、実際には、コンピュータの内部に装備する時計は、誤差を生じる。従って、規準となる時計により、定期的に、補正を行うことが要求される。このような補正を行うための規準となる時計の一例としては、電波時計がある。
従来の技術では、電波時計から電波により送信される外部時刻情報が、時刻管理装置により受信可能である場合には、時刻管理装置は、その送信される外部時刻情報を用いて較正し、一方、外部時刻情報が受信が不可能な場合は、内蔵するローカル時計の時刻情報を較正せずに採用する。そして、この時刻管理装置の出力する時刻情報を、タイムスタンプとして使用していた。
しかしこの場合、偽の電波時計発信機を使って自由にローカル時計の示す時刻の改ざんが可能なために、電波時計から電波により送信される公的な時刻情報を、ディジタル署名のタイムスタンプとして活用できないという問題があった。
更に、従来の技術では、時刻管理装置の示すローカルな時刻が、外部より供給される外部時刻よりも進んでいる場合には、外部より供給される外部時刻情報を、時刻管理装置内に取り込むと、時刻管理装置の出力する時間が、僅かに過去の時点の時刻へ戻ることになる。このような場合には、この過去の時点の時刻を示す時間帯の時刻署名は、信頼性がなくなることとなる。
更に、タイムスタンプ時刻の正当性を証明する方法も求められている。
また、更に、下記の文献には、本願と関連する技術が記載されている。
特開平6−258460号公報 特開2002−4876号公報 特開2002−236187号公報 特開2002−63614号公報 特開2002−185449号公報 特開2003−218860号公報 特開2003−524348号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、第三者による意図的な時刻の改ざんの機会を減らす時刻管理装置及び時刻管理装置方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の時刻管理装置は、
予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
自走時刻を出力するローカル時計手段と、
前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、
前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、従来のように、単に外部時刻情報が受信可能か否かでローカル時計に外部時刻情報を設定するか又は自走させるかを切り替えるのではなく、外部より供給される時刻情報を定期的にあるいはランダムに、或る一定の時間帯の間に取り込み、装置内のローカルな時刻情報との時間誤差を求め、その値の大小に応じて外部時刻を設定しまたはローカル時刻をそのまま自走させて出力する。これにより、第三者による意図的な時刻の改ざんの機会を減らす時刻管理装置及び時刻管理方法を提供できる。
また、この目的を達成するために、本発明の時刻管理装置は、
予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
自走時刻を出力するローカル時計手段と、
前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、
前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段と、
前記ローカル時計手段に設定された前記外部時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定する直前に前記ローカル時計手段が出力した時刻よりも、前の時刻に等しい場合には、前記ローカル時計手段が出力する時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定する直前に前記ローカル時計手段が出力した時刻に達するまで、前記ローカル時計手段の出力する時刻を出力することを阻止する時刻出力阻止手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、時刻管理装置及び時刻管理方法の出力する時刻が、過去の時刻に戻ることがないので、意図的な時刻の改ざんの機会を減らす時刻管理装置及び時刻管理方法を提供できる。
更に、本発明は、タイムスタンプ時刻の正当性を証明する装置を提供することも目的とする。
この目的を達成するために、本発明の時刻管理装置は、
予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
自走時刻を出力するローカル時計手段と、
前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段と、
前記自走時刻と前記外部時刻と前記差に、所定の鍵を使用して署名を行ッて第1の認証子を生成する手段と、
前記自走時刻と前記外部時刻と前記差及び前記第1の認証子を記憶する手段と、
署名発行命令を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信した署名発行命令に従って、所定の署名発行時刻で所定の鍵を使用して署名を行ッて第2の認証子を生成する手段と、
前記署名発行時刻と前記第2の認証子を記憶する手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより一層明瞭となるであろう。
図1は、本発明の原理を示す第1の実施例を示す図である。
図2は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
図3は、本発明の第2の実施例のメモリの構成を示す図である。
図4は、本発明の第2の実施例の動作のフローチャートを示す図である。
図5は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第1の例を示す図である。
図6は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第2の例を示す図である。
図7は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第3の例を示す図である。
図8は、本発明の原理を示す第3の実施例を示す図である。
図9は、本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
図10は、本発明の第4の実施例の動作のフローチャートを示す図である。
図11は、本発明の第4の実施例の動作のタイムチャートを示す図である。
図12は、本発明の第4の実施例を利用した署名システムの動作のフローチャートを示す図である。
図13は、本発明の原理を示す第5の実施例を示す図である。
図14は、本発明の第5の実施例の履歴メモリの構成を示す図である。
図15は、本発明の第6の実施例の構成を示す図である。
図16は、本発明の第6の実施例の動作のフローチャートを示す図である。
図17は、本発明の第6の実施例の動作の時刻誤差計算処理ルーチンを示す図である。
図18は、本発明の第7の実施例(連続して受信を誤った場合)の動作のフローチャートを示す図である。
以下に、本発明を実施するための実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の原理を示す第1の実施例の時刻管理システム100を示す図である。図1において、時刻管理システム100は、主に、電波時計送信所101と時刻管理装置110により構成される。電波時計送信所101は、送信アンテナ102から外部時刻情報105を送信する。図1の時刻管理装置110は、主に、受信アンテナ111、受信回路112、受信窓開閉回路113、時刻差判定回路114及びローカルクロック回路115より構成される。
図1の時刻管理装置110の受信回路112は、電波時計送信所101からの外部時刻情報105を、アンテナ111を介して受信し、そして、時刻データtとして受信窓開閉回路113へ供給する。外部時刻情報105の形式については、図5を用いて後述する。
ローカルクロック回路115は、一旦初期値に設定された後に、自走して時刻データt’を出力する。
受信窓開閉回路113は、時刻差判定回路114から供給される制御信号C2に従って、受信窓を開き、この間に入力される時刻データtを、時刻差判定回路114へ送る。
一方、ローカルクロック回路115も、時刻データt’を、時刻差判定回路114へ供給する。
時刻差判定回路114は、時刻データtと時刻データt’の間の差の絶対値δtを計算する。そして、この絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さい場合には、時刻差判定回路114は、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する。一方、この絶対値δtが、予め定められた設定値σ以上の場合には、時刻差判定回路114は、ローカルクロック回路115をそのまま自走するように制御信号C1を介して制御する。
次に、ローカルクロック回路115が、制御信号C1により、時刻データtが設定されて再起動される又は自走するように制御されると、時刻差判定回路114は、制御信号C2により、受信窓開閉回路113の受信窓を閉じる。これにより、受信回路112から受信窓開閉回路113へ入力する時刻データtは、時刻差判定回路114に供給されないので、ローカルクロック回路115は、自走する。
時刻差判定回路114は、予め定められた時刻Tに達したときに、再び制御信号C2を受信窓開閉回路113に送り、受信窓を開くように制御する。これにより、上述の動作を繰返す。
以上により、時刻の改ざんに強く、且つ、長期間にわたって高精度な時刻を提供できる時刻管理システム110を実現できる。
次に、図2、3、4、5、6及び7を使用して、本発明の第2の実施例をさらに詳しく説明する。
図2は、本発明の第2の実施例の時刻管理システムの構成を示す図である。図2に示された時刻管理システム100は、主に、電波時計送信所101と時刻管理装置110により構成される。図2の時刻管理システム100において、図1と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示す。図2の時刻管理装置110の時刻差判定回路114は、主に、マイクロプロセッサ(CPU)201とメモリ202より構成される。
図3は、本発明の第2の実施例のメモリ202の構成を示す図である。メモリ202の領域301は、定期的に、時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定するか、又は、ランダムな時間間隔で時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定するかを示す情報を格納する。本実施例の場合には、定期的に、時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定する場合には、”0”を、また、ランダムな時間間隔で時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定する場合には、”1”を格納する。メモリ202の領域302は、ランダムな時間間隔で時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定する場合の時間間隔値であるランダム生成値を格納する。メモリ202の領域303は、前述の絶対値δtを判断する規準となる、予め定められた設定値σを格納する。メモリ202の領域304は、定期的に、時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定する場合の時間間隔値Tを格納する。また、メモリ202の領域305は、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tを格納する。
図4は、本発明の第2の実施例の動作のフローチャートを示す図である。次に、本発明の第2の実施例の動作を、図4に示すフローチャートを使用して説明する。
本発明の第2の実施例の動作は、ステップ401で開始する。
次に、ステップ402で、図3のメモリ202の各領域301から304へ、図3を参照して前述したパラメータを設定する。領域301には、定期(0)/ランダム(1)ビット、領域302には、ランダム生成値、領域303には、設定値σそして、領域304には、時間間隔値Tの、領域305には、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tのそれぞれの初期値が設定される。
次に、ステップ403では、CPU201は、受信回路112に対して制御信号210により時刻データtの受信を指示し且つ、受信窓開閉回路113へ制御信号(C2)211により、受信窓を開くように指示する。
次に、ステップ404では、CPU201は、ローカルクロック回路115から、信号212を使用して、時刻データt’を、CPU201上で実行される時刻誤差計算プログラムへ、ロードする。
次に、ステップ405では、CPU201は、受信窓開閉回路113から、信号213を使用して、時刻データtを、CPU201上で実行される時刻誤差計算プログラムへ、ロードする。
次に、ステップ406では、CPU201により、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δt=|t−t’|を計算する。そして、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいかどうかが判断される。時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいと判断された場合には、ステップ407へ進む。
ステップ407では、CPU201は、制御信号(C1)214により制御して、受信窓開閉回路113から供給される時刻データtを、信号212を介して、ローカルクロック回路115へ設定し、そして、ローカルクロック回路115を再起動する。
次にステップ408で、CPU201は、制御信号(C2)211により、受信窓開閉回路113の受信窓を閉じるように制御する。そして、ステップ409へ進む。
ステップ409では、CPU201は、ローカルクロック回路115の時刻データt’と、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tが比較される。
ステップ410では、時刻データt’とTが等しい場合には、ステップ411へ進む。一方、時刻データt’とTが等しくない場合には、ステップ409へ進み、ステップ409と410を繰返す。
ステップ411では、メモリ202のビット301の値が”1”を有するか又は、”0”を有するかが判断される。メモリ202のビット301の値が”1”を有する場合には、ランダムな時間間隔で時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定することを示し、処理は、ステップ412へ進む。
ステップ412では、CPU201は、メモリ202の領域304の時間間隔値Tへ、領域302に格納されたランダム生成値をロードする。
次にステップ413では、CPU201は、新たなランダム生成値を発生する。
次にステップ414では、CPU201は、ステップ413で発生した新たなランダム生成値を、メモリ202の領域302へ格納する。そして、処理は、ステップ416へ進む。
一方、ステップ411で、メモリ202のビット301の値が”0”を有する場合には、定期的に、時刻データtを、ローカルクロック回路115に設定する場合することを示し、処理は、ステップ415へ進む。
ステップ415では、メモリ202の領域304の時間間隔値Tへ、値”1”をロードする。そして、処理はステップ416へ進む。
ステップ416では、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tを、更新するために、メモリ202の領域305へ(T+T)を書きこむ。そして処理は、ステップ403に進み、上述の処理を繰返す。
一方、ステップ406で、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σ以上であると判断された場合には、ステップ417へ進む。
ステップ417では、CPU201は、ローカルクロック回路115を自走させるように、制御信号(C1)214を介して制御する。そして、制御信号(C2)211により受信窓開閉回路113を制御して、受信窓を閉める。
次にステップ418では、ローカルクロック回路115は、新たな時刻(T+T)まで、自走したかが判断される。ローカルクロック回路115が、時刻(T+T)まで、自走したと判断される場合には、処理はステップ403に進み、上述の処理を繰返す。一方、ローカルクロック回路115はまだ、時刻(T+T)まで、自走していないと判断される場合には、処理はステップ417に進み、ステップ417とステップ418を繰返す。
以上により、図2の時刻管理装置110のローカルクロック回路115より、時刻データt又は、時刻データt’が出力される。
図5は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第1の例を示す図である。図5(1)は、電波時計送信所101から送信される時刻データtの時間を「秒」で示したものであり、ゼロ秒から次のゼロ秒までが、同一の分に対応する。
図5(2)は、電波時計送信所101から送信される時刻データtの値のフォーマットを示す。この例では、最初の10秒間は「分」の値が送信され、次の10秒間は「時」の値が送信され、次の20秒間は「通算日」が送信され、次の10秒間は「年」の値が送信され、そして、最後の10秒間は「曜日」が送信される。
図5(3)は、受信窓開閉回路113の受信窓を示し、受信窓は、ローカルクロック回路115の出力する時刻データt’と電波時計送信所101から送信される時刻データtの値のずれにより、ΔTだけ0秒からずれた時点TAで、CPU201により開かれる。一方、CPU201によりローカルクロック回路115に時刻データtが設定された後に、時刻TCでCPU201により閉じられる。
図5(4)は、時刻差判定回路114による、時刻データtの取り込みのタイミングTBを示す。タイミングTBで、時刻データt1が、時刻差判定回路114に取りこまれる。
図5(5)は、時刻差判定回路114による、ローカルクロック回路115からの時刻データt1’の取りこみのタイミングTBを示す。上述のタイミングTBで、時刻データt1’も、時刻差判定回路114に取りこまれる。
図5(6)は、時刻差判定回路114による、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δt=|t−t’|を計算するタイミングを示す。
図5(7)は、時刻差判定回路114による、ローカルクロック回路115へ、新時刻データt1を設定するタイミングを示す。
図5(8)は、時刻差判定回路114により新時刻データt1を設定するタイミングに1秒程度の遅延がある場合の、ローカルクロック回路115へ、新時刻データt1を設定するタイミングを示す。このように遅延がある場合でも、図5(1)に示すように、電波時計送信所101から送信される時刻データt1の時間は秒で検出されることが可能であるので、設定時に1秒ずらすことにより、電波時計送信所101から送信される時刻データt1の時間に正確にローカルクロック回路115に時刻データt1を設定することができる。
最後に、図5(9)は、新たに時刻データt1が設定された後の、ローカルクロック回路115の出力する時刻データを示す。
図6は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第2の例を示す図である。図6は、「日」単位で、受信窓開閉回路113の受信窓を開く構成を示す。
図6(1)は、電波時計送信所101から送信される時刻データtの時間を「時」単位で示したものであり、ゼロ時から次のゼロ時までが、同一の日に対応する。図6(2)は、受信窓開閉回路113の受信窓を示し、タイミングTAで開かれる。そして、時刻データtがローカルクロック回路115へ設定できたタイミングTBで、受信窓開閉回路113の受信窓が閉じられる。また、この日の終了のタイミングTCまで、時刻データtがローカルクロック回路115へ設定できない場合には、タイミングTCで受信窓開閉回路113の受信窓は閉じられる。
図7は、本発明の第2の実施例の動作のタイムチャートの第3の例を示す図である。図7は、「月」単位で、受信窓開閉回路113の受信窓を開く構成を示す。
図7(1)は、電波時計送信所101から送信される時刻データtの時間を「日」単位で示したものであり、1日目から次の1日目までが、同一の月に対応する。
図7(2)は、受信窓開閉回路113の受信窓を開閉するタイミングを示す。1日目の最初のタイミングTAで受信窓開閉回路113の受信窓が開かれる。そして、時刻データtがローカルクロック回路115へ設定できたタイミングTBで、受信窓開閉回路113の受信窓が閉じられる。この図7(2)のタイミングTAからタイミングTBの動作は、図7で説明した動作と同一である。
図7(3)は、第1日目で、時刻データtがローカルクロック回路115へ設定できなかった場合を示す。この場合には、例えば、2日目まで受信窓開閉回路113の受信窓が開かれ、図7で説明したのと同一の動作が実行される。図7(4)は、第1日目及び第2日目ともに、時刻データtがローカルクロック回路115へ設定できなかった場合を示す。この場合には、例えば、3日目まで受信窓開閉回路113の受信窓が開かれ、図7で説明したのと同一の動作が実行される。
次に本発明の第3の実施例について説明する。
図8は、本発明の原理を示す第3の実施例の時刻管理システム100を示す図である。本実施例は、時刻管理装置110のローカルクロック回路115の示すローカルな時刻が、外部より供給される外部時刻情報105よりも進んでいる場合の実施例である。図8において、図1と同一番号の構成要素は、同一の構成要素を示す。図8に示された第3の実施例と、図1に示された第1の実施例の間の異なる点は、図8に示された第3の実施例は、クロックカウンタ801とゲート部802を有することである。
クロックカウンタ801は、時刻差判定回路114により計算される、時刻データtと時刻データt’の間の差の絶対値δtと、ローカルクロック回路115より出力されるクロックCLKを入力とし、ゲート部802へゲートの開閉信号803を送る。
ゲート部802は、クロックカウンタ801より出力される、開閉信号803に従って、ローカルクロック回路115よりゲート部802に供給される時刻データを、時刻管理装置110から出力するかどうかを制御する。
図8の時刻管理装置110の受信回路112は、電波時計送信所101からの外部時刻情報105を、受信し、そして、時刻データtとして受信窓開閉回路113へ供給する。外部時刻情報105の形式については、図5を用いて後述する。
ローカルクロック回路115は、一旦初期値に設定された後に、自走して時刻データt’を出力する。
受信窓開閉回路113は、時刻差判定回路114から供給される制御信号C2に従って、受信窓を開き、この間に入力される時刻データtを、時刻差判定回路114へ送る。
一方、ローカルクロック回路115も、時刻データt’を、時刻差判定回路114へ供給する。
時刻差判定回路114は、時刻データtと時刻データt’の間の差の絶対値δtを計算する。そして、この絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さい場合には、時刻差判定回路114は、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する。一方、この絶対値δtが、予め定められた設定値σ以上の場合には、時刻差判定回路114は、ローカルクロック回路115をそのまま自走するように制御信号C1を介して制御する。
ここで、時刻管理装置110のローカルクロック回路115の示すローカルな時刻が、外部より供給される外部時刻情報105よりも進んでいる場合には、外部より供給される外部時刻情報105を、時刻管理装置110内に取り込むと、時刻管理装置110の出力する時間が、僅かに過去の時点の時刻へ戻ることになる。
第3の実施例では、時刻差判定回路114が、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する場合に、絶対値δtを、クロックカウンタ801に設定する。そして、クロックカウンタ801は、開閉信号803により、ゲート部802を閉じるように制御する。そして、次に、クロックカウンタ801が、クロックCLKによりカウントアップされ、そして、設定された絶対値δtにカウント値が達すると、開閉信号803により、ゲート部802を開くように制御する。このようにすることにより、時刻管理装置110の出力する時間が、過去の時点の時刻へ戻ることを防止できる。
次に、ローカルクロック回路115が、制御信号C1により、時刻データtが設定されて再起動される又は自走するように制御されると、時刻差判定回路114は、制御信号C2により、受信窓開閉回路113の受信窓を閉じる。これにより、受信回路112から受信窓開閉回路113へ入力する時刻データtは、時刻差判定回路114に供給されないので、ローカルクロック回路115は、自走する。
時刻差判定回路114は、予め定められた時刻Tに達したときに、再び制御信号C2を受信窓開閉回路113に送り、受信窓を開くように制御する。これにより、上述の動作を繰返す。
以上により、時刻の改ざんに強く、且つ、長期間にわたって高精度な時刻を提供できる時刻管理装置110を実現できかつ、時刻管理装置110から出力する時刻がこの時点の時刻に戻ることのない、信頼性ある時刻を出力できる。
次に、図9、10、11及び12を使用して、本発明の第4の実施例をさら詳しく説明する。
図9は、本発明の第4の実施例の構成を示す図である。本実施例は、時刻管理装置110のローカルクロック回路115の示すローカルな時刻が、外部より供給される外部時刻情報105よりも進んでいる場合の実施例である。図9において、図2と同一番号の構成要素は、同一の構成要素を示す。図9に示された第4の実施例と、図2に示された第2の実施例の間の異なる点は、図9に示された第3の実施例は、CPU201が、クロックカウンタの機能を含むことと、ゲート部802を有することである。
クロックカウンタの機能及びゲート部802の動作は、図8を参照して接続された第3の実施例と同一である。
図10は、本発明の第4の実施例の動作のフローチャートを示す図である。図10において、図4と同一番号を付したステップは、同一のステップを示すものとする。
図10に示す本発明の第4の実施例の動作のフローチャートと図4に示す本発明の第2の実施例の動作のフローチャートの相違点は、図4のステップ407と408が、図10のステップ1001と置き換えられたことである。
図10のステップ406では、CPU201により、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δt=|t−t’|を計算する。そして、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいかどうかが決定される。時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいと判断された場合には、ステップ1001へ進む。
ステップ1001では、CPU201は、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する。この場合には、CPU201から開閉信号803が出力され、これにより、ゲート部802を閉じるように制御する。そして、次に、CPU201内のクロックカウンタ機能が、クロックCLKによりカウントアップされ、そして、設定された絶対値δtにカウント値が達すると、開閉信号803により、ゲート部802を開くように制御する。このようにすることにより、時刻管理装置110の出力する時間が、過去の時点の時刻へ戻ることを防止できる。
図11は、本発明の第4の実施例の動作のタイムチャートを示す図である。図11の横軸は、電波時計送信所101より送られる外部時刻情報105による時間の経過を示し、一方、図11の縦軸は、ローカルクロック回路115の自走クロックによる時間の経過を示す。
外部時刻情報105の時間とローカルクロック回路115の自走クロックによる時間の経過速度が一致している場合には、増加角度45°の直線1101が示すように、外部時刻情報105による時間の経過とローカルクロック回路115の自走クロックによる時間の経過が一致する。一方、ローカルクロック回路115の自走クロックによる時間の経過速度の方が外部時刻情報105による時間の経過速度よりも速い場合には、直線1102のように、ローカルクロック回路115の自走クロックが進む。ローカルクロック回路115の自走クロックによる時間の経過速度の方が外部時刻情報105による時間の経過速度よりも遅い場合には、直線1103のように、ローカルクロック回路115の自走クロックが送れる。
ここで、直線1102に示されたように、ローカルクロック回路115の自走クロックが進む場合において、時刻Tでローカルクロック回路115が外部時刻情報105による時刻データtに設定されると、時刻Tでは、ローカルクロック回路115はその出力する時刻が、過去にローカルクロック回路115が出力した時刻に戻ることとなり、時刻署名の信頼性が低下する。
そこで、ローカルクロック回路115の出力する時刻が、時刻Tにおいて外部時刻情報105による時刻データtに設定された後に、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δtの間だけ、ゲート部802により、時刻管理装置110から出力するのを禁止する。これは、時刻TからT’の間は、時刻管理装置110からの時刻出力を停止することに想到する。そして、この期間の経過後に、即ち、時刻T’から、時刻の出力を開始することにより、以前にローカルクロック回路115が出力した時刻に戻ることを防止できる。
尚、ローカルクロック回路115の出力するローカルクロック時刻の方が遅れているときは、外部時刻情報105に一致させても過去の時刻へ戻ることがないので、δtの期間、出力を阻止する必要はない。
図12は、本発明の第4の実施例を利用した署名システムの動作のフローチャートを示す図である。例えば、本発明を利用した、署名システムのソフトウェア等により実行される。
ステップ1201で本署名システムの動作は開始する。
次にステップ1202で、署名システムのソフトウェアは、図9の開閉信号803が、オンかオフかを判断する。ここで、開閉信号803がオンの場合には、図9のゲート部802は、ローカルクロック回路115の出力するローカルクロック804を時刻管理装置110から出力する。開閉信号803がオフの場合には、ステップ1202を繰返す。
次にステップ1203では、署名システムのソフトウェアは、時刻管理装置110より出力される時刻が、全て0又は、全て1でないかを判断する。いずれかの場合には、処理はステップ1202へ戻り、上述の処理を繰返し、正規に時刻が出力されるまで待つ。いずれでもない場合には、処理はステップ1204へ進む。
ステップ1204では、署名システムのソフトウェアは、ローカルクロック回路からゲートを通して送られてくる時刻出力を入手する。
ステップ1205では、署名システムのソフトウェアは、署名する入力データを取得する。
次にステップ1206では、署名システムのソフトウェアは、keyを取得する。
そして、ステップ1207で、署名システムのソフトウェアは、入力データと時刻出力とkeyを用いて時刻署名付きデータを作成する。
そして、ステップ1208で、署名システムのソフトウェアは、作成した時刻署名付きデータを記憶装置に格納する。
最後にステップ1209で、署名システムのソフトウェアの処理は終了する。
以上のように、本発明を利用した、署名システムのソフトウェア等により、時刻署名付きデータを作成できる。
次に本発明の第5の実施例について説明する。
図13は、本発明の原理を示す第5の実施例の時刻管理システム100を示す図である。本実施例は、特に、正当な時計利用のための保証手段を提供する実施例である。
図13において、図8と同一番号の構成要素は、同一の構成要素を示す。図8に示された第3の実施例と、図13に示された第5の実施例の間の異なる点は、図13に示された第15の実施例は、時刻署名装置1301と時刻署名装置1301に接続された履歴メモリ1302とを有し、ゲート部802の出力信号が時刻署名装置1301へ供給されることである。また、署名鍵設定入力1303、要求出力モード入力1304及び電文入力1305が、時刻署名装置1301に入力され、署名付時刻、時刻署名付電文、及び時刻署名付時刻発行履歴が出力1310より出力される。
図14は、履歴メモリ1302の内容の実施例を示す図である。履歴メモリ1302は、電波受信時刻t’、電波時計時刻t、署名発行時刻ts、誤差絶対値δt、及び認証子CSを記憶する領域を有する。また、参照番号1410、1411、1412及び1413は、時刻管理装置110内での自動時刻発生の記録を示す。また参照記号1420、4121は、利用者側の要求で発行した時刻署名の記録を示す。
次に、図13に示された第5の実施例の動作を、図14を参照して説明する。図13において、図8と同一番号の構成要素の動作は、図8に示された第3の実施例で説明した動作と同一である。
先ず、利用者の鍵、即ち認証子CSは、署名鍵設定入力1303を介して時刻署名装置1301に設定される。
次に、時刻署名装置1301は、時刻管理装置110が常に正当な時刻情報を活用している証とするために、先ず、最初に、受信回路112、受信窓開閉回路113を介して、定期的に外部から正当な時刻情報tを受信する。そして、この受信した正当な時刻情報tとローカルクロック回路115で発生した時刻情報t’との間の時間差δtを、時間差判定回路114により求める。
そして、次に、受信した正当な時刻情報tと時間差δtは、時刻署名装置1301に送られ、利用者の鍵CS1で署名される。そして、更に、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリ1302に、図14に示すように、自動時刻発生の記録1410として、電波受信時刻t1’、電波時計時刻t1、誤差絶対値δt1、及び認証子CS1が、保管される。
そして、業務処理で生じた文書へタイムスタンプを発行する場合には、要求出力モード入力1304及び電文入力1305から、タイムスタンプ発行の要求と、電文が入力される。この入力された電文に対して、タイムスタンプが付加されて、図13の出力1310より時刻署名付電文が出力される。
更に、発行されるタイムスタンプである、ローカルクロック回路の発生する署名発生時刻ts11、ts12、..、ts1mも上述と同様に、利用者の鍵で署名され、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリ1302に、利用者側の要求で発行した時刻署名の記録1420として、保管される。利用者側の要求で発行した時刻署名の記録1420には、署名発行時刻ts11、ts12、..、ts1mが順に、認証子CS11、CS12、CS1と共に、利用者側の要求で発行した時刻署名の記録1420として、保管される。
順に、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリ1302に、図14に示すように、自動時刻発生の記録1411として、電波受信時刻t2’、電波時計時刻t2、誤差絶対値δt2、及び認証子CS2が、保管される。
次に、上述と同様に、利用者側の要求で発行した時刻署名の記録1421には、署名発行時刻ts21、ts12が順に、認証子CS21、CS22と共に、利用者側の要求で発行した時刻署名の記録1421として、時刻履歴メモリ1302に、保管される。
更に、電波受信時刻t3’、t4’で、自動時刻発生の記録1412、1413が、時刻履歴メモリ1302に記憶される。
このように、と受信した正当な時刻情報tと時間差δtを利用者の鍵で署名し、ローカルクロック回路115の発生する署名発生時刻tsも同様に利用者の鍵で署名して、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録を、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリ1302に保管する。そして、タイムスタンプ時刻の信頼性に関連する問題が発生した場合には、出力1310より、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録である、時刻署名付時刻発行履歴と署名付時刻とを出力し、この出力された情報に基づいて、正当な時計利用のための保証手段を提供することができる。
次に、図15、16及び17を使用して、本発明の第6の実施例をさら詳しく説明する。
図15は、本発明の第6の実施例の構成を示す図である。本実施例は、特に、正当な時計利用のための保証手段を提供する実施例である。図15において、図9と同一番号の構成要素は、同一の構成要素を示す。図9に示された第4の実施例と、図15に示された第6の実施例の間の異なる点は、図15に示された第6の実施例は、時刻署名装置1301を有し、ゲート部802の出力信号が時刻署名装置1301へ供給されることである。また、署名鍵設定入力、要求出力モード入力及び電文入力が、入出力バス1320を介して、CPU201に入力され、CPU201からさらに、信号線1321を介して時刻署名装置1301に入力される。また、署名付時刻、時刻署名付電文、及び時刻署名付時刻発行履歴が、時刻署名装置1301、信号線1321を介してCPU201に入力され、CPU201からさらに、入出力バス1320を介して、出力1320より出力される。
次に、図15に示された第6の実施例での動作を説明する。図15において、図9と同一番号の構成要素の動作は、図9に示された第4の実施例で説明した動作と同一である。
図16及び図17は、本発明の第6の実施例の動作のフローチャートを示す図である。図16において、図10と同一番号を付したステップは、同一のステップを示すものとする。また、図17は、時刻誤差計算処理ルーチン1700を示し、この時刻誤差計算処理ルーチン1700は、ステップ1701で開始し、図10のステップ403、404及び405と同一の動作を実行し、そして、ステップ1702で戻る処理を実行する。
図10に示す本発明の第4の実施例の動作のフローチャートと図16及び図17に示す本発明の第6の実施例の動作のフローチャートの相違点は、図10のステップ403から405が、図16のステップ1601で実行され、ステップ1602、1603、1604、1605、1606,1607,1608、1609が追加されたことである。
図16のステップ1601では、図17のステップ402、403及び404に示されているように、図10のステップ402、403及び404で実行される処理と同一の処理が実行される。
次に、ステップ1602では、電波時計時刻t、誤差の絶対値δtに対して、時刻署名装置1301が、認証子CSで署名処理を実施し、そして、t、δt及びCSを、上述の実施例5で、図14を参照して示したように、図15のCPU201に接続されたメモリ202内の領域の一部として構成される時刻履歴メモリに、記憶する。
次に、図16のステップ406では、CPU201により、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δt=|t−t’|を計算する。そして、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいかどうかが決定される。時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいと判断された場合には、ステップ1603へ進む。
ステップ1603では、パラメータLにゼロが代入される。そして、ステップ1001へ進む。
ステップ1001では、CPU201は、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する。この場合には、CPU201から開閉信号803が出力され、これにより、ゲート部802を閉じるように制御する。そして、次に、CPU201内のクロックカウンタ機能が、クロックCLKによりカウントアップされ、そして、設定された絶対値δtにカウント値が達すると、開閉信号803により、ゲート部802を開くように制御する。このようにすることにより、時刻管理装置110の出力する時間が、過去の時点の時刻へ戻ることを防止できる。
次に、ステップ406で、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより大きいか又は等しいと判断された場合には、ステップ1604へ進む。
ステップ1604では、パラメータLを1だけ増加し、ステップ1605へ進む。
ステップ1605では、δtが所定の回数だけ連続してしきい値σを超えた可動化をパラメータLの値を基にして判断し、δtが所定の回数だけ連続してしきい値σを超えたと判断する場合には、ステップ1606へ進む。
そして、ステップ1606では、所定のエラーの発生したことを示す表示を行う。
一方、ステップ1605は、δtがまだ所定の回数だけ連続してしきい値σを超えていないと判断される場合には、ステップ417へ進む。ステップ417の動作は、図10で示された動作と同様である。
上述の、ステップ1001の動作を完了した後には、ステップ409へ進む。
図4及び10で説明したように、ステップ409では、CPU201は、ローカルクロック回路115の時刻データt’と、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tが比較される。
ステップ410では、時刻データt’とTが等しい場合には、ステップ411へ進む。一方、時刻データt’とTが等しくない場合には、ステップ1607へ進む。
ステップ1607では、入出力バス1320を介して、電文への署名要求の割り込みが行われたかどうかを判断する。電文への署名要求が行われた場合には、ステップ1608へ進む。署名要求が行われた場合には、ステップ409へ進み,ステップ409とステップ410を繰返す。
ステップ1608では、図17を参照して説明した、時刻誤差計算処理ルーチンが再び実行される。このステップ1608の終了後に、処理は、ステップ1609へ進む。
ステップ1609では、署名発行時刻tsに対して、図15に示された時刻署名装置1301により、署名処理を実行し、入出力バス1320を介して時刻署名付電文を出力すると共に、署名発行時刻tsと、認証子CSを、図14を参照して示したように、図15のCPU201に接続されたメモリ202内の領域の一部として構成される時刻履歴メモリに、記憶する。そして、ステップ409へ進み,ステップ409とステップ410を繰返す。
ステップ410では、時刻データt’とTが等しい場合には、ステップ411へ進み、図4及び図10を参照して上述した動作を繰返す。
このように、受信した正当な時刻情報tと時間差δtを利用者の鍵で署名し、ローカルクロック回路115の発生する時刻tsも同様に利用者の鍵で署名して、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録を、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリに保管する。そして、タイムスタンプ時刻の信頼性に関連する問題が発生した場合には、入出力バス1320より、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録である、時刻署名付時刻発行履歴と署名付時刻とを出力し、この出力された情報に基づいて、正当な時計利用のための保証手段を提供することができる。
次に本発明の第7の実施例を説明する。本発明の第7の実施例は、時刻管理装置が、例えば机の中のような電波の届かないところに置かれ、このために、時刻管理装置のローカルクロックのみで時間を刻んでいる状態において、時刻管理装置が電波時計から時刻を受信したときに、ローカル時刻t’から電波時計の時刻tへ円滑に移行することを可能とする実施例である。
本第7の実施例では、電波時計の受信誤りの連続回数をL回とし、そして、時刻差|t−t’|が、σの初期値σのL倍よりも小さい場合には、電波時計時刻tを使用する。また、これに対して、時刻差|t−t’|が、σの初期値σのL倍以上である場合には、エラー表示を行って時刻管理装置の動作を停止させるように動作する。
図18及び図17は、本発明の第7の実施例の動作のフローチャートを示す図である。図18において、図16と同一番号を付したステップは、同一のステップを示すものとする。また、図17は、時刻誤差計算処理ルーチン1700を示し、この時刻誤差計算処理ルーチン1700は、ステップ1701で開始し、図10のステップ403、404及び405と同一の動作を実行し、そして、ステップ1702で戻る処理を実行する。
図16に示す本発明の第6の実施例の動作のフローチャートと図18に示す本発明の第7の実施例の動作のフローチャートの相違点は、図16のステップ418と460の間にステップ1802が、更に、ステップ1603と1001の間にステップ1801がそれぞれ追加されたことである。
図18のステップ1601では、図17のステップ402、403及び404に示されているように、図10のステップ402、403及び404で実行される処理と同一の処理が実行される。
次に、ステップ1602では、電波時計時刻t、誤差の絶対値δtに対して、時刻署名装置1301が、認証子CSで署名処理を実施し、そして、t、δt及びCSを、上述の実施例5で、図14を参照して示したように、図15のCPU201に接続されたメモリ202内の領域の一部として構成される時刻履歴メモリに、記憶する。
次に、図18のステップ406では、CPU201により、時刻データtと時刻データt’の時間差の絶対値δt=|t−t’|を計算する。そして、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいかどうかが決定される。時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより小さいと判断された場合には、ステップ1603へ進む。
ステップ1603では、パラメータLにゼロが代入される。そして、ステップ1801に示すように、パラメータσに初期値σを再設定して、ステップ1001へ進む。
ステップ1001では、CPU201は、時刻データtを、時刻設定制御信号C1を介して、ローカルクロック回路115に設定するように制御する。この場合には、CPU201から開閉信号803が出力され、これにより、ゲート部802を閉じるように制御する。そして、次に、CPU201内のクロックカウンタ機能が、クロックCLKによりカウントアップされ、そして、設定された絶対値δtにカウント値が達すると、開閉信号803により、ゲート部802を開くように制御する。このようにすることにより、時刻管理装置110の出力する時間が、過去の時点の時刻へ戻ることを防止できる。
次に、ステップ406で、時間差の絶対値δtが、予め定められた設定値σより大きいか又は等しいと判断された場合には、ステップ1604へ進む。
ステップ1604では、パラメータLを1だけ増加し、ステップ1605へ進む。
ステップ1605では、δtが所定の回数だけ連続してしきい値σを超えた可動化をパラメータLの値を基にして判断し、δtが所定の回数だけ連続してしきい値σを超えたと判断する場合には、ステップ1606へ進む。
そして、ステップ1606では、所定のエラーの発生したことを示す表示を行う。
一方、ステップ1605は、δtがまだ所定の回数だけ連続してしきい値σを超えていないと判断される場合には、ステップ417へ進む。ステップ417の動作は、図16で示された動作と同様である。
次に、ステップ418において、ある一定時刻Tだけローカルクロックが自走した後に、ステップ1802に進み、ここでσをL倍した値をパラメータσに設定する。この後に、処理は、図18に示すようにステップ460に進む。
上述の、ステップ1001の動作を完了した後には、ステップ409へ進む。
図4及び10で説明したように、ステップ409では、CPU201は、ローカルクロック回路115の時刻データt’と、時刻データtを、ローカルクロック回路115に次に設定する時刻Tが比較される。
ステップ410では、時刻データt’とTが等しい場合には、ステップ411へ進む。一方、時刻データt’とTが等しくない場合には、ステップ1607へ進む。
ステップ1607では、入出力バス1320を介して、電文への署名要求の割り込みが行われたかどうかを判断する。電文への署名要求が行われた場合には、ステップ1608へ進む。署名要求が行われた場合には、ステップ409へ進み,ステップ409とステップ410を繰返す。
ステップ1608では、図17を参照して説明した、時刻誤差計算処理ルーチンが再び実行される。このステップ1608の終了後に、処理は、ステップ1609へ進む。
ステップ1609では、署名発行時刻tsに対して、図15に示された時刻署名装置1301により、署名処理を実行し、入出力バス1320を介して時刻署名付電文を出力すると共に、署名発行時刻tsと、認証子CSを、図14を参照して示したように、図15のCPU201に接続されたメモリ202内の領域の一部として構成される時刻履歴メモリに、記憶する。そして、ステップ409へ進み,ステップ409とステップ410を繰返す。
ステップ410では、時刻データt’とTが等しい場合には、ステップ411へ進み、図4及び図10を参照して上述した動作を繰返す。
このように、受信した正当な時刻情報tと時間差δtを利用者の鍵で署名し、ローカルクロック回路115の発生する時刻tsも同様に利用者の鍵で署名して、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録を、時刻管理装置110の内部の時刻履歴メモリに保管する。そして、タイムスタンプ時刻の信頼性に関連する問題が発生した場合には、入出力バス1320より、自動時刻発生の記録と利用者側の要求で発行した時刻署名の記録である、時刻署名付時刻発行履歴と署名付時刻とを出力し、この出力された情報に基づいて、正当な時計利用のための保証手段を提供することができる。

Claims (16)

  1. 部時刻を取り込む外部時刻取込ステップと、ローカル時計手段の自走時刻を出力するローカル時計ステップと、前記外部時刻取込ステップにより取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻設定ステップを有する時刻管理方法であって、
    前記外部時刻取込ステップにより予め定められた時間幅内で前記外部時刻の取込みを行って、前記時刻設定ステップにより前記ローカル時計手段に前記外部時刻を設定できない場合には、前記外部時刻取込ステップをそのまま継続して、前記予め定められた時間幅を拡張することにより、前記ローカル時計手段に前記外部時刻を設定する、ところの時間管理方法。
  2. 受信窓が開いている間に外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
    自走時刻を出力するローカル時計手段と、前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段とを有する時刻管理装置であって、
    前記外部時刻取込手段により予め定められた時間幅内で受信窓を開いて外部時刻取込を行って、前記時刻差判定手段により前記ローカル時計手段に前記外部時刻を設定できない場合には、前記受信窓を開いたままとし、前記外部時刻の取込をそのまま継続し、前記予め定められた時間幅を拡張することにより、前記ローカル時計手段に前記外部時刻を設定する、ところの時刻管理装置。
  3. 予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込ステップと、
    自走時刻を出力するローカル時計ステップと、
    前記外部時刻取込ステップにより取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計ステップの出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定しない、時刻差判定ステップと、
    前記ローカル時計ステップに設定された前記外部時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定する直前に前記ローカル時計ステップが出力した時刻よりも、過去の時刻に等しい場合には、前記ローカル時計ステップが出力する時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定する直前に前記ローカル時計ステップが出力した前記過去の時刻に達するまで、前記ローカル時計ステップの出力する時刻を出力することを阻止する時刻出力阻止ステップと、を有することを特徴とする、時刻管理方法。
  4. 前記外部時刻取込ステップによる前記外部時刻の取り込みは、一定の時間間隔で実行されることを特徴とする、請求項3記載の時刻管理方法。
  5. 前記外部時刻取込ステップによる前記外部時刻の取り込みは、ランダムな時間間隔で実行されることを特徴とする、請求項3記載の時刻管理方法。
  6. 前記予め定められた時間幅内で、前記外部時刻取込ステップにより、前記外部時刻が取り込めない場合には、前記予め定められた時間幅を拡張して、前記外部時刻取込ステップによる前記外部時刻の取り込みを継続する、請求項4に記載の時刻管理方法。
  7. 前記予め定められた時間幅内で、前記外部時刻取込ステップにより、前記外部時刻が取り込めない場合には、前記予め定められた時間幅を拡張して、前記外部時刻取込ステップによる前記外部時刻の取り込みを継続する、請求項5に記載の時刻管理方法。
  8. 予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
    自走時刻を出力するローカル時計手段と、
    前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段と、
    前記ローカル時計手段に設定された前記外部時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定する直前に前記ローカル時計手段が出力した時刻よりも、過去の時刻に等しい場合には、前記ローカル時計手段が出力する時刻が、前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定する直前に前記ローカル時計手段が出力した前記過去の時刻に達するまで、前記ローカル時計手段の出力する時刻を出力することを阻止する時刻出力阻止手段と、を有することを特徴とする、時刻管理装置。
  9. 前記外部時刻取込手段による前記外部時刻の取り込みは、一定の時間間隔で実行されることを特徴とする、請求項8に記載の時刻管理装置。
  10. 前記外部時刻取込手段による前記外部時刻の取り込みは、ランダムな時間間隔で実行されることを特徴とする、請求項8に記載の時刻管理装置。
  11. 前記予め定められた時間幅内で、前記外部時刻取込手段により、前記外部時刻が取り込めない場合には、前記予め定められた時間幅を拡張して、前記外部時刻取込手段による前記外部時刻の取り込みを継続する、請求項9に記載の時刻管理装置。
  12. 前記予め定められた時間幅内で、前記外部時刻取込手段により、前記外部時刻が取り込めない場合には、前記予め定められた時間幅を拡張して、前記外部時刻取込手段による前記外部時刻の取り込みを継続する、請求項10に記載の時刻管理装置。
  13. 予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込ステップと、
    自走時刻を出力するローカル時計ステップと、
    前記外部時刻取込ステップにより取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計ステップの出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計ステップに設定しない、時刻差判定ステップと、
    前記自走時刻と前記外部時刻と前記差に、所定の鍵を使用して署名を行って第1の認証子を生成するステップと、
    前記自走時刻と前記外部時刻と前記差及び前記第1の認証子を記憶するステップと、
    署名発行命令を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの受信した署名発行命令に従って、所定の署名発行時刻で所定の鍵を使用して署名を行って第2の認証子を生成するステップと、
    前記署名発行時刻と前記第2の認証子を記憶するステップと、
    を有することを特徴とする、時刻管理方法。
  14. 前記時刻差判定ステップが計算する、前記外部時刻取込ステップにより取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計ステップの出力する前記自走時刻との差が、前記差が予め定められた値以上であることを、所定の回数だけ連続して検出した場合には、所定の誤りが発生したことを示す、誤り表示発生ステップを更に有する、請求項1、請求項2、請求項13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 予め定められた時間幅内で外部時刻を取り込む外部時刻取込手段と、
    自走時刻を出力するローカル時計手段と、
    前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差を計算し、前記差が予め定められた値より小さい場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定し、そして、前記差が予め定められた値以上の場合には前記外部時刻を前記ローカル時計手段に設定しない、時刻差判定手段と、
    前記自走時刻と前記外部時刻と前記差に、所定の鍵を使用して署名を行って第1の認証子を生成する手段と、
    前記自走時刻と前記外部時刻と前記差及び前記第1の認証子を記憶する手段と、
    署名発行命令を受信する受信手段と、
    前記受信手段の受信した署名発行命令に従って、所定の署名発行時刻で所定の鍵を使用して署名を行って第2の認証子を生成する手段と、
    前記署名発行時刻と前記第2の認証子を記憶する手段と、
    を有することを特徴とする、時刻管理装置。
  16. 前記時刻差判定手段が計算する、前記外部時刻取込手段により取り込んだ前記外部時刻と、前記ローカル時計手段の出力する前記自走時刻との差が、前記差が予め定められた値以上であることを、所定の回数だけ連続して検出した場合には、所定の誤りが発生したことを示す、誤り表示発生手段を更に有する、請求項15に記載の装置。
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