JP2002185449A - 時刻印発行装置 - Google Patents

時刻印発行装置

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JP2002185449A
JP2002185449A JP2000377071A JP2000377071A JP2002185449A JP 2002185449 A JP2002185449 A JP 2002185449A JP 2000377071 A JP2000377071 A JP 2000377071A JP 2000377071 A JP2000377071 A JP 2000377071A JP 2002185449 A JP2002185449 A JP 2002185449A
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JP2000377071A
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Inventor
Kenji Kudome
賢治 久留
Masami Kihara
雅巳 木原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻印の時刻を保証し、かつ時刻印や文書の
内容が改ざんされていないかどうかを客観的に検証可能
とする。 【解決手段】 受信機11で標準電波を受信し、送信所
20と時刻印発行装置10間の距離に応じた遅延を補正
した基準時刻を発生させ、文書Mを受信すると(1
2)、その時の基準時刻TSを取得してMに対する時刻
印TSとして添付し(13)、その(M,TS)に対
し、ディジタル署名σを生成し(14)、(M,TS,
σ)を送信する(15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば電子商取引
などの分野に用いられ、各種文書の発行時刻を第三者に
対して客観的に証明する装置として使用できる。
【0002】
【従来の技術】端末の時計をNTP(Network Time Pro
tocol)などによって正確な時刻に同期させ、それを時
刻印として使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の時刻印はそ
の時刻印が本当に正しいか否か、あるいは時刻印の添付
後にその時刻印または文書が改竄(かいざん)されてい
ないかを、第三者が客観的に検証することができなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の時刻印発行装
置によれば、標準電波を受信して国家標準時または国際
標準時と一致した基準時刻を発生させ、その基準時刻を
用いて文書に時刻印を添付すると同時に、その時刻印が
添付された文書に対するディジタル署名を生成し、その
ディジタル署名を、時刻印が添付された文書に添付す
る。このように構成される時刻印や文書の内容が改竄さ
れていないかどうか、第三者が客観的に検証できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下のこの発明の実施形態を説明
する。この実施形態では、ディジタル署名としてRSA
署名を用いた場合である。即ち、 e、n=pq:時刻印発行装置の公開鍵(pおよびqは
素数) d=e-1mod LCM(p−1,q−1):時刻印発行装
置の秘密鍵、LCM(A,B)はAとBの最小公倍数、 h[ ]:一方向性ハッシュ関数 を用いてディジタル署名の生成・検証を行う。より一般
的なディジタル署名の場合でも同様にこの発明に用いる
ことができる。実施形態1 この発明の実施形態1の時刻印発行装置の構成を図1に
示す。この時刻印発行装置10は標準電波受信機11
と、文書受信部12と、文書受信部12で受信された文
書に、その受信時点の、標準電波受信機11よりの基準
時刻を時刻印として付ける時刻印生成部13と、時刻印
が添付された文書に対しディジタル署名を生成するディ
ジタル署名生成部14と、時刻印が添付された文書にそ
のディジタル署名を添付して送信する文書送信部15
と、制御部16とを備える。
【0006】日本標準時は郵政省通信総合研究所が管理
しており、標準電波送信所20から標準電波によって国
内に分配されている。時刻印発行装置10は標準電波受
信機11によってこの標準電波を受信し、標準電波送信
所20と時刻印発行装置10との距離に応じた遅延補正
を行って、日本標準時に一致した基準時刻を作ってい
る。なお通常は標準電波の時刻に、受信機11内の時計
装置と同期させて、標準電波が一時的に受信できなかっ
た場合にも対応できるようにする。この時刻印発行装置
10を用いた時刻印の発行とその検証は以下の手順で行
われる。ここで、Aは文書の送信者、Bは文書の受信者
である。
【0007】(1)Aはその端末30Aから時刻印発行
装置10に時刻印発行要求とともに文書Mを送信する。 (2)時刻印発行装置10の時刻印生成部13は、文書
受信部12で文書Mを受信した基準時刻を、標準電波受
信機11から入力して時刻印TSとして文書Mに添付す
る。 (3)ディジタル署名生成部14は、時刻印が添付され
た文書(M,TS)に対してディジタル署名σ=h
[(M,TS)]d mod nを生成して、(M,TS)に
添付する。
【0008】(4)文書送信部15は時刻印TSが添付
された文書(M,TS)に署名σを添した文書(M,T
S,σ)をBの端末30Bに送信する。 (5)(M,TS,σ)を受信したBの端末30Bは、
検証式h[(M,TS)]=σe mod nが成立するかど
うか計算する。検証式が成立するならば、時刻印TSは
文書Mに対して時刻印発行装置10が発行した正規の時
刻印である事が分かる。これらの処理において時刻印発
行装置10で行うものは制御部16により各部に対し行
わせる。実施形態2 この発明の時刻印発行装置の実施形態2を図2に示す。
【0009】図2中の図1と対応する部分に同一参照符
号を付けてある。この装置40においては遅延時間測定
部41を設けて、文書送信端末30Aから文書受信部1
2が文書Mを受信するまでの遅延時間ΔTを測定して、
端末30Aが文書Mを送信した基準時刻を求め、その基
準時刻を時刻印TSとして添付するようにした場合であ
る。以下に図1に示した実施形態1と異なる手順を説明
する。図3に遅延時間ΔTの測定の手順を示す。 (1)Aはその端末30Aから時刻印発行装置40に時
刻印発行要求とともに文書Mを送信する。
【0010】(2)時刻印発行装置40の文書受信部1
2が文書Mを受信すると、時刻印生成部13は、文書M
を受信した基準時刻T0 を記録する。 (3)遅延時間測定部41は、文書受信部12が文書M
を受信すると遅延測定信号DMを端末30Aに送信し、
そのDMを送信した基準時刻T1 を記録する。 (4)端末30Aは遅延測定信号DMを受信するとその
DMを時刻印発行装置40の遅延時間測定部41に送り
返す。この際、端末30Aにおけるローカル時計(これ
は基準時刻と一致していなくてもよい)によるDMの受
信時刻T2 およびDMの送信時刻T3 をDMに添付す
る。つまり(DM,T2 ,T3 )を送る。
【0011】(5)遅延時間測定部41は、遅延測定信
号DMとT2 ,T3 を受信した基準時刻T4 を記録す
る。このDMの送信遅延時間と(DM,T2 ,T3 )の
受信遅延時間がほぼ等しいと仮定する。つまりT2 −T
1 =ΔT、T4 −T1 =ΔTとし、これら両式を加算し
て遅延時間ΔTを、ΔT={(T4 −T1 )−(T3
2 )}/2の計算により求め、ΔTを時刻印生成部1
3に送る。 (6)時刻印生成部13は、遅延時間を補正したT0
ΔTを時刻印TSとして文書Mに添付する。
【0012】その後の処理は実施形態1と同様である。
この場合、Bの受信端末30Bで前記検証式が成立する
ならば、時刻印TSは文書Mに対して時刻印発行装置4
0が発行した正規の時刻印であり、かつその時刻印TS
は送信端末30Aが送信した時刻であることがわかる。
つまり、文書Mの送信時刻がより精度よく、保証された
ことになる。なお、上述では遅延時間測定部41で遅延
測定信号DMを端末30Aと送受信すると説明したが、
一般には送信は文書送信部15で、受信は文書受信部1
2で行う。この場合も時刻印発行装置40で行う処理は
制御部42が各部に行わせる。
【0013】上述した時刻印発行装置はコンピュータを
用いて機能させることができる。図1に示した例をコン
ピュータにより機能させる場合の処理手順を図4に示
す。即ち文書Mを受信すると(S1)、その時の基準時
刻TSを取込み(S2)、TSを時刻印としてMとTS
に対するディジタル署名σを生成し(S3)、M,T
S,σを端末30Bへ送信する(S4)。図2に示した
例をコンピュータに機能させる場合の処理手順の一部を
図5に示す。即ち、文書Mを受信すると(S1)、その
時の基準時刻T0 を取込み、記憶部に保持し(S2)、
遅延信号DMを端末30Aへ送信し(S3)、その時の
基準時刻T1 を取込み記憶部に保持し(S4)、端末3
0Aからの返送を待ち、DM,T2 ,T3 が受信される
と(S5)、その時の基準時刻T4 を取込み(S6)、
1 ,T4 ,T2 ,T3 を用いて遅延時間ΔTを計算し
(S7)、そのΔTをT0 から差し引いて時刻印TSと
する(S8)。その後の処理は図4中のステップS3以
後の処理と同一である。
【0014】なお、文書Mの受信時刻について、それ
程、高い精度が要求されない場合は、標準電波受信機1
1における遅延補正を行わなくてもよい。標準電波受信
機11は国際標準時を送信している標準電波を受信して
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の時刻印発
行装置を例えば第三者機関として設け、文書Mに時刻印
を付けてもらいたい場合はその文書Mを時刻印発行装置
に送信すれば、国家標準時または国際標準時に一致した
基準時刻が時刻印として用いられ、しかも、その時刻印
が添付された文書に対するディジタル署名が、その時刻
印が付けられた文書に添付されて、例えば文書Mの送り
先に送信されるため、時刻印や文書の内容が改ざんされ
ていないかどうかを第三者が客観的に検証できる。かつ
その時刻印が国家標準時又は国際標準時と一致している
ことが保証される。つまり文書Mの発行の正しい時刻を
知ることができる。図2に示したように文書Mの送信装
置と時刻印発行装置との間の遅延を補償する場合は、文
書Mの発行時刻に対し、より精度よく時刻印を付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の機能構成を示す図。
【図2】この発明の実施形態2の機能構成を示す図。
【図3】実施形態2における遅延時間の測定のための処
理手順の例を示す図。
【図4】実施形態1をコンピュータにより機能させる場
合の処理手順の例を示す流れ図。
【図5】実施形態2をコンピュータにより機能させる場
合の処理手順の一部を示す流れ図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 国家標準時または国際標準時に一致した
    基準時刻を発生させるための基準時刻発生手段と、 文書を送受信するための通信手段と、 ディジタル署名生成手段と、 上記通信手段によって文書を受信した時点における上記
    基準時刻を時刻印とし、その時刻印を上記文書に添付し
    た文書に対して上記ディジタル署名生成手段によってデ
    ィジタル署名を生成し、上記時刻印が添付された文書に
    上記ディジタル署名を添付して、上記通信手段によって
    送信する事を行わせる制御手段と、 を具備する時刻印発行装置。
  2. 【請求項2】 国家標準時または国際標準時に一致した
    基準時刻を発生させるための基準時刻発生手段と、 文書を送受信するための通信手段と、 文書を送信した装置との間の遅延時間を測定するための
    遅延時間測定手段と、ディジタル署名生成手段と、 上記通信手段によって文書を受信した時点における上記
    基準時刻を、上記遅延時間測定手段によって測定した遅
    延時間によって補正した値を時刻印とし、その時刻印を
    上記文書に添付した文書に対して上記ディジタル署名生
    成手段によってディジタル署名を生成し、上記時刻印が
    添付された文書に上記ディジタル署名を添付して、上記
    通信手段によって送信することを行わせる制御手段と、 を具備する時刻印発行装置。
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