JP2006024129A - 時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置 - Google Patents

時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置に関し、リアルタイムクロックのカウント動作を停止させることなく、正しい時刻をリアルタイムクロックから読み出すことを目的とする。
【解決手段】 クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を第1のレジスタ部に保持し、第1のレジスタ部に保持されている時情報、分情報及び秒情報を、時刻読み出し要求に応答して第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部に同時にコピーし、時刻読み出し要求に応答して、第2のレジスタ部に保持されている時情報、分情報及び秒情報を順次読み出すように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置に係り、特に時、分、秒等からなる時刻をリアルタイムクロックから読み出すリアルタイム読み出し方法、そのようなリアルタイム読み出し方法を採用するリアルタイムクロック、及びそのようなリアルタイムクロックを備えた電子装置に関する。
リアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)は、コンピュータ等の電子装置に備えられており、時刻は必要に応じてRTCから読み出される。コンピュータの場合、時刻は例えばコンピュータの動作中に発生した異常等のログを取る際にRTCから読み出される。
図1は、従来の時刻読み出し方法を説明する図である。図1に示すコンピュータは、CPU101、共通バス(又は、データバス)102、アドレスデコーダ103、ゲート104−1〜104−3及びRTC105からなる。RTC105は、発振器(図示せず)が出力するクロック信号をカウントするカウンタ回路105Aを有する。カウンタ回路105Aは、カウント値を時刻情報として保持するレジスタ部を含み、このレジスタ部は時情報が順次保持される時レジスタ105h、分情報が順次保持される分レジスタ105m及び秒情報が順次保持される秒レジスタ105sからなる。
時刻を読み出すには、レジスタ105h,105m,105sに保持されている時、分及び秒情報を同時に読み出せば良いが、共通バス102のビット数とRTC105のレジスタ105h,105m,105sの合計ビット数との関係によっては、時、分及び秒情報を同時に読み出すことができない。例えば、共通バス102が8ビットであり、各レジスタ105h,105m,105sが8ビットでありレジスタ部として合計で24ビットであると、一度にはレジスタ105h,105m,105sのうち1つのレジスタからしか情報を読み出すことができない。
TRC105は、時、分及び秒情報に加え、年、月及び日情報を管理する場合もあり、カウンタ回路105A内のレジスタ部の合計ビット数は、共通バス102のビット数、即ち、レジスタ部からの情報読み出し単位のビット数よりも大きいことが多い。
図1において、ゲート104−1〜104−3は、CPU101からのアドレスをデコードするアドレスデコーダ103の出力信号で切り替えられ、カウンタ回路105Aから順次読み出した時、分及び秒情報を共通バス102に出力できるようになっている。
このように、時、分及び秒情報をレジスタ105h,105m,105sから別々に読み出す必要がある場合、クロック信号のカウント動作が続けられていると、1つのレジスタから情報を読み出している間に他のレジスタに保持されている情報が更新されてしまうことがある。例えば、時レジスタ105hから時情報を読み出している間に分レジスタ105mに保持されている分情報が更新されると、少なくとも分レジスタ105mに保持されている分情報はRTC105から時刻を読み出そうとした時点の値とは異なってしまうので、RTC105から正しい時刻を読み出すことができなくなってしまう。この場合、RTC105から読み出された時刻は、コンピュータの動作中に発生した異常等のログを取る際に用いる時刻としては不適切である。
このため、RTC105から時刻を読み出す際には、カウンタ回路105Aのクロック信号カウント動作を停止させておき、この間に各レジスタ105h,105m,105sから時、分及び秒情報を順次読み出す方法がある。この方法によれば、RTC105から時刻を読み出そうとした時点の正しい時刻を読み出すことができる。
尚、特許文献1には、ソフトウェアを介在させずに西暦年のカウントを行うRTCが提案されている。
特開平10−283062号公報
しかし、RTC105から時刻を読み出そうとした時点の正しい時刻を読み出すためにカウンタ回路105Aのクロック信号カウント動作を停止させたのでは、時刻を読み出した後にカウンタ回路105Aのカウント動作を再開させても、RTC105が管理する時刻は実際の時刻よりカウント動作を停止していた期間だけ遅れたものになってしまい、RTC105が管理する時刻と実時刻(リアルタイム)とにずれが生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、リアルタイムクロックのカウント動作を停止させることなく、正しい時刻をリアルタイムクロックから読み出すことのできる時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を第1のレジスタ部に保持する保持ステップと、該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を、時刻読み出し要求に応答して第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部に同時にコピーするコピーステップと、該時刻読み出し要求に応答して、該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を順次読み出す読み出しステップとを含むことを特徴とする時刻読み出し方法により達成できる。
上記の課題は、クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持する第1のレジスタ部と、該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされる、第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部とを備え、該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報は該読み出し要求に応答して順次読み出されることを特徴とするリアルタイムクロックによっても達成できる。
上記の課題は、クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持するカウンタ手段と、該カウンタ手段に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされるレジスタ部と、該レジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を該読み出し要求に応答して順次読み出す手段とを備えたことを特徴とする電子装置によっても達成できる。
本発明によれば、リアルタイムクロックのカウント動作を停止させることなく、正しい時刻をリアルタイムクロックから読み出すことのできる時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置を実現できる。
以下、本発明になる時刻読み出し方法、リアルタイムクロック及び電子装置の各実施例を、図2以降と共に説明する。
図2は、本発明になる電子装置の一実施例を示すブロック図である。電子装置の本実施例では、本発明がコンピュータに適用されている。又、電子装置の本実施例は、本発明になる時刻読み出し方法の一実施例及び本発明になるリアルタイムクロックの一実施例を採用する。
図2に示すコンピュータは、CPU1、共通バス(又は、データバス)2、アドレスデコーダ3、ゲート4−1〜4−3、RTC5、ROM6、RAM7及び時刻読み出し要求検出回路8からなる。RTC5は、読み出しレジスタ部9と、発振器51と、発振器51が出力するクロック信号CLKを所定の分周比で分周する分周器52と、分周器52の出力信号をカウントするカウンタ回路53を有する。読み出しレジスタ部9は、時レジスタ9h、分レジスタ9m及び秒レジスタ9sからなる。カウンタ回路53は、カウント値を時刻情報として保持するレジスタ部54を含み、このレジスタ部54は時情報が順次保持される時レジスタ5h、分情報が順次保持される分レジスタ5m及び秒情報が順次保持される秒レジスタ5sからなる。発振器51が出力するクロック信号CLKは、コンピュータ内の動作の同期をとるために、コンピュータ内のCPU1、時刻読み出し要求検出回路8や読み出しレジスタ部9等に供給される。ROM6は、CPU1が実行するプログラムやデータを格納する。RAM7は、CPU1が実行する演算の中間データ等のデータを格納する。尚、ROM6及びRAM7は、単一の記憶装置で構成されていても良い。又、読み出しレジスタ9は、RTC5とは別体であっても良い。
アドレスデコーダ3は、CPU1から共通バス2を介して入力されるアドレスをデコードすると共に、CPU1からの共通バス2を介して入力される要求が書き込み要求であるか、或いは、読み出し要求であるかを判断する周知の構成を有する。アドレスデコーダ3は、CPU1からのアドレスをデコードし、デコード結果を示す出力信号によりゲート4−1〜4−3を切り替えることで、読み出しレジスタ部9から順次読み出された時、分及び秒情報を共通バス2に出力可能とする。
時刻を読み出すには、レジスタ5h,5m,5sに保持されている時、分及び秒情報を同時に読み出せば良いが、共通バス2のビット数とRTC5のレジスタ5h,5m,5sの合計ビット数との関係によっては、時、分及び秒情報を同時に読み出すことができない。例えば、共通バス2が8ビットであり、各レジスタ5h,5m,5sが8ビットでありレジスタ部54として合計で24ビットであると、一度にはレジスタ5h,5m,5sのうち1つのレジスタからしか情報を読み出すことができない。
TRC5は、時、分及び秒情報に加え、年、月及び日情報を管理する場合もあり、カウンタ回路53内のレジスタ部の合計ビット数は、共通バス2のビット数、即ち、レジスタ部54からの情報読み出し単位のビット数よりも大きいことが多い。
そこで、本実施例では、時刻読み出し要求検出回路8は、アドレスデコーダ3を介して入力されるアドレスのデコード結果及び時刻読み出し要求に基づいてレジスタ部54のレジスタ5h,5m,5sに保持されている時、分及び秒情報を同時に読み出しレジスタ部9の対応するレジスタ9h、9m、9sに読み込む。つまり、レジスタ部54に保持されている時、分及び秒情報が、読み出しレジスタ部9に同時にコピーされる。本実施例では、時刻読み出し要求は、時刻読み出し信号であり、時刻読み出し要求検出回路8は、時刻読み出し信号の例えば立ち上がりエッジに応答してレジスタ部54のレジスタ5h,5m,5sに保持されている時、分及び秒情報を同時に読み出しレジスタ部9の対応するレジスタ9h、9m、9sに読み込む。又、CPU1は、時刻読み出し信号の例えば立下りエッジに応答して、読み出しレジスタ部9の秒レジスタ9sに読み込まれている秒情報をゲート4−3及び共通バス2を介して読み込む。その後、CPU1は、時刻読み出し信号の例えば次の立ち上がりエッジに応答して読み出しレジスタ部9の分レジスタ9mに読み込まれている分情報をゲート4−2及び共通バス2を介して読み込み、時刻読み出し信号の例えば次の立ち上がりエッジに応答して読み出しレジスタ部9の時レジスタ9hに読み込まれている時情報をゲート4−1及び共通バス2を介して読み込む。
このようにCPU1が秒、分及び時情報を読み出しレジスタ部9から順次読み込んでいる間、読み出しレジスタ部9に保持されている秒、分及び時情報は更新されることがない。他方、カウンタ回路53はクロック信号CLKのカウント動作を継続しているので、RTC5は常に正しい時刻を管理している。従って、読み出しレジスタ部9に保持されている時刻情報は、常にRTC5から時刻を読み出そうとした時点の値であるため、RTC5からは常に正しい時刻を読み出すことができ、RTC5から読み出された時刻は、例えばコンピュータの動作中に発生した異常等のログを取る際に用いる時刻としても適切である。
本実施例では、時刻読み出し要求が発生すると、読み出しレジスタ部9に保持されている時、分及び秒情報が、秒情報、分情報及び時情報の順に読み出されるが、時、分及び秒情報が読み出される順序はこれに限定されるものではない。時、分及び秒情報が読み出しレジスタ部9から読み出される順序は、予め設定されていれば良く、順序は任意に設定可能である。
図3は、時刻読み出し要求検出回路の構成を示す回路図である。図3に示すように、時刻読み出し要求検出回路8は、アンド回路81,83及びディレイ(D)フリップフロップ82からなる。尚、説明の便宜上、図3は、読み出しレジスタ部9の時レジスタ9hの構成も示す。時レジスタ9hは、例えば8つのアンド回路84hと8つのJKフリップフロップ91から構成されている。
アンド回路81には、アドレスデコーダ3からアドレスのデコード結果を示す出力信号と時刻読み出し信号とが入力される。アンド回路81の出力信号は、Dフリップフロップ82のD入力端子に入力されると共に、アンド回路83の一方の入力端子に入力される。アンド回路83の他方の入力端子には、Dフリップフロップ82のQバー(/Q)出力端子から出力される信号が入力される。例えば8つのアンド回路84hには、アンド回路83の出力信号(トリガ信号)と、レジスタ部54の時レジスタ5hの8ビットの出力信号のうち対応するビットが入力される。アンド回路84hの出力信号は、対応するJKフリップフロップ91のJ入力端子に入力される。尚、Dフリップフロップ82及びJKフリップフロップ91のクロック入力端子には、上記クロック信号CLKが入力され、同期動作を保証している。又、読み出しレジスタ部9には、アンド回路84hと同様のアンド回路がレジスタ部54の分レジスタ5m及び秒レジスタ5sからの8ビットの出力信号に対して夫々設けられ、読み出しレジスタ部9の分レジスタ9m及び秒レジスタ9sは、夫々時レジスタ9hと同様に8つのJKフリップフロップから構成されているが、これらの図示は図3では説明の便宜上省略されている。
図4は、電子装置の一実施例の動作を説明するタイムチャートである。同図中、(A)はクロック信号CLKを示し、(B)は時刻読み出し信号を示し、(C)は図3に示すアンド回路83が出力するトリガ信号を示す。又、同図中、(D)はレジスタ部54から読み出しレジスタ部9への時刻情報コピー開始タイミングを示し、(E),(F),(G)は夫々読み出しレジスタ部9の秒レジスタ9s、分レジスタ9m及び時レジスタ9hからの読み出し開始タイミングを示す。尚、同図中、三角印は、CPU1が読み出しレジスタ部9から時刻情報を読み込みを開始するタイミングを示す。
図4は、時刻読み出し信号の立ち上がりエッジにより時刻情報コピー開始タイミングが決定され、時刻情報コピー開始タイミング後の時刻読み出し信号の立下りエッジで秒レジスタ9sからの読み出しが開始され、その後は、次の時刻読み出し信号の立ち上がりエッジに基づいて分レジスタ9mからの読み出しが開始され、更に次の時刻読み出し信号の立ち上がりエッジに基づいて時レジスタ9hからの読み出しが開始される場合を示しているが、読み出しレジスタ部9の各レジスタ9h,9m,9sからの読み出しタイミングはこれに限定されるものではなく、CPU1が予め設定されている順序で読み出しレジスタ部9の各レジスタ9h,9m,9sから時、分及び秒情報を読み込めれば良い。
上記実施例では、タイマ回路53は、時、分及び秒情報からなる時刻情報を管理しているが、これに加えて年、月及び日情報を管理するようにしても良い。この場合、レジスタ部54は、年、月、日、時、分及び秒レジスタで構成し、読み出しレジスタ部9は、レジスタ部54を構成するレジスタと同じビット数の年、月、日、時、分及び秒レジスタで構成すれば良い。又、時刻読み出し要求は、時刻情報のうち予め設定されている単位の情報(年、月、日、時、分及び秒情報)の予め設定されている順序での読み出しを要求するものであっても良い。つまり、常に年、月、日、時、分及び秒情報の全てを読み出す必要はなく、時刻読み出し要求の種類に応じて読み出す単位の情報を可変設定できるようにしても良い。
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
(付記1) クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を第1のレジスタ部に保持する保持ステップと、
該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を、時刻読み出し要求に応答して第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部に同時にコピーするコピーステップと、
該時刻読み出し要求に応答して、該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を順次読み出す読み出しステップとを含むことを特徴とする、時刻読み出し方法。
(付記2) 前記時、分及び秒情報の合計ビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数よりも大きいことを特徴とする、付記1記載の時刻読み出し方法。
(付記3) 前記時情報、分情報及び秒情報の各々のビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数と等しく設定されていることを特徴とする、付記1又は2記載の時刻読み出し方法。
(付記4) クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持する第1のレジスタ部と、
該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされる、第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部とを備え、
該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報は該読み出し要求に応答して順次読み出されることを特徴とする、リアルタイムクロック。
(付記5) 前記第1及び第2のレジスタ部の各々の合計ビット数は、前記第2のレジスタ部からの読み出し単位のビット数よりも大きいことを特徴とする、付記4記載のリアルタイムクロック。
(付記6) 前記時情報、分情報及び秒情報の各々のビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数と等しく設定されていることを特徴とする、付記4又は5記載のリアルタイムクロック。
(付記7) クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持するカウンタ手段と、
該カウンタ手段に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされるレジスタ部と、
該レジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を該読み出し要求に応答して順次読み出す手段とを備えたことを特徴とする、電子装置。
(付記8) 前記時、分及び秒情報の合計ビット数は、前記レジスタ部からの読み出し単位のビット数よりも大きいことを特徴とする、付記7記載の電子装置。
(付記9) 前記時情報、分情報及び秒情報の各々のビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数と等しく設定されていることを特徴とする、付記7又は8記載の電子装置。
(付記10) 前記レジスタ部へのコピーは前記読み出し要求の立ち上がり及び立ち下がりエッジの一方に応答して行われ、前記レジスタ部からの読み出しは該読み出し要求の立ち上がり及び立下りの他方に応答して開始されることを特徴とする、付記7〜9のいずれか1項記載の電子装置。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
従来の時刻読み出し方法を説明する図である。 本発明になる電子装置の一実施例を示すブロック図である。 時刻読み出し要求検出回路の構成を示す回路図である。 電子装置の一実施例の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 共通バス
3 アドレスデコーダ
4−1〜4−3 ゲート
5 RTC
8 時刻読み出し要求検出回路
9 読み出しレジスタ部
51 発振器
52 分周器
53 カウンタ回路
54 レジスタ部

Claims (5)

  1. クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を第1のレジスタ部に保持する保持ステップと、
    該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を、時刻読み出し要求に応答して第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部に同時にコピーするコピーステップと、
    該時刻読み出し要求に応答して、該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を順次読み出す読み出しステップとを含むことを特徴とする、時刻読み出し方法。
  2. 前記時、分及び秒情報の合計ビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数よりも大きいことを特徴とする、請求項1記載の時刻読み出し方法。
  3. クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持する第1のレジスタ部と、
    該第1のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされる、第1のレジスタ部とは異なる第2のレジスタ部とを備え、
    該第2のレジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報は該読み出し要求に応答して順次読み出されることを特徴とする、リアルタイムクロック。
  4. 前記時情報、分情報及び秒情報の各々のビット数は、前記読み出しステップの読み出し単位のビット数と等しく設定されていることを特徴とする、請求項3記載のリアルタイムクロック。
  5. クロック信号をカウントして得た時情報、分情報及び秒情報を保持するカウンタ手段と、
    該カウンタ手段に保持されている該時情報、分情報及び秒情報が、時刻読み出し要求に応答して同時にコピーされるレジスタ部と、
    該レジスタ部に保持されている該時情報、分情報及び秒情報を該読み出し要求に応答して順次読み出す手段とを備えたことを特徴とする、電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2489307A (en) * 2011-03-21 2012-09-26 Ibm High availability, high precision system clock register arrangement

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