JP2000339058A - クロック分解能拡張装置 - Google Patents

クロック分解能拡張装置

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JP2000339058A JP2000098111A JP2000098111A JP2000339058A JP 2000339058 A JP2000339058 A JP 2000339058A JP 2000098111 A JP2000098111 A JP 2000098111A JP 2000098111 A JP2000098111 A JP 2000098111A JP 2000339058 A JP2000339058 A JP 2000339058A
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    • G04F10/06Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means by measuring phase
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    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F1/00Apparatus which can be set and started to measure-off predetermined or adjustably-fixed time intervals without driving mechanisms, e.g. egg timers
    • G04F1/005Apparatus which can be set and started to measure-off predetermined or adjustably-fixed time intervals without driving mechanisms, e.g. egg timers using electronic timing, e.g. counting means
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    • G04G3/00Producing timing pulses
    • G04G3/02Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分解能がクロック中の発振器の周期によって制
限されるクロックの分解能を拡張するための方法および
装置を提供する。 【解決手段】遅延ライン16は、トリガ信号18を連続
的に遅延させることによって、n−1個の1組のタップ
信号30ないし34を発生させる。n−1個の補正ラッ
チ20ないし24は、それぞれタップ信号30ないし3
4に応答して、値140をキャプチャする。ラッチ時間
値19に与えられる補正値は、キャプチャ値40ないし
44に応答して、決定される。与えられた補正の量は、
キャプチャ値40ないし44に見られる値のパターンに
よって異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルクロック
の分野に関する。さらに詳述すれば、本発明は、クロッ
クの分解能を拡張するすなわち高分解能化する方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】さまざまなシステムが、一般的に、デジ
タルクロックを備えている。そのようなクロックは、シ
ステム中のさまざまなタイミング関数のために使用可能
である。タイミング関数の一例は、システム中で発生す
るイベントの時間を計測することである。タイミング関
数のもう1つの例は、特定の時間でのイベントの発生を
同期化または「トリガ」することである。イベントの性
質は、システムの詳細によって異なる。
【0003】例えば、制御システムでは、センサーから
データサンプルを獲得するという動作は、制御値をアク
チュエータに加えるという動作のイベントである。デジ
タルクロックは、データサンプルがセンサーから獲得さ
れる時間を計測するために使用することができる。さら
に、デジタルクロックは、特定の時間において制御値を
アクチュエータへ適用のトリガをかけるためにも使用可
能である。
【0004】典型的なデジタルクロックは、発振器、お
よびその発振器に応答してデジタル時間値を生成する回
路を備える。デジタル時間値を生成するこの回路は、例
えば、発振器の1周期毎または半周期毎に更新時間値を
生成するカウンタでもよい。典型的に、そのようなデジ
タルクロックの分解能は、その発振器の周波数によって
制限される。例えば、1メガヘルツで動作する発振器
は、1マイクロ秒の周期を有し、0.5マイクロ秒毎に
更新時間値を生成することが可能で、それによって0.
5マイクロ秒の分解能が実現する。そのようなデジタル
クロックは、互いに0.5マイクロ秒より少ない間隔で
発生するイベントを確実に認識することができず、互い
に0.5マイクロ秒より少ない間隔で発生するであろう
イベントと確実に同期をとることができなかった。これ
がシステムの性能全体を制限する場合がある。
【0005】デジタルクロックの分解能を高める従来の
1方法は、その発振器の周波数を上げることである。残
念ながら、発振器の周波数を上げることによって、通
常、電力消費も高めてしまう。さらに、発振器の周波数
が高いと、通常、デジタルクロックの回路の設計が複雑
になる。また、発振器は、一般的にシステムの他の構成
部品、例えば処理装置などと共有されるため、その構成
部品が高い発振器の周波数に追従できない可能性があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分解能がクロック中の
発振器の周期によって制限されるクロックの分解能を拡
張するための方法および装置が開示される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本方法および装置は、ク
ロックの周期に適応され、クロックにより実行されるタ
イミング関数に適用する補正の決定を可能とする遅延を
使用する。この補正は、発振器の周波数を上げることな
く、クロックの分解能を効果的に拡張する。
【0008】本教示は、タイミング関数がイベント発生
時間の計測結果であるクロックに適用することが可能で
ある。このタイミング関数において、時間値は、イベン
トのトリガ信号に応答したクロックから獲得され、その
後、時間値および一連の値が周期の所定の副間隔だけ時
間的に遅延されるように、一連の値がクロックから獲得
される。この時間値に適用される補正値は、その一連の
値中のパターンを検出することによって決定される。
【0009】また、本教示は、タイミング関数が信号タ
イミングの同期化であるクロックの確度を拡張あるいは
向上させるためにも使用可能である。このタイミング関
数において、クロックからの時間値が、同期化された信
号と関連したトリガ時間値の最上位ビット(MSB)の
1組に等しい時、トリガ信号が発生される。1組の遅延
トリガ信号は、トリガ信号および遅延トリガ信号が、周
期の所定の副間隔だけ、時間的に間隔がおかれるよう
に、生成される。拡張された分解能を有する補正トリガ
信号は、トリガ時間値の1組の最小桁ビット(LSB)
に応答して、トリガ信号と遅延トリガ信号のうちから選
択される。
【0010】本発明のその他の特徴および利点は、本発
明の以下の詳細な説明によって明らかである。その特定
の説明実施形態に関連して、本発明を説明し、適宜に図
面を参照する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本教示によるクロックの
分解能を拡張する方法および装置を具体化した回路50
を図示したものである。この回路50は、イベントが発
生する時間を示すタイムスタンプ60を発生させる。イ
ベントの発生は、トリガ信号18によって示される。回
路50のデジタルクロック部は、発振器10およびカウ
ンタ12を含む。
【0012】発振器10は、発振器信号11を発生させ
る。この発振器信号11は、カウンタ12へクロック入
力(CLK)を供給する。カウンタ12は、発振器信号
11に応答して、時間値13の更新を生成する。時間値
13は、タイムスタンプラッチ14に入力を供給する。
タイムスタンプラッチ14は、トリガ信号18の立ち上
がりに応答して、時間値13をキャプチャあるいは獲得
する。
【0013】時間値13は、発振器信号11がカウンタ
12をインクリメントさせるレートあるいは速度によっ
て制限される分解能を有する。カウンタ12は、発振器
信号11の周期毎に1回ずつ時間値13をインクリメン
トする。あるいは、カウンタ12は、発振器信号11の
周期毎に2回、すなわち発振器信号11の各ゼロ交差時
に、時間値13をインクリメント可能である。
【0014】回路50は、遅延ライン16、および時間
値13の分解能を超えたタイムスタンプ60での拡張分
解能を可能とする1組の補正ラッチ20ないし24を備
える。以下の説明において、Pは時間値13の分解能を
表す時間間隔で、nは本教示(本発明)によって実現さ
れる拡張分解能のためのPに対する割数(number of fra
ctions)である。時間間隔Pは、カウンタ12が発振器
信号11の周期毎に1回インクリメントする場合、実質
的に発振器信号11の周期に等しい。カウンタ12が発
振器信号11のゼロ交差時にインクリメントする場合
は、時間間隔Pは、発振器信号11の周期の1/2に等
しい。
【0015】遅延ライン16は、トリガ信号18を連続
的に遅延させることによって、1組のタップ信号30な
いし34を発生させる。タップ信号30ないし34の数
は、n−1に等しい。タップ信号30は、P/nだけ遅
延されるトリガ信号18である。タップ信号32は、2
P/nだけ遅延されるトリガ信号18であり、タップ信
号34は、(n−1)P/nだけ遅延されたトリガ信号
18である。トリガ信号18は、タップ信号30ないし
34とともに、周期Pを1組のn個の均一副間隔に細分
する。一実施形態において、nは4と等しく、タップ信
号30ないし34は、それぞれP/4、P/2および3
P/4だけ遅延されたトリガ信号18である。遅延ライ
ン16は、幾つかの例を挙げるための集合回路、一連の
単発ゲート、または伝播ベースの遅延ラインとして実装
可能である。
【0016】補正ラッチ20ないし24は、それぞれタ
ップ信号30ないし34に応答して、値140をキャプ
チャする。値140は、時間値13の最小桁の数ビット
である。値140中のビットの数は、時間値13の連続
的な更新に伴って値140が変化するように事前に選択
されている。カウンタ12を用いて時間値13を生成し
た前述の実施形態では、値140に対しては、時間値1
3の1桁の最小桁ビットで十分である。時間値13が加
算器またはカウンタ/加算器の組合せによって生成され
る別の実施形態では、時間値13の最小桁ビットが連続
した更新に伴って変化しない可能性があるため、より多
くのビットが値140に対して必要となるかもしれな
い。
【0017】補正ラッチ20は、時間値13をとらえる
ためにタイムスタンプラッチ14を発生させたトリガ信
号18の立ち上がりに対応するタップ信号30の立ちあ
がりで、値140をキャプチャする。同様に、補正ラッ
チ22は、タップ信号32の立ち上がりで値140をキ
ャプチャし、補正ラッチ24はタップ信号34の立ち上
がりで値140をキャプチャする。補正ラッチ20ない
し24の数は、n−1に等しい。タイムスタンプラッチ
14からのラッチ時間値19および補正ラッチ20ない
し24からの1組のキャプチャ値40ないし44は、周
期Pの所定の副間隔P/nによって相互に関連して時間
的に遅延される。
【0018】一実施形態において、補正回路52は、ラ
ッチ時間値19に与えられる補正値を決定する。補正回
路52は、キャプチャ値40ないし44およびラッチ時
間値19に応答して、タイムスタンプ60を生成する。
【0019】他の実施形態において、補正回路52によ
って行なわれる補正は、代わりとして、ソフトウェアま
たはファームウェア中で行なわれることも可能である。
例えば、タイムスタンプラッチ14および補正ラッチ2
0ないし24の内容は、処理装置(図示せず)によって
読み込まれ、その後、処理装置が、本教示による補正を
行なうことが可能である。
【0020】図2は、遅延ライン16と補正ラッチ20
ないし24との関数、およびタイムスタンプ60に与え
られる補正値の決定を図示した、1組の時間ライン70
ないし74を示すものである。この図において、Pは発
振器11の周期および時間値13の分解能であり、nは
4に等しい。
【0021】発振器11の1周期は、時間t0とt13
との間で発生し、後続の周期は、時間t13とt19と
の間で発生する。カウンタ12は、時間t0 からAに
等しい値までインクリメントし、時間t13からBに等
しい値までインクリメントする。その結果、値140
は、少なくとも時間t0とt13との間のAの最小桁の
数ビットに等しく、少なくとも時間t13とt19との
間のBの最小桁の数ビットに等しい。
【0022】時間ライン70は、タイムスタンプラッチ
14をロードするトリガ信号18の立ち上がりが時間t
1で発生する場合を表す。遅延ライン16は、トリガ信
号18を連続的に遅延させ、タップ信号30ないし34
の対応する立ち上がりを、それぞれ時間t3、t6、お
よびt10で発生させる。時間t1、t3、t6,およ
びt10は、P/nだけ、時間的に間隔がおかれる。時
間t1でのトリガ信号18の立ち上がりに応答して、A
に等しい時間値13は、タイムスタンプラッチ14でラ
ッチされる。時間t3でのタップ信号30の立ち上がり
に応答して、Aの最小桁の数ビットに等しい値140が
補正ラッチ20でラッチされ、補正回路52に供給され
る。同様に、時間t6およびt10でのそれぞれのタッ
プ信号32ないし34の立ち上がりは、Aの最小桁の数
ビットを、それぞれ補正ラッチ22ないし24にラッチ
する。
【0023】時間ライン72は、タイムスタンプラッチ
14をロードするトリガ信号18の立ち上がりが時間t
4で発生する場合を表す。遅延ライン16は、トリガ信
号18を連続的に遅延させ、タップ信号30ないし34
の対応する立ち上がりを、それぞれ時間t7、t11、
およびt14で発生させる。時間t4でのトリガ信号1
8の立ち上がりに応答して、Aに等しい時間値13は、
タイムスタンプラッチ14でラッチされる。時間t7お
よびt11でのそれぞれのタップ信号30ないし32の
立ち上がりに応答して、Aの最小桁の数ビットに等しい
値140は、それぞれ補正ラッチ20および22でラッ
チされる。時間t14でのタップ信号34の立ち上がり
は、時間t14でBの最小桁の数ビットに等しい値14
0を、補正ラッチ24にラッチする。
【0024】時間ライン74は、タイムスタンプラッチ
14をロードするトリガ信号18の立ち上がりが時間t
8で発生する場合を表す。遅延ライン16は、タップ信
号30ないし34の対応する立ち上がりを、それぞれ時
間t12、t15,およびt17で発生させる。時間t
8でのトリガ信号18の立ち上がりに応答して、Aに等
しい時間値13は、タイムスタンプラッチ14でラッチ
される。時間t12でのタップ信号30の立ち上がりに
応答して、Aの最小桁の数ビットに等しい値140は、
補正ラッチ20でラッチされる。時間t15およびt1
7でのタップ信号32および34の立ち上がりは、それ
ぞれ時間t15およびt17でBの最小桁の数ビットに
等しい値140を、それぞれ補正ラッチ22および24
にラッチする。
【0025】ラッチ時間値19に与えられる補正値は、
キャプチャ値40ないし44に応答して、決定される。
与えられた補正の量は、キャプチャ値40ないし44に
見られる値のパターンによって異なる。補正ラッチ20
ないし24中に保持されたB値の各々は、与えられるP
/n補正を発生させる。
【0026】キャプチャ値40ないし44中のA、A、
Aのパターンは、ゼロの補正を発生させ、タイムスタン
プ60は、ラッチ時間値19に等しくなる。これは、時
間ライン70の例に相当する。
【0027】キャプチャ値40ないし44中のそれぞれ
のA、A、Bのパターンは、この例ではP/4に等しい
P/nの補正を発生させる。ラッチ時間値19は、t
latchである。タイムスタンプ60は、tlatch + P/
4に等しくなる。これは、時間ライン72の例に相当す
る。
【0028】キャプチャ値40ないし44中のそれぞれ
A、B、Bのパターンは、この例ではP/2に等しい2
P/nの補正を発生させる。タイムスタンプ60は、t
latc h + P/2に等しくなる。これは、時間ライン7
4の例に相当する。同様に、キャプチャ値40ないし4
4のB、B、Bのパターンは、tlatch + 3P/4に
等しいタイムスタンプ60を発生させる。
【0029】遅延ライン16および対応する補正ラッチ
20ないし24のタップの番号が大きいほど、すなわち
nが高いほど、実現可能なタイムスタンプ60での拡張
された分解能も高くなる。ここで述べる教示の全利点を
実現するため、発振器10の安定性は、P/n以上であ
ることが好ましい。
【0030】図3は、本教示によるクロックの分解能を
拡張する方法および装置を具体化した回路150を図示
したものである。回路150は、あるトリガ時間にトリ
ガ信号120を発生させることによって、信号タイミン
グを同期化する。トリガ時間の最上位ビットは、トリガ
時間レジスタ84中に格納され、残りの最小桁ビットす
なわち残りの下位ビットは、補正レジスタ86に格納さ
れる。
【0031】回路150は、発振器94とカウンタ80
とを備えるデジタルクロックによって生成される時間値
81が、トリガ時間レジスタ84中に格納されているト
リガ時間の一部83に等しい時に、トリガ信号100を
発生させる比較器82を備える。カウンタ80は、前述
同様に、発振器94の周期または半周期Pにほぼ等しい
分解能で時間値81を生成する。その結果、トリガ信号
100の立ち上がりの分解能は、分解能Pに限定され
る。
【0032】回路150は、遅延ライン90、マルチプ
レクサ92、および選択回路88を備え、それらは、と
もに、トリガ信号100の分解能を超えてトリガ信号1
20で拡張分解能を実現する。遅延ライン90は、トリ
ガ信号100を連続的に遅延させることによって、n−
1個の1組のタップ信号110ないし114を発生させ
る。タップ信号110は、トリガ信号100がP/nだ
け遅延されたものである。タップ信号112は、トリガ
信号100が2P/nだけ遅延されたものであり、タッ
プ信号114は、トリガ信号100が(n−1)P/n
だけ遅延されたものである。
【0033】補正レジスタ86中のビットは、トリガ信
号100とタップ信号110ないし114のどちらがト
リガ信号120になるかを決定する1組の拡張分解能ビ
ットである。選択回路88は、補正レジスタ86からの
ビットをデコードし、1組の制御信号91をマルチプレ
クサ92に供給して、トリガ信号100またはタップ信
号110ないし114の1つのいずれかを選択する。n
=4の場合の実施形態において、制御レジスタ86中の
値が0であれば、トリガ信号100がトリガ信号120
として選択される。制御レジスタ86中の値が1であれ
ば、タップ信号100が選択され、制御レジスタ86中
の値が2および3であれば、それぞれタップ信号112
および114が選択される。トリガ信号100またはタ
ップ信号110ないし114のうちから選択されたもの
は、システム中のイベントをトリガするために使用可能
である。
【0034】本発明の前述の詳細な説明は、例示の目的
のために提供されたもので、徹底したものになるよう、
または開示された明確な実施形態に本発明を限定するよ
うに意図したものではない。したがって、本発明の範囲
は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
【0035】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0036】(実施態様1)発振器の周期によって制限
されるクロックの分解能を拡張する装置であって、トリ
ガ信号に応答して、前記クロックからの時間値を得る手
段と、前記クロックからの一連の値を得て、前記時間
値、および前記一連の値が前記周期の所定の副間隔だけ
時間的に間隔がおかれるようにする手段と、前記時間
値、および前記一連の値のパターンを検出することによ
って、時間値に与えられる補正値を決定する手段とを具
備する装置。
【0037】(実施態様2)前記一連の値を得る手段
は、前記トリガ信号を連続的に遅延させることによっ
て、1組のタップ信号を発生させる手段と、前記タップ
信号に応答して、前記クロックから前記一連の値をラッ
チする手段とを具備する実施態様1記載の装置。
【0038】(実施態様3)前記決定する手段は、前記
パターンを検出する処理手段を具備する実施態様1記載
の装置。
【0039】(実施態様4)前記決定する手段は、前記
パターンを検出する回路を具備する実施態様1記載の装
置。
【0040】(実施態様5)前記補正値は、前記所定の
副間隔の整数の倍数に等しい実施態様1記載の装置。
【0041】(実施態様6)前記トリガ信号は、イベン
トの発生を示し、さらに、補正値を時間値に付加するこ
とによって、イベントのタイムスタンプを生成する手段
を具備する実施態様1記載の装置。
【0042】(実施態様7)発振器の周期によって制限
されるクロックの分解能を拡張する装置であって、前記
クロックからの時間値がトリガ時間値の最上位ビットの
1組と等しいときに、トリガ信号を発生させる手段と、
1組の遅延トリガ信号を発生させて、前記トリガ信号お
よび前記遅延信号が、前記周期の所定の副間隔だけ、時
間的に間隔がおかれているようにする手段と、前記トリ
ガ時間値の最小桁ビットの1組に応答して、前記トリガ
信号と前記遅延トリガ信号のうちから選択する手段とを
具備する装置。
【0043】(実施態様8)前記トリガ時間値は、イベ
ントの発生と関連した時間であり、前記トリガ信号と前
記遅延トリガ信号のうちから選択されたものは、前記イ
ベントをトリガするために使用される実施態様7記載の
装置。
【0044】(実施態様9)発振器の周期によって制限
されるクロックの分解能を拡張する回路であって、トリ
ガ信号に応答して、前記クロックから時間値をキャプチ
ャするタイムスタンプラッチと、前記トリガ信号を連続
的に遅延させることによって、1組のタップ信号を発生
させる遅延ラインと、前記タップ信号に応答して、前記
クロックから一連の値をキャプチャする1組の補正ラッ
チと、前記時間値、および前記一連の値に応答して、補
正値を前記時間値に与えることによって、前記トリガ信
号のためのタイムスタンプを発生させる補正回路とを具
備する回路。
【0045】(実施態様10)前記補正値は、前記周期
の所定の副間隔の整数の倍数に等しい実施態様9記載の
回路。
【0046】(実施態様11)前記補正ラッチは、前記
クロックから1組の最小桁ビットをキャプチャする実施
態様9記載の回路。
【0047】(実施態様12)発振器の周期によって制
限されるクロックの分解能を拡張する方法であって、ト
リガ信号に応答して、前記クロックから時間値を得て、
前記クロックから一連の値を得て、前記時間値および前
記一連の値が前記周期の所定の副間隔だけ、時間的に間
隔がおかれているようにし、前記時間値および前記一連
の値のパターンを検出することによって前記時間値に与
えられる補正値を決定するステップを含む方法。
【0048】(実施態様13)前記値の連続を得るステ
ップは、前記トリガ信号を連続的に遅延させることによ
って、1組のタップ信号を発生させ、前記タップ信号に
応答して、前記クロックから一連の値をラッチするステ
ップを含む実施態様12記載の方法。
【0049】(実施態様14)発振器の周期によって制
限されるクロックの分解能を拡張する方法であって、前
記クロックからの時間値が、トリガ時間値の最上位ビッ
トの1組に等しいとき、トリガ信号を発生させ、1組の
遅延トリガ信号を発生させて、前記トリガ信号および前
記遅延トリガ信号が、前記周期の所定の副間隔によって
時間的に間隔がおかれているようにし、前記トリガ時間
値の1組の最小桁ビットに応答して、前記トリガ信号と
前記遅延トリガ信号のうちから選択するステップを含む
方法。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、消費
電力を高めたり、発振器の周波数を上げるなど装置を複
雑にすることなしに、分解能がクロック中の発振器の周
期によって制限されるクロックの分解能を拡張するため
の方法及び装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロックの分解能を拡張する方法
および装置を具体化した回路を示すブロック図である。
【図2】タイムスタンプに与えられる補正値の決定を示
す1組の時間ライン示した図である。
【図3】本発明によるクロックの分解能を拡張する方法
および装置を具体化したもう1つの回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10:発振器 11:発振器信号 12:カウンタ 13:時間値 14:タイムスタンプラッチ 16:遅延ライン 18:トリガ信号 19:ラッチ時間値 20、22、24:補正ラッチ 30、32、34:タップ信号 50:回路 52:補正回路 60:タイムスタンプ 80:カウンタ 81:時間値 83:トリガ時間の一部 84:トリガ時間レジスタ 86:補正レジスタ 88:選択回路 90:遅延ライン 91:制御信号 92:マルチプレクサ 94:発振器 100、120:トリガ信号 110、112、114:タップ信号 140:値 150:回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振器の周期によって制限されるクロック
    の分解能を拡張する装置であって、 トリガ信号に応答して、前記クロックからの時間値を得
    る手段と、 前記クロックからの一連の値を得て、前記時間値、およ
    び前記一連の値が前記周期の所定の副間隔だけ時間的に
    間隔がおかれるようにする手段と、 前記時間値、および前記一連の値のパターンを検出する
    ことによって、時間値に与えられる補正値を決定する手
    段とを具備する装置。
JP2000098111A 1999-03-31 2000-03-31 クロック分解能拡張装置 Pending JP2000339058A (ja)

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