JP2006279332A - タイミングリカバリ回路及び間引きクロック生成方法 - Google Patents

タイミングリカバリ回路及び間引きクロック生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、クロック信号の間引き処理にともなう特性劣化を防止したタイミングリカバリ回路及び間引きクロック生成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】タイミングリカバリ回路は、第1のタイミング信号を出力端に出力する第1の発振回路と、第2のタイミング信号を出力端に出力する第2の発振回路と、第1のクロック信号の供給端と第1の発振回路の出力端とに結合され第1のタイミング信号に応じて第1のクロック信号のパルスを間引いた第2のクロック信号を出力端に出力する第1の間引き回路と、第1の間引き回路の出力端と第2の発振回路の出力端に結合され第2のタイミング信号に応じて第2のクロック信号のパルスを間引いた第3のクロック信号を生成する第2の間引き回路を含み、第1のタイミング信号及び第2のタイミング信号の何れか一方は固定の周期を有し他方はフィードバック制御に応じた周期を有することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は一般に受信側を送信側と同期させる受信回路に関し、詳しくはシンボルタイミングを受信側で再生するシンボルタイミングリカバリ回路に関する。
高速シリアル通信においては、通信線の本数を削減するために、通信データと別の信号としてクロック信号を送信しない構成が用いられる。データ受信部においては、送信側から伝送されてきた通信データを正しく受信するために、例えば、受信信号の位相を制御して、データ受信部側のクロックに同期させるシンボルタイミングリカバリ回路が使用される。
図1は、従来のシンボルタイミングリカバリ回路の構成の一例を示す図である。このシンボルタイミングリカバリ回路は、特許文献1に示されるものである。図1のシンボルタイミングリカバリ回路は、クロック制御回路10、フリップフロップ(F/F)11及び12、デジタルフィルタ13、位相比較器14、ループフィルタ15、NCO(数値制御発振器)16、及びタップ係数演算部17を含む。
受信信号の全ての信号周波数成分がナイキスト周波数以下となるような十分高い周波数でサンプリングされた受信データDATAが、フリップフロップ11に供給される。フリップフロップ11は、クロック信号CLK1で受信データDATAをラッチして出力する。ここでクロック信号CLK1は、受信データDATAのシンボルレートの2倍以上の周波数を有する信号である。従ってフリップフロップ11の出力は、受信信号をクロック信号CLK1の周波数でサンプルした受信データに相当する。
デジタルフィルタ13は、フリップフロップ11の出力を設定されたタップ係数に応じて遅延させて、遅延受信データを生成する。フリップフロップ12は、クロック信号CLK2で遅延受信データをラッチして出力する。ここでクロック信号CLK2は、クロック制御回路10によりクロック信号CLK1を間引いた信号であり、間引いた後の周波数が受信データDATAのシンボルレートの2倍に等しくなるように制御されている。例えば受信データDATAのシンボルレートが18MHzであり、クロック信号CLK1の周波数が48MHzであるとき、クロック制御回路10はクロック信号CLK1の4つのクロックパルス当たり1つのクロックパルスを間引くことで、36MHzのクロック信号CLK2を生成する。これにより、シンボルレートの2倍(18MHz×2=36MHz)でサンプリングした受信データ、即ち受信信号のデータ識別点の値とゼロクロス点の値が交互に現れるデータが得られる。
上記動作において、クロック制御回路10によるクロック間引き動作は、受信側のクロックの周波数を受信信号のシンボルレートに合わせる役割を果たす。またデジタルフィルタ13による遅延処理は、受信信号の位相を調整して受信側のクロック信号に同期させる役割を果たす。具体的にはこの遅延処理は、データ識別点又はゼロクロス点と実際のサンプル点とのタイミング差に応じた係数でフィルタリング処理を実行することにより、データ識別点又はゼロクロス点からずれたタイミングでサンプリングした結果(フリップフロップ11の出力)を補間することにより位相のずれ(タイミングのずれ)を取り除いて、データ識別点又はゼロクロス点のサンプル値を算出する。
クロック制御回路10の間引き動作とデジタルフィルタ13のフィルタリング処理とは、フリップフロップ12の出力に基づくフィードバック制御により制御される。このフィードバック制御は、デジタルフィルタ13のフィルタリング処理の結果得られるフリップフロップ12の出力が、データ識別点又はゼロクロス点に一致するように行われる。具体的には、位相比較器14が、フリップフロップ12の出力データのうちでゼロクロス点であるべきデータの値及びその前後のデータ識別点であるべきデータの値に基づいて、本来のゼロクロス点の値及びデータ識別点の値が満たす筈の条件からのずれを計算する。この計算値が、フリップフロップ12の出力とゼロクロス点又はデータ識別点との位相のずれを表す。
位相比較器14から出力される位相のずれを示す値は、ループフィルタ15により積分される。NCO16は、ループフィルタ15の出力が示す値に応じた周波数で発振する。例えばループフィルタ15の出力が大きいほどNCO16の発振周波数は高くなり、ループフィルタ15の出力が小さいほどNCO16の発振周波数は低くなる。NCO16の発振信号は鋸波であり、この鋸波の信号の値に応じてタップ係数演算部17がフィルタの係数を算出し、デジタルフィルタ13に供給する。
クロック信号CLK1の周波数とシンボルレートの2倍の周波数とに差がある場合、フリップフロップ11の出力のサンプル点とデータ識別点又はゼロクロス点とのタイミング差は、徐々に大きくなりその後徐々に小さくなり、また徐々に大きくなりその後徐々に小さくなり、という動作を繰り返すことになる。鋸波の値の変化がこのタイミング差の変化に一致しており、デジタルフィルタ13の処理によりこのタイミング差を相殺する。
またクロック信号CLK1の周波数とシンボルレートの2倍の周波数とに差がある場合、フリップフロップ11の出力のサンプル数はデータ識別点及びゼロクロス点の数より多いので、デジタルフィルタ13でタイミング差を相殺しても何れかのタイミングで出力のサンプル数を間引く必要が生じる。クロック制御回路10は、NCO16の出力である鋸波の波形が立ち下がるタイミングでクロックパルスを間引くことにより、所望の間引き動作を実現する。
図2は、クロック制御回路10によるクロック信号の間引き動作を説明するための図である。図2に示すように、NCO16の出力である鋸波の信号が立ち下がるタイミングにおいて、クロック信号CLK1のクロックパルスを1つ間引くことにより、クロック信号CLK2が生成される。
図1に示されるような構成のシンボルタイミングリカバリ回路においては、クロックパルスの間引きの割合が例えば1/2(2つに1つ間引く)や1/3(3つに1つ間引く)等、整数分の1の割合である場合に、回路の動作性能が極度に劣化してしまうという問題が発生する。
図3は、クロック信号CLK1を1/2の割合で間引きする際の問題点を説明するための図である。クロック信号CLK1を1/2の割合で間引く場合、理想的な状況においては、NCO2として示されるようなクロック信号CLK1の1/2の周期を有した鋸波の立ち下がりタイミングで、クロックパルスが間引かれる。その結果、クロック信号CLK2として示されるように、クロックパルスが均等に間引かれて均一に分布した信号となる。しかしながら実際の回路においては、例えば図1のループフィルタ15からNCO16へのジッタの影響等により、NCO16の出力信号の立ち下がりタイミングが揺らいでしまい、NCO3として示されるような波形の信号となる。このような鋸波信号の立ち下りタイミングでクロックパルスを間引くと(立ち下り後の最初のクロックパルスが間引かれる)、クロック信号CLK3として示すような波形となってしまう。
クロック信号CLK3は、間引き率(間引きの割合)は1/2で所望の割合となっているが、クロックパルスの分布が極めて不均一となっている。図3のクロック信号CLK2のようなクロック信号により図1のフリップフロップ12のラッチ動作を行ってデータ識別点の値とゼロクロス点の値とが交互に現れるデータを生成するのが本来の動作であるところが、実際には図3のクロック信号CLK3のような不均一なクロック信号により図1のフリップフロップ12のラッチ動作を行うことになり、正しくデータ識別点の値とゼロクロス点の値とを残すような間引き動作を実現することができない。この結果、受信信号の再生が不正確になり、信号受信特性の劣化が引き起こされると考えられる。
図4は、シミュレーションにより求めた間引き率とエラーレートとの関係を示す図である。図4において縦軸はBER(Bit Error Rate)、横軸はNCO回転比率を示している。ここでNCO回転比率2.000が間引き率1/2に対応し、NCO回転比率と間引き率とは逆数の関係にある。
図4から分かるように、NCO回転比率が2(間引き率1/2)の近傍での特性の劣化が著しく、またNCO回転比率が3や4(間引き率が1/3や1/4)等の整数分の1の間引き率の点において特性劣化が大きくなっている。但し、NCO回転比率が3,4,5,・・・と大きくなっていくと、全体のサンプル点の数に比較して間引く数が少なくなっていくので、鋸波の揺らぎに起因する間引きタイミングのずれがBER特性に与える影響は小さくなる。
このように整数分の1の間引き率で特性が劣化する問題を回避する方法として、サンプリングクロックを複数用意し、クロックをシンボルレートに応じて使い分けることにより、整数分の1の間引き率の条件にならないようにする方法がある。しかしながら、複数系統のクロックを使用する構成では、回路が複雑になり回路規模も大きくなるという問題がある。またクロックをシームレスに切り替えるのは難しく、シンボルレートを容易に切り替えることが困難になるという問題が生じる。
特開2000−101659号公報
以上を鑑みて本発明は、クロック信号の間引き処理にともなう特性劣化を防止したタイミングリカバリ回路及び間引きクロック生成方法を提供することを目的とする。
本発明によるタイミングリカバリ回路は、第1のタイミング信号を出力端に出力する第1の発振回路と、第2のタイミング信号を出力端に出力する第2の発振回路と、第1のクロック信号の供給端と該第1の発振回路の該出力端とに結合され該第1のタイミング信号に応じて該第1のクロック信号のパルスを間引いた第2のクロック信号を出力端に出力する第1の間引き回路と、該第1の間引き回路の該出力端と該第2の発振回路の該出力端に結合され該第2のタイミング信号に応じて該第2のクロック信号のパルスを間引いた第3のクロック信号を生成する第2の間引き回路を含み、該第1のタイミング信号及び該第2のタイミング信号の何れか一方は固定の周期を有し他方はフィードバック制御に応じた周期を有することを特徴とする。
また本発明による間引きクロック生成方法は、出力データ信号の位相に基づいたフィードバック制御により第1のクロック信号のパルスを間引いて第2のクロック信号を生成し、該フィードバック制御により入力データ信号のサンプル点を位相調整するとともに該第2のクロック信号に合わせて間引くことにより該出力データ信号を生成するタイミングリカバリ回路において、該第1のクロック信号のパルスを間引いて中間クロック信号を生成する第1の間引き段階と、該中間クロック信号のパルスを間引いて該第2のクロック信号を生成する第2の間引き段階を含み、該第1の間引き段階と該第2の間引き段階の何れか一方は該フィードバック制御に基づいた周期でパルスを間引き他方は固定の周期でパルスを間引くことを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、シンボルタイミングリカバリ回路において、クロック信号の間引き処理を複数段の間引き処理に分割し、固定の間引き率でジッタの影響を受けない間引き処理を実行する部分と、フィードバックに基づく間引き率でジッタの影響を受ける間引き処理を実行する部分とを設け、これらの組み合わせにより所望の間引き率を実現する構成とする。この構成では、固定の間引き率の間引き処理により、フィードバックに基づく間引き処理の間引き率を下げることが可能となり、フィードバックに基づく間引き処理におけるジッタの影響を小さくすることができる。
以下に、本発明の原理構成及び実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図5は、本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の原理構成を示す図である。図5のシンボルタイミングリカバリ回路は、第1の間引き回路20、第2の間引き回路21、第1のNCO22、第2のNCO23、及び位相比較&ループフィルタ24を含む。
第1の間引き回路20及び第2の間引き回路21の各々は、図1のクロック制御回路10、デジタルフィルタ13、フリップフロップ12、及びタップ係数演算部17から構成される部分に相当する。第1の間引き回路20及び第2の間引き回路21の各々は、入力される受信データをフィルタリング処理などによりタイミング調整するとともにサンプル点を間引くことにより、タイミング調整され且つ間引かれた受信データを出力する。また第1の間引き回路20及び第2の間引き回路21の各々は、入力されるクロック信号を間引くことにより、間引かれたクロック信号を出力する。
第1の間引き回路20のフィルタ処理及び間引き処理は、第1のNCO22の出力信号により制御される。第2の間引き回路21のフィルタ処理及び間引き処理は、第2のNCO23の出力信号により制御される。
第1のNCO22は、固定の発振周波数で発振することにより、所定の周期を有する鋸波信号を生成して出力する。第1のNCO22の出力は、所定の周波数に固定されているので、ジッタの影響を受けることなく精度が高い信号となる。
第2のNCO23は、図1において説明したのと同様のフィードバック制御に基づいて、鋸波信号を生成して出力する。即ち、このフィードバック制御は、第2の間引き回路21の出力であるデータ信号が、データ識別点又はゼロクロス点に一致するように行われる。具体的には、位相比較&ループフィルタ24において、位相比較機能によりフリップフロップ12のデータ出力とゼロクロス点又はデータ識別点との位相のずれを求め、ループフィルタ機能により位相のずれを積分する。第2のNCO23は、位相比較&ループフィルタ24の出力が示す値に応じた周波数で発振する。
これにより、第2の間引き回路21の出力には、シンボルレートの2倍でサンプリングした受信データ、即ち受信信号のデータ識別点の値とゼロクロス点の値が交互に現れるデータが得られる。
図5の構成では、まず第1の間引き回路20によりクロック信号CLK1を正確なタイミングで間引いてクロック信号CLK2とし、次に第2の間引き回路21によりクロック信号CLK2をシンボルレートとの差に応じた間引き率で間引いてクロック信号CLK3を生成している。クロック信号CLK1からクロック信号CLK2への第1段の間引き率は、クロック信号CLK2からクロック信号CLK3への第2段の間引き率が1/2や1/3等のジッタの影響が大きい間引き率にならないように設定する。
このように本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路は、クロック信号の間引き処理を複数段の間引き処理に分割し、固定の間引き率でジッタの影響を受けない間引き処理を実行する部分と、フィードバックに基づく間引き率でジッタの影響を受ける間引き処理を実行する部分とを設け、これらの組み合わせにより所望の間引き率を実現する構成とする。この構成では、固定の間引き率の間引き処理により、フィードバックに基づく間引き処理の間引き率を下げることが可能となり、フィードバックに基づく間引き処理におけるジッタの影響を小さくすることができる。
図6は、図5の回路によるクロック信号の間引き動作の一例を示す図である。図6の例では、固定の周期を有する鋸波信号NCO1によりクロック信号CLK1を間引いて、クロック信号CLK2を生成している。この間引き動作が、図5の第1の間引き回路20の間引き動作に相当する。鋸波信号NCO1にはジッタの影響が無く固定の周期で発振しているので、クロック信号CLK2は均一にクロックパルスが分布した信号となる。
次にフィードバック制御に依存した周期を有する鋸波信号NCO2によりクロック信号CLK2を間引いて、クロック信号CLK3を生成している。この間引き動作が、図5の第2の間引き回路21の間引き動作に相当する。鋸波信号NCO2はジッタの影響を受けその周期が揺らいでしまうが、クロック信号CLK2からクロック信号CLK3への間引き頻度は小さいので、間引く位置がずれたとしても、それが受信信号の品質に及ぼす影響は小さい。
図7は、本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の第1の実施例の構成を示す図である。図7のシンボルタイミングリカバリ回路は、クロック制御回路31、フリップフロップ32、デジタルフィルタ33、位相比較器34、ループフィルタ35、NCO36、タップ係数演算部37、クロック制御回路41、フリップフロップ42、デジタルフィルタ43、タップ係数演算部44、及びNCO45を含む。
クロック制御回路31、フリップフロップ32、デジタルフィルタ33、及びタップ係数演算部37が図5の第2の間引き回路21に相当し、位相比較器34及びループフィルタ35が図5の位相比較&ループフィルタ24に相当し、NCO36が図5の第2のNCO23に相当する。またクロック制御回路41、フリップフロップ42、デジタルフィルタ43、及びタップ係数演算部44が図5の第1の間引き回路20に相当し、NCO45が図5の第1のNCO22に相当する。2段構成の間引き処理の動作については、図5において説明したとおりである。
デジタルフィルタ43は、受信データDATAを設定されたタップ係数に応じて遅延させて、遅延受信データを生成する。フリップフロップ42は、クロック信号CLK2で遅延受信データをラッチして出力する。ここでクロック信号CLK2は、クロック制御回路41によりクロック信号CLK1を固定の間引き率で間引いた信号である。これにより、所望のサンプリングレート(シンボルレートの2倍のサンプリングレート)に近いレートまでサンプル数を間引いた受信データが得られるとともに、所望のサンプリング周波数に近い周波数のクロック信号CLK2が得られる。
クロック制御回路41の間引き動作とデジタルフィルタ43のフィルタリング処理とは、NCO45により制御される。このNCO45は、固定の周期で発振して鋸波波形を出力する。この鋸波の信号の値に応じてタップ係数演算部44がフィルタの係数を算出し、デジタルフィルタ43に供給する。またクロック制御回路41は、NCO45の出力である鋸波の波形の立ち下り(信号値が初期値に戻ったこと)を検出したときに、そのタイミングでクロックパルスを間引くことにより、所望の間引き動作を実現する。
NCO45は、加算器61と複数ビットのフリップフロップ62とを含む。加算器61は、固定の値とフリップフロップ62の出力とを加算し、加算値をフリップフロップ62に供給する。フリップフロップ62は、供給される加算値を所定のクロックに同期して取り込む。これにより、所定のクロックに同期して累積的に値が増加していく出力が得られる。1ステップ当たりの増加量は加算器61に入力される固定値の値に等しい。なおフリップフロップ62の出力は、最大値に達すると0にリセットされるよう構成される。
デジタルフィルタ33は、フリップフロップ42の出力を設定されたタップ係数に応じて遅延させて、遅延受信データを生成する。フリップフロップ32は、クロック信号CLK3で遅延受信データをラッチして出力する。ここでクロック信号CLK3は、クロック制御回路31によりクロック信号CLK2を間引いた信号であり、間引いた後の周波数が受信データDATAのシンボルレートの2倍に等しくなるように制御されている。これにより、シンボルレートの2倍でサンプリングした受信データ、即ち受信信号のデータ識別点の値とゼロクロス点の値が交互に現れるデータが得られる。
クロック制御回路31の間引き動作とデジタルフィルタ33のフィルタリング処理とは、フリップフロップ32の出力に基づくフィードバック制御により制御される。このフィードバック制御は、デジタルフィルタ33のフィルタリング処理の結果得られるフリップフロップ32の出力が、データ識別点又はゼロクロス点に一致するように行われる。具体的には、位相比較器34が、フリップフロップ32の出力データのうちでゼロクロス点であるべきデータの値及びその前後のデータ識別点であるべきデータの値に基づいて、本来のゼロクロス点の値及びデータ識別点の値が満たす筈の条件からのずれを計算する。この計算値が、フリップフロップ32の出力とゼロクロス点又はデータ識別点との位相のずれを表す。
位相比較器34から出力される位相のずれを示す値は、ループフィルタ35により積分される。NCO36は、ループフィルタ35の出力が示す値に応じた周波数で発振する。例えばループフィルタ35の出力が大きいほどNCO36の発振周波数は高くなり、ループフィルタ35の出力が小さいほどNCO36の発振周波数は低くなる。NCO36の発振信号は鋸波であり、この鋸波の信号の値に応じてタップ係数演算部37がフィルタの係数を算出し、デジタルフィルタ33に供給する。またクロック制御回路31は、NCO36の出力である鋸波の波形の立ち下り(信号値が初期値に戻ったこと)を検出したときに、そのタイミングでクロックパルスを間引くことにより、所望の間引き動作を実現する。
NCO36は、加算器51と複数ビットのフリップフロップ52とを含む。加算器51は、固定のベース値と、ループフィルタ35の出力と、フリップフロップ52の出力とを加算し、加算値をフリップフロップ52に供給する。フリップフロップ52は、供給される加算値を所定のクロックに同期して取り込む。これにより、所定のクロックに同期して累積的に値が増加していく出力が得られる。1ステップ当たりの増加量は加算器51に入力されるループフィルタ35の出力と固定のベース値との和に等しい。なおフリップフロップ52の出力は、最大値に達すると0にリセットされるよう構成される。
図7に示すシンボルタイミングリカバリ回路によって、48MHzのクロック信号CLK1から40MHzのクロック信号CLK2を生成し、更に40MHzのクロック信号CLK2から32MHzのクロック信号CLK3を生成する場合を例にとって、本発明による間引き動作を以下に説明する。図8は、クロック信号CLK1からクロック信号CLK2への間引き動作、更にクロック信号CLK2からクロック信号CLK3への間引き動作を示す波形図である。
この例において、NCO36及び45の出力は8ビットデータであるとする。48MHzのクロック信号CLK1から40MHzのクロック信号CLK2を生成し、更に40MHzのクロック信号CLK2から32MHzのクロック信号CLK3を生成するためには、前段で1/6の間引き率の間引き処理を実行し、後段で1/5の間引き率の間引き処理を実行することになる。
NCO45においては、1/6の間引き率を実現するために、42(≒8ビットの256ステップ/6)を図7の加算器61へ入力する固定値として設定する。図7のフリップフロップ62がクロック信号CLK1に同期してラッチ動作を実行すると、クロック信号CLK1の6サイクルに等しい期間で0から256(厳密には252=42×6)まで増加する鋸波波形が得られる。この波形がNCO1として図8に示される。1/6の間引き率は整数分の1であるが、前段の間引き処理は固定の周期の鋸波によるジッタの影響が存在しない処理であるので、図8に示されるようにパルスが均等に間引かれたクロック信号CLK2が得られる。
NCO36は、1/5の間引き率を実現する筈であるので、図7の加算器51には51(≒8ビットの256ステップ/5)がベース値として設定され、この設定値にループフィルタ35の出力値がフィードバック調整量として加算される構成となる。したがって、NCO36の出力が累積的に増加していく際の1ステップ当たりの増加量は、フィードバック調整値に応じて、ベースとなる値51からずれた値となる。こうして生成される鋸波波形がNCO2として図8に示される。このフィードバック調整分にはジッタの影響が含まれるので、NCO2の立ち下りタイミングにはジッタによる揺らぎが存在することになる。しかしながら図8に示される例では、間引き率が1/5と小さいのでジッタの影響はそれ程の問題にはならない。
ジッタの影響によりクロックパルスを間引く位置がずれた状態の信号が、クロック信号CLK3’として図8の最下段に示されている。矢印Aで示す部分が、ジッタの影響によりクロックパルスを間引く位置がずれた部分である。このようなずれは、最大でも元のクロック信号CLK1の6サイクルに一度しか発生しない。それに対して従来の構成の一段の間引き動作により48MHzのクロック信号CLK1を32MHzに間引く場合には、間引き率は1/3であり、ジッタの影響による間引き位置のずれは最大でクロック信号CLK1の3サイクルに一度発生することになる。
上記例では説明のしやすさを考慮し、前段1/6、後段1/5という間引き率の場合について説明した。しかし後段の間引き率として、例えば1/8等のより発生頻度が低い値を選択するよう構成すれば、上記の例以上に安定した特性を得ることができる。なおNCOのデータ量は8ビットとして説明したが、実際には24ビット程度のデータ量とする場合が多い。
なお図8の例においては、NCO45の出力する発振波形NCO1とNCO36の出力する発振波形NCO2とは、同一の周期に設定されているが、発振の初期値を異ならせることで、NCO1とNOC2とで立ち下りのタイミングが重ならないように工夫してある。仮にNCO1がゼロに戻るタイミングとNOC2がゼロに戻るタイミングとが、一致或いは隣接してしまうと、前段で間引くクロックパルスの位置と後段で間引くクロックパルスの位置とが連続した位置となってしまう。この場合、2段の間引き処理の結果として得られるクロック信号CLK3は、連続してパルスが抜かれた極めて不均一なパルス分布のクロック信号となってしまう。
このような状況を避けるために、図8の例に示されるように、前段のNCO45の立ち下りタイミングと後段のNCO36の立ち下りタイミングとが異なるように設定することが好ましい。これを実現するためには、NCO45を例えば初期値0から動作開始し、NCO36を例えば初期値100辺りから動作開始するようにすればよい。このようにNCOの初期値をずらして設定することで、より均一なパルス分布のクロック信号を得ることができる。なお前段のNCOと後段のNCOとで周期がずれている場合には、その周期の最小公倍数に対応するタイミングで連続間引きが発生してしまう。しかしそのような連続間引きの発生頻度は極めて小さいので、それ程の問題とはならない。
図9は、本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の第2の実施例の構成を示す図である。図9において、図7と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図9のシンボルタイミングリカバリ回路においては、前段の間引き処理の役割と後段の間引き処理の役割とが、図7のシンボルタイミングリカバリ回路の場合と比較して逆転されている。図7の構成では、前段において固定の間引き率の間引き処理を実行し、後段においてフィードバック制御に基づく間引き率での間引き処理を実行していた。これに対して図9の構成では、前段においてフィードバック制御に基づく間引き率での間引き処理を実行し、後段において固定の間引き率の間引き処理を実行している。即ち、前段のNCO45の加算器61にループフィルタ35の出力が供給され、後段のNCO36の加算器51には固定値が供給されている。
図9に示すような構成によっても、位相比較器34、ループフィルタ35、NCO45、タップ係数演算部44、デジタルフィルタ43、フリップフロップ42、デジタルフィルタ33、及びフリップフロップ32によりフィードバック経路が構成されており、図7の場合と同様なフィードバック制御を実現することができる。またNCO36、クロック制御回路31、及びフリップフロップ32により固定の間引き率の間引き処理を提供しており、フィードバック制御に基づく間引き処理部分での間引き率を下げて、ジッタの影響を小さくするという図7の場合と同様な効果が得られる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
従来のシンボルタイミングリカバリ回路の構成の一例を示す図である。 クロック制御回路によるクロック信号の間引き動作を説明するための図である。 クロック信号を1/2の割合で間引きする際の問題点を説明するための図である。 シミュレーションにより求めた間引き率とエラーレートとの関係を示す図である。 本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の原理構成を示す図である。 図5の回路によるクロック信号の間引き動作の一例を示す図である。 本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の第1の実施例の構成を示す図である。 クロック信号の間引き動作を示す波形図である。 本発明によるシンボルタイミングリカバリ回路の第2の実施例の構成を示す図である。
符号の説明
20 第1の間引き回路
21 第2の間引き回路
22 第1のNCO
23 第2のNCO
24 位相比較&ループフィルタ
31 クロック制御回路
32 フリップフロップ
33 デジタルフィルタ
34 位相比較器
35 ループフィルタ
36 NCO
37 タップ係数演算部
41 クロック制御回路
42 フリップフロップ
43 デジタルフィルタ
44 タップ係数演算部
45 NCO

Claims (10)

  1. 第1のタイミング信号を出力端に出力する第1の発振回路と、
    第2のタイミング信号を出力端に出力する第2の発振回路と、
    第1のクロック信号の供給端と該第1の発振回路の該出力端とに結合され該第1のタイミング信号に応じて該第1のクロック信号のパルスを間引いた第2のクロック信号を出力端に出力する第1の間引き回路と、
    該第1の間引き回路の該出力端と該第2の発振回路の該出力端に結合され該第2のタイミング信号に応じて該第2のクロック信号のパルスを間引いた第3のクロック信号を生成する第2の間引き回路
    を含み、該第1のタイミング信号及び該第2のタイミング信号の何れか一方は固定の周期を有し他方はフィードバック制御に応じた周期を有することを特徴とするタイミングリカバリ回路。
  2. 該第1の間引き回路は第1のデータ信号の供給端に更に結合され該第1のデータ信号から該第2のクロック信号に同期した第2のデータ信号を生成して該第2のデータ信号を出力し、該第2の間引き回路は該第2のデータ信号から該第3のクロック信号に同期した第3のデータ信号を生成して該第3のデータ信号を出力端に出力することを特徴とする請求項1記載のタイミングリカバリ回路。
  3. 該第2の間引き回路の出力端に結合され該第3のデータ信号の位相に応じた位相検出信号を出力する回路と、
    該位相検出回路に結合され該位相検出信号を入力とするループフィルタ
    を更に含み、該第1の発振回路及び該第2の発振回路の何れか一方のみが該ループフィルタの出力に結合されることを特徴とする請求項2記載のタイミングリカバリ回路。
  4. 該第1の間引き回路は、
    該第1のデータ信号の位相を調整する回路と、
    該位相調整後の第1のデータ信号を該第2のクロック信号に同期してラッチすることにより該第2のデータ信号を生成する回路
    を含み、該第2の間引き回路は、
    該第2のデータ信号の位相を調整する回路と、
    該位相調整後の第2のデータ信号を該第3のクロック信号に同期してラッチすることにより該第3のデータ信号を生成する回路
    を含むことを特徴とする請求項3記載のタイミングリカバリ回路。
  5. 該第1のデータ信号の位相を調整する該回路は該第1のタイミング信号に応じて該第1のデータ信号の位相を調整し、該第2のデータ信号の位相を調整する該回路は該第2のタイミング信号に応じて該第2のデータ信号の位相を調整することを特徴とする請求項4記載のタイミングリカバリ回路。
  6. 該第1のデータ信号の位相を調整する該回路及び該第2のデータ信号の位相を調整する該回路はデジタルフィルタであることを特徴とする請求項5記載のタイミングリカバリ回路。
  7. 該第1の発振回路及び該第2の発振回路は数値制御発振器であることを特徴とする請求項1記載のタイミングリカバリ回路。
  8. 該第1の発振回路及び該第2の発振回路はそれぞれ異なる初期値から発振動作を開始することを特徴とする請求項1記載のタイミングリカバリ回路。
  9. 出力データ信号の位相に基づいたフィードバック制御により第1のクロック信号のパルスを間引いて第2のクロック信号を生成し、該フィードバック制御により入力データ信号のサンプル点を位相調整するとともに該第2のクロック信号に合わせて間引くことにより該出力データ信号を生成するタイミングリカバリ回路において、該第2のクロック信号を生成する間引きクロック生成方法であって、
    該第1のクロック信号のパルスを間引いて中間クロック信号を生成する第1の間引き段階と、
    該中間クロック信号のパルスを間引いて該第2のクロック信号を生成する第2の間引き段階
    を含み、該第1の間引き段階と該第2の間引き段階の何れか一方は該フィードバック制御に基づいた周期でパルスを間引き他方は固定の周期でパルスを間引くことを特徴とする間引きクロック生成方法。
  10. 該第1の間引き段階は該入力データ信号のサンプル点を位相調整するとともに該中間クロック信号に合わせて間引くことにより中間データ信号を生成し、該第2の間引き段階は該中間データ信号のサンプル点を位相調整するとともに該第2のクロック信号に合わせて間引くことにより該出力データ信号を生成することを特徴とする請求項9記載の間引きクロック生成方法。
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