JPH06258460A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH06258460A
JPH06258460A JP4241293A JP4241293A JPH06258460A JP H06258460 A JPH06258460 A JP H06258460A JP 4241293 A JP4241293 A JP 4241293A JP 4241293 A JP4241293 A JP 4241293A JP H06258460 A JPH06258460 A JP H06258460A
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JP
Japan
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time
clock
standard time
signal
receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP4241293A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kojima
猛 小島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気記録再生装置において、装置内部に、標準
時刻電波信号を受信する機能を備えた電波時計を内蔵
し、時計の時刻を自ら修正する機能を設けることにより
正確な時計表示を実現すること。 【構成】装置本体内部に取り付けられたアンテナ1によ
り標準時刻電波信号が受信される。この標準時刻電波信
号は受信回路2にて増幅されコントロール部4に送信さ
れる。コントロール部4では、標準時刻信号を解読し、
既に操作キー3により設定され動作している現在時刻の
情報と比較して、時計がズレていれば自ら標準時刻に合
わせ修正する。又、この自ら時間を修正するチューニン
グ動作を、一日に2度(0時と12時)、または装置本
体の電源を入れた時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計表示機能を有する
据置型VTRやカメラ一体型VTRに係り、特に装置内
部に電波時計(標準時刻電波信号を受信し自ら時間を修
正し時計表示をする時計)を備えた据置型VTRやカメ
ラ一体型VTR等の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】据置型VTRやカメラ一体型VTR等の
磁気記録再生装置には時計表示機能が付いている。
【0003】図2は、従来の時計表示回路のブロック図
であり従来の時刻表示機能について説明する。まず、最
初に操作キー3よりコントロール部4に現在時刻を設定
する。コントロール部4は現在時刻設定終了と同時に発
振子6の発振周波数を基準として時計動作を開始する。
又、コントロール部4は文字表示ドライバ回路7やパネ
ル表示ドライバ回路8を駆動しテレビ画面9やパネル表
示部10に時計表示をする。更に文字表示ドライバ回路
7は文字記録回路12により現在時刻を記録する。発振
子6は、バックアップ電源11により動作しているた
め、電源スイッチ5により電源が切られても動作し続け
る。このため時計機能は正常に働き続ける。
【0004】しかし、この発振子6は、周辺温度により
温度特性をもっているため、装置の使用環境より時計の
遅れが発生する。この時計の遅れ量は、次の式で表され
る。
【0005】
【数1】X=(To−T)2×α/1000000×H X :時計遅れ量(秒) To:基準温度(℃) T :周辺温度(℃) α :温度係数 H :放置時間(秒) 図3は、この遅れ量の特性をグラフに示したものであ
る。図3の如く基準温度Toを中心に周辺温度により時
計の遅れが発生する。
【0006】この様に装置の使用環境により時計遅れが
発生するため、特に屋外のいろいろな環境で使用するカ
メラ一体型VTR等は時計遅れが著しく発生する可能性
がある。そこで従来のカメラ一体型VTR等では、図4
の様に基準温度Toにおけるオフセット量Eoを設け、
基準温度To付近で時計を進める様にコントロール部4
にて処理することにより、使用環境の変化や年間を通し
ての温度変化による時計のズレ量を±0に近づける様に
設定している。計算式は、
【0007】
【数2】 X={Eo−(To−T)2×α}/1000000×H Eo:基準温度におけるオフセット量 で示される。
【0008】しかし、使用環境の変化や年間を通しての
温度変化は一定せず時計のズレを無くすることは不可能
である。
【0009】据置型VTRやカメラ一体型VTR等の磁
気記録再生装置における時計表示機能は、据置型VTR
の場合、番組タイマー予約録画を行う時に基準となるも
ので、番組予約の時刻を設定し、その時刻に現在時刻が
達すればタイマー予約録画を開始する。この時、現在時
刻が進んでいた場合タイマー予約録画した番組の最後の
部分が録画されない。又、現在時刻が遅れていた場合タ
イマー予約録画した番組の最初の部分が録画されないと
いう事態が発生する。カメラ一体型VTRの場合は、録
画する画面に日付・時刻の情報を重ねて記録するため、
正確な時間表示は必須である。又、カメラ一体型VTR
は海外旅行等で国外に持ち出す場合が考えられる。この
時、使用者は日本国内で設定されていた時刻を渡航先の
時刻に設定し直す必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した従来技術
によれば、据置型VTRやカメラ一体型VTR等の磁気
記録再生装置における正確な時計表示機能は、必須条件
である。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するために発
明されたもので、その目的とするところは、据置型VT
Rまたはカメラ一体型VTR等の磁気記録再生装置にお
いて、正確な時計表示機能を行うことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、装置内
部に、標準時刻電波信号を受信するアンテナと、その標
準時刻電波信号を増幅する受信回路と、その増幅された
信号を解読し時計表示を管理するコントロール部を備え
た電波時計を内蔵し、時計の時刻を自ら修正する機能を
設けることにより解決できる。
【0013】
【作用】電波時計に関する記事は、雑誌「モノ・マガジ
ン」(ワールドフォトプレス社;1992年8月発行;
No.224)の第48頁〜第49頁に記載されてい
る。
【0014】この記事によると、電波時計とは、現在も
っとも精度の高いセシウム原子時計をタイムベースとし
た標準時刻電波を受信して、自ら時間を修正して常に正
確な時刻を表示する時計である。(図5,図6参照)
又、「標準時刻」とは、その国の標準となる時刻となる
もので、ヨーロッパでは、ドイツ・イギリスにセシウム
原子時計を設置しこれにしたがって標準時刻電波を発信
している。日本では、茨城県三和町の郵政省通信総合研
究所標準周波数送信所から発信されている。セシウム原
子時計とは、正式にはセシウムビーム型原子周波数標準
器と呼ばれ、原子のもつ固有振動周波数をもとに時間を
割り出す方式である。この標準時刻信号は電波の断続に
よるモールス信号の様な信号に換えて送信されている。
と記載されている。(記事の一部を抜粋)本発明は、上
記した標準時刻電波を受信できる電波時計機能を、据置
型VTRやカメラ一体型VTR等の磁気記録再生装置の
時計表示機能に採用することにより正確な時計表示が実
現できる。
【0015】装置本体内部に取り付けられたアンテナに
より前記した標準時刻電波信号が受信される。この標準
時刻電波信号は受信回路にて増幅されコントロール部に
送信される。コントロール部では、前記した標準時刻信
号を解読し、既に操作キーにより設定され動作している
時刻の情報と比較して、時計がズレていれば自ら標準時
刻に合わせ修正する。又、この自ら時間を修正するチュ
ーニング動作を、一日に2度(0時と12時)、または
装置本体の電源を入れた時に行うことにより正確な時計
表示が実現できる。又、海外ではその国の標準時刻電波
を受信しチューニング動作することにより、その国の時
刻に合わせ設定をし直すことをしなくてよい。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1に示した一実施例により
説明する。
【0017】図1は、本発明を示す据置型VTRやカメ
ラ一体型VTR等の磁気記録再生装置の時計表示機能の
一実施例のブロック図で、1はアンテナ、2は受信回
路、3は操作キー、4はコントロール部、5は電源スイ
ッチ、6は発振子、7は文字表示ドライバ、8はパネル
表示ドライバ、9は画面表示回路、10はパネル表示回
路、12は文字記録回路である。
【0018】使用者は、装置の初期状態より操作キー3
よりコントロール部4に現在時刻を設定する。コントロ
ール部4は現在時刻設定終了と同時に発振子6の発振周
波数を基準として時計動作を開始する。コントロール部
4は文字表示ドライバ回路7やパネル表示ドライバ回路
8を駆動しテレビ画面9やパネル表示部10に時計表示
をする。更に文字表示ドライバ回路7は文字記録回路1
2により現在時刻を記録する。発振子6は、バックアッ
プ電源11により動作しているため、電源スイッチ5に
より電源が切られても動作し続ける。このため時計機能
は正常に働き続ける。
【0019】上記アンテナ1は、前述した郵政省通信総
合研究所標準周波数送信所から発信されている標準時刻
電波信号を受信する。受信された標準時刻電波信号は受
信回路2にて増幅されコントロール部4に送信される。
コントロール部4は、この標準時刻信号を解読し標準時
刻の情報を得る。更にコントロール部4は、既に操作キ
ー3より設定され時計動作を行っている現在時刻の情報
と標準時刻の情報を比較しズレていれば現在時刻を標準
時刻に合わせ自ら修正するチューニング動作を行う。
【0020】又、据置型VTR等の磁気記録再生装置で
は、コントロール部4によるこのチューニング動作を一
日に二度(0時と12時)行う様にすることが効果的で
ある。据置型VTRの使用環境を考慮すると0℃以下で
使用することはほとんど無く0℃を最悪条件とし、前記
した発振子6の時計遅れ量の計算式により数値を代入し
算出すると
【0021】
【数3】 X={Eo−(To−T)2×α}/1000000×H Eo:基準温度のオフセット量・・・・5ppm To:基準温度(℃)・・・・・・・・25℃ T :周辺温度(℃)・・・・・・・・ 0℃ α :温度係数 ・・・・・・・・0.04ppm
/℃2 H :放置時間(秒)・・・・・・・・12時間 X=0.864(秒) となり、チューニング動作より次のチューニング動作ま
で1秒以下のズレ量で抑えることができ、正確な時計表
示が実現できる。
【0022】又、カメラ一体型VTR等の磁気記録再生
装置では、コントロール部4によるチューニング動作を
装置本体の電源スイッチ5を入れた時に行う様にするこ
とが効果的である。カメラ一体型VTRは使用環境もさ
まざまで使用温度範囲も広い。又、長期にわたり使用し
ない期間があるため、時計のズレ量も大きい。又、カメ
ラ一体型VTRは海外旅行等で国外に持ち出す場合があ
るため、コントロール部4に切り替え機能をもたせ、操
作キー3によりその国名を設定することにより、コント
ロール部4はその国の属する標準時刻電波信号を自ら受
信し時刻設定のチューニング動作を行う。この様に使用
環境が多岐にわたるカメラ一体型VTR等は、装置を使
用開始する時の電源スイッチ5を入れる度にチューニン
グ動作を行えば使用毎に正確な時計表示が実現できる。
【0023】
【発明の効果】本発明の様に、標準時刻電波を受信でき
る電波時計機能を、据置型VTRやカメラ一体型VTR
等の磁気記録再生装置の時計表示機能に採用することに
より正確な時計表示が実現でき、据置型VTRの場合
の、現在時刻がズレによるタイマー予約録画した番組の
最初や最後の部分が録画されないという事態が発生する
ことも無くなる。又、カメラ一体型VTRの場合にも、
正確な日付・時刻の情報を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の時計表示回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の時計表示回路を示すブロック図である。
【図3】発振子の温度特性のグラフである。
【図4】オフセット量を設けた発振子の温度特性のグラ
フである。
【図5】電波時計のブロック図である。
【図6】標準時刻電波の送信ブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…受信回路、3…操作キー、4…コン
トロール部、5…電源スイッチ、6…発振子、7…文字
表示ドライバ回路、8…パネル文字ドライバ回路、9…
画面表示回路、10…パネル表示回路、11…バックア
ップ電源、12…文字記録回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体の前面または表面に時計表示機能
    を有する、据置型VTR(ビデオテープレコーダー)や
    カメラ一体型VTRにおいて、 装置内部に、標準時刻電波信号を受信できるアンテナ
    と、標準時刻電波信号を増幅する受信回路と、増幅され
    た信号を解読し時計表示を管理するコントロール部を持
    つ電波時計を設け自ら時間を修正する機能を設けること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、標準時刻電波信号
    を受信・解読・管理し自ら時間を修正するチューニング
    動作を、一日に2度(0時と12時)に行うことを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、標準時刻電波信号
    を受信・解読・管理し自ら時間を修正するチューニング
    動作を、装置本体の電源を入れた時に行うことを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、自ら時間を修正す
    るチューニング動作を、世界各地の標準時刻電波信号を
    受信し行うことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4241293A 1993-03-03 1993-03-03 磁気記録再生装置 Pending JPH06258460A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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