JP2004229229A - テレビジョンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビジョン受像機の節電を行いながら、視聴予約を行うことができるテレビジョンシステムを提供する。
【解決手段】STB2を遠隔操作するためのリモコン3は、視聴開始時刻を設定し、設定された視聴開始時刻に選局するチャンネルを該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定し、時計機能部41により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、アラームを鳴動させるとともに、STB2に対してステータス情報送信要求信号を送信する。リモコン3は、STB2からステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報を受信すると、該ステータス情報に応じて設定されたチャンネルを示す選局信号をSTB2に送信するように制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】STB2を遠隔操作するためのリモコン3は、視聴開始時刻を設定し、設定された視聴開始時刻に選局するチャンネルを該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定し、時計機能部41により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、アラームを鳴動させるとともに、STB2に対してステータス情報送信要求信号を送信する。リモコン3は、STB2からステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報を受信すると、該ステータス情報に応じて設定されたチャンネルを示す選局信号をSTB2に送信するように制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号を受信し、表示するテレビジョン受像機と、テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備えるテレビジョンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計機能が内蔵されたテレビジョン受像機として、タイマー機能を有するものがある。このテレビジョン受像機においては、タイマー機能を用いて、設定した時間に待機状態からテレビジョン受像機を自動的に起動するように設定することが可能である。
【0003】
また、ビデオテープレコーダ(以下、VTRという)には、通常、カレンダ機能を含む時計機能と録画予約機能が内蔵されている。このようなVTRにおいては、事前に録画したい番組を新聞やテレビ番組雑誌などから探索確認し、その番組の放送チャンネルや放送日時あるいは番組毎に付与されたGコードをVTRに備えられた録画予約キーやVTRに付属するリモートコントロール装置の操作キーから入力して録画予約することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、タイマー機能を用いて設定した時間に自動的に起動可能なテレビ受像機では、電源スイッチが切られていると、設定した時間に起動することはできない。これに対し、テレビ受像機が待機状態にあれば、タイマー機能を用いた自動起動を有効にすることが可能であるが、この待機状態中は電力が消費されることになる。よって、タイマー機能を用いた自動起動が設定されたテレビジョン受像機を待機状態にした状態でユーザが外出すると、外出中にテレビジョン受像機が設定された時間に起動されることがあり、その場合、無駄な電力を消費することになる。
【0005】
VTRの場合も同様に、VTRの電源がオフの状態では、録画開始時間を到来しても、予約録画は開始されない。また、録画開始時間経過後にそのことに気が付き、VTRの電源をオンしても、予約録画は開始されない。よって、このような場合、録画ボタンを押して録画を開始しても、番組冒頭の録画はされないことになる。また、録画予約がされているにも拘わらず、停電やブレーカが落ちたことにより、予約情報が消えてしまい、予約録画を行うことができなくなることもある。
【0006】
本発明の目的は、テレビジョン受像機の節電を行いながら、視聴予約を行うことができるテレビジョンシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、放送信号を受信し、表示するテレビジョン受像機と、前記テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備え、前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは双方向に通信可能であるテレビジョンシステムであって、前記リモートコントロール装置は、時刻を計時する時計手段と、ユーザに対して警告を行う警告手段と、視聴開始時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定手段と、前記時計手段により得られた時刻が前記設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、前記警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施形態に係るテレビシステムの構成を模式的に示す外観図である。
【0010】
テレビシステムは、図1に示すように、PDP(Plasma Display Panel)やCRT(Cathode Ray Tube)などのデバイスが使用されているディスプレイ装置1と、アンテナなどを介して受信された放送電波をディスプレイ装置1が表示可能な信号へ変換するセットトップボックス(以下、STBという)2と、STB2を遠隔操作するリモートコントロール装置(以下、リモコンという)3とを備える。
【0011】
次に、STB2の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のSTB2の構成を示すブロック図である。
【0012】
STB2には、図2に示すように、ディスプレイ装置1と、テレビ番組の放送電波を受信するBS/CSデジタル放送受信アンテナ21と、地上波放送用のアンテナ22と、電話回線23とが接続される。
【0013】
STB2には、BS/CSデジタルチューナ201と、デスクランブル202と、映像と音声とデータを分離するデマックス203と、映像と音声を伸長するMPEG2デコーダ204と、地上波チューナ205と、地上波放送信号であるNTSC信号を復元するNTSCデコーダ206と、複数の画面を合成するマルチスクリーン制御部207と、マルチスクリーン制御部207からの信号をディスプレイ用信号に変換するディスプレイI/F208と、放送番組などを録画するハードディスク(HDD)209と、ハードディスク用I/F210と、STB2全体を制御するマイクロプロセッサ(以下、MPUという)211と、録画予約の情報などのデータを一時的に記憶するメモリ212と、データを表示するグラフィックコントローラ213と、スマートカード215からそれに書き込まれているSTB2のID番号や視聴者情報(氏名や住所など)を読み取るカードI/F214と、電話回線23と接続するためのモデム216と、音声を切り換えるスイッチ回路217と、時計機能部218と、リモコン3との間で信号を送受信するための信号送受信機219とが内蔵されている。
【0014】
なお、本実施形態では、STB2に2つのチューナが内蔵されているが、3つ以上のチューナを内蔵したものであってもよい。また、記録媒体をハードディスクに代えて、ビデオテープや半導体メモリなどを用いたものでもよい。
【0015】
このSTB2において、BS/CSデジタルチューナ201で受信されたMPEG2のストリームは、デスクランブル202でスクランブルが解除された後、デマックス203によって映像、音声、付加データに分けられる。映像と音声はデコーダ204により復元される。地上波用チューナ205で受信された放送電波はNTSCデコーダ206で復元される。各デコーダ204,206で復元された映像は、マルチスクリーン制御部207に入力され、いずれか一方の番組、または2番組同時にディスプレイ装置1に出力される。
【0016】
また、電子番組表や番組情報などの付加データは、MPU211で解析され、適時グラフィックコントローラ213を通じて、画面に表示することが可能である。また、各チューナ201,205で受信された放送番組は、ハードディスク用I/F210を介してハードディスク209へ録画することが可能である。
【0017】
次に、リモコン3について図3および図4を参照しながら説明する。図3は図1のリモコン3の外観構成を模式的に示す平面図、図4は図1のリモコン3の回路構成を示すブロック図である。
【0018】
リモコン3には、図3に示すように、STB2の電源をオン/オフを制御する電源ボタン31、STB2のチャンネルを選局する12個の選局ボタン32、音量調整ボタン33、BS/CSデジタル放送と地上波放送を切り換える切換スイッチ34、日付や時刻や受信中のチャンネル番号などを表示する液晶ディスプレイやLEDなどから構成される表示部35、アラーム音を鳴らすスピーカ36、視聴予約の際に日付や時刻やチャンネル番号の入力個所を選択する選択ボタン37、視聴予約の際に予約登録モードへの切換とリモコン内に記憶させるための予約/決定ボタン38、入力する数字を順算、逆算させるアップ/ダウンボタン39、および視聴予約のキャンセルボタン40が設けられている。
【0019】
このリモコン3を使って選局するときは、予めBS/CSデジタル放送、地上波放送のいずれか一方を選択しておき、予め放送局が登録されている12個の選局ボタン32のいずれかを押して選局する。このとき、表示部35には、日付と時刻、STB2が受信中のチャンネル番号が表示され、また、視聴予約中の日付やチャンネル番号などの予約情報が表示される。
【0020】
視聴予約する際は、まず予約/決定ボタン38が押される。次いで、表示部35に表示されている日付や時刻、チャンネル番号が、選択ボタン37、アップ/ダウンボタン39の+側または−側のいずれかの押下操作により、希望数字に合わせられる。予約中にキャンセルしたい場合は、キャンセルボタン40を押せばよい。この視聴予約の詳細な方法は、後述する。
【0021】
リモコン3は、図4に示すように、表示部35、スピーカ36、日付や時刻を計数する時計機能部41、アラーム音を生成する音声処理部42、任意の時刻に任意の番組に選局するための情報を記憶するメモリ43、無線方式により、STB2へ選局や音声ボリュームなどの制御信号を送信し、またSTB2からの情報信号を受信する送受信部44、および、上記各ブロックを制御するとともに、使用者が各操作キー46を操作した内容を読み取り、所定のリモコン信号フォーマットに変換するマイコンを含む制御部45を有する。操作キー46は、電源ボタン31や選局ボタン32などを含む操作キー群である。
【0022】
次に、リモコン3を用いた視聴予約について図5を参照しながら説明する。図5は図1のリモコン3を用いて視聴予約を行う際の操作手順を示す図である。
【0023】
リモコン3においては、図5に示すように、通常時、現時点での日付、時刻、受信中のチャンネルが表示部35に表示されている(501)。本例では、現時点での日付が2001年06月19日、時刻が9時23分であるとする。この状態で、視聴したい番組の視聴予約のための操作を行うことが可能である。ここで、例えば視聴したい番組は、チャンネルが4chで、その放送開始日時が2001年06月21日の午前11時であるものとする。
【0024】
上記表示部35の表示状態でまず予約/決定ボタン38が押されると、選択カーソル500が日付の一桁目の「9」の部分に現れる(502)。次いで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が一度押されると、「9」が「0」に変わる(503)。さらに、もう一度「+」側が押されると、希望日の一桁目が「1」に変わる(504)。次いで、選択ボタン37が押されると、選択カーソル500は希望日の二桁目の「1」に移動され(505)、この状態でアップ/ダウンボタン39の「+」側を一度押すことによって、「1」が「2」に変わる(506)。これにより、希望日の入力が完了したことになる。
【0025】
次いで、選択ボタン37が押され、希望月の一桁目の「6」に選択カーソル500が移動される(507)。ここでは、変更する必要がないので、さらに選択ボタン37が押されて希望月の二桁目「0」に選択カーソル500が移動される(508)。この希望月の二桁目も変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の一桁目「1」に選択カーソル500が移動される(509)。希望年の一桁目「1」も変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の二桁目「0」に選択カーソル500が移動される(510)が、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の三桁目「0」に選択カーソル500が移動される(511)。同様に、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の四桁目「2」に選択カーソル500が移動される(512)が、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望時刻の分の一桁目「3」に選択カーソル500が移動される(513)。
【0026】
希望時刻の分の一桁目「3」に選択カーソル500が移動されると、アップ/ダウンボタン39の「−」側が三回押され、希望時刻の分の一桁目「3」が「0」に変更される(514)。次いで、選択ボタン37が押されて、希望時刻の分の二桁目「2」に選択カーソル500が移動される(515)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「−」側が二回押され、「2」が「0」に変更される(516)。次いで、選択ボタン37が押されて希望時刻の時の一桁目「9」に選択カーソル500が移動される(517)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が二回押され、「9」が「1」に変更される(518)。次いで、選択ボタン37が押され、希望時刻の時の二桁目「0」に選択カーソル500が移動されると(ステップ519)、アップ/ダウンボタン39の「+」側が一回押され、「0」が「1」に変更される(520)。
【0027】
次いで、選択ボタン37が押され、希望チャンネルの一桁目の「1」に選択カーソル500が移動される(521)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が三回押され、希望チャンネルの一桁目の「1」が「4」に変更される(ステップ522)。次いで、希望チャンネルの二桁目の変更を行うが、ここでは、それを変更する必要がないので、予約/決定ボタン38が押され、予約が完了される。これにより、設定された日時、チャンネルがリモコン3内のメモリ43に記憶され、予約登録された旨を示すメッセージが表示部35に表示される(523)。
【0028】
なお、本例では、各数字を一桁ずつ変更していたが、日、月、年、分、時、チャンネル毎に二桁の順算、逆算で変更可能なようにしてもよいし、直接選局ボタン32の1〜10までのボタンを操作して入力するようにしてもよい。また、VTRなどで採用されているGコードを用いた方式により視聴予約を行うようにすることも可能である。
【0029】
次に、STB2の動作について図6を参照しながら説明する。図6は図1のSTB2の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示される手順はSTB2のMPU11により実行されるものである。
【0030】
STB2に電源が投入されると、図6に示すように、まず、信号送受信機219を介して、STB2が起動したことを示す信号と受信中のチャンネル番号を符号化したステータス情報とが、リモコン3へ送信される(ステップS601)。そして、リモコン3からの信号の到来が監視される(ステップS602)。リモコン3からの信号が到来した場合は、この信号が番組選局を指示するものであるかの判定が行われ(ステップS603)、上記信号が番組選局を指示するものである場合は、選局処理が行われ(ステップS604)、選局された番組への切り替えと同時に、STB2のステータス情報(起動していることを示す信号と切り替わったチャンネル番号)がリモコン3へ送信される(ステップS605)。そして、処理が上記ステップS602に戻される。
【0031】
上記ステップS603でリモコン3からの信号が番組選局を指示するものでないと判定された場合は、リモコン3からの信号が音量調整を指示するものであるか否かの判定が行われる(ステップS606)。ここで、上記信号が音量調整を指示するものであれば、音量調整が行われ(ステップS607)、処理が上記ステップS2に戻される。
【0032】
これに対し、上記ステップS606でリモコン3からの信号が音量調整を指示するものでないと判定された場合は、リモコン3からの信号が電源ボタン31押下を示すものであるか否かの判定が行われる(ステップS608)。ここで、電源ボタン31を押された場合(すなわちSTB2の電源オフを指示する場合)は、STB2を待機状態へ移行するための処理が行われる(ステップS609)。そして、信号送受信機219を介して、リモコン3からの信号の到来が監視され(ステップS610)、リモコン3からの信号が到来した場合は、それがリモコン3の電源ボタン31押下を示すものであるか否かの判定が行われる(ステップS611)。上記信号がリモコン3の電源ボタン31押下を示すものである場合(すなわちSTB2の電源オフを指示する場合)は、STB2の復帰処理が行われ(ステップS612)、処理が上記ステップ601へ戻され、STB2のステータス情報がリモコン3へ送信される。
【0033】
上記ステップS611で上記信号がリモコン3の電源ボタン31押下を示すものでないと判定された場合、上記信号が録画予約を指示するものであるか否かの判定が行われる(ステップS613)。上記信号が録画予約を指示するものでない場合は、リモコン3からの信号がキャンセルされ(ステップS614)、待機状態が続けられる。そして、処理が上記ステップS610に戻される。
【0034】
上記ステップS613で上記信号が録画予約を指示するものであると判定された場合は、録画予約処理が行われ(ステップS615)、そして、待機状態が保持された状態で、処理が上記ステップS610に戻される。
【0035】
上記ステップS608でリモコン3からの信号が電源ボタン31押下を示すものでないと判定された場合は、STB2の電源ボタンが押されたか否かの判定が行われ(ステップS616)、電源ボタンが押されなかったと判断された場合は、処理が上記ステップ602へ戻される。電源ボタンが押されたと判断された場合は、終了処理が行われ、電源が落とされる(ステップS617)。
【0036】
次に、STB2を操作する際のリモコン3の動作について図7ないし図10を参照しながら説明する。図7ないし図9は図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャート、図10(a)は図8のステップS720で表示される画面例を示す図、同図(b)は図8のステップS730で表示される画面例を示す図である。図7ないし図9のフローチャートで示される手順は、リモコン3の制御部45により実行されるものである。
【0037】
STB2を操作する際、リモコン3においては、図7に示すように、まずSTB2からのステータス情報の信号を受信したか否かの判定が行われる(ステップS701)。ここで、ステータス情報が受信された場合は、このステータス情報がメモリ43に記憶され(ステップS702)、ステータス情報に含まれるSTB2の受信中のチャンネル番号が表示部35に表示される(ステップS703)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0038】
ステップ701でステータス情報が受信されていないと判定された場合は、リモコン3の電源ボタン31が押されたか否かの判定が行われる(ステップS704)。ここで、電源ボタン31が押されたと判定された場合は、待機/復帰信号がSTB2に送信され(ステップS705)、続いてステップS701へ戻る。
【0039】
上記ステップS704で電源ボタン31が押されていないと判定された場合は、12個の選局ボタン32のいずれかが押されたか否かの判定が行われる(ステップS706)。ここで、選局ボタン32のいずれかが押されたと判断された場合は、押されたボタンに対応するチャンネルへの選局を指示する信号がSTB2に送信され(ステップS707)、処理が上記ステップ701へ戻される。
【0040】
上記ステップ706で選局ボタン32が押されていないと判定された場合は、音量調整ボタン33が押されたか否かの判定が行われる(ステップS708)。ここで、音量調整ボタン33が押された場合は、音量調整信号が送信され(ステップS709)、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0041】
上記ステップS708で音量調整ボタン33が押されていないと判定された場合は、予約/決定ボタン38が押されたか否かの判定が行われる(ステップS710)。ここで、予約/決定ボタン38が押された場合は、図9に示す予約登録処理への移行が行われる。
【0042】
上記ステップS710で予約/決定ボタン38が押されていないと判定された場合は、既に予約登録された情報があるか否かの判定が行われる(ステップS712)。ここで、予約登録された情報があると判定された場合は、予約登録された時間が現在の時刻の例えば1分前か否かの判定が行われる(ステップS713)。ここで、1分前でないと判定された場合は、処理が上記ステップS701に戻される。これに対し、1分前であると判定された場合、図8に示すように、アラームを鳴らす処理が行われる(ステップS714)。このアラームを鳴らす処理が開始されると同時にその鳴動継続時間の計時が開始される。ここで、アラームが鳴り始める時間は1分前に限定されるものではなく、適宜決定されればよい時間である。
【0043】
次いで、STB2に対してステータス情報の送信要求が行われる(ステップS715)。そして、STB2からのステータス情報が受信されたか否かの判定が行われ(ステップS716)、ステータス情報が受信されない場合は、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したか否かの判定が行われる(ステップS717)。ここで、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過していないと判断された場合は、処理が上記ステップ714へ戻される。これに対し、アラームの鳴動継続時間が30秒を過ぎたと判定された場合は、STB2の電源がオフになっていると判断され(ステップS718)、登録された予約情報がキャンセルされる(ステップS719)。続いて、登録された予約情報がキャンセルされた旨を示す画面画を表示部35に表示する処理が行われる(ステップS720)。ここでは、例えば、図10(a)に示すような画面731が表示部35に表示される。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0044】
上記ステップS716でSTB2からのステータス情報が受信されたと判定された場合は、受信されたステータス情報に基づいてSTB2が起動中であるか待機中であるかの判定が行われる(ステップS721)。ここで、STB2が起動中であると判定された場合は、予約登録されているチャンネル番号の選局信号が送信されるとともに、アラームの鳴動が停止され(ステップS722)、処理がステップS701へ戻される。
【0045】
上記ステップ719でSTB2が待機状態であると判定された場合、電源ボタン31が押されたか否かの判定が行われる(ステップS723)。ここで、電源ボタン31が押されたと判定された場合は、復帰信号がSTB2へ送信される(ステップS724)。そして、STB2から、起動状態を示すステータス情報を受信したか否かの判定が行われ(ステップS725)、上記ステータス情報が受信された場合は、予約登録されているチャンネル番号の選局信号が送信されるとともに、アラームの鳴動が停止される(ステップS726)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0046】
上記ステップS725でステータス情報が受信されていないと判定された場合は、処理が上記ステップ724へ戻され、再度上記復帰信号がSTB2へ送信される。
【0047】
上記ステップS723でリモコン3の電源ボタン31が押されていないと判定された場合は、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したか否かの判定が判定される(ステップS727)。ここで、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過していない場合は、処理が上記ステップ723へ戻される。これに対し、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したと判定された場合は、STB2が待機状態で予約登録されているにもかかわらず、周囲に人が居ないと判断され、録画予約に切り換えるための録画予約切換信号がSTB2へ送信されるとともに、アラームの鳴動が停止される(ステップS728)。
【0048】
次いで、上記録画予約切換信号に応答してSTB2から返された録画予約完了信号が受信されたか否かの判定が行われる(ステップS729)。ここで、上記録画予約完了信号が受信されていない場合は、処理が上記ステップS728へ戻され、再度上記録画予約切換信号が送信される。これに対し、上記録画予約完了信号が受信された場合は、録画予約に切り換えた旨を示す画面を表示部35に表示する処理が行われる(ステップS730)。ここでは、例えば、図10(b)に示すような画面732が表示部35に表示される。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0049】
なお、上記処理において、アラームの鳴動継続時間が30秒に設定されているが、これに限定されるものではなく、任意の継続時間を決定して設定すればよい。
【0050】
上述したように、上記ステップS710で予約/決定ボタン38が押されと判定された場合は、図9に示す予約登録処理への移行が行われる。この予約当力処理では、図9に示すように、まず図5の502に示すような選択カーソル500が表示される(ステップS801)。次いで、アップ/ダウンボタン39が押されたか否かの判定が行われる(ステップS802)。ここで、アップ/ダウンボタン39が押された場合は、数字のアップ/ダウン処理が行われ(ステップS803)、続いて上記ステップS803の処理に対応した表示への切り換えが行われる(ステップS804)。そして、処理が上記ステップS802へ戻される。
【0051】
上記ステップS802でアップ/ダウンボタン39が押されていないと判定された場合は、選択ボタン37が押されたか否かの判定が行われる(ステップS805)。ここで、選択ボタン37が押されたと判定された場合は、選択カーソル500を移動する処理が行われ(ステップS806)、処理が上記ステップS802へ戻される。
【0052】
上記ステップS805で選択ボタン37が押されていないと判定された場合は、予約/決定ボタン38が押されたか否かの判定が行われる(ステップS807)。ここで、予約/決定ボタン38が押された場合は、メモリ43に設定された日時およびチャンネルが登録する予約登録処理が行われ(ステップS808)、続いて、予約登録処理が完了した表示処理が行われる(ステップS809)。そして、処理が上記ステップ701へ戻される。
【0053】
上記ステップS807で予約/決定ボタン38が押されていないと判定された場合は、キャンセルボタン40が押されたか否かの判定が行われる(ステップS810)。ここで、キャンセルボタン40が押されたと判定された場合は、予約登録処理がキャンセルされ(ステップS811)、続いて、キャンセルされたことを表示する処理が行われる(ステップS812)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。これに対し、上記ステップS810でキャンセルボタン40が押されていないと判定された場合は、処理が上記ステップ802へ戻される。
【0054】
このように、本実施形態では、予約した時間にリモコン3のアラームが鳴るので、STB2のメイン電源がオフされていても、見たい番組を見逃すことはない。また、STB2のメイン電源をオフした状態にすることができるので、節電が可能である。すなわち、ディスプレイ装置1を含むSTB2の節電を行いながら、視聴予約を行うことができる。
【0055】
ステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報が起動中であることを示す場合、アラームの鳴動が停止されるので、ユーザがアラームの鳴動を停止させる操作を行う必要ないとともに、またユーザにアラームの鳴動をうるさいと感じさせることはない。さらに、選局信号が送信されるので、視聴したい番組の選局を行うための操作をなくすことができる。
【0056】
ステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報が待機状態であることを示す場合、電源ボタン31の押下操作により、STB2がアラームの鳴動継続時間すなわち30秒が経過するまでの間に起動状態に復帰されなければ、STB2が待機状態で予約登録されているにもかかわらず、周囲に人が居ないと判断され、録画予約に切り換えるための録画予約切換信号がSTB2へ送信されるので、予約した番組が自動的に録画されることになり、視聴した番組を見逃すことがない。
【0057】
また、本実施形態では、図示していないが、STB2は、所定のタイミング(例えば起動時など)で、時計機能部218により得られる時刻情報をリモコン3に送信し、リモコン3がSTB2から送信された時刻情報を受信すると、制御部45は、STB2から送信された時刻情報と時計機能部41により得られた時刻情報が一致するか否かを判定し、それぞれの時刻情報が一致しない場合、STB2の時計機能部218の時刻情報を時計機能部41の時刻情報に更新するための時刻更新信号をSTB2に送信するように制御するように構成してもよい。これにより、STB2は上記時刻更新信号に基づいて時計機能部218の時刻情報を更新するので、STB2とリモコン3のそれぞれの時刻情報を一致させることができ、番組録画をリモコン3側で設定された時刻に開始することができる。
【0058】
また、時刻情報は単独でなく、例えばステータス情報に付加した形態でリモコン3へ送信するようにすることもできる。
【0059】
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはうまでもない。
【0061】
以下、本発明の実施態様を列挙する。
【0062】
[実施態様1] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と、前記テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備え、前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは双方向に通信可能であるテレビジョンシステムであって、前記リモートコントロール装置は、時刻を計時する時計手段と、ユーザに対して警告を行う警告手段と、視聴開始時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定手段と、前記時計手段により得られた時刻が前記設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、前記警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とするテレビジョンシステム。
【0063】
[実施態様2] 前記テレビジョン受像機は、メイン電源投入状態にある場合に、前記リモートコントロール装置からのステータス情報送信要求に応答して前記ステータス情報を前記リモートコントロール装置へ送信することが可能であり、前記ステータス情報は前記テレビ受像機が起動状態であるか待機状態であるかを示す情報であることを特徴とする実施態様1記載のテレビシステム。
【0064】
[実施態様3] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信された場合、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が起動中であるか待機中であるかを判定し、前記テレビジョン受像機が起動中であると判定した場合、前記警告手段による警告を解除し、前記設定されたチャンネル情報を含む選局信号を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする実施態様2記載のテレビジョンシステム。
【0065】
[実施態様4] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が待機中であると判定した場合、前記設定されたチャンネル情報および前記設定された視聴開始時刻を含む録画予約信号を前記テレビジョン受像機に送信することを特徴とする実施態様3記載のテレビジョンシステム。
【0066】
[実施態様5] 前記リモートコントロール装置は、情報を表示する表示手段を有し、前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記送信された録画予約信号に応答して前記テレビジョン受像機から返された録画予約完了信号が受信された場合、前記録画予約を行うことを示す情報を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様4記載のテレビジョンシステム。
【0067】
[実施態様6] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信されない場合、前記警告手段による警告を解除し、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除することを特徴とする実施態様2記載のテレビジョンシステム。
【0068】
[実施態様7] 前記リモートコントロール装置は、情報を表示する表示手段を有し、前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除したことを示す情報を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様6記載のテレビジョンシステム。
【0069】
[実施態様8] 前記警告手段は、アラーム音を発生する手段であることを特徴とする実施態様1ないし7のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0070】
[実施態様9] 前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは無線通信方式により双方向に通信可能であることを特徴とする実施態様1ないし8のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0071】
[実施態様10] 前記テレビジョン受像機は、時計手段を有し、該時計手段により得られる時刻情報を前記リモートコントロール装置へ送信し、前記リモートコントロール装置は、前記テレビジョン受像機から送信された時刻情報が受信されると、前記テレビジョン受像機から送信された時刻情報と前記リモートコントロール装置の時計手段により得られた時刻情報が一致するか否かを判定し、それぞれの時刻情報が一致しない場合、前記テレビジョン受像機の時計手段の時刻情報を前記リモートコントロール装置の時計手段の時刻情報に更新するための時刻更新信号を前記テレビジョン受像機へ送信することを特徴とする実施態様1ないし9のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0072】
[実施態様11] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と双方向に通信可能であり、該テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置を用いた視聴予約方法であって、
前記リモートコントロール装置は、視聴開始時刻を設定する時刻設定工程と、前記時刻設定工程により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定工程と、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御工程とを有し、前記制御工程では、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする視聴予約方法。
【0073】
[実施態様12] 前記テレビジョン受像機は、メイン電源投入状態にある場合に、前記リモートコントロール装置からのステータス情報送信要求に応答して前記ステータス情報を前記リモートコントロール装置へ送信することが可能であり、前記ステータス情報は前記テレビ受像機が起動状態であるか待機状態であるかを示す情報であることを特徴とする実施態様11記載の視聴予約方法。
【0074】
[実施態様13] 前記制御工程では、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信された場合、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が起動中であるか待機中であるかを判定し、前記テレビジョン受像機が起動中であると判定した場合、前記警告手段による警告を解除し、前記設定されたチャンネル情報を含む選局信号を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする実施態様12記載の視聴予約方法。
【0075】
[実施態様14] 前記制御工程では、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が待機中であると判定した場合、前記設定されたチャンネル情報および前記設定された視聴開始時刻を含む録画予約信号を前記テレビジョン受像機に送信することを特徴とする実施態様13記載の視聴予約方法。
【0076】
[実施態様15] 前記制御工程では、前記送信された録画予約信号に応答して前記テレビジョン受像機から返された録画予約完了信号が受信された場合、前記録画予約を行うことを示す情報を表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様12記載の視聴予約方法。
【0077】
[実施態様16] 前記制御工程では、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信されない場合、前記警告手段による警告を解除し、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除することを特徴とする実施態様10記載の視聴予約方法。
【0078】
[実施態様17] 前記制御工程では、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除したことを示す情報を表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様16記載の視聴予約方法。
【0079】
[実施態様18] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と双方向に通信可能であり、該テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置上で、視聴予約方法を行うためのプログラムであって、視聴開始時刻を設定する時刻設定ステップと、前記時刻設定ステップにより設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定ステップと、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御ステップとを有し、前記制御ステップでは、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とするプログラム。
【0080】
[実施態様19] 請求項18記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リモートコントロール装置により、視聴開始時刻を設定し、設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定し、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御し、テレビジョン受像機からステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて設定されたチャンネル情報をテレビジョン受像機に送信するように制御するので、テレビジョン受像機の節電を行いながら、視聴予約を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテレビシステムの構成を模式的に示す外観図である。
【図2】図1のSTB2の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のリモコン3の外観構成を模式的に示す平面図である。
【図4】図1のリモコン3の回路構成を示すブロック図である。
【図5】図1のリモコン3を用いて視聴予約を行う際の操作手順を示す図である。
【図6】図1のSTB2の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】(a)は図8のステップS720で表示される画面例を示す図、(b)は図8のステップS730で表示される画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置
2 セットトップボックス(STB)
3 リモートコントロール装置
31 電源ボタン
32 選局ボタン
35 表示部
36 スピーカ
37 選択ボタン
38 予約/決定ボタン
39 アップ/ダウンボタン
40 キャンセルボタン
41 時計機能部
42 音声処理部
43 メモリ
44 送受信部
45 制御部
46 操作キー
211 MPU
218 時計機能部
219 信号送受信機
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号を受信し、表示するテレビジョン受像機と、テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備えるテレビジョンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計機能が内蔵されたテレビジョン受像機として、タイマー機能を有するものがある。このテレビジョン受像機においては、タイマー機能を用いて、設定した時間に待機状態からテレビジョン受像機を自動的に起動するように設定することが可能である。
【0003】
また、ビデオテープレコーダ(以下、VTRという)には、通常、カレンダ機能を含む時計機能と録画予約機能が内蔵されている。このようなVTRにおいては、事前に録画したい番組を新聞やテレビ番組雑誌などから探索確認し、その番組の放送チャンネルや放送日時あるいは番組毎に付与されたGコードをVTRに備えられた録画予約キーやVTRに付属するリモートコントロール装置の操作キーから入力して録画予約することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、タイマー機能を用いて設定した時間に自動的に起動可能なテレビ受像機では、電源スイッチが切られていると、設定した時間に起動することはできない。これに対し、テレビ受像機が待機状態にあれば、タイマー機能を用いた自動起動を有効にすることが可能であるが、この待機状態中は電力が消費されることになる。よって、タイマー機能を用いた自動起動が設定されたテレビジョン受像機を待機状態にした状態でユーザが外出すると、外出中にテレビジョン受像機が設定された時間に起動されることがあり、その場合、無駄な電力を消費することになる。
【0005】
VTRの場合も同様に、VTRの電源がオフの状態では、録画開始時間を到来しても、予約録画は開始されない。また、録画開始時間経過後にそのことに気が付き、VTRの電源をオンしても、予約録画は開始されない。よって、このような場合、録画ボタンを押して録画を開始しても、番組冒頭の録画はされないことになる。また、録画予約がされているにも拘わらず、停電やブレーカが落ちたことにより、予約情報が消えてしまい、予約録画を行うことができなくなることもある。
【0006】
本発明の目的は、テレビジョン受像機の節電を行いながら、視聴予約を行うことができるテレビジョンシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、放送信号を受信し、表示するテレビジョン受像機と、前記テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備え、前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは双方向に通信可能であるテレビジョンシステムであって、前記リモートコントロール装置は、時刻を計時する時計手段と、ユーザに対して警告を行う警告手段と、視聴開始時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定手段と、前記時計手段により得られた時刻が前記設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、前記警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施形態に係るテレビシステムの構成を模式的に示す外観図である。
【0010】
テレビシステムは、図1に示すように、PDP(Plasma Display Panel)やCRT(Cathode Ray Tube)などのデバイスが使用されているディスプレイ装置1と、アンテナなどを介して受信された放送電波をディスプレイ装置1が表示可能な信号へ変換するセットトップボックス(以下、STBという)2と、STB2を遠隔操作するリモートコントロール装置(以下、リモコンという)3とを備える。
【0011】
次に、STB2の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のSTB2の構成を示すブロック図である。
【0012】
STB2には、図2に示すように、ディスプレイ装置1と、テレビ番組の放送電波を受信するBS/CSデジタル放送受信アンテナ21と、地上波放送用のアンテナ22と、電話回線23とが接続される。
【0013】
STB2には、BS/CSデジタルチューナ201と、デスクランブル202と、映像と音声とデータを分離するデマックス203と、映像と音声を伸長するMPEG2デコーダ204と、地上波チューナ205と、地上波放送信号であるNTSC信号を復元するNTSCデコーダ206と、複数の画面を合成するマルチスクリーン制御部207と、マルチスクリーン制御部207からの信号をディスプレイ用信号に変換するディスプレイI/F208と、放送番組などを録画するハードディスク(HDD)209と、ハードディスク用I/F210と、STB2全体を制御するマイクロプロセッサ(以下、MPUという)211と、録画予約の情報などのデータを一時的に記憶するメモリ212と、データを表示するグラフィックコントローラ213と、スマートカード215からそれに書き込まれているSTB2のID番号や視聴者情報(氏名や住所など)を読み取るカードI/F214と、電話回線23と接続するためのモデム216と、音声を切り換えるスイッチ回路217と、時計機能部218と、リモコン3との間で信号を送受信するための信号送受信機219とが内蔵されている。
【0014】
なお、本実施形態では、STB2に2つのチューナが内蔵されているが、3つ以上のチューナを内蔵したものであってもよい。また、記録媒体をハードディスクに代えて、ビデオテープや半導体メモリなどを用いたものでもよい。
【0015】
このSTB2において、BS/CSデジタルチューナ201で受信されたMPEG2のストリームは、デスクランブル202でスクランブルが解除された後、デマックス203によって映像、音声、付加データに分けられる。映像と音声はデコーダ204により復元される。地上波用チューナ205で受信された放送電波はNTSCデコーダ206で復元される。各デコーダ204,206で復元された映像は、マルチスクリーン制御部207に入力され、いずれか一方の番組、または2番組同時にディスプレイ装置1に出力される。
【0016】
また、電子番組表や番組情報などの付加データは、MPU211で解析され、適時グラフィックコントローラ213を通じて、画面に表示することが可能である。また、各チューナ201,205で受信された放送番組は、ハードディスク用I/F210を介してハードディスク209へ録画することが可能である。
【0017】
次に、リモコン3について図3および図4を参照しながら説明する。図3は図1のリモコン3の外観構成を模式的に示す平面図、図4は図1のリモコン3の回路構成を示すブロック図である。
【0018】
リモコン3には、図3に示すように、STB2の電源をオン/オフを制御する電源ボタン31、STB2のチャンネルを選局する12個の選局ボタン32、音量調整ボタン33、BS/CSデジタル放送と地上波放送を切り換える切換スイッチ34、日付や時刻や受信中のチャンネル番号などを表示する液晶ディスプレイやLEDなどから構成される表示部35、アラーム音を鳴らすスピーカ36、視聴予約の際に日付や時刻やチャンネル番号の入力個所を選択する選択ボタン37、視聴予約の際に予約登録モードへの切換とリモコン内に記憶させるための予約/決定ボタン38、入力する数字を順算、逆算させるアップ/ダウンボタン39、および視聴予約のキャンセルボタン40が設けられている。
【0019】
このリモコン3を使って選局するときは、予めBS/CSデジタル放送、地上波放送のいずれか一方を選択しておき、予め放送局が登録されている12個の選局ボタン32のいずれかを押して選局する。このとき、表示部35には、日付と時刻、STB2が受信中のチャンネル番号が表示され、また、視聴予約中の日付やチャンネル番号などの予約情報が表示される。
【0020】
視聴予約する際は、まず予約/決定ボタン38が押される。次いで、表示部35に表示されている日付や時刻、チャンネル番号が、選択ボタン37、アップ/ダウンボタン39の+側または−側のいずれかの押下操作により、希望数字に合わせられる。予約中にキャンセルしたい場合は、キャンセルボタン40を押せばよい。この視聴予約の詳細な方法は、後述する。
【0021】
リモコン3は、図4に示すように、表示部35、スピーカ36、日付や時刻を計数する時計機能部41、アラーム音を生成する音声処理部42、任意の時刻に任意の番組に選局するための情報を記憶するメモリ43、無線方式により、STB2へ選局や音声ボリュームなどの制御信号を送信し、またSTB2からの情報信号を受信する送受信部44、および、上記各ブロックを制御するとともに、使用者が各操作キー46を操作した内容を読み取り、所定のリモコン信号フォーマットに変換するマイコンを含む制御部45を有する。操作キー46は、電源ボタン31や選局ボタン32などを含む操作キー群である。
【0022】
次に、リモコン3を用いた視聴予約について図5を参照しながら説明する。図5は図1のリモコン3を用いて視聴予約を行う際の操作手順を示す図である。
【0023】
リモコン3においては、図5に示すように、通常時、現時点での日付、時刻、受信中のチャンネルが表示部35に表示されている(501)。本例では、現時点での日付が2001年06月19日、時刻が9時23分であるとする。この状態で、視聴したい番組の視聴予約のための操作を行うことが可能である。ここで、例えば視聴したい番組は、チャンネルが4chで、その放送開始日時が2001年06月21日の午前11時であるものとする。
【0024】
上記表示部35の表示状態でまず予約/決定ボタン38が押されると、選択カーソル500が日付の一桁目の「9」の部分に現れる(502)。次いで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が一度押されると、「9」が「0」に変わる(503)。さらに、もう一度「+」側が押されると、希望日の一桁目が「1」に変わる(504)。次いで、選択ボタン37が押されると、選択カーソル500は希望日の二桁目の「1」に移動され(505)、この状態でアップ/ダウンボタン39の「+」側を一度押すことによって、「1」が「2」に変わる(506)。これにより、希望日の入力が完了したことになる。
【0025】
次いで、選択ボタン37が押され、希望月の一桁目の「6」に選択カーソル500が移動される(507)。ここでは、変更する必要がないので、さらに選択ボタン37が押されて希望月の二桁目「0」に選択カーソル500が移動される(508)。この希望月の二桁目も変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の一桁目「1」に選択カーソル500が移動される(509)。希望年の一桁目「1」も変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の二桁目「0」に選択カーソル500が移動される(510)が、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の三桁目「0」に選択カーソル500が移動される(511)。同様に、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望年の四桁目「2」に選択カーソル500が移動される(512)が、これも変更する必要がないので、選択ボタン37が押されて希望時刻の分の一桁目「3」に選択カーソル500が移動される(513)。
【0026】
希望時刻の分の一桁目「3」に選択カーソル500が移動されると、アップ/ダウンボタン39の「−」側が三回押され、希望時刻の分の一桁目「3」が「0」に変更される(514)。次いで、選択ボタン37が押されて、希望時刻の分の二桁目「2」に選択カーソル500が移動される(515)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「−」側が二回押され、「2」が「0」に変更される(516)。次いで、選択ボタン37が押されて希望時刻の時の一桁目「9」に選択カーソル500が移動される(517)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が二回押され、「9」が「1」に変更される(518)。次いで、選択ボタン37が押され、希望時刻の時の二桁目「0」に選択カーソル500が移動されると(ステップ519)、アップ/ダウンボタン39の「+」側が一回押され、「0」が「1」に変更される(520)。
【0027】
次いで、選択ボタン37が押され、希望チャンネルの一桁目の「1」に選択カーソル500が移動される(521)。ここで、アップ/ダウンボタン39の「+」側が三回押され、希望チャンネルの一桁目の「1」が「4」に変更される(ステップ522)。次いで、希望チャンネルの二桁目の変更を行うが、ここでは、それを変更する必要がないので、予約/決定ボタン38が押され、予約が完了される。これにより、設定された日時、チャンネルがリモコン3内のメモリ43に記憶され、予約登録された旨を示すメッセージが表示部35に表示される(523)。
【0028】
なお、本例では、各数字を一桁ずつ変更していたが、日、月、年、分、時、チャンネル毎に二桁の順算、逆算で変更可能なようにしてもよいし、直接選局ボタン32の1〜10までのボタンを操作して入力するようにしてもよい。また、VTRなどで採用されているGコードを用いた方式により視聴予約を行うようにすることも可能である。
【0029】
次に、STB2の動作について図6を参照しながら説明する。図6は図1のSTB2の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示される手順はSTB2のMPU11により実行されるものである。
【0030】
STB2に電源が投入されると、図6に示すように、まず、信号送受信機219を介して、STB2が起動したことを示す信号と受信中のチャンネル番号を符号化したステータス情報とが、リモコン3へ送信される(ステップS601)。そして、リモコン3からの信号の到来が監視される(ステップS602)。リモコン3からの信号が到来した場合は、この信号が番組選局を指示するものであるかの判定が行われ(ステップS603)、上記信号が番組選局を指示するものである場合は、選局処理が行われ(ステップS604)、選局された番組への切り替えと同時に、STB2のステータス情報(起動していることを示す信号と切り替わったチャンネル番号)がリモコン3へ送信される(ステップS605)。そして、処理が上記ステップS602に戻される。
【0031】
上記ステップS603でリモコン3からの信号が番組選局を指示するものでないと判定された場合は、リモコン3からの信号が音量調整を指示するものであるか否かの判定が行われる(ステップS606)。ここで、上記信号が音量調整を指示するものであれば、音量調整が行われ(ステップS607)、処理が上記ステップS2に戻される。
【0032】
これに対し、上記ステップS606でリモコン3からの信号が音量調整を指示するものでないと判定された場合は、リモコン3からの信号が電源ボタン31押下を示すものであるか否かの判定が行われる(ステップS608)。ここで、電源ボタン31を押された場合(すなわちSTB2の電源オフを指示する場合)は、STB2を待機状態へ移行するための処理が行われる(ステップS609)。そして、信号送受信機219を介して、リモコン3からの信号の到来が監視され(ステップS610)、リモコン3からの信号が到来した場合は、それがリモコン3の電源ボタン31押下を示すものであるか否かの判定が行われる(ステップS611)。上記信号がリモコン3の電源ボタン31押下を示すものである場合(すなわちSTB2の電源オフを指示する場合)は、STB2の復帰処理が行われ(ステップS612)、処理が上記ステップ601へ戻され、STB2のステータス情報がリモコン3へ送信される。
【0033】
上記ステップS611で上記信号がリモコン3の電源ボタン31押下を示すものでないと判定された場合、上記信号が録画予約を指示するものであるか否かの判定が行われる(ステップS613)。上記信号が録画予約を指示するものでない場合は、リモコン3からの信号がキャンセルされ(ステップS614)、待機状態が続けられる。そして、処理が上記ステップS610に戻される。
【0034】
上記ステップS613で上記信号が録画予約を指示するものであると判定された場合は、録画予約処理が行われ(ステップS615)、そして、待機状態が保持された状態で、処理が上記ステップS610に戻される。
【0035】
上記ステップS608でリモコン3からの信号が電源ボタン31押下を示すものでないと判定された場合は、STB2の電源ボタンが押されたか否かの判定が行われ(ステップS616)、電源ボタンが押されなかったと判断された場合は、処理が上記ステップ602へ戻される。電源ボタンが押されたと判断された場合は、終了処理が行われ、電源が落とされる(ステップS617)。
【0036】
次に、STB2を操作する際のリモコン3の動作について図7ないし図10を参照しながら説明する。図7ないし図9は図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャート、図10(a)は図8のステップS720で表示される画面例を示す図、同図(b)は図8のステップS730で表示される画面例を示す図である。図7ないし図9のフローチャートで示される手順は、リモコン3の制御部45により実行されるものである。
【0037】
STB2を操作する際、リモコン3においては、図7に示すように、まずSTB2からのステータス情報の信号を受信したか否かの判定が行われる(ステップS701)。ここで、ステータス情報が受信された場合は、このステータス情報がメモリ43に記憶され(ステップS702)、ステータス情報に含まれるSTB2の受信中のチャンネル番号が表示部35に表示される(ステップS703)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0038】
ステップ701でステータス情報が受信されていないと判定された場合は、リモコン3の電源ボタン31が押されたか否かの判定が行われる(ステップS704)。ここで、電源ボタン31が押されたと判定された場合は、待機/復帰信号がSTB2に送信され(ステップS705)、続いてステップS701へ戻る。
【0039】
上記ステップS704で電源ボタン31が押されていないと判定された場合は、12個の選局ボタン32のいずれかが押されたか否かの判定が行われる(ステップS706)。ここで、選局ボタン32のいずれかが押されたと判断された場合は、押されたボタンに対応するチャンネルへの選局を指示する信号がSTB2に送信され(ステップS707)、処理が上記ステップ701へ戻される。
【0040】
上記ステップ706で選局ボタン32が押されていないと判定された場合は、音量調整ボタン33が押されたか否かの判定が行われる(ステップS708)。ここで、音量調整ボタン33が押された場合は、音量調整信号が送信され(ステップS709)、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0041】
上記ステップS708で音量調整ボタン33が押されていないと判定された場合は、予約/決定ボタン38が押されたか否かの判定が行われる(ステップS710)。ここで、予約/決定ボタン38が押された場合は、図9に示す予約登録処理への移行が行われる。
【0042】
上記ステップS710で予約/決定ボタン38が押されていないと判定された場合は、既に予約登録された情報があるか否かの判定が行われる(ステップS712)。ここで、予約登録された情報があると判定された場合は、予約登録された時間が現在の時刻の例えば1分前か否かの判定が行われる(ステップS713)。ここで、1分前でないと判定された場合は、処理が上記ステップS701に戻される。これに対し、1分前であると判定された場合、図8に示すように、アラームを鳴らす処理が行われる(ステップS714)。このアラームを鳴らす処理が開始されると同時にその鳴動継続時間の計時が開始される。ここで、アラームが鳴り始める時間は1分前に限定されるものではなく、適宜決定されればよい時間である。
【0043】
次いで、STB2に対してステータス情報の送信要求が行われる(ステップS715)。そして、STB2からのステータス情報が受信されたか否かの判定が行われ(ステップS716)、ステータス情報が受信されない場合は、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したか否かの判定が行われる(ステップS717)。ここで、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過していないと判断された場合は、処理が上記ステップ714へ戻される。これに対し、アラームの鳴動継続時間が30秒を過ぎたと判定された場合は、STB2の電源がオフになっていると判断され(ステップS718)、登録された予約情報がキャンセルされる(ステップS719)。続いて、登録された予約情報がキャンセルされた旨を示す画面画を表示部35に表示する処理が行われる(ステップS720)。ここでは、例えば、図10(a)に示すような画面731が表示部35に表示される。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0044】
上記ステップS716でSTB2からのステータス情報が受信されたと判定された場合は、受信されたステータス情報に基づいてSTB2が起動中であるか待機中であるかの判定が行われる(ステップS721)。ここで、STB2が起動中であると判定された場合は、予約登録されているチャンネル番号の選局信号が送信されるとともに、アラームの鳴動が停止され(ステップS722)、処理がステップS701へ戻される。
【0045】
上記ステップ719でSTB2が待機状態であると判定された場合、電源ボタン31が押されたか否かの判定が行われる(ステップS723)。ここで、電源ボタン31が押されたと判定された場合は、復帰信号がSTB2へ送信される(ステップS724)。そして、STB2から、起動状態を示すステータス情報を受信したか否かの判定が行われ(ステップS725)、上記ステータス情報が受信された場合は、予約登録されているチャンネル番号の選局信号が送信されるとともに、アラームの鳴動が停止される(ステップS726)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0046】
上記ステップS725でステータス情報が受信されていないと判定された場合は、処理が上記ステップ724へ戻され、再度上記復帰信号がSTB2へ送信される。
【0047】
上記ステップS723でリモコン3の電源ボタン31が押されていないと判定された場合は、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したか否かの判定が判定される(ステップS727)。ここで、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過していない場合は、処理が上記ステップ723へ戻される。これに対し、アラームの鳴動継続時間が30秒を経過したと判定された場合は、STB2が待機状態で予約登録されているにもかかわらず、周囲に人が居ないと判断され、録画予約に切り換えるための録画予約切換信号がSTB2へ送信されるとともに、アラームの鳴動が停止される(ステップS728)。
【0048】
次いで、上記録画予約切換信号に応答してSTB2から返された録画予約完了信号が受信されたか否かの判定が行われる(ステップS729)。ここで、上記録画予約完了信号が受信されていない場合は、処理が上記ステップS728へ戻され、再度上記録画予約切換信号が送信される。これに対し、上記録画予約完了信号が受信された場合は、録画予約に切り換えた旨を示す画面を表示部35に表示する処理が行われる(ステップS730)。ここでは、例えば、図10(b)に示すような画面732が表示部35に表示される。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。
【0049】
なお、上記処理において、アラームの鳴動継続時間が30秒に設定されているが、これに限定されるものではなく、任意の継続時間を決定して設定すればよい。
【0050】
上述したように、上記ステップS710で予約/決定ボタン38が押されと判定された場合は、図9に示す予約登録処理への移行が行われる。この予約当力処理では、図9に示すように、まず図5の502に示すような選択カーソル500が表示される(ステップS801)。次いで、アップ/ダウンボタン39が押されたか否かの判定が行われる(ステップS802)。ここで、アップ/ダウンボタン39が押された場合は、数字のアップ/ダウン処理が行われ(ステップS803)、続いて上記ステップS803の処理に対応した表示への切り換えが行われる(ステップS804)。そして、処理が上記ステップS802へ戻される。
【0051】
上記ステップS802でアップ/ダウンボタン39が押されていないと判定された場合は、選択ボタン37が押されたか否かの判定が行われる(ステップS805)。ここで、選択ボタン37が押されたと判定された場合は、選択カーソル500を移動する処理が行われ(ステップS806)、処理が上記ステップS802へ戻される。
【0052】
上記ステップS805で選択ボタン37が押されていないと判定された場合は、予約/決定ボタン38が押されたか否かの判定が行われる(ステップS807)。ここで、予約/決定ボタン38が押された場合は、メモリ43に設定された日時およびチャンネルが登録する予約登録処理が行われ(ステップS808)、続いて、予約登録処理が完了した表示処理が行われる(ステップS809)。そして、処理が上記ステップ701へ戻される。
【0053】
上記ステップS807で予約/決定ボタン38が押されていないと判定された場合は、キャンセルボタン40が押されたか否かの判定が行われる(ステップS810)。ここで、キャンセルボタン40が押されたと判定された場合は、予約登録処理がキャンセルされ(ステップS811)、続いて、キャンセルされたことを表示する処理が行われる(ステップS812)。そして、処理が上記ステップS701へ戻される。これに対し、上記ステップS810でキャンセルボタン40が押されていないと判定された場合は、処理が上記ステップ802へ戻される。
【0054】
このように、本実施形態では、予約した時間にリモコン3のアラームが鳴るので、STB2のメイン電源がオフされていても、見たい番組を見逃すことはない。また、STB2のメイン電源をオフした状態にすることができるので、節電が可能である。すなわち、ディスプレイ装置1を含むSTB2の節電を行いながら、視聴予約を行うことができる。
【0055】
ステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報が起動中であることを示す場合、アラームの鳴動が停止されるので、ユーザがアラームの鳴動を停止させる操作を行う必要ないとともに、またユーザにアラームの鳴動をうるさいと感じさせることはない。さらに、選局信号が送信されるので、視聴したい番組の選局を行うための操作をなくすことができる。
【0056】
ステータス情報送信要求信号に応答して返されたステータス情報が待機状態であることを示す場合、電源ボタン31の押下操作により、STB2がアラームの鳴動継続時間すなわち30秒が経過するまでの間に起動状態に復帰されなければ、STB2が待機状態で予約登録されているにもかかわらず、周囲に人が居ないと判断され、録画予約に切り換えるための録画予約切換信号がSTB2へ送信されるので、予約した番組が自動的に録画されることになり、視聴した番組を見逃すことがない。
【0057】
また、本実施形態では、図示していないが、STB2は、所定のタイミング(例えば起動時など)で、時計機能部218により得られる時刻情報をリモコン3に送信し、リモコン3がSTB2から送信された時刻情報を受信すると、制御部45は、STB2から送信された時刻情報と時計機能部41により得られた時刻情報が一致するか否かを判定し、それぞれの時刻情報が一致しない場合、STB2の時計機能部218の時刻情報を時計機能部41の時刻情報に更新するための時刻更新信号をSTB2に送信するように制御するように構成してもよい。これにより、STB2は上記時刻更新信号に基づいて時計機能部218の時刻情報を更新するので、STB2とリモコン3のそれぞれの時刻情報を一致させることができ、番組録画をリモコン3側で設定された時刻に開始することができる。
【0058】
また、時刻情報は単独でなく、例えばステータス情報に付加した形態でリモコン3へ送信するようにすることもできる。
【0059】
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはうまでもない。
【0061】
以下、本発明の実施態様を列挙する。
【0062】
[実施態様1] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と、前記テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備え、前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは双方向に通信可能であるテレビジョンシステムであって、前記リモートコントロール装置は、時刻を計時する時計手段と、ユーザに対して警告を行う警告手段と、視聴開始時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定手段と、前記時計手段により得られた時刻が前記設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、前記警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とするテレビジョンシステム。
【0063】
[実施態様2] 前記テレビジョン受像機は、メイン電源投入状態にある場合に、前記リモートコントロール装置からのステータス情報送信要求に応答して前記ステータス情報を前記リモートコントロール装置へ送信することが可能であり、前記ステータス情報は前記テレビ受像機が起動状態であるか待機状態であるかを示す情報であることを特徴とする実施態様1記載のテレビシステム。
【0064】
[実施態様3] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信された場合、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が起動中であるか待機中であるかを判定し、前記テレビジョン受像機が起動中であると判定した場合、前記警告手段による警告を解除し、前記設定されたチャンネル情報を含む選局信号を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする実施態様2記載のテレビジョンシステム。
【0065】
[実施態様4] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が待機中であると判定した場合、前記設定されたチャンネル情報および前記設定された視聴開始時刻を含む録画予約信号を前記テレビジョン受像機に送信することを特徴とする実施態様3記載のテレビジョンシステム。
【0066】
[実施態様5] 前記リモートコントロール装置は、情報を表示する表示手段を有し、前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記送信された録画予約信号に応答して前記テレビジョン受像機から返された録画予約完了信号が受信された場合、前記録画予約を行うことを示す情報を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様4記載のテレビジョンシステム。
【0067】
[実施態様6] 前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信されない場合、前記警告手段による警告を解除し、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除することを特徴とする実施態様2記載のテレビジョンシステム。
【0068】
[実施態様7] 前記リモートコントロール装置は、情報を表示する表示手段を有し、前記リモートコントロール装置の前記制御手段は、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除したことを示す情報を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様6記載のテレビジョンシステム。
【0069】
[実施態様8] 前記警告手段は、アラーム音を発生する手段であることを特徴とする実施態様1ないし7のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0070】
[実施態様9] 前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは無線通信方式により双方向に通信可能であることを特徴とする実施態様1ないし8のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0071】
[実施態様10] 前記テレビジョン受像機は、時計手段を有し、該時計手段により得られる時刻情報を前記リモートコントロール装置へ送信し、前記リモートコントロール装置は、前記テレビジョン受像機から送信された時刻情報が受信されると、前記テレビジョン受像機から送信された時刻情報と前記リモートコントロール装置の時計手段により得られた時刻情報が一致するか否かを判定し、それぞれの時刻情報が一致しない場合、前記テレビジョン受像機の時計手段の時刻情報を前記リモートコントロール装置の時計手段の時刻情報に更新するための時刻更新信号を前記テレビジョン受像機へ送信することを特徴とする実施態様1ないし9のいずれか1つに記載のテレビジョンシステム。
【0072】
[実施態様11] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と双方向に通信可能であり、該テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置を用いた視聴予約方法であって、
前記リモートコントロール装置は、視聴開始時刻を設定する時刻設定工程と、前記時刻設定工程により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定工程と、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御工程とを有し、前記制御工程では、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする視聴予約方法。
【0073】
[実施態様12] 前記テレビジョン受像機は、メイン電源投入状態にある場合に、前記リモートコントロール装置からのステータス情報送信要求に応答して前記ステータス情報を前記リモートコントロール装置へ送信することが可能であり、前記ステータス情報は前記テレビ受像機が起動状態であるか待機状態であるかを示す情報であることを特徴とする実施態様11記載の視聴予約方法。
【0074】
[実施態様13] 前記制御工程では、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信された場合、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が起動中であるか待機中であるかを判定し、前記テレビジョン受像機が起動中であると判定した場合、前記警告手段による警告を解除し、前記設定されたチャンネル情報を含む選局信号を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とする実施態様12記載の視聴予約方法。
【0075】
[実施態様14] 前記制御工程では、前記受信されたステータス情報に基づいて前記テレビジョン受像機が待機中であると判定した場合、前記設定されたチャンネル情報および前記設定された視聴開始時刻を含む録画予約信号を前記テレビジョン受像機に送信することを特徴とする実施態様13記載の視聴予約方法。
【0076】
[実施態様15] 前記制御工程では、前記送信された録画予約信号に応答して前記テレビジョン受像機から返された録画予約完了信号が受信された場合、前記録画予約を行うことを示す情報を表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様12記載の視聴予約方法。
【0077】
[実施態様16] 前記制御工程では、前記ステータス情報送信要求の送信後から予め設定されている所定警告時間内に前記テレビ受像機からの前記ステータス情報が受信されない場合、前記警告手段による警告を解除し、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除することを特徴とする実施態様10記載の視聴予約方法。
【0078】
[実施態様17] 前記制御工程では、前記チャンネル情報および視聴開始時刻の設定を解除したことを示す情報を表示手段に表示するように制御することを特徴とする実施態様16記載の視聴予約方法。
【0079】
[実施態様18] 放送信号を受信し、表示するテレビ受像機と双方向に通信可能であり、該テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置上で、視聴予約方法を行うためのプログラムであって、視聴開始時刻を設定する時刻設定ステップと、前記時刻設定ステップにより設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定ステップと、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御ステップとを有し、前記制御ステップでは、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とするプログラム。
【0080】
[実施態様19] 請求項18記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リモートコントロール装置により、視聴開始時刻を設定し、設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定し、時計手段により得られた時刻が設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御し、テレビジョン受像機からステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて設定されたチャンネル情報をテレビジョン受像機に送信するように制御するので、テレビジョン受像機の節電を行いながら、視聴予約を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテレビシステムの構成を模式的に示す外観図である。
【図2】図1のSTB2の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のリモコン3の外観構成を模式的に示す平面図である。
【図4】図1のリモコン3の回路構成を示すブロック図である。
【図5】図1のリモコン3を用いて視聴予約を行う際の操作手順を示す図である。
【図6】図1のSTB2の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】図1のSTB2を操作する際のリモコン3の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】(a)は図8のステップS720で表示される画面例を示す図、(b)は図8のステップS730で表示される画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置
2 セットトップボックス(STB)
3 リモートコントロール装置
31 電源ボタン
32 選局ボタン
35 表示部
36 スピーカ
37 選択ボタン
38 予約/決定ボタン
39 アップ/ダウンボタン
40 キャンセルボタン
41 時計機能部
42 音声処理部
43 メモリ
44 送受信部
45 制御部
46 操作キー
211 MPU
218 時計機能部
219 信号送受信機
Claims (1)
- 放送信号を受信し、表示するテレビジョン受像機と、前記テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントロール装置とを備え、前記テレビジョン受像機と前記リモートコントロール装置とは双方向に通信可能であるテレビジョンシステムであって、
前記リモートコントロール装置は、時刻を計時する時計手段と、ユーザに対して警告を行う警告手段と、視聴開始時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定された視聴開始時刻に選局するチャンネル情報を該設定された視聴開始時刻に関連付けて設定するチャンネル設定手段と、前記時計手段により得られた時刻が前記設定された視聴開始時刻の所定時間前になると、前記警告手段によりユーザに対して警告を行うように制御するとともに、前記テレビジョン受像機に対してステータス情報送信要求を送信するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記テレビジョン受像機から前記ステータス情報送信要求に応答して返されたステータス情報が受信された場合、該ステータス情報に応じて前記設定されたチャンネル情報を前記テレビジョン受像機に送信するように制御することを特徴とするテレビジョンシステム。
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