JPH10170667A - 自動時刻補正装置 - Google Patents
自動時刻補正装置Info
- Publication number
- JPH10170667A JPH10170667A JP32810496A JP32810496A JPH10170667A JP H10170667 A JPH10170667 A JP H10170667A JP 32810496 A JP32810496 A JP 32810496A JP 32810496 A JP32810496 A JP 32810496A JP H10170667 A JPH10170667 A JP H10170667A
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- JP
- Japan
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- time
- window
- correction
- clock
- wind
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウインド時間を可変にすることによって、確
実に時刻補正を実行することができるとともに、消費電
力の低減化を実現できる自動時刻補正装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 電源を所定のウインド時間だけ立ち上
げ、時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自
動的に時刻補正する自動時刻補正装置において、上記ウ
インド時間内に時刻補正が行われない場合、次回のウイ
ンド時間を大きくするように可変する手段と、該ウイン
ド時間可変手段で設定されたウインド時間内に時間補正
が行われた場合、次回のウインド時間を初期値に戻す手
段とを備えてなるものである。
実に時刻補正を実行することができるとともに、消費電
力の低減化を実現できる自動時刻補正装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 電源を所定のウインド時間だけ立ち上
げ、時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自
動的に時刻補正する自動時刻補正装置において、上記ウ
インド時間内に時刻補正が行われない場合、次回のウイ
ンド時間を大きくするように可変する手段と、該ウイン
ド時間可変手段で設定されたウインド時間内に時間補正
が行われた場合、次回のウインド時間を初期値に戻す手
段とを備えてなるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＶＴＲやテレビジ
ョン受信機等に用いられる自動時刻補正装置に関し、よ
り詳細には、電源を所定のウインド時間だけ立ち上げ、
時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自動的
に時刻補正（ジャストクロック）する自動時刻補正装置
に関するものである。
ョン受信機等に用いられる自動時刻補正装置に関し、よ
り詳細には、電源を所定のウインド時間だけ立ち上げ、
時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自動的
に時刻補正（ジャストクロック）する自動時刻補正装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、国内のＮＨＫ教育テレビ放送
が午前７時，午後０時，午後７時に行っている音声信号
での時刻放送を、音声パターン（ポッポッポッポーン）
で認識し、ＶＴＲ等の内蔵時計を自動的に時刻補正する
ものが知られている。
が午前７時，午後０時，午後７時に行っている音声信号
での時刻放送を、音声パターン（ポッポッポッポーン）
で認識し、ＶＴＲ等の内蔵時計を自動的に時刻補正する
ものが知られている。
【０００３】従来のこの種の自動時刻補正装置を、ＶＴ
Ｒの自動時刻補正装置について、図４及び図５とともに
説明する。ここで、図４は従来の自動時刻補正装置の構
成を示すブロック図、図５は従来の自動時刻補正装置の
動作を示すフローチャートである。
Ｒの自動時刻補正装置について、図４及び図５とともに
説明する。ここで、図４は従来の自動時刻補正装置の構
成を示すブロック図、図５は従来の自動時刻補正装置の
動作を示すフローチャートである。
【０００４】図４において、１はアンテナ信号、同調回
路等からなり、ＮＨＫ教育放送を受信するための受信回
路、２は受信放送から音声信号を取り出す音声信号回
路、３は音声パターンを認識し、時計補正信号発生回路
４の起動を行う制御回路、４は時計回路５の補正動作を
行う時計補正信号発生回路、５は時計カウントを行い、
時刻データを制御回路３へ出力する時計回路である。
路等からなり、ＮＨＫ教育放送を受信するための受信回
路、２は受信放送から音声信号を取り出す音声信号回
路、３は音声パターンを認識し、時計補正信号発生回路
４の起動を行う制御回路、４は時計回路５の補正動作を
行う時計補正信号発生回路、５は時計カウントを行い、
時刻データを制御回路３へ出力する時計回路である。
【０００５】また、６は時計補正を起動したかどうかを
記憶する記憶回路、７は制御回路３からの電源オン信号
でジャストクロック起動ウインド時間になると、受信回
路１の起動を行う受信制御回路である。尚、上記構成に
おいて、制御回路３、時計補正信号発生回路４、時計回
路５、記憶回路６は、ＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭから構成
されている。
記憶する記憶回路、７は制御回路３からの電源オン信号
でジャストクロック起動ウインド時間になると、受信回
路１の起動を行う受信制御回路である。尚、上記構成に
おいて、制御回路３、時計補正信号発生回路４、時計回
路５、記憶回路６は、ＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭから構成
されている。
【０００６】上記のように構成してなる自動時刻補正装
置の動作について、図５のフローチャートとともに説明
する。まず、ＶＴＲ内蔵時計の時刻がジャストクロック
起動ウインド時間内（ジャストクロック起動時間−ウイ
ンド幅／２）になったことを検出して（ステップ１）、
電源を立ち上げＮＨＫ教育放送を受信開始する。尚、ユ
ーザーがＶＴＲ使用中には起動せず、未使用時のみ起動
する。また、電源立ち上げは内部回路のみであって、Ｖ
ＴＲ外観上は電源オフ状態を維持している。
置の動作について、図５のフローチャートとともに説明
する。まず、ＶＴＲ内蔵時計の時刻がジャストクロック
起動ウインド時間内（ジャストクロック起動時間−ウイ
ンド幅／２）になったことを検出して（ステップ１）、
電源を立ち上げＮＨＫ教育放送を受信開始する。尚、ユ
ーザーがＶＴＲ使用中には起動せず、未使用時のみ起動
する。また、電源立ち上げは内部回路のみであって、Ｖ
ＴＲ外観上は電源オフ状態を維持している。
【０００７】そして、音声信号の取り込みを開始し（ス
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、動作を終了して電源をオフする（ス
テップ５）。
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、動作を終了して電源をオフする（ス
テップ５）。
【０００８】尚、ステップ３でウインド時間内に音声パ
ターンが一致しない場合は、ＶＴＲ内蔵時計は補正され
ず、内蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時
間内（ジャストクロック起動時間＋ウインド幅／２）か
どうかを判定し（ステップ６）、ウインド時間内であれ
ば上記ステップ２，３を繰り返し、ウインド時間外であ
ればそのまま動作を終了して電源をオフする（ステップ
５）。
ターンが一致しない場合は、ＶＴＲ内蔵時計は補正され
ず、内蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時
間内（ジャストクロック起動時間＋ウインド幅／２）か
どうかを判定し（ステップ６）、ウインド時間内であれ
ば上記ステップ２，３を繰り返し、ウインド時間外であ
ればそのまま動作を終了して電源をオフする（ステップ
５）。
【０００９】ここで、ウインド時間内で音声パターンが
一致しない場合としては、音声信号による時刻放送がさ
れなかったとき、ＶＴＲ内蔵時計が狂い、一定のウイン
ド時間内に時刻放送を受信できなかったとき、ユーザー
がＶＴＲ使用中でジャストクロック起動ができなかった
ときがある。
一致しない場合としては、音声信号による時刻放送がさ
れなかったとき、ＶＴＲ内蔵時計が狂い、一定のウイン
ド時間内に時刻放送を受信できなかったとき、ユーザー
がＶＴＲ使用中でジャストクロック起動ができなかった
ときがある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動時刻補正装置においては、ジャストクロッ
ク起動ウインド時間は予め決められた一定の時間である
ので、ＶＴＲ内蔵時計が上記ウインド時間以上ずれてい
た場合、永久に時刻補正がなされない。また、このよう
に時計補正が行われない場合でも、ウインド時間内の電
源立ち上げは一定時間行うため、無駄な電力を消費する
という問題があった。
た従来の自動時刻補正装置においては、ジャストクロッ
ク起動ウインド時間は予め決められた一定の時間である
ので、ＶＴＲ内蔵時計が上記ウインド時間以上ずれてい
た場合、永久に時刻補正がなされない。また、このよう
に時計補正が行われない場合でも、ウインド時間内の電
源立ち上げは一定時間行うため、無駄な電力を消費する
という問題があった。
【００１１】さらに、ウインド時間幅を広く設定すれ
ば、ＶＴＲ内蔵時計の大きなずれにも対応できるように
なるが、無駄な消費電力も多くなるという問題があっ
た。
ば、ＶＴＲ内蔵時計の大きなずれにも対応できるように
なるが、無駄な消費電力も多くなるという問題があっ
た。
【００１２】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、ウインド時間を可変にすることによって、
確実に時刻補正を実行することができるとともに、消費
電力の低減化を実現できる自動時刻補正装置を提供する
ことを目的とする。
ものであり、ウインド時間を可変にすることによって、
確実に時刻補正を実行することができるとともに、消費
電力の低減化を実現できる自動時刻補正装置を提供する
ことを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本願請求項１に記載の発
明に係る自動時刻補正装置は、電源を所定のウインド時
間だけ立ち上げ、時刻放送による音声信号に基づいて、
内蔵時計を自動的に時刻補正する自動時刻補正装置にお
いて、上記ウインド時間内に時刻補正が行われない場
合、次回のウインド時間を大きくするように可変する手
段と、該可変設定されたウインド時間内に時間補正が行
われた場合、次回のウインド時間を初期値に戻す手段と
を備えてなるものである。
明に係る自動時刻補正装置は、電源を所定のウインド時
間だけ立ち上げ、時刻放送による音声信号に基づいて、
内蔵時計を自動的に時刻補正する自動時刻補正装置にお
いて、上記ウインド時間内に時刻補正が行われない場
合、次回のウインド時間を大きくするように可変する手
段と、該可変設定されたウインド時間内に時間補正が行
われた場合、次回のウインド時間を初期値に戻す手段と
を備えてなるものである。
【００１４】これによって、内蔵時計がウインド時間以
上にずれた場合であっても、次回のウインド時間を大き
くすることによって、次回の時刻補正起動時には確実に
時刻補正を行うことが可能となる。また、時刻補正が行
われた後のウインド時間を初期値に戻すことによって、
消費電力を必要最小限に低減することができる。
上にずれた場合であっても、次回のウインド時間を大き
くすることによって、次回の時刻補正起動時には確実に
時刻補正を行うことが可能となる。また、時刻補正が行
われた後のウインド時間を初期値に戻すことによって、
消費電力を必要最小限に低減することができる。
【００１５】本願請求項２に記載の発明に係る自動時刻
補正装置は、前記請求項１に記載の自動時刻補正装置に
おいて、上記可変設定されるウインド時間の上限値が規
定されてなるものである。これによって、ウインド時間
が無限に増え続けることを防止することが可能になる。
補正装置は、前記請求項１に記載の自動時刻補正装置に
おいて、上記可変設定されるウインド時間の上限値が規
定されてなるものである。これによって、ウインド時間
が無限に増え続けることを防止することが可能になる。
【００１６】本願請求項３に記載の発明に係る自動時刻
補正装置は、電源を所定のウインド時間だけ立ち上げ、
時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自動的
に時刻補正する自動時刻補正装置において、最初の時刻
補正時におけるウインド時間を上限値に設定する手段
と、該上限値に設定されたウインド時間内に時刻補正が
実行された後に、次回のウインド時間を初期値に戻す手
段とを備えてなるものである。
補正装置は、電源を所定のウインド時間だけ立ち上げ、
時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自動的
に時刻補正する自動時刻補正装置において、最初の時刻
補正時におけるウインド時間を上限値に設定する手段
と、該上限値に設定されたウインド時間内に時刻補正が
実行された後に、次回のウインド時間を初期値に戻す手
段とを備えてなるものである。
【００１７】これによって、大幅な時刻ずれがあった場
合でも、ウインド時間を上限値として最初の時刻補正起
動時に確実に時刻補正を実行して、次回からは小電力の
初期動作に戻すことが可能となる。
合でも、ウインド時間を上限値として最初の時刻補正起
動時に確実に時刻補正を実行して、次回からは小電力の
初期動作に戻すことが可能となる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動時刻補正装置
の第１実施形態について、図１及び図２とともに説明す
るが、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。ここで、図１は本実施形態の自動時刻
補正装置の構成を示すブロック図、図１は本実施形態の
自動時刻補正装置の動作を示すフローチャートである。
の第１実施形態について、図１及び図２とともに説明す
るが、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。ここで、図１は本実施形態の自動時刻
補正装置の構成を示すブロック図、図１は本実施形態の
自動時刻補正装置の動作を示すフローチャートである。
【００１９】本実施形態の自動時刻補正装置は、図１に
示すように、記憶回路６から時計補正が起動したかどう
かの情報を得て、ウインド時間幅を可変するウインド時
間可変回路８と、ウインド時間の初期値及び最大値を格
納し、必要に応じてウインド時間可変回路８へ出力する
ウインド時間初期値／最大値発生回路９とを備えてい
る。
示すように、記憶回路６から時計補正が起動したかどう
かの情報を得て、ウインド時間幅を可変するウインド時
間可変回路８と、ウインド時間の初期値及び最大値を格
納し、必要に応じてウインド時間可変回路８へ出力する
ウインド時間初期値／最大値発生回路９とを備えてい
る。
【００２０】これによって、ジャストクロック起動のウ
インド時間内に時刻補正が行われない場合、ウインド時
間可変回路８にて次回の時刻補正起動時におけるウイン
ド時間を大きくするように可変するとともに、該ウイン
ド時間可変回路８で設定されたウインド時間内に時間補
正が行われた場合、次回の時刻補正起動時におけるウイ
ンド時間を、ウインド時間初期値／最大値発生回路９に
格納された初期値に戻す。
インド時間内に時刻補正が行われない場合、ウインド時
間可変回路８にて次回の時刻補正起動時におけるウイン
ド時間を大きくするように可変するとともに、該ウイン
ド時間可変回路８で設定されたウインド時間内に時間補
正が行われた場合、次回の時刻補正起動時におけるウイ
ンド時間を、ウインド時間初期値／最大値発生回路９に
格納された初期値に戻す。
【００２１】この自動時刻補正装置の動作について、図
２のフローチャートとともに説明する。まず、ＶＴＲ内
蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時間内
（ジャストクロック起動時間−ウインド幅／２）になっ
たことを検出して（ステップ１）、電源を立ち上げＮＨ
Ｋ教育放送を受信開始する。
２のフローチャートとともに説明する。まず、ＶＴＲ内
蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時間内
（ジャストクロック起動時間−ウインド幅／２）になっ
たことを検出して（ステップ１）、電源を立ち上げＮＨ
Ｋ教育放送を受信開始する。
【００２２】そして、音声信号の取り込みを開始し（ス
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、上記ウインド時間幅を初期値に設定
した（ステップ７）後、動作を終了して電源をオフする
（ステップ５）。
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、上記ウインド時間幅を初期値に設定
した（ステップ７）後、動作を終了して電源をオフする
（ステップ５）。
【００２３】尚、ステップ３でウインド時間内に音声パ
ターンが一致しない場合は、ＶＴＲ内蔵時計は補正され
ず、内蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時
間内（ジャストクロック起動時間＋ウインド幅／２）か
どうかを判定し（ステップ６）、ウインド時間内であれ
ば上記ステップ２，３を繰り返し、ウインド時間外であ
ればウインド時間幅をＴ分だけ増大した（ステップ８）
後、動作を終了して電源をオフする（ステップ５）。
ターンが一致しない場合は、ＶＴＲ内蔵時計は補正され
ず、内蔵時計の時刻がジャストクロック起動ウインド時
間内（ジャストクロック起動時間＋ウインド幅／２）か
どうかを判定し（ステップ６）、ウインド時間内であれ
ば上記ステップ２，３を繰り返し、ウインド時間外であ
ればウインド時間幅をＴ分だけ増大した（ステップ８）
後、動作を終了して電源をオフする（ステップ５）。
【００２４】これによって、次回の時刻補正起動時にお
けるウインド時間幅がＴ分だけ大きくなるので、ＶＴＲ
内蔵時計が今回のウインド時間幅からＴ分以内ずれてい
る場合は、次回の時刻補正起動時に時刻補正を実行する
ことができる。また、次回以降の時刻補正起動時におい
てもウインド時間内に音声パターンの一致認識がなかっ
た場合は、さらにＴ分ずつウインド時間が大きくなるの
で、次回以降での時刻補正が可能である。
けるウインド時間幅がＴ分だけ大きくなるので、ＶＴＲ
内蔵時計が今回のウインド時間幅からＴ分以内ずれてい
る場合は、次回の時刻補正起動時に時刻補正を実行する
ことができる。また、次回以降の時刻補正起動時におい
てもウインド時間内に音声パターンの一致認識がなかっ
た場合は、さらにＴ分ずつウインド時間が大きくなるの
で、次回以降での時刻補正が可能である。
【００２５】そして、ウインド時間を大きくした次回以
降に時刻補正が実行されたときは、ウインド時間を初期
値に戻しているので、それ以降に必要以上の電源立ち上
げが不要となり、消費電力の低減化が可能である。尚、
ウインド時間を初期値は、使用者が任意に設定可能であ
るが、その最小値はジャストクロックの起動間隔内でＶ
ＴＲ内蔵時計のずれ時間がカバーでき、且つ音声信号の
認識が可能な最小時間、例えば１０秒程度である。
降に時刻補正が実行されたときは、ウインド時間を初期
値に戻しているので、それ以降に必要以上の電源立ち上
げが不要となり、消費電力の低減化が可能である。尚、
ウインド時間を初期値は、使用者が任意に設定可能であ
るが、その最小値はジャストクロックの起動間隔内でＶ
ＴＲ内蔵時計のずれ時間がカバーでき、且つ音声信号の
認識が可能な最小時間、例えば１０秒程度である。
【００２６】また、音声パターンの一致がなかった場
合、ウインド時間はＴ分ずつ無限に増えていくこととな
るので、これを防止するために、ウインド時間に上限値
を規定しておけば良い。
合、ウインド時間はＴ分ずつ無限に増えていくこととな
るので、これを防止するために、ウインド時間に上限値
を規定しておけば良い。
【００２７】次に、第１回目の時刻補正起動時における
ウインド時間を上限値でスタートし、時刻補正が実行さ
れた後に初期のウインド時間に戻して継続するものを、
本発明の第２実施形態として、図３とともに説明する。
ここで、図３は本実施形態の自動時刻補正装置の動作を
示すフローチャートである。
ウインド時間を上限値でスタートし、時刻補正が実行さ
れた後に初期のウインド時間に戻して継続するものを、
本発明の第２実施形態として、図３とともに説明する。
ここで、図３は本実施形態の自動時刻補正装置の動作を
示すフローチャートである。
【００２８】本実施形態の自動時刻補正装置は、図３の
フローチャートに示すように、まず、ＶＴＲ内蔵時計の
時刻がジャストクロック起動ウインド時間内（ジャスト
クロック起動時間−ウインド幅／２）になったことを検
出して（ステップ１）、電源を立ち上げＮＨＫ教育放送
を受信開始する。
フローチャートに示すように、まず、ＶＴＲ内蔵時計の
時刻がジャストクロック起動ウインド時間内（ジャスト
クロック起動時間−ウインド幅／２）になったことを検
出して（ステップ１）、電源を立ち上げＮＨＫ教育放送
を受信開始する。
【００２９】そして、音声信号の取り込みを開始し（ス
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、上記ウインド時間幅を初期値に戻し
た（ステップ７）後、動作を終了して電源をオフする
（ステップ５）。
テップ２）、時刻放送の音声パターンの一致を認識し
（ステップ３）たとき、ＶＴＲ内蔵時計の時刻補正を行
い（ステップ４）、上記ウインド時間幅を初期値に戻し
た（ステップ７）後、動作を終了して電源をオフする
（ステップ５）。
【００３０】尚、ステップ３でウインド時間内に音声パ
ターンが一致しない場合は、ウインド時間幅を上限値
（最大値）に設定したまま、動作を終了して電源をオフ
する（ステップ５）。
ターンが一致しない場合は、ウインド時間幅を上限値
（最大値）に設定したまま、動作を終了して電源をオフ
する（ステップ５）。
【００３１】これによって、ウインド時間幅を最大値に
設定した第１回目の時刻補正起動時にＶＴＲ内蔵時計の
ずれを確実に補正して、次回以降のウインド時間を必要
最小限の初期値に戻すことにより、消費電力の低減化が
可能となる。
設定した第１回目の時刻補正起動時にＶＴＲ内蔵時計の
ずれを確実に補正して、次回以降のウインド時間を必要
最小限の初期値に戻すことにより、消費電力の低減化が
可能となる。
【００３２】
【発明の効果】本願請求項１に記載の発明に係る自動時
刻補正装置によれば、内蔵時計がウインド時間以上にず
れた場合であっても、次回のウインド時間を大きくする
ことによって、次回の時刻補正起動時には確実に時刻補
正を行うことが可能となる。また、時刻補正が行われた
後のウインド時間を初期値に戻すことによって、消費電
力を必要最小限に低減することができる。
刻補正装置によれば、内蔵時計がウインド時間以上にず
れた場合であっても、次回のウインド時間を大きくする
ことによって、次回の時刻補正起動時には確実に時刻補
正を行うことが可能となる。また、時刻補正が行われた
後のウインド時間を初期値に戻すことによって、消費電
力を必要最小限に低減することができる。
【００３３】本願請求項２に記載の発明に係る自動時刻
補正装置によれば、ウインド時間が無限に増え続けるこ
とを防止することが可能になる。
補正装置によれば、ウインド時間が無限に増え続けるこ
とを防止することが可能になる。
【００３４】本願請求項３に記載の発明に係る自動時刻
補正装置によれば、大幅な時刻ずれがあった場合でも、
ウインド時間を上限値として最初の時刻補正起動時に確
実に時刻補正を実行して、次回からは小電力の初期動作
に戻すことが可能となる。
補正装置によれば、大幅な時刻ずれがあった場合でも、
ウインド時間を上限値として最初の時刻補正起動時に確
実に時刻補正を実行して、次回からは小電力の初期動作
に戻すことが可能となる。
【図１】本発明の自動時刻補正装置の第１実施形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】本発明の自動時刻補正装置の第１実施形態を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図３】本発明の自動時刻補正装置の第２実施形態を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図４】従来の自動時刻補正装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】従来の自動時刻補正装置を示すフローチャート
である。
である。
１ 受信回路 ２ 音声信号回路 ３ 制御回路 ４ 時計補正信号発生回路 ５ 時計回路 ６ 記憶回路 ７ 受信制御回路 ８ ウインド時間可変回路 ９ ウインド時間初期値／最大値発生回路
Claims (3)
- 【請求項１】 電源を所定のウインド時間だけ立ち上
げ、時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自
動的に時刻補正する自動時刻補正装置において、 上記ウインド時間内に時刻補正が行われない場合、次回
のウインド時間を大きくするように可変する手段と、 該可変設定されたウインド時間内に時間補正が行われた
場合、次回のウインド時間を初期値に戻す手段とを備え
た自動時刻補正装置。 - 【請求項２】 前記請求項１に記載の自動時刻補正装置
において、 上記可変設定されるウインド時間は、上限値が規定され
ていることを特徴とする自動時刻補正装置。 - 【請求項３】 電源を所定のウインド時間だけ立ち上
げ、時刻放送による音声信号に基づいて、内蔵時計を自
動的に時刻補正する自動時刻補正装置において、 最初の時刻補正時におけるウインド時間を上限値に設定
する手段と、 該上限値に設定されたウインド時間内に時刻補正が実行
された後に、次回のウインド時間を初期値に戻す手段と
を備えたことを特徴とする自動時刻補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32810496A JPH10170667A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 自動時刻補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32810496A JPH10170667A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 自動時刻補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170667A true JPH10170667A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18206554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32810496A Pending JPH10170667A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 自動時刻補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170667A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277574A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 時刻補正方法及びタイマ装置 |
| WO2004107063A1 (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | 時刻管理装置及び時刻管理方法 |
| JP2005257487A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Seiko Clock Inc | 計時装置、計時システム及び計時方法 |
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1996
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