JP2001189947A - 受信装置及び送受信方法 - Google Patents

受信装置及び送受信方法

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JP2001189947A
JP2001189947A JP37266699A JP37266699A JP2001189947A JP 2001189947 A JP2001189947 A JP 2001189947A JP 37266699 A JP37266699 A JP 37266699A JP 37266699 A JP37266699 A JP 37266699A JP 2001189947 A JP2001189947 A JP 2001189947A
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Tomotake Sato
友健 佐藤
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外に設置するアンテナを調整する際に、衛星
放送受信機でテレビ画面に表示される受信レベルを見る
ことが出来ない。 【解決手段】制御手段は、推定誤り検出手段の出力に応
じて、音声情報記憶手段の音声情報を読みだし、任意波
形送受信手段によって、公衆電話回線に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放送衛星(B
S)や通信衛星(CS)を利用したデジタル衛星放送をアンテ
ナを使用して受信するための装置であって、公衆電話回
線などに接続するための送受信回路を備えた受信装置及
びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工衛星を利用したテレビジョンまたは
ラジオ放送では、地上に設置するパラボラアンテナなど
のアンテナを用いて受信が行なわれる。パラボラアンテ
ナは、衛星の向きに正確に向ける必要があるため、アン
テナが設置される地域において最適な仰角や方位角、偏
波角に調整しなければならない。このようなアンテナ調
整を簡単にするために、例えば、テレビ画面上に表示さ
れる受信レベルを表示してアンテナ調整を補助する技術
が一般に用いられている。
【0003】また、特開平09−008684号公報の
衛星放送用受信機は、AGC(Automatic Gain Control)
回路の出力制御信号に応じた可聴周波数帯域の信号をF
M(Frequency Modulation)方式で送信し、既存のラジオ
で受信できるものである。また、アンテナ調整のための
専用の受信レベルメータ装置を使用する技術が一般に用
いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、例えば
専用の受信レベルメータを使用する調整方法を用いる場
合は、アンテナを設置する際に専門の設置者に依頼しな
ければならず、受信装置の購入者が自分で簡単にアンテ
ナ設置調整を行なうことが出来ない。また、テレビ画面
上に表示される受信レベルを見ながらアンテナを調整す
る方法が存在するが、アンテナは通常屋外に設置するも
のであり、アンテナの設置場所からテレビ受像機の画面
が見えることは稀であり、調整を困難にしている。さら
に、受信レベルに応じてブザー音を発生できる受信装置
が存在するが、ブザー音による反応ではアンテナの微妙
な調整は困難であり、またアンテナと受信装置の距離が
離れている場合には、ブザー音を聞きながら調整を行な
うことは出来ない。
【0005】前記の特開平09−008684号公報の
衛星放送用受信機では、FMラジオでAGC(Automatic
Gain Control)回路の出力制御信号に応じた可聴信号を
再生する技術が記載されている。しかしながら、従来の
技術では携帯型のFMラジオが別途必要となる。また、
送信に使用する電波は、電波法で定められた微弱な信号
であるため、例えば鉄筋コンクリート製の住宅の場合な
どでは、屋外のアンテナ設置場所まで電波が充分届かな
い場合がある。逆に、見通しの良い場所などでは、関係
の無い近隣の住宅にまでFM電波が届いてしまい、混信
の原因となる場合がある。また、衛星放送受信装置にF
M送信回路を設けなければならないため、コストの増加
を伴なう。
【0006】このように、従来の技術では、受信装置の
購入者が自分で簡単にアンテナの方向を調整することが
できず、衛星放送受信装置の普及を妨げていた。
【0007】本発明の目的は、衛星放送受信用のパラボ
ラアンテナを屋外に設置する場合に、専用の測定器など
を使用しなくとも、装置使用者が一人で簡単にアンテナ
の向きを正確に調整することが可能となる受信装置を提
供することである。
【0008】また、本発明のもう一つの目的は、衛星か
ら受信した情報や、受信装置の動作状態を遠隔地にいる
ユーザに伝えることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の受信装置(1)は、複数の信号が多重され
た受信信号から任意のチャンネルの信号を選択する選局
手段と、該選択された信号をデジタルデータに復調する
とともに、該選択された信号の受信信号品質劣化度合を
出力する復調手段と、音声情報を記憶する記憶手段と、
制御手段と、電話回線に対して任意波形出力可能な送受
信手段と、上記任意波形出力可能な送受信手段と対にし
て通信を行なうべき他方の送受信装置に対して発呼し、
通信経路を確保する発信手段を備え、上記制御手段は、
上記送受信手段と対にして通信を行なうべき他方の送受
信装置において音声として再生されるべく形成された音
声情報を、上記受信信号品質劣化度合に応じて上記記憶
手段から読み出し、任意波形出力可能な送受信手段へ転
送する。
【0010】また、本発明の受信装置(2)は、複数の
信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信号
を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタルデ
ータに復調するとともに、該選択された信号の受信信号
品質劣化度合を出力する復調手段と、データを記憶する
記憶手段と、制御手段と、電話回線に対してデータを変
調して出力可能な送受信手段と、上記送受信手段と対に
して通信を行なうべき他方の送受信装置に対して発呼
し、通信経路を確保する発信手段を備え、上記制御手段
は、上記送受信手段と対にして通信を行なうべき他方の
送受信装置において文字図形が表示されるべく形成され
た文字図形情報を、上記受信信号品質劣化度合に応じて
生成し、送受信手段へ転送する。
【0011】また、本発明の送受信方法(3)は、任意
波形出力可能な送受信手段と対にして通信を行なうべき
他方の送受信装置に対して発呼し通信経路を確保するス
テップと、デジタルデータ復調手段から、受信する信号
の受信信号品質劣化度合を取り込むステップと、該受信
信号品質劣化度合に応じた音声情報データを発生するス
テップと、該音声情報データを、電話回線に対して任意
波形出力可能な送受信手段に転送するステップを有す
る。
【0012】また、本発明の受信装置(4)は、複数の
信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信号
を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタルデ
ータに復調するとともに、該選択された信号の受信信号
レベルに応じた制御信号を出力する復調手段と、音声情
報を記憶する記憶手段と、制御手段と、電話回線に対し
て任意波形出力可能な送受信手段と、上記任意波形出力
可能な送受信手段と対にして通信を行なうべき他方の送
受信装置に対して発呼し、通信経路を確保する発信手段
を備え、上記制御手段は、上記送受信手段と対にして通
信を行なうべき他方の送受信装置において音声として再
生されるべく形成された音声情報を、上記受信信号レベ
ルに応じた制御信号に応じて上記記憶手段から読み出
し、任意波形出力可能な送受信手段へ転送する。
【0013】また、本発明の受信装置(5)は、複数の
信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信号
を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタルデ
ータに復調するとともに、該選択された信号の受信信号
レベルに応じた制御信号を出力する復調手段と、データ
を記憶する記憶手段と、制御手段と、電話回線に対して
データを変調して出力可能な送受信手段と、上記送受信
手段と対にして通信を行なうべき他方の送受信装置に対
して発呼し、通信経路を確保する発信手段を備え、上記
制御手段は、上記送受信手段と対にして通信を行なうべ
き他方の送受信装置において文字図形が表示されるべく
形成された文字図形情報を、上記受信信号レベルに応じ
た制御信号に応じて生成し、送受信手段へ転送する。
【0014】また、本発明の送受信方法(6)は、任意
波形出力可能な送受信手段と対にして通信を行なうべき
他方の送受信装置に対して発呼し通信経路を確保するス
テップと、デジタルデータ復調手段から、受信する信号
の受信信号レベルに応じた制御信号を取り込むステップ
と、該受信信号品質劣化度合に応じた音声情報データを
発生するステップと、該音声情報データを、電話回線に
対して任意波形出力可能な送受信手段に転送するステッ
プを有する。
【0015】また、本発明の受信装置(7)は、複数の
信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信号
を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタルデ
ータに復調する復調手段と、該選択された信号の大きさ
を検出するレベル検出手段と、該選択された信号の推定
誤りを検出する推定誤り検出手段と、制御手段と、を備
え、上記制御手段は、上記レベル検出手段の出力値と誤
り検出手段の出力値の両方の大きさから受信信号に含ま
れる妨害波成分の大きさを求める。
【0016】また、本発明の受信装置(8)は、複数の
信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信号
を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタルデ
ータに復調する復調手段と、該選択された信号の大きさ
を検出するレベル検出手段と、該選択された信号の推定
誤りを検出する推定誤り検出手段と、制御手段と、を備
え、上記選局手段は、ブロックコンバータに対して供給
する電源電圧を制御可能な選局手段であり、上記制御手
段は、上記選局手段がブロックコンバータに供給する電
源を切断した状態における上記レベル検出手段の出力値
によって受信信号に含まれる妨害波成分の大きさを測定
する。
【0017】また、本発明の受信装置(9)は、本発明
の受信装置(1)もしくは(2)もしくは(4)もしく
は(5)において、前記制御手段は本発明の受信装置
(7)もしくは(8)で測定した任意のチャンネルの妨
害波の大きさに応じて、受信信号状態測定に使用するチ
ャンネルを決定する。
【0018】また、本発明の受信装置(10)は、装置
外部から情報を入力する外部入力手段を有する、本発明
の受信装置(1)もしくは(2)もしくは(4)もしく
は(5)において、前記制御手段は、前記送受信手段と
対になって通信すべき他方の送受信装置の機種識別名称
を前記外部入力手段によって読み込み、前記記憶手段に
あらかじめ記憶させてある、機種識別名称と受信信号品
質劣化度合測定に使用するチャンネルの対応を表わす機
種チャンネル対応情報に応じて、受信信号の誤り測定に
使用するチャンネルを決定し、該決定されたチャンネル
を前記選局手段を用いて選局した状態で受信信号品質劣
化度合測定を行なう。
【0019】また、本発明の受信装置(11)は、本発
明の受信装置(1)もしくは(2)もしくは(4)もし
くは(5)において、前記制御手段は、あらかじめ設定
してある特定の測定用チャンネルを前記選局手段によっ
て選択した状態で受信信号状態測定を行なう。
【0020】また、本発明の受信装置(12)は、複数
の信号が多重された受信信号から任意のチャンネルの信
号を選択する選局手段と、該選択された信号をデジタル
データに復調する復調手段と、該デジタルデータから任
意のデジタルデータを選択抽出するデータ分離手段と、
制御手段と、装置外部から情報を入力する外部入力手段
と、映像復号手段と、音声復号手段と、該制御手段から
の制御により、電話回線に対して任意波形出力可能な送
受信手段とを有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1を示しており、本発明のデジタル放送受信装置を含
むブロック図である。図1において、100はデジタル
放送受信装置、101はアンテナ、102はRF(Radio
Frequency)信号、103はブロックコンバータ、10
4はIF(Intermediate Frequency)信号、105は選局
回路、106は受信チャンネル信号、107はデジタル
復調回路、108はデジタルデータ、109はデータ分
離回路、110は映像データ、111は映像復号回路、
112は映像信号、113はテレビ、114は音声デー
タ、115は音声復号回路、116は音声信号、117
はスピーカ、118は音声情報記憶回路、119は音声
情報データ、120は制御回路、121は送受信デー
タ、122は任意波形送受信回路、123は電話送受信
信号、124は公衆電話回線、125は携帯電話、12
6は選局信号、127は復調制御信号、128はデータ
分離制御信号、129は映像復号制御信号、130は音
声復号制御信号、131は推定誤り値である。
【0023】以下、図1に従って説明する。
【0024】例えば人工衛星を利用した衛星テレビジョ
ン放送を受信する場合、パラボラ型のアンテナを使用す
る場合が多い。図1において、アンテナ101によって
受信されたRF信号102は、ブロックコンバータ10
3によってIF信号104に変換される。デジタル放送
受信装置100に入力されたIF信号104は、選局回
路105に入力され、特定のチャンネルの信号のみが選
択される。選局回路105において選局すべきチャンネ
ルは、制御回路120が発生する選局信号126によ
り、設定される。
【0025】こうして得られた受信チャンネル信号10
6は、デジタル復調回路107によってデジタルデータ
108に変換される。デジタル放送受信装置のユーザー
がテレビジョン放送等を視聴する場合、データ分離回路
109は、入力されたデジタルデータから映像データ1
10や音声データ114、その他のデータを分離する。
映像復号回路111は、映像データ110から映像信号
112を発生し、例えばテレビ113に対して出力す
る。一方、音声復号回路115は音声データ114から
音声信号116を発生し、例えばスピーカ117に対し
て出力する。
【0026】次に、本実施形態のデジタル放送受信装置
で、受信信号品質劣化度合を測定する場合について説明
する。制御回路120は、復調制御信号127によっ
て、デジタル復調回路107に復調動作を開始させる。
デジタル復調回路107は、入力された信号をデジタル
データに復調するとともに、例えばビタビ復号やリード
ソロモン誤り訂正などを利用した誤り訂正機能を有して
いる。本デジタル放送受信装置のビタビ復号処理やリー
ドソロモン誤り訂正処理は、受信した信号の推定誤りを
求めることが出来る方式のものを使用する。ここで、本
明細書において推定誤りとは、デジタル放送受信装置で
データを復調するまでの過程における信号の劣化により
デジタルデータが誤った度合を受信装置において推定し
た値である。
【0027】例えば、ビタビ復号などの最尤復号手段に
おいて、最尤推定部によって推定された確からしいデー
タ出力を再び畳み込み、最尤推定を行なう前の元のデー
タと比較することにより、推定誤りを求めることができ
る。また、リードソロモンなどの誤り訂正手段におい
て、誤り訂正を行なったブロック(バイト)数をカウン
トすることにより、単位時間当たりの誤りの度合を推定
することができる。
【0028】以上のようにして求めた推定誤り値131
は、制御回路120に入力される。制御回路120は、
推定誤り値を、人間が理解しやすい値の範囲に変換す
る。例えば、推定誤りの度合を0〜100の数値に変換
する。本明細書ではこの数値を劣化度合表示値と呼ぶ。
劣化度合表示値は、一般には例えば受信レベルと呼ばれ
る場合もある。劣化度合表示値は、デジタル放送受信装
置の使用者がパラボラアンテナの向きを調整する場合に
使用する。
【0029】なお、受信信号品質劣化度合を測定する方
法として、上記の例では推定誤りを使用しているが、本
明細書の発明では、選局回路に入力される受信信号入力
レベルに応じた値を検出して受信信号品質劣化度合を求
めてもよい。例えば、デジタル復調回路107は、受信
チャンネル信号106のレベルがほぼ一定となるよう選
局回路105に内蔵された可変利得増幅器のゲインを調
整する。該ゲインが調整されている状態では、デジタル
復調回路が該増幅器の利得を制御する電圧(AGC電
圧)に応じた値を、デジタル復調回路から読み出すこと
で、受信信号入力レベルに応じた値を制御回路が取得す
ることができる。
【0030】一方、デジタル放送受信装置の使用者は、
通信対象となる携帯電話125の番号をデジタル放送受
信装置に入力し、任意波形送受信回路122は、該携帯
電話125に対して発信し、接続を確保する。任意波形
送受信回路122は、電話回線に対して任意波形を出力
可能でありかつ、任意波形送受信回路122と対にして
通信を行なうべき他方の送受信装置(例えば携帯電話、
PHS)に対して発呼し、通信経路を確保する発信手段を
も備えている。 音声情報記憶回路118には、あらか
じめ人間の言葉の音声情報を記憶させてある。例えば、
数字の読み方に対応した、「イチ」,「ニ」,「サ
ン」...等の音声情報を記憶させてある。制御回路1
20は、上記劣化度合表示値に対応する読み方の音声情
報を音声情報記憶回路118から読み出す。さらに、該
読み出した音声情報を任意波形送受信回路122で使用
可能なデータ形式に変換し、任意波形送受信回路122
へ転送する。任意波形送受信回路122は、劣化度合表
示値に対応する音声を公衆電話回線124に送出する。
【0031】上述の構成により、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置は、アンテナ101で受信した信号の劣
化度合を、携帯電話から言葉の音声として出力すること
が可能となる。
【0032】なお、本実施の形態では、デジタル放送受
信装置から携帯電話に対して音声を送信しているが、PH
S(Personal HandyPhone System)や、衛星携帯電話、据
え置き電話機等に送信してもよい。逆に、携帯電話、PH
S、衛星携帯電話、据え置き電話機等からデジタル放送
受信装置に発信(電話をかける)してもよい。また、イ
ンターネット上での伝送に適した音声圧縮方式を使用し
て、パソコン等に伝送して音声を再生してもよい。
【0033】任意波形送受信回路122は、最低限の機
能としては公衆回線に対して任意波形の送信ができれば
よい。しかし、通常のデジタル放送受信装置は、課金情
報管理等のためデータ送受信(モデム)機能を有してい
る。このため、本実施の形態では、任意波形送受信回路
122は任意波形の送信と、データ送受信が共に可能な
送受信回路を使用している。
【0034】以上のように、本実施の形態のデジタル放
送受信装置によれば、装置使用者は携帯電話から劣化度
合や受信レベルを読み上げる声を聴くことができる。こ
れにより、室内にテレビやデジタル放送受信装置があ
り、屋外に設置するパラボラアンテナの向きを調整しな
ければならない場合に、装置使用者は屋外に居て携帯電
話の音声を聴きながらアンテナの向きを調整することが
可能となる。従って、本実施の形態のデジタル放送受信
装置によれば、アンテナ調整用の高価な測定器等を使用
せずに、最適な向きに簡単にアンテナを設定することが
可能なデジタル放送受信装置を提供可能となる。
【0035】なお、本実施の形態では、図1の各回路は
別々の回路として記載してあるが、これらの内の複数が
単一の半導体チップに搭載されてもよい。また、これら
の回路と同等の機能をソフトウェア処理や、化学的反
応、生物的反応によって実現してもよい。
【0036】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2を示しており、本発明のデジタル放送受信装置を含
むブロック図である。図1において、100〜117、
119〜131は図1の場合と同様である。
【0037】以下、図2に従って説明する。
【0038】実施の形態1の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送を受信し、映像信
号はテレビ113に、音声信号はスピーカ117に出力
される。
【0039】また、実施の形態1の場合と同様にして、
推定誤り値を求める。
【0040】一方、デジタル放送受信装置の使用者は、
通信対象となる携帯電話125の番号をデジタル放送受
信装置に入力し、任意波形送受信回路122は、該携帯
電話125に対して発信し、接続を確保する。
【0041】制御回路120は、推定誤り値131に応
じて、携帯電話から人間が聴く事が出来る音声情報を発
生する。例えば、推定誤り値に応じて、音声の周波数が
変化する様にする。
【0042】制御回路120は、上記推定誤り値に対応
する音声情報を発生し、さらに、該発生した音声情報を
任意波形送受信回路122で使用可能なデータ形式に変
換し、任意波形送受信回路122へ転送する。任意波形
送受信回路122は、劣化度合表示値に対応する音声を
公衆電話回線124に送出する。
【0043】上述の構成により、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置は、アンテナ101で受信した信号の劣
化度合を、携帯電話から音声として出力することが可能
となる。
【0044】なお、本実施の形態では、デジタル放送受
信装置から携帯電話に対して音声を送信しているが、PH
S(Personal HandyPhone System)や、衛星携帯電話、据
え置き電話機等に送信してもよい。逆に、携帯電話、PH
S、衛星携帯電話、据え置き電話機等からデジタル放送
受信装置に発信(電話をかける)してもよい。また、イ
ンターネット上での伝送に適した音声圧縮方式を使用し
て、パソコン等に伝送して音声を再生してもよい。ま
た、本実施の形態では推定誤り値に応じて音声の周波数
を変化させているが、推定誤り値に応じて断続音の間隔
を変化させたり、音色や音量を変化させてもよい。
【0045】本実施の形態のデジタル放送受信装置によ
れば、実施の形態1の場合と同様に、装置使用者は携帯
電話から劣化度合や受信レベルに応じた音声を聴くこと
ができる。これにより、室内にテレビやデジタル放送受
信装置があり、屋外に設置するパラボラアンテナの向き
を調整しなければならない場合に、装置使用者は屋外に
居て携帯電話の音声を聴きながらアンテナの向きを調整
することが可能となる。従って、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置によれば、アンテナ調整用の高価な測定
器等を使用せずに、最適な向きに簡単にアンテナを設定
することが可能なデジタル放送受信装置を提供可能とな
る。
【0046】なお、本実施の形態では、図2の各回路は
別々の回路として記載してあるが、これらの内の複数が
単一の半導体チップに搭載されてもよい。また、これら
の回路と同等の機能をソフトウェア処理や、化学的反
応、生物的反応によって実現してもよい。
【0047】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態2を示しており、本発明のデジタル放送受信装置を含
むブロック図である。図3において、100〜117、
119〜121、123〜131は実施の形態1の場合
と同様である。322は、公衆電話回線に対してデジタ
ルデータの送受信が可能な送受信回路(モデム)であ
る。
【0048】以下、図3に従って説明する。
【0049】実施の形態1の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送を受信し、映像信
号はテレビ113に、音声信号はスピーカ117に出力
される。
【0050】また、図1の場合と同様にして、推定誤り
値を求める。
【0051】一方、デジタル放送受信装置の使用者は、
通信対象となる携帯電話125の番号をデジタル放送受
信装置に入力し、送受信回路322は、該携帯電話12
5に対して発信し、接続を確保する。制御回路120
は、推定誤り値131に応じて、携帯電話125で表示
する文字図形情報を発生する。例えば、推定誤り値に応
じて、携帯電話で表示される棒グラフの長さが変化す
る。また、制御回路120は、上記推定誤り値に対応す
る文字図形情報を発生し、さらに、該発生した文字図形
情報を送受信回路322で使用可能なデータ形式に変換
し、送受信回路322へ転送する。送受信回路322
は、劣化度合表示値に対応する音声を公衆電話回線12
4に送出する。
【0052】上述の構成により、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置は、アンテナ101で受信した信号の劣
化度合や受信レベルを、携帯電話から文字図形情報とし
て出力することが可能となる。
【0053】本実施の形態では、デジタル放送受信装置
から携帯電話に対して文字図形情報を送信しているが、
PHS(Personal HandyPhone System)や、衛星携帯電話,
携帯テレビ電話,PHSテレビ電話,ポケットベル,電子
手帳,携帯情報端末,据え置き電話機等に送信してもよ
い。逆に、携帯電話,PHS,衛星携帯電話,携帯テレビ
電話,PHSテレビ電話,双方向ポケットベル,電子手
帳,携帯情報端末,据え置き電話機等からデジタル放送
受信装置に発信(電話をかける)してもよい。また、パ
ソコンに送信して上記文字図形を表示してもよい。
【0054】なお、本実施の形態で「文字図形」とは、
文字もしくは図形、あるいは文字と図形の組み合わせに
よって、デジタル放送受信装置の受信信号品質の劣化具
合(または良好具合、受信レベル等)を示した表現形式
を意味する。
【0055】本実施の形態のデジタル放送受信装置によ
れば、実施の形態1の場合と同様に、装置使用者は携帯
電話から劣化度合や受信レベルに応じた文字図形を見る
ことができる。これにより、室内にテレビやデジタル放
送受信装置があり、屋外に設置するパラボラアンテナの
向きを調整しなければならない場合に、装置使用者は屋
外に居て携帯電話の文字図形を見ながらアンテナの向き
を調整することが可能となる。従って、本実施の形態の
デジタル放送受信装置によれば、アンテナ調整用の高価
な測定器等を使用せずに、最適な向きに簡単にアンテナ
を設定することが可能なデジタル放送受信装置を提供可
能となる。
【0056】なお、本実施の形態では、図3の各回路は
別々の回路として記載してあるが、これらの内の複数が
単一の半導体チップに搭載されてもよい。また、これら
の回路と同等の機能をソフトウェア処理や、化学的反
応、生物的反応によって実現してもよい。
【0057】(実施の形態4)図4は、本発明の送受信
方法を示すフローチャートである。
【0058】図4において、401は処理の入り口であ
るステップ、402は、携帯電話の電話番号を取得する
ステップ、403は携帯電話に接続するステップ、40
4は推定誤りを取得するステップ、405は劣化度合評
価値を演算するステップ、406は劣化度合評価値を表
示するステップ、407は音声情報を発生するステッ
プ、408は任意波形送受信回路に音声情報を転送する
ステップ、409はアンテナ調整処理から抜けるステッ
プ、410は元の処理に戻るステップである。
【0059】以下、図4に従い説明する。
【0060】図4の送受信方法は、マイクロプロセッサ
などの制御手段上で実行されるものであり、例えば図1
もしくは図2に記載のデジタル放送受信装置や、デジタ
ル放送受信ボードとモデムボードを搭載したパソコンに
おけるソフトウェアによる制御方法を示している。
【0061】ステップ401において、一連の手続きが
開始する。ステップ402において、制御手段は携帯電
話の電話番号を取得する。具体的には、例えば、テレビ
画面上に電話番号を設定するためのGUI(Graphical User
Interface)を表示し、デジタル放送受信装置の使用者
は、リモコン装置等を用いて対象となる携帯電話の番号
を入力する。
【0062】ステップ403において、制御手段はデジ
タル放送受信装置に内蔵された任意波形送信可能なモデ
ムや、パソコンのモデムボードを制御し、前記携帯電話
に対して電話をかけ、接続を確保する。ステップ404
において、制御手段は推定誤りを取得する。例えば、デ
ジタル放送受信装置やデジタル放送受信ボードの最尤復
号手段や誤り訂正手段から、受信装置で復号されるデジ
タルデータの推定誤りを取得する。推定誤りについて
は、実施の形態1で説明した概念と同様である。
【0063】ステップ405において、制御手段は、劣
化度合評価値を演算する。劣化度合評価値とは、推定誤
りの度合を人間が理解しやすい値に変換したものであ
る。例えばテーブルや数値関数によって推定誤りを0〜
100の劣化度合評価値に変換する例が考えられる。ス
テップ406において、制御手段は劣化度合評価値をテ
レビ画面に表示する。ただし、デジタル放送受信装置
は、多くの場合別のテレビと接続して使用するものであ
るから、テレビに対して出力する映像信号に、OSD(On S
creen Display)機能により劣化度合表示値を多重する。
ステップ405、及び406は本発明に必ずしも必要な
ものではないが、通常は使用される機能である。ステッ
プ407において、制御手段は音声情報を発生する。こ
こでいう音声情報とは、推定誤りの度合に応じた音声の
情報であり、たとえば、前記劣化度合表示値を「ゴジュ
ウ,ロクジュウ,ナナジュウ...」と読み上げたり、
あるいは、推定誤りの度合に応じて周波数や断続音の周
期が変化する音声の情報であってもよい。
【0064】ステップ408において、制御手段は、任
意波形送受信回路に音声情報を転送する。任意波形送受
信回路は、例えば任意の波形を回線に対して送信可能な
モデム回路である。該音声情報が任意波形送受信回路に
転送されることにより、音声情報は公衆電話回線などの
電話回線を経由して携帯電話に送信される。音声情報は
携帯電話において音声に変換され、人間がデジタル放送
受信装置や、デジタル放送受信ボードの受信放送信号の
推定誤りに応じた音声を聴くことができる。
【0065】本実施の形態の送受信方法によれば、実施
の形態1の場合と同様に、装置使用者は携帯電話からデ
ジタル放送受信信号の劣化度合に応じた音声を聴くこと
ができる。これにより、室内にテレビやデジタル放送受
信装置があり、屋外に設置するパラボラアンテナの向き
を調整しなければならない場合に、装置使用者は屋外に
居て携帯電話の音声を聴きながらアンテナの向きを調整
することが可能となる。従って、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置によれば、アンテナ調整用の高価な測定
器等を使用せずに、最適な向きに簡単にアンテナを設定
することが可能なデジタル放送受信装置を提供可能とな
る。
【0066】なお、本実施の形態では、デジタル放送受
信装置の場合や、デジタル放送受信ボードとモデムボー
ドを搭載したパソコンの場合におけるソフトウェアによ
る制御方法を示したが、デジタル放送受信装置で放送を
受信する際の推定誤り値や受信機入力レベル値をデジタ
ルインターフェース経由でデジタルデータとしてパソコ
ンに入力し、パソコンに内蔵した任意波形送信可能なモ
デム装置で、携帯電話に接続して音声を送信してもよ
い。本実施の形態では、携帯電話に対して音声を送信す
る例を示したが、PHS,衛星携帯電話,PHSテレビ電話,携
帯テレビ電話,据え置き電話,携帯情報端末等に対して
送信してもよい。また、携帯電話等の通信機器を使用せ
ずに、パソコンから推定誤り値や受信入力信号レベル値
に応じた音声信号を出力してもよい。
【0067】上記受信方法は例えばマイクロプロセッサ
などを中心とした図1、図2、及び図3の制御回路12
0においてソフトウェアとして実行されるものである
が、電子回路などのハードウェアやDNAコンピュータ
などの化学的または生物的情報処理手段によって実行し
てもよい。
【0068】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5の妨害波測定方法を実行するデジタル放送受信装置
を含むブロック図である。図5において、100〜11
7、120〜131は実施の形態2の場合と同様であ
る。132は受信信号入力レベル値、133は推定誤り
測定回路、134は受信信号入力レベル取得回路であ
る。
【0069】以下、図5に従って説明する。
【0070】実施の形態2の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送を受信し、映像信
号はテレビ113に、音声信号はスピーカ117に出力
される。
【0071】また、実施の形態1の場合と同様にして、
推定誤り値131を求める。デジタル復調回路107
は、受信信号入力レベル値132を出力する、受信信号
入力レベル値は、選局回路105に入力されるIF信号
104のレベルに応じて変化する値である。例えば本実
施例では、デジタル復調回路107と選局回路105は
AGC(Automatic Gain Control)ループで制御されている
ものとする。選局回路105には可変利得増幅器が内蔵
されており、デジタル復調回路107には、受信信号入
力レベル取得回路134を内蔵している。したがって、
AGCループによって決まる可変利得増幅器のゲイン制御
電圧を取り出すことにより、推定された受信信号入力レ
ベル値132を取得することが出来る。
【0072】その他の構成は、実施の形態2の場合と同
様である。
【0073】図6は本発明の実施の形態5の妨害波測定
方法を示すフローチャートである。
【0074】図6において、601は一連の手続きを開
始するステップ、602は受信信号入力レベル値を取得
するステップ、603は推定誤り値を取得するステップ
である。ステップ604において制御手段は、取得した
推定誤り値とあらかじめ決定してある推定誤り基準値と
を比較し、その結果により分岐する。ステップ605に
おいて制御手段は、取得した受信信号入力レベル値とあ
らかじめ決定してある受信信号入力レベル基準値を比較
し、その結果により分岐する。
【0075】推定誤り値が推定誤り基準値以上であり、
受信信号入力レベル値が受信信号入力レベル基準値以上
である場合は、妨害有りと判断する。推定誤り値が推定
誤り基準値未満である場合は、正常受信可能と判断す
る。推定誤り値が推定誤り基準値以上であり、受信信号
入力レベル値が受信信号入力レベル基準値未満である場
合は、受信信号レベルが小さいと判断する。
【0076】本実施の形態の妨害波測定方法によれば、
デジタル放送受信装置やデジタル放送受信ボードで受信
するIF信号の特定のチャンネルに妨害波が含まれてい
ることを検出することができる。これにより、例えばパ
ラボラアンテナに一体化されているブロックコンバータ
やデジタル放送受信装置の近辺で、IF信号の周波数と
重なる周波数帯域を使用する無線通信機器が使用されて
いる場合に、受信チャンネルをIF信号に妨害が含まれ
ないチャンネル(トランスポンダ)に変更し、妨害が含
まれないチャンネルで推定誤り等の測定を行なうことが
可能なデジタル放送受信装置を提供可能となる。
【0077】なお、上記妨害波測定方法は例えばマイク
ロプロセッサなどを中心とした制御回路においてソフト
ウェアとして実行されるものであるが、電子回路などの
ハードウェアやDNAコンピュータなどの化学的または
生物的情報処理手段によって実行してもよい。
【0078】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態5の妨害波測定方法を実行するデジタル放送受信装
置を含むブロック図である。図7において、100〜1
17、120〜131は実施の形態2の場合と同様であ
る。132は受信信号入力レベル値、133は推定誤り
測定回路、134は受信信号入力レベル取得回路、70
4はブロックコンバータ電源、705は選局回路であ
る。
【0079】以下、図7に従って説明する。
【0080】実施の形態2の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送を受信し、映像信
号はテレビ113に、音声信号はスピーカ117に出力
される。
【0081】本実施の形態において選局回路705は、
ブロックコンバータ電源704を制御可能である。すな
わち、制御回路120から選局信号126によってブロ
ックコンバータ電源704をON/OFFし、ブロック
コンバータ103を動作させたり停止させたりすること
が可能である。ブロックコンバータを動作させている時
はIF信号104は、アンテナ101で受信したRF信
号102をダウンコンバートした信号であるが、IF信
号104のケーブルやコネクタなどから外部の妨害波も
混入する場合がある。ブロックコンバータを停止させて
いる時は、選局回路705に入力される信号は、主に外
部から混入した妨害波のみとなる。なお、図7では、説
明の都合上IF信号104とブロックコンバータ電源7
04は別の矢印で描いているが、実際は多くの場合1本
のケーブルで多重される。
【0082】また、実施の形態1の場合と同様にして、
推定誤り値131を求める。デジタル復調回路107
は、受信信号入力レベル値132を出力する、受信信号
入力レベル値は、選局回路105に入力されるIF信号
104のレベルに応じて変化する値である。例えば本実
施例では、デジタル復調回路107と選局回路105は
AGC(Automatic Gain Control)ループで制御されている
ものとする。選局回路105には可変利得増幅器が内蔵
されており、デジタル復調回路107には、受信信号入
力レベル取得回路134を内蔵している。したがって、
AGCループによって決まる可変利得増幅器のゲイン制御
電圧を取り出すことにより、推定された受信信号入力レ
ベル値132を取得することが出来る。
【0083】その他の構成は、実施の形態2の場合と同
様である。
【0084】一方、図8は本発明の実施の形態6の妨害
波測定方法を示すフローチャートである。図8におい
て、801は一連の手続きを開始するステップ、802
はコンバータ電源をオフにするステップ、803は受信
信号入力レベル値を取得するステップ、804は受信信
号入力レベル値を基準値と比較するステップ、805は
別のチャンネルを選局するステップ、806はコンバー
タ電源をオンにするステップ、807は推定誤り値を取
得するステップ、808は劣化度合評価値を演算するス
テップ、809は劣化度合評価値を表示するステップ、
810はアンテナ調整ループを終了するステップ、81
1は元の処理に戻るステップである。
【0085】ステップ802において、制御回路120
はコンバータ(ブロックコンバータ103)の電源をオ
フにする。この時、コンバータ出力には、RF信号10
2をダウンコンバートした信号は出力されない。周囲に
強力な妨害波が存在すれば、コンバータとデジタル放送
受信装置100を接続するケーブルやコネクタ等から、
外部の妨害波がわずかに侵入し、デジタル放送受信装置
100の選局回路705に入力される。
【0086】ステップ803において、制御回路120
は、デジタル復調回路107の受信信号入力レベル取得
回路134により検出された受信信号入力レベル値13
2を取得する。ステップ804において、該受信信号入
力レベル値が、あらかじめ設定してある受信信号入力レ
ベル基準値以上であれば、そのチャンネルには妨害波が
存在していると判断し、ステップ805において選局回
路705に対して選局信号126を送信して別のチャン
ネルを選局する。そして再びステップ803において受
信信号入力レベル値を取得する。
【0087】その上記基準値との比較によりチャンネル
に大きな妨害波が存在しないと判断された場合は、ステ
ップ806においてコンバータ(ブロックコンバータ1
03)の電源をオンにする。この時、選局回路705に
は、ダウンコンバートされたIF信号104が入力され
る。ステップ807の推定誤り値の取得、ステップ80
8の劣化度合表示値の演算、ステップ809の劣化度合
評価値の表示は、それぞれ実施の形態4で図4のステッ
プ404、ステップ407、ステップ408の場合と同
様である。アンテナ調整モードが終了しない場合は、ス
テップ810から再びステップ807へ分岐して処理を
行なう。
【0088】以上のように、本実施の形態の妨害波測定
方法によれば、デジタル放送受信装置やデジタル放送受
信ボードで受信するIF信号の特定のチャンネルに妨害
波が含まれていることを検出することができる。これに
より、例えばパラボラアンテナに一体化されているブロ
ックコンバータやデジタル放送受信装置の近辺で、IF
信号の周波数と重なる周波数帯域を使用する無線通信機
器が使用されている場合に、受信チャンネルをIF信号
に妨害が含まれないチャンネル(トランスポンダ)に変
更し、妨害が含まれないチャンネルで推定誤り等の測定
を行なうことが可能なデジタル放送受信装置を提供可能
となる。
【0089】なお、上記妨害波測定方法は例えばマイク
ロプロセッサなどを中心とした制御回路においてソフト
ウェアとして実行されるものであるが、電子回路などの
ハードウェアやDNAコンピュータなどの化学的または
生物的情報処理手段によって実行してもよい。
【0090】(実施の形態7)図9は本発明の実施の形
態7の受信信号品質劣化度合測定方法を示すフローチャ
ートである。図9において、901は一連の手続きを開
始するステップ、902はデジタル復調を開始するステ
ップ、903は妨害波を検出するステップ、904は妨
害波の有無によって分岐するステップ、905は選局チ
ャネルを変更するステップ、906は推定誤り値を取得
するステップ、907は劣化度合評価値を演算するステ
ップ、908は劣化度合評価値を表示するステップ90
9はアンテナ調整ループを終了するステップ、910は
元の処理に戻るステップである。
【0091】以下図9に従って説明する。
【0092】ステップ902において、制御回路120
はデジタル復調回路107に復調動作を開始させる。ス
テップ903において、制御回路120は、選局されて
いるチャンネルの妨害波の有無を検出する。妨害波の検
出方法は、例えば実施の形態5や実施の形態6に記載の
方法を用いることが出来る。ステップ906の推定誤り
値の取得、ステップ907の劣化度合表示値の演算、ス
テップ908の劣化度合評価値の表示は、それぞれ実施
の形態4で図4のステップ404、ステップ407、ス
テップ408の場合と同様である。
【0093】アンテナ調整モードが終了しない場合は、
ステップ909から再びステップ906へ分岐して処理
を行なう。
【0094】以上のように、本実施の形態の受信信号品
質劣化度合測定方法によれば、デジタル放送受信装置や
デジタル放送受信ボードで受信するIF信号の特定のチ
ャンネルに妨害波が含まれていることを検出し、妨害波
の無いチャンネルに自動的に切替えて、妨害が含まれな
いチャンネルで推定誤り等の測定を行なうことが可能な
デジタル放送受信装置を提供可能となる。
【0095】なお、上記妨害波測定方法は例えばマイク
ロプロセッサなどを中心とした制御回路においてソフト
ウェアとして実行されるものであるが、電子回路などの
ハードウェアやDNAコンピュータなどの化学的または
生物的情報処理手段によって実行してもよい。
【0096】(実施の形態8)図10は本発明の実施の
形態8の受信信号品質劣化度合測定方法を示すフローチ
ャートである。図8において、1001は一連の手続き
を開始するステップ、1002は機種識別名称を取得す
るステップ、1003は該機種識別名称に対応するチャ
ンネルをテーブルから読み出すステップ、1004は該
読み出したチャンネルを選局するステップである。
【0097】以下図10に従って説明する。
【0098】ステップ1002において、制御回路12
0はデジタル放送受信装置と対にして通信を行なう携帯
電話の機種を識別する名称を取得する。機種識別名称
は、例えば装置使用者がテレビ画面に表示されるGUI
を見ながらリモコンを使用して入力することができる。
ステップ1003において、制御回路120は、機種識
別名称に対応するチャンネルをテーブルから読み出す。
テーブルには、様々な携帯電話やPHSの機種がそれぞ
れ使用する周波数帯域を避けて受信信号品質劣化状況を
測定可能なチャンネルが、あらかじめ記憶されている。
これらの対応を示すテーブルは、衛星からデータとして
あらかじめダウンロードしておいてもよいし、デジタル
放送受信装置の製造時にあらかじめ記憶させておいても
よい。
【0099】ステップ1004において、制御回路12
0は、該テーブルから読み出したチャンネルを選局する
よう選局回路を制御する。
【0100】ステップ1005,1006,1007に
おける処理は、それぞれ実施の形態4の図4におけるス
テップ404,407,408の場合と同様である。
【0101】アンテナ調整モードが終了しない場合は、
ステップ1008から再びステップ1005へ分岐して
処理を行なう。
【0102】以上のように、本実施の形態の受信信号品
質劣化度合測定方法によれば、携帯電話等がデジタル放
送受信装置やデジタル放送受信ボードで受信するIF信
号のチャンネルに及ぼす妨害波が無いチャンネルに自動
的に切替えて、妨害が含まれないチャンネルで推定誤り
等の測定を行なうことが可能なデジタル放送受信装置を
提供可能となる。
【0103】なお、上記妨害波測定方法は例えばマイク
ロプロセッサなどを中心とした制御回路においてソフト
ウェアとして実行されるものであるが、電子回路などの
ハードウェアやDNAコンピュータなどの化学的または
生物的情報処理手段によって実行してもよい。
【0104】(実施の形態9)図11は本発明の実施の
形態8の受信信号品質劣化度合測定方法を示すフローチ
ャートである。図11において、1101は一連の手続
きを開始するステップである。
【0105】以下図11に従って説明する。
【0106】ステップ1102において、制御回路12
0はデジタル放送受信装置と対にして通信を行なう一般
的に使用されている携帯電話やPHSが使用する周波数
帯域を避けて受信信号品質劣化状況を測定可能なチャン
ネルを記憶回路から読み出す。ステップ1103におい
て、制御回路120は、上記読み出したチャンネルを選
局するよう選局回路を制御する。ステップ1104,1
105,1106における処理は、それぞれ実施の形態
4の図4におけるステップ404,407,408の場
合と同様である。アンテナ調整モードが終了しない場合
は、ステップ1107から再びステップ1104へ分岐
して処理を行なう。
【0107】以上のように、本実施の形態の受信信号品
質劣化度合測定方法によれば、携帯電話等がデジタル放
送受信装置やデジタル放送受信ボードで受信するIF信
号のチャンネルに及ぼす妨害波が無いチャンネルに自動
的に切替えて、妨害が含まれないチャンネルで推定誤り
等の測定を行なうことが可能なデジタル放送受信装置を
提供可能となる。
【0108】なお、上記妨害波測定方法は例えばマイク
ロプロセッサなどを中心とした制御回路においてソフト
ウェアとして実行されるものであるが、電子回路などの
ハードウェアやDNAコンピュータなどの化学的または
生物的情報処理手段によって実行してもよい。
【0109】(実施の形態10)図12は本発明の実施
の形態10を示しており、本発明のデジタル放送受信装
置を含むブロック図である。図12において、100〜
117,120〜131は図1の場合と同様である。1
228は、データ放送データである。
【0110】以下、図12に従って説明する。
【0111】実施の形態1の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送を受信し、映像信
号はテレビ113に、音声信号はスピーカ117に出力
される。また、実施の形態1の場合と同様にして、推定
誤り値を求める。
【0112】一方、デジタル放送受信装置の使用者は、
通信対象となる携帯電話125の番号をデジタル放送受
信装置に入力し、任意波形送受信回路122は、該携帯
電話125に対して発信し、接続を確保する。
【0113】制御回路120は、推定誤り値131に応
じて、携帯電話から人間が聴く事が出来る音声情報を発
生する。例えば、推定誤り値に応じて、音声の周波数が
変化する様にする。さらに、制御回路120は、該発生
した音声情報を、任意波形送受信回路122に転送す
る。
【0114】このように、本実施の形態のデジタル放送
受信装置によれば、装置使用者は携帯電話から受信信号
品質劣化度合に応じた音声を聴くことができる。これに
より、室内にテレビやデジタル放送受信装置があり、屋
外に設置するパラボラアンテナの向きを調整しなければ
ならない場合に、装置使用者は屋外に居て携帯電話の音
声を聴きながらアンテナの向きを調整することが可能と
なる。従って、本実施の形態のデジタル放送受信装置に
よれば、アンテナ調整用の高価な測定器等を使用せず
に、最適な向きに簡単にアンテナを設定することが可能
なデジタル放送受信装置を提供可能となる。
【0115】また、本実施の形態のデジタル放送受信装
置によれば、デジタル放送受信装置100で受信した情
報や、デジタル放送受信装置100の動作状態を遠隔地
に居るユーザに伝達することが出来る。以下、このよう
な例について説明する。
【0116】実施の形態1の場合と同様に、例えば人工
衛星を利用した衛星テレビジョン放送信号を受信し、選
局回路105によって受信するチャンネル(トランスポ
ンダ)を選択し、デジタル復調回路107によって、デ
ジタルデータ108に復調する。
【0117】データ分離回路109において、デジタル
データ108からデータ放送データ1228を分離し、
制御回路120に転送する。制御回路120は、該デー
タ放送データ1228を、画像情報や音声情報、あるい
はGUIとして使用できる形式に変換、またはソフトウェ
アとして実行する。図12では省略してあるが、制御回
路120で作成されたこれらの画像や音声は、それぞれ
映像信号112や音声信号116に多重される。
【0118】一方、制御回路120は、上記データ放送
データから得た音声情報を、任意波形送受信回路122
に転送する。任意波形送受信回路が出力した音声信号
は、公衆電話回線124を経由して携帯電話125に転
送される。
【0119】以上の構成により、本実施の形態のデジタ
ル放送受信装置では、衛星から受信したデータ放送デー
タに応じた音声を、遠隔地に居るユーザの携帯電話に送
信することができる。
【0120】本実施の形態のデジタル放送受信装置によ
れば、この他に、 (1)番組の放送時間が変更されたことを携帯電話に音声
や電子メールで伝える。
【0121】(2)メールが受信されたことを携帯電話に
音声や電子メールで伝える。
【0122】(3)あらかじめ設定した時刻にアラームと
して携帯電話に発信する。
【0123】(4)衛星からデータ放送データを受信し、
それを携帯電話内蔵のブラウザで閲覧可能な形式に変換
して携帯電話に送信する。
【0124】(5)衛星で受信した音声放送データを圧縮
して携帯電話に伝送し、携帯電話に接続した音声復号装
置で再生する。
【0125】(6)衛星からダウンロードした音声を、指
定時刻に携帯電話に送信する。
【0126】(7)番組の予約録画が正しく行われたかど
うかを携帯電話に送信する。
【0127】などの応用が同様の構成で可能となる。
【0128】以上のように、本実施の形態のデジタル放
送受信装置によれば、デジタル放送受信装置100で受
信した情報や、デジタル放送受信装置100の動作状態
を遠隔地に居るユーザに伝達することが可能となる。
【0129】本実施の形態では、携帯電話に対して音声
を送信しているが、PHSや衛星携帯電話に転送しても
よい。また、本実施の携帯ではデジタル衛星放送を受信
する場合について述べているが、デジタル地上波放送や
デジタルCATV放送でもよく、同様の構成で実施できる。
【0130】なお、本実施の形態では、図12の各回路
は別々の回路として記載してあるが、これらの内の複数
が単一の半導体チップに搭載されてもよい。また、これ
らの回路と同等の機能をソフトウェア処理や、化学的反
応、生物的反応によって実現してもよい。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
放送受信装置によれば、衛星放送受信用のパラボラアン
テナで受信した信号の受信信号品質劣化度合を、屋外に
おいて携帯電話で聴くことが可能となる。また、本発明
のデジタル放送受信装置で実行する本発明の妨害波測定
方法によれば、デジタル放送受信装置やデジタル放送受
信ボードで受信するIF信号の特定のチャンネルに妨害
波が含まれていることを検出することができる。また、
本発明のデジタル放送受信装置で実行する本発明の受信
信号品質劣化度合測定方法によれば、デジタル放送受信
装置やデジタル放送受信ボードで受信するIFの特定の
チャンネルに含まれている妨害波を自動的に検出し、妨
害波の無いチャンネルに自動的に切替え、妨害が含まれ
ないチャンネルで受信信号品質劣化度合の測定を行なう
ことが可能となる。また、本実施の形態のデジタル放送
受信装置によれば、デジタル放送受信装置で受信したデ
ータ放送データや、デジタル放送受信装置の動作状態を
携帯電話に送信することが可能となる。
【0132】以上のように、本発明は、デジタル放送受
信装置で衛星から受信した情報や、デジタル放送受信装
置の動作状態、アンテナの向きによる受信信号の変化な
どを遠隔地に居るユーザに伝達することが可能なデジタ
ル放送受信装置を安価に提供することできる極めて有効
な技術である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態2によるデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施の形態3によるデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の実施の形態4による送受信方法を示し
たフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態5によるデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の実施の形態5による妨害波測定方法を
示したフローチャート。
【図7】本発明の実施の形態6によるデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の実施の形態6による妨害波測定方法を
示したフローチャート。
【図9】本発明の実施の形態7による受信信号品質劣化
度合測定方法を示したフローチャート。
【図10】本発明の実施の形態8による受信信号品質劣
化度合測定方法を示したフローチャート。
【図11】本発明の実施の形態9による受信信号品質劣
化度合測定方法を示したフローチャート。
【図12】本発明の実施の形態10によるデジタル放送
受信装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
100…デジタル放送受信装置、101…アンテナ、1
02…RF信号、103…ブロックコンバータ、104
…IF信号、105…選局回路、107…デジタル復調
回路、109…データ分離回路、111…映像復号回
路、113…テレビ、115…音声復号回路、117…
スピーカ、118…音声情報記憶回路、120…制御回
路、122…任意波形送受信回路、124…公衆電話回
線、125…携帯電話、133…推定誤り測定回路、1
34…受信信号入力レベル取得回路、322…送受信回
路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/20 630 H04N 7/20 630

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調するとともに、該選択さ
    れた信号の受信信号品質劣化度合を出力する復調手段
    と、音声情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、電話
    回線に対して任意波形出力可能な送受信手段と、上記任
    意波形出力可能な送受信手段と対にして通信を行なうべ
    き他方の送受信装置に対して発呼し、通信経路を確保す
    る発信手段を備え、上記制御手段は、上記送受信手段と
    対にして通信を行なうべき他方の送受信装置において音
    声として再生されるべく形成された音声情報を、上記受
    信信号品質劣化度合に応じて上記記憶手段から読み出
    し、任意波形出力可能な送受信手段へ転送することを特
    徴とした受信装置。
  2. 【請求項2】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調するとともに、該選択さ
    れた信号の受信信号品質劣化度合を出力する復調手段
    と、データを記憶する記憶手段と、制御手段と、電話回
    線に対してデータを変調して出力可能な送受信手段と、
    上記送受信手段と対にして通信を行なうべき他方の送受
    信装置に対して発呼し、通信経路を確保する発信手段を
    備え、上記制御手段は、上記送受信手段と対にして通信
    を行なうべき他方の送受信装置において文字図形が表示
    されるべく形成された文字図形情報を、上記受信信号品
    質劣化度合に応じて生成し、送受信手段へ転送すること
    を特徴とした受信装置。
  3. 【請求項3】任意波形出力可能な送受信手段と対にして
    通信を行なうべき他方の送受信装置に対して発呼し通信
    経路を確保するステップと、デジタルデータ復調手段か
    ら、受信する信号の受信信号品質劣化度合を取り込むス
    テップと、該受信信号品質劣化度合に応じた音声情報デ
    ータを発生するステップと、該音声情報データを、電話
    回線に対して任意波形出力可能な送受信手段に転送する
    ステップを有することを特徴とした送受信方法。
  4. 【請求項4】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調するとともに、該選択さ
    れた信号の受信信号レベルに応じた制御信号を出力する
    復調手段と、音声情報を記憶する記憶手段と、制御手段
    と、電話回線に対して任意波形出力可能な送受信手段
    と、上記任意波形出力可能な送受信手段と対にして通信
    を行なうべき他方の送受信装置に対して発呼し、通信経
    路を確保する発信手段を備え、上記制御手段は、上記送
    受信手段と対にして通信を行なうべき他方の送受信装置
    において音声として再生されるべく形成された音声情報
    を、上記受信信号レベルに応じた制御信号に応じて上記
    記憶手段から読み出し、任意波形出力可能な送受信手段
    へ転送することを特徴とした受信装置。
  5. 【請求項5】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調するとともに、該選択さ
    れた信号の受信信号レベルに応じた制御信号を出力する
    復調手段と、データを記憶する記憶手段と、制御手段
    と、電話回線に対してデータを変調して出力可能な送受
    信手段と、上記送受信手段と対にして通信を行なうべき
    他方の送受信装置に対して発呼し、通信経路を確保する
    発信手段を備え、上記制御手段は、上記送受信手段と対
    にして通信を行なうべき他方の送受信装置において文字
    図形が表示されるべく形成された文字図形情報を、上記
    受信信号レベルに応じた制御信号に応じて生成し、送受
    信手段へ転送することを特徴とした受信装置。
  6. 【請求項6】任意波形出力可能な送受信手段と対にして
    通信を行なうべき他方の送受信装置に対して発呼し通信
    経路を確保するステップと、デジタルデータ復調手段か
    ら、受信する信号の受信信号レベルに応じた制御信号を
    取り込むステップと、該受信信号品質劣化度合に応じた
    音声情報データを発生するステップと、該音声情報デー
    タを、電話回線に対して任意波形出力可能な送受信手段
    に転送するステップを有することを特徴とした、送受信
    方法。
  7. 【請求項7】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調する復調手段と、該選択
    された信号の大きさを検出するレベル検出手段と、該選
    択された信号の推定誤りを検出する推定誤り検出手段
    と、制御手段と、を備え、上記制御手段は、上記レベル
    検出手段の出力値と誤り検出手段の出力値の両方の大き
    さから受信信号に含まれる妨害波成分の大きさを求める
    ことを特徴とした受信装置。
  8. 【請求項8】複数の信号が多重された受信信号から任意
    のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択され
    た信号をデジタルデータに復調する復調手段と、該選択
    された信号の大きさを検出するレベル検出手段と、該選
    択された信号の推定誤りを検出する推定誤り検出手段
    と、制御手段と、を備え、上記選局手段は、ブロックコ
    ンバータに対して供給する電源電圧を制御可能な選局手
    段であり、上記制御手段は、上記選局手段がブロックコ
    ンバータに供給する電源を切断した状態における上記レ
    ベル検出手段の出力値によって受信信号に含まれる妨害
    波成分の大きさを測定することを特徴とした受信装置。
  9. 【請求項9】請求項1から5のいずれか1項に記載の受
    信装置において、前記制御手段は請求項7もしくは請求
    項8記載の受信装置で測定した任意のチャンネルの妨害
    波の大きさに応じて、受信信号状態測定に使用するチャ
    ンネルを決定することを特徴とした、受信装置。
  10. 【請求項10】装置外部から情報を入力する外部入力手
    段を有する、請求項1もしくは請求項2もしくは請求項
    4もしくは請求項5記載の受信装置において、前記制御
    手段は、前記送受信手段と対になって通信すべき他方の
    送受信装置の機種識別名称を前記外部入力手段によって
    読み込み、前記記憶手段にあらかじめ記憶させてある、
    機種識別名称と受信信号品質劣化度合測定に使用するチ
    ャンネルの対応を表わす機種チャンネル対応情報に応じ
    て、受信信号の誤り測定に使用するチャンネルを決定
    し、該決定されたチャンネルを前記選局手段を用いて選
    局した状態で受信信号品質劣化度合測定を行なうことを
    特徴とした受信装置。
  11. 【請求項11】請求項1から5のいずれか1項に記載の
    受信装置において、前記制御手段は、あらかじめ設定し
    てある特定の測定用チャンネルを前記選局手段によって
    選択した状態で受信信号状態測定を行なうことを特徴と
    した受信装置。
  12. 【請求項12】複数の信号が多重された受信信号から任
    意のチャンネルの信号を選択する選局手段と、該選択さ
    れた信号をデジタルデータに復調する復調手段と、該デ
    ジタルデータから任意のデジタルデータを選択抽出する
    データ分離手段と、制御手段と、装置外部から情報を入
    力する外部入力手段と、映像復号手段と、音声復号手段
    と、該制御手段からの制御により、電話回線に対して任
    意波形出力可能な送受信手段とを有することを特徴とし
    た受信装置。
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