JP5327352B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報をスケジュール情報として設定する携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、デジタルテレビ放送受信チューナ付き携帯電話装置が普及してきており、携帯画面でテレビ視聴することができるほか、テレビ放送を録画する機能もあり、録画内容を再生視聴することができるようになっている(特許文献1参照)。
このような携帯電話装置では、テレビ番組の録画を予約する録画予約機能を備えたものも製品化され始めている。この録画予約機能では、テレビ番組の予約情報をスケジュール情報として設定するようにしている。すなわち、携帯電話装置には、予め設定されたスケジュール情報に基づいてその予約日時に達したかを検出するスケジュール管理機能が備えられているが、このスケジュール管理機能を利用して、テレビ番組の予約情報を管理するようにしている。この場合、内蔵時計の計時日時と予約日時とを比較することによって予約日時に達したか否かを検出するようにしているが、内蔵時計は、常に正確であるとは限らず、内蔵時計が不正確であると、テレビ録画の開始に影響し、録画が早過ぎるときには、電力、メモリを無駄に使ってしまい、逆に、録画が遅過ぎるときには、録画漏れが生じてしまう。
そこで、従来では、テレビ放送に含まれている日時情報に基づいて内蔵時計を高精度日時に自動修正する技術が知られている(特許文献2参照)。この場合、自動修正を有効とするか否かをユーザ操作によって任意に選択できるようにしている。
特開2002−247490号公報 特開2001−91680号公報
上述した特許文献2の技術のように、自動修正を有効とするか否かを任意に選択可能としたのは、正確な日時を敢えて嫌う人に対する配慮でもあり、例えば、5分早めに出掛ける、起きるなど、正確な日時に対して少し早目の日時をわざと設定して利用する人も多く、そのような人達の要望に応えるためであるが、内蔵時計が不正確であっても、目覚まし用などに利用する限りでは問題はないが、テレビ放送の録画予約の場合には、録画が早過ぎること、遅過ぎることによる弊害を生じる。
この発明の課題は、計時日時が不正確であっても、その不正確さを起因として番組予約実行時に生じる悪影響を防止できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、内部で計時された内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時の間近であれば、外部から取得した外部取得日時と当該内部計時日時との差分値を求めて一時記憶するほか、この外部取得日時に基づいて内部計時日時を高精度日時に修正する第1の修正手段と、この第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時に達した際に、その予約内容を実行するスケジュール実行手段と、このスケジュール実行手段による放送番組の予約実行後に、前記一時記憶されている差分値を読み出し、前記高精度な内部計時日時を当該差分値に基づいて再修正する第2の修正手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項5記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は、前記第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約終了日時に達した際に、前記第2の修正手段は、前記一時記憶されている差分値に基づいて当該内部計時日時を再修正するようにしてもよい(請求項2記載の発明)。
請求項3記載の発明(第2の発明)は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、第1の内部計時日時を計時する第1の計時手段と、外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正された第2の内部計時日時を計時する第2の計時手段と、前記スケジュール情報を検索する際に、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較してスケジュール管理を行うスケジュール管理手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項3記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項6記載の発明)。
なお、上述した請求項3記載の発明は、前記第1の内部計時日時を外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードを任意に選択する選択手段を設け、前記自動補正モードが選択されていない場合に、前記スケジュール管理手段は、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
第1の発明は、放送番組の予約開始日時の間近に計時日時を高精度日時に一時的に修正することができ、計時日時の不正確さを起因として番組予約実行時に生じる悪影響を防止することが可能となる。
第2の発明は、番組予約のスケジュール情報に対しては、それ以外のスケジュール情報とは区別して高精度な計時日時によってその予約内容を実行することができ、計時日時の不正確さを起因として番組予約実行時に生じる悪影響を防止することが可能となる。
携帯端末装置として適用したテレビ受信機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 スケジュール表SDを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図3に続く、フローチャート。 図3に続く、フローチャート。 図5に続く、フローチャート。 第2実施例において、2つの内蔵時計であるRTC15A、RTC15Bを示した図。 第2実施例における特徴的な動作を示し、上述した第1実施例に示した図6に代わるフローチャート。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置としてテレビ受信機能付きの携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、このテレビ受信機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、デジタルテレビ放送を受信するテレビ(TV)受信機能、受信したTV放送を録画する録画機能(録画予約機能を含む)、録画内容を再生出力する再生機能、予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能などが備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部2は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されており、また、そのデータ領域には、後述するスケジュール表SDなどが格納されている。外部記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、録画コンテンツなど、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリであり、後述する時計モードフラグMF、直前修正フラグAFなどがセットされる。なお、メモリ4内の各種のデータは、必要に応じて記憶部2にセーブされる。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部6を介して受話スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、送話マイク8から入力された音声データを音響制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから発信出力させる。一方、インターネット接続機能などによって電話通信部5を介して受信取得した映像コンテンツは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などのメイン表示部10に与えられて表示出力される。サブ表示部11は現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。
メイン表示部10は、TV放送を高画質に表示可能なLCD(液晶表示装置)などであり、キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、TVオン/オフキー、録画開始/停止キーなどが設けられており、CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。TV放送受信部13は、携帯電話などの地上波デジタルTV放送を受信するもので、TV映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能となっており、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データに分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有するもので、TV映像データ及び文字データなどは、メイン表示部10から表示出力され、また、TV音声データは、サウンドスピーカ14から出力される。
RTC(リアルタイムクロックモジュール)15は、内蔵されている時計部(内蔵時計)を構成するもので、CPU1は、TV放送受信部13から取得した放送データに含まれている正確な日時データに基づいてRTC15の計時日時を自動修正するようにしている。すなわち、地上波デジタルTVの放送信号内には高精度日時(日本標準日時)が含まれており、CPU1は、このTV放送信号から高精度日時を取得してRTC15の計時日時(年月日時分秒)を自動修正するようにしている。この場合、上述の時計モードフラグMFを参照し、“自動補正モード”にセットされていることを条件に、CPU1は、定期的(例えば、毎正時)にTV放送受信部13を起動(オン)させることによってTV放送信号から高精度日時を取得し、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を自動修正する。例えば、RTC15の計時日時を高精度日時に書き換えることによってその自動修正を行うようにしている。
このような自動修正を有効とするか否かは、ユーザ操作によって何時でも自由に選択可能であり、CPU1は、キー操作部12から自動修正の有効が指示された際に、時計モードフラグMFを“自動補正モード”にセットするようにしている。時計モードフラグMFは、現在セットされている時計モードの種類を示すもので、そのオン/オフによって“自動補正モード”と“手動補正モード”との切り替えを指定するフラグであり、それが“1”のときには、“自動補正モード”を示し、“0”のときには“手動補正モード”を示している。“手動補正モード”は、RTC15の計時日時を任意に手動修正するためのデータが入力された際に、この入力データに基づいてその計時日時(年月日時分秒)を手動修正する動作モードであり、例えば、RTC15の計時日時を入力日時に書き換えることでその手動修正を行う。なお、日時データを入力する場合に限らず、例えば、5分、10分などのように修正時間を入力するようにしてもよい。
図2は、スケジュール表SDを説明するための図である。
スケジュール表SDは、スケジュール管理機能を構成するもので、キー操作部12から任意に入力されたスケジュール情報あるいは外部記録メディア3を介して入力されたスケジュール情報を記憶管理する。すなわち、スケジュール表SDは、スケジュール毎にその「開始日時」、「終了日時」、「種別」、「予定内容」、‥‥、の各項目を記憶する構成となっている。そして、このスケジュール表SDは、会議、出張などのスケジュールのほか、TV放送の番組予約に関する情報をスケジュール情報として設定可能となっており、スケジュール管理機能を利用して、TV番組の予約情報も管理可能となっている。
「種別」は、スケジュール情報の種類として、TV放送の番組予約に関するスケジュール情報かそれ以外のスケジュール情報かを示すもので、「TV」は、TV放送の番組予約に関するスケジュール情報(TV種のスケジュール情報)を示し、「メモ」は、会議、出張、打合わせ、などTVスケジュール以外のスケジュール情報(メモ種のスケジュール情報)を示している。このメモ種のスケジュール情報において、「開始日時」、「終了日時」は、行動予定の開始・終了日時を示し、「予定内容」は、コメントメッセージを示しているが、TV種のスケジュール情報において、「開始日時」、「終了日時」は、予約番組の放送開始日時・終了日時を示し、「予約内容」は、チャンネル情報を示している。
このスケジュール表SDにTV種のスケジュール情報を設定する際、つまり、TV放送の録画予約時に、CPU1は、時計モードフラグMFを参照し、自動補正モードが選択されていない場合(手動補正モードが選択されている場合)には、その旨の警告を表示するようにしている。この場合、RTC15の計時日時とTV放送信号から取得した高精度日時との差分を算出し、この差分値を表示して警告を行う。この警告表示を確認したユーザは、その対処法として、手動補正モードから自動補正モードへの切り替えを指示するほか、予約開始の直前においてRTC15の計時日時を一時的に自動修正する直前修正などを指示するようにしている。ここで、直前修正が指示されると、上述した直前修正フラグAFがセットされる。
この直前修正がユーザ指示された際に、CPU1は、RTC15の計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し、何れかの録画予約の開始間近であれば、RTC15の計時日時とTV放送信号から取得した高精度日時との差分を求めて一時記憶すると共に、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を一時修正したのち、この録画予約の終了時に当該差分値に基づいてRTC15の計時日時を再修正するようにしている。すなわち、録画予約の開始間近にRTC15の計時日時を一時的に高精度日時に修正するが、その予約終了時には、直前修正を施す前の元の状態に戻すようにしている。
また、CPU1は、RTC15の計時日時に基づいて定期的(例えば、毎正分)にスケジュール表SDを検索し、その「開始日時」に到達したスケジュールが有れば、メモ種のスケジュールかTV種のスケジュールであるかを判別し、メモ種のスケジュールであれば、アラーム報知を行い、TV種のスケジュールであれば、予約番組の録画を開始し、また、TV種の「終了日時」に達したことを検出した際には、予約番組の録画を終了するようにしている。なお、録画内容は、記憶部2あるいは外部記録メディア3に録画ファイルとして格納される。
次に、この第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図3〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図3〜図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電話通信部5を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる(ステップS1)。この状態において、電話/メール着信有りを検出すると(ステップS2でYES)、着信メロディなどを発生出力させる着信報知を行うと共に、電話あるいはメールの着信処理を実行する(ステップS3)。また、この待受状態において、何らかの操作が行われると(ステップS4でYES)、それはTV起動を指示するTVオン操作か(ステップS5)、モード操作かを調べる(ステップS14)。
いま、モード操作が行われたときには(ステップS14でYES)、時計モードの切り替えを指示するモード操作であるかを判別し(ステップS15)、それ以外のモード操作であれば、当該操作に対応する処理として、動作モードの切り替え処理などを実行するが(ステップS16)、時計モードの切り替えが指示されたときには(ステップS15でYES)、時計モードの各選択候補を一覧表示させる(ステップS17)。ここで、選択された時計モードは、“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別し(ステップS18)、“自動補正モード”が選択されたときには、時計モードフラグMFに“1”をセットして“自動補正モード”に設定する(ステップS19)。
また、時計モードとして“手動補正モード”が選択されたときには(ステップS18でNO)、時計モードフラグMFに“0”をセットして“手動補正モード”に設定すると共に(ステップS20)、この“手動補正モード”下において、CPU1は、ユーザ操作によって任意に入力された修正データを取り込み(ステップS21)、この入力データに基づいてRTC15の計時日時を手動修正する(ステップS22)。
一方、TVオン操作が行われたときには(ステップS5でYES)、TV放送受信部13をオンさせて受信動作を開始させると共に(ステップS6)、この放送受信内容を映像表示及び音声出力させる(ステップS7)。そして、このTV放送の受信出力中にユーザから何らかの指示が受け取ると(ステップS8でYES)、それはチャンネル切り替え操作か(ステップS9)、番組録画の予約操作か(ステップS11)、TVオフ操作かを調べ(ステップS12)、それ以外の操作であれば(ステップS12でNO)、操作対応処理として、音量調整処理などを実行する(ステップS13)。また、TVオフ操作であれば(ステップS12でYES)、TV放送受信部13の動作を停止させたのち、待受状態に戻る(ステップS1)。いま、チャンネル切り替え操作が行われた場合には(ステップS9でYES)、それに応じてチャンネル変更を行い(ステップS10)、また、番組録画の予約操作であれば(ステップS11でYES)、図4のフロー(録画予約処理)に移る。
先ず、CPU1は、TV放送受信部13を介して電子番組表を受信取得したのち(ステップS23)、受信した電子番組表をメイン表示部10から出力させる(ステップS24)。この番組表の中から予約対象の番組がユーザ操作によって任意に選択されて(ステップS25)、それを確定する決定操作が行われると(ステップS26でYES)、この選択番組の開始日時、終了日時、チャンネル情報を電子番組表からそれぞれ取得し(ステップS27)、これらを含むスケジュール情報を新規生成してスケジュール表SDに設定する(ステップS28)。この場合、スケジュール情報の「開始日時」、「終了日時」、「予約内容」には、選択番組の“開始日時”、“終了日時”、“チャンネル情報”がセットされる。そして、当該スケジュール情報の「種別」に“TV”をセットする(ステップS29)。
そして、CPU1は、時計モードフラグMFを参照し、現在設定されている時計モードは、“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別し(ステップS30)、“自動補正モード”が設定されていれば、つまり、毎正時にRTC15の計時日時が正確な日時に自動修正されていれば、図3のステップS7に戻るが、“手動補正モード”が設定されていれば、つまり、RTC15が不正確な日時の可能性があれば(ステップS30でNO)、このTV放送信号から高精度日時を取得すると共に(ステップS31)、この高精度日時とRTC15の計時日時との差分を算出し(ステップS32)、この差分値を遅れ時間あるいは進み時間として表示警告する(ステップS33)。
例えば、TV放送信号から取得した高精度日時が“〜時10分20秒”で、計時日時が“〜時20分30秒”であれば、その差分値は、“+10分10秒”となり、進み過ぎていることが分かり、また、高精度日時が“〜時10分20秒”で、計時日時が“〜時05分20秒”であれば、その差分値は、“−05分00秒”となり、遅れ過ぎていることが分かる。そして、この警告に対する対処法を任意に選択すべきことを指示する選択メッセージと共に、その選択方法を一覧表示させる(ステップS34)。この選択画面には、「1:そのまま決定」、「2:日時直前修正」、「3:時計モード変更」の各選択項目が表示される。
この選択画面の中から任意の項目が選択指定された場合に、それが「1:そのまま決定」であれば(ステップS37でNO)、図3のステップS7に戻るが、「3:時計モード変更」が選択されたときには(ステップS35でYES)、時計モードフラグMFの内容を書き換え、“手動補正モード”から“自動補正モード”に切り替える(ステップS36)。また、「2:日時直前修正」が選択されたときには(ステップS37でYES)、直前修正フラグAFをセットする(ステップS38)。その後、図3のステップS7に戻る。
他方、TVオフ状態において、操作無しの検出タイミングでは(図3のステップS4でNO)、図5のフローに移り、RTC(内蔵時計)15の計時日時は、“正時”(‥‥時00分00秒)に達したかを判別する(ステップS39)。ここで、“正時”のタイミングでは、時計モードフラグMFを参照し、現在の時計モードは“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別し(ステップS40)、“自動補正モード”であれば、内蔵時計の自動修正を行う。すなわち、CPU1は、TV放送受信部13をオンさせて(ステップS41)、TV放送信号から高精度日時を取得し(ステップS42)、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を修正する(ステップS43)。この場合、RTC15の計時日時を高精度日時に置き換えることによって自動修正が行われる。そして、TV放送受信部13をオフさせたのち(ステップS44)、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。以下、“自動補正モード”では、“正時”ごとに上述の動作が実行される結果、1時間毎に計時日時が自動修正される。
また、現在の時計モードが“手動補正モード”であれば(ステップS40でNO)、直前修正フラグAFのセット有無を調べ(ステップS45)、それがリセットされていれば、この時点で最初の待受状態に戻るが(図3のステップS1)、修正フラグAFがセットされていれば、RTC15の計時日時に基づいてスケジュール表SDを参照し、開始間近の録画予約があるか、つまり、1時間〜2時間以内に録画開始される予約の有無をチェックする(ステップS46)。この場合、スケジュール表SDの「種別」を参照し、TV種のスケジュール情報であれば、その「開始日時」と計時日時とを比較することによって1時間〜2時間以内の録画予約であるかを調べ、該当する予約がなければ(ステップS46でNO)、この時点で待受状態に戻る(図3のステップS1)。
例えば、TV種のスケジュール情報の「開始日時」として、「‥‥20日12時00分」が設定されている状態において、計時日時が「‥‥20日10時15分30秒」であれば、1時間〜2時間以内の録画予約に該当するため(ステップS46でYES)、TV放送受信部13をオンさせて(ステップS47)、TV放送信号から高精度日時を取得すると共に(ステップS48)、この高精度日時とRTC15の計時日時との差分を求めてメモリ4内に退避記憶しておく(ステップS49)。そして、上述の場合と同様に、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を修正したのち(ステップS43)、TV放送受信部13をオフさせる(ステップS44)。
また、“正時”のタイミングでなければ(ステップS39でNO)、図6のフローに移り、内蔵時計(RTC15)の計時日時は、“正分”(‥‥分00秒)であるかを判別し(ステップS50)、“正分”でなければ、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、“正分”であれば、この計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し(ステップS51)、「開始日時」が計時日時に一致するスケジュールが存在するかを調べる(ステップS52)。この場合、直前修正フラグAFがセットされていれば、計時日時は高精度日時に修正されているので、この高精度日時に基づいてスケジュール表SDの検索が行われる。その結果、該当するスケジュールがあれば(ステップS52でYES)、その「種別」はメモ種であるであるかを判別し(ステップS53)、メモ種のスケジュールであれば、通常と同様に、アラーム音などによる報知のほか(ステップS54)、そのスケジュール内容を表示出力させる(ステップS55)。
「開始日時」に達したスケジュールがTV種であれば(ステップS53でNO)、アラーム音などによる報知のほか(ステップS56)、TV放送受信部13をオンさせたのち(ステップS57)、その「予約内容」の項目からチャンネル情報を読み出し、この予約チャンネルの放送受信内容を録画する動作を開始させる(ステップS58)。なお、上述したように直前修正フラグAFがセットされていれば、計時日時は高精度日時に修正されているので、この高精度日時に基づいて録画動作が開始される。また、録画内容は、記憶部2あるいは外部記録メディア3に録画ファイルとして格納される。その後、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。
一方、「開始日時」に該当するスケジュールがなければ(ステップS52でNO)、現在録画中であるかを調べ(ステップS59)、録画中でなければ、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、録画中であれば、そのスケジュールの「終了日時」に計時日時が一致するかを調べる(ステップS60)。いま、TV種の「終了日時」に達した際には、録画動作を終了させて(ステップS61)、TV放送受信部13をオフさせる(ステップS62)。そして、直前修正フラグAFのセット有無をチェックすることによって直前修正後に開始した録画を終了させる場合かを調べる(ステップS63)。なお、直前修正フラグAFがリセットされている場合(ステップS63でNO)あるいは直前修正フラグAFがセットされていても1時間〜2時間以内に録画開始される他の予約が存在する場合には(ステップS64でYES)、この時点で待受状態に戻る(図3のステップS1)。
また、直前修正フラグAFがセットされていて(ステップS63でYES)、直前開始される他の予約がなければ(ステップS64でNO)、上述のステップS49でメモリ4内に退避記憶しておいた差分値を読み出し、この差分値に基づいてRTC15の計時日時を再修正する(ステップS65)。例えば、計時日時が“〜時10分10秒”の場合に、差分値が“+6分20秒”で進んでいたときには、再修正後の計時日時は、進んだままの日時“〜時04分10秒”となり、また、差分値が“−2分10秒”で遅れていたときには、再修正後の計時日時は、遅れたままの日時“〜時11分20秒”となる。その後、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。
以上のように、この第1実施例においては、正確な日時を敢えて嫌う人への配慮として“自動補正モード”を任意に選択可能としても、TV放送受信部13からの受信内容を録画する録画予約をスケジュール表SDに設定する際に、“自動補正モード”が選択されていなければ、その旨を警告することができるので、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があることを事前に知らせることが可能となる。すなわち、計時日時が不正確であると、TV録画の開始に影響し、録画が早過ぎるときには、電力、メモリを無駄に使ってしまい、逆に、録画が遅過ぎるときには、録画漏れが生じてしまうが、このような悪影響が起きる可能性があることをユーザに知らせることが可能となる。
CPU1は、TV放送信号から取得した高精度日時(正確な日時)とRTC15の計時日時との差分を算出し、この差分値を警告表示することにより、録画予約をスケジュール表SDに設定する際に、実際の遅れ時間あるいは進み時間を知ることができ、録画予約実行時にどの程度の悪影響を及ぼすかを知ることが可能となる。
また、警告に対する対処法を一覧表示する選択画面において、この選択画面の中から「3:時計モード変更」の項目が選択された際に、CPU1は、時計モードを“手動補正モード”から“自動補正モード”に変更することにより、予約実行前において計時日時の自動修正が可能となる。
CPU1は、開始間近の録画予約があれば、TV放送信号から取得した高精度日時とRTC15の計時日時との差分を求めてメモリ4内に退避記憶するほか、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を修正しておき、その予約の「開始日時」に録画動作を開始させたのちは、退避しておいた差分値に基づいて計時日時を再修正することにより、録画予約に応じて計時日時を一時的に自動修正することができる。
この場合、予約の「終了日時」に達した際に、録画動作を終了させると共に、メモリ4内に退避しておいた差分値に基づいてRTC15の計時日時を再修正することにより、放送番組をその最後まで正確に録画することが可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、TV放送信号から取得した高精度日時とRTC15の計時日時との差分値を警告表示するようにしたが、遅れ具合あるいは進み具合をレベル表示など、差分値の大きさに応じて警告の表示形式を変更するようにしてもよい。このように表示形式を変更することによって、遅れ具合あるいは進み具合を直感的に確認することができるようになる。
また、警告表示に限らず、サウンドスピーカ14からアラーム音あるいは音声メッセージを出力させるようにしてもよい。
また、高精度日時(正確な日時)に対して所定時間未満(例えば、3秒未満)の遅れ/進みであれば、この警告表示を省略するようにしてもよい。その際、番組の初めにコマーシャルを放送する民間放送の場合には、コマーシャルの放送時間(例えば、30秒)を考慮し、正確な日時に対して30秒以上の遅れがあることを条件に警告表示を行うようにしてもよい。また、遅れている場合と進んでいる場合とでは、悪影響を及ぼす対象が異なるため、遅れている場合には録画漏れを防ぐために警告表示を省略せず、進んでいる場合には所定時間未満の進みであることを条件に、つまり、電力、メモリ消費が多くならない程度であることを条件に、警告表示を省略するようにしてもよい。
また、放送番組の予約開始日時の間近からその予約終了日時になるまでの間、RTC15の計時日時を一時的に高精度日時に修正した場合に、その間、一時的に修正した旨をメッセージ表示などによって報知するようにしてもよい。
また、上述した第1実施例においては、予約の「終了日時」に達した際に、録画動作を終了させると共に、メモリ4内に退避しておいた差分値に基づいてRTC15の計時日時を再修正するようにしたが、この計時日時を再修正は、予約番組の「開始日時」に録画動作を開始させた直後に行うようにしてもよい。この場合、録画予約の「終了日時」を常時監視しなくても、予約番組の「開始日時」からその放送時間を考慮してその終了日時を特定するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、単一の内蔵時計を設けた場合を示したが、この第2実施例においては、2つの内蔵時計を設けた場合である。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、2つの内蔵時計であるRTC15A、RTC15Bを示した図である。
RTC15Aは、第1の内蔵時計を構成するもので、上述した第1実施例と同様に、“自動補正モード”が任意に選択されている状態において、CPU1は、定期的(例えば、毎正時)にTV放送受信部13を起動(オン)させることによってTV放送信号から高精度日時を取得し、この高精度日時に基づいてRTC15Aの計時日時の自動修正を行う。
また、RTC15Bは、第2実施例において新たに設けた第2の内蔵時計を構成するもので、“自動補正モード”が選択されているか否かに拘らず、CPU1は、定期的(例えば、毎正時)にTV放送受信部13をオンさせることによってTV放送信号から高精度日時を取得し、この高精度日時に基づいてRTC15Bの計時日時の自動修正を行うようにしている。したがって、RTC(第2時計)15Bの計時日時は、常に正確であるのに対し、RTC(第1時計)15Aの計時日時は、上述した第1実施例と同様、“自動補正モード”が解除されていれば、手動修正で正確な日時に合わせ込まない限り、不正確である可能性が高い。
CPU1は、定期的(例えば、毎正分)にスケジュール表SDを検索し、“自動補正モード”が選択されていれば、メモ種のスケジュールであるか、TV種のスケジュールであるかに拘らず、その予約日時と第1時計15Aの計時日時とを比較し、“自動補正モード”が解除されていれば、メモ種のスケジュールに対しては、その予約日時と第1時計15Aの計時日時とを比較し、TV種のスケジュールに対しては、その予約日時と第2時計15Bの計時日時とを比較してスケジュール管理を行うようにしている。
図8は、上述した第1実施例における図6に代わるフローチャートである。なお、その他の図3〜図5のフローチャートは、この第2実施例においても同様であるため、その説明は省略するものとする。
先ず、CPU1は、第1時計15Aが“正時”でない場合に(図5のステップS39でNO)、図8のフローに移り、“自動補正モード”のセット有無を調べ(ステップS71)、“自動補正モード”にセットされていれば、つまり、毎正時に第1時計15Aが正確な日時に自動修正されていれば、この第1時計15Aの計時日時は、“正分”であるかを調べる(ステップS72)。
ここで、“正分”でなければ(ステップS72でNO)、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、“正分”であれば、第1時計15Aの計時日時(高精度日時)に基づいてスケジュール表SDを検索し(ステップS73)、「開始日時」が計時日時に一致するスケジュールが存在するかを調べる(ステップS74)。その結果、該当スケジュールがあれば、その「種別」に基づいてメモ種であるかを判別し(ステップS75)、メモ種のスケジュール情報であれば、通常と同様に、アラーム音などによる報知のほか(ステップS76)、そのスケジュール内容を表示出力させる(ステップS77)。また、「開始日時」に達したスケジュールがTV種であれば(ステップS75でNO)、アラーム音などによる報知のほか、TV放送受信部13をオンさせたのち(ステップS78)、その「予約内容」の項目からチャンネル情報を読み出し、この予約チャンネルの放送受信内容を録画する動作を開始させる(ステップS79)。その後、待受状態に戻る(図3のステップS1)。
一方、“自動補正モード”がリセットされていて、RTC15Aが不正確な日時の可能性がある場合にも(ステップS71でNO)、この第1時計15Aの計時日時が“正分”となった際に(ステップS80でYES)、この計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し(ステップS81)、「開始日時」が計時日時に一致するメモ種のスケジュールが存在するかを調べ(ステップS82)、該当するスケジュールがあれば、アラーム音などによる報知のほか(ステップS76)、そのスケジュール内容を表示出力させる(ステップS77)。
また、“自動補正モード”がリセットされている状態において、第1時計15Aの計時日時が“正分”ではい場合(ステップS80でNO)あるいは「開始日時」が一致するメモ種のスケジュールが存在しない場合には(ステップS82でNO)、第2時計15Bにアクセスし、その計時日時は、“正分”であるかを調べ(ステップ83S)、“正分”でなければ、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、“正分”であれば、この計時日時(高精度日時)に基づいてスケジュール表SDを検索し(ステップS85)、「開始日時」が当該計時日時に一致するTV種のスケジュールが存在するかを調べる(ステップS85)。
その結果、該当するスケジュールがあれば、TV放送受信部13をオンさせたのち(ステップS78)、その「予約内容」の項目からチャンネル情報を読み出し、この予約チャンネルの放送受信内容を録画する動作を開始させる(ステップS79)。また、該当するスケジュールがなければ(ステップS85でNO)、「終了日時」が第2時計15Bの計時日時に一致するTV種のスケジュールが存在するかを調べ(ステップS86)、それに該当するスケジュールがあれば、録画動作を終了させると共に、TV放送受信部13をオフさせる(ステップS87)。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、メモ種のスケジュールに対しては、その予約日時と第1時計15Aの計時日時とを比較し、TV種のスケジュールに対しては、その予約日時と第2時計15Bの計時日時とを比較してスケジュール管理を行うことにより、TV種のスケジュールに対しては、それ以外のスケジュールとは区別して高精度な計時日時によってその予約内容を実行することができ、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に生じる悪影響を防止することが可能となる。
この場合、“自動補正モード”が選択されていれば、メモ種かTV種かに拘らず、その予約日時と第1時計15Aの計時日時とを比較し、また、“自動補正モード”が解除されていて“手動補正モード”が選択されていれば、メモ種のスケジュールに対してはその予約日時と第1時計15Aの計時日時とを比較し、TV種のスケジュールに対してはその予約日時と第2時計15Bの計時日時とを比較してスケジュール管理を行うことができ、TV種のスケジュールに対しては、常に正確な時計を使用することが可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、“自動補正モード”下では、メモ種かTV種かに拘らず、同一の時計を使用するようにしたが、“自動補正モード”が選択されているか否かに拘らず、メモ種のスケジュールに対しては、固定的に第1時計15Aを使用し、TV種のスケジュールに対しては、固定的に第2時計15Bを使用するようにしてもよい。この場合、CPU1は、スケジュール表SDを検索する際に、メモ種かTV種であるかを判別し、メモ種のスケジュールであれば、第1時計15Aを使用し、TV種のスケジュールであれば、第2時計15Bを使用すればよい。
また、上述した第2実施例においては、第1時計15A、第2時計15Bを常時、計時動作を実行させるようにしたが、第2時計15Bについては、少なくとも、スケジュール表SD内にTV種のスケジュールが設定されている間、その計時動作を実行させるようにしてもよい。つまり、TV種のスケジュールの設定時に、TV放送信号から高精度日時を取得して第2時計15Bに初期設定してその計時動作を実行させたのち、そのTV予約の「終了日時」に達した際に、当該スケジュール情報を削除すると共に、第2時計15Bの計時動作を停止させるようにしてもよい。
また、上述した各実施例においては、TV放送受信部13のオン時に録画予約を受け付けるようにしたが、TVオフ時に録画の予約を受け付けるようにしてもよい。
また、録画予約に限らず、任意に設定した日時にテレビ放送を受信して出力すると視聴予約の場合をスケジュール情報として設定した場合でも同様に適用可能である。
また、上述した各実施例においては、TV放送信号に含まれている高精度日時を取得するようにしたが、GPS(Global Positioning System)受信部を備えた携帯電話装置においては、GPSから高精度日時を取得するようにしてもよい。
上述した各実施例においては、TV録画の場合を示したが、ラジオの予約録音の場合であっても同様に適用可能である。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限らない。
(付記1)
放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードを任意に選択する選択手段と、
放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する際に、前記自動補正モードが選択されているかを判別する判別手段と、
この判別手段によって自動補正モードが選択されていないことが判別された場合に、その旨を警告する警告手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)
前記外部取得日時と内部計時日時との差分値を算出する算出手段を設け、
前記警告手段は、前記算出手段によって得られた差分値を出力して警告を行う、
ようにしたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記3)
前記警告を行う際に、自動補正モードに変更する、
ようにしたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記4)
放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
内部で計時された内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時の間近であれば、外部から取得した外部取得日時と当該内部計時日時との差分値を求めて一時記憶するほか、この外部取得日時に基づいて内部計時日時を高精度日時に修正する第1の修正手段と、
この第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時に達した際に、その予約内容を実行するスケジュール実行手段と、
このスケジュール実行手段による放送番組の予約実行後に、前記一時記憶されている差分値を読み出し、前記高精度な内部計時日時を当該差分値に基づいて再修正する第2の修正手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
(付記5)
前記第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約終了日時に達した際に、前記第2の修正手段は、前記一時記憶されている差分値に基づいて当該内部計時日時を再修正する、
ようにしたことを特徴とする付記4記載の携帯端末装置。
(付記6)
放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
第1の内部計時日時を計時する第1の計時手段と、
外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正された第2の内部計時日時を計時する第2の計時手段と、
前記スケジュール情報を検索する際に、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較してスケジュール管理を行うスケジュール管理手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
(付記7)
前記第1の内部計時日時を外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードを任意に選択する選択手段を設け、
前記自動補正モードが選択されていない場合に、前記スケジュール管理手段は、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較する、
ようにしたことを特徴とする付記6記載の携帯端末装置。
(付記8)
コンピュータに対して、
内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードを任意に選択する機能と、
放送番組の予約に関する情報をスケジュール情報として設定する際に、前記自動補正モードが選択されているかを判別する機能と、
自動補正モードが選択されていないことが判別された場合に、その旨を警告する機能と、
を実現させるためのプログラム。
(付記9)
コンピュータに対して、
内部で計時された内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時の間近であれば、外部から取得した外部取得日時と当該内部計時日時との差分値を求めて一時記憶するほか、この外部取得日時に基づいて内部計時日時を高精度日時に修正する機能と、
修正後の高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時に達した際に、その予約内容を実行する機能と、
放送番組の予約実行後に、前記一時記憶されている差分値を読み出し、前記高精度な内部計時日時を当該差分値に基づいて再修正する機能と、
を実現させるためのプログラム。
(付記10)
コンピュータに対して、
第1の内部計時日時を計時する機能と、
外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正された第2の内部計時日時を計時する機能と、
前記スケジュール情報を検索する際に、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較してスケジュール管理を行う機能と、
を実現させるためのプログラム。
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
10 メイン表示部
12 キー操作部
13 TV放送受信部
14 サウンドスピーカ
15 RTC
15A RTC(第1時計)
15B RTC(第2時計)
SD スケジュール表
MF 時計モードフラグ
AF 直前修正フラグ

Claims (6)

  1. 放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
    内部で計時された内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時の間近であれば、外部から取得した外部取得日時と当該内部計時日時との差分値を求めて一時記憶するほか、この外部取得日時に基づいて内部計時日時を高精度日時に修正する第1の修正手段と、
    この第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時に達した際に、その予約内容を実行するスケジュール実行手段と、
    このスケジュール実行手段による放送番組の予約実行後に、前記一時記憶されている差分値を読み出し、前記高精度な内部計時日時を当該差分値に基づいて再修正する第2の修正手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第1の修正手段によって修正されたのちの高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約終了日時に達した際に、前記第2の修正手段は、前記一時記憶されている差分値に基づいて当該内部計時日時を再修正する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
    第1の内部計時日時を計時する第1の計時手段と、
    外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正された第2の内部計時日時を計時する第2の計時手段と、
    前記スケジュール情報を検索する際に、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較してスケジュール管理を行うスケジュール管理手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記第1の内部計時日時を外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードを任意に選択する選択手段を設け、
    前記自動補正モードが選択されていない場合に、前記スケジュール管理手段は、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  5. コンピュータに対して、
    内部で計時された内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時の間近であれば、外部から取得した外部取得日時と当該内部計時日時との差分値を求めて一時記憶するほか、この外部取得日時に基づいて内部計時日時を高精度日時に修正する機能と、
    修正後の高精度な内部計時日時に基づいて前記スケジュール情報を検索した結果、放送番組の予約開始日時に達した際に、その予約内容を実行する機能と、
    放送番組の予約実行後に、前記一時記憶されている差分値を読み出し、前記高精度な内部計時日時を当該差分値に基づいて再修正する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  6. コンピュータに対して、
    第1の内部計時日時を計時する機能と、
    外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正された第2の内部計時日時を計時する機能と、
    前記スケジュール情報を検索する際に、放送番組の予約に関するスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第2の内部計時日時とを比較し、番組予約以外のスケジュール情報に対しては、その予約日時と前記第1の内部計時日時とを比較してスケジュール管理を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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