JP2005241485A - 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 時刻の設定を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 ビデオレコーダに時刻が設定されていない場合、時刻設定部555は、ビデオレコーダに装着されているMSに記録されている録画予約ファイルの予約時刻の中で、最新の予約時刻を、時刻設定のための初期値として現在時刻カウント部554に設定する。ユーザはこの初期値に基づいて、現在時刻を設定する。ビデオレコーダに時刻が設定されている場合、時刻変更判定部553は、現在時刻カウント部554がカウントしている現在のカウント時刻と、MSに記録されている録画予約ファイルの予約時刻の中で最新の予約時刻とを比較し、時刻変更をするか否かを判定し、変更する場合には、予約時刻を時刻設定のための初期値として現在時刻カウント部554に設定する。ユーザはこの初期値に基づいて、現在時刻を設定する。本発明は、ビデオレコーダに適用することができる。
【選択図】図22

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、容易に時刻の設定を行うことができるようにした情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
従来、電子機器に時刻が設定されていない場合、電子機器の電源がオンされたとき、製造工場であらかじめ設定された初期時刻(日時)が電子機器に表示され、ユーザは、この初期時刻をデフォルトとして現在時刻(日時)を設定する。
しかしながら、初期時刻と現在時刻の日時の差が大きい場合、ユーザは、現在時刻の設定を行うのが面倒であるという問題があった。
例えば、多くの電子機器には、初期時刻は電子機器の発売年の1月1日となっている。そのため、目的の日および時刻に設定するために、年、月、日、時刻をそれぞれ設定する必要がある。そのため、ユーザは、電子機器に設定されている初期時刻に基づいて、現在時刻の設定を行うのが面倒である。
ところで、PDAなどの携帯情報端末機器が、自分自身に設定されている現時刻をメモリーカードに書き込んでおき、メモリーカードを読みとるメモリーカードレコーダで、メモリーカードに書き込まれた時刻を読み出し、現時刻として設定する方法が提案されている。
特開2002−64782号公報(例えば、第3頁番号7の段落、第4頁番号17乃至19の段落)
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、メモリーカードに記憶されている時刻をメモリーカードレコーダの現時刻に設定するため、メモリーカードに記憶されている時刻が誤っていた場合、誤った時刻をメモリーカードレコーダに設定してしまうという課題があった。
また、PDAからメモリーカードに現時刻を書き込んだ後に、メモリーカードレコーダでメモリーカードから時刻の読み出しが行われるため、PDAがメモリーカードに時刻を書き込む時刻とメモリーカードレコーダが時刻を読み出す時刻の間にタイムラグが生じてしまう上、メモリーカードレコーダは、読み出した時刻を現時刻として設定し、動作してしまうため、誤った時刻で動作する可能性が高いという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、容易に時刻の設定を行うことができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、時刻情報取得手段により取得された時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定手段と、初期値設定手段により設定された初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定手段とを備えることを特徴とする。
現在の時刻が設定されている場合、設定されている現在の時刻と、時刻情報取得手段により取得された時刻情報に基づく時刻とを比較し、現在の時刻の変更を行うか否かを判定する判定手段をさらに備え、初期値設定手段は、判定手段により現在の時刻の変更を行うと判定された場合、時刻情報取得手段により取得された時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定し、時刻判定手段は、初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定するものとすることができる。
時刻情報取得手段により複数のファイルの時刻情報が取得された場合に、複数の時刻情報に基づく時刻のうち、最新の時刻を選択する選択手段をさらに備え、初期値設定手段は、選択手段により選択された最新の時刻を初期値に設定するものとすることができる。
ファイルの時刻情報は、ファイルの生成時刻または更新時刻であるものとすることができる。
本発明の情報処理方法は、記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得ステップと、時刻情報取得ステップの処理により取得された時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップと、初期値設定ステップの処理により設定された初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得ステップと、時刻情報取得ステップの処理により取得された時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップと、初期値設定ステップの処理により設定された初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、記録媒体に記録されているファイルの時刻情報が取得され、取得された時刻情報に基づく時刻が、時刻を設定するための初期値に設定され、設定された初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻が設定される。
本発明によれば、容易に時刻の設定を行うことができる。特に、本発明によれば、時刻を設定する場合の初期時刻を、現在時刻に近い時刻とすることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が、本明細書に記載されていることを確認するためのものである。したがって、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
更に、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものでもない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置(例えば、図21のビデオレコーダ12)は、記録媒体(例えば、図21のMS22)に記録されている情報に基づく処理を実行する情報処理装置であって、前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報(例えば、予約時刻)を取得する時刻情報取得手段(例えば、図25のステップS82、ステップS88の処理を実行する図22の時刻情報取得部551)と、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定手段(例えば、図25のステップS84、図26のステップS93の処理を実行する図22の時刻設定部555)と、前記初期値設定手段により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定手段(例えば、図25のステップS87、図26のステップS96の処理を実行する時刻設定情報取得部556)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の情報処理装置は、現在の時刻が設定されている場合(図25のステップS81でYESと判定された場合)、設定されている現在の時刻(例えば、図22の現在時刻カウント部554がカウントしているカウント時刻)と、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻(例えば、録画予約ファイルの予約時刻)とを比較し、前記現在の時刻の変更を行うか否かを判定する判定手段(例えば、図26のステップS91、ステップS92の処理を実行する時刻変更判定部553)をさらに備え、前記初期値設定手段は、前記判定手段により前記現在の時刻の変更を行うと判定された場合(図26のステップS92でYESと判定された場合)、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための前記初期値に設定し(例えば、図26のステップS93)、前記時刻判定手段は、前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する(例えば、図2のステップS96)ことを特徴とする。
請求項3に記載の情報処理装置は、前記時刻情報取得手段により複数のファイルの時刻情報が取得された場合に、前記複数の時刻情報に基づく時刻のうち、最新の時刻を選択する選択手段(例えば、図25のステップS83、ステップS89の処理を実行する図22の選択部552)をさらに備え、前記初期値設定手段は、前記選択手段により選択された前記最新の時刻を前記初期値に設定することを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理装置の前記ファイルの時刻情報は、前記ファイルの生成時刻(例えば、予約時刻)または更新時刻であることを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理方法は、記録媒体(例えば、図21のMS22)に記録されている情報に基づく処理を実行する情報処理装置(例えば、図21のビデオレコーダ12)の情報処理方法であって、前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報(例えば、予約時刻)を取得する時刻情報取得ステップ(例えば、図25のステップS82、ステップS88)と、前記時刻情報取得ステップの処理により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップ(例えば、図25のステップS84、図26のステップS94)と、前記初期値設定ステップの処理により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップ(例えば、図25のステップS87、図26のステップS96)とを含むことを特徴とする。
請求項6に記載のプログラムは、記録媒体(例えば、図21のMS22)に記録されている情報に基づく処理を実行するプログラムであって、前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報(例えば、予約時刻)を取得する時刻情報取得ステップ(例えば、図25のステップS82、ステップS88)と、前記時刻情報取得ステップの処理により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップ(例えば、図25のステップS84、図26のステップS94)と、前記初期値設定ステップの処理により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップ(例えば、図25のステップS87、図26のステップS96)とを含むことを特徴とする。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したPDA(Personal Digital Assistant)11とビデオレコーダ12の関係を説明する図である。
PDA11は、Palm OS(商標)などのオペレーティングシステムを搭載した携帯型情報端末装置であり、ビデオレコーダ12は、TV(Television)番組などのビデオデータを録画し、記録する装置である。
本実施の形態では、PDA11は、EPG(Electronic Program Guide)情報に基づいて、TV番組の録画予約を行い、録画予約の情報を図2のメモリースティック(商標)(以下、MSと称する)22に記録させる。ビデオレコーダ12では、そのMS22に記録されている録画予約情報に基づいて、TV番組の録画を行い、ビデオデータをMS22に記録させる。
次に、図1のPDA11の外観の詳細を、図2乃至図5を参照して説明する。図2および図3は本体の斜視図であり、図4および図5は本体の背面斜視図である。
このPDA11は、中央のヒンジ部32により、表示部31と本体部33が結合されており、ヒンジ部32を介して折り畳み可能とされている。
表示部31の面31−1のほぼ全面には、LCD(Liquid Crystal Display)48および、LCD48の表面上に積層された透明なタッチパネル56が設けられている。すなわち、ユーザが指先やペン21を、LCD48上の任意の位置に接触させると、その座標がタッチパネル56により検出され、検出された座標に対応する所定の処理が行われる。
ヒンジ部32には、CCD(Charge Coupled Device)等よりなるカメラ部41が設けられている。
PDA11を折り畳んだとき、表示部31に対向する本体部33の上面33−1には、図中(図3の)上方に、PDA11にインストールされているアプリケーションプログラム(例えば、スケジュール管理用のプログラム、電話帳管理用のプログラム等)のそれぞれを表すシンボルが印刷されたボタン52が設けられており、ユーザによりボタン52が押下されたとき、それに対応するアプリケーションプログラムが起動されるようになされている。
また、上面33−1のボタン52が配置されている領域の中央部には、LCD48に表示されている画像をスクロールさせるためのスクロールボタン53が設けられている。さらに、上面33−1のボタン52の下方には、文字、記号、数字等を入力するためのキーボード54が設けられている。
本体部33の右側面33−2には、不揮発性半導体メモリの一種であるMS22を装着可能なMSスロット61が設けられている。なお、MSスロット61には、MSと同じ形状の機能拡張モジュール(例えば、Bluetooth(商標)による通信機能拡張モジュールであるIOMS)も装着することが可能である。
本体部33の左側面33−3には、本体部33に電力を供給するリチウムイオン電池などからなるリムーバブルメインバッテリ162(図6)を着脱するときに開閉するバッテリ蓋46が設けられている。また、左側面33−3には、押下および回転自在なジョグダイヤル45が当該側面から僅かに突出した状態で設けられている。このジョグダイヤル45は、矢印45−1、45−2の方向に回転する。
本体部33の背面33−4には、不揮発性半導体メモリの一種であるコンパクトフラッシュ(登録商標)23(以下、CF23と記述する)を装着可能なCFスロット62が設けられている。CFスロット62は、図5に示すように、CF23を装着するときには当該背面からポップアップするようになされている。なお、CFスロット62には、MSと同じ形状の機能拡張モジュール(例えば、PHSによる通信機能拡張モジュール)も装着することが可能である。
本体部33の下端面33−5には、リムーバブルメインバッテリ162に対して充電を行ったり、USBケーブルに接続可能なクレードル91等の付属機器を接続するためのコネクタ87が設けられている。
次に、PDA11の内部の構成例について、図6を参照して説明する。CPU(Central Processing Unit)131は、ROM(Read Only Memory)132に記憶されているプログラム、または記憶部139からRAM(Random Access Memory)133にロードされたアプリケーションプログラムやシルクプラグインに従って各種の処理を実行する。RAM133にはまた、CPU131が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU131、ROM132、およびRAM133は、CPUインターフェース135を介して相互に接続されている。CPUインターフェース135にはまた、LCD48に表示させる画像を制御する表示制御部136が接続されている。
表示制御部136には、CPU131の制御に基づいて、上述したカメラ部41およびLCD48の他、VRAM138が接続されている。表示制御部136は、カメラ部41により撮像された画像をVRAM138に記憶させ、そのVRAM138に記憶されている画像や、他のメモリ(MS22、CF23、RAM133、記憶部139)に記憶されている画像を、LCD48に表示させる。VRAM138には、カメラ部41により撮像された画像の他、LCD48に表示させる画像も記憶させることができる。
さらに、CPUインターフェース135には、上述したジョグダイヤル45、各種ボタン52,53、およびキーボード54等からなる入力部137、タッチパネル56、赤外線通信ポート82、MSスロット61およびCFスロット62に相当するスロットI/F84、リムーバブルメインバッテリ162およびバックアップバッテリ163を充電させるとともに、他の外部装置152との通信の中継装置となるクレードル91等が接続されるコネクタ87、並びに、リモートコントローラ101若しくはヘッドホン153と接続される音声出力部としてのヘッドホンジャック44が接続されている。
なお、タッチパネル56により検出された座標は、CPUインターフェース135、バス134を介してCPU131に提供され、CPU131は、提供されたその座標に対応する所定の情報を取得する。
CPUインターフェース135にはまた、EEPROMまたはハードディスクなどより構成される記憶部139が必要に応じて接続される。さらに、CPUインターフェース135には、Bluetooth等に従って無線通信を行う無線通信部146、およびFeliCa(商標)のようなICカードに対して非接触でデータを読み書きする非接触ICカードインターフェース(I/F)147が接続されている。
外部装置152に適宜装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどから読み出されたアプリケーションプログラムやシルクプラグインは、赤外線通信ポート82を介する赤外線通信、無線通信部146を介する無線通信、または、クレードル91を介する有線通信等の手段により、必要に応じてPDA11に対して供給され、記憶部139にインストールされる。または、スロットI/F84に適宜装着されるMS22やCF23から読み出されたアプリケーションプログラムやシルクプラグインも、必要に応じて記憶部139にインストールされる。
またさらに、CPUインターフェース135には、表示部31が本体部33に対して閉状態の場合、オン状態となり、かつ、表示部31が本体部33に対して開状態の場合、オフ状態となるLCD開閉スイッチ144、および表示部31が所定の角度以上回動された場合にオン状態となるLCD回転スイッチ145が設けられている。
さらに、CPUインターフェース135には、リムーバブルメインバッテリ162が装着されるメインバッテリ装着部161、およびリムーバブルメインバッテリ162が取り外されたときの予備電源となる、充電式ボタン電池等からなるバックアップバッテリ163が接続されている。
CPU131は、ROM132に記憶されているプログラム、または記憶部139にインストールされていて、記憶部139からRAM133にロードされるアプリケーションプログラムやシルクプラグイン等に従って各種の処理を実行する。
次に、LCD48の画面について、図7を参照して説明する。LCD48の画面には、標準表示領域201、およびステータス領域202が設けられている。
標準表示領域201には、アプリケーションプログラムが実行されているときには当該アプリケーションプログラムの画面が表示される。また、アプリケーションプログラムが実行されていないときには、図7に示されるように、インストールされているアプリケーションプログラムにそれぞれ対応するアプリケーションアイコン203が表示される(ただし、厳密には、このときにおいても、アプリケーションプログラムが全く実行されていないわけではなく、アプリケーションアイコン203を表示し、ユーザに選択させるためのアプリケーションプログラムが実行されている)。本実施の形態においては、ユーザがアプリケーションアイコン211をタップするなどして、対応するTV録画予約プログラムを起動し、所定の操作をすることで、PDA11がTV番組の録画予約を行う機器として動作する。なお、この処理は、図23を参照して後述する。
ステータス領域202には、PDA11の所定の状態(例えば、バッテリ残量、MSスロット61やCFスロット62に対するMS22等の装着の有無、音量設定等)を示すステータスアイコン204や時刻等が表示される。
図8は、PDA11の機能的構成例を示すブロック図である。図8においては、本実施の形態に関する部分の機能的構成例を示しており、その他の機能的構成については、本発明とは直接関係ないので省略している。
PDA11は、操作入力部301、主制御部302、EPG情報取得部303、表示制御部304、記録制御部305、記憶部306、録画予約ファイル生成部307、および再生制御部308の他、LCD48がさらに設けられている。また、PDA11には、MS22が装着される。
主制御部302は、操作入力部301、主制御部302、EPG情報取得部303、表示制御部304、記録制御部305、記憶部306、録画予約ファイル生成部307、および再生制御部308の各部を制御する。
操作入力部301は、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力情報を主制御部302に供給する。EPG情報取得部303は、主制御部302からの制御に基づいて、例えば、無線通信や接続されている図示せぬパーソナルコンピュータを介してEPG情報を取得する。表示制御部304は、LCD48への表示を制御する。記録制御部305は、MS22への記録を制御する。記憶部306には、PDA11が各種の処理を実行する上でのプログラムやパラメータなどが記憶される。録画予約ファイル生成部307は、番組の録画を予約するための録画予約ファイルを生成する。再生制御部308は、主制御部302からの制御に基づいて、MS22に記録されている情報を再生するよう制御する。例えば、再生制御部308は、MS22に記録されているTV番組(TV番組を、以下番組と称する)を再生し、表示制御部304に供給する。
録画予約を行う場合、操作入力部301がユーザからの操作入力を受け付け、操作入力情報を主制御部302に供給する。EPG情報取得部303は、主制御部302からの制御に基づいて、EPG情報を取得し、取得したEPG情報を主制御部302に供給する。主制御部302は、このEPG情報を表示制御部304に供給し、LCD48に表示させる。
以下、図9乃至図13を参照して、LCD48に表示される画面例を説明する。
図9は、EPG情報をLCD48の画面に表示させた場合の画面例である。図9においては、現在時刻が2004年1月20日14:00であり、2004年1月23日08:35から13:05までの番組表(EPG情報に基づく画像)が表示されている。ユーザが、これらの番組の中から所望の番組を選択した場合、LCD48の画面には、選択された番組の詳細情報が表示される。具体的には、図9において、ユーザにより2004年1月23日10:00の番組、すなわち、「ニュース・気象情報」が選択された場合、LCD48の画面は、図10に示されるように「ニュース・気象情報」の番組の詳細情報が表示される。
図10のLCD48の画面には、番組の詳細情報として、日時が2004年1月23日金曜日10:00から10:05までの番組であり、TV局がMHK総合であり、番組名が「ニュース・気象情報」であることの他、その番組の詳細な説明として、「N」「天」、中継、情報ボックス、ワールド、NY円株、三田民夫ほか、という説明が表示されている。また、LCD48の画面の下方には、番組の詳細情報から、図9の番組表に戻るためのOKと記載されたアイコン321、図10に表示されている番組を録画予約するための予約追加と記載されたアイコン322、および今まで予約した録画予約情報のリストを見るための予約リストと記載されたアイコン323が表示されている。
ユーザにより予約追加と記載されたアイコン322が選択された場合、LCD48の画面には、図11に示されるように予約追加を確認するためのポップアップウィンドウ324が図10の画像の上に表示される。図11のポップアップウィンドウ324には、録画機器がビデオレコーダであり、録画モードが標準(SP(Standard Playing))であることが表示されている。ユーザは、このポップアップウィンドウ324上で、録画機器の種類と録画モードを選択することができる。また、ポップアップウィンドウ324には、録画予約を決定する(完了する)ためのOKと記載されたアイコン325、録画予約をキャンセルするためのキャンセルと記載されたアイコン326が表示されている。
図11において、番組の録画予約が決定された場合、すなわち、図11のアイコン325がユーザにより選択された場合、PDA11においては、図12に示されるように、予約情報を参照することができる。図11のLCD48の画面には、録画日が2004年1月23日金曜日10:00から10:05までであり、チャンネルが1ch(チャンネル)であり、繰り返しを行わないものであり、画質は標準(SP)モードであり、音質はステレオであるという情報が表示されている。また、図11では空欄になっているが、タイトルを表示させることも可能である。さらに、図11のLCD48の画面には、録画が可能である、という情報が表示されている。
このようにしてPDA11において録画予約が行われる。なお、詳細は後述するが、1つの番組の録画予約に関する情報は、図8の録画予約ファイル生成部307により1つの録画予約ファイルとして生成され、MS22に記録される。これに対して、ビデオレコーダ12は、MS22に記録されている録画予約ファイルを読み出し、これに基づいて録画する番組のデータをMS22に記録させる。これにより、MS22に番組(録画予約ファイルに対する番組)データが記録される。
PDA11では、MS22に記録された番組データを再生することもできる。具体的には、図8の再生制御部308がMS22に記録されている番組データを再生し、表示制御部304は、番組データに対応する画像をLCD48に表示させる。これにより、例えば、図13に示されるように、LCD48の画面に番組が表示される。
次に、図8の録画予約ファイル生成部307により生成される録画予約ファイルについて、図14と図15を参照して説明する。
図9乃至図12を用いて上述した録画予約の手順が複数回繰り返されることで、図14に示されるように、複数の録画予約ファイルが生成される。図14の録画予約ファイル#1乃至#6は、それぞれ1回の録画予約の処理で生成された録画予約ファイルである。
図14においては、それぞれの録画予約ファイルのファイル名、録画日、録画開始時刻、録画終了時刻、予約日、および予約時刻が表示されている。録画日と録画開始時刻は、実際に録画を行う日であり、予約日と予約時刻は、ユーザにより録画予約ファイルが生成された日時(または、録画予約ファイルが更新された日時)、すなわち、予約が行われた日時(タイムスタンプ)である。
ファイル#1の録画日は2004/1/23であり、録画開始時刻は10:00:00であり、録画終了時刻は10:05:00であり、予約日は2004/1/20であり、予約時刻は15:00:00である。ファイル#2の録画日は2004/1/24であり、録画開始時刻は20:10:00であり、録画終了時刻は23:30:00であり、予約日は2004/1/19であり、予約時刻は18:00:00である。ファイル#3の録画日は2004/1/26であり、録画開始時刻は15:20:00であり、録画終了時刻は15:50:00であり、予約日は2004/1/19であり、予約時刻は18:30:00である。ファイル#4の録画日は2004/1/26であり、録画開始時刻は18:00:00であり、録画終了時刻は19:00:00であり、予約日は2004/1/20であり、予約時刻は15:30:00である。ファイル#5の録画日は2004/1/27であり、録画開始時刻は08:10:00であり、録画終了時刻は10:00:00であり、予約日は2004/1/21であり、予約時刻は11:00:00である。ファイル#6の録画日は2004/1/27であり、録画開始時刻は16:00:00であり、録画終了時刻は17:00:00であり、予約日は2004/1/20であり、予約時刻は16:00:00である。
このように、録画予約ファイルには、それぞれファイル名、録画日、録画開始時刻、録画終了時刻、予約日、予約時刻が設定されている。
図15は、録画予約ファイルの詳細な例である。
図15の左側の数字(1,2,3,・・・,18)は、録画予約のためのパラメータが記載されている行数を示している。1行目のFORMAT(フォーマット)は録画予約ファイルフォーマットのバージョンを表しており、この場合RRF−1.00である。2行目のLANGUAGEは、言語を表しており、この場合jpn(日本語)である。3行目のSOURCE(ソース)は、入力が内蔵のTVチューナであればAIR、外部接続機器であればLINEであり、この場合AIRである。4行目のCHANNELはTVのチャンネルを表しており、この場合1である。5行目のRECSTARTは録画開始の年月日、時刻を表しており、この場合2004/1/23−10:00:00である。6行目のDURATIONは録画時間を表しており、この場合00:05:00である。7行目のOVERWRITEは上書きの可否を表しており、この場合NO(不可)である。8行目のV-CODECは映像のコーデックを表しており、この場合mp4v(MPEG(Moving Picture Experts Group)4)である。9行目のV-SIZEは録画映像の画サイズをピクセル単位で表しており、この場合320×240(ピクセル)である。10行目のV-FRAMEは映像のフレームレートを表しており、この場合15fpsである。11行目のV-FRAMEFLAGはデータ長が固定であるか否かを表しており、この場合FIX(データ長固定)である。12行目のV-RATEは映像のビットレートをbps単位で表しており、この場合216kbpsである。13行目のA-CODECは音声のコーデックを表しており、この場合mp4a(MPEG4)である。14行目のA-SAMPLINGは音声のサンプリング周波数をHz単位で表しており、この場合24kHzである。15行目のA-RATEは音声のビットレートをbps単位で表しており、この場合64kbpsである。16行目のA-RATEFLAGはデータ長が固定であるか否かを表しており、この場合FIX(データ長固定)である。17行目のA-MODEは音声のモードを表しており、この場合STEREO(ステレオ)である。18行目のTITLEは、録画番組のタイトルを表しており、この場合「ニュース・気象情報」である。録画予約ファイルは、このように、図14に示されるような情報によって構成される。
図14と図15を用いて説明した録画予約ファイルは、MS22に記録される。図16は、MS22に記録されているデータを説明する図である。
MS22には、他の情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータなど)によっても書き込み、読み出しが可能であるので、図16に示されるように、ビデオレコーダ12が使用するデータ以外のデータも記録されている。
図16の例の場合、MS22には、録画予約フォルダ331、設定ファイル332、テキストファイル333、および表計算ファイル334が記録されている。録画予約フォルダ331には、図14の複数の録画予約ファイル#1乃至#6が格納されている。また、設定ファイル332は、ビデオレコーダ12の設定ファイルであり、PDA11によりあらかじめ書き込まれたものである。その他に、MS22には、テキストファイル333や表計算ファイル334などの、他の情報処理装置により生成されたファイルが記録されている。
なお、この場合、録画予約フォルダ331の中に、図14の録画予約ファイルを複数格納するようにしたが、録画予約フォルダ331の中でなく、直接MS22の中に記録するようにしてもよい。
図17乃至図19は、図1のビデオレコーダ12の外観を示す図である。図17は、ビデオレコーダ12の正面図であり、図18は、ビデオレコーダ12の(片方の)側面図であり、図19は、ビデオレコーダ12の図18に対抗する面(他方)の側面図である。
ビデオレコーダ12の正面(図17)には、電源ボタン351、ディスプレイボタン352、セットボタン353、チャンネルボタン354、355、録画(REC)ボタン356、録画停止(STOP)ボタン357が設けられている。正面に設けられている各種のボタンは、全て押下可能である。
ビデオレコーダ12の片方の側面(図18)には、LED(Light Emitting Diode)381およびMSスロット382が設けられており、ビデオレコーダ12の他方の側面(図19)には、VHF(Very High Frequency)/UHF(Ultra High Frequency)コネクタ401、LINE IN(入力)コネクタ402乃至404、並びにLINE OUTコネクタ405乃至407が設けられている。
電源ボタン351は、押下に応じてビデオレコーダ12の電源のオンとオフを切り替える。ディスプレイボタン352は、押下に応じてLED381の表示を切り替える。具体的には、ディスプレイボタン352の押下に応じて、LED381は、時計、録画可能時間、チャンネル、および録画モードを切り替えて表示する。セットボタン353は、長押しされることで、時刻設定モードに切り替える。チャンネルボタン354はチャンネルを戻す(すなわち、チャンネル番号を1減算する)ボタンであり、チャンネルボタン355はチャンネルを進める(すなわち、チャンネル番号を1加算する)ボタンである。録画ボタン356は、録画を開始する場合に押下されるボタンであり、録画停止ボタン357は、録画を終了する場合に押下されるボタンである。すなわち、ユーザが録画ボタン356と録画停止ボタン357を押下することで、録画予約せずとも、手動で録画を行うことができる。このことは、MS22に、録画が予約された番組以外の番組データを記録させることができることを示している。
MSスロット382は、MS22を装着可能である。VHF/UHFコネクタ401は、VHFおよびUHFの映像や音声の信号を受信するコネクタであり、LINE INコネクタ402乃至404は、図示せぬビデオテープレコーダなどからの映像や音声などの信号を受信するためのコネクタである。LINE OUTコネクタ405乃至407は、映像や音声などの信号を出力するためのコネクタである。これらのビデオレコーダ12は、後述するチューナの他、ビデオテープレコーダなどの録画再生機器から映像と音声の信号をLINE INコネクタ402乃至404を介して受信し、録画することもできる。
次に、図20を参照して、ビデオレコーダ12の構成を説明する。
ビデオレコーダ12は、アンテナ431、TVチューナ432、セレクタ433、ビデオデコーダ434、オーディオA/D変換部435、インターフェースコントローラ436、CPU(Central Processing Unit)437、入出力制御コントローラ438、SDRAM(Synchronous DRAM)439、およびフラッシュメモリ440が設けられている。また、入出力制御コントローラ438には、LCD451、操作入力部452、およびLED381が接続されており、インターフェースコントローラ436には、MS22が(図示せぬMSスロット382を介して)接続されている。
TVチューナ432は、アンテナ431を介して番組(TV信号)を受信し、セレクタ433に供給する。また、図示せぬビデオテープレコーダからの信号は、LINE INコネクタ402乃至404を介してセレクタ433に供給される。セレクタ433は、CPU437からの制御に基づいて、TVチューナ432からの信号とLINE INコネクタ402乃至404を介して受信した信号のいずれかを選択する。セレクタ433は、選択した信号のうち、ビデオ信号をビデオデコーダ434に供給し、オーディオ信号をオーディオA/D変換部435に供給する。
ビデオデコーダ434は、供給されたビデオ信号をA/D変換し、デジタルのビデオ信号をインターフェースコントローラ436に供給する。オーディオA/D変換部435は、供給されたオーディオ信号をA/D変換し、デジタルのオーディオ信号をインターフェースコントローラ436に供給する。インターフェースコントローラ436は、MS22への記録および再生の制御を行ったり、CPU437からの指令に基づいて処理を実行したり、フラッシュメモリ440への記録および再生の制御を行ったり、TVチューナ432への制御を行う。例えば、インターフェースコントローラ436は、CPU437用の外部ペリフェラルICであり、デジタル画像入出力、デジタル音声入出力、およびMS22インターフェース等を搭載したチップである。すなわち、インターフェースコントローラ436は、AVデータ用のインターフェース用コントローラである。なお、ビデオデコーダ434は、インターフェースコントローラ436と8ビットバスを介して接続されており、オーディオA/D変換部435は、インターフェースコントローラ436とIISを介して接続されている。また、インターフェースコントローラ436は、IIC(I2C)(商標)の通信方式によって、TVチューナ432を制御する。
CPU437は、セレクタ433の選択を制御したり、インターフェースコントローラ436を制御する。また、CPU437は、SDRAM439やフラッシュメモリ440への記憶を制御したり、入出力コントローラ438を制御する。入出力コントローラ438は、LCD451やLED381への表示を制御したり、操作入力部452に入力される操作に基づくデータを受け付ける。CPU437とインターフェースコントローラ436は、32ビットバスで接続されており、CPU437とフラッシュメモリ440は、16ビットバスで接続されている。また、CPU437とSDRAM439は32ビットバスで接続されている。さらに、CPU437と入出力コントローラ438は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)の通信方式によって通信しており、UARTは、CPU437から各デバイスを制御するために用いられている。また、CPU437とセレクタ433は、一般入出力端子であるGPIOで接続されている。フラッシュメモリ440は、例えば、4Mbyteの容量を持ち、SDRAM439は、例えば、32Mbyteの容量を持つ。フラッシュメモリ440には、時刻情報や本体動作用のアプリケーションプログラムが記憶され、SDRAM439には、CPU437が処理を実行するためのプログラムデータが記録される。例えば、SDRAM439は、動作時、フラッシュメモリ440から本体動作用プログラムを展開し、動作させるために用いられる。またSDRAM439は、画像データや音声データを記憶する。
MS22に録画予約ファイル(録画予約フォルダ331)と設定ファイル332が記録されていた場合、CPU437は、録画予約ファイルに含まれる情報に基づいて(図15)、セレクタ433の選択を制御し、指定されたチャンネルを選択する。また、CPU437は、録画予約ファイルで設定された予約時刻に、インターフェースコントローラ436を制御して、セレクタ433により選択され、入力されたビデオ信号およびオーディオ信号をMS22に記録させる。
このように、ビデオレコーダ12によれば、MS22に記録された録画予約ファイルに基づいて、番組をMS22に録画することができる。
図21は、ビデオレコーダ12の機能的構成例を示すブロック図である。
ビデオレコーダ12には、操作入力部501、主制御部502、AV信号取得部503、表示制御部504、録画予約情報記憶部506、録画予約制御部507、A/D変換部508、MPEGエンコーダ509、記録制御部510、再生制御部511、および時刻処理部512が設けられている。また、表示制御部504には、表示部505が接続されている。
操作入力部12は、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作情報を主制御部302に出力する。主制御部502は、AV信号取得部503、表示制御部504、録画予約情報記憶部506、録画予約制御部507、A/D変換部508、時刻処理部512の各部を制御する。
AV信号取得部503は、外部(例えば、図20のTVチューナ432やLINE INコネクタ402乃至404)からAV信号を取得する。表示制御部504は、表示部505への表示を制御する。録画予約情報記憶部506は、録画予約情報を記憶する。例えば、MS22から読み出された録画予約フォルダ331の中の録画予約ファイルを記憶する。録画予約制御部507は、予約された録画時刻になった場合、設定されたチャンネルのAV信号を取得するような信号を主制御部502に出力し、主制御部502は、この信号に基づいて、AV信号取得部503に、該当するAV信号を取得させる。
A/D変換部508は、AV信号をA/D変換し、AVのデジタル信号をMPEGエンコーダ509に供給する。MPEGエンコーダ509は、供給されたデジタル信号を、例えば、MPEG4の形式でエンコードし、エンコードしたAV信号(オーディオ信号とビデオ信号)を多重化して記録制御部510に出力する。記録制御部510は、エンコードされたAV信号をMS22に記録するよう制御する。これによりMS22には、MPEG4の形式で圧縮された(エンコードされた)画像と音声の多重化されたファイルが記録される。再生制御部511は、MS22に記録されている情報を再生し(読み出し)、再生した情報を主制御部502に出力する。時刻処理部512は、ビデオレコーダ12の時間に関する処理を実行する処理部である。
図22は、時刻処理部512の詳細な機能的構成例を示すブロック図である。
時刻処理部512には、時刻情報取得部551、選択部552、時刻変更判定部553、現在時刻カウント部554、時刻設定部555、および時刻設定情報取得部556が設けられている。
時刻情報取得部551は、録画予約情報記憶部506に記憶されている録画予約情報(録画予約ファイル)や、MS22に記憶されている情報(例えば、上述した図16に示される各ファイルやフォルダ)の時刻に関する情報を取得し、選択部552に供給する。
選択部552は供給された時刻に関する情報に基づいて、所望の時刻を選択する。例えば、時刻情報取得部551から供給された複数のファイルの時刻情報から、最も新しい(最近)の時刻を選択する。選択部552は、選択した結果を時刻変更判定部553に供給する。時刻変更判定部553は、現在時刻カウント部554によりカウントされている現在時刻を取得し、これと、選択部552の選択結果に基づいて、現在時刻を変更するか否かを判定する。例えば、時刻変更判定部553は、選択部552の選択結果の時刻と、現在時刻カウント部554から取得した現在時刻とを比較して、現在時刻を変更するか否かを判定する。時刻変更判定部553は、判定の結果を時刻設定部555に供給する。現在時刻カウント部554は、現在時刻をカウントしている。すなわち、現在時刻カウント部554は、時刻を計時しており、時計として動作している。時刻設定部555は、時刻変更判定部553の判定結果に基づいて、現在時刻カウント部554の時刻を設定する。また、時刻設定情報取得部556は、時刻設定に関する情報を取得し、これを現在時刻カウント部554に供給する。現在時刻カウント部554によりカウントされる現在時刻の情報は、主制御部502および表示制御部504を介して表示部505(または表示部505の一部)に表示される。
以下に、PDA11による録画予約設定処理、およびビデオレコーダ12による録画処理について説明する。
図23は、図8のPDA11における録画予約設定処理を説明するフローチャートである。なお、この処理は、ユーザによりPDA11に番組の録画予約を開始する操作が入力されたとき開始される。
ステップS11において、PDA11の操作入力部301は、ユーザからの録画予約を開始する操作を受け付ける。例えば、図7のTV録画予約に対するアプリケーションアイコン211がユーザによりペン21または指により選択された場合、操作入力部301は、このユーザからの操作を、録画予約を開始する操作として受け付ける。
ステップS12において、LCD48は、主制御部302を介する表示制御部304からの制御に基づいて、LCD48の画面にMS22の装着を促すメッセージを表示する。ユーザは、このメッセージに基づいて、MS22を(MSスロット61に)装着する。
ステップS13において、主制御部302は、記録制御部305または再生制御部308からの信号に基づいて、PDA11(のMSスロット61)にMS22が装着されたか否かを判定し、装着されるまで待機する。
ステップS13において、MS22が装着されたと判定された場合、ステップS14において、EPG情報取得部303は、EPG情報を取得する。例えば、無線通信や、接続される図示せぬパーソナルコンピュータからEPG情報を取得する。EPG情報取得部303は、取得したEPG情報を、主制御部302に供給する。
ステップS15において、LCD48は、主制御部302を介する表示制御部304からの制御に基づいて、録画予約する番組の選択画面を表示する。具体的には、主制御部302がEPG情報取得部303より供給されたEPG情報に基づいて、録画予約する番組の選択画面の情報を生成し、これを表示制御部304に供給する。表示制御部304は、録画予約する番組の選択画面の情報をLCD48の画面に表示させるよう、表示を制御し、LCD48は、上述した図9に示されるような画面を表示する。ユーザは、このLCD48の画面に基づいて、録画予約する番組を選択する。
ステップS16において、操作入力部301は、ユーザからの録画予約する番組を選択する操作を受け付ける。具体的には、LCD48の画面に図9に示されるような画面が表示されており、ユーザにより番組が選択された場合、LCD48の画面には、図10に示されるような、選択された番組の詳細情報が表示される。すなわち、主制御部302を介する表示制御部304からの制御に基づいて、図10に示されるような画面がLCD48に表示される。そして、図10において、ユーザにより、予約追加と記載されたアイコン322が選択された場合、LCD48の画面には、図11に示されるように予約追加を確認するためのポップアップウィンドウ324が表示される(すなわち、主制御部302を介する表示制御部304からの制御に基づいて、図11に示されるような画面がLCD48に表示される)。そして、図11において、アイコン325がユーザにより選択された場合、録画予約を行う番組が決定される。操作入力部301は、これらのユーザからの操作入力を受け付ける。主制御部302は、操作入力部301への操作入力に基づいて、表示制御部304を制御してLCD48の画面に、適宜、対応する画面を表示させる。
ステップS17において、録画予約ファイル生成部307は、主制御部302からの制御に基づいて、録画予約ファイルを生成する。具体的には、上述した図9乃至図11において入力されたユーザからの操作に基づいて、図15に示されるような情報からなる録画予約ファイルを生成する。録画予約ファイルは、図15に示されるような情報の他に、ファイル名、予約日、および予約時刻が含まれる。生成された録画予約ファイル(例えば、録画予約ファイル#1)は、主制御部302に供給される。
ステップS18において、記録制御部305は、主制御部302からの制御に基づいて、録画予約ファイルをMS22に記録するよう制御する。MS22は、録画予約ファイルを記録する。これにより、MS22には、例えば、図14のファイル#1の録画予約ファイルが記録されたことになる。より具体的には、図15の録画予約フォルダ331の中に、1つの録画予約ファイルが記録されたことになる。その後、処理は終了される。
図23の処理により、PDA11が、EPG情報に基づいて番組の録画予約を行い、録画予約ファイルを生成する。そして、PDA11は、生成した録画予約ファイルをMS22に記録させることができる。
なお、ステップS12とステップS13の処理は、ステップS17の処理の後、すなわち、録画予約ファイル生成部307が録画予約ファイルを生成した後、記録制御部305によりMS22への記録が行われる前に行うようにしてもよい。
次に、図24を用いて、図23の処理によりMS22に記録された録画予約ファイルに基づいて、図21のビデオレコーダ12が録画を行う処理について説明する。図24は、ビデオレコーダ12における録画処理を説明するフローチャートである。なお、この処理は、ビデオレコーダ12にMS22が装着されたとき開始される。
ステップS41において、再生制御部511は、MS22から録画予約ファイルを取得する。例えば、MS22に図16に示されるような情報が記録されていた場合、再生制御部511は、録画予約フォルダ311内に格納されている録画予約ファイルを取得する。また、再生制御部511は、MS22から設定ファイル312を取得する。取得されたファイルは、主制御部502に供給される。
ステップS42において、時刻処理部512は、主制御部502からの制御に基づいて、時刻を設定する処理である時刻設定処理を実行する。なお、この処理の詳細は、図25と図26を参照して後述する。
ステップS43において、主制御部502は、ステップS41で取得した録画予約ファイルを、録画予約情報として、録画予約情報記憶部506に登録する(記憶させる)。また、設定ファイル312の情報も録画予約情報として、録画予約情報記憶部506に登録される。録画予約制御部507は、録画予約情報記憶部506に登録された録画予約情報と、時刻処理部512の現在時刻カウント部554によりカウントされている現在時刻に基づいて、録画予約を制御する。
ステップS44において、録画予約制御部507は、予約されている時刻(録画をする時刻)になったか否かを判定し、予約されている時刻になるまで待機する。例えば、録画予約制御部507は、録画予約情報記憶部506に記憶されている録画予約情報が、図14に示されるように6つの録画予約ファイル#1乃至#6からなる場合、これらの録画予約ファイルのうち、1番現在時刻に近い録画開始時刻の録画予約ファイルである録画予約ファイル#1の情報を保持しておくとともに、時刻処理部512によりカウントされている現在時刻に基づいて、録画予約ファイル#1の録画開始時刻が現在時刻になったか否かを判定する。図14の例の場合、2004年1月23日10:00が、現在時刻になったか否かが判定される。
ステップS44において、予約されている時刻になったと判定された場合、ステップS45において、録画予約制御部507は、自動録画処理を実行する。具体的には、録画予約制御部507は、主制御部502に、所定の番組(チャンネル)を所定の条件(例えば、録画モードやフレームレート等の条件)で録画を行わせるための制御信号を出力する。主制御部502はこの制御信号に基づいて、AV信号取得部503に、録画対象となる番組のAV信号を取得させる。AV信号取得部503は、この制御に基づいて、対象となる番組のAV信号を取得し、これを、録画する番組のAV信号として主制御部502に供給する。
ステップS46において、記録制御部510は、主制御部502からの制御に基づいて、録画する番組のAV信号をMS22に記録する(録画する)。具体的には、主制御部502がステップS44で取得した録画する番組のAV信号をA/D変換部508に供給する。A/D変換部508は、AV信号(アナログであるAV信号)をA/D変換し、デジタルのAV信号としてMPEGエンコーダ509に供給する。MPEGエンコーダ509は、供給されたデジタルのAV信号をMPEG4の規格に基づいてエンコードし、エンコードしたデータ(オーディオデータとビデオデータ)を多重化して記録制御部510に供給する。記録制御部510は、エンコードされた録画する番組のデータをMS22に記録する。その後、処理は終了される。
図24の処理により、ビデオレコーダ12が、MS22に記録された録画予約ファイルに基づいて番組(のデータファイル)を録画(記録)することができる。
なお実際には、ステップS43の処理の後、電源をOFF(スタンバイ)にするようにすることで、スタンバイ表示(図示せぬ)が点灯し、ステップS44でYESと判定されるまで録画待機状態となる。
PDA11は、番組(のデータ)が記録されたMS22を装着することで、MS22に記録された番組を再生することができる。具体的には、図8の再生制御部308がMS22に記録されている番組データを再生し、表示制御部304は、番組データに対応する画像をLCD48に表示させる。これにより、上述した図13に示されるように、LCD48の画面に番組が表示される。
このように、PDA11で番組の録画予約ファイルを生成してMS22に記録し、ビデオレコーダ12において録画予約ファイルに基づいて番組をMS22に録画し、再びPDA11でMS22に録画された番組を視聴することができる。
次に、図24のステップS42の時刻設定処理の詳細を、図25と図26のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、図22の時刻処理部512により実行される処理である。
ステップS81において、現在時刻カウント部554は、カウントする現在時刻が設定されているか否かを判定する。現在時刻カウント部554に時刻が設定されている場合、現在時刻カウント部554は、設定されている時刻をカウントし、現在の時刻を刻む。この場合、現在時刻カウント部554は、時計として動作する。一方、現在時刻カウント部554に時刻が設定されていない場合、現在時刻カウント部554は、基準とする時刻がないため、時刻を刻まず、例えば、製造工場によりあらかじめ設定された初期値が点滅するような状態となっている。
具体的には、現在時刻カウント部554に時刻が設定されていない場合というのは、例えば、製造工場からビデオレコーダ12を出荷した状態、または、停電や長期間の未使用により電源の供給が断たれたことによって時刻が製造工場からの出荷時と同等となっている場合である。このような状態を、以下、未設定状態と称する。
ステップS81において、時刻が設定されていない(すなわち、時刻未設定状態である)と判定された場合、ステップS82において、時刻処理部512の時刻情報取得部551は、複数の録画予約ファイル(録画予約情報)の予約時刻を取得する。具体的には、時刻情報取得部551は、図14に示されるような複数の録画予約ファイル#1乃至#6それぞれの予約日と予約時刻(以下、予約日と予約時刻をあわせて予約時刻と称する)を取得し、これを選択部552に供給する。なお、詳細は後述するが、取得されるファイルは、録画予約ファイルに限定されない。
ステップS83において、選択部552は、供給された複数の予約時刻の中から、最新の予約時刻を選択する。例えば、選択部552は、図14の録画予約ファイル#1乃至#6の予約時刻が時刻情報取得部551により供給された場合、最新の(すなわち、最も日時が進んでいる)予約時刻である、録画予約ファイル#5の予約時刻を選択結果とする。すなわち、録画予約ファイル#5の予約時刻は2004年1月21日11:00であり、他の録画予約ファイル#1乃至4、並びに#6の予約時刻より新しい。選択部552は、選択した結果(最新の予約時刻)を、時刻設定部555に供給する。
ステップS84において、時刻設定部555は、現在時刻カウント部554の初期値をステップS83で選択された最新の予約時刻とする。現在時刻カウント部554には、製造工場によりあらかじめ初期値として、例えば、2000年1月1日0:00が設定されているので、時刻設定部555は、この初期値を、録画予約ファイル#5の予約時刻2004年1月21日11:00に設定する。
ステップS85において、時刻設定部555は、ユーザに時刻の設定を促す。具体的には、時刻設定部555は、ユーザに対して時刻の設定を促すために、現在時刻カウント部554によりカウントされる初期値(最新の予約時刻)を点滅表示させるよう制御する。現在時刻カウント部554は、この初期値をカウントせず、この初期値を点滅表示するような制御信号を主制御部502および表示制御部504に供給する。その結果、表示部505は、表示制御部504からの制御に基づいて、初期値を点滅させて表示する。すなわち、ユーザに時刻の設定が促される。
ステップS86において、操作入力部501は、ユーザからの時刻を設定する操作を受け付ける。例えば、表示部505に2004年1月21日11:00が表示されており、現在時刻が2004年1月21日11:30であった場合、ユーザは、30分だけ時間を進めるような操作を入力する。操作入力部501は、入力された操作情報を主制御部502に供給する。主制御部502は、この時刻を設定する操作情報を時刻処理部512に供給する。
ステップS87において、時刻処理部512の時刻設定情報取得部556は、ユーザからの時刻を設定する操作情報を取得し、現在時刻カウント部554に、ユーザからの操作に基づいた時刻を設定する。すなわち、現在時刻カウント部554の現在時刻として、2004年1月21日11:30が設定される。そして、現在時刻カウント部554は、2004年1月21日11:30からカウントを始める。その後処理は終了される。
ステップS81乃至87の処理をまとめると以下のようになる。
ビデオレコーダ12のように、時刻によるタイマー録画などを行う機器であって、MS22などの半導体メモリに録画予約情報が記録され、その録画予約情報に基づいて録画を行う機器において、時刻が未設定状態の場合には、機器の電源を入れたとき、時刻設定を行う必要がある。また、MS22に記録された最新の時刻情報の時刻は、現在時刻に近いものである可能性が高い。そこで、時刻未設定の場合に、ビデオレコーダ12に装着されたMS22に記録されている時刻情報を、時計設定のための初期値として取得し、表示することで、初期値を現在時刻に近い時刻とすることができる。すなわち、ユーザは、現在時刻に近い初期値の時刻に基づいて、現在時刻を設定するため、少ない作業量で現在時刻の設定を行うことができる。
なお、この例の場合、ビデオレコーダ12にMS22が装着されている状態で、時刻未設定状態であるかが判定され、MS22の時刻情報が取得されるようにしたが、ビデオレコーダ12の電源がオンされた場合に、ステップS81の処理が行われ、その後、MS22が装着されていない場合には、MS22の装着を促すような処理としてもよい。すなわち、図24のステップS42の処理の詳細を図25の処理とせず、ビデオレコーダ12の電源がオンされた場合に、図25のステップS81、ステップS82乃至ステップS87の処理が実行されても良い。この場合、ステップS81の処理でNOと判定された後に、MS22の装着が促される。
図25に戻って、ステップS81で時刻が設定されている(すなわち、現在時刻カウント部554が現在時刻をカウントしている)と判定された場合、ステップS88において、時刻処理部512の時刻情報取得部551は、複数の録画予約ファイル(録画予約情報)の予約時刻を取得する。具体的には、上述したステップS82の処理と同様に、時刻情報取得部551は、図14に示されるような複数の録画予約ファイル#1乃至#6それぞれの予約日と予約時刻(以下、予約日と予約時刻をあわせて予約時刻と称する)を取得し、これを選択部552に供給する。
ステップS89において、選択部552は、供給された複数の予約時刻の中から、最新の予約時刻を選択する。例えば、選択部552は、図14の録画予約ファイル#1乃至#6の予約時刻が時刻情報取得部551により供給された場合、最新の(すなわち、最も日時が進んでいる)予約時刻である、録画予約ファイル#5の予約時刻を選択結果とする。すなわち、録画予約ファイル#5の予約時刻は2004年1月21日11:00であり、他の録画予約ファイル#1乃至4、並びに#6の予約時刻より新しい。選択部552は、選択した結果(最新の予約時刻)を、時刻変更判定部552に供給する。時刻変更判定部553は、供給された最新の予約時刻を取得する。本例の場合、録画予約ファイル#5の予約時刻である2004年1月21日11:00が最新の録画予約時刻であるので、時刻変更判定部553は、これを取得する。
ステップS90において、時刻変更判定部553は、現在時刻カウント部554がカウントしている時刻を取得する。ステップS90の処理は、ステップS81で時刻が設定されている(YES)と判定された後の処理であるので、現在時刻カウント部554は、現在時刻をカウントしている。時刻変更判定部553は、現在時刻カウント部554がカウントしている現在時刻を取得する。以下、この現在時刻カウント部554がカウントしている現在時刻をカウント時刻と称する。
ステップS91において、時刻変更判定部553は、カウント時刻が最新の予約時刻(ステップS89で選択された予約時刻)より新しい(未来である)か否かを判定する。すなわち、時刻変更判定部553は、カウント時刻と最新の予約時刻(2004年1月21日11:00)を比較し、カウント時刻の方が進んでいるか否かを判定する。予約時刻は、その録画予約ファイルをPDA11において生成した時刻、すなわち、図23のステップS17の処理が実行された時点の時刻であるので、通常、現在時刻であるカウント時刻よりは過去(古い)はずである。換言すれば、カウント時刻が最新の予約時刻より新しいということは、カウント時刻である現在時刻が間違っていることを示す。
ステップS91において、カウント時刻が最新の予約時刻より新しくない(すなわち古い)と判定された場合、ステップS92において、時刻変更判定部553は、カウント時刻と最新の予約時刻の差が所定の範囲内であるか否かを判定する。例えば、所定の範囲は1分とされる。この処理は、ステップS91でカウント時刻が最新の予約時刻より新しいと判定された後、すなわちカウント時刻が間違っていると判定された後に実行される処理であり、カウント時刻のずれが所定の範囲内にあるか否かを判定している処理である。
ステップS92において、カウント時刻と最新の予約時刻の差が所定の範囲内でないと判定された場合、ステップS93において、時刻設定部555は、時刻設定のための初期値を最新の予約時刻とする。具体的には、時刻設定部555は、現在時刻カウント部554の初期値をステップS89で選択された最新の予約時刻とする。
ステップS94において、時刻設定部555は、時刻の設定を促す。具体的には、時刻設定部555は、ユーザに対して時刻の設定を促すために、現在時刻カウント部554によりカウントされる初期値(最新の予約時刻)を点滅表示させるよう制御する。現在時刻カウント部554は、この初期値をカウントせず、この初期値を点滅表示するような制御信号を主制御部502および表示制御部504に供給する。その結果、表示部505は、表示制御部504からの制御に基づいて、初期値を点滅させて表示する。すなわち、ユーザに時刻の設定が促される。ステップS92の処理でカウント時刻と最新の予約時刻の差が所定の範囲内でないと判定されたということは、カウント時刻が現在時刻より所定の範囲以上に大きくずれていることを示している。そのため、時刻の設定を促すことで、ユーザは、カウント時刻が誤っていることを知ることができ、もって、現在時刻に戻しやすくすることができる。
このとき、現在時刻カウント部554が設定された初期値に基づいてカウントを始めた場合、すなわち、ユーザに対して時刻の設定を促す表示がなされなかった場合、ユーザは、時刻が誤っていることを知る可能性が非常に低くなる。すなわち、設定された初期値は、MS22の予約録画ファイルが生成された時刻、すなわち、現在時刻よりは多少遅れているため、やはり、ユーザにより現在時刻に設定し直す必要がある。そこで、ステップS94のように、ユーザに対して時刻の設定を促すようにすることで、容易に正しい時刻に設定しなおすことができる。
ステップS95において、操作入力部501は、ユーザからの時刻を設定する操作を受け付ける。例えば、表示部505に2004年1月21日11:00が表示されており、現在時刻が2004年1月21日11:30であった場合、ユーザは、30分だけ時間を進めるような操作を入力する。操作入力部501は、入力された操作情報を主制御部502に供給する。主制御部502は、この時刻を設定する操作情報を時刻処理部512に供給する。
ステップS96において、時刻処理部512の時刻設定情報取得部556は、ユーザからの時刻を設定する操作情報を取得し、現在時刻カウント部554に、ユーザからの操作に基づいた時刻を設定する。すなわち、現在時刻カウント部554の現在時刻として、2004年1月21日11:30が設定される。そして、現在時刻カウント部554は、2004年1月21日11:30からカウントを始める。
ステップS91において、カウント時刻が最新の予約時刻より新しいと判定された場合、処理は終了される。このことは、カウント時刻(現在時刻)が、録画予約ファイルが生成された予約時刻より新しいのは当たり前であり、現在時刻にずれがあるとは考えられないためである。また、ステップS92において、カウント時刻と最新の予約時刻の差が所定の範囲内であると判定された場合においても、処理は終了される。このことは、所定の範囲内の時刻のずれであれば、問題ないと考えられるからである。
ステップS81、並びに、ステップS88乃至ステップS96の処理をまとめると以下のようになる。
ビデオレコーダ12のように、時刻によるタイマー録画などを行う機器であって、MS22などの半導体メモリに録画予約情報が記録され、その録画予約情報に基づいて録画を行う機器において、現在時刻が設定されている場合を考える。MS22がビデオレコーダ12に装着された場合、ビデオレコーダ12は、自分自身がカウントしている現在時刻とMS22内の最新の録画予約ファイルの予約時刻との比較を行い、ビデオレコーダ12がカウントしているカウント時刻が録画予約ファイルの予約時刻より前の時刻であって、両者の差が所定の範囲を超える場合、時刻設定モードに入り、時刻の補正を促す。これにより、ビデオレコーダ12のカウント時刻が誤っていた場合においても、容易に、正しい現在時刻に直すことができる。
なお、この例の場合、ビデオレコーダ12のカウント時刻が録画予約ファイルの予約時刻より前の時刻であり、かつ、両者の差が所定の範囲を超える場合に時刻設定モードに入る(ステップS94)ようにしたが、単に、ビデオレコーダ12のカウント時刻が録画予約ファイルの予約時刻より前の時刻であれば、時刻設定モードに入るようにしても良いし、両者の差が所定の範囲を超える場合であれば、時刻設定モードに入るようにしても良い。また、これらの処理が逆であってもよい。すなわち、一方の条件のみ当てはまれば、時刻設定モードに入るようにしても良い。具体的には、ステップS91とステップS92の処理は、その順番が逆であっても、一方のみの処理であってもよい。
なお、時刻設定モードにおいて、一定時間ユーザからの操作が入力されない場合には、元の時刻(すなわち、設定された初期値)保持して、時刻設定モードから抜け、現在時刻カウント部554によるカウントを続けるようにする。
図24と図25の処理により、ビデオレコーダ12に時刻が設定されていない場合(ステップS81でNOと判定された場合)には、ビデオレコーダ12に装着されたMS22に記録されている録画予約ファイルの予約時刻(録画予約ファイルの生成時刻)を、時計設定のための初期値として取得し、表示することで、初期値を現在時刻に近い時刻とすることができる(ステップS84乃至87)。すなわち、ユーザは、現在時刻に近い初期値の時刻に基づいて、現在時刻を設定するため、少ない作業量で現在時刻の設定を行うことができる。また、容易に時刻の設定を行うことができる。
さらに、ビデオレコーダ12に時刻が設定されている場合(ステップS81でNOと判定された場合)には、ビデオレコーダ12に装着されたMS22に記録されている録画予約ファイルの予約時刻(録画予約ファイルの生成時刻)と、ビデオレコーダ12がカウントしているカウント時刻を比較することで、カウント時刻にズレが生じていないか否かを確認することができる。さらに、ビデオレコーダ12は、カウント時刻にズレが生じていた場合には、予約時刻を初期値として、時刻を補正するよう促すようにしたので(図26のステップS93およびステップS94)、ビデオレコーダ12のカウント時刻が誤っていた場合においても、容易に、正しい現在時刻に直すことができる。
なお、ステップS82およびステップS88の処理では、MS22に記録されている、録画予約フォルダ331の中の複数の録画予約ファイルの予約時刻を取得するようにしたが、これに限らず、時刻情報取得部551は、MS22に記録されている設定ファイル332の時刻を取得するようにしてもよいし、MS22内の特定のフォルダ内の時刻情報のうち最新の時刻を選択して取得するようにしても良いし(この場合選択部552は不要となる)、MS22内の全ファイルの時刻情報のうち最新のものを取得するようにしても良い(この場合選択部552は不要となる)。
時刻取得のために要する時間は、MS22に記録されている設定ファイル332の時刻を取得するようにするのが1番早く、2番目が図25と図26の処理で用いた録画予約ファイルのうち最新の予約時刻を取得するものであり、3番目がMS22内の特定のフォルダ内の時刻情報のうち最新の時刻を取得するようにすることであり、4番目(1番遅いもの)がMS22内の全ファイルの時刻情報のうち最新のものを取得することであるが、現在時刻に、より、近い時刻を取得するためには、4番目から1番目の順で精度を上げることが期待できる。また、時刻情報は、そのファイルの生成時刻または更新時刻とされる。
このように、機器の時計の設定を行う場合に、機器に装着された半導体メディア内のファイルに記された時間情報(タイムスタンプ)のうち最も新しいものを時計設定開始のデフォルト値(初期値)として用いることにより、時計の設定を行う際の設定初期値と現在時刻との差が小さくなるため、設定終了までの作業量が少なくすることができる。
また、初期設定を行う場合の操作量を減らすことができる。
さらに、予約情報ファイルを生成した直後に、ビデオレコーダ12にMS22を装着した場合には、時刻の設定がほとんど必要ないため、より時刻設定の作業量を減らすことができる。
また、あらかじめ製造工場で設定された初期時刻と現在時刻の差が大きい場合であっても、MS22に記録されているファイルの時刻情報に基づいて、改めて初期時刻が設定されるため、改めて設定された初期時刻と現在時刻の差は小さくなり、もって、ユーザは現在時刻の設定を行うのが容易である。
さらに、MS22に記録されている時刻情報をビデオレコーダ12の現在時刻に設定するわけではなく、初期時刻(デフォルト時刻)とするため、MS22に記録されている時刻と現在時刻との間にズレがあった場合においても、ユーザが現在時刻へ補正を行えばよい。このとき、ユーザへ時刻の設定が促されるため、ユーザは、時刻の設定を忘れずに行うことができる。
なお、以上の例では、MS22を用いたビデオレコーダ12に適用した場合について説明したが、本発明は、半導体メモリに録画予約情報が記録され、その録画予約情報に基づいて、時刻によるタイマー録画などを行う全ての電子機器に適用することができる。さらには、記録媒体から情報を読みとり、読みとった情報に基づく処理を実行するパーソナルコンピュータのような情報処理装置においても、本発明は適用することができる。この場合、MS22が記録媒体に該当し、ビデオレコーダ12が情報処理装置に該当する。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、上述した図24乃至図26の処理は、図27に示されるようなパーソナルコンピュータ800により実行される。
図27において、CPU801は、ROM802に記憶されているプログラム、または、記憶部808からRAM803にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM803にはまた、CPU801が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU801、ROM802、およびRAM803は、内部バス804を介して相互に接続されている。この内部バス804にはまた、入出力インターフェース805も接続されている。
入出力インターフェース805には、キーボード、マウスなどよりなる入力部806、CRT,LCDなどよりなるディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部807、ハードディスクなどより構成される記憶部808、並びに、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部809が接続されている。通信部809は、電話回線やCATVを含む各種のネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース805にはまた、必要に応じてドライブ810が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどによりなるリムーバブルメディア821が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部808にインストールされる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図27に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア821よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM802や記憶部808が含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
PDAと本発明を適用したビデオレコーダの関係を説明する図である。 図1のPDAの外観図である。 図1のPDAの外観図である。 図1のPDAの外観図である。 図1のPDAの外観図である。 図1のPDAの内部の構成例を示すブロック図である。 LCDの画面に設けられる標準表示領域、ステータス領域を説明する図である。 図1のPDAの機能的構成例を示すブロック図である。 LCDの画面例を示す図である。 LCDの画面例を示す図である。 LCDの画面例を示す図である。 LCDの画面例を示す図である。 LCDの画面例を示す図である。 録画予約ファイルを説明する図である。 録画予約ファイルの詳細な構成を説明する図である。 MSに記録されているファイルを説明する図である。 図1のビデオレコーダの外観図である。 図1のビデオレコーダの外観図である。 図1のビデオレコーダの外観図である。 図1のビデオレコーダの内部の構成例を示すブロック図である。 図1のビデオレコーダの機能的構成例を示すブロック図である。 図21の時刻処理部の詳細な機能的構成例を示すブロック図である。 PDAにおける録画予約設定処理を説明するフローチャートである。 ビデオレコーダにおける録画処理を説明するフローチャートである。 時刻処理部における時刻設定処理を説明するフローチャートである。 時刻処理部における時刻設定処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
符号の説明
11 PDA, 12 ビデオレコーダ, 22 MS, 307 録画予約ファイル精製部, 331 録画予約フォルダ, 332 設定ファイル, 501 操作入力部, 504 表示制御部, 505 表示部, 506 録画予約情報記憶部, 507 録画予約制御部, 509 MPEGエンコーダ, 510 記録制御部, 511 再生制御部, 512 時刻処理部, 551 時刻情報取得部, 552 選択部, 553 時刻変更判定部, 554 現在時刻カウント部, 555 時刻設定部, 556 時刻設定情報取得部

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する情報処理装置において、
    前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定手段と、
    前記初期値設定手段により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 現在の時刻が設定されている場合、設定されている現在の時刻と、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻とを比較し、前記現在の時刻の変更を行うか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記初期値設定手段は、前記判定手段により前記現在の時刻の変更を行うと判定された場合、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための前記初期値に設定し、
    前記時刻判定手段は、前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記時刻情報取得手段により複数のファイルの時刻情報が取得された場合に、前記複数の時刻情報に基づく時刻のうち、最新の時刻を選択する選択手段をさらに備え、
    前記初期値設定手段は、前記選択手段により選択された前記最新の時刻を前記初期値に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ファイルの時刻情報は、前記ファイルの生成時刻または更新時刻である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得ステップと、
    前記時刻情報取得ステップの処理により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップと、
    前記初期値設定ステップの処理により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行するプログラムであって、
    前記記録媒体に記録されているファイルの時刻情報を取得する時刻情報取得ステップと、
    前記時刻情報取得ステップの処理により取得された前記時刻情報に基づく時刻を、時刻を設定するための初期値に設定する初期値設定ステップと、
    前記初期値設定ステップの処理により設定された前記初期値に対するユーザからの操作に基づいて、現在の時刻を設定する時刻設定ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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