JP4989827B2 - 中空の円筒を使って液体を霧状にする装置 - Google Patents

中空の円筒を使って液体を霧状にする装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、霧状にすべき液体を受入れるための回転可能な中空円筒、及び中空円筒を回転させるための駆動機構を含んで成り、
中空円筒がその下端部で床により閉鎖されており、その上端部に開口部を有し、そのケーシングが、霧状にすべき液体の導入のための複数の円形穴型ノズルを有する、液体を霧状にする装置に関する。
【0002】
本発明はまた、上述の種類の装置を用いて液体を霧状にし、噴霧冷却及び噴霧乾燥するための方法に関する。
【0003】
本発明はさらに、溶液又は分散液、好ましくはエマルジョンから粉末を生産する目的での上述の種類の装置の使用にも関する。
【0004】
【従来の技術】
上述のタイプの装置は、P.Schmidの出版物「Auslegungrotierender poroser Zerstaubung skorper」Verfahrenstechnik 8(1974)No.7の中で記述されている。この出版物は、複数の円形穴型ノズルを伴う中空円筒の利用についての基本的な説明を提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明によって解決すべき課題は、狭い液滴サイズ分布を達成でき、噴霧中の平均液滴サイズが50〜500マイクロメートル、好ましくは100〜350マイクロメートルの範囲内にあるべきである上述のタイプの装置を提供することにある。さらに、液体を霧状にするプロセス中の技術的に望ましい処理量を得ることができるようにし、かつそれにより低い摩耗で作動することが期待できる上述のタイプの装置を提供することが、本発明の範囲内の基本的目的である。中空円筒及びそのケーシング内の円形穴型ノズルの構造及び寸法は、前述の円形穴型ノズル内の液体とその温度の均質な分布が得られるような、かつ、円形穴型ノズルの目詰まり傾向が無視できる程度のものであるような、形に選択されるべきである。さらに本発明の中空円筒は、着脱が容易であるべきであり、又中空円筒ならびに円形穴型ノズルの清掃も容易でなくてはならない。
【0006】
本発明のさらなる目的は、本発明に従った装置で液体を霧状にし、噴霧冷却又は噴霧乾燥する方法を提供することにある。
【0007】
本書で使用されている「液体」という語は、活性物質ならびに任意には活性物質を含有する溶融物例えば脂肪性溶融物の溶液、特に水溶液、分散液及びエマルジョン(乳液)を含む。活性物質の例としては、例えばビタミンA,E,D又はKといったような脂容性ビタミン、β−カロチン、ゼアキサンチン、ルティン又はアスタキサンチン、脂溶性又は水溶性の薬学的に活性な物質ならびに例えばビタミンC及びビタミンB類といったような水溶性ビタミンがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
装置に関して前述した課題の1部分は、本発明に従うと、請求項1に示された特徴をもつ上述の種類の装置よって解決される。
【0009】
本発明に従ったこの装置のさらなる態様は請求項2〜10に示されている。
【0010】
好ましい実施形態においては、中空円筒は、霧状にするべき液体をその中に供給するように働く同時回転性の中空シャフト上に、ネジにより取付けられている。従って中空円筒は、僅かな労力で着脱でき、こうしてメンテナンス手順のための消費時間が短縮される。この手段によって及び中空円筒の非常に単純な構造ならびに薄い壁厚によって、中空円筒ならびに円形穴型ノズルは、容易に清掃可能である。
【0014】
方法に関する上述の課題の一部分は、請求項1116に示されている上述の種類の方法によって本発明に従って解決される。
【0015】
請求項13に従った方法により、本発明において示されているような円形穴型ノズルの非常に低い目詰まり傾向が達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の作用例については、添付図面に基づいて以下に記述される。
【0018】
(本発明に従った装置の基本的構造)
図1に示されているように、本発明に従った装置は以下の構成要素を含んで成る。
− 霧状にすべき液体を収容するための回転可能な中空円筒11又は21,
− 中空円筒11又は21の回転のための、好ましくは電気機械式の駆動機構12,及び
− 霧状にすべき液体を、一定の圧力下で中空円筒11又は21内に導入する手段。この圧力は例えば0.3×105〜5×105パスカル(0.3〜5バール)である。
【0019】
最後に言及した手段は、例えば、駆動機構12からも回転可能で、それ自体ポンプを介して霧状にするべき液体の供給源と、そして他方では中空円筒11又は21と連結されている同時回転する中空シャフト19を含むことができる。
【0020】
中空円筒11又は21は、ここで記述した目的のために機械的に加工されうる全ての材料、例えば鋼又は鋼合金といったような金属又はポリ塩化ビニル若しくはポリエチレンといったようなプラスチックから製造可能である。
【0021】
駆動機構12は、中空円筒11が、2000〜20000回転/分、好ましくは3000〜10000回転/分の範囲内の回転速度で回転できるようにする。
【0022】
【実施例】
本発明に従った装置の2つの異なる実施形態について以下に記述する。
【0023】
(本発明に従った装置の第1実施例)
本発明に従った装置の第1の実施形態は、上述の図1に従った基本的構造をもち、図2〜4に従った中空円筒11を含んでいる。
【0024】
図2から、明らかであるように中空円筒11は、その底面端部が床13により閉鎖され、その上端部に開口部15を有する。図3及び4に詳細に示されているように、中空円筒11の円筒形ケーシング16は、霧状にすべき液体の導入のための複数の円形穴型ノズル18を有する。
【0025】
中空円筒11は、その上端部で同時回転中空シャフト19に取外し可能な形で取付けられており、このシャフトを通して液体を開口部15を介して中空円筒11内に導入することができる。中空シリンダ11を同時回転中空シャフト19上にネジ込むことができるのが好ましい。これは、特殊な工具なしで中空円筒11を着脱できるという利点がある。中空円筒11は、10〜25ミリメートルの範囲内の直径をもつ。
【0026】
円形穴型ノズル18を支持する円筒ケーシング16の表面は、20〜120ミリメートルの長さにわたり軸方向に延びる。
【0027】
中空円筒11のケーシング16における円形穴型ノズル18(図4参照)の各々は、0.05〜1ミリメートルの範囲内の、好ましくは0.1〜0.4ミリメートルの範囲内の穴直径を有する。中空円筒11のケーシング16における円形穴型ノズル18の各々は、1〜50,好ましくは2〜10の範囲内の長さ/穴直径比を有する。
【0028】
中空円筒11の上述の構成では、層状糸様分解とそれに伴う液滴分散時の狭い液滴サイズ分布は、霧状にすべき液体の粘度、霧状にすべき液体の処理量並びに中空円筒11の回転及び直径を適切に選択することによって達成可能である。噴霧中の平均液滴サイズは、50〜500マイクロメートル、好ましくは100〜350マイクロメートルの範囲内となる。
【0029】
(発明に従った装置の第2実施例)
本発明に従った装置の1実施形態は、上述の図1に従った基本的構造を有するが、図1〜3に従った中空円筒11の代りに、霧状にすべき液体を収容するための回転可能な中空円筒21及び中空円筒21と共に回転可能であって、それを通して霧状にすべき液体を中空円筒21内に導入できる供給導管31を収容する図5〜9に従った配置を含んでいる。
【0030】
図5から明らかであるように、中空円筒21は、その底面端部で床23により閉鎖され、その上端部に開口部25を有する。図6及び7に詳細に示されているように、中空円筒11のケーシング26は、霧状にすべき液体の導入のための複数の円形穴型ノズル28を有する。
【0031】
中空円筒21は、その上端部が同時回転中空シャフト19に対して、取外し可能な形で取付けられており、このシャフトを通して液体が開口部25を介して中空円筒21内に導入される。中空シリンダ11を同時回転中空シャフト19上にネジで取付けることができるのが好ましい。これは、特殊な工具なしで中空円筒11を着脱できるという利点がある。中空円筒21は、10〜60ミリメートル、好ましくは20〜40ミリメートルの範囲内の直径をもつ。
【0032】
円形穴型ノズル28を支持する円筒ケーシング26の表面は、120〜400ミリメートル、好ましくは120〜250ミリメートルの範囲内の長さにわたり軸方向に延びる。
【0033】
中空円筒21のケーシング26における円形穴型ノズル28の各々は、0.05〜1ミリメートル、好ましくは0.1〜0.4ミリメートルの範囲内の穴径を有する。中空円筒21のケーシング26内の円形穴型ノズル28の各々は、1〜50,好ましくは2〜10の範囲内の長さ/穴直径比を有する。
【0034】
供給導管31は、供給導管31の長手方向軸34が中空円筒21の回転軸27と一致するような形で、シリンダ21の中に配置されている。
【0035】
供給導管31の入口32は、中空円筒21の開口部25ひいては霧状にすべき液体の供給源に取付けられている。
【0036】
供給導管31の出口33は、中空円筒21の内側で、かつ中空円筒の床がある端部領域に配置されている。
【0037】
供給導管31の出口33は、円筒ケーシング26の内側面に向けられ、この出口33と円筒床23の内側面との間の距離は、この出口33と中空円筒21の開口部25の間の距離よりもはるかに小さくなっている。
【0038】
供給導管31の出口33と円筒床23の内側面の間の距離は、好ましくは1〜20ミリメートルの範囲内にある。
【0039】
好ましい実施形態では、供給導管31の円筒形側壁35は、前述の出口33に加えて、複数の開口部を有し、これらの開口部は全て、その入口32とその出口33との間で軸方向に配置されている。
【0040】
(発明に従った装置を用いて実施可能な方法の実施例)
以下の方法1)〜5)はなかんづく、例えば、中空円筒11又はlのケーシング内の全ての円形穴型ノズルが液体で完全に満たされた状態で、かつ液体が0.1〜2.0m/秒、好ましくは0.3〜1.0m/秒の流量で円形穴型ノズルを通って流れるような形で、中空円筒を通る液体処理量が調整されている状態で、本発明に従った装置を用いて実施可能である。
【0041】
1) 液体を上述の装置のうちの1つを用いて霧状にする、液体を霧状にする方法
2) ガス流内、例えば5°〜50℃の範囲内の空気温度の空気流内に中空円筒11又は21が配置されている、上述の装置の1つを用いて液体を霧状にする、液体の噴霧冷却方法。その他のガス、例えば窒素を空気の代りに用いることもできる。
3) 空温が5°〜50℃の範囲内にある間接的に調節された部屋の中で噴霧が行なわれる、上述の装置の1つを用いて液体を霧状にする、液体の噴霧冷却方法。
4) 140°〜300℃の範囲内のガス温度のガス流内に中空円筒11又は21が配置されている、上述の装置の1つを用いて液体を霧状にする、液体の噴霧乾燥方法。
5) 空温が140°〜300℃の範囲内にある間接的に調節された部屋の中で噴霧が行なわれる、上述の装置の1つを用いて液体を霧状にする、液体の噴霧乾燥方法。
【0042】
上述の本発明に従った装置で達成できる狭い粒度分布は、図11中で体積分布として示されている。
【0043】
(手順例)
上述の本発明に従った装置を用いて実施可能な霧化手順は、溶液、分散、好ましくはエマルジョンから、ならびに溶融物からの粉末の生産を目的として大規模に使用することができる。
【0044】
このために必要とされる装置の構成の一例が、図10に概略的に示されている。この構成には、原料コンテナ41,供給ポンプ42,フィルタ43,温度調節された供給導管44,スプレーコンテナ45,スプレー配置46,製品排出導管47及び必要とされる添加剤、例えばケイ酸、でんぷん、低温/高温空気又はその他の添加剤のための任意的な供給用導管48が含まれる。
【0045】
フィルタ43のメッシュサイズは、円形穴型ノズル18又は28の穴の直径の関数として選択される。例えば50〜1000マイクロメートルの範囲内のメッシュサイズをもつフィルタ43が、0.05〜1ミリメートルの範囲内の穴径のために選択される。100〜400マイクロメートルの範囲内のメッシュサイズのフィルタ43が、0.1〜0.4ミリメートルの範囲内の穴径のために選択される。
【0046】
手順例: ゼラチンマトリクス中での活性物質粉末の生産
原料コンテナ41内に60℃で水性活性物質(例えばビタミンE)エマルジョンが保管されている。
【0047】
約45〜50%の乾燥物質含有量をもつエマルジョンは、供給ポンプ42を介して、100〜300マイクロメートルの標準メッシュサイズをもつフィルタ43を通してスプレー配置46まで搬送される。
【0048】
スプレーコンテナ45内のエマルジョンは、記述されたスプレー配置46を介して霧状にされる。スプレーコンテナ45内の周囲温度は20℃である。必要とされる添加剤8は、スプレーコンテナ45内の同時に秤量される。
【0049】
噴霧は、以下のような特徴をもつスプレー配置46を用いて実施される:すなわち
円形穴直径DB=0.3ミリメートル
円形穴型ノズルの数=1000
円筒壁の厚みS=1ミリメートル
中空円筒の直径DC=25ミリメートル
ノズル回転数n=7000回転/分
エマルジョン処理量:150kg/時
【0050】
スプレーコンテナ45の出口47で200〜250マイクロメートルの平均粒度をもつ粉末が得られる。
【0051】
【発明の効果】
本発明に従った装置の利点は以下の通りである:すなわち
これは、霧状にすべき液体の層状糸様分解の発生を容易にし、かくして噴霧中の平均液滴サイズが50〜500マイクロメートルの範囲内、好ましくは100〜350マイクロメートルの範囲内にあるものとして狭い液滴サイズ分布を達成させる。
中空円筒の非常に単純な構造、比較的小さい寸法及び低重量に起因して、液体を霧状にするための装置の構成が非常にコンパクトである。
中空円筒内及び円筒ケーシング内の円形穴型ノズル内の液体及びその温度の分布が均等であり、そのため、乾燥又はゲル化プロセスによる閉塞ひいては円形穴型ノズルの目詰まりが防止される。
中空円筒の円形穴型ノズルの中ぐり内の流速が比較的低いことによって非常に低摩耗での作動が達成される。
従来の霧状化装置が必要となるエネルギーに比べ、中空円筒の回転駆動に必要なエネルギーが著しく少ない。そして
液体の処理量が比較的少ない場合に最適である。
【0052】
以上の記述では、具体的な詳細と共に本発明の好ましい手順例について説明してきたが、かかる記述は例示を目的としたものにすぎず、クレームによって示される本発明の基本的教示から逸脱することなく、かかる手順例の変更及び修正を実施できるということは明白であるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に従った中空円筒又は図9に従った供給導管31を伴う中空円筒21の配置が使用されている、液体を霧状にするための本発明に従った装置を示す。
【図2】本発明に従った装置の中空円筒の第1の実施形態11の断面の概略図を示す。
【図3】図2の一点鎖線円E部分の側面の拡大図である。
【図4】図2中の円筒ケーシングの断面の部分的拡大図である。
【図5】本発明に従った装置の中空円筒の第2の実施形態21の断面の概略図を示す。
【図6】図5の一点鎖線円F部分の側面の拡大図である。
【図7】図5内の壁26の断面の小さい部分の拡大図を示す。
【図8】図5に従った中空円筒21内で使用されている供給導管31の断面図を示す。
【図9】図5に従った中空円筒21の断面を、この中空円筒内に供給導管31が挿入された状態で示す。
【図10】溶液、分散、エマルジョン及び溶融物から、好ましくはエマルジョンからの粉末製造のために本発明に従った装置が使用される概略的な構成図である。
【図11】本発明の装置を用いて達成される、体積分布として示された狭い粒度分布を明らかにするダイヤグラムである。
【符号の説明】
11 中空円筒
12 回転駆動機構
13 床
15 開口部
16 ケーシング
17 回転軸
18 円形穴型ノズル
19 中空シャフト
21 中空円筒
23 床
25 開口部
26 ケーシング
27 回転軸
28 円形穴型ノズル
31 供給導管
32 入口
33 出口
34 長手方向軸
35 壁
36 床
41 原料コンテナ
42 供給ポンプ
43 フィルタ
44 供給導管
45 スプレーコンテナ
46 スプレー配置
47 製品排出導管
48 添加剤供給用導管

Claims (16)

  1. 霧状にすべき液体を受け入れるための回転可能な中空円筒(11)と、
    中空円筒(11)を回転するための駆動機構(12)とを含んで成り、
    中空円筒がその下端部で床(13)により閉鎖されており、中空円筒の上端部に開口部(15)を有し、そのケーシング(16)が、霧状にすべき液体を導入するための複数の円形穴型ノズル(18)を有し、
    (a)中空円筒(11)の直径が、10〜25ミリメートルの範囲内にあり、
    (b)円形穴型ノズル(18)を有する円筒ケーシング(16)の表面が20〜120ミリメートルの範囲内の長さにわたり軸方向に延びる、液体を霧状にするための装置であって、
    中空円筒(11)が、その上端部で、同時回転する中空シャフト(19)に対し取外し可能な形で取付けられており、この中空シャフトを通って開口部(15)を介して中空円筒(11)内に液体を導入することができる、装置
  2. 中空円筒(11)が、同時回転する中空シャフト(19)上にネジで取付けられている、請求項に記載の装置。
  3. 中空円筒(11)のケーシング(16)における円形穴型ノズル(18)の各々が、0.05〜1ミリメートルの範囲内の穴直径を有する、請求項1に記載の装置。
  4. 霧状にすべき液体が、50〜1000マイクロメートルの範囲内にある規定値より小さいサイズをもつ粒子の通過を許容するフィルタ(43)を通して、中空円筒(11)内に導入される、請求項に記載の装置。
  5. 中空円筒(11)のケーシング(16)における円形穴型ノズル(18)の各々が、0.1〜0.4ミリメートルの範囲内にある穴直径を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 霧状にすべき液体は、100〜400マイクロメートルの範囲内にある規定値より小さいサイズをもつ粒子の通過を許容するフィルタ(43)を通して、中空円筒(11)内に導入される、請求項に記載の装置。
  7. 中空円筒(11)のケーシング(16)における円形穴型ノズル(18)の各々が、1〜50の範囲内の長さ/穴直径比を有する、請求項1に記載の装置。
  8. 中空円筒(11)のケーシング(16)における円形穴型ノズル(18)の各々が、2〜10の範囲内の長さ/穴直径比を有する、請求項1に記載の装置。
  9. 中空円筒(11)を回転させるための駆動機構(12)が、毎分2000〜20000回転の範囲内にある回転速度を許容する、請求項1に記載の装置。
  10. 中空円筒(11)を回転させるための駆動機構(12)が、毎分3000〜10000回転の範囲内にある回転速度を許容する、請求項1に記載の装置。
  11. 液体が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置を用いて状にされ、中空円筒(11,21)が、5°〜50℃の範囲内のガス温度のガス流の中に配置されている、液体を噴霧冷却する方法。
  12. 液体が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置を用いて状にされ、噴霧が室温が5°〜50℃の範囲内の、間接的に調節された部屋の中で行なわれる、液体を噴霧冷却する方法。
  13. 液体が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置を用いて状にされ、中空円筒(11,21)が、140°〜300℃の範囲内のガス温度のガス流中に配置されている、液体を噴霧乾燥する方法。
  14. 液体が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置を用いて状にされ、噴霧が室温が140°〜300℃の範囲内の、間接的に調節された部屋の中で行なわれる、液体を噴霧乾燥する方法。
  15. 液体が、0.3×10〜5×10パスカル(0.3〜5バール)の範囲内にある圧力下で導入される、請求項1114のいずれか1項に記載の方法。
  16. 中空円筒(11,21)を通る液体の処理量が、0.1〜2.0m/秒、好ましくは0.3〜1.0m/秒の範囲内の流速で液体が円形穴型ノズル(18,28)内を流れるように調節される、請求項1115のいずれか1項に記載の方法。
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