JP3329853B2 - 微粒子を被覆する方法および装置 - Google Patents

微粒子を被覆する方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微粒子を被覆する方法
および装置に関する。この方法および装置は、正確に云
えば、塗布の際に少なくとも一部分が液状である被覆材
料を用いて微粒子をバッチ法で被覆するために使用され
る。
【0002】
【従来の技術】被覆すべき微粒子は、例えば少なくとも
1つの酵素、例えばプロテアーゼ、リパーゼまたはマル
ターゼを含有することができ、かつ例えば洗剤の成分と
しての使用のために準備されている。その上で、少なく
とも1つの製薬学的作用物質、例えば抗生物質、イブプ
ロフェン、テオフィリンまたはジクロフェナックを含有
する微粒子は被覆することができる。更に、微粒子は、
少なくとも1つの同様に製薬学的作用物質および/また
は栄養物質および/または栄養剤添加剤として使用され
る有機酸、例えばクエン酸またはアスコルビン酸および
/またはこのような酸の塩として有することができる。
更に、微粒子は、例えば少なくとも1つの植物保護剤を
含有することができる。
【0003】特公昭47−47794号公報の記載から
公知の装置は、1つの容器と、この容器中で垂直軸線を
中心として回転可能なロータおよび円板とを有し、この
円板は、処理室の下側区分を形成している。容器の壁部
と円板の縁部との間には、環状ギャップが存在する。容
器中で円板の上方には、噴霧ノズルが配置されている。
運転の際には、円板は回転される。微粒子は、交互に円
板上で外向きに運動され、かつ記載した環状ギャップを
通して上流に流れるプロセス気体によって上昇される。
この場合、運動した微粒子は、上方から液状被覆物質と
一緒に噴霧され、かつその後に乾燥される。
【0004】また、類似の種類の装置は、特表平1−5
00807号公報の記載から公知である。この国際特許
出願公表明細書に記載された装置は、主として微粒子の
凝集に使用される。しかし、また、この装置を微粒子の
被覆に使用しかつそのためにこの微粒子に、円板上に存
在する微粒子のベッドの上方に配置されている少なくと
も1つの噴霧ノズルを用いてラッカーを噴霧する方法も
述べられている。
【0005】この公知の方法および装置の場合に使用さ
れる被覆物質は、通常、噴霧の際に大量の典型的に約7
0〜90重量%である割合の液状溶剤および/または分
散媒体を含有する溶液および/または分散液からなる。
従って、前記した公知の方法および装置の本質的な欠点
は、噴霧される微粒子の通常熱風を用いて行なわれる乾
燥に多大のエネルギーおよび時間が必要とされることに
ある。微粒子が熱に敏感な物質、例えば酵素または抗生
物質を含有する場合には、乾燥過程は、前記物質の損傷
を回避するために相応する低い温度で実施されなければ
ならず、この場合には熱風を使用した場合よりも多大な
時間が必要とされる。更に、被膜の乾燥の際に蒸発する
溶剤および/または分散媒体は、被膜中に孔を引き起こ
し、かつ破裂した気泡から生じた突起を引き起こしう
る。従って、多孔質被膜は、少なくとも薄手に寸法決定
した場合には、緻密でなく、それによって多くの場合に
被膜によって意図される閉鎖効果および/または保護効
果は、損なわれるか、または被膜を極めて厚手に寸法決
定することによってのみなお多少とも達成することがで
きる。その上、多くの場合に孔および突起によって惹起
される表面の粗面化は望ましいものではない。
【0006】公知の方法および装置の場合には、溶剤お
よび/または分散媒体としてしばしば水が使用される。
しかし、このことは、微粒子を加水分解可能な物質で被
覆する場合には、不利でありうる。
【0007】更に、被膜の形成に使用される種々の物
質、例えばワックスは、水中では可溶性でなく、有機溶
剤中でのみ可溶性である。しかし、有機溶剤を含有する
被覆物質での被覆により、多くの問題が生じる。それと
いうのも、有機溶剤は、多少とも強力に毒性であり、な
らびにしばしば可燃性であり、したがって環境中に放出
されてはならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、微粒子を被覆するための公知の方法および装置の欠
点を排除するような1つの方法および装置を提供するこ
とである。この場合には、殊に溶液および/または分散
液を微粒子上に噴霧するような公知の方法および装置か
ら出発して、エネルギー費用ならびに時間的費用を減少
させかつ圧縮された、即ち非多孔性の被膜ならびにでき
るだけ平滑な被膜を形成させることを意図するものであ
る。更に、有機溶剤の使用を断念することも可能であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1に記載の特徴を有する1つの方法によっ
て解決され、かつ請求項8に記載の特徴を有する1つの
装置によって解決される。
【0010】方法および装置の特に好ましい形成は、請
求項2から7までのいずれか1項ならびに請求項9の記
載に明らかである。
【0011】被覆すべき微粒子は、微粒状粉末の凝集に
よって形成されていてもよくかつ少なくともほぼ球状の
凝集体微粒子または顆粒微粒子からなることができる。
しかし、微粒子は。その代わりにストランドの押出しお
よび分割によって形成することができかつほぼロール状
であることができる。その上、全ての微粒子は、個々の
結晶からなることができかつ多面体を形成することがで
きる。微粒子の大きさ、即ち直径またはその他の特性を
示す寸法は、例えば少なくとも約0.2mm、最大で約
4mmであることができる。この場合には、一緒に、即
ち同じバッチ量で被覆された微粒子の大きさは、有利に
はできるだけ狭い範囲内にある。
【0012】被覆材料は、例えば唯1つの物質からなる
ことができるかまたは2つまたはそれ以上の物質を有す
る混合物からなることができ、この物質は、通常の室
温、即ち約20℃〜25℃で固体であり、かつ噴霧の際
には完全に溶融されている。
【0013】更に、被覆材料は、少なくとも1つの室温
で固体の、ならびに噴霧の際に溶融液を形成する、唯1
つの物質または混合物からなる部分およびなお固体微粒
子を有することができ、この固体微粒子は、噴霧の際に
は溶融液中に分散されている。この場合、溶融液の割合
は、特に全被覆材料の少なくとも50重量%、例えば少
なくとも80重量%であり、したがって即ち、この量
は、噴霧の際には、特に大部分が溶融されている。更
に、いずれにせよ、溶融液中に分散された固体微粒子
は、有利に本質的に、例えば被覆すべき微粒子の少なく
とも5分の1小さく、また被膜の設けられた厚さの少な
くとも5分の1小さい。一定の当該物質および特にこの
ような当該物質の混合物が正確に定義された溶融温度を
有さず、この当該物質およびその混合物が温度の上昇で
初めて軟化し、ならびに可塑化し、その後に粘稠にな
り、最後に完全に液状になる溶融温度範囲を有すること
は、注目に値する。このような溶融温度範囲の下限値ま
たは境界値は、固相線温度と呼ばれ、上限値または境界
値は、液相線温度と呼ばれる。以下、溶融温度とは、溶
融温度範囲を有する物質または混合物に関連して、何も
別記しない限り、液相線温度のことである。
【0014】被覆材料または少なくとも該材料の噴霧の
際に溶融された含量は、特に1つの溶融温度を有し、こ
の溶融温度は、少なくとも35℃、特に最高で150
℃、例えば40℃〜120℃である。被覆材料もしくは
その溶融可能な含量が1つの溶融温度範囲を有する場合
には、さらに有利に固相線温度も少なくとも35℃、な
お良好には少なくとも40℃である。
【0015】溶融可能な被覆材料もしくはその溶融可能
な部分は、例えばアルカン、オレフィン、天然または合
成ロウ、ポリアルコール、脂肪酸エステルまたはこの物
質の混合物を有することができる。
【0016】被覆材料の可能な成分として前記された、
噴霧の際に溶融される物質は、部分的に少なくとも薄い
被膜の生成の際に多少とも光透過性であり、ならびに多
少とも無色である。場合によっては被覆材料中に含有さ
れかつこの主要成分中に形成される溶融液の噴霧の際に
分散される固体微粒子は、例えば金属酸化物、即ち例え
ば二酸化チタンからなることができ、かつ被膜を光透過
性にするため、および例えば白化または別の色に変色さ
せるために着色剤として使用することができる。
【0017】その上、例えば二酸化チタンのような金属
酸化物は、噴霧の際に溶融される前記の物質の多くの場
合とは別の、即ち本質的により大きい熱容量を有する。
従って、被覆材料の溶融可能な主要成分中に分散され
る、二酸化チタンおよび/または別の金属酸化物からの
固体微粒子は、被覆の際および/または直接にこの被覆
に続く時間間隔の場合に被覆された微粒子の凝集傾向を
減少させることができる。
【0018】微粒子上に噴霧される被覆材料は、有利に
無機溶剤を含有するかまたは有機溶剤を含有する。それ
に応じて、微粒子上への被覆材料の噴霧によって形成さ
れる層は、乾燥させる必要もない。従って、本発明方法
により、微粒子のバッチ量の被覆のための全部の時間的
消費は、噴霧された被覆材料が通常の室温で液状の溶剤
および/または分散媒体を含有するような公知方法と比
較して同じ微粒子量および被膜の密度の際に、例えば約
2〜4倍だけ減少させることができる。
【0019】以下の例の記載においてなお詳説される、
処理パラメーターの適当な確定によって、噴霧された微
粒子の凝集を回避するために、被覆材料の噴霧の際に被
覆材料を形成する溶融液の少なくとも一部分が十分迅速
に凝固することを達成することができる。更に、微粒子
が被覆材料の噴霧後にロータの支持面上および/または
重なり合って回転しおよび/または導かれる場合に、被
膜はなお可塑的に変形可能であり、したがって被膜は緻
密になりかつ光沢を有することが達成される。従って、
非多孔性でありかつ僅かな厚さの場合にも十分に緻密で
ある被膜を形成することができる。更に、均一な厚さお
よび平滑な表面を有する被膜を形成させることができ
る。被覆すべき微粒子が球状である場合には、被覆の際
に、殊に表面が実際に正確に球状である被膜を形成させ
ることができる。被膜の表面が平滑であつことにより、
殊に球状微粒子の場合には、微粒子の良好な流動性およ
び推積性が得られる。被膜は、必要に応じて、例えば約
0.001mm〜0.1mmの厚さを成すことができ、
この場合記載の処理パラメーターで得られた被膜は、狭
い範囲にある厚さを有することができる。
【0020】次に、本発明の対象を図面に示した例につ
き詳説する。
【0021】
【実施例】図1に示した装置は、図示されていない支持
部上に保持された容器1を有している。容器1は、垂直
軸線3を有し、かつ軸線3を基準として概して回転対称
的である。容器の壁部は、少なくとも部分的に取り外し
可能に互いに結合された区分から形成されており、かつ
容器の下端部に配置された、上方へ拡がる円錐形壁部5
を備えた壁部を有する。この円錐形壁部は、その上端部
で壁部区分7と結合し、この壁部区分の内面は、下端部
で上向きに拡がる円錐形シート7aを形成しかつこのシ
ートの上方で円筒形である。壁部区分7上には、多数に
分割された円筒形壁部区分9が存在する。
【0022】支承兼トランスミッション・ユニット15
は、容器の円錐形壁部5によって制限された区分内に配
置されており、アームを介して円錐形壁部5に固定取付
けされたハウジングを有している。ユニット15には、
軸線3を中心として回転可能にシャフト17が支持され
ている。軸線3を中心に回転可能なロータ21は、ユニ
ット15の上方で容器外側から手動式に操作可能である
調節装置19により、シャフト17に沿って高さ調節可
能であるようにシャフト上に配置されている。更に、ロ
ータ21は、スリッピング・クラッチを介してシャフト
17に連結され、したがってロータは、このシャフトに
よって回転可能である。ロータ21は、円形のディスク
23を有する。このディスクの上側には、平面的な支持
面23aを有し、その縁部には、円錐形のエッジ面を有
し、このエッジ面の傾斜角度は、シート7aを形成する
表面と等しい。ディスク23は、エッジ面が多少の差は
あれ隙間なしにシート7aに座着する最下位置から上向
きに、容器1の壁部と縁部との間に環状ギャップが生じ
る種々の高さに移動させることができる。このギャップ
の半径方向の幅は、ディスクの高さを調節することによ
って変えることができる。ロータ21は、なおディスク
23の上側でディスクの中心部に配置されたキャップ2
5を有し、このキャップの外面は、大部分が上向きに円
錐形で先細になっている。支承兼トランスミッション・
ユニット15のハウジング内には、レベルギヤ・トレー
ンが配置されており、このレベルギヤ・トレーンは、シ
ャフト17をトルク測定装置29を介して駆動装置31
と接続され、この駆動装置は、電動モータ33と、ギヤ
比を無段階的に調節するトランスミッション・ユニット
35とを有している。支承兼トランスミッション・ユニ
ット15、調節装置19、トルク測定装置29および駆
動装置31の可能な構成および他の詳細は、既に冒頭に
引用した特表平1−500807号公報ならびに実公昭
62−32592号公報および特開昭60−12913
1号公報に記載されている。
【0023】容器1の壁部は、壁部区分7で加熱/冷却
装置37を備えている。図2から特に明らかなように、
この加熱/冷却装置は、主要部材として壁部区分7と一
緒に壁部区分をほぼ包囲する空隙を制限する1つの外殻
を有しており、この空隙は、熱媒体および/または冷媒
体、例えば水のための通路37aとして使用される。こ
の通路の両端部には、それぞれ接続管37bもしくは3
7cが存在し、この場合接続管37bは、通路37aの
最下部に存在し、接続管37cは、通路37aの最上部
に存在する。
【0024】容器1の種々の壁部区分は、特に本質的
に、即ち全ての場合に存在する透明ウィンドウならびに
パッキングおよび類似物を除外して、少なくとも1つの
金属材料、例えば不銹鋼からなる。しかし、予め設けら
れた駆動の種類および温度が必要とされる場合には、壁
部および/または加熱/冷却装置37は、断熱部材を備
えていてもよい。
【0025】フィルタ41は、容器1内のロータ21の
上方に配置されており、2つのほぼ同じ大きさの切片4
1aを有しており、この切片は、選択的にバイブレータ
43を用いて振動させることができる。容器1内でロー
タ21の上方に設けられ、フィルタ41により上方が制
限されている内部スペースは、処理すべき、即ち被覆す
べき微粒子49を収容するために周囲に対し気密の処理
スペース47を形成している。
【0026】気体を案内し搬送する手段は、気体供給管
路51を有し、この管路は、流量調整手段53と、フィ
ルタ55と、加熱/冷却装置57とを有し、更に、円錐
形壁部5の下端に設けられた開口部と結合されている。
更に、気体を案内し搬送する手段には、フィルタ41の
上方で容器1の上端部に配置されたタービンを有する、
吸出のために構成されたポンプ装置59が属する。ポン
プ59の出口は、気体排出導管61および流量調整手段
63を介して環境に開口している出口と結合している。
【0027】装置には、被覆材料69を供給しかつ噴霧
するための供給手段67を備えている。供給手段67
は、図2の場合にもおよびさらに別個に図3の場合にも
明らかに長手方向の真直な噴霧手段71を有する。この
噴霧手段は、加熱/冷却装置37および/または壁部区
分7に固定されたスリーブ73と一緒に取り外しできる
ように容器1に固定され、壁部9を通って処理スペース
47内へ突入している。この場合、処理スペース47お
よび通路37aは、噴霧手段71の貫通位置で互いに気
密に環境に対してシールされている。噴霧手段71は、
直線状の軸線75を有し、かつ軸線75を基準としてほ
ぼ回転対称的である。噴霧手段の軸線75は、容器の軸
線3に対して水平でありならびにある角度をなしてお
り、即ち軸線3と交差していない。図2から分かるよう
に、噴霧手段の軸線75は、上から垂直に見下ろすと、
最大60°、有利に最大45°の角度でディスク23の
縁部で交差している。噴霧手段の端部が処理スペース4
7内に存在している場合には、噴霧手段の軸線75は、
上から垂直に見下ろすと、最大45°、有利に最大30
°の角度を形成し、同時に軸線3に対して同心的な円を
なし、即ちこのような円に対し殆んどまたはほぼ接線方
向に位置している。
【0028】ディスク23の直径は、例えば約20cm
〜200cmの範囲内にある。更に、ロータ21は、噴
霧の際に有利に、ロータがシート7aを密閉する最も低
い位置から上方へ最大2cm、例えば最大またはほぼ1
cmの位置にもたらすことができる。噴霧手段の軸線7
5は、ロータ21ができるだけ最も低い位置および/ま
たは噴霧過程時に用いられる位置に存在する場合には、
ディスク23の直径とは無関係に、支持面23aから上
方へ最大10cm、有利に最大6cm、例えば3cm〜
5cmのところへ位置するようにする。更に、噴霧手段
の軸線75は、ロータ21ができるだけ低い位置および
/または噴霧過程時に用いられる位置に存在する場合に
は、支持面23aの上方へ、ディスク23の直径の、有
利に最大30%、例えば最大20%、より適切には20
%のところに来るようにする。
【0029】噴霧手段71は、内部ノズル79を有し、
この内部ノズルは、所謂二物質流ノズルとして構成さ
れ、被覆材料の霧化に使用され、かつ被覆材料ノズル7
9とも呼ばれる。更に、噴霧手段71は、外部ノズル8
1を有し、この外部ノズルは、被覆気体ノズル81とも
呼ばれる。噴霧手段は、互いに取囲み合っている3個の
細長いスリーブ83、85、87、即ち内側スリーブ8
3、中間スリーブ85および外側スリーブ87を有して
いる。内側スリーブ83は、ほぼ円筒形の管91と、こ
の管とねじ継手により結合された出口部材93とからな
る。この出口部材は、管91に続いて円筒形部分、この
円筒形部分から離れて円錐形に先細になる部分およびそ
の自由端部での細い円筒形の末端部分93aを有する。
中間スリーブ85は、同様にほぼ円筒形の管95および
この管とねじ継手により結合された出口部材97からな
る。図4の右手に示されている、3個のスリーブ83、
85、87の端部は、処理スペース47の内部に位置し
ている。噴霧手段71は、図3の左側に位置し、さらに
容器1の外へ出ている端部のところに、軸方向に段付け
された、めねじを備えた貫通穴を有する連結部材101
を有している。2個のスリーブ83もしくは85の管9
1、95は、このめねじに取外し可能にねじ締めされ、
その上連結部材101に対してシールされている。連結
部材101には、それぞれ2つのねじ山付きマフ継手を
形成する部分が備えられている。このマフ継手の1つ
は、噴霧手段の被覆材料入口101aとして使用され
る。別のマフ継手は、噴霧手段の第1の気体入口101
bまたは噴霧気体入口101bとして使用される。スリ
ーブ83、85、87と反対側の、連結部材101の軸
方向穴端部は、ねじ継手を介し取外し可能に固定された
閉鎖部材103によって緊密にシールされている。本質
的に円筒形の管からなる外側スリーブ81は、図3の左
側に存在する端部で取外し可能であるかまたは取外し不
可能であるように緊密に中間スリーブ85および/また
は連結部材101と結合され、この端部近くで壁部を貫
通する穴、第2の気体入口および/または被覆気体入口
87aを形成する。外側スリーブ87を包囲する、外側
スリーブを中心として回転可能な位置リングは、貫流調
整手段105として使用され、穴105aを有する。こ
の穴は、調整手段105を回転させることによって完全
に覆われるかまたは多少とも大部分がスリーブ81の被
覆気体入口87aを形成する穴で覆われるか、或いは被
覆気体入口87aを形成する穴に対してずらされ、した
がって2つの穴によって形成される通路の通過断面は、
変化されるかまたはむしろ噴霧手段71の被覆気体入口
87aは、多少とも緊密にシールされていてもよい。閉
鎖部材103には、軸線75と同軸のピン109が固定
されており、このピンは、内側スリーブ83内でほぼ端
部93aにまで延びている。
【0030】被覆材料入口101aは、内側スリーブの
内部スペース内に開口する穴を有する。内側スリーブ8
3の内部スペースのピン109から離れて空いたままの
部分は、内側通路および/または被覆材料通路111を
形成する。この通路は、図3の左から右へ順次、円筒形
主要部分と、円錐形の先細部分と、出口部材端部93a
の円筒形の穴によって形成されかつ処理スペース47内
に開口する内側出口および/または被覆材料出口111
aを有している。
【0031】第1の気体入口もしくは噴霧気体入口10
1bは、内側スリーブ83と中間スリーブ85との間に
存在する中空スペース内に開口する穴を有している。こ
の中空スペースは、中間通路および/または噴霧ガス通
路113を形成し、円環状の断面を有し、図3の左から
右へ順次、ほぼ円筒形の部分と、円錐形の先細部分と、
処理スペース内に開口しかつ中間出口および/または噴
霧ガス出口113aを形成する短い円筒形端部とを有す
る。
【0032】第2の被覆ガス入口または被覆ガス入口8
7aは、スリーブ85と87との間に存在する中空スペ
ース内に開口している。この中空スペースは、外側通路
および/または被覆ガス通路115として使用され、容
器1内に存在する端部で、処理スペース47内に開口す
る、ほぼ円環状の外側出口および/または被覆ガス出口
115aを形成する。外側スリーブ81は、図示されて
いない距離スペーサ手段を用いて、中間スリーブ85の
管95の連結部材101の反対側の端部近くで中間スリ
ーブに支持されていてもよい。この距離スペーサ手段
は、通路115を通る気体通過量をできるだけ僅かにな
るように妨害しかつ例えば中間スリーブの周囲を巡って
分割された、管95もしくは外側スリーブ81に固定さ
れた幾つかのスペーサ断片からなるかまたは周面上に分
布された穴およびウェブを備えたリングからなることが
できる。
【0033】噴霧手段は、例えば本質的に、即ち場合に
よるパッキングを除外して、金属材料、例えば不銹鋼か
らなる。しかし、外側スリーブ81および位置リング1
05は、場合によっては鋼からなる代わりに、プラスチ
ック、例えばポリプロピレンからなることができる。更
に、中間スリーブ85および/または連結部材101お
よび/または閉鎖部材103は、場合によっては断熱手
段を備えていてもよいし、金属材料の代わりに断熱材料
から形成されていてもよい。
【0034】図3によれば、外側出口および/または被
覆材料出口111aを制限する出口部材端部93aは、
軸方向に中間スリーブ85の出口部材97から僅かに突
出している。更に、外側出口および/または被覆気体出
口155aを制限する外側スリーブ87の端部は、軸方
向に内側スリーブ83から突出し、それに応じて中間ス
リーブ85から突出している。即ち、外側スリーブおよ
び/または被覆気体出口115aは、出口111aおよ
び113aを包囲している。更に、3個の全ての出口1
11a、113a、115aは、同軸であり、ならびに
噴霧手段の軸線75に対して回転対称である。それに応
じて、出口111a、113a、115aの開口の中心
は、噴霧手段の軸線75上にあり、ならびにこの軸線に
対して記載された高さの範囲でディスク23の支持面2
3aの上方にある。
【0035】供給手段67は、溶融装置121を有して
いる。この溶融装置は、例えば貯蔵器123を有してお
り、この貯蔵器は、少なくとも微粒子11のバッチ量を
被覆するのに必要とされる量の被覆材料69を収容する
ことができるように定められている。貯蔵器123は、
下側に、例えば遮断装置125を備えている出口を有し
ており、遮断装置は、例えばスライダーを有することが
できる。溶融装置121は、加熱装置127を有し、こ
の加熱装置は、例えば少なくとも1個の抵抗加熱ヒータ
ーまたは熱媒体用の少なくとも1個の通路を有してお
り、この加熱装置を用いて、貯蔵器123の壁部または
少なくともこの貯蔵器中に包含されている被覆材料69
ならびに遮断装置125を加熱することができる。溶融
装置の遮断可能な出口は、搬送/配量装置129と結合
しており、この搬送/配量装置は、例えば管状ポンプま
たはベルトコンベヤーによって形成され、例えば加熱装
置131で加熱可能である。搬送/配量装置129の出
口は、管路133を介して噴霧手段71の被覆材料入口
101aと結合されている。
【0036】更に、供給手段67は、噴霧気体を供給す
るための装置を有している。この装置は、フィルタ14
3およびポンプ145を介し気体加熱装置147と結合
されている空気入口141を有している。この気体加熱
装置は、例えば圧縮空気の貯蔵に使用される貯蔵器14
9ならびに加熱装置151を有している。気体加熱装置
147の出口は、例えば同様に加熱装置155を備えて
いる貫流調整/遮断手段153ならびに管路157を介
し噴霧手段71の第1の気体入口もしくは噴霧気体入口
101bと結合している。更に、溶融装置121、搬送
/配量装置129、気体加熱装置147、貫流調整/遮
断手段153および管路133、157は、例えばなお
断熱部材を有することができおよび/または部分的に断
熱材料から形成されていてもよい。必要に応じて、溶融
された被覆材料69を噴霧手段71に供給するために使
用される管路133は、その上さらに加熱装置を備えて
いてもよい。
【0037】装置は、被覆すべき微粒子を容器1の処理
スペース47に導入しかつ被覆された微粒子を取出すた
めの手段をなお備えている。この手段は、容器1の大き
さとは無関係に、1つまたは別の公知の種類で形成され
ていてもよい。装置は、例えばなお昇降装置を有するこ
とができ、この昇降装置は、円錐形壁部5に係合し、こ
の円錐形壁部を選択的に閉鎖された容器の場合に上向き
に壁部区分7および図示してない台架に固定された壁部
区分9に押付けるかまたは容器の開放のために降下させ
ることを可能にする。しかし、その代わりにかまたは付
加的に容器は、被覆すべき微粒子を導入するため、もし
くは被覆された微粒子を取出すための閉鎖可能な入口お
よび閉鎖可能な出口を有することができる。
【0038】更に、処理スペース47の運転の際の貫流
する気体の温度および/または圧力および/または処理
スペース47内に存在する微粒子の温度および/または
噴霧手段に供給される被覆材料の温度および/または噴
霧気体として供給される空気の温度を測定するためにセ
ンサが存在していてもよい。更に、図示してない制御/
監視装置が存在しており、この装置は、駆動装置31の
モータ、吸込装置39、搬送/配量装置129、ならび
にポンプ145と結合されており、場合によっては貫流
調整/遮断手段の万一の調節装置、種々の加熱/冷却装
置、トルク測定手段29および必要とあればなお存在す
るセンサと結合されていてもよい。制御/監視装置は、
運転の進行を制御しかつ監視するために、手で操作可能
な操作手段、表示/記録装置ならびに電気的構成要素お
よび場合によっては空気圧および/または液圧構成要素
を有し、例えば選択的には、手動制御または自動制御が
可能であるようにされる。
【0039】次に、微粒子49を被覆する方法が記載さ
れている。
【0040】ロータ21が始めは回転していず、その最
下位置にあり、したがってディスク23はシート7aに
座着していると仮定する。いま、1バッチの被覆すべき
微粒子49を処理スペース47内に送入し、ディスク2
3上に載せる。この微粒子49の量は、図1に図示して
あるように、この微粒子がその後にロータ21が回転す
る際に処理スペース47内にある噴霧手段71の部分お
よび殊にその出口111a、113a、115aを覆い
かつ包囲するように定められる。
【0041】微粒子49を容器1内に導入し、この容器
を閉鎖させると、ロータ21が上昇し、その結果容器の
壁部、正確に云えば、シート7aとディスク23との間
に環状のギャップが生じる。更に、遅くともロータが上
昇した際にポンプ装置59が接続され、したがって環境
から吸込まれる空気によって形成されるプロセス気体
は、容器1および殊に前記環状ギャップならびに処理ス
ペース47を通じて上向きに吸込まれる。このプロセス
気体の貫流速度は、貫流調整手段53、63により、環
状ギャップを通過するプロセス気体が環状ギャップを通
る微粒子49の落下を阻止し、かつ微粒子が場合によっ
ては環状ギャップの範囲で僅かだけ上昇するように調節
されるが、しかしこの場合には、微粒子の大部分は、な
おディスク23上に吹上げられ、即ち流動はされない。
気体供給管51、貫流調整手段53、フィルタ55、装
置57、記載の環状ギャップおよび微粒子49は、空気
流に対して抵抗を有し、したがって処理スペース内の圧
力は、ある程度の圧力差だけ、容器の周囲を支配する空
気圧の場合よりも小さい。この圧力差は、ロータの高さ
の調整、このことから生じる前記環状ギャップ幅の調
整、かつ貫流調整手段53によって影響を及ぼすことが
でき、例えば少なくとも1kPaである。
【0042】被覆すべき微粒子49は、例えば少なくと
もほぼ球状の酵素−凝集体−微粒子からなることがで
き、この微粒子は、洗剤への添加剤として準備されてい
る。被覆材料としては、例えば溶融温度が56℃〜60
℃の範囲内にあるポリアルコール、即ち低分子量ポリグ
リコールを使用することができる。気体供給管51を通
り、容器1の壁部とディスク23との間にある環状ギャ
ップを通って処理スペース47内に吸込まれるプロセス
気体は、この場合に室温を有することができ、即ち加熱
/冷却装置57を用いて加熱する必要もなければ冷却す
る必要もない。同様に、容器1の壁部区分7は、加熱/
冷却装置37を用いて加熱する必要もなければ冷却する
必要もない。更に、微粒子床173に存在する微粒子
は、噴霧前にほぼ室温を有している。
【0043】ロータ21は、ディスク23の上昇後にシ
ート7aから図2に矢印171によって示されている回
転方向に回転する。この場合、ディスク23の周速は、
例えば5m/s〜30m/sの範囲内にあることができ
る。回転するディスク23は、載置された微粒子を軸線
を中心として周囲に移動させる。その上、ディスクの回
転により遠心力が生じる。この遠心力は、直接ディスク
23の支持面23a上にある微粒子49およびこの支持
面よりも僅かに上方にある微粒子49を移動させ、なら
びにその他の点でディスクに境を接している空気を軸線
3から離れて容器の壁部に向けて運動させる。従って、
下側微粒子は、多少とも螺旋形の軌道に沿って外向き
に、この下側微粒子が容器1の壁部によって保持されか
つ次に来る粒子ならびにディスク23と壁部との間を上
向きに流れるプロセス気体によって吹上げられるまで、
運動する。次に、この吹上げられた微粒子は、剪断力に
より下向きに軸線3に向かって移動する。この場合、微
粒子は、ディスク23の外側範囲に環状の微粒子床17
3を形成し、例えば図1に垂直断面図で示した形を有す
る。ロータ21が矢印171で示した方向に回転する
と、垂直方向に見て瞬間的に出口111a、113a、
115aの下にあるディスク23の部分は、1つの速度
または、正確に云えば、噴霧手段71の軸線75と平行
で、噴霧手段の外端から出口へ、出口から自由処理スペ
ース47へと向かう総計的に大きい成分を含む接線速度
を有する。
【0044】被覆過程前に少なくとも微粒子49の1バ
ッチ量の被覆に必要とされる量の、室温で固体の凝集体
状態で存在する被覆材料69は、溶融装置121中に導
入され、この溶融装置中で少なくとも溶融温度、有利に
それよりも若干高い温度に加熱され、溶融される。被覆
材料は、溶融の際に、例えば溶融温度よりも少なくとも
5℃高い、むしろ少なくとも10℃高い温度に加熱する
ことができる。溶融装置121中で溶融された被覆材料
69は、搬送/配量装置129により管路133を通し
て噴霧手段71の被覆材料入口101aに供給され、こ
の場合被覆材料を液状で保持するために、搬送/配量装
置ならびに場合によっては管路133は、必要に応じて
加熱されてもよい。
【0045】ポンプ145は、周囲から空気を吸込み、
気体加熱装置147へポンプ輸送される。空気は、この
貯蔵器149内で加熱装置147を用いて加熱され、次
いで例えば同様に加熱された貫流調整/遮断手段153
を介し噴霧気体として噴霧手段71の噴霧気体入口に供
給される。噴霧気体を形成する空気は、気体加熱装置に
よって、噴霧手段の噴霧気体入口101b内への流入の
際に、被覆材料の溶融温度よりも高い、即ち特に少なく
とも20℃、例えば30℃〜40℃高い、即ち例えば3
5℃高い温度を有するように加熱される。
【0046】被覆材料入口101aに供給される溶融さ
れた被覆材料は、内部通路および/または被覆材料通路
111を通じて内部出口および/または被覆材料出口1
11aに流れ、この出口で加熱された圧縮空気からな
る、噴霧気体出口101bから中間通路および/または
噴霧気体通路113を通って中間出口および/または噴
霧気体出口113aへ流れる噴霧気体によって微粒子床
173の内部で小液滴の形で霧化される。この場合、図
2および図3の示した被覆材料ジェット175が生じ
る。
【0047】処理スペース47内の圧力は容器1の周囲
の空気圧よりも低いので、この圧力の少なくとも一部が
調整手段105によって放圧されている場合には、第2
の気体入口および/または被覆気体入口87aを通じて
周囲から被覆気体として使用される空気が外側通路およ
び/または被覆気体通路115に入り、この通路を通
じ、ならびに外側出口および/または被覆気体通路11
5aを通じて処理スペース47内へ吸込まれる。処理ス
ペース内を支配する負圧の吸込作用は、ディスク23が
その上にある微粒子を噴霧手段71から離れて延びる方
向へ出口111a、113a、115aの側を通り過ぎ
て運動することによって支持される。また、さらに被覆
材料ジェット175も、なおある程度の吸込作用を生じ
る。外側通路および/または被覆気体通路115を貫流
する空気は、外側出口および/または被覆気体出口11
5aで微粒子床173内へ流入する被覆気体ジェット1
77を形成し、この被覆気体ジェットは、被覆材料ジェ
ット175を少なくとも出口の開口部で包囲している。
ジェット175、177は、噴霧手段軸線75と同軸で
ある。更に、ジェット175、177または正確に云え
ば、ジェットを形成する被覆材料の小液滴の速度ならび
に気体分子および気体原子は、少なくとも軸線75への
半径方向への噴出で、瞬間的に垂直に出口111a、1
13a、115aの下方およびジェット175、177
の下方にあるロータ21のディスク23の部分の速度と
平行である成分を有する。
【0048】噴霧手段71は、微粒子173内へ突入
し、ロータ21が微粒子を噴霧手段の側を通って移動さ
せ、その後に噴霧手段の出口111a、113a、11
5aから離れて移動させるので、噴霧手段は、出口に境
を接するスペース空間を側を通って移動する微粒子49
から遮蔽することとなる。更に、噴霧気体として使用さ
れる空気、特に被覆気体ジェット177を形成する空気
は、微粒子49を噴霧手段71の出口から吹払う。従っ
て、微粒子床173内には、出口に境を接するスペース
空間が生じ、このスペース空間は、単位容積当たり残留
微粒子床の場合よりも僅かな微粒子を包含しおよび/ま
たは場合によっては部分的に概して微粒子を全く包含せ
ず、以下空洞と呼ばれる。この空洞は、図2に略示され
ており、181で示されている。貫流調整手段105
は、被覆気体として使用される空気の貫流速度を調整
し、それによって空洞181の大きさおよびその他の構
成に影響を及ぼすことができる。
【0049】被覆気体として周囲から第2の気体入口お
よび/または被覆気体入口87a内へ吸込まれる空気
は、噴霧手段への流入の際に容器1の周囲内で支配して
いる温度、即ち多少とも通常の温度を有し、即ち噴霧手
段に供給される溶融された被覆材料の場合よりも冷た
い。しかし、中間通路温度および/または噴霧気体通路
113を貫流する、被覆材料の溶融温度を上廻って加熱
される、噴霧気体として使用される空気は、被覆材料が
冷却されるのを阻止し、被覆材料が内部通路および/ま
たは被覆材料通路111の貫流の際に液状のままである
ことを保証する。噴霧気体は、通路113の貫流の際に
熱エネルギーを通路115を貫流する被覆気体へ引渡
し、噴霧手段の周囲へ引渡し、場合によってはなお被覆
材料へ引渡し、したがって噴霧気体は、通路113の通
過の際に若干冷却される。しかし、噴霧気体の温度は、
噴霧気体出口113aからの流出の際および被覆材料の
霧化の際に依然として被覆材料の溶融温度よりも高い。
【0050】溶融された被覆材料の霧化の際に被覆材料
から生じる小液滴の大きさは、圧力もしくは単位時間当
たり噴霧手段に供給される噴霧気体の量に依存する。圧
力が大きく、単位時間当たりに供給される噴霧気体の量
が大きければ大きいほど、形成される小液滴は、ますま
す小さくなる。即ち、小液滴の大きさは、貫流調整/遮
断手段153を用いて有利な値に調節することができ
る。
【0051】被覆過程の間、同一の微粒子は、数回順次
に被覆材料出口111aの付近でこの被覆材料出口の側
を通って移動し、被覆材料ジェット175内を通過して
移動し、その際にそのつど溶融された被覆材料69が噴
霧される。ところで、噴霧の場合およびその後に生じる
過程は、なお若干詳説される。
【0052】微粒子49が被覆材料ジェット175の範
囲に達した場合には、微粒子は、噴霧手段71の出口に
ある空洞181のために弛緩され、少なくとも部分的に
中間空間によって互いに分離される。溶融された被覆材
料の小液滴が微粒子49に衝突した場合には、差当りな
お液状の被覆材料は、微粒子の表面上に拡散され、この
場合には、微粒子は、被覆材料によって凝固されること
はない。
【0053】プロセス気体は、上述したように、処理ス
ペース内への流入の際に室温、殊に被覆材料の溶融温度
よりも低い、ならびに被覆材料が溶融温度範囲を有する
場合に被覆材料の固相線温度よりも低い温度を有する。
従って、プロセス気体は、溶融された被覆材料が噴霧さ
れる微粒子および特に噴霧される被覆材料それ自体を冷
却する。しかし、噴霧気体は室温で噴霧手段71内に流
入し、通路115の貫流の際に噴霧気体によって引渡さ
れる熱により多少とも加熱されるので、被覆気体出口1
15aからの流出の際の被覆気体の温度は、単位時間当
たりに供給される噴霧気体の量および被覆気体の量に依
存する。しかし、被覆気体は、被覆気体出口からの流出
の際になお、被覆材料の溶融温度よりも低い、ならびに
被覆材料が溶融温度範囲を有する場合に固相線温度より
も低い温度を有する。即ち、被覆気体は、同様に溶融温
度よりも低い温度での噴霧された微粒子の冷却に貢献し
ている。既述したように、空洞181の形成に影響を及
ぼすために、被覆気体として使用される空気の単位時間
当たりに供給される量は、調節することができる。ま
た、被覆気体は、噴霧された微粒子の冷却にも使用され
るので、貫流調整手段105を用いて噴霧された微粒子
の冷却に影響を及ぼすことができる。新たに噴霧された
熱い微粒子は、別の冷たい微粒子または壁部区分7もし
くはディスク23に接触すると、この熱い微粒子は、こ
の接触で同様になお熱導出によって冷却される。
【0054】溶融された被覆材料は、微粒子への噴霧に
続く冷却の際に一時的に半固体または軟質の中間状態に
なり、もはや液状ではないが、しかしなお良好に可塑的
に変形可能である。噴霧された微粒子が空洞181から
除去されると、この微粒子は、互いに接触しおよび/ま
たは壁部区分7と接触しおよび/またはディスク23と
接触する。この接触によって、先に微粒子上に噴霧され
た、なお可塑的に変形可能な被覆材料は、緊密になり、
微粒子表面上に分配される。この場合、先に被覆材料に
よって場合により形成された層または被膜は、存在する
穴を閉塞し、被膜の表面を平滑にする。場合によって
は、形成された被膜をなおさらに緊密にして平滑にする
ために、ロータは、所定の量の被覆材料の噴霧後になお
短時間の間さらに回転することができ、この場合には被
覆材料は、噴霧されることはない。
【0055】こうして、緻密で非多孔性の均一な厚さを
有する平滑な被膜を備えた微粒子を形成させることがで
きる。この厚さは、被覆材料の霧化の際に形成される小
液滴の大きさの調節および被覆過程の時間によって確定
することができる。
【0056】被覆されてない微粒子の表面は、しばしば
相対的に粗く、したがって被覆によって製造された被膜
は、被覆されてない微粒子の場合よりも平滑な表面を有
する。その上、噴霧の際に形成された層または被膜の表
面は、全ての場合に噴霧後に前記方法で平滑にされる。
それに応じて、ロータ21の回転に必要とされるトルク
は、被覆過程の間に減少される。このトルクは、トルク
測定装置29により測定することができ、次いで被膜の
平滑度、ひいては表面品質の1つの規準が与えられる。
従って、トルクの値および/またはトルクの時間的変化
は、方法を制御しおよび/または殊にその終結時点を定
めるために、場合によっては使用することができる。
【0057】微粒子のバッチ量の被覆後に、この微粒子
は、容器から取出すことができ、この場合このことは、
微粒子の導入および取出しのために先に述べた手段の種
類に応じた方法で行なわれる。微粒子の取出しは、例え
ばロータ21を停止させ、できるだけ最下位置に降下さ
せ、シート7aに接触させ、容器1を処理スペース47
の下方へと終わらせる。次に、さらに円錐形の壁部区分
5は、前記の他の昇降装置により僅かに降下させること
ができ、したがって壁部区分7をロータ21およびこの
ロータ上にある微粒子と一緒に一時的に残りの容器から
遠ざけることができる。
【0058】被覆された微粒子を容器から取出した後、
再び微粒子の新しいバッチ量を被覆することができる。
【0059】方法および装置は、種々の方法で変更する
ことができる。
【0060】被覆材料は、例えば低分子量ポリグリコー
ルについて前記した範囲の上限よりも上または下限より
も下、即ち冒頭に記載した範囲内にある溶融温度を有す
ることができる。例えば、被覆材料として、約110℃
〜115℃で溶融する高分子量ポリグリコールまたは4
2℃〜44℃の範囲内で溶融する、過水素化されたトリ
グリセリドからなる合成脂肪を使用することができる。
同様に既に冒頭に記載されたように、被覆材料は、霧化
の際に溶融された主成分以外になおこの成分中に分散さ
れた固体微粒子、例えば二酸化チタン微粒子を含有する
ことができる。
【0061】被覆材料またはその溶融のために準備され
た成分が比較的に高い、例えば少なくとも80℃の溶融
温度を有する場合には、容器1の微粒子床173を包囲
する壁部区分7およびプロセス気体を加熱/冷却装置3
7もしくは57で加熱するのが有利である。しかし、こ
の場合、壁部区分7およびプロセス気体の温度は、なお
被覆材料の溶融温度よりも低く、例えばこの溶融温度よ
りも少なくとも20℃または少なくとも30℃低い。被
覆材料が1つの溶融温度範囲を有する場合には、壁部区
分7およびプロセス気体の温度は、被覆材料の固相線温
度よりも低い。必要に応じて、被覆気体は、ほぼ同じ温
度、例えばプロセス気体に加熱することができる。
【0062】これとは異なり、被覆材料の溶融温度が低
く、例えば60℃未満またはむしろ最高で50℃にすぎ
ない場合には、容器の微粒子床を包囲する壁部区分7を
加熱/冷却装置37を用いて冷却するのが有利であり、
プロセス気体を加熱/冷却装置57を用いて冷却するの
が有利である。更に、被覆すべき粒子が既に少ない温度
上昇によって損なわれうる1つの物質を含有する場合に
は、冷却は有利であることができる。更に、場合によっ
てはむしろ、被覆気体の冷却を設けることができる。
【0063】専ら、容器の微粒子床を包囲する壁部区分
およびプロセス気体が室温を有するような方法のための
装置が準備されている場合には、2つの加熱/冷却装置
37および57は、勿論、省略することができる。
【0064】更に、装置は、軸線3を中心に分割されて
いる2個またはそれ以上の噴霧手段を有することができ
る。更に、全ての噴霧手段は、場合によっては傾斜して
配置することができるが、しかし、この場合には、噴霧
手段の軸線は、垂直な軸線と有利に少なくとも45°、
なお良好に少なくとも60°の角度を形成する。
【0065】その上、全ての噴霧手段は、できるだけ偏
向していてもよく、例えば処理スペースの外に存在する
区分が容器の軸線に対して半径方向にあるように配置さ
れていてもよい。この場合、噴霧手段の軸線を有利に配
置させる記載は、意味的に噴霧手段の出口を形成する部
分の軸線にも当てはまる。
【0066】また、場合によっては、全ての噴霧手段の
被覆気体出口に被覆気体を、容器の周囲の空気圧よりも
高い圧力で供給するための手段を準備することができ
る。
【0067】更に、空気の代わりにプロセス気体、噴霧
気体および被覆気体として別の気体、例えば窒素または
アルゴンを使用するために、装置を形成させることがで
きる。更に、場合によっては、噴霧手段の噴霧気体通路
を省略させることができ、被覆材料を専ら圧力の作用に
よって霧化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータを備えた容器を有する、微粒子を被覆す
る装置の略示垂直断面図。
【図2】容器の一部を図1よりも拡大し水平方向に切断
して示した略示断面図。
【図3】装置の噴霧手段を図2よりもさらに拡大して示
した略示垂直断面図。
【符号の説明】
1 容器、 3 垂直軸線、 5 円錐形壁部、 7
壁部区分、 7a シート、 9 円筒形壁部区分、1
5 トランスミッション・ユニット、 17 シャフ
ト、 19 調節装置、 21 ロータ、 23 円形
のディスク、 23a 支持面、 25 キャップ、
29 トルク測定装置、 31 駆動装置、33 電動
モータ、 35 トランスミッション・ユニット、 3
7 加熱/冷却装置、 37a 通路、 37b 接続
管、 37c 接続管、 41 フィルタ、 41a
切片、 43 バイブレータ、47 処理スペース、
49微粒子、 51 気体供給管路、 53 流量調整
手段、 55 フィルタ、57 加熱/冷却装置、 5
9 ポンプ装置、 61 気体排出導管、 63流量調
整手段、 67 供給手段、 69 被覆材料、 71
噴霧手段、73 スリーブ、 75 噴霧手段の軸
線、 79 内部ノズル、 81 外部ノズル、83
内側スリーブ、 85 中間スリーブ、 87 外側ス
リーブ、87a 第2の気体入口および/または被覆気
体入口、 91 管、 93出口部材、 93a 末端
部分、 95 管、 97 出口部材、 101 連結
部材、 101a 被覆材料入口、 101b 第1の
気体入口または噴霧気体入口、 103 閉鎖部材、
105 貫流調整手段、 105a 穴、109 ピ
ン、 111 内側通路および/または被覆材料通路、
111a 内側出口および/または被覆材料出口、
113 中間通路および/または噴霧ガス通路、 11
3a 中間出口および/または噴霧ガス出口、 115
外側通路および/または被覆ガス通路、 115a
外側出口および/または被覆ガス出口、 121 溶融
装置、 123 貯蔵器、 125 遮断装置、 12
7加熱装置、 129 搬送/配量装置、 131 加
熱装置、 133 管路、141 空気入口、 143
フィルタ、 145 ポンプ、 147 気体加熱装
置、 149 貯蔵器、 151 加熱装置、 153
貫流調整/遮断手段、 155 加熱装置、 157
管路、 171 矢印、 173 微粒子床、 17
5 被覆材料ジェット、 177 被覆気体ジェット、
181空洞
フロントページの続き 審査官 村守 宏文 (56)参考文献 特開 昭59−90624(JP,A) 特開 昭57−7245(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 2/00 B01J 2/10 B29B 7/00 - 15/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒子が容器(1)へ導入され、この容
    器の下方に配置された、垂直軸線(3)を中心として回
    転可能なロータ(21)を回転させることによって移動
    され、したがって微粒子がロータ(21)上に載置され
    ている微粒子(173)のベッドを形成し、少なくとも
    1つの噴霧手段(71)により被覆材料(69)が微粒
    子上に噴霧されることにより、微粒子を被覆する方法に
    おいて、被覆材料(69)の少なくとも一部分が溶融さ
    れ、溶融された状態で微粒子(173)のベッド中に存
    在する微粒子上に噴霧され、その後に冷却によって固化
    され、使用される容器(1)が1つの壁部を有し、微粒
    子が噴霧されている間にプロセス気体が壁部とロータ
    (21)との間に存在する環状ギャップを通過して上方
    に導かれる場合に、プロセス気体の温度が溶融された被
    覆材料(69)もしくは前記被覆材料の溶融された一部
    分の溶融温度よりも低いことを特徴とする、微粒子を被
    覆する方法。
  2. 【請求項2】 被覆材料(69)が微粒子(173)の
    ベッドの内部で噴霧手段(71)から微粒子上に噴霧さ
    れる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 被覆材料(69)が噴霧の際に噴霧手段
    (71)の軸線(75)を有する被覆ジェット(17
    5)を形成し、噴霧手段(71)の軸線(75)がロー
    タ(21)の垂直線と少なくとも45゜の角度を成すよ
    うに方向付けられており、被覆材料の速度が被覆材料の
    ジェット(175)の下方に存在するロータ(21)の
    垂直部分の速度に相当する1つの成分を有し、噴霧材料
    のジェット(175)が内部ノズル(79)から噴霧さ
    れる、請求項記載の方法。
  4. 【請求項4】 被覆材料のジェット(175)の軸線
    (75)が水平方向である、請求項記載の方法。
  5. 【請求項5】 被覆材料(69)が噴霧気体により噴霧
    され、この噴霧気体の温度が溶融された被覆材料(6
    9)もしくはその溶融された一部分の溶融温度よりも高
    く、噴霧気体の温度が溶融温度よりも特に少なくとも2
    0℃高い、請求項1からまでのいずれか1項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 被覆材料(69)が噴霧の際に噴霧手段
    (71)から出る被覆材料のジェット(175)を形成
    する場合に、被覆材料のジェット(175)が噴霧手段
    (71)から出る際にこのジェットを包む包囲気体ジェ
    ット(177)が形成され、この包囲気体ジェットを形
    成する気体の温度が溶融された被覆材料(69)もしく
    はその溶融された一部分の溶融温度よりも低い、請求項
    1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 被覆材料(69)の少なくとも50重量
    %が被覆材料の噴霧の際に溶融され、溶融された被覆材
    料(69)もしくはその噴霧の際に溶融された一部分の
    溶融温度が少なくとも35℃、最高で150℃である、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 容器(1)と、この容器中で垂直軸線
    (3)を中心として回転可能なロータ(21)と、微粒
    子を支える支持面(23a)と、被覆材料(69)を微
    粒子へ噴霧するための少なくとも1つの噴霧手段(7
    1)とを有する、微粒子を被覆する、殊に請求項1から
    までのいずれか1項に記載の方法を実施する装置にお
    いて、被覆材料(69)またはその少なくとも一部分を
    微粒子への噴霧前に溶融するために、少なくとも1つの
    加熱装置(127、131)を備えており、全ての噴霧
    手段(71)が被覆材料の出口(111a)と、この噴
    霧手段の軸線(75)に平行な突出部を包囲する、被覆
    材料(69)の噴霧に使用される噴霧気体のための噴霧
    気体出口(113a)とを有し、全ての噴霧手段(7
    1)が被覆材料の出口(111a)および噴霧気体出口
    (113a)を被覆材料出口の軸線(75)に平行な突
    出部で包囲する気体出口(115a)を有し、少なくと
    も1つの加熱装置(147,155)が噴霧気体の加熱
    のために存在していることを特徴とする、微粒子を被覆
    する装置。
  9. 【請求項9】 全ての噴霧手段(71)が被覆材料の出
    口(111a)を有し、被覆材料の出口が微粒子の被覆
    のために設けられた位置に存在する場合に、被覆材料出
    口(111a)の口の中心がロータ(21)の支持面
    (23a)の最大6cm上方に配置されている、請求項
    記載の装置。
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