JP2000185246A - 温度保持機能付スプレーガンおよびそれを用いたコーティング装置 - Google Patents

温度保持機能付スプレーガンおよびそれを用いたコーティング装置

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JP2000185246A
JP2000185246A JP10364914A JP36491498A JP2000185246A JP 2000185246 A JP2000185246 A JP 2000185246A JP 10364914 A JP10364914 A JP 10364914A JP 36491498 A JP36491498 A JP 36491498A JP 2000185246 A JP2000185246 A JP 2000185246A
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spraying
spray
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Shuri Yamada
収里 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴霧用物質の固化によるスプレーガンの作動
不良を防止する。 【解決手段】 供給されたチョコレートを霧状にして噴
出する噴霧口33と、噴霧口33に対しチョコレートを
案内し供給する供給路45と、供給路45内の近傍に配
置されその内部を温水が流通する第1および第2媒体流
路46,47を有する。第1および第2媒体流路46,
47を流れる温水により、供給路45内をチョコレート
の融点以上の温度に維持し、チョコレートの固化を防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体処理装置に
使用されるスプレーガンに関し、特に、チョコレート等
の低融点物質の溶融物を被処理物に対しコーティングす
る際に使用するスプレーガンに適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アーモンドチョコレートや麦
チョコ、レーズンチョコ等のチョコレートコーティング
食品は、一般に略球形の中空状パンにアーモンド等の核
となる被処理物を収容してパンを回転させ、そこにチョ
コレートペーストを供給して製造されている。この場
合、コーティング処理中には、被処理物に対し15℃前
後の冷風が送給され、パン内に供給したチョコレートを
被処理物表面にて固化させコーティング層を形成してい
る。
【0003】ここで、チョコレートのような低融点の物
質をコーティング用物質として被処理物に供給する方法
には主として次の二つのものがある。すなわち、コーテ
ィング用物質を加温してペースト状としそれを被処理物
上に垂らす方式と、パン内にスプレーガンを配設し、そ
こに噴霧用物質としてコーティング用物質を供給し被処
理物に噴霧する方式とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプレ
ーガンによってコーティング用物質を噴霧する場合、例
えば前述のチョコレートコーティング処理のように、コ
ーティング処理の間、処理容器内が冷涼な雰囲気となっ
ていると、処理容器内のガン自体もまた冷却される環境
にある。この場合、コーティング処理中はコーティング
用物質がガン内を流れ続けており、それがガン内にて固
化してしまうという問題は生じない。ところが、一旦そ
の流れを止めると、内部に残留したコーティング用物質
が外部の雰囲気により冷却されて次第に固化し、流路が
詰まったり、ニードルが作動しなくなったりするなどの
問題があった。このため、作業休止時やスプレーインタ
ーバルの間にスプレーガン内にて噴霧用物質が固化し、
ノズル詰まりやスプレー不良を生じるという問題があ
り、特に、チョコレートのような低融点物質の場合、2
0℃程度で固化するためノズル詰まりが発生し易く、そ
の改善が望まれていた。
【0005】一方、特開昭58―81461号公報に
は、噴射口周りに付着するチョコレート等のコーティン
グ材料がそのまま固化することによるスプレー不良を防
止すべく、噴射口部を融点以上に加熱する構成のノズル
が開示されている。しかしながら、ここで開示されてい
る問題点とその解決手段はあくまでも噴射口外でのコー
ティング物質固化に対するものであり、前述のような内
部での固化に対するものではない。また、そこでは専ら
電熱ヒータを用いて加温する方式を採っているが、ヒー
タをノズル外に巻くのは製造上非効率的であり、また、
例えばチョコレートのようにヒータに直接付着して焦げ
を生じると風味が損なわれるものでは使用できないなど
の問題があった。
【0006】本発明の目的は、噴霧用物質の固化による
スプレーガンの作動不良を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の温度保持機能付
スプレーガンは、噴霧口に供給されたチョコレートや薬
剤などの噴霧用物質を霧状にして噴出するスプレーガン
であって、前記噴霧用物質を前記噴霧口に案内し前記噴
霧用物質を前記噴霧口に供給する噴霧用物質供給路と、
前記噴霧用物質供給路内の温度を制御する温度制御手段
とを有することを特徴としている。
【0008】これにより、噴霧用物質供給路内の噴霧用
物質の温度を、その噴霧用物質に適した温度に調整する
ことが可能となり、作業休止時やスプレーインターバル
の間にスプレーガン内にて噴霧用物質が固化したり変質
したりするのを防止できる。従って、作業の中断や不良
品の発生が抑えられ、作業の効率化や製品の品質安定化
を図ることが可能となる。
【0009】この場合、前記噴霧用物質が溶融物質の場
合においては、前記温度制御手段により前記噴霧用物質
供給路を前記溶融物の融点以上の温度に加熱するように
しても良い。この際、前記温度制御手段が、前記噴霧用
物質供給路の近傍に配置されその内部を熱媒体が流通す
る媒体流路であっても良く、前記熱媒体として、温水や
温風を適用しても良い。
【0010】さらに、前記温度制御手段が、前記噴霧用
物質供給路の近傍に配置された発熱素子や、前記噴霧用
物質供給路内に配置された発熱素子であっても良い。ま
た、前記噴霧用物質がチョコレートであり、その固化対
策に当該スプレーガンを適用することも可能である。
【0011】一方、前記噴霧用物質が要冷却物質である
場合においては、前記温度制御手段により前記噴霧用物
質供給路を前記溶融物の品質保持温度以下の温度に冷却
するようにしても良い。この際、前記温度制御手段が、
前記噴霧用物質供給路の近傍に配置されその内部を熱媒
体が流通する媒体流路であっても良く、前記熱媒体とし
て冷水や冷風を適用しても良い。
【0012】加えて、本発明のコーティング装置は、前
記の温度保持機能付スプレーガンを用いたことを特徴と
しており、これにより、作業休止時やスプレーインター
バルの間にスプレーガン内にて噴霧用物質が固化するの
を防止できる。このため、作業の中断や不良品の発生が
抑えられ、作業の効率化や製品の品質安定化を図ること
が可能となる。
【0013】なお、ここで言うチョコレートとは、カカ
オマスを含んだチョコレートに加え、いわゆるホワイト
チョコレートのようなカカオバターを含む油脂類をも含
む概念である。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜3
は本発明の実施の形態1であるスプレーガンを使用した
コーティング装置の説明図であり、図1は当該コーティ
ング装置を側面方向から見た状態、図2は正面方向から
見た状態、図3は背面方向から見た状態をそれぞれ示し
ている。また、図4,5は図1のコーティング装置の回
転容器内の構成を示す説明図である。
【0015】当該コーティング装置1は、一般にパンコ
ーティング装置と呼ばれる装置であり、回転容器の回転
とそれを通過する処理気体およびコーティング用物質に
より、被処理物の造粒、コーティング、乾燥、混合等の
所望の処理を行うよう構成されている。コーティング装
置1では、低融点のコーティング用物質の溶融物を被処
理物に供給するに際し、本発明による温度保持機能付ス
プレーガンを用いることにより、コーティング用物質の
固化によるノズル詰まりやスプレー不良を防止してい
る。
【0016】ここで、当該コーティング装置1は、その
内部に例えばアーモンドやレーズン等の被処理物2を収
容する横型ドラム状の処理容器である回転容器(コーテ
ィングパン)3を有している。回転容器3は、多角筒形
または円筒形の横断面形状を有する中空の主胴部4と、
この主胴部4の軸方向両端側に設けられた端壁部5とか
ら構成されている。なお、図4における被処理物2の層
の上の線はコーティング処理後の被処理物層の位置を、
下の線は処理前の被処理物層の位置を示している。
【0017】主胴部4の周囲数カ所または全周には、熱
風や冷風等の処理気体が流通する通気部6が設けられて
いる。また、回転容器3内には、熱風給気管7から送給
される熱風(例えば約40〜50℃)を回転容器3内に
送給するための熱風ダクト(加温手段)8と、冷風給気
管9から送給される冷風(例えば約15〜20℃)を回
転容器3内に送給するための冷風ダクト(冷却手段)1
0とが設けられている。さらに、主胴部4の外周側には
排気ダクト11が各通気部6を覆うように配設されてい
る。そして、熱風ダクト8や冷風ダクト10により回転
容器3内に導入された処理気体は、通気部6を介してこ
の排気ダクト11へと排出される。
【0018】この場合、熱風ダクト8と冷風ダクト10
は、図4に示したように回転容器3のほぼ中央上方に並
んで配設されている。そして、熱風ダクト8からは、図
4の矢示A方向に向かって熱風が吹き出すようになって
おり、この熱風は回転容器3の通気部6から排気ダクト
11へと排出される。また、冷風ダクト10は、被処理
物2側に向かって矢示B方向に冷風を吹き出すようにな
っており、この冷風は被処理物2の層を通って通気部6
から排気ダクト11へと排出される。
【0019】一方、回転容器3は矢示X方向に回転して
コーティング処理を行うようになっている。このため回
転容器3では、熱風ダクト8からの熱風によって加温さ
れた部位がその後被処理物2の存在する位置まで回転
し、被処理物2と接触する。この際、被処理物2には冷
風が送給されており、このとき被処理物2と回転容器3
の内面との間に10℃以内程度の温度差が生じるように
熱風の温度が調整されている。この場合、回転容器3と
被処理物2との間の温度差は、コーティング用物質の種
類によって異なるが、被処理物2にチョコレートをコー
ティングする場合には1〜5℃の温度差とすることが好
ましい。
【0020】なお、熱風ダクト8からの熱風は通気部6
を通過することにより回転容器3を加温した後直ちに排
出されるため、この熱風によって回転容器3内部の空気
はほとんど加温されない。従って、回転容器3内は冷風
による冷涼な雰囲気が維持されることになる。
【0021】排気ダクト11はさらに、熱風排気口12
および冷風排気口13を備えた排気ジャケット23に接
続されている。これらの熱風排気口12や冷風排気口1
3は、回転容器3の回転に伴って排気ダクト11と所定
タイミングで連通するようになっている。すなわち、熱
風が入った排気ダクト11と熱風排気口12が、また、
冷風が入った排気ダクト11と冷風排気口13が、回転
容器3が特定の回転位置に来たときそれぞれ連通するよ
うに各排気口12,13が設けられている。そしてこれ
により、熱風は図示しない熱風排気管から、また、冷風
は冷風排気管14から各々別系統をたどって装置外へ排
出される。従って、排気を循環使用する際にも、冷温風
が混じることがなく冷風用の冷却装置に過度の負担を与
えることがない。
【0022】さらに、回転容器3内部には温度保持機能
の付いたスプレーガン15が数個設置されており、ここ
からチョコレートペースト等の噴霧用物質を霧状にして
被処理物2に対して噴霧するようになっている。図6は
本発明の実施の形態1であるスプレーガン15の構成を
示す断面図、図7は図6のA―A線に沿った断面図であ
る。
【0023】図6,7に示したように、ボディ31の図
6中の左端側にノズルパッキン38を介してノズル32
を設け、このノズル32に形成した噴霧口33からコー
ティング用物質(噴霧用物質)が霧状に噴出される。噴
霧口33の内側には、先端が円錐状となったニードルパ
イプ34が嵌合離脱自在に設けられており、このニード
ルパイプ34の進退により噴霧口33とニードルパイプ
34との間の間隙が調整される。これにより、コーティ
ング用物質の噴霧状態が制御され、噴霧の有無や噴霧量
の調整が行われる。
【0024】ニードルパイプ34は、ボディ31の図中
右端に設けられたピストン部39にって駆動される。こ
の場合、ボディ31右端にはシリンダキャップ40が取
り付けられており、その内側にはピストンばね41によ
って図中左側に付勢されたピストン42が配設されてい
る。ピストン42は、ニードルパイプ34外周に設けら
れた雄ねじと螺合しており、パイプロックナット44に
より抜け止めされてニードルパイプ34に固定されてい
る。ピストン42の左側にはチャンバ43が形成されて
おり、図示しないエア供給手段によって圧縮空気が供給
される。そして、チャンバ43へ圧縮空気を送給する
と、ピストン42がピストンばね41の付勢力に抗して
移動し、ニードルパイプ34が作動する。また、チャン
バ43内を減圧するとピストンばね41の付勢力により
ピストン42が移動し、ニードルパイプ34により噴霧
口33が閉じられた状態となる。
【0025】噴霧口33の外側には、キャップナット3
5により空気キャップ36が取り付けられている。この
空気キャップ36には、噴霧口33の近傍とその上下端
内側に空気噴出口37a,37bが設けられており、こ
れらに対し図示しないエア供給手段から圧縮空気が供給
される。そして、この空気噴出口37aからの噴出空気
量を適宜調整することにより噴霧粒子の大きさや流速
が、また、空気噴出口37bの調整により噴霧状態を丸
吹や平吹等に任意に調節できるようになっている。
【0026】一方、ボディ31の中央には、コーティン
グ用物質を噴霧口33に案内し供給する供給路(噴霧用
物質供給路)45が形成されており、コーティング用物
質は図中に破線矢印にて示したように供給路45より噴
霧口33に向かって流通する。この供給路45は、ボデ
ィ31上部から内部に至る上方通路45aと、ボディ3
1内部から図中左方に向かい噴霧口33に至る横行通路
45bとから構成されている。この場合、横行通路45
bにはニードルパイプ34が通っており、前述のように
その先端部と噴霧口33との嵌合離脱によりコーティン
グ用物質の噴霧状態が調整される。
【0027】ここで、本発明によるスプレーガン15で
は、上方通路45aと横行通路45bの各々について、
そこを流通するコーティング用物質の温度を適当に保持
する手段(温度制御手段)が設けられている。すなわ
ち、まず上方通路45aの周囲には第1媒体流路46
が、また、横行通路45b内のニードルパイプ34内部
には第2媒体流路47が設けられており、そこに温水、
温風、冷水、冷風等の熱媒体が流れるようになってい
る。そして、これらの媒体流路46,47により、供給
路45を流通するコーティング用物質の温度が最適な状
態に保たれる。
【0028】この場合、第1媒体流路46に対しては、
図7に示したようにボディ31の側方に形成した媒体供
給口48から温水等の熱媒体が供給される。この熱媒体
は、図7に実線矢印にて示したように、上方通路45a
の周囲を通って、上方通路45a内のコーティング用物
質の温度保持を行いつつ、媒体供給口48の反対側面に
形成された媒体排出口49からボディ31外に流出す
る。
【0029】また、第2媒体流路47に対しては、図6
に示したようにニードルパイプ34の右端に配設された
連結ブロック50を介して温水等の供給、排出が行われ
る。つまり、連結ブロック50の上面には媒体供給口5
1が形成されており、この媒体供給口51を介して第2
媒体流路47内に温水等の熱媒体が供給される。一方、
第2媒体流路47の内部にはセパレートパイプ52が配
設されており、その左端側は第2媒体流路47左端側に
おいて開口している。また、セパレートパイプ52の右
端側は連結ブロック50に固定されており、その右端開
口部は、連結ブロック50の右端面に形成された媒体排
出口53と連通している。従って、第2媒体流路47に
供給された熱媒体は、図7に実線矢印にて示したよう
に、その左端部においてセパレートパイプ52に流入
し、連結ブロック50の媒体排出口53から流出するこ
とになる。
【0030】このように、本発明によるスプレーガン1
5内には温水等の熱媒体が循環供給されており、チョコ
レートのような低融点物質が内部にて固化しないよう配
慮されている。例えば、32〜36℃のチョコレートペ
ーストをスプレーする場合には、30〜40℃の温水を
供給して作業休止時やスプレーインターバルの間にチョ
コレートが固化するのを防止する。これにより、コーテ
ィング用物質の固化による作動不良を防止することがで
きるのみならず、被処理物2に対してコーティング用物
質を所定量確実に供給することができ製品の品質安定化
を図ることも可能となる。
【0031】なお、空気キャップ36に設けられた空気
噴出口37a,37bから噴出される空気に関しても、
それを温風や冷風とすることにより供給路45の温度を
維持する機能がある。特に、噴霧口33内の噴霧用物質
は、空気噴出口37aに送給される空気によっても加温
または冷却されるため、その温度を適宜調整することに
よりさらに効果的に供給路45の温度維持を図ることが
可能となる。また、スプレーガン15が休止中の時も、
空気噴出口37aから温風を出し続けることにより、噴
霧口33部分が保温されてチョコレート等の固化を防止
することが可能である。
【0032】また、このようなスプレーガン15は、図
8〜9に示したような状態で回転容器3内に配設され
る。図8は回転容器3内におけるスプレーガン15の配
設状態を示す説明図、図9はスプレーガン15への配管
状態を示す説明図である。なお、図8では回転容器3内
にスプレーガン15が6個設置されているが、その設置
数はこれに限定されないことは言うまでもない。
【0033】図8に示したように、スプレーガン15
は、開口部20側から回転容器3内に延出するホルダ管
54内に配管されたスプレー供給管55の先端にそれぞ
れ取り付けられている。スプレー供給管55は、回転容
器3の開口部20から遠い3個と近い3個がそれぞれ組
となって上下2段に配管されており、その途中はホルダ
管54内に格納された状態となっている。この際、ホル
ダ管には図9に示したように、6本のスプレー供給管5
5と媒体供給管56が配設されており、その他の空間は
媒体排出管57として使用される。そしてこれにより、
スプレー供給管55からはコーティング用物質が、ま
た、ホルダ管54の左端から延びる媒体供給管56から
は図示しない個別配管チューブによって温水等の熱媒体
が第1,2媒体流路46,47の媒体供給口48,51
に対し供給される。また、媒体排出口49,53からは
図示しない個別配管チューブによって媒体排出管57に
対し熱媒体が排出され、それがホルダ管54の左端に設
けた媒体排出口58から系外へと排出される。
【0034】また、この際ホルダ管54とスプレーガン
15との間の距離が長くなり、その間にてコーティング
用物質や熱媒体の温度変化が生じる可能性がある場合に
は、その間をさらにカバーにて覆い、そこに熱風や冷風
を導入して温度保持を図っても良い。すなわち、熱風ダ
クト8や冷風ダクト10からホルダ管54下部に設けた
カバー内に向けて細いノズルを配設し、それらから送出
される熱風等を利用してスプレーガン15の温度保持を
行っても良い。
【0035】なお、回転容器3内では、スプレーガン1
5によって可能な限り上方でコーティング用物質をスプ
レーするようにしている。つまり、被処理物2はコーテ
ィング用物質をかけられた後、練られつつ擦れ合いなが
ら展延し、ある程度広がったところで冷風にて冷やされ
コーティング用物質が固化するようになっている。さら
に、回転容器3内には、図4に示したようにバッフル2
2が設置されており、回転容器3内における被処理物2
の波打ちや蛇行が抑えられるようになっている。
【0036】一方、回転容器3の両端には、軸受16
a,16bによって支持された回転軸17a,17bが
同軸上に取り付けられており、回転容器3はこの回転軸
17a,17bを中心に回転可能に設置されている。ま
た、回転軸17bは、モータ18によりチェーン19を
介して駆動される。この場合、熱風給気管7と熱風ダク
ト8、冷風給気管9と冷風ダクト10および熱風排気管
14は固定されており、回転容器3と排気ダクト11が
モータ18により回転される。加えて、図1において左
側の端壁部5のほぼ中央部には、粉粒体原料の投入およ
び製品の排出などに用いられる開口部20が設けられて
おり、さらに開口部20の外側には開閉可能な点検蓋2
1が設けられている。
【0037】次に、コーティング装置1におけるコーテ
ィング処理について、アーモンドチョコレートの製造を
例にとって説明する。ここではまず、回転容器3内に被
処理物2としてアーモンドを投入し、モータ18を駆動
してチェーン19および回転軸17bを介して回転容器
3を矢印X方向(正転方向、図4参照)に回転させる。
これにより、回転容器3内では、図4に示したようにア
ーモンドが主に主胴部4および一部が端壁部5に沿って
回転方向に持ち上げられて内側に落下するという転動運
動が行われる。そして、スプレーガン15からチョコレ
ートペーストをスプレーしつつ冷風ダクト10から冷風
を送給することにより、アーモンド上にチョコレートの
被膜が固化形成され、アーモンドチョコレートが製造さ
れる。
【0038】ここで、本発明によるスプレーガン15で
は、第1および第2媒体流路46,47に対して40〜
45℃の温水(熱媒体)が常時供給されており、供給路
45内のチョコレートペーストの温度が32〜36℃に
保たれるようになっている。この場合、スプレーガン1
5は、冷涼な雰囲気に保たれた回転容器3内に露出配置
されており、温度保持機能のないスプレーガンを用いる
とその内部にてチョコレートが固化し作動不良を生じる
おそれがある。
【0039】しかしながら、当該スプレーガン15で
は、第1,第2媒体流路46,47を流れる温水により
供給路45が常に保温された状態にある。従って、スプ
レーを一時中断すべくニードルパイプ34を前進させて
噴霧口33を塞いでも、供給路45内のチョコレートは
ペースト状態のまま保たれる。このためチョコレートが
固化して、スプレー再開時にニードルパイプ34が作動
しないなどの不具合を生じることがない。また、供給路
45内のチョコレートが固まってしまい、ニードルパイ
プ34が作動しても噴霧口33からチョコレートが噴霧
されないなどの問題も生じない。
【0040】また、当該コーティング装置1では、コー
ティング処理中、回転容器3が熱風ダクト8から吹き出
される約50℃の熱風によって加温される一方で、アー
モンドには冷風ダクト10から約20℃の冷風が吹き付
けられ冷却される。このとき回転容器3は、加温された
部位がアーモンドの転動する位置まで回転し、そこでア
ーモンドと接触する時点でアーモンドより1〜2℃高い
温度となるよう設定されている。なお、回転容器3は、
アーモンドとの接触により温度が低下するため、接触当
初の温度差を2℃程度とするとアーモンド層の中央付近
で約1℃、接触終端部ではやや高めの略同温度となる。
但し、接触当初の温度差により、これらの変化を適宜調
整することが可能であり、前記の数値はその一例であ
る。
【0041】この場合、チョコレートは、より低い温度
のものに付着する性質がある。このため、回転容器3内
のチョコレートは、より低温であるアーモンド側に付着
し回転容器3の内壁面には付着しにくい。また、回転容
器3の内壁に付着したものも、より冷えたアーモンドが
接触するとそちら側に付着する。従って、回転容器3の
主胴部内面にはほとんどチョコレートが付着せず、従っ
て、その掻き取り作業も大幅に軽減される。これに対し
従来のコーティング装置では被処理物と処理容器がほぼ
同温度となるため、チョコレートがアーモンドと同様に
回転容器内面にも付着し、前述のような掻き落とし作業
が必要となる。
【0042】なお、従来より錠剤等の糖衣やフィルムコ
ーティングでは、被処理物に60〜80℃程度の熱風を
送給して被処理物の表面を乾燥させてコーティングを行
っている。その際、コーティング剤の乾燥に伴う蒸発潜
熱により被処理物の温度が低下するため、被処理物層内
部は30数℃であるのに対し排気は約40℃となり、被
処理物と処理容器との間には自然に温度差が生じる。し
かしながら、コーティング物を蒸発乾燥させるのではな
く、それを冷やして固める形態を採るチョコレートコー
ティングなどでは、蒸発潜熱が存在しないため被処理物
と処理容器との間に温度差が生じない。すなわち、当該
コーティング装置1においては、糖衣等のコーティング
において生じる自然な温度差とは異なり、蒸発潜熱のな
い状態でのコーティング処理において積極的に温度差を
生ぜせしめ、融点の低いコーティング用物質の処理容器
への付着を低減するようにしている。
【0043】このように、コーティング装置1では、チ
ョコレートのような低融点物質のコーティングに際し、
コーティング用物質が処理容器内面に付着するのを低減
させることができる。従って、容器の清掃工数を大幅に
減らすことができ、コーティング処理を効率良く行うこ
とが可能となる。このため、大型の回転容器を有するコ
ーティング装置において従来課題となっていた容器内の
清掃を効率化でき、コーティング処理の生産性向上を図
ることが可能となる。
【0044】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2であるスプレーガン61について説明する。図10
はその断面図である。なお、実施の形態1のスプレーガ
ン15と同一の部材については同一の符号を付しその説
明は省略する。
【0045】このスプレーガン61では、図6のスプレ
ーガン15における第2媒体流路47に代えて、ニード
ルパイプ34内にヒータ(発熱素子)62を挿入したも
のである。すなわち、ニードルパイプ34はヒータ62
によってその内部から加熱され、これにより供給路45
が加温される。従って、先のスプレーガン15に比して
媒体流路をひとつ省くことができ、その構成の簡略化が
可能となる。
【0046】以上、本発明の一実施の形態であるスプレ
ーガンを使用したコーティング装置について説明した
が、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とは言うまでもない。
【0047】たとえば、前述のスプレーガン15におい
て供給路45の温度を保持するための手段としては、前
述のような媒体通路に熱媒体を流通させるものの他、ヒ
ータ等の発熱素子を供給路45の近傍に配置したものも
採用し得る。すなわち、例えば、上方通路45aの周囲
に、第1媒体流路46に代えてリング状のヒータを配設
するなどの構成も可能である。
【0048】また、噴霧用物質も、チョコレートや油脂
性のホワイトチョコレート等のコーティング用物質には
限られず、融点の低いワックス等、比較的低温にて固化
するものや、シロップ、薬剤など、温度管理が必要な種
々の物質に適用可能である。さらに、熱媒体も温水には
限られず、温風や油を用いることも可能である。
【0049】加えて、温度保持は加温には限定されず、
薬剤等の要冷却物質をコーティングする際など、噴霧用
物質を低温に維持するために当該スプレーガンを用いる
ことも可能である。この場合、熱媒体としては冷水や冷
風が用いられる他、パラフィンや代替フロン等の冷媒物
質を用いることも可能である。また、前述のコーティン
グ装置における被処理物も前述のアーモンド等の食品に
は限られず、錠剤などの医薬品にも適用可能である。
【0050】なお、回転容器3の加温手段も前述のよう
な熱風によるものには限られず、温水やヒータ等、回転
容器3の温度を上昇させ得るものであればその種類は問
わない。この場合、熱風による加温も、前述のように回
転容器3内から熱風を送給し外に排出する形態には限ら
れず、熱風を外から吹き込んで回転容器3内に設けたダ
クトから排出するようにしても良い。また、回転容器3
と被処理物2との温度差をセンサにて検知し、その値に
基づいて加温手段をフィードバック制御するようにして
も良い。
【0051】さらに、コーティング装置自身の形態も前
述の通気型には限られず、処理気体を流通させない方式
のコーティング装置にも適用可能である。加えて、従来
のパンを温風や温水、ヒータ等により加温する方式も採
用可能である。また、主胴部4に通気部6を設けてそこ
に熱風を通す構成のみならず、回転容器3の前後から処
理気体を流通させる構成としても良い。
【0052】
【発明の効果】本発明のスプレーガンによれば、噴霧口
に対しチョコレート等の噴霧用物質を案内し供給する供
給路内の近傍に熱媒体が流通する媒体流路を形成し、そ
こに温水等の熱媒体を流通させて供給路内の温度を制御
するようにしたことにより、供給路内の噴霧用物質をそ
れに適した温度に調整することが可能となる。従って、
作業休止時やスプレーインターバルの間にスプレーガン
内にて噴霧用物質が固化したり変質したりするのを防止
でき、作業の中断や不良品の発生が抑えられ、作業の効
率化や製品の品質安定化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるスプレーガンを使
用したコーティング装置を側面方向から見た場合の説明
図である。
【図2】図1のコーティング装置を正面方向から見た場
合の説明図である。
【図3】図1のコーティング装置を背面方向から見た場
合の説明図である。
【図4】図1のコーティング装置の回転容器内の構成を
示す説明図であり、回転容器を正面方向から見た状態で
ある。
【図5】図1のコーティング装置の回転容器内の構成を
示す説明図であり、回転容器を上面方向から見た状態で
ある。
【図6】本発明の実施の形態1であるスプレーガンの構
成を示す断面図である。
【図7】図6のA―A線に沿った断面図である。
【図8】回転容器内におけるスプレーガンの配設状態を
示す説明図である。
【図9】スプレーガンへの配管状態を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態2であるスプレーガンの
断面図である。
【符号の説明】
1 コーティング装置 2 被処理物 3 回転容器(処理容器) 4 主胴部 5 端壁部 6 通気部 7 熱風給気管 8 熱風ダクト(加温手段) 9 冷風給気管 10 冷風ダクト(冷却手段) 11 排気ダクト 12 熱風排気口 13 冷風排気口 14 冷風排気管 15 スプレーガン(コーティング物質供給手段) 16a,16b 軸受 17a,17b 回転軸 18 モータ 19 チェーン 20 開口部 21 点検蓋 22 バッフル 23 排気ジャケット 31 ボディ 32 ノズル 33 噴霧口 34 ニードルパイプ 35 キャップナット 36 空気キャップ 37a,37b 空気噴出口 38 ノズルパッキン 39 ピストン部 40 シリンダキャップ 41 ピストンばね 42 ピストン 43 チャンバ 44 パイプロックナット 45 供給路(噴霧用物質供給路) 45a 上方通路 45b 横行通路 46 第1媒体流路(温度制御手段) 47 第2媒体流路(温度制御手段) 48 媒体供給口 49 媒体排出口 50 連結ブロック 51 媒体供給口 52 セパレートパイプ 53 媒体排出口 54 ホルダ管 55 スプレー供給管 56 媒体供給管 57 媒体排出管 58 媒体排出口 61 スプレーガン 62 ヒータ(発熱素子)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧口に供給された噴霧用物質を霧状に
    して噴出するスプレーガンであって、 前記噴霧用物質を前記噴霧口に案内、供給する噴霧用物
    質供給路と、 前記噴霧用物質供給路内の温度を制御する温度制御手段
    とを有することを特徴とする温度保持機能付スプレーガ
    ン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温度保持機能付スプレー
    ガンにおいて、前記噴霧用物質が溶融物質であり、前記
    温度制御手段は前記噴霧用物質供給路を前記溶融物の融
    点以上の温度に加熱することを特徴とする温度保持機能
    付スプレーガン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の温度保持機能付
    スプレーガンにおいて、前記温度制御手段が、前記噴霧
    用物質供給路の近傍に配置されその内部を熱媒体が流通
    する媒体流路であることを特徴とする温度保持機能付ス
    プレーガン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の温度保持機能付スプレー
    ガンにおいて、前記熱媒体が温水であることを特徴とす
    る温度保持機能付スプレーガン。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の温度保持機能付スプレー
    ガンにおいて、前記熱媒体が温風であることを特徴とす
    る温度保持機能付スプレーガン。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の温度保持機能付
    スプレーガンにおいて、前記温度制御手段が、前記噴霧
    用物質供給路の近傍に配置された発熱素子であることを
    特徴とする温度保持機能付スプレーガン。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の温度保持機能付
    スプレーガンにおいて、前記温度制御手段が、前記噴霧
    用物質供給路内に配置された発熱素子であることを特徴
    とする温度保持機能付スプレーガン。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の温
    度保持機能付スプレーガンにおいて、前記噴霧用物質が
    チョコレートであることを特徴とする温度保持機能付ス
    プレーガン。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の温度保持機能付スプレー
    ガンにおいて、前記噴霧用物質が要冷却物質であり、前
    記温度制御手段は前記噴霧用物質供給路を前記溶融物の
    品質保持温度以下の温度に冷却することを特徴とする温
    度保持機能付スプレーガン。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の温度保持機能付スプレ
    ーガンにおいて、前記温度制御手段が、前記噴霧用物質
    供給路の近傍に配置されその内部を熱媒体が流通する媒
    体流路であることを特徴とする温度保持機能付スプレー
    ガン。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の温度保持機能付スプ
    レーガンにおいて、前記熱媒体が冷水であることを特徴
    とする温度保持機能付スプレーガン。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の温度保持機能付スプ
    レーガンにおいて、前記熱媒体が冷風であることを特徴
    とする温度保持機能付スプレーガン。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の温度保持機能付スプレーガンを用いたコーティング装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192610A1 (ja) * 2013-05-30 2014-12-04 アネスト岩田株式会社 スプレーガン
JP2016041025A (ja) * 2014-08-14 2016-03-31 森永製菓株式会社 被覆食品の製造方法

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