JP4987617B2 - ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプ羽根車と、これに作動オイルの循環回路を介して連結されるタービン羽根車と、ポンプ羽根車に連設されてタービン羽根車外側面を覆う伝動カバーと、この伝動カバー及びタービン羽根車間を機械的に連結し得るロックアップクラッチとを備える、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータの改良に関する。
近年、かゝるロックアップクラッチ付きトルクコンバータを搭載した自動変速車両では、低燃費性能の向上のため、ロックアップクラッチの接続によるトルクコンバータの直結領域を、より低車速領域に広げる傾向があるが、それに伴ないエンジンの回転変動による駆動系の振動が発生し易くなる。その駆動系の振動を低減するために、かゝるロックアップクラッチ付きトルクコンバータにおいては、ロックアップクラッチの接続によるトルクコンバータの直結状態での駆動系の振動を低減するために、ロックアップクラッチ及びタービン羽根車間にトルクダンパスプリングを介装することが、例えば特許文献1に開示されるように知られている。このような従来のロックアップクラッチ付きトルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデルを図8に示す。
特開昭61−252958号公報
上記従来のものでは、トルクダンパスプリングに、ばね定数が小さく、ストローク長の大きい圧縮コイルばねを用いてポンプ羽根車及びタービン羽根車間の捩じり剛性を極力小さくしようとしている。しかしながら、ばね定数が小さく、ストローク長の大きい圧縮コイルばねは、コイル径を極力大径にする必要があるため、トルクコンバータ内に配置する際のスペース上の制約から、上記捩じり剛性の低減には限界があり、駆動系の振動低減効果は大きいとは言えない。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、低燃費性能の向上のため、ロックアップクラッチの接続によるトルクコンバータの直結領域を、より低車速領域に広げることを可能にすべく駆動系の振動低減効果を高め、しかもコンパクトに構成し得るロックアップクラッチ付きトルクコンバータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ポンプ羽根車と、これに作動オイルの循環回路を介して連結されるタービン羽根車と、ポンプ羽根車に連設されてタービン羽根車外側面を覆う伝動カバーと、この伝動カバー及びタービン羽根車間を機械的に連結し得るロックアップクラッチとを備える、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータであって、そのロックアップクラッチが、伝動カバー及びタービン羽根車間に画成されるクラッチ室と、そのクラッチ室に収容されてクラッチ室をタービン羽根車側の内側室及び伝動カバー側の外側室に区画するクラッチピストンとを備えていて、その内、外側室間の圧力差でクラッチピストンが伝動カバーの対向側面に摩擦連結可能であるものにおいて、クラッチピストン及びタービン羽根車間に、それらと相対回転可能な単一の慣性質量体を、その慣性質量体の外周端部の両側面がクラッチピストン及びタービン羽根車の各外周端部にそれぞれ対向するよう配設して、そのクラッチピストン及び慣性質量体の外周端部相互、クラッチピストンの外周端部に収容、保持した第1トルクダンパスプリングを介して連結すると共に、慣性質量体及びタービン羽根車の外周端部相互、慣性質量体の外周端部に収容、保持した第2トルクダンパスプリングを介して結し、これら第1及び第2トルクダンパスプリング、トーラス状をなすポンプ羽根車及びタービン羽根車の外面の、タービン羽根車側の側方最大膨らみ点より半径方向外方において互いに軸方向に並び且つタービン羽根車の周方向に沿うように配置されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記慣性質量体に第2の慣性質量体を回転自在に連結すると共に、この第2の慣性質量体を弾性部材を介して前記慣性質量体に連結し、これら第2の慣性質量体及び弾性部材により、前記慣性質量体の振動を打ち消す吸振器を構成したことを第2の特徴とする。
尚、前記弾性部材は、後述する本発明の第2実施例中のコイルスプリング53に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、クラッチピストン及びタービン羽根車間に、それらと相対回転可能な単一の慣性質量体を、その慣性質量体の外周端部の両側面がクラッチピストン及びタービン羽根車の各外周端部にそれぞれ対向するよう配設して、そのクラッチピストン及び慣性質量体の外周端部相互、クラッチピストンの外周端部に収容、保持した第1トルクダンパスプリングを介して連結すると共に、慣性質量体及びタービン羽根車の外周端部相互、慣性質量体の外周端部に収容、保持した第2トルクダンパスプリングを介して結し、これら第1及び第2トルクダンパスプリング、トーラス状をなすポンプ羽根車及びタービン羽根車の外面の、タービン羽根車側の側方最大膨らみ点より半径方向外方において互いに軸方向に並び且つタービン羽根車の周方向に沿うように配置されるので、第1及び第2トルクダンパスプリングの合成ばね定数を大幅に減少させて、共振振動数を大幅に低くすることができその結果、トルクコンバータの実際の直結領域をエンジン回転数の低速側に広げることが可能となり、低燃費性の向上を図ることができる。またトルクコンバータを実際に直結にするエンジン回転数を従来のものと同一に設定した場合には、振動伝達率を従来のものより下げることができ、NV性能の向上に寄与し得る。
さらに、第1及び第2トルクダンパスプリング間に介在する慣性質量体がエンジンから入力される回転変動を打ち消すように作用するため、負荷側への回転変動の伝達を更に小さくすることができる。
しかも、タービン羽根車の外側面外周側のデッドスペースが第1及び第2トルクダンパスプリングの設置に有効利用され、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータのコンパクト化に寄与し得る。
本発明の第2の特徴によれば、慣性質量体と、それと逆位相で第2の慣性質量体が振動することで、両慣性質量体が互いに振動を打ち消し合うことになり、負荷側への回転変動の伝達をより小さく抑えることができ、NV特性の更なる向上に寄与することができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るロックアップクラッチ付きトルクコンバータの上半部縦断側面図、図2は同トルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図、図3は上記駆動系の振動特性の計算結果を示す図表、図4は本発明の第2実施例を示す、図1との対応図、図5は同トルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図、図6は上記駆動系の振動特性の計算結果を示す図表、図7は参考例を示す、図1との対応図、図8は従来のロックアップクラッチ付きトルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図である。
先ず、本発明の第1実施例の説明より始める。図1において、トルクコンバータTは、ポンプ羽根車1と、このポンプ羽根車1に作動オイルの循環回路3を介して連結されるタービン羽根車2と、それらの内周部間に配置されて循環回路3における作動オイルの流れを制御するステータ羽根車4とより構成される。
ポンプ羽根車1には、タービン羽根車2の外側面を覆う伝動カバー5が一体的に連設される。この伝動カバー5の外周面には、始動用のリングギヤ6が固設されており、エンジンのクランク軸Eaにボルト結合した駆動板7がこのリングギヤ6にボルト結合される。
タービン羽根車2のハブ2aと伝動カバー5との間にスラストベアリング8が介裝される。上記ハブ2aの、スラストベアリング8に接する外端面には放射状の油溝9が設けられる。
トルクコンバータTの中心部にクランク軸Eaと同軸上に並ぶ出力軸10が配置され、この出力軸10は、タービン羽根車2のハブ2aにスプライン嵌合されると共に、伝動カバー5のハブ5aの内周面に軸受ブッシュ16を介して回転自在に支承される。出力軸10は多段変速機の主軸となる。
出力軸10の外周には、ステータ羽根車4のハブ4aをフリーホイール11を介して支持する円筒状のステータ軸12が配置され、これら出力軸10及びステータ軸12間には、それらの相対回転を許容するベアリング15が介裝される。ステータ軸12の外端部はミッションケース14に回転不能に支持される。
ステータ羽根車4のハブ4aと、これに対向するポンプ羽根車1及びタービン羽根車2の各ハブ1a,2aとの間にはスラストベアリング18,18′が介裝される。
またポンプ羽根車1のハブ1aには補機駆動軸20が連設され、この補機駆動軸20によって、前記循環回路3に作動オイルを供給するオイルポンプ21が駆動される。
タービン羽根車2及び伝動カバー5間には、クラッチ室22が画成され、タービン羽根車2及び伝動カバー5間を直結し得るロックアップクラッチLが該室22に収容される。
ロックアップクラッチLの主体をなすクラッチピストン25は、クラッチ室22をタービン羽根車2側の内側室22aと伝動カバー5側の外側室22bとに区画するように配置される。このクラッチピストン25は、伝動カバー5の内側面に対向する摩擦ライニング25aを外周部側壁に備えていて、この摩擦ライニング25aを伝動カバー5の内側面に圧接させる接続位置と、その内壁から離間する非接続位置との間を軸方向に移動し得るように、タービン羽根車2のハブ2aの外周面に、該ピストン25のボス25bが摺動可能に支持される。
出力軸10の中心部には、横孔26及び前記スラストベアリング8を介してクラッチ室22の外側室22bに連通する第1油路30が設けられる。また補機駆動軸20とステータ軸12との間には、前記スラストベアリング18,18′及びフリーホイール11を介して循環回路3の内周部に連通する第2油路31が形成される。
前記クラッチピストン25のボス25bは、先端部をタービン羽根車2側に張り出しており、このボス25bの外周面に円板状の慣性質量体35が回転及び摺動可能に支持され、その慣性質量体35は、これの外周端部の両側面がクラッチピストン25及びタービン羽根車2の各外周端部にそれぞれ対向するよう配設される。そしてクラッチピストン25及び慣性質量体35の外周端部相互間には、その間を回転方向に沿って緩衝的に連結する第1トルクダンパスプリング36が介装され、また慣性質量体35及びタービン羽根車2の外周端部相互間には、その間を回転方向に沿って緩衝的に連結する第2トルクダンパスプリング37が介装される。
詳しくは、クラッチピストン25の外周端部には、慣性質量体35側に開口する環状の第1ばね収容溝40が形成されており、この第1ばね収容溝40にコイルばねよりなる複数の第1トルクダンパスプリング36がタービン羽根車2の周方向に沿うように収容、保持される。そして各第1トルクダンパスプリング36は、クラッチピストン25及び慣性質量体35にそれぞれ固着される第1及び第2挟み爪41,42により第1ばね収容溝40の周方向に沿って挟持される。したがってクラッチピストン25及び慣性質量体35が相対回転すると、各第1トルクダンパスプリング36が第1及び第2挟み爪41,42間で圧縮されることになる。
また慣性質量体35の外周端部には、タービン羽根車2側に開口する第2ばね収容溝44が形成されており、この第2ばね収容溝44に複数のコイルばねよりなる複数の第2トルクダンパスプリング37がタービン羽根車2の周方向に沿うように収容、保持される。そして各第2トルクダンパスプリング37は、慣性質量体35及びタービン羽根車2にそれぞれ固着される第3及び第4挟み爪45,46により第2ばね収容溝44の周方向に沿って挟持される。したがって慣性質量体35及びタービン羽根車2が相対回転すると、各第2トルクダンパスプリング37が第3及び第4挟み爪45,46間で圧縮されることになる。
ポンプ羽根車1及びタービン羽根車2の外面はトーラス状をなしており、タービン羽根車2の外側面の最大膨らみ点48より半径方向外方において、前記第1及び第2トルクダンパスプリング36,37が互いに軸方向に並びつゝタービン羽根車2の外側面に近接するように配置される。
次に、この第1実施例の作用について説明する。
エンジンのアイドリングないし極低速運転域では、図示しないロックアップ制御弁により第1油路30をオイルポンプ21の吐出側に接続する一方、第2油路31をオイル溜め33に開放する。この場合、エンジンのクランク軸Eaの出力トルクは、駆動板7、伝動カバー5、ポンプ羽根車1へと伝達して、それを回転駆動し、更にオイルポンプ21をも駆動するので、オイルポンプ21が吐出した作動オイルは、ロックアップ制御弁32から第1油路30、横孔26、タービン羽根車のハブ2a外端の油溝9、クラッチ室22の外側室22b、内側室22aを順次経て循環回路3に流入し、該回路3を満たした後、スラストベアリング18,18′及びフリーホイール11を順次経て第2油路31に移り、ロックアップ制御弁32からオイル溜め33に還流する。
一方、クラッチ室22では、上記のような作動オイルの流れにより外側室22bの方が内側室22aよりも高圧となり、その圧力差によりクラッチピストン25が伝動カバー5の内壁から引き離される方向へ押圧されるので、ロックアップクラッチLはオフ状態となっており、ポンプ羽根車1及びタービン羽根車2の相対回転を許容している。したがって、クランク軸Eaからポンプ羽根車1が回転駆動されると、循環回路3を満たしている作動オイルが矢印のように循環回路3を循環することにより、ポンプ羽根車3の回転トルクをタービン羽根車2に伝達し、出力軸10を駆動する。
このとき、ポンプ羽根車1及びタービン羽根車2間でトルクの増幅作用が生じていれば、それに伴う反力がステータ羽根車4に負担され、ステータ羽根車4は、フリーホイール11のロック作用により固定される。
トルク増幅作用を終えると、ステータ羽根車4は、これが受けるトルク方向の反転により、フリーホイール11を空転させながらポンプ羽根車1及びタービン羽根車2と共に同一方向へ回転するようになる。
トルクコンバータTがこのようなカップリング状態となったとき、もしくはカップリング状態に近づいたとき、電子制御ユニットによりロックアップ制御弁32を切換える。その結果、オイルポンプ21の吐出作動オイルは、先刻とは反対に、ロックアップ制御弁32から第2油路31を経て循環回路3に流入して、該回路3を満たした後、クラッチ室22の内側室22aに移って、該内側室22aをも満たす。一方、クラッチ室22の外側室22bは、第1油路30及びロックアップ制御弁32を介してオイル溜め33に開放されるので、クラッチ室22では、内側室22aの方が外側室22bよりも高圧となり、クラッチピストン25は、その圧力差により伝動カバー5側に押圧され、摩擦ライニング25aを伝動カバー5の内側壁に圧接させ、ロックアップクラッチLは接続状態となる。
この場合、クランク軸Eaからポンプ羽根車1に伝達した回転トルクは、駆動板7、伝動カバー5、クラッチピストン25、第1トルクダンパスプリング36、慣性質量体35、第2トルクダンパスプリング37をタービン羽根車2に機械的に伝達することになるから、ポンプ羽根車1及びタービン羽根車2間は直結状態となり、クランク軸Eaの出力トルクを出力軸10に効率良く伝達することができ、燃費の低減を図ることができる。
このようなトルクコンバータTの直結状態での車両の走行を想定し、その駆動系を簡易振動モデルで表現すると図2のようになる。これから明らかなように、第1及び第2トルクダンパスプリング36,37は、伝動カバー5及びタービン羽根車2間に慣性質量体35を介して直列に接続されることになり、しかもトーラス状をなすポンプ羽根車1及びタービン羽根車2の外面の、タービン羽根車2側の側方最大膨らみ点48より半径方向外方にタービン羽根車2の周方向に沿って配置されるので、各トルクダンパスプリング36,37の長さを極力長く設定すると共に、その有効巻き数を極力多くすることができ、したがって下記(1)式より明らかなように、各トルクダンパスプリング36,37のばね定数kを小さく設定することができる。
k=α×d4 /(n×D3 )・・・・・・・(1)
但し、k:個別のコイルスプリングのばね定数、α:係数、d:スプリング線径、D:スプリング外径
その上、直列接続の第1及び第2トルクダンパスプリング36,37の合成ばね定数Kは、下記(2)式より明らかなように、個別のコイルスプリング、即ちトルクダンパスプリングのばね定数に比し大幅に減少させることができ、これにより共振振動数を大幅に低くすることができる。
1/K=(1/k1 )+(1/k2 )…+(1/km)・・・・・(2)
但し、K:合成ばね定数、k1 〜km:個別スプリングのばね定数
トルクコンバータTの直結状態での駆動系の振動特性の計算結果を図表にすると、図3の通りとなる。線Aは本発明の第1実施例の特性、線Bは図8に示す従来のものゝ特性を示す。
図3において、縦軸は、該駆動系に入力されるエンジンのクランク軸Eaの回転変動(以下、トルク変動と同義)と、該駆動系から出力される回転変動の比を振動伝達率として表している。この振動伝達率が0dBのときは、入力される回転変動と出力される回転変動との比は1であり、その比が「+」である場合は、回転変動が増幅して出力されることを意味し、「−」である場合は、回転変動が減衰(遮断)されることを意味する。即ち、振動伝達率が小さい値であれば、低車速域におけるトルクコンバータT直結時のNV(noise&vibration)性能が高いと言うことができる。尚、図3における符号a及びbは、線A及びBにおけるタービン羽根車の共振点である。
而して、共振点a及びbを比較すると明らかなように、線A(本発明第1実施例)は、線B(従来)に対して全体的に低周波数側に変位しており、伝動カバー5及び慣性質量体35間の捩じり剛性が低くなったことを意味し、前述のように第1及び第2トルクダンパスプリング36,37の合成ばね定数が低下した所以である。したがって、線A(本発明第1実施例)では、振動伝達率=0dBの領域が低周波数側に広がりことになるから、トルクコンバータTの実際の直結領域を線B(従来)に対してQだけエンジン回転数の低速側に広げることが可能となり、低燃費性の向上を図ることができる。また線A及びBにおいて、トルクコンバータTを実際に直結にするエンジン回転数を同一に設定した場合には、線A(本発明第1実施例)では、振動伝達率を線B(従来)に対してRだけ下げることができるから、NV性能の向上に寄与し得る。
さらに、線A(本発明第1実施例)では、第1及び第2トルクダンパスプリング36,37間に介在する慣性質量体35の共振点a2 が新たに発生すると共に、この慣性質量体35がエンジンから入力される回転変動を打ち消すように作用するため、慣性質量体が存在しない従来モデル(線B)に比して、負荷側への回転変動の伝達を更に小さくすることができる。
しかも、第1及び第2トルクダンパスプリング36,37が、トーラス状をなすポンプ羽根車1及びタービン羽根車2の外面の、タービン羽根車2側の側方最大膨らみ点48より半径方向外方にタービン羽根車2の周方向に沿って配置されることは、タービン羽根車2の外側面外周側のデッドスペースが第1及び第2トルクダンパスプリング36,37の設置に有効利用されることであり、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータTのコンパクト化に寄与し得る。
さらにまた、慣性質量体35がロックアップクラッチL及びタービン羽根車2間に直列に配置されることから、慣性質量体35と第2トルクダンパスプリング37との容易な一体化が可能であり、さらに慣性質量体35、クラッチピストン25及びタービン羽根車2を相互に着脱可能とすることができるから、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータTの組み立てが容易になると共に、異なる車種への搭載が、最小の仕様変更により可能となる。
次に、図4により本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、前実施例に加えて、円板状の前記慣性質量体35に環状の第2の慣性質量体50を相対回転可能に連結すべく、第2の慣性質量体50に連結軸51が固設されると共に、この連結軸51が第2の慣性質量体50の周方向に摺動自在に貫通する円弧状長孔52が第2の慣性質量体50に設けられる。そして第2の慣性質量体50は、コイルスプリング53を介して前記慣性質量体35に連結される。具体的には、慣性質量体35に固着される第2挟み爪42に環状のばね収容部55が一体に形成され、それに複数のコイルスプリング53がタービン羽根車2の周方向に沿って収容され、各コイルスプリング53は、第2の慣性質量体50及びばね収容部55に固設される第5及び第6挟み爪56,57によりばね収容部55の周方向に沿って挟持される。したがって慣性質量体35及び第2の慣性質量体50が相対回転すると、各コイルスプリング53が第5及び第6挟み爪56,57間で圧縮されることになる。而して、第2の慣性質量体50及びコイルスプリング53は、協働して前記慣性質量体35の振動を打ち消す吸振器54を構成する。その他の構成は前実施例と同様であるので、図4中、前実施例と対応する部分には、同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第2実施例において、ロックアップクラッチLの接続によりトルクコンバータTをを直結状態にしたとき、それを含む駆動系簡易振動モデルを図5に示す。またこのときの駆動系の振動特性の計算結果は、図6に線A′で示すことができる。
これらより明らかなように、慣性質量体35が振動するとき、それと逆位相で第2の慣性質量体50が振動する。その結果、両慣性質量体35,50が互いに振動を打ち消し合うことになり、負荷側への回転変動の伝達をより小さく抑えることができ、NV特性が更に向上する。したがって、トルクコンバータTの実際の直結領域を、前実施例の線Aにおける慣性質量体35の前記共振点a2 を越えてエンジンの低速側に拡張しても、負荷側への回転変動の伝達を小さく抑えることができ、NV特性が更に向上し、低燃費性の更なる向上に寄与することができる。
次に、図7に示す参考例について説明する。
この参考例は、第1実施例のクラッチピストン25を、専ら第1トルクダンパスプリング36を保持するダンパプレート25′に置き換えて、このダンパプレート25′と伝動カバー5との間に多板式のロックアップクラッチLを介装したものである。ダンパプレート25′のボス25′aは、第1実施例のクラッチピストン25の場合と同様にタービン羽根車2のハブ2aに回転自在に支持され、慣性質量体35は、そのボス25′aに回転自在に支持される。
多板式のロックアップクラッチLは、伝動カバー5の内側面に固設される環状のクラッチアウタ60と、ダンパプレート25′の外側面に固設されてクラッチアウタ60の内側に同軸状に配置されるクラッチインナ61と、クラッチアウタ60の内周に摺動可能にスプライン嵌合する複数の駆動摩擦板62と、これら駆動摩擦板62と交互に重ねられてクラッチインナ61の外周に摺動可能にスプライン嵌合する複数の被動摩擦板63と、駆動及び被動摩擦板62,63群の一側面に対向するようにクラッチアウタ60に固定される受圧板64と、駆動及び被動摩擦板62,63群の他側面に対向するようにしてクラッチアウタ60の内周面にシール部材66を介して摺動自在に嵌合する加圧ピストン65とで構成される。
伝動カバー5は、タービン羽根車2のハブ2aをスラストベアリング8を介して支承する円筒状の支持部5bを一体的に備えており、この支持部5bの外周面に加圧ピストン65のボス65aがシール部材67を介して摺動可能に支持される。加圧ピストン65及び伝動カバー5間には油圧室68が画成される。この油圧室68は、支持部5bに放射状に設けられた油孔69、出力軸10の油孔70及び出力軸10内の油路71に連通しており、これらを通して油圧室68に油圧を図示しない油圧源から供給すれば、加圧ピストン65がその油圧を受けて受圧板64側に移動して駆動及び被動摩擦板62,63相互を摩擦係合させるので、ロックアップクラッチLを接続状態にして、伝動カバー5及びダンパプレート25′間を直結することができる。また上記油圧室68の油圧を解放すれば、加圧ピストン65は加圧力を失うので、ロックアップクラッチLを遮断状態にすることができる。
その他の構成は、第1実施例と略同様であるので、図7中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば直列接続されるトルクダンパスプリングの個数は2個に限るものではなく、それ以上にすることができる。その場合、トルクダンパスプリングの個数の増加に応じて第2の慣性質量体50の個数も増やすことができる。
本発明の第1実施例に係るロックアップクラッチ付きトルクコンバータの上半部縦断側面図。 同トルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図。 上記駆動系の振動特性の計算結果を示す図表。 本発明の第2実施例を示す、図1との対応図。 同トルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図。 上記駆動系の振動特性の計算結果を示す図表 参考例を示す、図1との対応図。 従来のロックアップクラッチ付きトルクコンバータの直結状態での車両の駆動系の簡易振動モデル図
T・・・・・・トルクコンバータ
1・・・・・・ポンプ羽根車
2・・・・・・タービン羽根車
3・・・・・・循環回路
5・・・・・・伝動カバー
22・・・・・クラッチ室
22a・・・・内側室
22b・・・・外側室
25・・・・・クラッチピストン
35・・・・・慣性質量体
36・・・・・第1トルクダンパスプリング
37・・・・・第2トルクダンパスプリング
48・・・・・タービン羽根車外側面の最大膨らみ点
50・・・・・第2の慣性質量体
53・・・・・弾性部材(コイルスプリング)

Claims (2)

  1. ポンプ羽根車(1)と、これに作動オイルの循環回路(3)を介して連結されるタービン羽根車(2)と、ポンプ羽根車(1)に連設されてタービン羽根車(2)外側面を覆う伝動カバー(5)と、この伝動カバー(5)及びタービン羽根車(2)間を機械的に連結し得るロックアップクラッチ(L)とを備える、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータであって、
    そのロックアップクラッチ(L)が、伝動カバー(5)及びタービン羽根車(2)間に画成されるクラッチ室(22)と、そのクラッチ室(22)に収容されてクラッチ室(22)をタービン羽根車(2)側の内側室(22a)及び伝動カバー(5)側の外側室(22b)に区画するクラッチピストン(25)とを備えていて、その内、外側室(22a,22b)間の圧力差でクラッチピストン(25)が伝動カバー(5)の対向側面に摩擦連結可能であるものにおいて、
    クラッチピストン(25)及びタービン羽根車(2)間に、それらと相対回転可能な単一の慣性質量体(35)を、その慣性質量体(35)の外周端部の両側面がクラッチピストン(25)及びタービン羽根車(2)の各外周端部にそれぞれ対向するよう配設して、そのクラッチピストン(25)及び慣性質量体(35)の外周端部相互、クラッチピストン(25)の外周端部に収容、保持した第1トルクダンパスプリング(36)を介して連結すると共に、慣性質量体(35)及びタービン羽根車(2)の外周端部相互、慣性質量体(35)の外周端部に収容、保持した第2トルクダンパスプリング(37)を介して結し、
    これら第1及び第2トルクダンパスプリング(36,37)、トーラス状をなすポンプ羽根車(1)及びタービン羽根車(2)の外面の、タービン羽根車(2)側の側方最大膨らみ点(48)より半径方向外方において互いに軸方向に並び且つタービン羽根車(2)の周方向に沿うように配置されることを特徴とする、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ。
  2. 請求項1記載のロックアップクラッチ付きトルクコンバータにおいて、
    前記慣性質量体(35)に第2の慣性質量体(50)を回転自在に連結すると共に、この第2の慣性質量体(50)を弾性部材(53)を介して前記慣性質量体(35)に連結し、これら第2の慣性質量体(50)及び弾性部材(53)により、前記慣性質量体(35)の振動を打ち消す吸振器(54)を構成したことを特徴とする、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ。
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