JP5120705B2 - 流体伝動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を介して駆動軸と従動軸との間で回転動力の伝達を行う流体伝動装置に関し、より詳細には、駆動軸と従動軸とを直結して回転動力の伝達効率を高めることが可能なロックアップ機構を備えた流体伝動装置に関する。
流体伝動装置は、駆動軸に入力された回転動力を、一旦流体の運動エネルギーに変換し、その後に再び回転動力に変換して従動軸に伝達する装置である。かかる流体伝動装置は、典型的には、カバーを介して駆動軸に連結されるポンプインペラと、タービンハブを介して従動軸に連結されるタービンランナとを備えている。そして、ポンプインペラとタービンランナとがカバーの内部空間内で互いに対向して配置され、その間に流体の循環路が形成されている。ポンプインペラは、駆動軸と共に回転して流体を循環路に送りだし、送りだされた流体は、タービンランナを回転させながら循環路を循環する。それにより従動軸に回転動力が伝達される。
このような流体伝動装置の一種として、駆動軸から従動軸への動力伝達の際にトルクを増幅するトルクコンバータが知られており、自動車等の車両に用いられている。かかるトルクコンバータは、典型的には、ポンプインペラとタービンランナとの間に設けられて流体の流れの向きを変換するステータを備えており、このステータの流れの変換作用によりトルクが増幅される。尚、車両用のトルクコンバータでは、エンジンのクランクシャフトが上記駆動軸に相当し、トランスミッションのインプットシャフトが上記従動軸に相当する。
そして、車両用のトルクコンバータでは、カバーとタービンランナとの間にクラッチを備え、このクラッチを繋ぐことによりエンジンのクランクシャフトとトランスミッションのインプットシャフトとを直結して高効率な動力伝達を可能とするロックアップ機構を備えたものが知られている。ここで、流体を介さずにクランクシャフトとインプットシャフトとが直結されると、エンジンの回転変動により励起されるクランクシャフトの捩り振動がインプットシャフトに直接伝達されることになる。
そこで、ロックアップ機構を備えたトルクコンバータにおいては、クランクシャフトからインプットシャフトに伝達される捩り振動を減衰するダンパ機構を備えるのが一般的である。従来のダンパ機構は、典型的には、円周方向に並んで配置された複数のコイルスプリングを含み、各コイルスプリングの一端をクラッチに係合させるとともに他端をタービンランナもしくはインプットシャフトに係合させて構成されている。さらに、質量要素とコイルスプリングで構成されて回転方向に自由度を有する振動系をクラッチとインプットシャフトとの間に追加したダンパ機構も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された流体伝動装置において、そのダンパ機構は、外周側と内周側とで円周方向に並んで2列に配置された複数のコイルスプリングと、外周側のコイルスプリングと内周側のコイルスプリングとの間に介在する中間伝達要素と、を含んでいる。この中間伝達要素は、外周側のコイルスプリングを介してクラッチに接続され、また内周側のコイルスプリングを介してインプットシャフトに接続されている。即ち、クラッチとインプットシャフトとの間に、中間伝達要素およびコイルスプリングで構成されて回転方向に自由度を有する振動系が追加されている。この中間伝達要素には、溶接などの固定手段によってタービンランナが接合されており、タービンランナは質量要素として用いられている。
特開2004−308904号公報
近年、自動車等の車両の分野では、燃費の向上を図るべく、伝達効率に優れるロックアップ領域をエンジンの回転数が比較的低い低回転域へ拡大する傾向にある。例えば自動車では、アイドリング状態で一般に500〜700rpmであり、従来1200rpm程度でロックアップしているところ、走り始めの1000rpm程度でロックアップする要望がある。しかしながら、低回転域で励起される低周波振動は知覚され易く、その振動による異音も聞こえ易い傾向にある。車両走行時の快適性も求められる近年、ロックアップ領域を低回転域へ拡大するにあたって、低回転域で励起される振動に対するダンパ機構の減衰能の向上が求められ、さらに、振動特性の異なる車種毎にダンパ機構も最適化されることが望まれる。
しかしながら、特許文献1では、ダンパ機構の減衰能に影響を及ぼす質量要素の慣性質量をいかに設定するかについては具体的な説明がなされていない。さらに、特許文献1に開示されたダンパ機構では、タービンランナを中間伝達要素に接合し、このタービンランナを質量要素として用いている。かかる構成では、ダンパ機構の振動特性を変えるにあたってタービンランナの設計変更が必要となり、ダンパ機構の振動特性を大きく変えることは難しい。そのため、振動特性の異なる車種毎にダンパ機構を最適化するにも限界がある。尚、特許文献1では、タービンランナに追加の質量要素を付加することも開示されているが、それによると部品点数が多くなりコスト高となる。
また、特許文献1に開示された流体伝動装置では、タービンランナは、中間伝達要素および内周側のコイルスプリングを介してインプットシャフトに連結されている。かかる構成では、ロックアップされていない際にも、タービンランナからインプットシャフトへの回転動力の伝達経路に内周側のコイルスプリングが介在することになる。そして、内周側のコイルスプリングにばね定数の小さいコイルスプリングを用いた場合に、例えば車両では、低車速領域において、アクセル操作に対する応答性が鈍りドライバビリティが低下する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、振動特性の変更が容易であり、低回転域で励起される振動の減衰能に優れる流体伝動装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の流体伝動装置(例えば、後述の実施形態の流体伝動装置1)は、駆動軸(例えば、後述の実施形態のクランクシャフト2)に連結されるポンプインペラ(例えば、後述の実施形態のポンプインペラ10)と、従動軸(例えば、後述の実施形態のインプットシャフト3)に連結されるタービンランナ(例えば、後述の実施形態のタービンランナ11)と、を備え、前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に形成された循環路(例えば、後述の実施形態の循環路30)に流体を循環させ、該流体を介して前記ポンプインペラから前記タービンランナに回転動力が伝達される流体伝動装置であって、前記タービンランナを前記駆動軸に直結するロックアップクラッチ(例えば、後述の実施形態のロックアップクラッチ24)と、前記タービンランナと前記ロックアップクラッチとの間に介在するダンパ機構(例えば、後述の実施形態のダンパ機構40)と、をさらに備え、前記ダンパ機構が、前記ロックアップクラッチおよび前記タービンランナに対して相対回転可能な慣性質量体(例えば、後述の実施形態の慣性質量体41)と、前記慣性質量体を前記ロックアップクラッチに接続する第1の弾性体(例えば、後述の実施形態の第1の弾性体42)と、前記慣性質量体を前記タービンランナに接続する第2の弾性体(例えば、後述の実施形態の第2の弾性体43)と、を含み、前記第1の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも内径側に配置され、前記第2の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも外径側、且つ、前記慣性質量体の半径方向外側端に配置され、前記タービンランナと前記第2の弾性体とを連結する突起部材(例えば、後述の実施形態の突起部材17a)が前記タービンランナの半径方向外側端から軸方向に延在し、前記慣性質量体は、前記第2の弾性体を収容する収容凹部(例えば、後述の実施形態の収容凹部44)を前記タービンランナ側に備えており、前記慣性質量体の前記収容凹部を形成する、前記第2の弾性体に対し前記タービンランナの軸方向反対側の箇所の板厚が前記慣性質量体の他の箇所の板厚よりも厚くなっており、前記慣性質量体の慣性質量が、前記タービンランナの慣性質量の0.7倍以上であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明の流体伝動装置は、半径方向及び軸方向において前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との間に前記ロックアップクラッチが配置されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明の流体伝動装置によれば、ロックアップクラッチとタービンランナとの間に、ダンパ機構として第1の弾性体および第2の弾性体ならびに慣性質量体で大略構成されて回転自由度を有する振動系が介在することとなる。駆動軸の捩り振動がロックアップクラッチを介して慣性質量体に伝達されると、慣性質量体には位相遅れもしくは逆位相の振動が励起される。それにより、従動軸に伝達される振動を減衰し、もしくは打ち消すことができる。そして、慣性質量体の慣性質量をタービンランナの慣性質量の0.7倍以上とすることにより、特に低回転域での捩り振動の減衰能を向上させることができる。さらに、慣性質量体とタービンランナとは互いに独立している。それにより、慣性質量体を種々に変更することで、タービンランナの設計変更を伴うことなく、ダンパ機構の振動特性を容易に且つ大きく変えることができる。そして、ダンパ機構はタービンランナとロックアップクラッチとの間に介在しており、ロックアップされていない際には、ダンパ機構を介することなくタービンランナからインプットシャフトへ回転動力が直接伝達される。それにより、例えば車両では、低車速領域において、アクセル操作に対する応答性を良好に保つことができる。さらに、第1の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも内径側に配置され、第2の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも外径側に配置される。それにより、タービンランナに対し、第1の弾性体及び第2の弾性体を効率よく配置することができ、流体伝動装置の全幅(軸方向長さ)を短縮することができる。
さらに、請求項2に記載の発明の流体伝動装置によれば、半径方向及び軸方向において第1の弾性体と第2の弾性体との間の隙間にロックアップクラッチが配置されるため、流体伝動装置の全幅を短縮することができ、流体伝動装置を小型化することができる。
以下、本発明に係る流体伝動装置の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る流体伝動装置の第1実施形態の断面図、図2は図1の流体伝動装置の振動モデルを示す模式図である。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の流体伝動装置1は、例えば自動車等の車両に搭載されるトルクコンバータであり、エンジン(図示せず)のクランクシャフト2と、トランスミッション(図示せず)のインプットシャフト3との間に介在し、クランクシャフト2に入力された回転動力をインプットシャフト3に伝達する。
流体伝動装置1は、クランクシャフト2に連結されるポンプインペラ10と、クランクシャフト2と同軸上に配置されたインプットシャフト3に連結されるタービンランナ11とを備えている。ポンプインペラ10とタービンランナ11とは互いに対向して配置され、断面において略紡錘形をなしている。両者の間には、一般にフルードと呼ばれるオイル等の流体を循環させる循環路30が形成されている。この循環路30に流体を循環させ、この流体を介してポンプインペラ10からタービンランナ11に回転動力が伝達される。
さらに、流体伝動装置1は、ポンプインペラ10とタービンランナ11との間に設けられ、循環路30上に位置するステータ12を備えている。ステータ12は、循環路30を循環する流体の流れの向きを変換し、トルクの増幅を行う。
ポンプインペラ10のシェル13は、タービンランナ11を覆うカバー14に溶接等の適宜の手段で接合されている。カバー14の外周面には締結ボス15が円周方向に複数配設されており、これらの締結ボス15にドライブプレート16が締結されている。そして、ドライブプレート16はクランクシャフト2に例えばボルト等の締結手段を介して締結されている。ポンプインペラ10は、カバー14およびドライブプレート16を介してクランクシャフト2に連結され、クランクシャフト2と一体に回転する。
タービンランナ11のシェル17は、インプットシャフト3にスプライン嵌合したタービンハブ18に溶接等の適宜の手段で接合されている。タービンランナ11は、タービンハブ18を介してインプットシャフト3に連結され、インプットシャフト3と一体に回転する。また、タービンランナ11のシェル17の外周縁部には、カバー14側に向けて軸方向に伸びる複数の突起部材17aが設けられている。
インプットシャフト3の外周には、円筒状のステータシャフト4がインプットシャフト3と同軸に配置されている。ステータシャフト4は、ワンウェイクラッチ20を介してステータ12のハブ21を支承している。尚、ステータシャフト4は、例えばその端部をトランスミッションのケースに固定されて回転しない状態に支持される。尚、ステータ12のハブ21とポンプインペラ10のシェル13との間には、スラストベアリング22aが設けられており、また、ステータ12のハブ21とタービンハブ18との間にはスラストベアリング22bが設けられている。
タービンランナ11とカバー14との間には、循環路30と連通した作動室23が形成されている。流体伝動装置1は、タービンランナ11とカバー14とを連結し得るロックアップクラッチ24を備えている。このロックアップクラッチ24は、所謂多板クラッチであり、円盤状の複数枚のクラッチディスク60およびクラッチプレート61と、これらクラッチディスク60およびクラッチプレート61を付勢する円環状のクラッチピストン64と、を有し、後述する第2の弾性体43を保持した質量体本体47とカバー14との間に設けられている。
複数枚のクラッチディスク60は、ダンパプレート25の外縁部に設けられた円筒状の内径ハブ63にその内周部を保持され、軸方向に移動可能である。また、複数枚のクラッチプレート61は、カバー14に固定された円筒状の外径ハブ62に外周部を保持され、軸方向に移動可能である。そして、クラッチディスク60とクラッチプレート61とは互いに平行に且つ軸方向に間隔をおいて交互に重ねられて配置されている。尚、ダンパプレート25は、タービンハブ18に対して回転可能であるが、軸方向には移動しないようになっている。また、クラッチピストン64は、カバー14に固定された円筒状の間座66の外周面上を軸方向に摺動可能に、その内周部を間座66に支持されている。
クラッチピストン64は、作動室23をタービンランナ11側の内側作動室23aと、カバー14側の外側作動室23bとに区画しており、この外側作動室23bは、内側作動室23aから隔絶されている。
そして、流体伝動装置1は、タービンランナ11とロックアップクラッチ24との間に設けられ、両者を連結するダンパ機構40を備えている。尚、ダンパ機構40の詳細は後述する。
上述のとおり構成された流体伝動装置1は、上記流体を供給するポンプ(図示せず)に接続され、流体伝動装置1とポンプとの間で流体の授受が行われる。ポンプから供給される流体は、インプットシャフト3とステータシャフト4との間に形成された第1の流路26を通り、タービンハブ18に設けられた貫通穴18aを介してトルクコンバータの内部空間である内側作動室23aへと流れ、内側作動室23aは所定の圧力に保たれている。なお、内側作動室23aに供給された流体は、タービンランナ11のシェル17とポンプインペラ10のシェル13の間から循環路30に入り、ポンプインペラ10のシェル13とステータ12のハブ21およびステータシャフト4との間の第2の流路28から排出される。また、間座66には、外側作動室23bに連通する第3の流路29が形成されており、インプットシャフト3に形成された油路3aから供給された流体は、この第3の流路29を介して、ポンプから外側作動室23bに上記流体が供給され、外側作動室23b内の圧力が適宜調節される。第1の流路26と第3の流路29との切り替えは、ポンプ側に設けられた弁を制御してなされる。
外側作動室23b内の圧力が開放され、内側作動室23aに比べて外側作動室23bの圧力が低くなった際には、クラッチピストン64はカバー14側に移動する。それにより、隣り合うクラッチディスク60とクラッチプレート61とが離間し、ロックアップクラッチ24は切断される。このとき、クランクシャフト2の回転動力は、クランクシャフト2からドライブプレート16およびカバー14を介してポンプインペラ10に伝達され、そして、ポンプインペラ10から循環路30を循環する流体を介してタービンランナ11に伝達され、そして、タービンランナ11からタービンハブ18を介してインプットシャフト3に伝達される。
一方、外側作動室23b内が昇圧され、内側作動室23aに比べて外側作動室23bの圧力が高くなった際には、クラッチピストン64はタービンランナ11側に移動する。それに伴い、クラッチピストン64は、クラッチディスク60およびクラッチプレート61を付勢してタービンランナ11側に移動させ、これらのクラッチディスク60およびクラッチプレート61を外径ハブ62に固定されたストッパ65との間で挟持する。それにより、隣り合うクラッチディスク60とクラッチプレート61とが摩擦係合し、ロックアップクラッチ24が繋がれ、タービンランナ11がクランクシャフト2に直結されてロックアップされる。このとき、クランクシャフト2の回転動力は、クランクシャフト2からドライブプレート16、カバー14、ロックアップクラッチ24、ダンパ機構40を介してタービンランナ11に伝達され、タービンランナ11からタービンハブ18を介してインプットシャフト3に伝達される。このように、ロックアップによりタービンランナ11がクランクシャフト2に直結されている状態では、流体の滑りに起因した伝達ロスがなくなる。
タービンランナ11とロックアップクラッチ24との間にはダンパ機構40が設けられており、このダンパ機構40はタービンランナ11とロックアップクラッチ24とを連結している。ダンパ機構40は、慣性質量体41と、慣性質量体41をロックアップクラッチ24に接続する第1の弾性体42と、慣性質量体41をタービンランナ11に接続する第2の弾性体43とを含んでいる。
第1の弾性体42は、ロックアップクラッチ24のダンパプレート25の中間部に円周方向に並んで形成された複数の収容孔27のそれぞれに配設されている。第1の弾性体42は、その収容孔27内で円周方向もしくは円周の接線方向に弾性変形可能である。第1の弾性体42としては、例えばコイルスプリング等が用いられる。
慣性質量体41は、主たる構成要素である質量体本体47と、後述するカバープレート46a、46bとを有している。この質量体本体47は、円環状に成形され、その内側にタービンハブ18を挿通させており、一端を係合手段50を介してダンパプレート25に支持されている。このように支持された質量体本体47は、ダンパプレート25、およびタービンハブ18に接合されたタービンランナ11に対して相対回転可能である。
そして、慣性質量体41の質量体本体47には、各収容孔27に対応する位置に、第1の弾性体42を収容する収容孔48が形成されている。
係合手段50は、円環状に成形され、質量体本体47の内周側にダンパプレート25を挟んで対向して配置されたホルダプレート51を有している。そして、ホルダプレート51には、ダンパプレート25を挟んだ状態でダンパプレート25に設けられた各収容孔27に対応する位置に、第1の弾性体42を収容する収容孔55が形成されている。
尚、符号46aは、第1の弾性体42を収容孔48、27、55内に止めおくカバープレートを示し、このカバープレート46aは質量体本体47に固定されている。一方、符号56は、第1の弾性体42を収容孔48,27、55内に止めおくカバープレートを示し、このカバープレート56はホルダプレート51に固定されている。質量体本体47とホルダプレート51は、その内側にタービンハブ18を挿通させ、第1の弾性体42を収容した収容孔27の外周側および内周側においてダンパプレート25を貫通する複数の締結部材52によって一体となっている。
ダンパプレート25には、締結部材52を挿通させる貫通孔53が形成されている。各貫通孔53には、慣性質量体47とホルダプレート51の間に介在して質量体本体47とホルダ51との間に所定の隙間を確保する円筒状のスペーサ54が締結部材52と共に挿通されている。そして、各貫通孔53は、円周方向に所定の長さを有しており、締結部材52およびそれに外嵌しているスペーサ54は、貫通孔53内で円周方向に変位可能となっている。よって、慣性質量体41は、所定の捩り角度の範囲内で、ダンパプレート25に対して相対回転可能である。
ダンパプレート25と慣性質量体41の質量体本体47との間で相対回転が生じた際には、第1の弾性体42は、一端を質量体本体47の収容孔27の縁に支持されると共に、他端を第1の弾性体42を収容する収容孔48、55の縁に支持されることにより、ダンパプレート25と質量体本体47との間で弾性的に圧縮される。第1の弾性体42の圧縮の反作用として、ダンパプレート25および質量体本体47には、第1の弾性体42の弾性反力が作用し、それによりダンパプレート25から質量体本体47に回転動力が伝達される。尚、第1の弾性体42を介したダンパプレート25と慣性質量体41との接続の形態は、ダンパプレート25と慣性質量体41との間で相対回転が生じた際に、ダンパプレート25および慣性質量体41に第1の弾性体42の弾性反力が作用するものであればよく、上述した形態に限定されるものではない。
第2の弾性体43は、慣性質量体41の質量体本体47の外周縁部に形成された環状の収容凹部44内において円周方向に並んで複数配設されている。各第2の弾性体43は、円周方向もしくは円周の接線方向に弾性変形可能である。第2の弾性体43としては、例えばコイルスプリング等が用いられる。円周方向に隣り合う第2の弾性体43,43の間には、質量体本体47に固定された支持部材45が介在しており、支持部材45は、その両側に配置された第2の弾性体43、43それぞれの一端を支持している。尚、質量体本体47には、第2の弾性体43を収容凹部44内に止めおくカバープレート46bが固定されている。
タービンランナ11のシェル17の外周縁部に設けられた各突起部材17aは、クラッチピストン25の収容凹部44内において円周方向に隣り合う第2の弾性体43,43の間に介入している。
慣性質量体41の質量体本体47とタービンランナ11との間で相対回転が生じた際には、第2の弾性体43は、一端を質量体本体47の支持部材45に支持されると共に、他端を突起部材17aに支持されることにより、質量体本体47とタービンランナ11との間で弾性的に圧縮される。第2の弾性体43の圧縮の反作用として、質量体本体47および突起部材17aには、第2の弾性体43の弾性反力が作用する。それにより慣性質量体41からタービンランナ11に回転動力が伝達される。尚、第2の弾性体43を介した慣性質量体41とタービンランナ11との接続の形態は、慣性質量体41とタービンランナ11の間で相対回転が生じた際に、慣性質量体41とタービンランナ11に第2の弾性体43の弾性反力が作用するものであればよく、上述した形態に限定されるものではない。
尚、第1の弾性体42および第2の弾性体43にコイルスプリングを用いる場合に、ばね定数が小さいものほどコイル径が大きくなる。ここで、第1の弾性体42は、断面において略紡錘形をなすタービンランナ11の最大膨らみ点の内周側に配置されており、また、第2の弾性体43はタービンランナ11の最大膨らみ点の外周側に配置されている。このように配置スペース上もっとも制約の大きいタービンランナ11の最大膨らみ点を避けて両弾性体42,43を配置することにより、両弾性体42,43の配置スペースを十分に確保することができる。それにより、両弾性体42,43のばね定数の選定自由度が向上し、そして、ロックアップクラッチ24およびタービンランナ11に対する慣性質量体41の捩り角度の広角化が可能となっている。尚、タービンランナ11の最大膨らみ点とは、実質的に循環路30を構成するタービンランナ11が軸方向においてカバー部材側に最も膨らんだ部分を意味する。
そして、上述のとおり構成された流体伝動装置1において、低回転域でロックアップされた状態で、クランクシャフト2からインプットシャフト3に伝達される捩り振動を減衰するため、慣性質量体41の慣性質量は、タービンランナ11の慣性質量の0.7倍以上とされている。なお、慣性質量体41の慣性質量とは、本実施形態では上述した構造上、質量体本体47と、支持部材45と、カバープレート46a、46bに加え、質量体本体47に締結部材52によって締結された、ホルダプレート51と、カバープレート56とを含めた慣性質量をいう。
ロックアップされた状態では、クランクシャフト2の捩り振動は、回転動力と同一の経路を経てインプットシャフト3に伝達される。図2を参照して、ロックアップクラッチ24とタービンランナ11との間には、第1の弾性体42および第2の弾性体43ならびに上記慣性質量を有する慣性質量体41で構成されて回転自由度を有する振動系が介在しており、慣性質量体41には、位相遅れもしくは逆位相の振動が励起される。それにより、インプットシャフト3に伝達される振動は減衰され、もしくは打ち消される。さらに、流体が満たされた内側作動室23a内で回転する慣性質量体41には流体の粘性抵抗が作用し、それによってもインプットシャフト3に伝達される振動が減衰される。
以上、説明したとおり、本実施形態の流体伝動装置によれば、クランクシャフト2の捩り振動がロックアップクラッチ24を介して慣性質量体41に伝達されると、慣性質量体41には位相遅れもしくは逆位相の振動が励起される。それにより、インプットシャフト3に伝達される振動は減衰され、もしくは打ち消される。そして、慣性質量体41の慣性質量がタービンランナ11の慣性質量の0.7倍以上であることにより、低回転域での捩り振動の減衰能に優れる。以上より、低回転域における良好な振動特性を確保してロックアップ領域を低回転域に拡大することができる。
また、第1の弾性体42は、断面において略紡錘形をなすタービンランナ11の最大膨らみ点の内周側に配置されており、また、第2の弾性体43はタービンランナ11の最大膨らみ点の外周側に配置されている。このように配置スペース上もっとも制約の大きいタービンランナ11の最大膨らみ点を避けて両弾性体42,43を配置することにより、両弾性体42,43の配置スペースを十分に確保することができる。また、第1の弾性体42を第2の弾性体43よりも内径側に設けたことで、ロックアップクラッチ24のクラッチピストン64の長さを内径側にある第1の弾性体42近傍まで伸ばせばよく、第1の弾性体が第2の弾性体よりも外径側にある場合に比べ、ロックアップクラッチ24のクラッチピストン64の長さを短くすることができる。これにより振動低減効果を維持しつつ流体伝動装置の全幅(軸方向長さ)を短縮することができ、流体伝動装置を小型化することができる。
また、半径方向において第1の弾性体42と第2の弾性体43との間にロックアップクラッチ24が配置されるため、第1の弾性体42と第2の弾性体43との間に形成された隙間を有効利用することができる。さらに、半径方向において慣性質量体41の第2の弾性体43との接続部と第1の弾性体42との間にロックアップクラッチ24が配置されるため、慣性質量体41と第2の弾性体43との接続部よりも内径側に形成された隙間を有効利用することができる。これにより、流体伝動装置1の全幅を短縮することができ、流体伝動装置1を小型化することができる。
さらに、慣性質量体41とタービンランナ11とは互いに独立しており、慣性質量体41を種々に変更することで、タービンランナ11の設計変更を伴うことなく、ダンパ機構40の振動特性を容易に且つ大きく変えることが可能である。それにより、振動特性の異なる車種毎にダンパ機構40を容易に最適化することができる。
次に、図3〜図6を参照して、本発明に係る流体伝動装置の実施例を説明する。図3(A)は上述した本実施形態の流体伝動装置1をモデル化した振動モデルであり、ロックアップクラッチとタービンランナとの間に第1の弾性体および第2の弾性体ならびに慣性質量体で構成されて回転自由度を有する振動系が介在している。図3(B)は、従来の流体伝動装置の振動モデルであって、同図(A)に示す振動モデルからロックアップクラッチとタービンランナとの間の振動系が省かれている。
図4中の実施例1は、図3(A)に示す振動モデルで、慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量に対して0.7倍である。実施例2は、図3(A)に示す振動モデルで、慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量に対して2.0倍である。比較例1は、図3(A)に示す振動モデルで、慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量に対して0.3倍である。比較例2は、図3(B)に示す振動モデルである。実施例1,2および比較例1,2の振動伝達率の周波数特性を計算により求めた。尚、周波数特性の計算にあたり、実施例および比較例の振動モデルの諸元は一般的な自動車を参考にして設定している。
周波数特性の計算結果を図4に示す。図4において、横軸はエンジンの回転数あるいは気筒数によって決定される回転変動の周波数を示し、縦軸は従動軸から出力される振動振幅と駆動軸に入力される振動振幅との比である振動伝達率を示している。エンジンの回転数が1000rpmに達した際にロックアップすることを想定して、1000rpm相当以降の周波数特性に着目すると、図3(A)に示す振動モデルで慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量の0.7倍以上である実施例1、2は、図3(B)に示す振動モデルの比較例2に比べて振動伝達率が低減されていることがわかる。一方、図3(A)に示す振動モデルであっても慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量の0.7倍未満である比較例1は、1000rpm相当以降の周波数帯域に共振周波数が存在し、その共振周波数において、図3(B)に示す振動モデルの比較例2に比べて振動伝達率が高くなっている。
次に、図3(A)に示す振動モデルで、慣性質量体の慣性質量をタービンランナの慣性質量に対して1.0倍とした実施例3、および上記実施例1、比較例1について、慣性質量体とタービンランナとを接続する弾性体のばね定数(図3(A)において符号kで示す)を大小2種に変え、また、比較例2についてはロックアップクラッチとタービンランナとを接続する弾性体のばね乗数(図3(B)において符号k´で示す)を大小2種に変え、振動伝達率の周波数特性を計算により求めた。
ばね定数が小さい場合の実施例1,3および比較例1,2の周波数特性を図5に、またばね定数が大きい場合の実施例1,3および比較例1,2の周波数特性を図6に示す。エンジンの回転数が1000rpmに達した際にロックアップすることを想定して、1000rpm相当以降の周波数特性に着目すると、図5および図6から、ばね定数の大小にかかわらず、図3(A)に示す振動モデルで慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量の0.7倍以上である実施例1、3は、図3(B)に示す振動モデルの比較例2に比べて振動伝達率が低減されていることがわかる。一方、図3(A)に示す振動モデルであっても慣性質量体の慣性質量がタービンランナの慣性質量の0.7倍未満である比較例1は、ばね定数が小さい場合には、図5に示すように、1000rpm相当近傍の周波数帯域で図3(B)に示す振動モデルの比較例2と振動伝達率に大差なく、また、ばね定数が大きい場合には、図6に示すように、1000rpm相当以降の周波数帯域に共振周波数が存在し、その共振周波数において、図3(B)に示す振動モデルの比較例2に比べて振動伝達率が高くなっている。
以上のことから、ロックアップクラッチとタービンランナとの間に、ダンパ機構として第1の弾性体および第2の弾性体ならびに慣性質量体で大略構成されて回転自由度を有する振動系を介在させ、慣性質量体の慣性質量をタービンランナの慣性質量の0.7倍以上とすることにより、低回転域での捩り振動の減衰能が向上することがわかる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る流体伝動装置の第1実施形態の断面図である。 図1の流体伝動装置の振動モデルを示す模式図である。 (A)は実施例の流体伝動装置の振動モデルを示す模式図、(B)は比較例の流体伝動装置の振動モデルを示す模式図である。 実施例および比較例の周波数特性を示すグラフである。 実施例および比較例の振動伝達率の周波数特性を示すグラフである。 実施例および比較例の振動伝達率の周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
1 流体伝動装置
2 クランクシャフト(駆動軸)
3 インプットシャフト(従動軸)
4 ステータシャフト
10 ポンプインペラ
11 タービンランナ
12 ステータ
13 ポンプインペラのシェル
14 カバー
15 締結ボス
16 ドライブプレート
17 タービンランナのシェル
18 タービンハブ
20 ワンウェイクラッチ
21 ステータハブ
23 作動室
23a 内側作動室
23b 外側作動室
24 ロックアップクラッチ
25 クラッチピストン
26 第1の流路
29 第3の流路
30 循環路
40 ダンパ機構
41 慣性質量体
42 第1の弾性体
43 第2の弾性体

Claims (2)

  1. 駆動軸に連結されるポンプインペラと、従動軸に連結されるタービンランナと、を備え、
    前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に形成された循環路に流体を循環させ、該流体を介して前記ポンプインペラから前記タービンランナに回転動力が伝達される流体伝動装置であって、
    前記タービンランナを該駆動軸に直結するロックアップクラッチと、前記タービンランナと前記ロックアップクラッチとの間に介在するダンパ機構と、をさらに備え、
    前記ダンパ機構が、前記ロックアップクラッチおよび前記タービンランナに対して相対回転可能な慣性質量体と、前記慣性質量体を前記ロックアップクラッチに接続する第1の弾性体と、前記慣性質量体を前記タービンランナに接続する第2の弾性体と、を含み、
    前記第1の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも内径側に配置され、
    前記第2の弾性体は前記タービンランナの最大膨らみ点よりも外径側、且つ、前記慣性質量体の半径方向外側端に配置され、
    前記タービンランナと前記第2の弾性体とを連結する突起部材が前記タービンランナの半径方向外側端から軸方向に延在し、
    前記慣性質量体は、前記第2の弾性体を収容する収容凹部を前記タービンランナ側に備えており、
    前記慣性質量体の前記収容凹部を形成する、前記第2の弾性体に対し前記タービンランナの軸方向反対側の箇所の板厚が前記慣性質量体の他の箇所の板厚よりも厚くなっており、
    前記慣性質量体の慣性質量が、前記タービンランナの慣性質量の0.7倍以上であることを特徴とする流体伝動装置。
  2. 半径方向及び軸方向において前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との間に前記ロックアップクラッチが配置されることを特徴とする請求項1に記載の流体伝動装置。
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