JPH10318332A - ダンパー組立体 - Google Patents

ダンパー組立体

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JPH10318332A
JPH10318332A JP9129979A JP12997997A JPH10318332A JP H10318332 A JPH10318332 A JP H10318332A JP 9129979 A JP9129979 A JP 9129979A JP 12997997 A JP12997997 A JP 12997997A JP H10318332 A JPH10318332 A JP H10318332A
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locking portion
plate
elastic member
input
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JP9129979A
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Yuji Mizukami
裕司 水上
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Original Assignee
Exedy Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/1232Wound springs characterised by the spring mounting
    • F16F15/1234Additional guiding means for springs, e.g. for support along the body of springs that extend circumferentially over a significant length
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状の中間部材を介して直列に配置された弾
性部材を有するダンパー組立体において、弾性部材の端
部の支持を安定させる。 【解決手段】 ロックアップダンパーは、ドライブプレ
ートと、ドリブンプレートと、第1及び第2コイルスプ
リングと、インターミディエイトプレートと、サポート
クリップ40とを備えており、フロントカバーからター
ビンに伝わる振動を減衰・吸収する。第1及び第2コイ
ルスプリングは、ドライブプレートとドリブンプレート
との間に配置される。板状のインターミディエイトプレ
ートは、第1及び第2コイルスプリング間に配置される
中間支持部21を有する。サポートクリップ40は、挟
み部と、第1及び第2支持面とを有する。挟み部はイン
ターミディエイトプレートを厚さ方向に挟み込む。第1
支持面42は、第1コイルスプリング7の中間支持部2
1側の端部を円周方向に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力側回転体から
出力側回転体にトルクを伝達しつつ振動を減衰・吸収す
るダンパー組立体、特に、2以上の弾性部材間に配置さ
れる板状の中間部材を有するダンパー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にダンパー組立体は、入力側回転体
から出力側回転体にトルクを伝達しつつ、入力側回転体
から出力側回転体に伝わる振動を吸収・減衰する。この
ダンパー組立体の一例として、トルクコンバータ内部に
配置されているロックアップ機構に含まれるダンパー
(以下、ロックアップダンパーと称す。)がある。
【0003】トルクコンバータは、3種の羽根車(イン
ペラ,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の作動
油によりトルクを伝達する装置である。インペラはトル
クが入力されるフロントカバーに固定されており、イン
ペラからステータを介してタービンに流れる作動油によ
りインペラからタービンに伝達されるトルクがタービン
に連結されるトランスミッションのメインドライブシャ
フトに伝えられる。
【0004】ロックアップ機構は、フロントカバー(入
力側回転体)とタービン(出力側回転体)との間に配置
されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連
結してトルクを作動油を介さずに直接伝達するためのも
のである。通常、このロックアップ機構は、フロントカ
バーに圧接可能なピストン部材と、ピストン部材に固定
されるドライブ部材と、ドライブ部材に支持されるコイ
ルスプリングと、コイルスプリングによって回転方向に
ピストン部材と弾性的に連結されるドリブン部材とを有
している。ドリブン部材はタービンに固定されている。
これらのロックアップ機構を構成する部材はまた、入力
された振動を吸収・減衰するロックアップダンパーを構
成する。
【0005】ロックアップ機構が作動すると、ピストン
部材がフロントカバーと摺動あるいは圧接し、トルクは
フロントカバーからピストン部材に伝達され、コイルス
プリングを介してタービンに伝わる。このとき、ロック
アップ機構は、トルクを伝達するとともにロックアップ
ダンパーの働きによって捩り振動を吸収・減衰する。こ
こでは、コイルスプリングがドライブ部材とドリブン部
材との間で圧縮を繰り返すことによって、捩り振動が吸
収・減衰される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、トルクコンバー
タの軸方向寸法の低減のために、コイルスプリングをス
ペースに比較的余裕のあるトルクコンバータの外周部に
配置したロックアップダンパーが使われることが多くな
っている。しかし、コイルスプリングをトルクコンバー
タの外周部に配置すると、内周部あるいは中間部に配置
する場合よりもロックアップダンパーの捩り可能な角度
が小さくなってしまう。すなわち同寸法のコイルスプリ
ングを単に外周部に移動させると、入力側回転体と出力
側回転体との相対回転可能な角度が小さくなる。この結
果、ロックアップダンパーの捩じり角度が狭くなり、こ
れにより特にエンジンの低回転域における捩じり振動の
吸収性が低下する。
【0007】この欠点を解消する方法として、中間部材
を介して2つ以上のコイルスプリングを直列に配置す
る、すなわち、コイルスプリングの端部を支持する部分
を有する中間部材を設けることで2つ以上のコイルスプ
リングを直列に連結することが考えられる。これによ
り、直列に連結されたコイルスプリングは圧縮可能な寸
法が大きくなり、所定の捩り角度を確保することができ
る。また、バネ定数の異なる2つのコイルスプリングを
直列に組み合わせれば、ロックアップダンパーの捩り特
性を2段階等の特性を持たせることにより向上させるこ
とができる。
【0008】このように中間部材を設けて2つ以上のコ
イルスプリングを直列に配置する構造にした場合、中間
部材が存在するため、ロックアップダンパーの他の構成
部材と干渉を避けるようにロックアップダンパーを大き
くしたり他の構成部材の形状を複雑にしたりする必要が
でてくる。このような不具合を抑えるため、中間部材
を、例えば図6及び図7に示す中間部材94のように、
コイルスプリングの径に較べて小さい板厚の板材から構
成することが考えられる。
【0009】しかし、中間部材94は両コイルスプリン
グ97,98の端部を支持する役割を有している。この
支持する部分94aが板厚(t1)の板材では、コイル
スプリング97,98の端部との当接面積が少なくな
り、寸法精度などの理由から安定した支持をすることが
難しい。すなわち、板材の厚み(t1)のみによるコイ
ルスプリング97,98の端部の支持では、バランスを
崩すとコイルスプリング97.98の端部の回転を許容
する状態となり、例えば図8に示すように、コイルスプ
リング98が圧縮されたときにコイルスプリング98が
曲がってしまう恐れがある。このため、コイルスプリン
グが座屈してダンパー特性がずれたりコイルスプリング
に余分な応力が作用することを設計上考慮しなければな
らない。また、コイルスプリングが曲がった状態となれ
ばコイルスプリングと他の部材との摺動が発生してダン
パー特性が悪化する恐れもある。
【0010】本発明の課題は、板状の中間部材を介して
直列に配置された弾性部材を有するダンパー組立体にお
いて、弾性部材の端部の支持の状態を安定したものと
し、弾性部材の不要な姿勢変化を抑え、弾性部材の寿命
低下やダンパー特性の悪化を抑制することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ー組立体は、入力側回転体から出力側回転体にトルクを
伝達しつつ、入力側回転体から出力側回転体に伝わる振
動を減衰又は吸収するダンパー組立体であって、入力側
部材と、出力側部材と、第1弾性部材と、第2弾性部材
と、中間部材と、補助支持部材とを備えている。入力側
部材には、入力側回転体からトルクが入力される。出力
側部材は、出力側回転体にトルクを出力する。第1弾性
部材は、入力側部材と出力側部材との間に配置される。
第2弾性部材は、入力側部材あるいは出力側部材と第1
弾性部材との間に配置される。中間部材は、板状の部材
であって、中間支持部を有している。中間支持部は、板
状であって、第1弾性部材と第2弾性部材との間に配置
され、その側端面によって第1及び第2弾性部材の端部
を円周方向に支持する。補助支持部材は、挟み部と、第
1支持面と、第2支持面とを有する部材である。挟み部
は、中間部材を中間部材の厚さ方向に挟み込む。第1支
持面は、第1弾性部材の中間支持部側の端部を円周方向
に支持する。第2支持面は、第2弾性部材の中間支持部
側の端部を円周方向に支持する。
【0012】このダンパー組立体に入力側回転体から捩
じり振動が入力されると、入力側部材と出力側部材とが
相対回転し、両部材間で第1弾性部材と第2弾性部材と
が回転方向に圧縮される。ここでは、第1及び第2弾性
部材が中間部材の中間支持部を介して直列に配置されて
いるため、広い捩じり角特性が確保されている。第1弾
性部材と第2弾性部材との間の力の伝達は中間支持部及
び補助支持部材を介して行われる。第1及び第2弾性部
材の端部は、まず、中間支持部の側端面すなわち厚みに
よって円周方向に支持されている。しかし、この中間支
持部の支持だけでは、板材である中間支持部と第1及び
第2弾性部材との当接面積が限られているので、第1及
び第2弾性部材の端部の支持を安定させることは難し
い。
【0013】本請求項に記載のダンパー組立体では、さ
らに、補助支持部材が第1及び第2弾性部材の端部の支
持を補助する。すなわち、第1及び第2弾性部材間で、
第1支持面により第1弾性部材を支持し、第2支持面に
より第2弾性部材を支持する。なお、この補助支持部材
は、挟み部により中間部材を挟み込んでいるため、位置
のずれが抑えられている。
【0014】このように、ここでは中間部材の中間支持
部に加えて補助支持部材を設けて第1及び第2弾性部材
の端部を支持しているため、第1及び第2弾性部材の支
持の状態が安定し、弾性部材が予期しない変形をしてダ
ンパー特性がずれたり弾性部材に余分な応力が作用する
といった不具合が抑えられる。請求項2に記載のダンパ
ー組立体は、請求項1に記載のものにおいて、第1及び
第2弾性部材と中間支持部とは回転方向に複数設けられ
ている。また、中間部材は、複数の中間支持部同士を連
結する板状の環状連結部をさらに有している。
【0015】ここでは、環状連結部が、各中間支持部を
連結することによって、中間支持部の径方向外側への移
動を規制している。これにより、中間支持部及び中間部
材を挟み込む補助支持部材が遠心力などにより径方向外
側へと移動することが規制される。このため、第1及び
第2弾性部材の端部から中間支持部及び補助支持部材が
径方向にずれることが抑えられる。
【0016】請求項3に記載のダンパー組立体は、請求
項1又は2に記載のものにおいて、補助支持部材の挟み
部は、ばね鋼から形成され、第1係止部と、第2係止部
と、連結部とを有している。第1係止部は中間部材の一
方の面と圧接し、第2係止部は中間部材の他方の面と圧
接する。連結部は、第1係止部の一端と第2係止部の一
端とを結ぶ部分であり、屈曲している。
【0017】ここでは、第1係止部と第2係止部とは屈
曲した連結部で結ばれており、かつ挟み部はばね鋼から
形成されているため、第1係止部と第2係止部とを離反
させようとすれば両係止部は元の状態に戻ろうとする。
このような挟み部で中間部材を挟むことで、補助支持部
材は第1係止部及び第2係止部を介して中間部材と圧接
した状態となる。これにより、補助支持部材と中間部材
との固着度が増し、第1及び第2弾性部材の端部に対す
る補助支持部材の位置ずれが少なくなる。
【0018】請求項4に記載のダンパー組立体は、請求
項1又は2に記載のものにおいて、補助支持部材の挟み
部は、合成樹脂により形成され、第1係止部と、第2係
止部と、連結部とを有している。第1係止部は中間部材
の一方の面と圧接し、第2係止部は中間部材の他方の面
と圧接する。連結部は、第1係止部の一端と第2係止部
の一端とを結ぶ部分である。
【0019】ここでは、第1係止部と第2係止部とを連
結部で結んでおり、かつ挟み部は合成樹脂から形成され
ているため、第1係止部と第2係止部とを離反させよう
とすれば両係止部は元の状態に戻ろうとする。このよう
な挟み部で中間部材を挟むことで、補助支持部材は第1
係止部及び第2係止部を介して中間部材と圧接した状態
となる。これにより、補助支持部材と中間部材との固着
度が増し、第1及び第2弾性部材の端部に対する補助支
持部材の位置ずれが少なくなる。
【0020】請求項5に記載のダンパー組立体は、請求
項3又は4に記載のものにおいて、連結部により結ばれ
る第1係止部の一端及び第2係止部の一端は内周側に配
置され、第1係止部の他端及び第2係止部の他端は外周
側に配置される。ここでは、第1及び第2係止部を結ぶ
連結部がダンパー組立体の内周部に配置されているの
で、ダンパー組立体が回転したときに補助支持部材に遠
心力が作用しても、連結部が中間部材と当接すること
で、補助支持部材が中間部材に対して径方向外側にずれ
ることが抑えられる。このため、第1及び第2弾性部材
の端部に対する補助支持部材の位置ずれがより抑えられ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図3に、本発明の一実施形
態としてのダンパー組立体であるロックアップダンパー
を含むトルクコンバータのロックアップ機構1を示す。
図2及び図3の左側にエンジン(図示せず)が配置さ
れ、図2及び図3の右側にトランスミッション(図示せ
ず)が配置されている。図1は、後述するドリブンプレ
ート5の環状部5aを除いたロックアップ機構1をトラ
ンスミッション側から見た一部断面図である。また、図
1に記載の回転方向において、回転方向(向き)R1が
エンジン及びトルクコンバータの正回転方向であり、回
転方向(向き)R2が負回転方向である。
【0022】トルクコンバータは一般的な構造であるた
め、ここでは詳細な説明を省略する。図2において、ト
ルクコンバータのフロントカバー50(入力側回転体)
とタービン52(出力側回転体)が示されている。フロ
ントカバー50はエンジンのクランクシャフトに連結さ
れる部材であり、図示していないインペラとともにトル
クコンバータの作動油室を形成する。フロントカバー5
0の外周側内壁面には、平坦な環状の摩擦面51が形成
されている。タービン52は、図示しないインペラと軸
方向に対向する羽根車であり、主に、タービンシェル5
3と、タービンシェル53に固定された複数のタービン
ブレード54とから構成されている。タービンシェル5
3の内周部は、タービンハブを介してトランスミッショ
ンのメインドライブシャフト(図示せず)に連結されて
いる。
【0023】ロックアップ機構1は、フロントカバー5
0からトルクを機械的にタービン52に伝達しつつ、入
力された捩じり振動を吸収・減衰するための機構であ
る。すなわち、ロックアップ機構1は、クラッチ機能と
ダンパー機能(ロックアップダンパー)とを有してい
る。ロックアップ機構1は、図2に示すように、フロン
トカバー50とタービン52との間の空間に配置されて
いる。
【0024】このロックアップ機構1は、主にピストン
2とドライブプレート3とからなる入力側部材と、主に
ドリブンプレート5からなる出力側部材と、入力側部材
と出力側部材との間に配置される第1,第2コイルスプ
リング(第1,第2弾性部材)7,8及びインターミデ
ィエイトプレート(中間部材)4と、サポートクリップ
(補助支持部材)40とから構成されている。
【0025】入力側部材は、ピストン2と、ドライブプ
レート3とから構成されている。ピストン2は、トルク
コンバータ本体内の油圧を制御することでフロントカバ
ー50側に接近あるいはフロントカバー50から離反す
るクラッチ部材である。ピストン2は、円板状の部材で
あって、内周突出部11と外周突出部12とを有してい
る。内周突出部11及び外周突出部12はトランスミッ
ション側に突出する筒状部分である。内周突出部11は
タービンハブ(図示せず)の外周面に相対回転自在にか
つ軸方向に移動可能に支持されている。ピストン2のエ
ンジン側の側面には、フロントカバー50の摩擦面51
に対向する円板状の摩擦フェーシング2aが固定されて
いる。
【0026】ドライブプレート3は、ピストン2に固定
され、第1,第2コイルスプリング7,8を回転方向に
支持するための部材である。ドライブプレート3は、ピ
ストン2のエンジン側外周部(外周突出部12の内周
側)において回転方向に等間隔で4か所に配置されてい
る。図2に示すように、ドライブプレート3は、回転方
向に延びる固定部13と、固定部13の外周部からトラ
ンスミッション側に延びる内周係合部14と、内周係合
部14から径方向外側に延びるとともにエンジン側に凹
んだ凹部15と、凹部15からさらに径方向外側に延び
る外周係合部16とから構成されている。内周係合部1
4と凹部15と外周係合部16は、それぞれが第1,第
2コイルスプリング7,8の端面に装着される後述する
第1,第2スプリングシート30,31の内周側、径方
向中間部、外周側に当接可能になっている。ドライブプ
レート3は、図2に示すようにリベット10によってピ
ストン2に一体に固定され、入力側部材として機能す
る。内周係合部14,凹部15,及び外周係合部16が
第1,第2コイルスプリング7,8の端面の径方向の位
置が異なる複数箇所を支持しているため、第1,第2コ
イルスプリング7,8の端部の支持が安定している。外
周係合部16の外周面は、ピストン2の外周突出部12
の内周面に当接している。これにより、ドライブプレー
ト3の位置決めが容易になるとともに、ドライブプレー
ト3の径方向外側への変形が抑えられる。外周係合部1
6の回転方向両側には、回転方向に延びる突起である移
動制限部17が一体に形成されている(図1参照)。移
動制限部17は、後述する第1,第2コイルスプリング
7,8の両端の外側部分を径方向に支持することによ
り、第1,第2コイルスプリング7,8の両端の径方向
外側への移動を制限する役割を果たす。移動制限部17
は、回転方向遠方にいくにしたがって径方向の幅が狭く
なっており、内周面は突起先端側から根元側に向かって
径方向内側に傾斜する面となっている。
【0027】第1,第2コイルスプリング7,8は、イ
ンターミディエイトプレート4を介し連結されて1組と
なっており、回転方向に等間隔で4か所に設けられ、4
組の第1,第2コイルスプリング7,8が並列に作用す
るようになっている。第1コイルスプリング7は、第2
コイルスプリング8より剛性が高い。これにより、ロッ
クアップダンパーに2段階の捩り特性が得られている。
各組の第1コイルスプリング7はインターミディエイト
プレート4の中間支持部21を間に挟み第2コイルスプ
リング8に対して正回転方向R1側に配置されている。
第1コイルスプリング7の正回転方向R1側端には第1
スプリングシート30が設けられている。第1スプリン
グシート30は円板状の支持部と、支持部からコイルス
プリング内に延びる係合部とから構成されている。第1
スプリングシート30の支持部の背面は、ドライブプレ
ート3の内周係合部14,凹部15,及び外周係合部1
6、あるいは後述する出力側部材のスプリング当接部2
8及び係止部5bに支持される。第2コイルスプリング
8の負回転方向R2側端には第2スプリングシート31
が設けられている。第2スプリングシート31は第1ス
プリングシート30と同様の構造を有しており、同じく
ドライブプレート3の内周係合部14,凹部15,及び
外周係合部16、あるいは後述する出力側部材のスプリ
ング当接部28及び係止部5bに支持される。
【0028】インターミディエイトプレート4は、第1
コイルスプリング7と第2コイルスプリング8との間で
動作する中間部材であり、リング(環状連結部)20
と、中間支持部21と、第1,第2中間制限部22a,
22bとから構成されている。このインターミディエイ
トプレート4は、板厚の薄い鋼板から形成されるもの
で、第1及び第2コイルスプリング7,8の内周側にリ
ング20が位置し、第1コイルスプリング7の負回転方
向R2側端と第2コイルスプリング8の正回転方向R1
側端との間にリング20から中間支持部21が延びてい
る。図からも明らかなように、インターミディエイトプ
レート4が薄い板状の部材であるので、インターミディ
エイトプレート4の採用によるロックアップ機構1の占
有スペース、特に軸方向の寸法の増大が抑えられてい
る。
【0029】中間支持部21は、第1コイルスプリング
7の負回転方向R2側端と第2コイルスプリング8の正
回転方向R1側端との間に配置され、第1,第2コイル
スプリング7,8の間でトルク伝達を可能にする。この
中間支持部21は、径方向内側に向かって回転方向幅が
狭くなる三角形状を有しており、回転方向両側端面は傾
斜した面となっている。このため、中間支持部21の回
転方向両側端面と第1,第2コイルスプリング7,8と
の偏当たりが抑えられる。したがって、第1,第2コイ
ルスプリング7,8やインターミディエイトプレート4
の寿命が延びる。
【0030】第1、第2中間制限部22a,22bは、
中間支持部21の回転方向両側から回転方向に沿って延
びるように、リング20及び中間支持部21と一体に形
成されている。第1,第2中間制限部22a,22b
は、それぞれ中間支持部21の側端面から円周方向に延
びており、第1コイルスプリング7の内部,第2コイル
スプリング8の内部に挿入される。第1,第2中間制限
部22a,22bは、それぞれ第1,第2コイルスプリ
ング7,8の内周面に当接する。
【0031】4つの中間支持部21は、環状連結部とし
て機能するリング20により互いに連結されている。こ
れにより、各中間支持部21の径方向外側への移動が制
限される。この結果、第1,第2中間制限部22a,2
2bを介して第1,第2コイルスプリング7,8の径方
向外側への移動が制限される。なお、インターミディエ
イトプレート4は他の部材に直接支持されていないた
め、他の部材との摩擦抵抗が生じにくい。
【0032】出力側部材は、ドリブンプレート5とサポ
ートリング6とから構成されている。ドリプンプレート
5はタービン52のタービンシェル53に固定された部
材であり、タービンシェル53に溶接された環状部5a
と、4つの係止部5bとを有している。係止部5bは、
環状部5aからエンジン側に延びるもので、1組の第
1,第2コイルスプリング7,8と、これに隣接する他
の第1,第2コイルスプリング7,8の組との間に挿入
される。また、この係止部5bは、ドライブプレート3
の凹部15内に延びており、回転方向両端が第1スプリ
ングシート30と第2スプリングシート31とに当接す
る。
【0033】サポートリング6は、円環状の板金製プレ
ート部材であり、主として、筒状部25と、筒状部25
のトランスミッション側端から内周側に延びる円板状部
26とから構成されている。円板状部26の内周縁に
は、回転方向に等間隔で4か所に切欠き係合部27が形
成されている。この切欠き係合部27内にドリブンプレ
ート5の係止部5bが挿入され係合している。これによ
り、サポートリング6はドリブンプレート5とともに一
体回転する。切欠き係合部27が形成された部分におい
ては、円板状部26の一部がトランスミッション側に折
り曲げられたスプリング当接部28となっている。スプ
リング当接部28は、第1スプリングシート30と第2
スプリングシート31とに当接している。スプリング当
接部28と係止部5bとが第1,第2コイルスプリング
7,8に装着される第1,第2スプリングシート30,
31の径方向の異なる位置を支持しているため、第1,
第2コイルスプリング7,8の端部の支持が安定する。
【0034】サポートクリップ40は、インターミディ
エイトプレート4に装着されるものであって、挟み部4
1と、第1支持面42と、第2支持面43とから構成さ
れる。このサポートクリップ40は、ばね鋼から図5に
示す形状に切り出したプレートに対して曲げ加工等を施
して図4に示す形状としたものである。挟み部41は、
インターミディエイトプレート4を厚さ方向に挟み込む
部分であり、インターミディエイトプレート4のトラン
スミッション側の面と圧接する第1係止部41aと、イ
ンターミディエイトプレート4のエンジン側の面と圧接
する第2係止部41bと、第1係止部41aの一端と第
2係止部41bの一端とを結ぶ円弧部(連結部)41c
とから成る。
【0035】第1係止部41a及び第2係止部41b
は、インターミディエイトプレート4のリング20及び
中間支持部21の両面に当接する。この第1係止部41
aと第2係止部41bとの距離(s1)は、インターミ
ディエイトプレート4の厚みよりも若干小さく設定され
ており、サポートクリップ40をインターミディエイト
プレート4に装着したときには、屈曲している円弧部4
1cの弾性反力により第1係止部41a及び第2係止部
41bがリング20及び中間支持部21の両面に圧接す
る。また、第1及び第2係止部41a,41bの先端部
分は、中間支持部21の三角形状に対応する扇形状に広
がった形状である。
【0036】円弧部41cは、第1及び第2係止部41
a,41bよりもロックアップ機構1の内周側に配置さ
れる。このため、ロックアップ機構1が回転してサポー
トクリップ40に遠心力が作用しても、円弧部41cが
インターミディエイトプレート4のリング20の内周端
に係止することで、サポートクリップ40の位置がイン
ターミディエイトプレート4に対して径方向外側にずれ
ることが抑えられている。
【0037】第1支持面42は、第1コイルスプリング
7の負回転方向R2側端を円周方向に支持する面であっ
て、第1及び第2係止部41a,41bの先端部分から
延びている。この第1支持面42と第1及び第2係止部
41a,41bとはほぼ垂直に交差している。第2支持
面43は、第2コイルスプリング8の正回転方向R1側
端を円周方向に支持する面であって、第1及び第2係止
部41a,41bの先端部分から延びている。この第2
支持面43と第1及び第2係止部41a,41bとはほ
ぼ垂直に交差している。
【0038】第1及び第2支持面42,43の面積は中
間支持部21の側端面の面積に較べて大きい。中間支持
部21の側端面による支持だけでは第1及び第2コイル
スプリング7,8の端部の内周側の一部及び外周側の一
部だけしか支持することができないが、ここでは中間支
持部21の側端面による支持に加えて第1及び第2支持
面42,43によって第1及び第2コイルスプリング
7,8の端部のエンジン側の部分及びトランスミッショ
ン側の部分を広く支持しているため、第1及び第2コイ
ルスプリング7,8の端部の支持の状態が安定する。す
なわち、第1,第2コイルスプリング7,8の端部が回
転して第1,第2コイルスプリング7,8がエンジン側
あるいはトランスミッション側に曲げられ第1、第2コ
イルスプリング7,8がピストン2やサポートリング6
と干渉したり摺動したりすることが抑制される。したが
って、ロックアップ機構1のダンパー特性は安定してい
る。
【0039】なお、ここではサポートクリップ40をば
ね鋼から形成しているが、合成樹脂を材料として一体成
形したものを採用することもできる。次に動作について
説明する。エンジン側のクランクシャフトのトルクは、
図示しないフレキシブルプレートを介してフロントカバ
ー50に入力される。このトルクは、図示しないインペ
ラに伝達される。インペラが回転すると作動油がタービ
ン52側に流れ、タービン52を回転させる。タービン
52のトルクは、図示しないタービンハブを介してメイ
ンドライブシャフトに出力される。
【0040】トルクコンバータの速度比が上がりメイン
ドライブシャフトが所定の回転速度になると、ピストン
2とフロントカバー50との間の作動油がメインドライ
ブシャフトの内部を通ってドレンされる。この結果、油
圧差によって、ピストン2がフロントカバー50の摩擦
面51に圧接される。これにより、フロントカバー50
のトルクはロックアップ機構1を介してタービン52に
伝達される。つまり、フロントカバー50とタービン5
2とが機械的に連結され、フロントカバー50のトルク
がインペラを介さず直接にメインドライブシャフトに出
力される。
【0041】ロックアップ連結状態では、ドライブプレ
ート3の内周係合部14,凹部15,及び外周係合部1
6がインターミディエイトプレート4により連結されて
いる第1,第2コイルスプリング7,8を正回転方向R
1に押し、第1コイルスプリング7がドリブンプレート
5の係止部5b及びスプリング当接部28を押す。これ
により、ピストン2からドリブンプレート5にトルクが
伝達される。
【0042】ロックアップ連結状態において、ロックア
ップ機構1は、トルクを伝達するとともにフロントカバ
ー50から入力される捩じり振動を吸収・減衰する。具
体的には、第1コイルスプリング7及び第2コイルスプ
リング8がドライブプレート3とドリブンプレート5と
の間で伸縮することにより、捩じり振動を吸収・減衰す
る。
【0043】ここでは、第1コイルスプリング7と第2
コイルスプリング8とは直列に連結され作用するため
に、入力側部材と出力側部材との相対回転可能な角度が
大きくなり、第1,第2コイルスプリング7,8をトル
クコンバータ及びロックアップ機構1の外周部に配置し
ているにもかかわらず広い捩じり角特性が確保されてい
る。
【0044】
【発明の効果】本発明では、中間部材の中間支持部に加
えて補助支持部材により第1及び第2弾性部材の端部を
支持しているため、第1及び第2弾性部材の支持の状態
が安定し、弾性部材が不要な変形をしてダンパー特性が
ずれたり弾性部材に余分な応力が作用するといった不具
合が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのトルクコンバータ
のロックアップ機構の一部断面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1のIII −III 断面図。
【図4】サポートクリップの斜視図。
【図5】サポートクリップの展開図。
【図6】トルクコンバータのロックアップ機構の一部断
面図。
【図7】図6のVII −VII 矢視図。
【図8】コイルスプリングの状態図。
【符号の説明】
1 ロックアップ機構 3 ドライブプレート(入力側部材) 4 インターミディエイトプレート(中間部材) 5 ドリブンプレート(出力側部材) 7 第1コイルスプリング(第1弾性部材) 8 第2コイルスプリング(第2弾性部材) 20 リング(環状連結部) 21 中間支持部 40 サポートクリップ(補助支持部材) 41 挟み部 41a 第1係止部 41b 第2係止部 41c 円弧部(連結部) 42 第1支持面 43 第2支持面 50 フロントカバー(入力側回転体) 52 タービン(出力側回転体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転体から出力側回転体にトルクを
    伝達しつつ、前記入力側回転体から前記出力側回転体に
    伝わる振動を減衰又は吸収するダンパー組立体であっ
    て、 前記入力側回転体からトルクが入力される入力側部材
    と、 前記出力側回転体にトルクを出力する出力側部材と、 前記入力側部材と前記出力側部材との間に配置される第
    1弾性部材と、 前記入力側部材あるいは前記出力側部材と前記第1弾性
    部材との間に配置される第2弾性部材と、 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に配置され
    前記第1及び第2弾性部材の端部をその側端面により円
    周方向に支持する板状の中間支持部を有する板状の中間
    部材と、 前記中間部材を厚さ方向に挟み込む挟み部と、前記第1
    弾性部材の前記中間支持部側の端部を円周方向に支持す
    る第1支持面と、前記第2弾性部材の前記中間支持部側
    の端部を円周方向に支持する第2支持面とを有する補助
    支持部材と、を備えたダンパー組立体。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2弾性部材と前記中間支持
    部とは回転方向に複数設けられ、 前記中間部材は複数の前記中間支持部同士を連結する板
    状の環状連結部をさらに有している、請求項1に記載の
    ダンパー組立体。
  3. 【請求項3】前記補助支持部材の挟み部は、前記中間部
    材の一方の面と圧接する第1係止部と、前記中間部材の
    他方の面と圧接する第2係止部と、前記第1係止部の一
    端と前記第2係止部の一端とを結ぶ屈曲した連結部とを
    有し、ばね鋼から形成される、請求項1又は2に記載の
    ダンパー組立体。
  4. 【請求項4】前記補助支持部材の挟み部は、前記中間部
    材の一方の面と圧接する第1係止部と、前記中間部材の
    他方の面と圧接する第2係止部と、前記第1係止部の一
    端と前記第2係止部の一端とを結ぶ連結部とを有し、合
    成樹脂により形成される、請求項1又は2に記載のダン
    パー組立体。
  5. 【請求項5】前記連結部により結ばれる前記第1係止部
    の一端及び前記第2係止部の一端は内周側に配置され、
    前記第1係止部の他端及び前記第2係止部の他端は外周
    側に配置される、請求項3又は4に記載のダンパー組立
    体。
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