JP4006044B2 - トルクコンバータのロックアップクラッチ - Google Patents

トルクコンバータのロックアップクラッチ Download PDF

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    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トルクコンバータの入力側回転体から出力側回転体にトルクを機械的に伝達するとともに、入力側回転体から出力側回転体に伝わる捩じり振動を吸収・減衰するためのロックアップクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にダンパー機構は、入力側回転体から出力側回転体にトルクを伝達しつつ、入力側回転体から出力側回転体に伝わる捩じり振動を減衰する。このようなダンパー機構の一例として、トルクコンバータ内部に配置されるロックアップクラッチがある。
【0003】
トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラ,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の作動油を介してトルクを伝達する装置である。インペラは入力側回転体としてのフロントカバーに固定されており、インペラからタービンに流れる作動油によりタービンから出力側回転体にトルクが伝達される。
ロックアップクラッチは、タービンとフロントカバーとの間に配置されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連結してフロントカバーからタービンにトルクを直接伝達するための機構である。
【0004】
通常、このロックアップクラッチは、フロントカバーに圧接可能な円板状ピストンと、ピストンの外周部に固定されるリテーニングプレートと、リテーニングプレートにより回転方向及び外周側を支持されるトーションスプリングと、トーションスプリングの他端を回転方向に支持するドリブン部材を有している。ドリブン部材は、タービンのタービンシェル等に固定されている。
【0005】
ロックアップクラッチが作動すると、トルクはフロントカバーからピストンに伝達され、トーションスプリングを介してタービンに伝わる。また、ロックアップクラッチのダンパー機構においては、トーションスプリングがドリブン部材とピストンに固定されたリテーニングプレートとの間で圧縮され、捩じり振動を吸収・減衰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ロックアップクラッチにおいて外周部にトーションスプリングを配置した場合は、半径方向中間部にトーションスプリングを配置した場合に比べて、トルクコンバータの軸方向寸法は小さくなるが充分な捩じり角度を確保できない。すなわち同寸法のトーションスプリングを単に中間部から外周部に移動させると、入力側回転体と出力側回転体との相対回転可能な角度が小さくなる。この結果、ロックアップクラッチの捩じり角度が狭くなり、これにより特にエンジンの低回転域における捩じり振動の吸収性が低下する。
【0007】
このような問題を解決する方法として、2つ以上のトーションスプリングを中間部材を介して直列に配置し、弾性部材全体としての圧縮可能な寸法を大きくし、ロックアップクラッチに広い捩じり角特性を確保することが考えられる。
しかし、トーションスプリングの回転方向を長く設定すると、圧縮時に回転方向中間部が半径方向外側に迫り出しやすい。そのため、トーションスプリングと外周側に配置された部材との間で摩擦抵抗が生じやすい。またロックアップクラッチは連結状態でトルクコンバータと一体に回転するため、トーションスプリングに遠心力が作用する。そのため、トーションスプリングは半径方向外方に移動して外周側に配置された他の部材との間で摩擦抵抗が生じやすい。トーションスプリングと他の部材との間の摩擦抵抗が大きくなると、捩じり振動を充分に吸収できない。
【0008】
本発明の目的は、直列に配置された弾性部材を有するトルクコンバータのロックアップクラッチにおいて、弾性部材の半径方向外側への移動を制限することで弾性部材と他の部材との間の摩擦抵抗を減らすことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップクラッチは、トルクコンバータの入力側回転体からタービンにトルクを機械的に伝達するとともに、入力側回転体からタービンに伝わる捩じり振動を吸収・減衰するためのものであって、ピストン部材と、入力側部材と、出力側部材と、複数の弾性部材と、サポートリングとを備えている。ピストン部材は、入力側回転体に摩擦連結・連結解除可能である。入力側部材はピストン部材に固定されている。出力側部材はタービンに固定されている。複数の弾性部材は、入力側部材と出力側部材を回転方向に弾性的に連結しており、円周方向に並んでいる。サポートリングは、出力側部材に対して一体回転可能かつ軸方向へ移動可能なように前記出力側部材と係合する環状の部材であり、弾性部材の半径方向外側への移動を制限する。
【0010】
請求項1に記載のロックアップクラッチでは、ピストン部材が入力側回転体に連結されると、入力側回転体からロックアップクラッチを介してタービンにトルクが伝達される。ロックアップクラッチでは、複数の弾性部材が入力側部材と出力側部材とを回転方向に連結している。ロックアップクラッチに入力側回転体から捩じり振動が入力されると、入力側部材と出力側部材とが相対回転し、弾性部材が回転方向に圧縮される。このとき、サポートリングによって、弾性部材の半径方向外側への移動が制限される。さらに、サポートリングが出力側部材に対して軸方向に移動可能なように係合しているため、サポートリングがタービンに対して軸方向へ移動可能な構成を容易に実現することができる。また、サポートリングがタービンに対して軸方向へ移動可能であるため、弾性部材がサポートリングと摺動するのをさらに抑制できる。
【0011】
請求項2に記載のロックアップクラッチでは、請求項1において、サポートリングは、弾性部材の外周側を覆う筒状部を有する。
【0013】
請求項3に記載のロックアップクラッチでは、請求項2において、筒状部は、円弧状部と、弾性部材の円周方向端部に対応して設けられ円弧状部より半径方向内側に位置する移動制限部とを有している。
請求項3に記載のロックアップクラッチでは、移動制限部によって弾性部材の回転方向端部の半径方向外方への移動を制限している。したがって簡単な構造で優れた効果が得られる。
【0014】
請求項4に記載のロックアップクラッチでは、請求項3において、移動制限部は、円弧状部同士の間を延びる直線状部分である。
【0015】
請求項4に記載のロックアップクラッチでは、弾性部材の回転方向端部が移動制限部の内周面に押し付けられると、両端部はその内周面により半径方向内側に誘導される。したがって、自由状態において弾性部材の両端部移動制限部により半径方向外方への移動を制限されていない構造であっても弾性部材が圧縮される際には確実に第1及び第2弾性部材の端部を半径方向内側に誘導し弾性部材と円弧状部との間に充分なスペースを確保できる。この結果、捩じり振動伝達時に不要な摩擦抵抗を発生させにくい。
【0016】
請求項5に記載のロックアップクラッチでは、請求項1〜4のいずれかにおいて、サポートリングは出力側部材に相対回転不能に係合している。
請求項5に記載のロックアップクラッチでは、出力側部材とサポートリングが別部材であるため、部品点数は増えるものの、各部品の構造が簡単になり、全体の加工が容易になる。
【0017】
請求項6に記載のロックアップクラッチでは、請求項5において、サポートリングは前記出力側部材に軸方向に着脱自在に係合している。
請求項7に記載のロックアップクラッチでは、請求項1〜6のいずれかにおいて、サポート部材と入力側部材は弾性部材の捩じり変位を制限するためのストッパーを構成している。
【0019】
請求項8に記載のロックアップクラッチでは、請求項7において、ストッパーはサポートリングに形成された円周方向に延びるスリットと、入力側部材に設けられ前記スリット内に円周方向に移動可能に挿入された外周側係合部とから構成されている。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明の一実施形態としてのトルクコンバータのロックアップクラッチ1を示している。図2の左側にエンジン(図示せず)が配置され、図2の右側にトランスミッション(図示せず)が配置されている。また、図1に記載の回転方向において第1回転方向(向き)R1 がエンジンの正側回転方向であり、第2回転方向(向き)R2 を負側回転方向である。
【0022】
トルクコンバータは一般的な構造を有しているため、ここでは詳細な説明を省略する。図2において、トルクコンバータのフロントカバー50(入力側回転体)とタービン52(出力側回転体)が図示されている。フロントカバー50はエンジンのクランクシャフトに連結される円板状の部材であり、図示していないインペラとともにトルクコンバータの作動油室を形成する。フロントカバー50の外周側内壁面には、平坦な環状の摩擦面51が形成されている。タービン52は、図示しないインペラと軸方向に対向する羽根車であり、タービンシェル53と、タービンシェル53に固定された複数のタービンブレード54とから主に構成されている。タービンシェル53の内周部は、タービンハブを介してトランスミッションのメインドライブシャフト(図示せず)に連結されている。
【0023】
ロックアップクラッチ1は、フロントカバー50からトルクを機械的にタービン52に伝達しつつ、入力された捩じり振動を吸収・減衰するための機構である。すなわち、ロックアップクラッチ1は、クラッチ機能とダンパー機能とを有している。ロックアップクラッチ1は、図2から明らかなように、フロントカバー50とタービン52との間の空間に配置されている。
【0024】
ロックアップクラッチ1は、主にピストン2からなる入力側部材と、主にドリブンプレート5からなる出力側部材と、入力側部材と出力側部材との間で機能するダンパーとから構成されている。
入力側部材はピストン2とドライブプレート3とから構成されている。ピストン2はトルクコンバータ本体内の油圧を制御することでフロントカバー50側に接近あるいはフロントカバー50から離反するクラッチ部材である。ピストンは円板状の部材であり、内周突出部11と外周突出部12とを有している。内周突出部11及び外周突出部12はトランスミッション側に突出する筒状部分である。内周突出部11はタービンハブ(図示せず)の外周面に相対回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持されている。ピストン2の外周側面エンジン側には、フロントカバー50の摩擦面51に対向する円板状の摩擦フェーシング2aが固定されている。
【0025】
ドライブプレート3はピストン2に固定され、第1及び第2コイルスプリング7,8からなるダンパーの回転方向を支持するための部材である。ドライブプレート3は、ピストン2のエンジン側外周部(外周筒状部12の内周側)において回転方向に等間隔で4か所に配置されている。図4に示すように、ドライブプレート3は、回転方向に延びる固定部13と、固定部13の外周部からトランスミッション側に延びる内周係合部14と、内周係合部14から半径方向外方に延びるとともにエンジン側に凹んだ凹部15と、凹部15からさらに半径方向外方に延びる外周係合部16とから構成されている。内周係合部14と凹部15と外周係合部16は、それぞれが第1及び第2コイルスプリング7,8の端部に対して内周側、半径方向中間部、外周側に当接可能な入力側支持部になっている。固定部13にはリベット10が貫通する孔13aが形成されている。ドライブプレート3はリベット10によりピストン2に一体に固定され、入力側の部材として機能している。入力側支持部が第1及び第2コイルスプリング7,8の端部の半径方向の位置が異なる複数箇所を支持しているため、第1及び第2コイルスプリング7,8の端部の支持が安定する。外周係合部16の外周面は、ピストン2の外周突出部12の内周面に当接している。これにより、ドライブプレート3の位置決めが容易になるとともに、ドライブプレート3の半径方向外方への変形が抑えられる。外周係合部16の回転方向両側には、回転方向に延びる突起である第1移動制限部17が一体に形成されている。第1移動制限部17は、後述する第1及び第2コイルスプリング7,8の両端を支持することにより半径方向外方への移動を制限する部分である。第1移動制限部17は回転方向外側にいくにしたがって半径方向幅が狭くなっており、内周面である誘導面18は突起先端側から根元側に向かって半径方向内側に延びる傾斜面となっている。言い換えると、誘導面18の突起先端側より突起根元側が半径方向内側に配置されている。したがって、第1及び第2コイルスプリング7,8において誘導面18に当接している部分は他の部分より半径方向内方に配置されている。
【0026】
ダンパーは、トルク伝達を行うとともにエンジンの回転変動による微小捩じり振動等を吸収・減衰するための部材である。ダンパーは、回転方向に等間隔で4か所に設けられ並列に作用するようになっている。各ダンパーは、第1コイルスプリング7(第1弾性部材)と第2コイルスプリング8(第2弾性部材)とインターミディエイトプレート4(中間部材)とから構成されている。第1コイルスプリング7は、第2コイルスプリング8より回転方向の寸法が長くさらに剛性が低い。これにより、2段階のダンパー特性が得られている。各ダンパーにおいて、第1コイルスプリング7は第2コイルスプリング8に対して第1回転方向R1 側に配置されている。第1コイルスプリング7の第1回転方向R1 側端には第1スプリングシート30が設けられている。第1スプリングシート30は円板状の支持部と、支持部からコイルスプリング内に延びる係合部とから構成されている。第1スプリングシート30の背面は、ドライブプレート3の内周係合部14、凹部15及び外周係合部16からなる入力側支持部に支持されている。第2コイルスプリング8の第2回転方向R2 側端には第2スプリングシート31が設けられている。第2スプリングシート31は第1スプリングシート30と同様の構造を有しており、同じくドライブプレート3に支持されている。
【0027】
インターミディエイトプレート4は、第1コイルスプリング7と第2コイルスプリング8との間で動作する中間部材であり、第1コイルスプリング7の第2回転方向R2 側端と第2コイルスプリング8の第1回転方向R1 側端との間に配置され第1及び第2コイルスプリング7,8との間でトルク伝達を可能にする中間支持部21を有している。中間支持部21は、半径方向内側に向かって回転方向幅が狭くなる三角形状を有しており、回転方向両側は傾斜した支持面21aとなっている。このように支持面21aが傾斜しているため、支持面21aと第1及び第2コイルスプリング7,8との偏当たりが抑えられている。したがって、第1及び第2コイルスプリング7,8やインターミディエイトプレート4の寿命が延びる。中間支持部21の回転方向両側には回転方向に突出する第3移動制限部22が形成されている。第3移動制限部22は支持面21aから垂直に延びている。第3移動制限部22は、第1コイルスプリング7の第2回転方向R2 側端と第2コイルスプリング8の第1回転方向R1 側端の内部に挿入されている。また、第3移動制限部22は、各第1及び第2コイルスプリング7,8の内周側部に当接している。複数の中間支持部21は連結部として機能するリング20により互いに連結されている。これにより、各中間支持部21の半径方向外側への移動が制限されている。この結果、各ダンパーにおいて回転方向中間部(第1コイルスプリング7の第2回転方向R2 側端と第2コイルスプリング8の第1回転方向R1 側端)部分の半径方向外方への移動が制限されている。インターミディエイトプレート4は他の部材に直接支持されていないため、摩擦抵抗が生じにくい。
【0028】
出力側部材は、ドリブンプレート5とサポートリング6とから構成されている。ドリプンプレート5はタービン52のタービンシェル53に固定された部材であり、タービンシェル53に溶接された環状部5aと、環状部5aからトランスミッション側に延び各ダンパーの回転方向両端間に挿入された複数の係止部5bとを有している。係止部5bは、ドライブプレート3の凹部15内に延び、回転方向両端が第1スプリングシート30と第2スプリングシート3に当接している。すなわち、係止部5bは出力側支持部として機能している。
【0029】
サポートリング6は、図6及び図7に示すように円環状の板金製プレート部材であり、筒状部25と、筒状部25のトランスミッション側端から内周側に延びる円板状部26から主に構成されている。円板状部26の内周縁には、回転方向に等間隔で4か所に切欠き係合部27が形成されている。この切欠き係合部27内にドリブンプレート5の係止部5bが挿入・係合している。これにより、サポートリング6はドリブンプレート5とともに一体回転する。なお、係止部5bと切欠き係合部27との係合は、軸方向には着脱自在である。切欠き係合部27が形成された部分においては、円板状部26の一部がトランスミッション側に折り曲げられたばね係合部28となっている。ばね係合部28は、図8に示すように、第1スプリングシート30と第2スプリングシート31とを支持している。すなわち、ばね係合部28はドリブンプレート5の係止部5bとともに出力側支持部を構成している。ばね係合部28と係止部5bが第1及び第2コイルスプリング7,8の半径方向の異なる位置を支持しているため、入力側支持部と同様の効果が得られる。
【0030】
筒状部25は、外周突出部12の内周側で、各ダンパーすなわち第1及び第2コイルスプリング7,8の外周を覆うように配置されている。筒状部25はピストン2の外周突出部12に接近しているが、両者の間には隙間が確保されている。筒状部25は第1及び第2コイルスプリング7,8の外周側を覆うことにより、それらの半径方向外側への飛び出し等を防止している。図1及び図8に示すように、自由状態においては筒状部25と第1及び第2コイルスプリング7,8の外周部との間に大きな半径方向隙間が確保されている。また、筒状部25とインターミディエイトプレート4の中間支持部21との間には半径方向隙間が確保されている。さらに、筒状部25においてドライブプレート3に対応する回転方向の4か所には、他の円弧状部分に比べて半径方向内側に突出する直線状の第2移動制限部29が形成されている。第2移動制限部29は、ドライブプレート3付近から回転方向両側に延び各ダンパーの両端すなわち第1スプリングシート30と第1コイルスプリング7の回転方向R1 側端(数巻き分)と第2スプリングシート31及び第2コイルスプリング8の第2回転方向R2 側端(数巻き分)の外周側まで延びている。この結果、第1及び第2コイルスプリング7,8の端部は第2移動制限部29の内周面である誘導面29aにより半径方向外側への移動を制限されている。第2移動制限部29の誘導面29は他の円弧部分の内周面から半径方向内側に傾斜している。すなわち、第1及び第2スプリングシート30,31の外周側に対応する部分では、誘導面29の回転方向外側部分が回転方向内側部分より半径方向内側に配置されている。したがって第1及び第2コイルスプリング7,8の端部において誘導面29に当接している部分は他の部分より半径方向内方に配置されている。
【0031】
さらに、第2移動制限部29が形成された部分から回転方向両側には、筒状部25に回転方向に角度θ延びるスリット30が形成されている。スリット30内には、ドライブプレート3の外周係合部16の外周側部分が挿入されている。これにより、入力側部材と出力側部材との捩じり角度が大きくなると、外周係合部16の第1移動制限部17先端がスリット30の端部に当接し両者の相対回転が停止する。
【0032】
ドリブンプレート5とサポートリング6が別体の部材で構成されているため、部品点数は増えるものの個々の部品の構成が簡単になる。そのため、1個の部材として構成するより全体の加工が容易になる。
次に動作について説明する。
エンジン側のクランクシャフトのトルクは、図示しないフレキシブルプレートを介してフロントカバー50に入力される。このトルクは、図示しないインペラに伝達される。インペラが回転すると作動油がタービン52側に流れ、タービン52を回転させる。タービン52のトルクは、図示しないタービンハブを介してメインドライブシャフトに出力される。
【0033】
トルクコンバータの速度比が上がりメインドライブシャフトが所定の回転速度になると、ピストン2とフロントカバー50との間の作動油がメインドライブシャフトの内部を通ってドレンされる。この結果、油圧差によって、ピストン2がフロントカバー50の摩擦面51に圧接される。これにより、フロントカバー50のトルクはロックアップクラッチ1を介してタービン52に伝達される。つまり、フロントカバー50とタービン52とが機械的に連結され、フロントカバー50のトルクがインペラを介さず直接にメインドライブシャフトに出力される。
【0034】
ロックアップ連結状態では、ドライブプレート3の入力側支持部がダンパーを第1回転方向R1 に押し、ダンパーがドリブンプレート5の係止部5bを押す。これにより、ピストン2からドリブンプレート5にトルクが伝達される。
ロックアップ連結状態で、ロックアップクラッチ1は、トルクを伝達するとともに、フロントカバー50から入力される捩じり振動を吸収・減衰する。具体的には、ダンパーを構成する第1コイルスプリング7と第2コイルスプリング8がドライブプレート3とドリブンプレート5との間で伸縮することにより、捩じり振動を吸収・減衰する。
【0035】
ここでは、第1コイルスプリング7と第2コイルスプリング8とは直列に連結され作用するために、ピストン2とドリブンプレート5との相対回転可能な角度が大きくなり、ダンパーをトルクコンバータ及びロックアップクラッチ1の外周部に配置しているにもかかわらず広い捩じり角特性を確保している。第1コイルスプリング7の剛性(ばね定数)と第2コイルスプリング8の剛性とが異なっており2段階のばね特性を有しているため、入力される捩じり振動の振幅や周波数に応じて効率良く振動を減衰できる。
【0036】
トルク伝達時にはロックアップクラッチ1全体が回転しているため、振動を吸収・減衰するための第1及び第2コイルスプリング7,8は遠心力を受ける。この遠心力により、第1及び第2コイルスプリング7,8は半径方向外方に押し付けられようとする。また、第1及び第2コイルスプリング7,8が直列に配置されているため、ダンパーの回転方向中間部が半径方向外方に迫り出しやすくなっている。しかし、この実施形態ではダンパーの回転方向両端が第1移動制限部17,第2移動制限部29により支持されているため、ダンパーの回転方向両側の端部とサポートリング6の筒状部25との間で摩擦抵抗が生じにくい。さらに、インターミディエイトプレート4の第3移動制限部22により各ダンパーの回転方向中間部の半径方向外側への移動が制限されている。この結果、ダンパーの回転方向中間部と筒状部25との間で摩擦抵抗が生じにくい。このように回転方向に直列に第1及び第2コイルスプリング7,8を設けることで捩じり角度を広くしたダンパーにおいて常に回転方向両端及び回転方向中間部の移動を制限しているため、従来に比べて第1及び第2コイルスプリング7,8と他の部材(サポートリング6)との間の摩擦抵抗が大幅に減少する。
【0037】
次に、ロックアップクラッチ1の捩じり動作について、図8を用いてさらに詳細に説明する。なお、ここではピストン2を図示しない他の部材に固定し、それに対してドリブンプレート5が捩じれていく動作として説明する。ドリブンプレート5が図8の中立状態から第2回転方向R2 側に捩じれる。その場合は、係止部5b及びばね係合部28が第1スプリングシート30を第2回転方向R2 側に押していく。このとき第1コイルスプリング7の第1回転方向R1 側端部と筒状部25はドリブンプレート5とほぼ同じ速度で移動するため、第1コイルスプリング7と筒状部25との間で摩擦抵抗は生じにくい。捩じり角度の小さな範囲では、剛性の低い第1コイルスプリング7が主に圧縮され、第2コイルスプリング8は僅かしか圧縮されない。第2コイルスプリング8と筒状部25との間には速度差があるが、第2コイルスプリング8の第2回転方向R2 側端はドライブプレート3の第1移動制限部17により支持されているため、半径方向外側に移動しにくく、第2コイルスプリング8と筒状部25との間で摩擦抵抗が生じにくい。捩じり角度がさらに大きくなると、やがてドライブプレート3の第1移動制限部17が筒状部25のスリット30端部に当接し、ピストン2とドリブンプレート5との相対回転が停止する。
【0038】
第1移動制限部17に誘導面18が形成されているため、圧縮される第2コイルスプリング8の第2回転方向R2 側端の外周部は誘導面18により半径方向内側に誘導されていく。また、第2移動制限部29に誘導面29aが設けられているため、第1コイルスプリング7の第1回転方向R1 側端の外周部は誘導面29aにより半径方向内側に誘導されていく。なお、各誘導面18,29aは、コイルスプリング7,8が圧縮された状態から元の方向に延び、第1及び第2コイルスプリング7,8の端部が離れていた第1及び第2移動制限部17,29に当接するときにもそれら端部がスムーズに元の位置に戻るように半径方向内側に誘導する。したがって、自由状態において第1及び第2コイルスプリングの両端部が第1移動制限部により半径方向外方への移動を制限されていない構造(両端部が入力側部材又は出力側部材の支持部から回転方向に離れている構造)であっても、誘導面は第1及び第2コイルスプリングが圧縮される際に確実に第1及び第2弾性部材の端部を半径方向内側に誘導し、第1及び第2弾性部材と外周側に配置された部材との間に充分なスペースを確保できる。この結果、捩じり振動伝達時に不要な摩擦抵抗を発生させにくい。
【0039】
第1移動制限部17及び第2移動制限部29は第1コイルスプリング7の第1回転方向R1 側端と第2コイルスプリング8の第2回転方向R2 側端より半径方向外方に配置され、それら端部の外周部に当接することで両端部の半径方向外方への移動を制限している。したがって簡単な構造で優れた効果が得られる。
ダンパーの外周側を覆う筒状部は入力側部材又は中間部材に設けられていてもよい。
【0040】
第1移動制限部17及び第2移動制限部29はは第1コイルスプリング7の第1回転方向R1 側端と第2コイルスプリング8のの第2回転方向R2 側端より半径方向外方に配置され、それら端部の外周部に当接することで両端部の半径方向外方への移動を制限している。したがって簡単な構造で優れた効果が得られる。ダンパーの外周側を覆う筒状部は入力側部材又は中間部材に設けられていてもよい。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係るトルクコンバータのロックアップクラッチでは、出力側部材に設けられたサポートリングにより、入力側部材と出力側部材とが相対回転し弾性部が圧縮されるとき回転方向両端部の半径方向外側への移動が制限されている。この結果弾性部材と他の部材との間の摩擦抵抗が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのトルクコンバータのロックアップクラッチの平面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1のIII −III 断面図。
【図4】ドライブプレートの平面図。
【図5】インターミディエイトプレートの平面図。
【図6】サポートリングの平面図。
【図7】図6のVII 矢視図。
【図8】ロックアップクラッチの一部を省略した平面図。
【符号の説明】
1 ロックアップクラッチ
2 ピストン
3 ドライブプレート
4 インターミディエイトプレート
5 ドリブンプレート
6 サポートリング
7 第1コイルスプリング
8 第2コイルスプリング
17 第1移動制限部
22 第3移動制限部
29 第2移動制限部

Claims (8)

  1. トルクコンバータの入力側回転体からタービンにトルクを機械的に伝達するとともに、前記入力側回転体から前記タービンに伝わる捩じり振動を吸収・減衰するためのトルクコンバータのロックアップクラッチであって、
    前記入力側回転体に摩擦連結・連結解除可能なピストン部材と、
    前記ピストン部材に固定された入力側部材と、
    前記タービンに固定された出力側部材と、
    前記入力側部材と前記出力側部材を回転方向に弾性的に連結する、円周方向に並んだ複数の弾性部材と、
    前記出力側部材に対して一体回転可能かつ軸方向へ移動可能なように前記出力側部材と係合する環状の部材であり、前記弾性部材の半径方向外側への移動を制限するためのサポートリングと、
    を備えたロックアップクラッチ。
  2. 前記サポートリングは、前記弾性部材の外周側を覆う筒状部を有する、請求項1に記載のロックアップクラッチ。
  3. 前記筒状部は、円弧状部と、前記弾性部材の回転方向端部に対応して設けられ前記円弧状部より半径方向内側に位置する移動制限部とを有している、請求項2に記載のロックアップクラッチ。
  4. 前記移動制限部は、前記円弧状部同士の間を延びる直線状部分である、請求項3に記載のロックアップクラッチ。
  5. 前記サポートリングは前記出力側部材に相対回転不能に係合している、請求項1〜4のいずれかに記載のロックアップクラッチ。
  6. 前記サポートリングは前記出力側部材に軸方向に着脱自在に係合している、請求項5に記載のロックアップクラッチ。
  7. 前記サポート部材と前記入力側部材は、前記弾性部材の捩じり変位を制限するためのストッパーを構成している、請求項1〜6のいずれかに記載のロックアップクラッチ。
  8. 前記ストッパーは、前記サポートリングに形成された円周方向に延びるスリットと、前記入力側部材に設けられ前記スリット内に円周方向に移動可能に挿入された外周側係合部とから構成されている、請求項7に記載のロックアップクラッチ。
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