JP6840483B2 - 自動車のトルク伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に自動車のトランスミッションシステムのためのねじり振動減衰装置に関する。
かかる用途において、エンジンの不規則な振動をフィルタリングするために、ねじり振動減衰装置は、内燃機関をギアボックスに選択的に連結できるクラッチのねじり振動減衰システムに組み込まれても良い。
また、かかる用途において、変形例として、ねじり振動減衰装置は、デュアルマスフライホイール、クラッチの摩擦ディスク、又は流体の力学的作用を利用したトルクコンバータに組み込まれても良い。
本発明は、電気機械がエンジンとギアボックスの間に配置される、ハイブリッドタイプの自動車のトランスミッションアセンブリにも関する。
かかる装置は、一般的にトルク入力要素と、トルク出力要素と、トルク入力要素とトルク出力要素の間に取り付けられ、トルク入力要素とトルク出力要素の相対回転に抗して作用する弾性部材とを含む。
トルク伝達装置がLTD(ロングトラベルダンパ)タイプである場合、複数グループの弾性部材を含み、各グループの弾性部材は、同じグループの弾性部材が互いに同位相で変形するように位相調整部材を介して直列に配設されている。
弾性部材が圧縮コイルスプリングである時、これらスプリングが過度に圧縮されると、巻線同士の接触が起こりうる。その際巻線は、密着したと称される。伝達されるトルクが大きいと、巻線は圧しつぶされ、スプリングの疲労や早期の磨滅を引き起こす。
一般的にトルク伝達装置のすべての可動要素において角度変位を制限できることが必要であるが、このことは従来技術において実現されていない。
特許文献1は、ねじりダンパを開示する。ねじりダンパは、トルク入力要素及びトルク出力要素を含み、トルク入力要素とトルク出力要素の間に、位相調整部材を介して直列に配設された複数グループの弾性部材が配設される。トルク入力要素と、位相調整部材又は環状ウェブとの間に停止材が設けられる。
かかるダンパは比較的複雑な構造を有し、前述の角度変位の制御及び/又はスプリングの損傷の課題を解決できない。
米国特許第8047922号明細書
本発明は、この課題に対し簡易で有効、かつ経済的な解決法を与えることを特に目的とする。
このために本発明は、ねじり振動減衰装置を提案する。ねじり振動減衰装置は、可動トルク入力要素と、可動トルク出力要素と、少なくとも1つのグループの弾性部材とを含む。前記弾性部材のそれぞれは、トルク入力要素とトルク出力要素の間に取り付けられ、トルク入力要素とトルク出力要素の相対回転に抗するように作用し、互いに同位相で変形するように少なくとも1つの位相調整部材を介して直列に配設される。トルク入力要素は、出力要素に対する相対回転と位相調整部材に対する相対回転を制限する、少なくとも1つの停止(ストッパ)手段を含む。
本発明の一実施態様において、トルク入力要素は、第1ガイドディスクと、第2ガイドディスクとによって構成され、前記第1ガイドディスクと前記第2ガイドディスクは、少なくとも1つの第1結合手段によって互いに連結され、前記第1結合手段は、第1停止手段を形成する。
本発明の一実施態様において、前記停止手段は、連結スペーサーを形成する。
本発明の一実施態様において、前記停止手段は、前記位相調整部材を貫通する。
本発明の一実施態様において、前記位相調整部材は、少なくとも1つの細長収容部を含み、前記停止手段は、前記細長収容部を通して前記位相調整部材を貫通する。
本発明の一実施態様において、前記停止手段は断面が円形、楕円形である円柱形又は角柱形を有する。
本発明の一実施態様において、位相調整部材は、第1位相調整ディスクと、第2位相調整ディスクによって構成され、前記第1位相調整ディスクと前記第2位相調整ディスクは、少なくとも1つの第2結合手段によって互いに連結され、トルク入力要素又はトルク出力要素の両側に設置される。
本発明の一実施態様において、位相調整部材は、第1位相調整ディスクと、第2位相調整ディスクによって構成され、前記第1位相調整ディスクと前記第2位相調整ディスクは、少なくとも1つの第2結合手段によって互いに連結され、前記第2結合手段は、前記停止手段が配置された円と同じ円上に位置付けられる。
本発明の一実施態様において、トルク出力要素は、ウェブによって構成され、前記第1位相調整ディスク及び前記第2位相調整ディスクは、ウェブの両側に設置され、前記停止手段は、第1ガイドディスク、ウェブ及び第2ガイドディスクを全て貫通し、第1ガイドディスクと第2ガイドディスクの間に延在する。
本発明は、自動車のトランスミッションシステム構成部品も対象とし、前記構成部品は特にデュアルマスフライホイール、流体の力学的作用を利用したトルクコンバータ、又は摩擦ディスクで、先に記載したような振動減衰装置を含む。
本発明は最後に、クランクシャフトを備えた内燃機関と入力シャフトを備えたギアボックスの間に配置される自動車のトランスミッションアセンブリであって、
− ステータと、軸Xの周りを回転運動可能なロータとを含む電気機械と、
− エンジンのクランクシャフトと、ロータとを回転自在に連結又は切り離すように配設されたクラッチと、
− 先に記載したようなねじり振動減衰装置を含み、
前記ねじり振動減衰装置は、トルクを伝達し、ロータとギアボックスの入力シャフト間での不規則な回転から生じる振動を減衰するように配設される。
添付図面を参照しながら非限定的な例として以下の明細書を読めば、本発明がより良く理解でき、その他の詳細、特徴及び利点が明らかになるであろう。
本発明の一実施態様によるトランスミッションアセンブリの概略図である。 本発明の一実施態様によるねじり振動減衰装置を含む摩擦クラッチの軸方向半断面図である。 本発明の一実施態様による前記装置の第1側面に沿った振動減衰装置の3次元表示図である。 本発明の一実施態様による前記装置の第2側面に沿った振動減衰装置の3次元表示図である。 正の方向(D)において停止したウェブ及び位相調整部材の概略図である。 負の方向(R)において停止した及びウェブ位相調整部材の概略図である。 本発明の一実施態様によるねじり振動減衰装置のウェブの斜視図である。 本発明の一実施態様による位相調整部材の第1面の斜視図である。 図6と同じ実施態様による位相調整部材の第2面の斜視図である。 本発明の一実施態様による振動減衰装置の概略図である。 図8aの軸Aに沿った振動減衰装置の横断面図である。 図8aの軸Bに沿った振動減衰装置の横断面図である。 本発明の一実施態様による停止要素を含む振動減衰装置の図である。 本発明の一実施態様による図9における振動減衰装置の斜視図である。 本発明の一実施態様によるトランスミッションアセンブリの図である。 本発明の一実施態様による振動減衰装置の図である。 本発明の変形例による振動減衰装置の図である。 本発明の変形例による振動減衰装置の部分断面図である。 図14に例示したような変形例による振動減衰装置を例示する断面図である。 本発明の一実施態様による振動減衰装置の部分断面図である。
本明細書及び請求項中で示された定義に従って伝達アセンブリの要素を指し示す際、用語「外部」及び「内部」並びに方向「軸方向」及び「径方向」を使用する。便宜上方向「径方向」とは、方向「軸方向」を決定する伝達アセンブリの回転軸Xに直交し、かつ内部から外部に向かって前記軸から離れる方向である。用語「外部」及び「内部」は、軸Xを基準にして一方の要素の他方の要素に対する相対位置を定義するために使用され、軸に近い要素は、径方向で周縁に位置する外部要素に対して内部というように形容される。さらには用語「後方」AR及び「前方」AVは、車両が前進運転で走行する時に、車両の前進方向において、一方の要素の他方の要素に対する相対位置を定義するために使用される。
図1は、本発明の一実施態様による内燃機関1とギアボックス2の間に配置されたトランスミッションアセンブリを例示する。トランスミッションアセンブリは、第1摩擦クラッチ330と、ねじり振動減衰装置4と、ステータ501と、ロータ502とを含む電気機械500と、第2摩擦クラッチ340とを含む。
図2は、ねじり振動減衰装置4に連結された第1摩擦クラッチ330が例示される。第1摩擦クラッチ330は、フライホイール3に接続される。フライホイール3は、径方向に延在する第1環状部6と、第1環状部6の外周から後方に向かって軸方向に延在する円筒部7とを含む。第2円筒部8及び環状カバー9は、円筒部7に固定される。第1環状部6、円筒部7及び第2環状部8は、環状チャンバ10を定める。
フライホイール3は、第1環状部6内に設けられた開口部(図示せず)も含む。開口部内に係合された固定ビス(図示せず)は、クランクシャフトの端部に対してフライホイール3を固定できるようにする。
第1摩擦クラッチ330は、第2環状部8によって形成されるリアクションプレートと、プレッシャプレート11と、摩擦ディスク12とを含む。プレッシャプレート11は、内燃機関及びギアボックスの入力シャフト間でのトルク伝達の時に摩擦ディスク12と接触させるために軸方向に可動である。作動要素又は環状ダイアフラム96は、プレッシャプレート11を摩擦ディスク12及びリアクションプレート8に対して軸方向に推し進める。
図示しない変形例において、クラッチは、ノーマルオープン型であっても良い。この場合に、ダイアフラム96を経由してプレッシャプレート11をリアクションプレート8の方向に推し進めることを可能にするのは、クラッチ停止材(図示せず)の後方に向かう運動である。かかるノーマルオープンのクラッチにおいて、ダイアフラム96は指状のダイヤフラムスプリングを前の休止位置に戻すことのできる弾性を有する。
ねじり振動減衰装置4は、内燃機関1から離れた後方ガイドディスク13と、エンジン1に近い前方ガイドディスク14とを含む。ねじり振動減衰装置4は、この実施例において単一鋳造アセンブリを形成する、ウェブ15と、スプラインハブ16とを同様に含む。変形例において、ウェブ15及びスプラインハブ16は、2つの別々の部品を形成しても良く、かつリベット又ははんだ付けで互いに固定されても良い。スプラインハブ16は、ギアボックス2の入力シャフトの後端部(図示せず)によって担持される相補形のスプライン溝と協働するために設けられる。
後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14は、ウェブ15の両側に軸方向に配置される。後方ガイドディスク13は、ビス(図示せず)又はリベット(図示せず)のような固定部材を介して摩擦ディスク12に固定される。後方ガイドディスク13は、少なくとも1つの孔107を有する。孔107は円周方向に配分され、後方ガイドディスク13は一例において、6つの孔107を有する。
その上、後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14は、スプラインハブ16に対してそれぞれ後方軸受17及び前方軸受18を介してセンタリングされ回転自在に案内される。各軸受17及び18は、滑り軸受又はころ軸受を形成しても良い。
各軸受17及び18は、L字形状を有する。後方軸受17及び前方軸受18は、スプラインハブ16の径部101に対して支持するように配置される。中央ハブ16は円筒部102も有し、円筒部から径部101が延在する。円筒部102は内周に相補的な歯を含む。相補的な歯はギアボックス2の入力シャフトの後端部である。
各後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14は、対応する軸受用の支持面を定めるそれぞれの内縁部19及び20を含む。一方でスプラインハブ16の回転駆動を支持する各軸受17及び18は、それぞれ径方向内部21及び22を有する。径方向内部21及び22は、スプラインハブ16のそれぞれの環状外部23及び24と協働する。前方軸受18は、前方に向かって延在する軸方向突起99を形成する。
軸受17又は18の少なくとも1つは、図16に例示するような円錐ころ軸受105に代えても良い。ギアボックスの入力シャフト及びエンジンの出力シャフトの間で発生しうる不整合を緩和するためにスプラインハブ16上に円錐支持がもたらされる。
ねじり振動減衰装置4は、2つのガイドディスク13、14とウェブ15の間を確実に結合する複数グループの2つの弾性部材25、26を更に含む。ここでの弾性部材25、26は、軸Xの周りの同一円上に円周方向に沿って配分された直線状の弾性部材である。
スプリングは屈曲していてもよい。
各弾性部材25、26においては、それぞれに2つの同軸スプリングを搭載しても良い。上述した実施態様において、ねじり振動減衰装置4は、3グループの2つの直線状の弾性部材を含む。
図3a及び図3bでは、弾性部材25、26は収容チャンバ内に収容される。収容チャンバは、型打ち成形された環状部27及び270によって画定される。環状部27及び270は、円周方向に延在する各ガイドディスク13及び14内に設けられる。
また各グループの弾性部材は、一方でガイドディスク13及び14によって担持される2つの支持部位(図示せず)間で円周方向に延在する。他方でウェブ15の円周方向に連続する2つの支持脚部59、60の間で円周方向に延在する。
実際に図4では、ウェブ15は、3つの支持脚部59、60及び61を含む。各支持脚部は弾性部材25、26の端部の支持として機能する略平坦な2つの支持面62、63を含む。ウェブ15の支持脚部59、60、61は保持爪(図示せず)を更に含んでも良い。保持爪は脚部の両側に円周方向に延在し弾性部材25、26の端部を径方向に保持できる。
ウェブ15は、スプラインハブ16に対して回転自在に取り付けられる。ウェブ15は支持脚部59、60、61によって互いに連結される、径方向内部64と径方向外部65とを有する。径方向外部65は、リングを形成する。なお、ウェブ15の径方向内部64がスプラインハブ16の径部101と一体化する。支持脚部59、60、61は、径方向外部65の近傍で広がる角をなす面を形成して延在する。
径方向内部64及び径方向外部65は、円周方向に続く軸方向の2つの支持脚部の間に窓70を画定する。窓70は、同一グループである弾性部材の2つの弾性部材25、26を受け入れる。
例示しない実施例において、ウェブ15の支持脚部59、60及び61は各脚部の径方向外端部に要素を含んでも良い。この要素は角度変位の終端でガイドディスク13、14の少なくとも1つによって担持される停止面と協働するように張り出して設けられている。このようにして、ウェブ15に対するガイドディスクの角度変位は、弾性部材を保護するために限定される。
図2で、各グループの弾性部材は、少なくとも1つの位相調整部材32、33を介して直列に取り付けられる。本発明による実施例において、位相調整部材は2つの位相調整ディスク、すなわち後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33から形成される。2つの位相調整ディスク32、33は、一方でガイドディスク13、14に対し他方でウェブ15に対して回転自在に取り付けられる。2つの位相調整ディスク32、33は、ウェブ15の両側に配置される。2つの位相調整ディスク32及び33は、同軸である。
位相調整ディスク32、33は、各々が最小の作動隙間、例えば0.1〜1mmの間隔を空けて第2ウェブ15から軸方向に位置づけられる。
位相調整ディスク32、33は、ウェブ15によってスプラインハブ16に対してセンタリングされ、かつ回転自在に案内される。このために後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33はそれぞれその内周に、ウェブ15の環状内部64がある場所で、前方側面34と後方側面35とを含む。前方側面34と後方側面35は、ウェブ15のそれぞれ後方側面36及び前方側面37と向かい合い接触する。なお、前方軸受18の軸方向突出部99が前方位相調整ディスク33用の軸方向支持面として機能する。
図2及び図6で、位相調整ディスク32、33はその上、少なくとも1つの結合手段57によって互いに連結される。2つの位相調整ディスク32、33は、各々が金属シートによって形成される。後方位相調整ディスク32は、2つの位相調整ディスク32、33が互いに結合される箇所に、型打ち成形形状58を有する。型打ち成形形状58は、2つの位相調整ディスク32、33の互いの局所的な接近を可能にする。この接近は軸方向及び径方向における、位相調整ディスク32、33の互いの保持及びウェブ15に対する保持を確実にする。
本発明の一実施態様による実施例において後方位相調整ディスク32が、型打ち成形形状58を有しているが、前方位相調整ディスク33のみが有していてもよく、また2つの位相調整ディスク32、33が有していてもよい。
実施例において、前方位相調整ディスク33は、平坦である。
図6で各位相調整ディスクは、第1弾性部材25と第2弾性部材26の間に各々挿入される、径方向位相調整脚部28、29、42を含む。同じグループの連続した2つの弾性部材25、26が、直列に配設されるようにする。径方向位相調整脚部28、29、42は、互いに角度をなし弾性部材25、26の端部の支持として機能する略平坦な2つの支持面73、74を含む。各径方向位相調整脚部は径方向外部縁部に、2つの対向する外部保持爪(図示せず)を更に含んでも良い。外部保持爪は、各径方向位相調整脚部の両側に延在し、弾性部材の端部を径方向及び軸方向に保持できるようにする。
位相調整部材32、33は、弾性部材の互いの位相変形を確実に行えるようにし、ねじり振動減衰装置4内で発生した弾性応力が、円周方向に均等に配分されるようにする。
このようにして機能として各グループは第1弾性部材25と第2弾性部材26を含む。
第1弾性部材25は、ガイドディスク13、14によって担持される支持部位に対して第1端部で支持され、位相調整部材32、33の径方向位相調整脚部28、29、42に対して第2端部で支持される。しかるに第2弾性部材26は、位相調整部材32、33の前記径方向位相調整脚部28、29、42に対して第1端部で支持され、ウェブ15の支持脚部59、60、61に対して第2端部で支持される。それ故に、駆動トルクは、ガイドディスク13、14から弾性部材25、26を介してウェブ15に向かって伝達される。
図6で後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33の各々は、互いに離間した径方向外部38、39を含む。
後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33の各々は、図6で、互いに離間した径方向内部40、41を含む。
径方向位相調整脚部28、29、42は、各位相調整ディスク32、33の径方向内部40、41から径方向外部38、39に向かって径方向に延在し、径方向内部40、41に近い近位端部43は、径方向内部40、41から離れた遠位端部44よりも幅が狭い。
位相調整脚部28、29、42は、角領域を有する形状で延在する。
型打ち成形形状58は、これら位相調整脚部の高さで、好ましくは径方向外部38、39から近い場所に成形される。
円周方向で2つの位相調整脚部の間及び径方向内部と径方向外部の間に、2つの弾性部材すなわちスプリング25、26を収容可能にする窓71が画定される。図6に例示した実施例において、円周方向に測定されるスプリング25の長さは、第2スプリング26の長さよりも短い。しかし逆の、スプリング25の長さが第2スプリング26の長さよりも長い場合も検討され得る(実施例は例示せず)。
ウェブ15及び位相調整ディスク32、33は、同じ半径を有する。ウェブ15と位相調整ディスク32、33は互いにはみ出ない。このようにして本発明による振動減衰装置は、径方向に広がらないという利点がある。
図5及び図7に図示した実施形状において、ウェブ15は、少なくとも1つの軸方向後方接触部66と、少なくとも1つの軸方向前方接触部67とを含む。これら接触部66、67の各々は、振動減衰装置4の回転軸Xとウェブ15が延在する平面に対して、軸方向に延在する突出部を形成する。
図5及び図7で後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33は、各々がそれぞれ位相調整ディスクを通して形成された少なくとも1つの収容部68、69も含む。
収容部は、好ましくは細長形状である。
軸方向接触部が収容部を通して挿入されるように、軸方向接触部66、67及び対応する収容部68、69は互いに対して配設される。軸方向接触部は、相反する2つの回転方向、すなわち正の方向(D)(図4a)又は負の方向(図4b)に沿ってウェブ15と前方及び後方位相調整ディスク32、33の相対的回転を限定する停止手段を形成する。
軸方向接触部66、67は、ウェブの2つの脚部間に円周方向に位置する。より正確には軸方向接触部66、67は径方向にはスプラインハブ16と2つの弾性部材25、26を収容する窓71の間に位置し、軸方向には径方向内部64と脚部59、60、61の間に位置する。
後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33は各々が収容部68、69を3つ含む。収容部68、69の各々が、それぞれ接触部66、67を受ける。各接触部は、収容部68、69の縁に支持される。
接触部66、67は、ウェブ15と異なる柱脚(実施例は図示せず)によって形成できる。柱脚は、ウェブ15を通してプレス嵌めによって締められるかはんだ付け若しくはリベット締めによって固定される。従って柱脚は前記柱脚の少なくとも1つの端部がウェブ15から突出することが想定される。変形例において柱脚は、ウェブ15の2つの側面から突出する。
図5、図7、図8a、図8b、図8cで、接触部は、部材の押出しによって成形される。本発明の実施例において接触部66は、後方位相調整ディスク32と協働するためにあり接触部67は、前方位相調整ディスク33と協働するためにある。接触部66及び67は、各々が同じ円上に形成される。図8aに振動減衰装置が例示され、図8bに接触部66を通る第1断面Aに沿った振動減衰装置の断面図が例示され、図8cに2つの接触部66、67を通る第2断面Bに沿った振動減衰装置の断面図が例示される。
図示しない変形例において、2つの接触部66及び67は、径方向に配列できる。
後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33は、連結スペーサー52を形成する結合部材52を介して互いに連結される。
本発明の一実施態様によれば、連結スペーサー52は、接触部66、67の上に形成される円と同一円上に配置される。
図2で、振動減衰装置4は振り子ダンパ48も含む。振り子ダンパ48は支持部材49と、支持部材49に対して円周方向に配分された複数の振り子バランスウェイト50とを含む。振り子ダンパ48の支持部材49は、径方向に延在する第1部と、軸方向に延在する第2部とを含むディスクを形成する。第2部は、前方軸受18に支持されるためにある。実施例において、支持部材49の第2部は、前方に向かって延在する。
支持部材49は、リベットのような結合部材52の通過を可能にする受入開口部51を有する。受入開口部51は、支持部材49を後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33に連動できるようにする。後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33への支持部材49の固定は、前方ガイドディスク14を通して形成された開口部53を通して行われる。本発明の一実施態様によれば、開口部53は細長形状で定められた長さにわたって円周方向に延在し、いかなる条件で伝達アセンブリが作動しても、結合部材52は前記開口部53の縁と接触しないようにする。後方ガイドディスク13を通して形成された孔107は、振動減衰装置4の組み立て時にこの結合部材52の位相調整としても機能する。
このようにして結合部材52は、2つの位相調整ディスク32、33を互いに連結し振り子ダンパ48を2つの位相調整ディスク32、33に連結する。本発明の一実施態様において、結合部材52は振り子支持部材49に対してリベットによって固定される。
実施例において収容部68及び69並びに開口部51及び53は、同じ半径の円上に延在する。
固定部材52は、位相調整ディスク32、33と支持部材49の間に補強材を同様に形成する。
その上支持部材49は、前方に向かって軸方向に変位され前方ガイドディスク14とフライホイール3の間に延在する。振り子バランスウェイト50は、支持部材49の外端部に取り付けられる。図2の実施例において、振り子バランスウェイト50は、弾性部材の外部に径方向に設置される。このようにして振り子バランスウェイト50は軸Xから径方向で比較的離れて設置でき、そのことは最適なフィルタリング性能を振り子ダンパ48に与えるという結果をもたらす。
振り子バランスウェイト50は、不規則な回転に反応して、回転軸Xに直交する平面で支持部材49に対して振動できる。各振り子バランスウェイト50は2つの側面54、55を含む。2つの側面54、55は、支持部材49の両側に軸方向に延在し2つ連結スペーサー56を介して互いに軸方向に連結される。かかる振り子バランスウェイトの働きはそれ自体が周知であり、ここではこれ以上記載しない。振り子ダンパ48の他の構造も考えられる。
それぞれ後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33を通して形成された収容部68及び69は、開口部53が形成される円と同じ円上に位置付けられる。本発明の一実施態様において、開口部53は、収容部68及び69が存在する円弧よりも大きい円弧に上に存在する。
図2に図示した実施態様において、後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14は、油脂等の潤滑剤で満たされた、弾性部材25、26の密封収容チャンバ45を定める。
密封収容チャンバ45の密封性を保証するために、後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14の固定は、密封溶接によって行い得る。実際に、後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14の両方は、互いに対して回転連動する。ガイドディスク13及び14は、その外周縁の全体にわたり連続して互いに連結される。例えばガイドディスク13及び14は、ガスケットを用いてビス留めによって組み立てられてもよく、またリベット締め(ガスケット有り/無し)によって組み立てられてもよい、など他の実施態様が可能である。
図示しない一実施態様において、ガイドディスク間で必要とされる軸方向間隔を維持するために、補強材を形成するリングは例えば径方向外部の高さで2つのガイドディスクの間に挿入されても良い。
その上ねじり振動減衰装置4は、図12で密封手段46、47を備える。明瞭化という点から図2と共通の全ての構成要素は、同一の番号で参照される。図12は、図2の簡略化された表示である。これらの密封手段46、47は、弾性変形可能な第1密封ディスク46と第2密封ディスク47を含む。第1密封ディスク46は、ウェブ15と後方ガイドディスク13の間に置かれ、ウェブ15及び後方ガイドディスク13の間の密封性を確保する。第2密封ディスク47は、前方位相調整ディスク33と前方ガイドディスク14の間に置かれ、前方位相調整ディスク33及び前方ガイドディスク14の間の密封性を確保する。
ねじり振動減衰装置4は他の密封手段を備えても良い。特に図13で、図12に図示する実施態様の変形例が示され、図12において前方ガイドディスク14に対する前方位相調整ディスク33の位置が図示される。図12と同様に、図2中に記載された構成要素と共通な構成要素は、図13においても同じ参照符号を充てている。
前方位相調整ディスク33は、第1平坦部72を形成する。第1平坦部72は、前方ガイドディスク14によって形成される第2平坦部73に対して並置される。前方ガイドディスク14の平面に対して前方位相調整ディスク33の平面が並置されることにより、これら2つの要素間の密封性が確保される。第2密封ディスク47の存在に関わらず、前方ガイドディスク33の平面及び前方ガイドディスク14の平面が並置されてよい。
図13に例示したような装置は、前方ガイドディスク14と前方位相調整ディスク33の間に密封ディスク47がない点で、図12に例示したような装置とは異なる。
図9及び図10に本発明のもう1つの実施態様が例示される。実施態様において少なくとも1つの連結スペーサー620を介して、前方ガイドディスク130及び後方ガイドディスク140が互いに連結されている。複数の連結スペーサー620が円周方向に配置できる。例示した実施例において3つの連結スペーサー620が備えられる。
この連結スペーサー620は、2つのガイドディスクを互いに連結できるようにする。この連結スペーサー620は、前方位相調整ディスク320、後方位相調整ディスク330及びウェブ150に対する、前方ガイドディスク130及び後方ガイドディスク140の角度変位終端の停止材も形成する。2つのガイドディスク130及び140が回転する際、連結スペーサー620は位相調整ディスク320及び330と接触し、次にウェブ150と接触するため、結合補強部材620が形成する停止材は「はめこみ式」とも言われる。
そのために前方位相調整ディスク320、後方位相調整ディスク340及びウェブ150は、連結スペーサー620を通過させるように構成された収容部630、640、650をそれぞれ含む。図10参照。収容部630、640及び650は同様に以下のように構成される。すなわち連結スペーサーが前方位相調整ディスク320の収容部の縁と後方位相調整ディスク340の対応するもう1つの縁に当接でき、次にウェブ150の収容部の縁に支持されるように収容部630、640及び650が構成される。連結スペーサー620は、装置の軸X”の近くに位置付けられる。
振り子ダンパ(図示せず)も同様に備えられても良く、先に記載したような連結スペーサー52と同様の連結スペーサー620を用いて、位相調整ディスク320及び340に接続されても良い。あるいは停止材として機能する連結スペーサーとは別の、もう1つの連結スペーサーが備えられても良い。その場合このもう1つの連結スペーサーは、ガイドディスク140を貫通するであろう。このもう1つの連結スペーサーの場所は、各位相調整ディスク320及び340を通して形成された開口部680によって図示される。この開口部680は、連結スペーサー620が位置付けられる円と同一円上に位置する。この開口部680は、ウェブ150の2つの脚部151と152の間に位置付けられる。しかし例示しない変形例においてもう1つの連結スペーサーの通過、並びに位相調整ディスク320及び340の角度変位を許すために、ウェブ150は細長収容部を含んでも良い。
図9及び図10に例示したような実施例において、ウェブ150は、ギアボックスの入力シャフトに回転自在に結合され得るスプラインハブ160に接続される。この実施例において、ウェブ150は、スプラインハブ160と一体であるがスプラインハブ160と別の部品で形成されても良い。前方ガイドディスク130とスプラインハブ160の間に、前方軸受170が配置される。後方ガイドディスク140とスプラインハブ160の間に、後方軸受180が配置される。前方位相調整ディスク320とスプラインハブ160の間に、前方軸受170が配置される。後方位相調整ディスク330とスプラインハブ160の間に、後方軸受180が配置される。前方軸受170及び後方軸受180は各々が、第1軸方向支持面171、181と、第2軸方向支持面172、182によってそれぞれL字形を有する。軸受170及び180の第1軸方向支持面は、それぞれ前方ガイドディスク130と後方ガイドディスク140の径方向内端部を受ける。軸受170及び180の第2軸方向支持面は、前方位相調整ディスク320と後方位相調整ディスク330の径方向内端部を受ける。
前方軸受170と後方軸受180は、それぞれ第3径方向支持面173及び183を有する。第3径方向支持面173及び183は、それぞれ前方ガイドディスク130及び後方ガイドディスク140の対応する面に支持される。
ガイドディスク130、140が「正」方向のトルク入力要素際である場合、ウェブ150はトルク出力要素となる。同様に、ガイドディスク130、140が「逆」方向のトルク出力要素である場合、ウェブ150はトルク入力要素となる。後方ガイドディスク140は、摩擦ディスク120に連結される。
ガイドディスク130、140は、少なくとも1つの固定手段(図示せず)によって互いに同様に連結される。ガイドディスク130、140は、このために固定手段の通過開口部131及び141を含む。一実施例において、固定手段は、通過開口部131及び141を通して挿入されるようになり得るビスであっても良い。図9の実施例において、通過開口部131及び141は、ガイドディスクの径方向外周に位置付けられる。また他方で連結スペーサー620を受ける収容部630、640及び650は、ガイドディスク130、140の径方向内周に位置付けられるためにある。
図11に、エンジンフライホイール又はフライホイール75と、リアクションプレート76とを含むアセンブリが図示される。エンジンフライホイール又はフライホイール75は、エンジンの出力シャフトに連結され得る。リアクションプレート76は、少なくともリベット又はビス(図示せず)のフライホイール75に回転自在に固定して取り付けられる。アセンブリは、摩擦ディスク78も含む。摩擦ディスク78は、フライホイール75をギアボックスに回転自在に繋げるようにするためにリアクションプレート76とプレッシャプレート79の間に挟まれ得る。リアクションプレート76、摩擦ディスク78及びプレッシャプレート79は、ディスククラッチの一部を成す。カバー106は、固定リベット77を用いてリアクションプレート76に固定される。
図11に例示したようなアセンブリは、ギアボックスの入力シャフトに繋げられるための振り子ダンパ80も含む。振り子ダンパ80は、支持部材81と、支持部材81に可動に取り付けられた振り子バランスウェイト82とを含む。振り子ダンパ80は、フライホイール75とギアボックスの入力シャフトの間に位置する。振り子ダンパ80は傾斜防止手段83を含む。フライホイール75に対して支持部材81を軸方向位置に維持するために、傾斜防止手段83は、支持部材81とフライホイール75は互いに協働するように設計されている。
支持部材81は、支持部材81の傾斜の場合にフライホイール75と協働できる波形84を有する。
波形84は、少なくとも部分的に円周方向に延在する波を形成する。これらの形状及び/又はフライホイール75は、フライホイール75に対するこれらの形状の摩擦なしに、滑らかな滑動を可能にする物質で被覆されても良い。
変形例において、これらの形状84は、少なくとも一部を柱脚(図示せず)に代えても良い。変形例において、形状又は柱脚はフライホイール75によって担持されても良い。
形状84はフライホイール75又は支持部材81と接触する可能性があるので、前記アセンブリの回転軸X’から距離を隔てて置かれる。このように配置することで、支持部材81が傾斜した場合、振り子バランスウェイト82の、フライホイール75及び/又はリアクションプレート76とのあらゆる接触を防ぐ。図11に例示した実施例において、休止位置で支持部材81は距離d1だけフライホイール75から軸方向に離間される。この距離は、回転軸X’と平行である軸に沿って測定される。リアクションプレート76とのあらゆる接触を防ぐために、支持部材81は、休止位置で摩擦ディスク78に繋げられたねじりダンパ85から同様に距離d2だけ離間される。距離d2は、同様に回転軸X’と平行である軸に沿って測定される。
アセンブリは、摩擦ディスク78に繋げられたねじりダンパ85も含む。ねじりダンパ85は、後方ガイドディスク86と、前方ガイドディスク87とを含む。後方ガイドディスク86及び前方ガイドディスク87は、摩擦ディスク78に繋げられる。ねじりダンパ85は、中央ハブ89に回転自在に繋げられるウェブ88も含み、中央ハブ89は、ウェブ88と単一鋳造の部品を形成する。中央ハブ89は、ギアボックスの入力シャフトに繋げられ得る。
少なくとも1つのグループの弾性部材90が、ガイドディスク86、87とウェブ88の間に取り付けられる。これらの弾性部材90は、ウェブ88/中央ハブ89に対するフライホイール75/リアクションプレート76の回転に抗して作用する。
傾斜防止手段83と弾性部材90のグループは、好ましくは同じ円周上に位置する。
支持部材81は、前記支持部材81の傾斜の場合に前方ガイドディスク87と協働できる波形を有する。図示しない応用例で、これらの波形は、前方ガイドディスク87上にも存在し得る。
前述のように弾性部材90のグループは、後方位相調整ディスク91及び前方位相調整ディスク92を介して直列に配設される。後方位相調整ディスク91及び前方位相調整ディスク92は、ガイドディスク86、87及びウェブ88に対して回転自在に取り付けられる。各グループの弾性部材が互いに同位相で変形するように配設されている。
後方位相調整ディスク91と前方位相調整ディスク92は、共に固定して連結される。
後方軸受93と前方軸受94は、ウェブ88の両側に配置される。前方軸受94への支持部材81の固定によって、支持部材81はギアボックスのトルク入力シャフトに間接的に繋げられる。これら軸受93、94の各々は、中央ハブ89に回転自在に繋げられる。
好ましくは、振り子バランスウェイト82は、ねじりダンパ85の径方向外部に配置される。
フライホイール75とリアクションプレート76は、振り子バランスウェイト82が挿入される収容部95を形成する。
摩擦手段は、フライホイール75、又は振り子の支持部材84の金属板、又は前方ガイドディスク87に対して、固定されて備えられ得る。
図14及び図15の変形例で、図2に例示した軸受と同じ軸受17と、2つの別個の部品97、98から形成された他の軸受が例示される。別個の部品の各々は、滑り軸受又はころ軸受を形成しても良い。図14及び図2に例示した共通の構成要素は、同じ参照番号を含む。第1部品97はスプラインハブ16に対して回転自在に固定され、第2部品98はスプラインハブ16に並置されて取り付けられる円筒部品を形成する。第1部品97は軸方向突出部100も有する。軸方向突出部100は、前方位相調整ディスク33のための軸方向支持面として機能するように、前方に向かって延在する。第1部品97により、前方ガイドディスク14をセンタリングできる。第2部品98により、振り子支持部材49’のセンタリングが可能となる。第2部品98は、軸方向停止材103を形成する。振り子支持体49’の径方向内周は、軸方向に延在し、軸方向停止材103に対する相補的な表面104を含む。軸方向停止材103は、スプラインハブ16の径部101の方向で、振り子支持体49’の軸方向移動を防ぐように構成される。
図16で円錐ころ軸受105を含む、振動減衰装置が例示される。円錐ころ軸受105は、前方位相調整ディスク33にとって支持体として機能する。また図16は軸方向接触部109も例示する。軸方向接触部109はウェブ15によって担持され、後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33の停止材として機能する。もう1つの軸受108が同様に図示され、後方ガイドディスク13の支持体として役に立つ。軸受98は、スプラインハブ16と支持部材49の間にセンタリングされる。
先に記載したような振動減衰装置を含む伝達アセンブリの取り付けは、次のように行われる。すなわち前方位相調整ディスク32及び後方位相調整ディスク33は、ウェブ15の両側で組み立てられる。次に弾性部材は、位相調整ディスク32、33のそれぞれに対応する窓71及び70の内部、及びウェブ15に挿入される。前方ガイドディスク14は、前方位相調整ディスク33に対して設置される。後方ガイドディスク13は、後方位相調整ディスク32に対して設置される。更に結合部材52は、後方ガイドディスク13を通して挿入される。振り子支持部材49は、前方ガイドディスク14上に設置される。その場合結合部材52は振り子支持部材49上に固定される。
更に正確には、前方ガイドディスク14に対する支持部材49の取り付け前に、後方ガイドディスク13に対して摩擦ディスク12を固定すること、及び振り子ダンパ48と相対して位置する摩擦ディスク12の第1面上にリアクションプレート8を設置することが予定される。次にプレッシャプレート11が、摩擦ディスク12の第2面に相対して設置され、前記摩擦ディスク12の第2面は、摩擦ディスク12の第1面に対向する。カバー9及びダイアフラム96によって形成されたクラッチ機構は、リアクションプレート8に連結される。
まず最初にサブアセンブリは互いに別々に形成される。振り子ダンパ48は、支持部材49に対する振り子バランスウェイトの取り付けによって組み立てられる。クラッチ機構9、96も同様に組み立てられる。最後に後方ガイドディスク13及び前方ガイドディスク14、後方位相調整ディスク32及び前方位相調整ディスク33、並びにウェブ15、スプリング25、26が取り付けられ、摩擦ディスク12を固定する中空ディスクの形状にサブアセンブリを形成する。続いてクラッチ機構9、96、リアクションプレート8とディスク形状のサブアセンブリを組み立てる。後方ガイドディスク13を通して結合部材52を挿入する。結合部材52のリベット締めをして、前方ガイドディスク14に対して振り子ダンパ48を組み立てる。孔107は、次に密封プラグ(図示せず)を用いて塞がれる。
並行してフライホイール6は、エンジンのクランクシャフトに繋がれる。次にクラッチ機構9、96、リアクションプレート8、プレッシャプレート11、クラッチディスク12及び振動減衰装置4によって形成されたサブアセンブリが、フライホイール6に取り付けられる。
本発明は詳細な実施態様のいくつかに関連して記述されたが、本発明がいささかもそれらに限定されないこと、また記載された手段の全ての技術的同等物、並びにそれらの組み合わせが本発明の範囲内に含まれることは、非常に明白なことである。特にクラッチ又はトルクコンバータは、弾性部材ダンパの出力及びギアボックスの入力シャフトの間の伝達チェーン内に配置してもよい。
動詞「comporter(含む)」、「comprendre(包含する)」又は「inclure(内包する)」及びそれら動詞の活用形を使用したが、請求項に言明された以外の他の構成要素や他のステップの存在を排除しない。構成要素やステップに関する不定冠詞「un(ある、1つの)」又は「une(ある、1つの)」を使用したが、別段の記載がない限り複数のかかる構成要素又はステップの存在を排除しない。
請求項において、括弧内のいかなる参照符号も請求項の限定として解釈され得ない。

Claims (9)

  1. ねじり振動減衰装置(110)であって、
    ルク入力要素(130、140)と、
    ルク出力要素(150)と、
    少なくとも1つのグループの弾性部材(250、260)と、を含み、
    前記少なくとも1つのグループの弾性部材(250、260)は、前記トルク入力要素と前記トルク出力要素の間に取り付けられ、前記トルク入力要素と前記トルク出力要素の相対回転に抗するように作用し、かつ、前記少なくとも1つのグループの弾性部材(250、260)は、互いに同位相で変形するように少なくとも1つの位相調整部材(320、340)を介して直列に配設され、
    前記トルク入力要素は、前記トルク出力要素(150)に対する相対回転と前記位相調整部材(320、340)に対する相対回転を制限する、少なくとも1つの停止手段(620)を含み、
    前記トルク入力要素は、第1ガイドディスク(130)と、第2ガイドディスク(140)を備え、前記停止手段(620)は、前記第1ガイドディスク(130)と前記第2ガイドディスク(140)とを互いに連結する連結スペーサーとしての役割も果たす、ねじり振動減衰装置。
  2. 前記停止手段(620)は、前記位相調整部材(320、340)を貫通する、請求項1に記載のねじり振動減衰装置。
  3. 前記位相調整部材(320、340)は、少なくとも1つの細長収容部(630、650)を含み、前記停止手段(620)は、前記細長収容部を通して前記位相調整部材を貫通する、請求項に記載のねじり振動減衰装置。
  4. 前記停止手段(620)は、断面が円形、楕円形である円柱形又は角柱形を有する、請求項1からのうちのいずれか一項に記載のねじり振動減衰装置。
  5. 前記位相調整部材は、第1位相調整ディスク(320)と、第2位相調整ディスク(340)を備え、前記第1位相調整ディスク(320)および前記第2位相調整ディスク(340)は、少なくとも1つの結合手段によって互いに連結され、前記トルク入力要素又は前記トルク出力要素の両側に設置される、請求項1からのうちのいずれか一項に記載のねじり振動減衰装置。
  6. 前記位相調整部材は、第1位相調整ディスク(320)と、第2位相調整ディスク(340)を備え、前記第1位相調整ディスク(320)および第2位相調整ディスク(340)は、少なくとも1つの結合手段(680)によって互いに連結され、前記結合手段(680)は、前記停止手段(620)が配置された円と同じ円上に位置付けられる、請求項1からのうちのいずれか一項に記載のねじり振動減衰装置。
  7. 前記トルク出力要素は、ウェブ(150)によって構成され、前記第1位相調整ディスク(320)及び前記第2位相調整ディスク(340)は、前記ウェブ(150)の両側に設置され、前記停止手段(620)は、前記第1ガイドディスク(130)、前記ウェブ(150)及び前記第2ガイドディスク(140)を全て貫通し前記第1ガイドディスクと前記第2ガイドディスクの間に延在する、請求項6に記載のねじり振動減衰装置。
  8. 自動車のトランスミッションシステムの構成部品であって、特にデュアルマスフライホイール、流体の力学的作用を利用したトルクコンバータ、又は摩擦ディスクである構成部品であり、前記構成部品は請求項1からのうちのいずれか一項に記載のねじり振動減衰装置(4)を含む、前記構成部品。
  9. 自動車のトランスミッションアセンブリであって、クランクシャフトを備えた内燃機関(1)と入力シャフトを備えたギアボックス(2)の間に配置され、
    前記アセンブリは、
    − ステータ(501)と、軸Xの周りを回転運動可能なロータ(502)とを含む電気機械(500)と、
    − 前記内燃機関の前記クランクシャフトと、前記ロータとを連結又は切り離すように配設されたクラッチ(330)と、
    − 請求項1からのうちのいずれか一項に記載のねじり振動減衰装置(4)と、を備え、
    前記ねじり振動減衰装置(4)は、トルクを伝達し、前記ロータと前記ギアボックスの前記入力シャフト間での不規則な回転から生じる振動を減衰するように配設される、前記トランスミッションアセンブリ。
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