JP4704817B2 - ロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置 - Google Patents

ロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置 Download PDF

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Description

本発明は、流体式トルク伝達装置、特に、ロックアップ装置が設けられたトルクコンバータやフリュード・カップリング等の流体式トルク伝達装置に関する。
トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラー,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の作動油を介してトルクを伝達する装置である。インペラーは入力側回転体としてのフロントカバーに固定されている。タービンは流体室内でインペラーに対向して配置されている。インペラーが回転すると、インペラーからタービンに作動油が流れ、タービンを回転させることでトルクを出力する。
ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとの間の空間に配置されており、フロントカバーとタービンを機械的に連結することでフロントカバーからタービンにトルクを直接伝達するための機構である。
通常、このロックアップ装置は、フロントカバーに押し付けられることが可能な円板状のピストンと、ピストンの外周部に固定されるリティーニングプレートと、リティーニングプレートにより回転方向及び外周側を支持されるトーションスプリングと、トーションスプリングの両端を回転方向に支持するドリブンプレートとを有している。ドリブンプレートはタービンのタービンシェル等に固定されている。
ロックアップ装置が連結状態になると、トルクはフロントカバーからピストンに伝達され、さらにトーションスプリングを介してタービンに伝えられる。また、ロックアップ装置の弾性連結機構においては、トーションスプリングがリティーニングプレートとドリブンプレートとの間で回転方向に圧縮され、捩り振動を吸収・減衰する。
一般に車両の振動には、走行時異音(加速・減速ラトル,こもり音)の原因となる微小捩り振動がある。微小捩り振動に対しては、ダンパー機構の捩じり剛性は低い方が良い。一方、ダンパー機構のストッパートルクを十分に確保することも必要であるため、単に捩り剛性を低くするだけの単純な特性は好ましくない。
以上の問題を解決するために、2種類のバネを用いることにより2段特性を実現したダンパーが提供されている。そこでは、捩じり特性の主な領域の捩じり剛性を低くしているため、微小捩り振動を吸収する効果がある。また、捩り角度の大きな領域では捩じり剛性を高くしているため、十分なストッパートルクを実現できる。
さらに、捩り振動減衰性能を向上させるために、トーションスプリングと並列に作用する摩擦発生機構をトルクコンバータ内に設けた構造が知られている(例えば、特許文献1を参照。)また、クラッチディスク組立体では、たとえばエンジンの燃焼変動に起因する微小捩り振動が入力されたときに、摩擦発生機構を作動させないことで、低ヒステリシストルクによって微小振動を効果的に吸収するダンパーも知られている。
特開平5−231495号公報
トルクコンバータ内に摩擦発生機構を設けた場合は、摩擦プレートや軸方向付勢力を発生するためのばね等によって、大きなスペースを占拠してしまうという問題がある。
本発明の課題は、ロックアップ装置付きのトルクコンバータにおいて、摩擦発生機構をコンパクトにすることにある。
請求項1に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置は、フロントカバーと、インペラーと、タービンと、摩擦発生機構とを備えている。インペラーは、フロントカバーとともに流体室を形成する。タービンは、流体室内でインペラーに対向して配置され、タービンシェル、タービンブレード、タービンハブを有する。ロックアップ装置は、フロントカバーとタービンとを機械的に断接するため機構であり、タービンハブに連結されたドリブンプレートを含む弾性連結機構を有する。摩擦発生機構は、ロックアップ装置作動時に摩擦抵抗を発生するための機構であり、摩擦面と、微小捩じり角度範囲内では摩擦面を作動させないための微小隙間とを有する。また、タービンハブは、ボスと、ボスの外周面に形成され径方向外方に延びるフランジと、を有し、フランジは内周部が外周部より軸方向においてフロントカバーから離れる側に偏倚している。そして、ドリブンプレートの内周部はフランジの外周部においてフロンカバー側の側面に固定されるとともに、ドリブンプレートのフランジ外周部に固定された部分よりさらに内周側の最内周部とフランジ内周部との間には軸方向スペースが形成されており、摩擦発生機構は軸方向スペースに配置されている。
この装置では、捩じり振動の種類が例えば低周波振動のように捩じり角度の大きな場合は、摩擦発生機構の摩擦面が摺動し高ヒステリシストルクを発生する。したがって、低周波振動は速かに減衰される。捩じり振動の種類が例えば走行時異音の原因となるエンジン回転変動のように捩じり角度の小さな場合は、微小捩じり角度隙間によって摩擦面は摺動せず、高ヒステリシストルクは発生しない。したがって、エンジン回転変動は十分に吸収され、走行時異音は発生しにくい。
さらに、摩擦発生機構がタービンハブとドリブンプレートとの間に配置されているため、部品点数が少なくなり、さらに省スペースの効果が得られる。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項において、ロックアップ装置は、流体室内の油圧変化によってフロントカバーに連結・離反を行うピストンをさらに有している。ピストンの内周部はハブの近傍に配置され摩擦発生機構の一部を構成している。
この装置では、ピストンの内周部が摩擦発生機構の一部を構成しているため、全体の部品点数が少なくなる。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項において、摩擦発生機構は、ドリブンプレート又はフランジに対して摩擦係合する摩擦プレートをさらに有している。摩擦プレートは、ピストンに対して、微少隙間を介して回転方向に係合している。
この装置では、摩擦プレートとピストンとの間に微少隙間が確保されているため、全体の部品点数が少なくなる。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項において、ピストンは、軸方向に延びボスの外周面に支持された筒状部を内周縁に有している。筒状部の先端に形成された複数の突起と、摩擦プレートの内周縁に形成された複数の突起が微少隙間を介して回転方向に係合している。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項3又は4において、摩擦プレートはドリブンプレートに当接している。
この装置では、ドリブンプレートを摩擦面として利用することで、摩擦の発生が安定する。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項において、摩擦発生機構は、摩擦プレートのドリブンプレート側と軸方向反対側に配置され、ドリブンプレートに対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合しているプレート部材と、プレート部材とフランジとの間に配置され、プレート部材を摩擦プレート側に付勢している弾性部材とをさらに有している。
この装置では、摩擦プレートの両面が摩擦面として機能するため、高ヒステリシストルクが得られる。
請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項において、プレート部材は、ドリブンプレートに形成された孔内に延びる突起部を有している。
この装置では、プレート部材が突起部によってドリブンプレートに係合しており、構造が簡単である。
請求項8に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、請求項6又は7において、弾性部材はコーンスプリングであり、コーンスプリングの内外周部がプレート部材及びフランジに当接している。
本発明に係るロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置では、摩擦発生機構がタービンハブとドリブンプレートとの間に配置されているため、部品点数が少なくなり、さらに省スペースの効果が得られる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の実施形態について説明する。
(1)トルクコンバータの全体構造
図1に、本発明の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の一実施形態が採用されたトルクコンバータ1の縦断面概略図である。図1の左側にはエンジン(図示せず)が配置され、図の右側にトランスミッション(図示せず)が配置されている。また、図1に示すO−Oは、トルクコンバータ1の回転軸線である。
トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置であり、入力側の部材に固定されるフロントカバー2と、3種の羽根車(インペラー9、タービン10、ステータ11)からなるトルクコンバータ本体3と、ロックアップ装置5とから構成されている。
フロントカバー2は、円板状の部材であり、主として、カバー円板部8aと、カバー円板部8aの外周部に形成された軸方向トランスミッション側に突出する外周筒状部8bとを有している。外周筒状部8bは、インペラー9のインペラーシェル12に溶接によって固定されている。
インペラー9は、インペラーシェル12と、その内側に固定された複数のインペラーブレード13と、インペラーシェル12の内周側に設けられた筒状のインペラーハブ21とから構成されている。
タービン10は、流体室内でインペラー9に対向して配置されている。タービン10は、タービンシェル14と、タービンシェル14に固定された複数のタービンブレード15と、タービンシェル14の内周側に固定されたタービンハブ16とから構成されている。タービンハブ16は、外周側に延びるフランジ16aを有しており、このフランジ16aには、タービンシェル14の内周部が、後述のドリブンプレート53とともに、複数のリベット17によって固定されている。また、タービンハブ16の筒状部16bには、図示しないトランスミッションの入力シャフトがスプライン係合している。
ステータ11は、インペラー9とタービン10の内周部間に配置され、タービン10からインペラー9へと戻る作動油を整流するための機構である。ステータ11は、主として、環状のステータキャリア18と、その外周面に設けられた複数のステータブレード19とから構成されている。ステータキャリア18は、ワンウェイクラッチ20を介して図示しない固定シャフトに支持されている。なお、フロントカバー2とタービンハブ16との軸方向間には第1スラストベアリング31が設けられ、タービンハブ16とステータ11との間には第2スラストベアリング32が設けられ、ステータ11とインペラーハブ21との間には第3スラストベアリング33が設けられている。各スラストベアリング31〜33においては、半径方向に作動油が流通可能なポートが形成されている。
(2)ロックアップ装置の構造
ロックアップ装置5は、フロントカバー2に連結可能なクラッチ機構6としての機能と、クラッチ機構6とタービン10とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構7としての機能とを有しており、必要に応じて、フロントカバー2とタービン10とを機械的に接続するための装置である。ロックアップ装置5は、主として、フロントカバー2からトルクが入力される入力側部材としてのピストン51及びリティーニングプレート52と、出力側部材としてのドリブンプレート53と、回転方向に弾性変形可能な弾性部材としての複数のトーションスプリング54とから構成されている。そして、本実施形態のロックアップ装置5では、クラッチ機構6がピストン51から構成されており、ダンパー機構7がリティーニングプレート52、ドリブンプレート53及び複数のトーションスプリング54から構成されている。
ピストン51は、トルクコンバータ本体3内の油圧の制御によって、フロントカバー2のカバー円板部8aに接近又は離反することが可能な部材である。ピストン51は、主として、円板状のピストン本体61から構成されている。
ピストン本体61は、フロントカバー2とタービン10との間の空間を軸方向に2分割するように半径方向に延びる円板状の部材である。ピストン本体61の外周部は、環状かつ平坦な押圧部62となっている。押圧部62の軸方向エンジン側の面には、摩擦フェーシング63が設けられている。
また、押圧部62の外周縁には、軸方向トランスミッション側に延びる外周筒状部64が設けられている。
また、ピストン本体61の内周縁には、軸方向エンジン側に延びる内周筒状部66が設けられている。内周筒状部66の内周面は、タービンハブ16の筒状部16bの外周面16cに対して軸方向及び回転方向に移動可能に支持されている。内周筒状部66と筒状部16bと半径方向間には、シールリング67が設けられている。
このようにして、フロントカバー2とピストン51との間には、空間S1が形成されている。空間S1の内周部は第1スラストベアリング31において形成されたポートを介して図示しない入力シャフトに形成された油路に連通している。また、ピストン51のタービン側の空間を空間S2とする。
リティーニングプレート52は、複数のトーションスプリング54をピストン51側に保持するとともに、トーションスプリング54の回転方向端(正確には、トーションスプリング54の回転方向端に装着されるスプリングシート55)を回転方向に支持する役割を果たす。リティーニングプレート52は、ピストン51の外周筒状部64の半径方向内側に配置されている。
リティーニングプレート52は、ピストン本体61の軸方向トランスミッション側の面に沿って配置された環状の部材であり、主として、環状部71と、環状部71の外周側に設けられた複数のトーションスプリング54を保持するスプリング保持部72とを有している。
環状部71は、ピストン本体61の軸方向トランスミッション側の面に当接するとともに、複数のリベット22によってピストン51に固定されている。
スプリング保持部72は、本実施形態において、トーションスプリング54の軸方向エンジン側を支持するピストン側支持部74と、トーションスプリング54の半径方向外側を支持する入力側外周支持部としての外周支持部75と、トーションスプリング54の半径方向内側を支持する複数の内周支持部76と、トーションスプリング54の回転方向端を支持する入力側回転方向支持部としての複数の回転方向支持部77とを有しており、複数のトーションスプリング54が回転方向に間隔を空けて並べで配置できるように構成されている。
ピストン側支持部74は、環状部71の外周端から半径方向外側に延びる環状の部分であり、そのピストン側の面がピストン本体61の軸方向トランスミッション側の面に当接している。
外周支持部75は、ピストン側支持部74の外周端から軸方向トランスミッション側に延びる筒状の部分であり、その外周面がピストン51の外周筒状部64の内周面に当接している。そして、外周支持部75は、各トーションスプリング54の回転方向端の半径方向外側の部分の半径及び回転方向に隣り合うトーションスプリング54間に対応する部分である回転方向端側壁部75aの半径が、各トーションスプリング54の回転方向中央の半径方向外側の部分に対向する部分である回転方向中央側壁部75bの半径よりも小さくなるように絞られた形状を有している。
内周支持部76は、各トーションスプリング54の回転方向中央の半径方向内側の部分に対向する、言い換えれば、回転方向中央側壁部75bとの半径方向間にトーションスプリング54を挟むように配置される壁部であり、ピストン側支持部74の内周部からスプリング保持部72の一部を軸方向トランスミッション側に切り起こすことによって形成されている。
回転方向支持部77は、本実施形態において、トーションスプリング54の回転方向端の半径方向外側の部分を支持する外側支持部77aと、トーションスプリング54の回転方向端の半径方向内側の部分を支持する内側支持部77bとを有している。外側支持部77aは、外周支持部75の各回転方向端側壁部75aのうち回転方向に隣り合うトーションスプリング54間に対応する部分の軸方向トランスミッション側の端部から半径方向内側に向かって延びる壁部であり、トーションスプリング54の回転方向端の半径方向外側の部分に当接している。内側支持部77bは、外周支持部75の各回転方向端側壁部75aのうち回転方向に隣り合うトーションスプリング54間に対応する部分に対向する壁部であり、トーションスプリング54の回転方向端の半径方向内側の部分に当接している。内側支持部77bは、ピストン側支持部74の半径方向中央部(具体的には、内周支持部76よりも半径方向外側の部分)からスプリング保持部72の一部を軸方向トランスミッション側に切り起こすことによって形成されている。
ドリブンプレート53は、トーションスプリング54の回転方向端(正確には、トーションスプリング54の回転方向端に装着されるスプリングシート55)を回転方向に支持する役割を果たす。
ドリブンプレート53は、ピストン51の軸方向トランスミッション側に配置された環状の部材であり、主として、環状部81と、リティーニングプレート52に保持された複数のトーションスプリング54の回転方向端に当接する出力側回転方向支持部としての複数の爪部82と、トーションスプリング54のタービン側の部分のうち半径方向内側の部分を覆う複数のタービン側支持部83とを有している。
環状部81の内周部は、タービンシェル14の内周部とともに、タービンハブ16のフランジ16aの外周部にリベット17によって固定されている。環状部81の最内周部81aは、リベット17部分よりさらに内周側に延びており、先端がボス16bの外周面に近接している。したがって、ドリブンプレート53の最内周部81aは、フランジ16の軸方向エンジン側に軸方向の隙間を空けた状態で配置されている。
爪部82は、環状部81の外周端から軸方向エンジン側に延びる部分であり、回転方向支持部77の外側支持部77aと内側支持部77bとの半径方向間において、トーションスプリング54の回転方向端に当接している。爪部82は、本実施形態において、トーションスプリング54の回転方向端の半径方向中央付近(より具体的には、トーションスプリング54のコイル中心のやや半径方向外側)に当接している。
タービン側支持部83は、複数の爪部82の回転方向間、すなわち、リティーニングプレート52の内周支持部76の半径方向位置に対応する壁部であり、環状部81の外周部の一部を軸方向トランスミッション側に切り起こすことによって形成されている。
トーションスプリング54は、エンジンの回転変動により生じる微少捩じり振動やロックアップ装置5の連結時のショックによる振動などを吸収・減衰するコイルスプリングからなり、本実施形態において、その回転方向両端にシート部材としてのスプリングシート55が装着されている。トーションスプリング54は、リティーニングプレート52を介して、ピストン51とドリブンプレート53とを回転方向に弾性的に連結する。
スプリングシート55は、主として、トーションスプリング54の座巻部分が当接するシート部91と、トーションスプリング54のコイル内部に挿入されるコイル挿入部(図示せず)と、シート部91のトーションスプリング54の座巻部分が当接する面とは反対側の面に設けられた突起部93とを有している。
突起部93は、本実施形態において、シート座面の中央に形成された先端が丸みを帯びた円柱状の部分である。この突起部93は、ドリブンプレート53の爪部82の半径方向内側に配置されており、爪部82に対して、径方向内側から係合する係合部としての役割を有している。このため、爪部82は、トーションスプリング54の回転方向端、すなわち、スプリングシート55が半径方向外方に移動しようとする場合に、突起部93に係合することで、トーションスプリング54の径方向外方への移動を制限することができる。
(3)摩擦発生機構の構造
図2及び図3を用いて摩擦発生機構40について説明する。摩擦発生機構40は、ピストン51とタービン10とが相対回転すると両者の間で摩擦抵抗を発生するための機構である。摩擦発生機構40は、基本的に両部材が捩じり振動によって相対回転するときに一定の摩擦抵抗を発生する機構であるが、所定微小捩じり角度範囲で作用する捩じり振動に対しては前述の一定の摩擦抵抗を発生させない構造を有している。
摩擦発生機構40は、具体的には、タービンハブ16のフランジ16aとドリブンプレート53との軸方向間に配置されているため、省スペースの効果が得られる。より詳細には、摩擦発生機構40は、フランジ16aの内周部とドリブンプレート53の環状部81の最内周部81aとの軸方向間に配置されている。
摩擦発生機構40は、主に、摩擦プレート41と、プレート部材42と、コーンスプリング43とから構成されている。摩擦プレート41は、ドリブンプレート53の最内周部81aに近接して配置されている。摩擦プレート41の本体41aの軸方向両側を向く平面には、環状の摩擦フェーシング44が貼られている。本体41aの内周縁には、半径方向内側に延びる複数の係合突起41bが形成されている。各係合突起41bの軸方向間には、ピストン51の筒状部66の先端に形成された係合突起66aが挿入されている。この係合によって摩擦プレート41はピストン51と一体回転するようになっている。このように、ピストン51の内周部は摩擦発生機構40の一部を構成している。ただし、図3から明らかなように、係合突起41bと係合突起66aとの回転方向間には、微少隙間46が確保されている。このため、摩擦プレート41は、所定角度範囲内でピストン51に対して相対回転する。微少隙間46の円周方向角度θは、エンジンの回転変動に伴う捩じり振動に対して高ヒステリシストルクを発生しないことでこもり音を低減することが達成されるように設定され、具体的には0.5〜5度の範囲又はそれをわずかに越える範囲である。
プレート部材42は、板金製の環状の部材であり、摩擦プレート41の軸方向トランスミッション側に配置されている。プレート部材42は、環状かつ円板状の本体42aと、その外周縁から軸方向エンジン側に延びる複数の突起部42bとを有している。突起部42bは、ドリブンプレート53の内周部に形成された複数の孔81b内にそれぞれ係合している。このため、プレート部材42は、ドリブンプレート53に対して軸方向に移動可能であるが相対回転不能となっている。コーンスプリング43は、プレート部材42とフランジ16aとの軸方向間に配置され、プレート部材42を軸方向エンジン側に付勢している。したがって、摩擦プレート41はドリブンプレート53の最内周部81aとプレート部材42との間に挟まれており、摩擦フェーシング44とドリブンプレート53との間、及び摩擦フェーシング44とプレート部材42との間がそれぞれ摩擦面になっている。
(4)トルクコンバータの動作
次に、トルクコンバータ1の動作について説明する。
エンジン側のクランクシャフトからのトルクは、図示しないフレキシブルプレートを介してフロントカバー2に入力される。これにより、インペラー9が回転し、作動油がインペラー9からタービン10へと流れる。この作動油の流れによりタービン10は回転し、タービン10のトルクは図示しない入力シャフトに出力される。
トルクコンバータ1の速度比が上がり、入力シャフトが一定の回転速度になると、空間S1の作動油が入力シャフト内部の油路を通ってドレンされる。この結果、ピストン51の軸方向タービン側の空間S2内の油圧が軸方向フロントカバー側の空間S1内の油圧よりも高くなり、ピストン51がフロントカバー2側に移動させられる。すると、ピストン51がフロントカバー2側に移動し、摩擦フェーシング63がフロントカバー2の摩擦面に押し付けられる。これにより、フロントカバー2のトルクは、ピストン51及びリティーニングプレート52に伝達され、トーションスプリング54及びドリブンプレート53を介して、タービン10に出力される。
このようなロックアップ装置5の連結時において、フロントカバー2に捩じり振動が入力されると、ピストン51とドリブンプレート53とが相対回転し、トーションスプリング54が回転方向に圧縮される。このとき、トーションスプリング54には遠心力が作用するため、トーションスプリング54及びスプリングシート55が半径方向外方に移動しようとする。しかし、スプリングシート55の突起部93とドリブンプレート53の爪部82とが係合するため、スプリングシート55及びトーションスプリング54の径方向外側への移動が制限されているため、トーションスプリング54の遠心荷重がドリブンプレート53の爪部82に作用することとなり、リティーニングプレート52の外周支持部75にトーションスプリング54の遠心荷重が作用しにくくなっている。
このように、本実施形態のロックアップ装置5では、トーションスプリング54の遠心荷重をドリブンプレート53の爪部82に作用させることによって、トーションスプリング54からリティーニングプレート52の外周支持部75に作用する遠心荷重を減らすことができるため、図4に示されるように、従来のロックアップ装置に比べて、ロックアップ装置の連結時におけるヒステリシストルクを減らすことができる。
さらに、摩擦発生機構40では、摩擦プレート41は、ピストン51に駆動されてドリブンプレート53及びプレート部材42に対して摺動する。したがって、図4の捩じり特性線図に示すように、比較的高いヒステリシストルク(DCヒス)が得られる。しかし、微小捩じり振動が入力された場合には、例えばそれがθ内である場合は、摩擦プレート41は、ドリブンプレート53と一体回転してピストン51と相対回転する。すなわち、θ内では摩擦プレート41は両側の部材と摺動せず、したがって高ヒステリシストルクを発生することはない。そのため、θ内では低いヒステリシストルク(ACヒス)が得られる。なお、ここでのACヒスとは、摩擦発生機構40以外で発生するヒステリシストルクである。
このように、微小捩じり振動に対しては、摩擦発生機構40の摩擦発生部を作動させないことで、微小捩じり振動を効果的に吸収することができる。
(5)摩擦発生機構の効果
1)捩じり特性の効果
前述したように、捩じり振動の種類が例えば低周波振動のように捩じり角度の大きな場合は、摩擦プレート41が両側の部材に摺動し高ヒステリシストルクを発生する。したがって、低周波振動は速かに減衰される。捩じり振動の種類が例えば走行時異音の原因となるエンジン回転変動のように捩じり角度の小さな場合は、微小捩じり角度隙間46によって摩擦プレート41は摺動せず、高ヒステリシストルクは発生しない。したがって、エンジン回転変動は十分に吸収され、走行時異音は発生しにくい。
2)機能的位置の効果
摩擦発生機構40は、フロントカバー2とタービン10との回転方向間で作動するように配置されている。すなわち、摩擦発生機構40は、ロックアップ装置5の弾性連結機構であるトーションスプリング54と並列に作用するように構成されており、つまりトーションスプリング54等とは別個独立に配置されていることになる。このような構成によって、ロックアップ装置5の構成が簡単になるという効果が得られる。
3)構造的位置の効果
摩擦発生機構40はドリブンプレート53の最内周部81aとタービンハブ16のフランジ16aとの軸方向間スペースに配置されている。この結果、摩擦発生機構のために特別なスペースを設ける必要が無く、省スペース化を実現できる。
(6)第2実施形態
図5を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。トルクコンバータの基本的な構造は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ロックアップ装置105は、フロントカバー102に連結可能なクラッチ機構106としての機能と、クラッチ機構106とタービン110とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構107としての機能とを有しており、必要に応じて、フロントカバー102とタービン110とを機械的に接続するための装置である。ロックアップ装置105は、主に、フロントカバー102からトルクが入力されるピストン151及びリティーニングプレート152と、ドリブンプレート153と、第1トーションスプリング158と、第2トーションスプリング159とから構成されている。
ピストン151は、トルクコンバータ本体103内の油圧の制御によって、フロントカバー102に接近又は離反することが可能な部材である。ピストン151は、主に、円板状のピストン本体161から構成されている。
図5に示すように、ピストン本体161は、フロントカバー102とタービン110との間の空間を軸方向に2分割するように半径方向に延びる円板状の部材である。ピストン本体161の外周部は、環状かつ平坦な押圧部162となっている。押圧部162の軸方向エンジン側の面には、摩擦フェーシング163が設けられている。
押圧部162の外周縁には、軸方向トランスミッション側に延びる外周筒状部164が設けられている。筒状部164には、円周方向に隙間を空けた複数の突起164aが形成されている。また、ピストン本体161の内周縁には、軸方向エンジン側に延びる内周筒状部166が設けられている。内周筒状部166の内周面は、タービンハブ116の筒状部116bの外周面に対して軸方向及び回転方向に移動可能に支持されている。内周筒状部166と筒状部116bと半径方向間には、シールリング167が設けられている。
リティーニングプレート152は、異なる円周上に配置された複数の第1及び第2トーションスプリング158、159をピストン151側に保持するとともに、第1及び第2トーションスプリング158、159の端部を回転方向に支持する役割を果たす。
リティーニングプレート152は、ピストン本体161の軸方向トランスミッション側の面に沿って配置された環状の部材であり、一対のプレート部材156、157から構成されている。一対のプレート部材156,157の外周部は互いに当接しており、複数のリベット155により互いに固定されている。一対のプレート部材156,157の外周縁には、突起164aに係合するように半径方向に延びる複数の突起156a,157aが形成されている。この係合により、ピストン151とリティーニングプレート152は軸方向には相対移動可能であるが回転方向には一体に回転するようになっている。一対のプレート部材156,157は、内周部分が軸方向に互いに間隔をあけて配置されている。各プレート部材156,157の外周部には、円周方向に並んだ複数の第1支持部156b,157bが形成されている。第1支持部156b,157bは後述するトーションスプリング158を収納及び支持するための構造であり、具体的には軸方向に切り起こされた半径方向両側の切り起こし部となっている。各プレート部材156,157の内周部には、円周方向に並んだ複数の第2支持部156c、157cが形成されている。第2支持部156c,157cは後述するトーションスプリング159を収納及び支持するための構造であり、具体的には軸方向に切り起こされた半径方向両側の切り起こし部となっている。
ドリブンプレート153は円板状の部材である。ドリブンプレート153は第1及び第2プレート部材156,157の軸方向間に配置され、内周部は複数のリベット128によりタービンハブ116のフランジ116aに固定されている。ドリブンプレート153には、第1支持部156b、157bに対応して第1窓孔153aが形成され、第2支持部156c,157cに対応して第2窓孔153bが形成されている。第1及び第2窓孔153a、153bは円周方向に長く延びる切り欠きや孔である。複数の第1トーションスプリング158は各第1窓孔153a、第1支持部156b、157b内に収納されている。第1トーションスプリング158は円周方向に延びるコイルスプリングであり、円周方向両端が各第1窓孔153a、第1支持部156b、157bの円周方向端に支持されている。なお、第1トーションスプリング158の回転方向端部と第1支持部156b、157bの円周方向端との間には所定の円周方向隙間が確保されている。さらに、第1トーションスプリング158は第1支持部156b、157bの切り起こし部によって軸方向の移動を制限されている。複数の第2トーションスプリング159は各第2窓孔153b、第2支持部156c、157c内に収納されている。第2トーションスプリング159は円周方向に延びるコイルスプリングであり、円周方向両端が各第2窓孔153b、第2支持部156c、157dの円周方向端に支持されている。さらに、第2トーションスプリング159は第2支持部156c、157cの切り起こし部によって軸方向の移動を制限されている。
さらに、ピストン151とドリブンプレート53とが相対回転した場合に、相対回転角度が所定の角度までは第2トーションスプリング159のみが回転方向に圧縮され、相対回転角度が所定の角度以上になると第1トーションスプリング158がトーションスプリング159と並列に圧縮される。すなわち、ロックアップ装置105のダンパー機構107において2段階の捩り特性を実現することができる。
この実施形態でも、摩擦発生機構140はドリブンプレート153の最内周部181aとタービンハブ116のフランジ116aとの軸方向間スペースに配置されている。この結果、摩擦発生機構のために特別なスペースを設ける必要が無く、省スペース化を実現できる。
(7)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の一実施形態が採用されたトルクコンバータの縦断面概略図である。 摩擦発生機構の縦断面図である。 摩擦発生機構の平面図である。 ロックアップ装置の捩り特性線図である。 第2実施形態のトルクコンバータの縦断面概略図である。
1 トルクコンバータ(流体式トルク伝達装置)
2 フロントカバー
5 ロックアップ装置
10 タービン
40 摩擦発生機構
41 摩擦プレート
42 プレート部材
43 コーンスプリング
44 摩擦フェーシング
51 ピストン

Claims (8)

  1. フロントカバーと、
    前記フロントカバーとともに流体室を形成するインペラーと、
    前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され、タービンシェル、タービンブレード、タービンハブを有するタービンと、
    前記フロントカバーと前記タービンとを機械的に断接するため機構であり、前記タービンハブに連結されたドリブンプレートを含む弾性連結機構を有するロックアップ装置と、
    記ロックアップ装置作動時に摩擦抵抗を発生するための機構であり、摩擦面と、微小捩じり角度範囲内では前記摩擦面を作動させないための微小隙間とを有する摩擦発生機構と、
    を備え
    前記タービンハブは、ボスと、前記ボスの外周面に形成され径方向外方に延びるフランジと、を有し、前記フランジは内周部が外周部より軸方向において前記フロントカバーから離れる側に偏倚しており、
    前記ドリブンプレートの内周部は前記フランジの外周部において前記フロンカバー側の側面に固定されるとともに、前記ドリブンプレートの前記フランジ外周部に固定された部分よりさらに内周側の最内周部と前記フランジ内周部との間には軸方向スペースが形成されており、
    前記摩擦発生機構は前記軸方向スペースに配置されている、
    ロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  2. 前記ロックアップ装置は、前記流体室内の油圧変化によって前記フロントカバーに連結・離反を行うピストンをさらに有しており、
    前記ピストンの内周部は前記ハブの近傍に配置され前記摩擦発生機構の一部を構成している、請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  3. 前記摩擦発生機構は、前記ドリブンプレート又は前記フランジに対して摩擦係合する摩擦プレートをさらに有しており、
    前記摩擦プレートは、前記ピストンに対して、前記微少隙間を介して回転方向に係合している、請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  4. 前記ピストンは、軸方向に延び前記ボスの外周面に支持された筒状部を内周縁に有しており、
    前記筒状部の先端に形成された複数の突起と、前記摩擦プレートの内周縁に形成された複数の突起が前記微少隙間を介して回転方向に係合している、請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  5. 前記摩擦プレートは前記ドリブンプレートに当接している、請求項3又は4に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  6. 前記摩擦発生機構は、
    前記摩擦プレートの前記ドリブンプレート側と軸方向反対側に配置され、前記ドリブンプレートに対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合しているプレート部材と、
    前記プレート部材と前記フランジとの間に配置され、前記プレート部材を前記摩擦プレート側に付勢している弾性部材とをさらに有している、請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  7. 前記プレート部材は、前記ドリブンプレートに形成された孔内に延びる突起部を有している、請求項に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
  8. 前記弾性部材はコーンスプリングであり、前記コーンスプリングの内外周部が前記プレート部材及び前記フランジに当接している、請求項6又は7に記載のロックアップ装置付き流体式トルク伝達装置。
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