JP4987342B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を遊技領域へ打ち出して遊技するパチンコ遊技機に関するものであり、特に上受け皿の遊技球を下受け皿に流入させる球抜き機構に関する。
従来のパチンコ遊技機200にあっては、図18に示されるように、遊技島に固設される矩形状の外枠201と、外枠201に枢設された本体枠202を備えている。また、本体枠202の前面には、前枠扉203が開閉可能に枢支されており、この前枠扉203の前面に遊技球が貯留される上受け皿206が配設されている。また、遮閉された前枠扉203の後方位置には、遊技盤204が本体枠202に対して装着されている。また、前枠扉203の直下で本体枠202の前面には、下受け皿207が配設されている。さらに、本体枠202内には、発射機構板208が配設されており、この発射機構板208の前面に、箱型の整流器筐体209が開閉可能に配設されている。また、この整流器筐体209内には、遊技球を発射位置へ送球する整流器テコ213が回動可能に軸支されている。また、一端が上受け皿206に、他端が整流器テコ213にそれぞれ連通した球整列路211が当該整流器筐体209内に配設されている。これにより、上受け皿206内の遊技球が球整列路211を介して整流器テコ213に案内される。
次に、上受け皿206の遊技球を下受け皿207へ流下させる従来構成(いわゆる、球抜きのための構成)について図18に従って説明する。
整流器筐体209の左側面には、遊技球が通過可能な球抜き口212が開口されている。また、整流器筐体209内には、球整列路211と球抜き口212とに連通する球抜き誘導路217が形成されている。さらに、球整列路211と球抜き誘導路217とが連通する位置に形成された連通口218には、当該連通口218を遮閉する状態(図19a参照)又は開放する状態(図19b参照)とする整流器球抜きスライダ220が配設されている。また、整流器筐体209の外部であって前記球抜き口212の開口位置には、球抜き樋214が配設されている。この球抜き樋214は、図18,19に示されるように、整流器筐体209の背面側へ折曲されてなり、他端が下受け皿207に開口した皿誘導樋215に接続されて鉛直方向に配置されている。
かかる構成にあって、前枠扉203の前面に配設された球抜きボタン(図示省略)を遊技者が押圧操作すると、整流器球抜きスライダ220が連通口218を開放状態とし(図19b参照)、これにより、球整列路211内の遊技球が球抜き誘導路217に流入し、球抜き誘導路217の下端に配された球抜き口212から遊技球が整流器筐体209外へ排出される。そして、当該遊技球は、球抜き樋214を通過した後、皿誘導樋215内を走行して下受け皿207内へ排出される。このように、従来のパチンコ遊技機では、球抜き樋214が整流器筐体209に取り付けられて、遊技球が円滑に下受け皿207に排出される構成となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−112941号公報
しかしながら、近年、パチンコ遊技機の内部構造は複雑化し、上述のように遊技球を所定位置に案内するための樋が本体枠内で迂回しながら配設され、遊技球の走行距離が長くなって球詰りの発生率が高まっていた。したがって、このような樋の配設構造を簡略化し、球詰りの問題を解決できる構成が強く求められている。また、上述のように、球抜き樋は整流器筐体の後方に配設されているため、当該球抜き樋を本体枠内に適正に収容しようとすると、本体枠が厚肉化してしまい、省スペース化を図るためにパチンコ遊技機を薄肉化することには不向きであった。
そこで本発明は、特に、球抜きのための通路を簡略化することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、外枠内に枢設された本体枠と、本体枠に装着され、所定の発射位置で弾発された遊技球が放出される遊技領域が前面に形成された遊技盤と、本体枠の前面に軸支されて開閉する前枠扉と、前枠扉の前面に配設された上受け皿と、前枠扉の直下で本体枠前面に配設された下受け皿と、本体枠内に設けられ、遊技球を前記発射位置に送球する球送り部と、上受け皿内の遊技球を球送り部に誘導する球整列路と、球送り部及び球整列路が内在し、かつ遊技球が通過可能な球抜き口が開口されてなる整流器筐体と、整流器筐体内に配置され、一端が球整列路に連通し、他端が球抜き口に連通する球抜き誘導路と、球整列路内の遊技球を球抜き誘導路を介して球抜き口から整流器筐体の外に流出させ、該遊技球を下受け皿へ投入する球抜き手段とを備えたパチンコ遊技機において、球抜き手段は、前枠扉に位置変換可能に配設された球抜き操作部と、前枠扉に配設され、球抜き操作部の操作に連動して左右方向に進退する第一進退部材と、球整列路と球抜き誘導路とが連通する位置に形成された上下方向に開口する連通口を覆う位置で、本体枠に設けられ、第一進退部材と係合して該第一進退部材の進退動作に連動し、左右方向に進退する第二進退部材とを備え、第二進退部材は、ほぼ水平な球止め板部を備え、球抜き操作部が一側に操作されて第一進退部材が進出動作することにより、第二進退部材が前記連通口を開放する位置に退避し、球止め板部が連通口から退避して球整列路と球抜き誘導路とを開通し、球抜き操作部が他側に操作されて第一進退部材が退避動作することにより、第二進退部材が前記連通口を遮閉する位置に進出し、球止め板部が連通口を遮閉するものであると共に、前記した整流器筐体の球抜き口を当該整流器筐体の下面に形成し、かつ下受け皿と上下方向で一致させ、前記連通口の開放状態で球整列路内の遊技球を球抜き口から流出させ、流出した遊技球は誘導樋を経ることなく、開放された外部空間を降下して下受け皿に直接落下するようにしたものであることを特徴とするパチンコ遊技機である。
かかる構成にあって、整流器筐体の球抜き口をその下面に配置すると共に、該球抜き口を下受け皿の直上に配して球抜き口と下受け皿とを鉛直方向で一致させることにより、球抜き口から流出した遊技球を下受け皿内にそのまま直接落下させて球抜きすることが可能となる。このように、遊技球を直接落下させて下受け皿内に流入させることが可能となると、球抜き口に接続されて遊技球を下方に案内するための樋が、一切不要となる。また、上述のように、当該球抜き口を整流器筐体の下面に形成することにより、当該整流器筐体の肉厚内で遊技球を適正に下受け皿に投入させることができる。したがって、これに伴い本体枠の肉厚を従来構成に比して薄肉化することができる。
また、本発明は、球抜き手段を第一進退部材と、第二進退部材とで構成し、第一進退部材を前枠扉に配設し、第二進退部材を本体枠に配設したため、当該第一進退部材の肉厚分だけ第二進退部材を前方に配置することが可能となる。これに伴い、整流器筐体も本体枠において相対的に前方へ配置可能となり、該整流筐体を本体枠に固設された下受け皿の直上に位置させることが可能となる。なお、本発明は、球抜き口から遊技球を自然落下させて下受け皿に流入させる構成であるため、下受け皿の底面における球落下時の衝撃や遊技球の跳ね返りを可及的に小さくすべく、整流器筐体は下受け皿に近接して配設する構成が好ましい。そうすると、これに伴って整流器筐体に内在する球送り部も下受け皿に近接することとなるため、球整列路を介して連通する上受け皿も下方に偏位して配設可能となる。このように、上受け皿が従来構成に比して下方に偏位して配設可能となると、相対的に遊技領域が拡大されることとなり、当該遊技領域でダイナミックな遊技を展開することが可能となる。
また、本発明は、ほぼ水平な球止め板部が連通口を遮閉する状態では、該球止め板部が球整列路内の面を部分的に構成することとなり、球整列路内の遊技球は、連通口を通過できず、球送り部方向に案内される。一方、連通口が開放された状態にあっては、球整列路内をその自重によって一列状に流下する遊技球が当該連通口を通過可能となり、球抜き口を介して球整列路の外へ排出され、流出した遊技球が誘導樋を経ることなく開放された外部空間を降下し、下受け皿に捕捉されることとなる。かかる構成は、機械内部に一旦迂回させてなる球抜き用の誘導樋を備えないため、このような誘導樋のメンテナンスが不要となって球詰りの発生率を低減することが可能となる。
本発明に係るパチンコ遊技機は、整流器筐体の球抜き口を当該整流器筐体の下面に形成し、かつ下受け皿と上下方向で一致させて、該球抜き口から遊技球を、開放された外部空間を降下させて下受け皿に直接落下させる構成としたため、球抜き口に、遊技球を案内するための樋を別途接続する必要が無い。したがって、部品点数を減らせることができると共に、整流器筐体周辺の省スペース化が図れる効果がある。さらに、整流器筐体の肉厚内で遊技球を適正に下受け皿に投入させることができるため、整流器筐体周辺の省スペース化が図れ、本体枠を薄肉化することができる効果がある。また、機械内部に一旦迂回させてなる球抜き用の誘導樋を備えないため、このような誘導樋のメンテナンスが不要となって球詰りの発生率を低減することが可能となる。
また、第二進退部材の球止め板部が、連通口から退避して球整列路と球抜き誘導路とを開通し、又は当該連通口を遮閉する構成であるから、球整列路内をその自重によって一列状に流下する遊技球を好適に球送り部又は球抜き口に誘導することが可能となる。
本実施例におけるパチンコ遊技機1は、図1,2に示されるように、遊技島(図示省略)に起立状に固設される長方形状の外枠2と、この外枠2の前面開口部分を覆う遊技機本体3とで構成され、これらが左端にあるヒンジ部材4を介して開閉可能に枢着されている。
前記遊技機本体3は、板状の本体枠5(図2参照)を備え、この本体枠5が前記ヒンジ部材4を介して外枠2内に枢着されている。さらに、本体枠5の前方には、前枠扉6が開閉可能に配設されている。具体的には、前枠扉6の左側縁がヒンジ部材10を介して本体枠5に枢着されている。
また、前枠扉6の中央には、ほぼ円形の開口部8が設けられていると共に、この開口部8には透明板11が裏面から装着されている。また、図1に示されるように、前枠扉6の前面であって、その最下位置には、遊技球が貯留可能な上受け皿12が配設されている。また、上受け皿12の湾曲した上縁の右端には、後述する球抜きボタン18が押圧操作可能に配設されている。なお、この球抜きボタン18により、本発明に係る球抜き操作部が構成される。
また、前枠扉6の直下には、下受け皿パネル19が配設されている。そしてこの下受け皿パネル19の前面中央に、遊技球が貯留可能な下受け皿13が設けられている。また、下受け皿13の右横には、回動操作可能な発射レバー15を備えた発射ハンドル14が突設されている。
図2に示されるように、本体枠5の中央には、ほぼ矩形状の遊技盤7が脱着可能に配設されている。さらに、この遊技盤7前面には、遊技盤7の下方位置を起点として案内レール部材20が湾曲状に配設されている。そして、この案内レール部材20により区画形成された中央の円形領域を、遊技領域21としている。この遊技領域21は、発射ハンドル14の操作により遊技球が放出されて遊技球が転動すると共に、液晶表示器等で構成される図柄表示装置22、始動口23、各種遊技部材、及び遊技釘等が様々に配設されている。かかる構成にあって、前枠扉6が本体枠5に対して遮閉されると(図1参照)、遊技者は、透明板11を介して遊技盤7の遊技領域21を視認できる。なお、上受け皿12からオーバーフローした遊技球については、図14に示されるように、下受け皿13に接続された上下方向の皿誘導樋88によって下受け皿13に回収される。
また、図2に示されるように、本体枠5の下部であって遊技領域21の直下には、横長の下部領域9が形成されており、この下部領域9に、発射機構部30及び整流器35等が配設されている。一方、前枠扉6の裏面(図8等参照)であって、その遮閉時に本体枠5の下部領域9と対面する部位には、球抜き機構部40の主要部が配設されている。以下、各構成について順次説明する。
まず、発射機構部30について説明する。
図3〜5に示されるように、発射機構部30は、本体枠5の下部領域9に配設される発射機構板31を備えている。そして、図5に示されるように、この発射機構板31の前面であってそのほぼ中央には、杆状の発射鎚51が支軸52を中心に軸支されている。具体的には、支軸52より下方に先端の打圧部53が左向きに配置される態様で取り付けられている。また、発射機構板31の裏面には、そのローター軸(図示省略)が前記支軸52と連繋している発射ソレノイド55が配設されている。この発射ソレノイド55は、発射ハンドル14の発射レバー15とも連繋しており、遊技者によって発射レバー15が回動操作されると作動し、ローター軸に固定された発射鎚51が支軸52を中心に発射機構板31前面に沿って往復回動する構成となっている。
また、発射機構板31の前面には、発射レール部材24が左方に上方傾斜する態様で固設されている。そして、この発射レール部材24の下端近傍位置には、正面視ほぼ五角形状の発射待機球位置決め部材56が固着されており、これにより遊技球の発射位置Pが位置規定されている。かかる構成にあって、発射鎚51が、発射位置Pに打圧部53が位置する打圧位置、又は発射位置Pに対して打圧部53が退避する退避位置に繰返し位置変換されると、発射位置Pに順次送球された遊技球が順次弾発されて、発射レール部材24上を走行する。
次に、発射位置Pに遊技球を送球する整流器35について説明する。
図3,5に示されるように、発射鎚51の前方には、整流器35が配設されている。この整流器35は、上受け皿12内の遊技球を前記発射位置Pに順次送球すると共に、前記球抜きボタン18操作時において、前枠扉6等にある球抜き機構部40と連動して上受け皿12内の遊技球を下受け皿13へ排出するものである。
さらに詳述すると、整流器35は、大きさと形状が異なる三つの略直方体状の箱体が左右方向に連結されてなる整流器筐体41を備えている。この箱型の整流器筐体41は、発射機構板31とほぼ同じ大きさで、かつ後方へ開口していると共に、その上端面42には、左右方向の支軸43が突設されている。一方、発射機構板31の上端には、左右方向に形成された軸孔45を具備したピロー部44が螺着されている。そして、このピロー部44の軸孔45に前記支軸43が挿通されて、ピロー部44に整流器筐体41が上下方向に回動可能に装着されている。
また、整流器筐体41の下端には、後方へ突出した可撓性の係止片75が設けられ、図4に示されるように、整流器筐体41遮閉時に、その先端の爪部116が発射機構板31の係止孔118に圧入されて当該係止孔118の孔縁と係合する構成となっている。これにより、整流器筐体41が発射機構板31に対して固結されることとなる。一方、整流器筐体41を開放するときは、係止片75を撓ませて爪部116の係合を解除し、整流器筐体41を開閉自在とする。
次に、遊技球の送球を制御する整流器テコ34について詳述する。
整流器筐体41内には、図6a,bに示されるように、整流器テコ34が前後方向へ回動可能に軸支されている。さらに、この回動機構について詳述すると、整流器テコ34は、回動中心となるテコ軸37を備えると共に、このテコ軸37が整流器筐体41に一体成形された軸受部57に挿通されている。また、整流器テコ34の右側端面34aからはアーム連係杆58が側方へ突出され、このアーム連係杆58の先端に、上下方向に配置された長尺状の整流器アーム59の下端が係合している。一方、整流器アーム59の上端には、水平に配置された薄板状の連結部材54の一端が接続されている。さらに、この連結部材54の他端には、上下方向のソレノイドバネ48と、通電を契機に駆動開始する球送りソレノイド46の支持部47がそれぞれ接続されている。
かかる構成にあって、所定の制御信号に基づいて球送りソレノイド46が通電し、駆動開始すると、当該球送りソレノイド46の直下にある連結部材54がソレノイドバネ48の付勢力に抗して上下動し、その上下動により発生した駆動力が整流器アーム59を介して整流器テコ34に回転力として伝達され、当該整流器テコ34が間欠的に往復回動する。なお、このとき整流器テコ34は、その上面に形成された湾曲凹面38が上方に向く球受入状態(図7a参照)と、この湾曲凹面38が後方(発射位置P側)に向く送球状態(図7b参照)とに回動変換される。なお、前記整流器テコ34により、本発明に係る球送り部が構成される。
次に、整流器テコ34に臨む球整列路36等について説明する。
まず図3等に示されるように、整流器筐体41の前面中央には、上受け皿12内の遊技球が流入する上受け皿球受入口60が前後方向に開口している。さらに、整流器筐体41内には、図6a,bに示されるように、一端が前記上受け皿球受入口60に、他端が整流器テコ34の直上にそれぞれ接続された球整列路36が配設されている。この球整列路36は、上受け皿12内から流入した遊技球を整流器テコ34の上面に誘導するものである。具体的には、整流器テコ34よりも上受け皿球受入口60の方が上方に配置されており、上受け皿12内にある複数の遊技球は当該球整列路36内をその自重により一列状に順次送り出されてくる。
そして、図7aに示されるように、球整列路36により誘導された遊技球は、前記球受入状態の整流器テコ34に係る湾曲凹面38内に一旦収容される。次に、そのタイミングで整流器テコ34が前記送球状態に変換されることにより、図7bに示されるように、整流器テコ34の直後方で発射レール部材24の上にある発射位置Pに遊技球が適正に送球される。そして、かかる送球行程が繰返し実行されることにより、上受け皿12内の遊技球が順次発射位置Pに送球され、発射鎚51により順次打圧されることとなる。
さらに、図6a,bに示されるように、整流器筐体41の左端下面には、遊技球が通過可能な球抜き口83が形成されている。また、前記球整列路36の下方には、一端が当該球整列路36に連通し、他端が球抜き口83に連通する球抜き誘導路39が設けられている。なお、整流器筐体41内に配置され、この球整列路36内の遊技球を球抜き誘導路39側へ流入させて球抜き口83に導く機構は、球抜き機構部40の一部を構成するものであり、本発明の要部に係るため後述する。
次に、前枠扉6に形成された球抜き機構部40の主要部等について説明する。
図8に示されるように、前枠扉6の裏面であって上受け皿12の直後方位置には、上受け皿12内と連通し、かつ遊技球が通過可能な上受け皿球送出口61が開口している。また、この上受け皿球送出口61の直上には、一端が前枠扉6裏面に軸支され、ほぼ水平に保持されてなる長尺状の球止め片62が配設されている。この球止め片62は一端にある支軸64を中心にして前枠扉6の裏面に沿って上下に傾動するものである。また、この球止め片62の先端には、後述する球止め片加圧部49(図3等参照)と当接する受圧部67が設けられていると共に、下端が前枠扉6裏面に係止された上下方向の球止めバネ65が前記受圧部67の隣接位置に取り付けられている。さらに、球止め片62のほぼ水平な下縁であって上受け皿球送出口61の直上位置には、下方に突成されたシャッター舌片63が設けられている。
かかる構成にあって、球止めバネ65の付勢力が発生しない定常状態にあっては、図9に示されるように、球止め片62がほぼ水平に保持され、前記シャッター舌片63が上受け皿球送出口61を部分的に遮閉し、当該上受け皿球送出口61は遊技球が通過不能な不通状態となる。これに対し、図8に示されるように、球止めバネ65の付勢力に抗して球止め片62が支軸64を中心に上方へ傾動すると、この上方傾動に伴いシャッター舌片63も上方に変位し、上受け皿球送出口61は遊技球が通過可能に開放されて球通過可能状態となる。ところで、図3等に示される整流器筐体41の前面であって、上受け皿球受入口60の側傍には、前方突出した側面視三角形状の球止め片加圧部49が固着されている。この球止め片加圧部49は、前枠扉6の遮閉状態で、前記球止め片62の受圧部67と当接するものである。
次に、前枠扉6を開放状態から遮閉状態とするまでの過程における球止め片62の傾動変化等について説明する。
前枠扉6が開放状態にあっては、球止め片62は、球止めバネ65の弾縮力に従い、図9に示されるように不通状態にある。一方、前枠扉6を遮閉状態にしようとすると、まず前枠扉6の裏面と本体枠5の下部領域9とが近接し、本体枠5側の球止め片加圧部49の斜縁69が前枠扉6側の球止め片62に係る受圧部67の下縁68に当接する。そしてさらに前枠扉6を閉め込むと、受圧部67の下縁68が球止め片加圧部49の斜縁69を上方へ倣い移動し、球止め片62が球止めバネ65の付勢力に抗して球止め片加圧部49により押し上げられることとなる。そして、前枠扉6が完全に遮閉状態となって前記下縁68が斜縁69を登りきると、上述のようにシャッター舌片63が上方に変位して上受け皿球送出口61が不通状態から球通過可能状態となる。
ここで、前枠扉6が遮閉された状態にあっては、図14aに示されるように、整流器筐体41の上受け皿球受入口60が、前枠扉6の上受け皿球送出口61が近接して対置し、これにより上受け皿12内と整流器筐体41内とが連通状態となって上受け皿12内の遊技球が上受け皿球送出口61と上受け皿球受入口60とを通過して整流器筐体41内に流入可能となる。そして、上受け皿12内の遊技球が、整流器筐体41内に流入し、球整列路36を介して整流器テコ34に誘導されることとなる。
一方、遮閉状態の前枠扉6を開放すると、球止め片加圧部49に係る斜縁69と受圧部67の下縁68とが離間することとなって、球止め片加圧部49による押上げ作用が解除され、球止め片62が球止めバネ65の付勢力に従って下方傾動し、上受け皿球送出口61はシャッター舌片63により遮閉されて不通状態となる。このため、前枠扉6の開放状態で上受け皿12内の遊技球が上受け皿球送出口61からこぼれ落ちることが無い。
次に、球抜き機構部40について説明する。
この球抜き機構部40は、遊技者が球抜きボタン18を押圧操作した場合に、上受け皿12内の遊技球を下受け皿13内に流入させるものである。なお、この球抜き機構部40により、本発明に係る球抜き手段が構成される。
図8等に示されるように、球抜き機構部40は、上述の球抜きボタン18を備えている。この球抜きボタン18の下端には、ボタン軸71が前後方向に設けられており、球抜きボタン18を押圧操作すると、図10に示されるように、その加圧により球抜きボタン18がボタン軸71を中心に傾動し、その下縁が下方へ変位する構成となっている。これにより、球抜きボタン18は、押圧位置と押圧解除位置とに変換されることとなる。
また、球抜きボタン18の直下には、縦長でほぼ逆三角形状の球抜きクランク72が起立状に配設されている。なお、この球抜きクランク72の上面と球抜きボタン18の下面とは接触している。また、球抜きクランク72は、その上端であって前枠扉6における中央寄り位置に前後方向のクランク支軸73が配設されている。また、外方寄りの側部には、一端が前枠扉6の側縁に係止されたクランクバネ74が接続されている。そして、このクランクバネ74の付勢力により、球抜きクランク72は外側方へ常時付勢されている。
かかる構成にあって、球抜きボタン18が遊技者により押圧されると、球抜きボタン18の加圧により球抜きクランク72がクランクバネ74の付勢力に抗してクランク支軸73を中心に傾動し、当該球抜きクランク72の下端が前枠扉6の中央へ変位する。
また、この球抜きクランク72の下端には、縦長の連結軸用長孔78が配設されている。さらに、この連結軸用長孔78の近傍には、平板状の基体80と基体80の下端から側方に突出したL字腕部81とで構成される上皿球抜きスライダ77が配置されている。この上皿球抜きスライダ77は、左右方向にスライド可能に前枠扉6の裏面に保持されていると共に、前記球抜きクランク72の連結軸用長孔78内に、上皿球抜きスライダ77の基体80に突成された連結軸79が挿通されている。
かかる構成にあって、上述のように球抜きボタン18の操作に基づき球抜きクランク72が傾動して下端が前枠扉6の中央へ変位すると、図10に示されるように、連結軸用長孔78と連結軸79との係合により上皿球抜きスライダ77が球抜きクランク72によって前枠扉6の中央方向へ押し出され、図8中の矢印方向(左右方向)へ進出移動することとなる。これに対し、球抜きボタン18の押圧操作が解除されると、クランクバネ74の付勢力に従って、球抜きクランク72が傾動状態から通常の起立状態となり、これに連結された上皿球抜きスライダ77も元の位置に引き戻されて定常位置(図8参照)へ退避移動する。ここで、上皿球抜きスライダ77のL字腕部81は、後述する整流器球抜きスライダ90に係止するものである。なお、上述のように左右方向にスライドして進退する上皿球抜きスライダ77により、本発明に係る第一進退部材が構成される。
次に、整流器球抜きスライダ90について説明する。
図3に示されるように、整流器筐体41の上受け皿球受入口60の直下には、左右方向に長いスライダ用長孔85が開口している。また、上受け皿球受入口60の左位置には、左右方向に長い支持長孔86が開口している。さらに、スライダ用長孔85の後方対向位置には、当該スライダ用長孔85とほぼ同形状の支持長孔87(図11参照)が設けられている。
一方、整流器筐体41内には、図11,12等に示されるような整流器球抜きスライダ90が配置されている。この整流器球抜きスライダ90は、薄板状でほぼ水平な球止め板部91と、この球止め板部91の左縁から起立してなる立設部92とで構成され、全体として縦断面L形の構造となっている。また、球止め板部91の前後の端面には、それぞれ横長の摺動凸部94が突設されている。さらに、前側の端面に突設された摺動凸部94の前面には、円柱状の受圧軸部95が前方へ突成されている。
また、前記立設部92の前面には、摺動軸部96が突成されていると共に、側端面には、丸棒状の水平支持杆97が水平に配設されている。そして、この水平支持杆97にコイル状の付勢バネ98が外嵌されて保持されている。
かかる構成にあって、整流器球抜きスライダ90は、スライダ用長孔85に受圧軸部95が、支持長孔87に後側の摺動凸部94が、支持長孔86内に摺動軸部96がそれぞれ挿通されて、左右方向にスライド移動可能に支持されている。
さらに、図6a,bに示されるように、球整列路36の左隣には振幅規制壁101,101が対設され、これら振幅規制壁101,101間に、整流器球抜きスライダ90が上述の構成でスライド移動可能に配設されている。さらに、両振幅規制壁101,101のうち、左側の振幅規制壁101には、整流器球抜きスライダ90の水平支持杆97が挿通されるフランジ付き挿通口102が開口している。そして、フランジ付き挿通口102と、整流器球抜きスライダ90の立設部92の側端面との間に付勢バネ98が配置されている。
かかる構成にあって、図6bに示されるように、整流器球抜きスライダ90が左方にスライド移動すると、前記フランジ付き挿通口102に水平支持杆97が挿通されると共に、当該フランジ付き挿通口102と立設部92との間で付勢バネ98が弾縮する。これに対し、図6aに示されるように、整流器球抜きスライダ90が右方にスライド移動すると、前記フランジ付き挿通口102から水平支持杆97が抜脱すると共に、付勢バネ98の弾縮が解除される。
また、整流器球抜きスライダ90の球止め板部91は、球整列路36と球抜き誘導路39との接続境界に形成される連通口84に配置されており、そのスライド移動により、連通口84を遮断する遮断状態と、連通口84を開放する開放状態とに位置変換される。具体的には、図6aに示されるように、整流器球抜きスライダ90が右方向に配置されると、球止め板部91の上面が球整列路36の一面を構成して連通口84が遮断状態となる。これに対し、整流器球抜きスライダ90が左方向に配置されると、球止め板部91が連通口84から退避して球整列路36と球抜き誘導路39とが開通することとなる。なお、この整流器球抜きスライダ90により、本発明に係る第二進退部材が構成される。
ここで、整流器球抜きスライダ90のスライド制御は、上述した上皿球抜きスライダ77を介して行われる。さらに詳述すると、図11,12に示されるように、上皿球抜きスライダ77のL字腕部81先端には、整流器球抜きスライダ90の受圧軸部95に当接する加圧凹部82が設けられている。そして、図13aに示されるように、前枠扉6が遮閉状態となると、受圧軸部95に加圧凹部82が側方から当接する態様で係合することとなる(図13b参照)。
かかる構成にあって、球抜きボタン18が押圧操作されて、上皿球抜きスライダ77が図10に示されるように進出移動すると、加圧凹部82が受圧軸部95を左方向に押し出す(図13c参照)。そうすると、この押し出し作用に従って整流器球抜きスライダ90が左方向に退避移動し、球止め板部91は球整列路36と球抜き誘導路39とを連通させることとなる。
なお、整流器球抜きスライダ90は、付勢バネ98により常時右方に付勢されており、上皿球抜きスライダ77の加圧が解除されると、整流器球抜きスライダ90は右方に進出移動し、球抜き誘導路39を遮断する遮断状態となる。
ところで、図9に示されるように、球止め片62の左側端部と上皿球抜きスライダ77の上部とが近接して配置されているため、前枠扉6開放時に球抜きボタン18を操作しようとしても、かかる開放状態では球止め片62の左側端部と上皿球抜きスライダ77の上部とは当接してしまうため、球抜きボタン18は操作不能となる。
次に、本発明の要部である、球抜き機構部40に係る球抜き口83の詳細について説明する。
上述のように、整流器筐体41に設けられた球抜き口83は、当該整流器筐体41の下面に形成されていると共に、図14,15に示されるように、下受け皿13の鉛直上方に配置されている。したがって、連通口84が開通して球整列路36から球抜き誘導路39へ移入し、該球抜き誘導路39を通過して球抜き口83から整流器筐体41外に排出された遊技球は、当該球抜き口83から直接落下して、下受け皿13に捕捉されることとなる(図14b参照)。
したがって、さらに述べると、球抜きボタン18が操作された場合には、図14bに示されるように、上受け皿12内の遊技球は、上受け皿球送出口61及び上受け皿球受入口60を通過し、その後、球整列路36及び球抜き誘導路39を通過し、球抜き口83を介して整流器筐体41の外に排出され、そのまま下受け皿13に流下する。かかる構成は、機械内部に一旦迂回させてなる球抜き用の誘導樋を備えないため、このような誘導樋のメンテナンスが不要となって球詰りの発生率を低減することが可能となる。
ところで、上記構成は、図16aに示されるように、上皿球抜きスライダ77が前枠扉6に配設され、この上皿球抜きスライダ77と係合する整流器球抜きスライダ90が本体枠5に対設された構成である。したがって、球抜き機構部40の主要部が前枠扉6側に配置されることにより、本体枠5の最前位置に整流器筐体41が配置可能となるものであり、本発明に係る構成は、本体枠5の前面に配置した下受け皿13の直上に整流器筐体41を配置することができる構成である。
一方、図16bに示されるように、従来のパチンコ遊技機の一般的な構成は、球抜き機構部219と整流器筐体209とが共に本体枠202内に前後して配設されている。すなわち、本体枠202の最前位置に球抜き機構部219が配され、その後方に整流器筐体209が配されている。したがって、本発明と比較すると、整流器筐体209と下受け皿207とが離間して配されるため、整流器筐体209は下受け皿207の直上に配置することができない。
また、本パチンコ遊技機1にあっては、図17aに示されるように、上受け皿12と下受け皿13とを従来構成(図16b参照)に比して近接させている。これは、球抜き口83から直接落下した遊技球が下受け皿13の底面に衝突して大きく跳ね返ることを防止するために整流器筐体41を可及的に下方へ配置したことによるものである。すなわち、整流器筐体41を下方に配置すると、整流器筐体41に内在する整流器テコ34も従来に比して下受け皿13に近接し、さらに整流器テコ34に球整列路36を介して連通する上受け皿12も下方に偏位して配設されることとなる。このように、上受け皿12が従来構成に比して下方に偏位して配設可能となると、相対的に整流器筐体41の上方に配置される遊技領域21が拡大されることとなる。これは、当該遊技領域21を用いてダイナミックな遊技を展開することが可能となる利点がある。また、上受け皿12と下受け皿13とがより近接し、整流器筐体41から遊技球を自然落下させて球抜きする構成であるため、球抜きに係る遊技球の道程が短縮され、球抜きに要する時間が短縮される利点がある。
なお、球抜き口83は整流器筐体41の下面であり、下受け皿13の鉛直上方であれば、適宜左右方向に位置を変更することが可能である。
また、これまでに述べた実施形態の他に、本発明の範囲内で適宜変更することは勿論可能である。
パチンコ遊技機1の外観斜視図である。 前枠扉6が開放したパチンコ遊技機1の斜視図である。 整流器筐体41等の斜視図である。 整流器筐体41等の右側面図である。 整流器筐体41等の分解斜視図である。 a)は球送り時における整流器筐体41を示す縦断正面図であり、b)は球抜き時における整流器筐体41の縦断正面図である。 a)は球受入れ時における整流器テコ34の図6B−B縦断面図であり、b)は球送り時における整流器テコ34の図6B−B縦断面図である。 前枠扉6の裏面図である。 球止め片62が下方に傾動した状態における前枠扉6の裏面図である。 球抜き操作された際の前枠扉6を示す裏面図である。 上皿球抜きスライダ77と整流器球抜きスライダ90とを示す斜視図である。 上皿球抜きスライダ77と整流器球抜きスライダ90との分解斜視図である。 前枠扉6の遮閉過程を示す説明図である。 a)は球送り時における整流器筐体41周辺の縦断側面図であり、b)は球抜き時における整流器筐体41周辺の縦断側面図である。 図1,2のA−A断面図である。 a)は本発明に係る整流器筐体41を側方から観た概念図であり、b)は従来構成に係る整流器筐体209を側方から観た概念図である。 a)は本発明に係る整流器筐体41周辺の縦断側面図であり、b)は従来構成に係る整流器筐体209周辺の縦断側面図である。 従来構成に係る整流器筐体209周辺の縦断側面図である。 従来構成の整流器筐体209の縦断正面図であって、a)は球送り時を示し、b)は球抜き時を示す。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 外枠
5 本体枠
6 前枠扉
7 遊技盤
12 上受け皿
13 下受け皿
18 球抜きボタン(球抜き操作部)
21 遊技領域
34 整流器テコ(球送り部)
35 整流器
36 球整列路
39 球抜き誘導路
40 球抜き機構部(球抜き手段)
41 整流器筐体
77 上皿球抜きスライダ(第一進退部材)
83 球抜き口
84 連通口
90 整流器球抜きスライダ(第二進退部材)
P 発射位置

Claims (1)

  1. 外枠内に枢設された本体枠と、
    本体枠に装着され、所定の発射位置で弾発された遊技球が放出される遊技領域が前面に形成された遊技盤と、
    本体枠の前面に軸支されて開閉する前枠扉と、
    前枠扉の前面に配設された上受け皿と、
    前枠扉の直下で本体枠前面に配設された下受け皿と、
    本体枠内に設けられ、遊技球を前記発射位置に送球する球送り部と、
    上受け皿内の遊技球を球送り部に誘導する球整列路と、
    球送り部及び球整列路が内在し、かつ遊技球が通過可能な球抜き口が開口されてなる整流器筐体と、
    整流器筐体内に配置され、一端が球整列路に連通し、他端が球抜き口に連通する球抜き誘導路と、
    球整列路内の遊技球を球抜き誘導路を介して球抜き口から整流器筐体の外に流出させ、該遊技球を下受け皿へ投入する球抜き手段と
    を備えたパチンコ遊技機において、
    球抜き手段は、
    前枠扉に位置変換可能に配設された球抜き操作部と、
    前枠扉に配設され、球抜き操作部の操作に連動して左右方向に進退する第一進退部材と、
    球整列路と球抜き誘導路とが連通する位置に形成された上下方向に開口する連通口を覆う位置で、本体枠に設けられ、第一進退部材と係合して該第一進退部材の進退動作に連動し、左右方向に進退する第二進退部材とを備え、
    第二進退部材は、ほぼ水平な球止め板部を備え、
    球抜き操作部が一側に操作されて第一進退部材が進出動作することにより、第二進退部材が前記連通口を開放する位置に退避し、球止め板部が連通口から退避して球整列路と球抜き誘導路とを開通し、
    球抜き操作部が他側に操作されて第一進退部材が退避動作することにより、第二進退部材が前記連通口を遮閉する位置に進出し、球止め板部が連通口を遮閉するものであると共に、
    前記した整流器筐体の球抜き口を当該整流器筐体の下面に形成し、かつ下受け皿と上下方向で一致させ、前記連通口の開放状態で球整列路内の遊技球を球抜き口から流出させ、流出した遊技球は誘導樋を経ることなく、開放された外部空間を降下して下受け皿に直接落下するようにしたものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
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