JP2001145759A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001145759A
JP2001145759A JP33068699A JP33068699A JP2001145759A JP 2001145759 A JP2001145759 A JP 2001145759A JP 33068699 A JP33068699 A JP 33068699A JP 33068699 A JP33068699 A JP 33068699A JP 2001145759 A JP2001145759 A JP 2001145759A
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ball
pachinko
hitting
ball supply
supply device
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JP33068699A
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English (en)
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Yoshinori Suehiro
義典 末廣
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Adachi Light Inc
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Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で打球供給装置内にパチンコ球を
残すことなく球抜きができるパチンコ遊技機を提供す
る。 【解決手段】 前面枠2の前面に開閉自在に装着される
打球供給皿8のパチンコ球を球送り部材29により発射
位置18に供給する打球供給装置19を前面枠2側に装
着し、該打球供給装置19の導入口30と連通する打球
供給皿8の球出口62を開閉する球止め手段65と、打
球供給皿8のパチンコ球を球抜きする球抜き手段38,
64を備えたパチンコ遊技機において、前記打球供給装
置に球抜き口34を開設すると共に、該球抜き口34を
閉塞する球抜き部材38を配設し、一方打球供給皿19
に操作部材64を設け、該球抜き部材38と操作部材6
4を連繋手段42,74を介して連繋するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関するもので、特に打球供給装置を前面枠側に備えたパ
チンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機においては、打球
供給皿のパチンコ球を打球発射装置に連動して発射レー
ルの発射部に1個ずつ供給する打球供給装置を前面枠側
に設け、前記打球供給皿の開閉に伴って、打球供給皿の
球出口を開閉する球止め機構を備え、打球供給皿の開放
時に球出口からパチンコ球が流出しないようにしたもの
がある。
【0003】上記パチンコ遊技機においては、前記打球
供給皿に球抜き口が設けられると共に、該球抜き口を閉
塞する球抜き部材が配設され、操作部材を操作すること
により球抜き部材を作用させて、球抜き口を開放して打
球供給皿に形成した球抜き通路を介してパチンコ球を球
抜きをするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したパチ
ンコ遊技機は、打球供給皿に開設した球抜き口を開放し
て球抜きを行う構造であるため、既に打球供給装置に送
り込まれたパチンコ球は、抜取られずにそのまま残って
しまうという問題があった。そのため、遊技者は打球供
給装置に残されたパチンコ球をわざとファール球として
回収する面倒な操作をしなければならなかった。
【0005】また、打球供給皿に球抜き通路を形成する
ことで、成形コストが高くなり、しかも、球抜き部材を
設置するスペースも必要なことから、打球供給皿の空間
部を有効に利用することができなかった。
【0006】そこで本発明は上記課題を解決し、簡単な
構造で打球供給装置内にパチンコ球を残すことなく球抜
きができ、打球供給皿の空間部を有効に利用することが
できるパチンコ遊技機を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、前面枠の前面に開閉自在に
装着される打球供給皿のパチンコ球を球送り部材により
発射位置に供給する打球供給装置を前面枠側に装着し、
該打球供給装置の導入口と連通する打球供給皿の球出口
を開閉する球止め手段と、打球供給皿のパチンコ球を球
抜きする球抜き手段を備えたパチンコ遊技機において、
前記打球供給装置に球抜き口を開設すると共に、該球抜
き口を閉塞する球抜き部材を配設し、一方打球供給皿に
操作部材を設け、該球抜き部材と操作部材を連繋手段を
介して連繋するようにしたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記球送り部材は、最先のパチンコ
球を支持する支持部を有し、該支持部の上面を球抜き口
に向う傾斜面としたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記球抜き部材は、球送り部材に支
持される最先のパチンコ球を球抜き口へ押出す押片部を
設けたことを特徴とする。
【0010】そして、請求項1記載の発明は、打球供給
装置に球抜き口を開設すると共に、該球抜き口を球抜き
部材を配設し、該球抜き部材と打球供給皿の設けた操作
部材を連繋することにより、打球供給装置の球抜きを可
能とし、打球供給皿の空間部を有効に利用することがで
きるようにした。
【0011】また、請求項2および3記載の発明は、打
球供給装置内にパチンコ球を残すことなく、球抜きでき
るようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2は
ガラス扉枠と前面板とを開放した状態を示すパチンコ遊
技機の下部部分の斜視図である。図において、1はパチ
ンコ遊技機の機枠であり、該機枠1の前面に額縁状に形
成された前面枠2が開閉自在に取付けられている。該前
面枠2の裏面に合成樹脂により一体に形成された取付枠
3を介して遊技盤4が取付られており、その前面を覆う
ようにガラス扉枠5が装着されている。また、その下方
に合成樹脂製の前面板6がヒンジ機構7により開閉自在
に装着され、該前面板6の前面に打球を供給する打球供
給皿8が装着されている。9は打球供給皿8の余剰球を
貯留する下部球受皿である。
【0013】また、下部球受皿9の側方に位置して操作
ハンドル10が設けられ、該前記操作ハンドル10は、
図16に示すように前面枠2の前面に固定される握り部
11と、該握り部11に回動自在に設けられる操作レバ
ー12とを備える。握り部11内にボリュームスイッチ
13が組み込まれ、操作レバー12を回動することによ
って該ボリュームスイッチ13がボリューム調整され、
打球の発射力が調節される。
【0014】前記遊技盤4の前面にはガイドレール14
が配設され、該ガイドレール14の下方に位置して、取
付枠3に形成した取付凹部15に発射レール16,打球
発射装置17および発射レール16の発射位置18にパ
チンコ球を供給する打球供給装置19等が装着される発
射ユニット20が取着されている。
【0015】前記打球発射装置17は、図5に示すよう
に箱状の取付枠21に、操作ハンドル10の操作によっ
て駆動する直線往復動式の発射ソレノイド22が設置さ
れている。該発射ソレノイド22は、長手方向にプラン
ジャ式の打球杆23が挿通支持されており、先端にゴム
製の槌頭24が設けられ、打球杆23の後端のストッパ
25によって往復動が規制されると共に、衝撃が緩和さ
れるようになっている。また、打球杆23の先端側に後
述する球送り部材29と係合する係止部材26が装着さ
れており、後端側にコイル状の復元ばね27が巻装され
ている。
【0016】前記打球供給装置19は、図6に示すよう
にケース体28と打球供給皿8のパチンコ球を一個ずつ
発射位置18に供給する球送り部材29とで構成され
る。ケース体28は、前後に二分割して形成され、前ケ
ース体28aの上部に前記打球供給皿8のパチンコ球を
導く導入口30が開設され、該導入口30に連通して後
ケース体28bに供給路31が形成され、その終端に前
記球送り部材29が収容される円筒状の収容部32が形
成され、側壁に前記発射レール16の発射位置18に対
応して供給口33が開設される。そして、前ケース体2
8aに、球抜き口34が開設され、該球抜き口34は球
抜通路部材35を介して前記収容部32の下方に形成さ
れた球抜き通路36と連通している。さらに、球抜き通
路36は、前面枠2に形成された球抜き樋37を介して
下部球受皿9に連通している。また、前ケース体28a
には、球抜き口34を開閉する球抜き手段の球抜き部材
38が、ガイド部39により左右方向に移動自在に配設
され、スプリング40により常に球抜き口34を閉塞す
るように付勢されている。球抜き部材38は、球抜き口
34を閉塞する板状部41と連繋手段としての先端円錐
形の筒部42が形成されている。
【0017】前記球送り部材29は、前ケース体28a
に一体的に設けられた回動支軸43に巻ばね44を介し
て回動自在に支持され、供給路31の最先のパチンコ球
を受け止める球止部45と、回動により球止部45から
落下するパチンコ球を受入れて保持する球保持部46を
一体に備え、側面に後ケース体28bの円弧状長孔80
から外方に突出し、前記係止部材26に係合するする係
合ピン47が設けられている。また、前記球止部45
は、回動支軸43を中心とした円弧面であり、かつ前記
球抜き口34側に下傾して形成されており、球保持部4
6は球保持部46に受入れたパチンコ球を供給口33に
導くように下傾している。
【0018】また、前記発射ユニット20は、図5に示
すように前記取付凹部15に嵌る取付ベース47を有
し、該取付ベース47には、上述した発射レール16の
取付ボス48および打球発射装置17の取付部49が凹
状に形成されると共に、打球供給装置19の取付ボス5
0が設けられている。また、取付ベース47には、前記
ガイドレール14の始端と発射レール16との間に開設
されるファール球口51から落下するファール球および
前面板6の開放時にパチンコ球導出口52から落下する
零れ球を受けて下部球受皿9に導くファール球樋53が
形成されると共に、その左側方にスピーカー54が収納
されるスピーカー収納部55が形成され、前面にスピー
カー54のコーン部を露呈させる円形状の透音孔56が
開設されたカバー57を装着している。
【0019】そして、取付ベース47の取付ボス48
に、前記発射レール16をビス着し、取付部49に打球
発射装置17を嵌合してビス着することにより、発射レ
ール16の発射位置18と打球杆23の槌頭24との位
置合わせが確実にできる。また、取付ボス50に打球供
給装置19をビス着することにより、供給口33が発射
位置18に対応して正確に取付けられる。このように組
付けられた発射ユニット20は、取付枠3に形成した取
付凹部15に嵌め込んでビス等の適宜手段により簡単に
装着される。
【0020】また、前記打球供給皿8は、図7に示すよ
うにパチンコ球を貯留する皿部材58と該皿部材58の
前面外側を被うカバー部材59とからなり、皿部材58
は底壁60が一方に緩やかに下傾し、その傾斜下端にパ
チンコ球が一列に整列される整列通路部61が形成さ
れ、終端を前面板6に開設した球出口62に連通してい
る。また、カバー部材59内部には球抜き手段としての
操作部材が設けられ、該操作部材は操作部63とレバー
部材64とからなり、さらに該レバー部材64と連繋し
て、前面板6の開放時に前記球出口62を閉鎖する球止
め部材65が設けられている。図8に示すように操作部
63は前記皿部材58の板状部58aに開設した開口6
6から臨んで、前記前面板6に突設した軸67により上
下方向に押圧自在に軸支され、レバー部材64は、長円
に形成された軸孔68を前記前面板6に突設した軸筒6
9に挿通して上下および揺動自在に軸支され、前記軸筒
69の開放端を操作部63の下部に垂設した板状部70
で塞いで抜け止めされている。そして、レバー部材64
はスプリング71で付勢され、常にレバー部材64の係
止突起72と操作部63の作動片73が接触位置してい
る。また、レバー部材64には、前記球抜き部材38の
筒部42に係合する連繋手段としての連繋孔74が形成
され、さらに球止め部材65との連繋ピン75が一体に
設けられている。なお、操作部材は操作部とレバー部材
を一体に形成したものでもよく、この場合軸孔を長孔に
すればよい。
【0021】前記球止め部材65は、前面板6に突設し
た軸ピン76により揺動自在に軸支され、該軸支部を介
して一方に球出口62を開閉する扇状の球止め部77が
形成され、他方に設けられた腕部に前記連繋ピン75が
貫挿される楕円状のガイド孔78が形成されている。7
9は前面板6に形成された前記筒部42が臨む案内溝で
ある。
【0022】上記のように構成される球止め機構の作用
について説明する。前面板6の閉鎖時において、図15
に示すように球抜き部材38の筒部42が前面板6の案
内溝79から打球供給皿8のカバー部材59内に臨ん
で、レバー部材64の連繋孔74と連繋状態にある。こ
のとき図8および図9に示すように球止め部材65が球
出口62を開放する位置に揺動保持されており、打球供
給皿8の球出口62と打球供給装置19の導入口30が
連通してに皿部材58のパチンコ球を供給可能な状態と
なっている。そして、この状態から打球発射装置17等
の点検により前面板6を開放すると、図12および図1
3に示すようにレバー部材64の連繋孔74と球抜き部
材38の筒部42の連繋が解除され、レバー部材64が
スプリング71の付勢により上動する。すると、図12
に示すように連繋ピン75の上動に伴い球止め部材65
が軸ピン76を支軸に揺動して球止め部77が球出口6
2を閉鎖する。このようにして、前面板6を開放すると
打球供給皿8のパチンコ球の流出を防ぐようになってい
る。
【0023】また、この状態から前面板6を閉鎖する
と、球抜き部材38の筒部42が前面板6の案内溝79
から打球供給皿8のカバー部材59内に臨んで、先端円
錐形部がレバー部材64の連繋孔74に挿入し、レバー
部材64がスプリング71の付勢に抗して長円の軸孔6
8により徐々に下動して、図8および図12鎖線に示す
ように球抜き部材38とレバー部材64が連繋する。そ
れに伴って連繋ピン75が下動して球止め部材65を揺
動し、球止め部77が上方に移動して球出口62を開放
する。これによって、導入口30と連通状態となり、打
球供給皿8のパチンコ球を打球供給装置19に供給可能
となる。
【0024】上記のように構成されるパチンコ遊技機
は、図10および図11に示す発射ソレノイド22が消
磁し、打球杆23が後退した状態において、係止部材2
6と係合ピン47の係合により、球送り部材29は、球
止部45が回動支軸43の軸上に位置して、打球供給皿
8から球供給路31に流入した最先のパチンコ球を受止
める状態で停止している。
【0025】この状態で、遊技者が操作ハンドル10の
操作レバー12を回動してボリュームスイッチ13のボ
リューム調整をすることによりパルス信号が出力され、
このパルス信号により打球発射装置17の発射ソレノイ
ド22を作動させ、打球杆23の往動により係止部材2
6を介して、図14に示すように打球供給装置19の球
送り部材29を回動させ、球支持部45で支持された最
先のパチンコ球が球保持部46に受入れられ、次いで打
球杆23の復動により起立状態に復帰し、該パチンコ球
が供給口33から発射レール16の発射位置18に送給
される。そして、打球杆23の往動により、発射レール
16の発射位置18のパチンコ球を遊技盤4面に勢いよ
く打ち出し、以後同じ動作を繰り返す。
【0026】次に打球供給皿8内のパチンコ球の球抜き
について説明する。まず操作部63を図8鎖線に示すよ
うに下方に押圧して、レバー部材64をスプリング71
の付勢に抗して回動させる。これにより図15鎖線に示
すようにレバー部材64と連繋している球抜き部材38
が移動し、球止部45で受止められていたパチンコ球
が、板状部41の支持を失い、球止部45の上面傾斜に
より球抜き通路部材35を介して球抜き通路36に落下
する。そして、後続のパチンコ球も同じように球抜き通
路36に落下して、球抜き樋37を介して下部球受皿9
に排出される。このようにして、打球供給装置19内に
パチンコ球は残ることもなく、打球供給皿8のパチンコ
球をすべて球抜きすることができる。なお、このとき球
止め部材65は、レバー部材64連繋ピン75が、ガイ
ド孔78内を移動するだけで揺動せず、球出口62を開
放した状態を維持している。
【0027】そして、打球供給皿8内のパチンコ球を下
部球受皿9に抜取った後、図8に示すように操作部63
の押圧を解除すると、スプリング71の付勢によってレ
バー部材64が元の状態に復帰し、同時に球抜き部材3
8もスプリング40の付勢により図15に示す位置に移
動し、球抜き口34を閉塞し球抜き通路36への連通状
態が解除される。
【0028】また、図17ないし図20は、打球供給装
置の他の実施の形態を示している。この実施の形態は、
前記打球供給装置19と異なる点はを電気的駆動手段を
使用した点であり、それに伴う相違点は打球発射装置1
7との係止部材26が無くなっただけであるため、同じ
構成部材には同一符号を付して説明する。該打球供給装
置19Aは、図17に示すようにケース体81と打球供
給皿8のパチンコ球を一個ずつ発射位置18に供給する
球送り部材82と該球送り部材82を作動させる電気的
駆動手段である電磁石83とで構成される。
【0029】前記ケース体81は、前記打球供給装置1
9と外観形状がほぼ同じであり、前後に二分割して形成
され、前ケース体81aの上部に前記球出口62に合致
する導入口30を開設すると共に、該導入口30に連通
して供給路31が形成され、その終端に前記球送り部材
82が収容される。そして、後ケース体81bの側壁に
前記発射レール16の発射位置18に対応して供給口3
3が開設される。そして、供給路31の終端に球抜き口
34が開設され、その下方に球抜き通路36が形成さ
れ、該球抜き通路36は、前面枠2に形成された球抜き
樋37に連通している。また、後ケース体81bには、
球抜き口34を開閉する球抜き手段の球抜き部材38が
ガイド部39により左右方向に移動自在に配設され、ス
プリング40により常に球抜き口34を閉塞するように
付勢されている。該球抜き部材38は、球抜き口34を
閉塞する板状部41と前記球送り部材82上面に臨む押
片部84が形成されると共に、ガイド部39から突出す
る先端円錐形の筒部42が形成されている。なお、板状
部41と押片部84の間隔は、パチンコ球1.5〜2個
分程度が望ましい。
【0030】前記球送り部材82は、供給路31の最先
のパチンコ球を受け止める球止部45と、回動により球
止部45から落下するパチンコ球を受入れて保持する球
保持部46を一体に備え、側面に突出する係合ピン85
が設けられている。そして両側部に発射レール16と平
行な回動支軸86が一体に突設されており、該回動支軸
86を後ケース体81bに形成された軸受凹部87に嵌
めて、上下に回動自在に支持される。
【0031】前記電磁石83は、前ケース体81aの収
納空間88に取付金具89を介して取付けられ、その下
方に位置して磁着片90が前ケース体81aに突設した
軸ピン91に傾動自在に軸支され、前記係合ピン85を
係合載置する係合部92を設けている。なお、取付金具
89は、図 に示すように前面板6の閉鎖時に金属板6
aと接触状態にあり、電磁石83の放熱作用を促す。
【0032】このように構成される打球供給装置19A
は、電磁石83が励磁されていない時は、図18および
図20に示すように球送り部材82が起立状態にあって
球止部45で最先のパチンコ球を受止めている。このと
き該パチンコ球は、板状部41と押片部84の間に位置
している。この状態で、遊技者が操作ハンドル10を操
作すると打球発射装置17の発射ソレノイド22が作動
して、打球杆23を往復動させ、その作動に同期して電
磁石83が励磁され、図18鎖線に示すように磁着片9
0が吸着され、図20鎖線に示すように球送り部材82
が揺動し、球止部45で支持された最先のパチンコ球が
球保持部46に受入れられ、次いで電磁石83が消磁す
ると自重により起立状態に復帰し、該パチンコ球が供給
口33から発射レール16の発射位置18に送給され
る。そして、打球杆23の往動により、発射レール16
の発射位置18のパチンコ球を遊技盤4に勢いよく打ち
出すようになっており、以後同じ動作を繰り返す。
【0033】また、打球供給皿8内のパチンコ球の球抜
きは、前記実施の形態と同様に、操作部63を下方に押
圧することによりレバー部材64と連繋している球抜き
部材38が、図18および図19の鎖線に示すように移
動し、板状部41で受止められていたパチンコ球が、板
状部41の支持を失い球抜き口34から球抜き通路36
に落下して球抜き樋37を介して下部球受皿9に排出さ
れる。また、球送り部材82の球止部45上面に残され
ているパチンコ球は、図18および図19の鎖線に示す
ように、板状部41と押片部84の間隔がパチンコ球
1.5個分以上あるので、板状部41上のパチンコ球が
抜け始め、タイミングをずらして球抜き部材38の押片
部84によって球抜き口34に押し出されて球抜き通路
36に落下する。このため、球抜き通路36で球噛みす
ることなく下部球受皿9に排出され、打球供給装置19
A内にパチンコ球は残ることもなく、打球供給皿8のパ
チンコ球をすべて球抜きすることができる。
【0034】なお、上記実施の形態において、球抜き口
34を開閉する球抜き部材38を左右方向に移動自在に
設けるようにしたが、これに限ることなく前後方向に移
動自在に設けられたもの、あるいは回動軸を支点に回動
自在に設けるようにしてもよい。また、連繋手段におい
ても、筒部42と連繋孔74に限られることなく、軸と
二股状の係止部あるいは鉤片等、互いに係脱可能であれ
ばよい。
【0035】また、打球供給装置19,19Aを外観形
状を同じにすると共に、導入口30および供給口33を
それぞれ同じ位置に設けたので、打球供給装置19,1
9Aが互いに互換性を有し、打球発射装置17の係止部
材26を介して打球を供給するパチンコ遊技機と電気的
駆動源により打球を供給するパチンコ遊技機とに僅かな
部品を代えるだけで簡単に変換することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機は、打球供給装置に球抜き口を開設すると共に、該
球抜き口を球抜き部材を配設し、該球抜き部材と打球供
給皿の設けた操作部材を連繋することにより、打球供給
装置の球抜きを可能とし、打球供給皿の球抜き時に打球
供給装置内にパチンコ球を残すことなく全てのパチンコ
球を球抜きすることができ、遊技者の残球処理の煩わし
さを解消することができる。
【0037】また、打球供給皿側に球抜き通路を設ける
必要がなくなり、打球供給皿の成形コストが低減され、
さらに球抜き部材を前面枠側に設けることで、従来占領
されていた空間スペースを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】ガラス扉枠と飾り板とを開放した状態を示すパ
チンコ遊技機の下部部分の斜視図である。
【図3】発射ユニットを前面枠から外した状態の斜視図
である。
【図4】発射ユニットの斜視図である。
【図5】発射ユニットの分解斜視図である。
【図6】打球供給装置の分解斜視図である。
【図7】打球供給皿の分解斜視図である。
【図8】球抜き装置部分の要部正面図である。
【図9】打球供給装置部分の要部側断面図である。
【図10】打球供給装置部分の要部平断面図である。
【図11】打球供給装置の正面断面図である。
【図12】球止め作用を示す要部正面図である。
【図13】打球供給皿を開放した状態の要部側断面図で
ある。
【図14】打球供給装置の作用を示す断面図である。
【図15】球抜きの作用を示す打球供給装置の断面図で
ある。
【図16】操作ハンドルの断面図である。
【図17】他の実施の形態の打球供給装置の分解斜視図
である。
【図18】図17の正面断面図である。
【図19】図17の打球供給装置部分の要部平断面図で
ある。
【図20】図17の打球供給装置部分の要部側断面図で
ある。
【符号の説明】
2 前面枠 8 打球供給皿 17 打球発射装置 18 発射位置 19,19A 打球供給装置 29 球送り部材 30 導入口 34 球抜き口 38 球抜き部材(球抜き手段) 42 筒部(連繋手段) 62 球出口 63 操作部(球抜き手段) 64 レバー部材(球抜き手段) 65 球止め部材(球止め手段) 74 連繋孔(連繋手段) 82 球送り部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の前面に開閉自在に装着される打
    球供給皿のパチンコ球を球送り部材により発射位置に供
    給する打球供給装置を前面枠側に装着し、該打球供給装
    置の導入口と連通する打球供給皿の球出口を開閉する球
    止め手段と、打球供給皿のパチンコ球を球抜きする球抜
    き手段を備えたパチンコ遊技機において、 前記打球供給装置に球抜き口を開設すると共に、該球抜
    き口を閉塞する球抜き部材を配設し、一方打球供給皿に
    操作部材を設け、該球抜き部材と操作部材を連繋手段を
    介して連繋するようにしたことを特徴とするパチンコ遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記球送り部材は、最先のパチンコ球を
    支持する支持部を有し、該支持部の上面を球抜き口に向
    う傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記球抜き部材は、球送り部材に支持さ
    れる最先のパチンコ球を球抜き口へ押出す押片部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252526A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機
JP2007275471A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
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