JP2001161991A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001161991A
JP2001161991A JP34693599A JP34693599A JP2001161991A JP 2001161991 A JP2001161991 A JP 2001161991A JP 34693599 A JP34693599 A JP 34693599A JP 34693599 A JP34693599 A JP 34693599A JP 2001161991 A JP2001161991 A JP 2001161991A
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JP
Japan
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plate
frame
front frame
locking
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JP34693599A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の遊技構成部品と合成樹脂製の遊技構
成部品とを容易に分離して仕分けできるようにすること
により、廃棄処分やリサイクルが容易に可能なパチンコ
遊技機を提供する。 【解決手段】 外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に
取り付けられる前面枠体4とを有し、前記前面枠体4の
全体を鉄板等の金属板により形成すると共に、その前面
枠体4に各種の遊技構成部品を取り外し自在に装着して
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、特にリサイクルを可能とするパチンコ遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機は、周知のように
縦長の方形状に枠組形成された外枠と,該外枠の一側に
開閉自在に軸支される前面枠とを有し、該前面枠の裏面
に遊技盤取付枠を介して遊技盤が着脱自在に装着されて
いる。また,前面枠の前面上部には、金枠を介して遊技
盤の遊技領域を覆うガラス板保持枠と、打球供給皿を有
する前面板が開閉自在に設けられており、さらに前面枠
の前面下部には打球供給皿から溢れ出る賞球を貯留する
ための余剰球受皿や打球発射用の操作ハンドルが設けら
れている。一方、遊技盤の下端を受ける遊技盤取付枠の
板状の下枠部前面には金属製の発射レールが設けられ、
前面枠の裏面下部に発射レールの発射位置に臨む打球杆
や、該打球杆の駆動源としてのモータやソレノイド等か
らなる打球発射機構が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
チンコ遊技機によれば、前面枠がベニヤ等の木製部材で
形成され、遊技盤取付枠が木製部材とは異なる合成樹脂
等で形成されており、さらに前面枠及び遊技盤取付枠に
は、ガラス板保持枠や前面板等のヒンジ金具、或いは金
枠、発射レール、打球発射機構等多くの金属製遊技構成
部品がビス止めされているため、パチンコ遊技機を廃棄
処分したりリサイクルする際には材料の異なる前面枠と
遊技盤取付枠或いは金属製遊技構成部品をいちいち取り
外して仕分けしなければならず、その作業に手数を要し
てリサイクルに適さないという問題点があった。一方、
最近では前面枠と遊技盤取付枠とを合成樹脂による一体
成形で形成したものが主流となりつつあるようである
が、いずれにしても多くの金属製遊技構成部品がビス止
めされていることからリサイクルするには不充分であっ
てその可能性も低いものであった。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、金属製の遊技構成
部品と合成樹脂製の遊技構成部品とを容易に分離して仕
分けできるようにすることにより、廃棄処分やリサイク
ルが容易に可能なパチンコ遊技機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、外枠と、該外枠の一側
に開閉自在に取り付けられる前面枠体とを有し、前記前
面枠体の全体を鉄板等の金属板により形成すると共に、
その前面枠体に各種の遊技構成部品を取り外し自在に装
着してなることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明であって、前記遊技構成部品が、打球発射機
構、通路構成体、遊技盤の遊技領域外を覆うレール飾り
部材、レール変形防止部材等であることを特徴としてい
る。
【0007】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2記載の発明であって、発射レールと、該発
射レールの発射位置に臨む打球杆と、該打球杆の駆動源
と、打球杆の発射動作に連動して打球供給皿に貯留され
る打球を1個ずつ発射レールの発射位置に供給する自動
球送り装置とをそれぞれ保持体に一体に組付けて打球発
射機構をユニット化すると共に、そのユニット化された
打球発射機構を前面枠体に取り外し自在に装着してなる
ことを特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は請求項2記載の発明であって、ファール球を余剰球受
皿に誘導するファール球誘導通路と、前面板を開放した
ときに零れ落ちる賞球を余剰球受皿に誘導する零れ球誘
導通路と、打球供給皿から溢出する余剰球を余剰球受皿
に誘導する余剰球誘導通路と、打球供給皿から球抜きし
た賞球を余剰球受皿に誘導する球抜き誘導通路とを一体
的に組付けて通路構成体をユニット化すると共に、その
ユニット化された通路構成体を前面枠体に取り外し自在
に装着してなることを特徴としている。
【0009】このように、遊技盤取付枠を一体的に備え
た前面枠体の全体を金属板により形成することにより、
該前面枠体に取り付けられるガラス板保持枠や前面板等
のヒンジ金具、或いは金属製の遊技構成部品等をいちい
ち取り外して仕分けするといった廃棄処理の際の煩わし
い作業を不要とすることができると共に、打球発射機
構、或いは通路構成体をユニット化して前面枠体に取り
外し自在に装着することにより、前面枠体に対する主要
遊技構成部品の組付け並びに分解を容易としてリサイク
ルに適したパチンコ遊技機を提供することが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の正面
図、図2はパチンコ遊技機の裏面図、図3はガラス板保
持枠と打球供給皿を有する前面板及び余剰球受皿を有す
る前面下部板を開いた状態の斜視図、図4は前面枠体と
ガラス板保持枠と前面板及び前面下部板を取り外した状
態の分解斜視図である。パチンコ遊技機1は、縦長な方
形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の一側にヒ
ンジ機構3によって開閉自在に装着される前面枠体4と
を備え、該前面枠体4の前面一側にガラス板保持枠5
と、打球供給皿6を有する前面板7及び余剰球受皿8を
有する前面下部板9とを開閉自在に軸支して構成されて
いる。
【0011】前記前面枠体4は、図5乃至図7に示すよ
うに鉄板等の金属板によって形成されるもので、上部に
ほぼ正方形状の開口部10が形成され、その下部が板状
部11aとして形成された主枠部11と、遊技盤取付枠
12を構成する金属製の左右縦枠12a,12b及び下
部枠12cとを備えて構成されている。前記主枠部11
の外周縁は、前方に直角に折曲されて断面形状がL字状
に形成されており、さらにその外周縁部の内側に沿って
外枠2の前縁に当接する段部13が形成されている。前
記左右縦枠12a,12b及び下部枠12cは、主枠部
11の裏面側であり、開口部10の左右両側位置及び下
側位置にそれぞれカシメ着されて該主枠部11と一体化
されるもので、その遊技盤取付枠12であり、かつ主枠
部11の開口部10を覆うように遊技盤14が着脱可能
に取り付けられるようになっている。なお、前記開口部
10は、その下部一側が遊技盤14の遊技領域を形成す
る円形状の誘導レール15の外周面に沿うように円弧状
に張り出し形成されており、その円弧状形成面16に打
球供給皿6の賞球導入部17に連通する賞球出口18が
開設されている。さらに、開口部10の下方の板状部1
1aには後述する打球発射機構54の円形状取付孔19
及び通路構成体96のほぼ四角状取付孔20が貫通形成
されており、打球発射機構54の円形状取付孔19の周
囲に複数の係合孔21が穿設されている。この係合孔2
1は、図22に示すように大径孔部21aと小径孔部2
1bとが連通状に設けられた鍵穴形状のものである。
【0012】前記外枠2と前面枠体4のヒンジ機構3
は、上部ヒンジ機構3aと下部ヒンジ機構3bとから構
成されている。上部ヒンジ機構3aは、図8に示すよう
に外枠2の外側の上部隅部にビス22で取り付けられる
上部固定金具23と前面枠体4の一側上部にカシメ着さ
れる上部可動金具24とからなる。上部固定金具23
は、外枠2の上面に添わせる水平板部23aと外枠2の
外側面に添わせる垂直板部23bとにより逆L字形に形
成されており、水平板部23aには外枠2の上面端部か
ら前方に突出し、かつ外側に向かって開口する切欠き溝
25と該切欠き溝25と連通状に軸受孔26を穿設した
突出片27が一体に設けられている。また、前記切欠き
溝25の両側に位置する突出片27の上面は、手前側か
ら後方に向かう上向き傾斜面27aとして形成されてい
る。一方、上部可動金具24は、前面枠体4の裏面に添
わせる取付片24aと前面枠体4の前方に突出する水平
板部24bとを有し、その水平板部24bの先端下面に
上ヒンジ軸28が下向きに突設されている。前記上ヒン
ジ軸28は、上部固定金具23の軸受孔26に嵌合する
円形軸部28aと前面枠体4をほぼ直角状に開放した状
態で切欠き溝25に挿入できる幅に形成した扁平軸部2
8bを有し、その円形軸部28aと扁平軸部28bとの
境界面が手前側から後方に向かう上向き傾斜面28cと
して形成されている。
【0013】前記下部ヒンジ機構3bは、図9に示すよ
うに外枠2の内側の下部隅部にビス29で取り付けられ
る下部固定金具30と前面枠体4の一側下部にカシメ着
される下部可動金具31とからなる。下部固定金具30
は、外枠2の下部内側に添わせる垂直な取付片部30a
と外枠2の前方に突出する水平な支持板部30bとを有
し、その支持板部30bの先端上面に下ヒンジ軸33が
上向きに突設されている。一方、下部可動金具31は、
前面枠体4の裏面側に添わせる垂直な取付片部31aと
前面枠体4の前方に突出する水平な支持板部31bとを
有し、その支持板部31bに前記下ヒンジ軸33に嵌合
する軸孔34が穿設されている。
【0014】前記ヒンジ機構3によって前面枠体4を外
枠2に装着するには、先ず下部可動金具31の軸孔34
を下部固定金具30の下ヒンジ軸33に上方から嵌合さ
せて連結し、次に図10鎖線で示すように前面枠体4を
ほぼ直角状に開放した状態に位置させて該前面枠体4の
上部可動金具24を外枠2の上部固定金具23に接近さ
せ、上部可動金具24の上ヒンジ軸28に形成された扁
平軸部28bを上部固定金具23の切欠き溝25に臨ま
せて前面枠体4を外枠2に押し付ける。これによって、
図11鎖線で示すように上ヒンジ軸28の扁平軸部28
bが切欠き溝25に侵入し、上部固定金具23の上向き
傾斜面27aと上部可動金具24の上ヒンジ軸28に形
成された下向き傾斜面28cとによって前面枠体4が徐
々に上方へ押し上げられ、さらに前面枠体4を押し込む
と上ヒンジ軸28の円形軸部28aと上部固定金具23
の軸受孔26とが一致する。このため、図11実線で示
すように前面枠体4が自重で下がって上ヒンジ軸28の
円形軸部28aが上部固定金具23の軸受孔26に嵌合
されることになり、前面枠体4はヒンジ機構3を支点に
して外枠2に開閉自在に装着される。
【0015】しかして、前記前面枠体4には図4及び図
5に示すようにパチンコ遊技機1の主要な遊技構成部品
のほぼすべてが集約して設けられる。すなわち、前面枠
体4の主枠部11前面には、遊技盤14の遊技領域外を
覆うように合成樹脂により形成されたレール飾り部材3
5と、同じように合成樹脂により形成されたレール変形
防止部材36が設けられ、遊技盤14の遊技領域外には
証紙貼付部材37が設けられる。前記レール飾り部材3
5は、図12に示すように誘導レール15の上部に沿う
円弧状側壁38を有する取付台板39と、該取付台板3
9の前面に装着される3分割された半透明のカバー部材
40との間にランプ基板41を挟み込んで一体にユニッ
ト化されており、ランプ基板41に発光装置として複数
のランプ42が設けられている。そして、このように形
成されたレール飾り部材35は、図13に示すように取
付台板39の両側部に設けた係止部43を主枠部11に
設けた断面ほぼコ字状突出部44の空隙部45に嵌合し
て止着されるようになっている。
【0016】前記レール変形防止部材36は、打球の衝
突により誘導レール15が変形するのを防止するための
もので、図14乃至図16に示すように断面コ字状に形
成されると共に、その内側に位置する側面46が誘導レ
ール15に沿うように円弧状に形成されており、下部に
は賞球出口18を囲うガイド部47が一体に設けられて
いる。そして、打球が着地した際のクッション性を付与
すると共に、誘導レール15を変形させないようにする
目的のため、その円弧状側面46であり、レール取付ピ
ンに対峙する位置に突起48を設けて誘導レール15と
の間に僅かな隙間49を生じさせるようになっている。
なお、レール変形防止部材36の主枠部11への取り付
けは、図16に示すように係止部50を主枠部11に設
けた断面ほぼコ字状突出部44の空隙部45に嵌合して
止着されるようになっている。また、前記証紙貼付部材
37は、パチンコ遊技機が検査に合格したことを示す証
紙を貼り付けるためのもので、図17及び図18に示す
ようにレール変形防止部材36と同じように断面コ字状
に形成されると共に、その内側に位置する側面51が誘
導レール15に沿うように円弧状に形成されている。そ
して、裏面に突設された断面十字状の嵌合突起52を遊
技盤14に穿設された貫通孔53に嵌合することにより
止着されるようになっている。
【0017】なお、前記レール飾り部材35と、レール
変形防止部材36が前面枠体4の主枠部11前面に、証
紙貼付部材37が遊技盤14の遊技領域外に取り付けら
れた状態において、その高さが誘導レール15と同じか
若しくは若干高くなるように形成されている。これによ
って、遊技盤14の釘調整時や拭き掃除等の際に誘導レ
ール15のエッジ部15aでけがをするようなことがな
くなるという利点がある。
【0018】一方、前記前面枠体4の主枠部11前面で
あり、開口部10の下方の板状部11aに貫通形成され
た円形状取付孔19には打球発射機構54が設けられ
る。この打球発射機構54は、図19及び図20に示す
ように発射レール55と、該発射レール55の発射位置
に臨む打球杆56と、該打球杆56の回動範囲を規制す
るストッパー57、57と、打球杆56の駆動源として
のロータリーソレノイド58と、打球杆56の発射動作
に連動して打球供給皿6に貯留される打球を1個ずつ発
射レール55の発射位置に供給する自動球送り装置59
とをそれぞれ保持体62に一体に組付けてユニット化さ
れている。なお、前記保持体62は、肉厚に形成された
1枚の金属板により形成されており、該保持体62には
ロータリーソレノイド58をビス止めするための複数の
取付孔73やロータリーソレノイド58の駆動軸60を
臨ませるための透孔61が穿設されている。また、保持
体62の表側には、発射レール55を取り付けるための
複数の取着凸部63や自動球送り装置59を取り付ける
ための間隔保持突起64、或いは打球杆56のストッパ
ー取付部65等が一体に設けられており、裏側には図2
2及び図26に示すように大径頭部66と細径基部67
とを有する複数の嵌合突起68が一体に突設されてい
る。
【0019】前記発射レール55は、ステンレスにより
上面に浅いV字状のガイド溝55aが形成された断面門
形形状に形成されており、保持体62の表面側に突設さ
れた複数の取着凸部63にビス止めされるようになって
いる。詳細に説明すると、前記取着凸部63は、図23
に示すようにその突出長さが発射レール55の内側間隔
とほぼ同一寸法に形成されており、かつその基部に凹溝
69が形成されている。そして、発射レール55の一方
の側片部55bを凹溝69に嵌めこんで保持体62の表
面に密着させると共に、他方の側片部55cを取着凸部
63の先端に当接させた後、発射レール55の取付孔7
0から取着凸部63のねじ孔71にビス72を締着する
ことにより強固に取り付けられる。このように、発射レ
ール55を取着凸部63を介して取り付けることにより
通常発射レール55の内側に装着される補強用の中子部
材を不要とすることができる。
【0020】前記自動球送り装置59は、図24及び図
25に示すように箱状のケース体74と、該ケース体7
4の内部に設けられる球供給部材75と、該球供給部材
75を作動させる電磁石76とから構成されている。前
記ケース体74は、一側上下部に軸部材77が設けられ
ており、間隔保持突起64を介して保持体62の表面側
に固着されたベース枠78の軸受部79に開閉可能に取
り付けられている。前記球供給部材75は、ケース体7
4の前面壁80に開設された球入口81と連通する通路
枠82の球通路83に設けられ、かつ図24に示すよう
に発射レール55と平行に設けられた横軸84に上下方
向へ回動可能に軸支されている。また、球供給部材75
には、円弧状に形成された球受部85と横軸84より下
方であり通路枠82の外方に突出する係合ピン86とが
設けられている。そして、係合ピン86の突出端が通路
枠82の側方に沿って上下動自在に設けられた連動部材
87の係合溝88に臨まされている。一方、前記電磁石
76は、L字形の支持板89と一体化されて通路枠82
の側方に固定されており、その下方に磁性体からなる可
動板90が対設されている。この可動板90は、後端が
支持板89の下端に形成された係止溝91に係止されて
上下方向へ回動可能なように支持されており、常にはバ
ネ92によって下向きに回動付勢されている。また、可
動板90の先端は、連動部材87の係合部93に上方か
ら係合するようになっている。
【0021】このように構成された自動球送り装置59
は、図19及び図24に示すようにケース体74を閉じ
た状態のとき発射レール55の前面を覆うように位置す
ると共に、該ケース体74の後面壁94が保持体62の
表面に突設された規制杆95に当接されて球供給部材7
5の球受部85が発射レール55の発射位置に正しく対
峙するようになっている。そして、前記ロータリーソレ
ノイド58による打球杆56の発射動作に同期して電磁
石76が励磁されると、該電磁石76の励磁に伴なう可
動板90の吸着作用(図25鎖線参照)により連動部材
87を介して球供給部材75が図24鎖線のように上向
き(反時計回り方向)回動され、電磁石76の消磁に伴
なう可動板90の下方への回動(図25実線位置)によ
り連動部材87を介して球供給部材75が下向き(時計
回り方向)回動されるもので、球供給部材75の上向き
回動により球通路83の先頭に位置する打球を球受部8
5に受け入れて保持し、球供給部材75が下向き回動さ
れるとその球受部85の打球を発射レール55の発射位
置に供給するようになっている。なお、このように、自
動球送り装置59を保持体62に開閉可能に取り付ける
ことにより、発射レール55の拭き掃除や交換作業など
が容易となる利点がある。
【0022】上記のようにユニット化された打球発射機
構54を前面枠体4の主枠部11に取り付けるには、図
22及び図26に示すように先ず主枠部11の板状部1
1aに貫通形成された円形状取付孔19にロータリーソ
レノイド58を前面側から臨ませると共に、嵌合突起6
8の大径頭部66を板状部11aに穿設された係合孔2
1の大径孔部21aに嵌めて保持体62を板状部11a
に密着させ、次に保持体62を下方へ押し下げて嵌合突
起68の細径基部67と係合孔21の小径孔部21bと
を係合させる。これによって、打球発射機構54を前面
枠体4の主枠部11にビス止めすることなくワンタッチ
で強固に取り付けることができる。
【0023】また、前記前面枠体4の主枠部11前面で
あり、開口部10の下方の板状部11aに貫通形成され
た四角状取付孔20には通路構成体96が取り外し自在
に装着される。この通路構成体96は、打球供給皿6の
余剰球を余剰球受皿8に誘導する余剰球誘導通路97
と、打球供給皿6から球抜きした球を余剰球受皿8に誘
導する球抜き誘導通路98と、発射レール55の発射位
置から発射された打球がファール球となったとき、その
ファール球を余剰球受皿8に誘導するファール球誘導通
路99と、前面板7を開放したとき零れ落ちる賞球を余
剰球受皿8に誘導する零れ球誘導通路100等を一体的
に構成してユニット化されている。詳しくは、前記通路
構成体96は、図27乃至図29に示すように前部材9
6aと後部材96bとの二部材で構成されており、それ
ぞれ複数の爪部101及び係止部102によってねじ止
めすることなく一体に合体して結合することができるよ
うになっている。
【0024】しかして、前記前部材96aの前基板10
3の前面側であり、その上部位置にはファール球を受け
るファール球受皿部105と前面板7の開放時に零れ落
ちる賞球を受ける賞球受皿部107が隔壁108により
それぞれ分離して設けられている。また、ファール球受
皿部105の下方位置に前記球抜き誘導通路98が設け
られており、さらに前部材96aの前基板103のほぼ
中央位置にはファール球誘導通路99を構成する第1フ
ァール球中間通路部99aと、零れ球誘導通路100を
構成する第1零れ球中間通路部100aとがそれぞれ独
立して設けられている。
【0025】一方、前記後部材96bの後基板104の
後面側であり、その上部位置にはファール球受皿部10
5の導出路106と連通してファール球誘導通路99を
構成する第2ファール球中間通路部99bと、賞球受皿
部107の導出路109と連通して零れ球誘導通路10
0を構成する第2零れ球中間通路部100bがそれぞれ
独立して設けられており、さらにその下方位置に前記前
部材96aに設けられた第1ファール球中間通路部99
aの下流端と連通する第3ファール球中間通路部99c
と、第1零れ球中間通路部100aの下流端と連通する
第3零れ球中間通路部100cがそれぞれ独立して設け
られている。また、後部材96bの後基板104の下部
位置には、前記打球供給皿17の余剰球誘導通路97が
設けられており、該余剰球誘導通路97と前記第3ファ
ール球中間通路部99c及び第3零れ球中間通路部10
0cの下流端とがそれぞれ連通されている。そして、前
記余剰球誘導通路97の後側部にアウト球排出通路部1
10及び球抜き排出通路部111がそれぞれ設けられて
いる。
【0026】このような構成からなる通路構成体96
は、前部材96aと後部材96bとを一体に合体するこ
とにより、前部材96aのファール球受皿部105の導
出路106及び賞球受皿部107の導出路109と、後
部材96bの第2ファール球中間通路部99b及び第2
零れ球中間通路部100bとが連通され、さらに後部材
96bの第2ファール球中間通路部99b及び第2零れ
球中間通路部100bの下流端と前部材96aの第1フ
ァール球中間通路部99a及び第1零れ球中間通路部1
00aとが連通されるもので、これによってファール球
誘導通路99と零れ球誘導通路100とが互いに合流す
ることなく、しかも前後左右に屈曲した迷路構造として
それぞれ独立して構成されることになる。このように、
ファール球誘導通路99と零れ球誘導通路100とを互
いに独立した迷路構造として構成することにより、余剰
球受皿8の下皿口112からピアノ線や針金等を差し込
んで行われる不正遊技を確実に防止できるという利点が
ある。
【0027】上記のようにユニット化された通路構成体
96を前面枠体4の主枠部11に取り付けるには、主枠
部11の板状部11aに貫通形成された四角状取付孔2
0に通路構成体96の後部材96b部分を前面側から臨
ませると共に、前部材96aと一体に設けられた複数の
後向き係止爪113を板状部11aに穿設された係合溝
114に臨ませて板状部11aに押し付ける。これによ
って、前部材96aの裏面側が板状部11aの前面に密
着すると共に、後向き係止爪113が係合溝114に係
止されることになり、通路構成体96を前面枠体4の主
枠部11にビス止めすることなくワンタッチで強固に取
り付けることができる。なお、通路構成体96の前部材
96aには、板状部11aに穿設された複数の位置決め
孔115に嵌め合わせる複数の嵌合ピン116が設けら
れており、該嵌合ピン116と位置決め孔115とによ
って通路構成体96を正しい位置に容易に取り付けるこ
とができるようになっている。
【0028】一方、図4乃至図6において、前記前面枠
体4の前面であり、かつその軸支側の上端にガラス板保
持枠5の一側上端を軸支するための下向きのヒンジ軸1
17を突設した支持体118が固着されている。また、
中程よりやや下方位置にガラス板保持枠5の一側下端と
前面板7及び前面下部板9とを軸支するためのヒンジ金
具119が固着されている。このヒンジ金具119は、
上下両端に水平な支持片120,120を有するコ字形
に形成されており、両支持片120,120にヒンジ軸
杆121が貫通されている。このヒンジ軸杆121の下
端は前面枠体4の前方に突出する下部可動金具31の支
持板部31bに固着されており、その上端が上部の支持
片120から上方に突出されている。そして、その上部
の支持片120から上方に突出するヒンジ軸杆121に
ガラス板保持枠5の一側下端が軸支され、両支持片12
0,120間に位置するヒンジ軸杆121に前面板7が
軸支され、さらに下部の支持片120と前面枠体4の下
部可動金具31の支持板部31b間に位置するヒンジ軸
杆121に前面下部板9が軸支されるようになってい
る。
【0029】前記ガラス板保持枠5は、前面枠体4の上
半部分を全幅にわたって覆う大きさに形成され、その中
央部に遊技盤14の遊技領域が視認可能な方形状の開口
が形成される合成樹脂製の本体枠5aと、該本体枠5a
の裏面側に装着される補強金属板5bとから構成されて
いる。前記補強金属板5bには、本体枠5aの開口の上
辺部を除く左右側辺部及び下側辺部を囲うようにコ字形
に形成された溝枠部材5cが一体的に設けられており、
該溝枠部材5cに遊技盤14を透視し得る内、外2枚の
ガラス板122が上方より挿入嵌合されて保持されてい
る。また、補強金属板5bには、その開放側側辺に後述
する前面枠体4及びガラス板保持枠5の施錠機構136
のシリンダー錠137が臨む貫通孔123が穿設され、
さらに上部位置に前記レール飾り部材35に設けられる
複数のランプ42に対応する透孔124が穿設されてい
る。そして、その透孔124からランプの光を前方に通
すようになっている。なお、本体枠5aには透孔124
に対応するようにレンズ部材125が装着されている。
【0030】また、ガラス板保持枠5の軸支側には、そ
の上端にヒンジ部材126が設けられており、下端に前
記ヒンジ軸杆121に嵌合する軸孔127が穿設されて
いる。なお、前記軸孔127は図30に示すように補強
金属板5bに一体的に固着された軸受片128に設けら
れている。前記ヒンジ部材126は、図31乃至図33
に示すように本体枠5aと補強金属板5bとの間の中空
部に設けられ、補強金属板5bにビス止めされる支持部
129と、該支持部129に横方向へスライド自在に装
着され、その先端に傾斜面130が設けられた滑動子1
31と、該滑動子131を付勢するばね132とからな
り、前記支持部129にヒンジ軸117が保持されるU
字形溝133が設けられている。
【0031】上記のように構成されたガラス板保持枠5
を前面枠体4に取り付けるには、先ずガラス板保持枠5
の下端軸孔127をヒンジ金具119の上部の支持片1
20から上方に突出されているヒンジ軸杆121に上方
から嵌合させて連結し、次に図32に示すようにガラス
板保持枠5のヒンジ部材126を前面枠体4の支持体1
18に突設されたヒンジ軸117に接近させ、ヒンジ部
材126の滑動子131の傾斜面130にヒンジ軸11
7を接触させた状態でガラス板保持枠5を前面枠体4に
押し付ける。これによって、滑動子131の傾斜面13
0に接触するヒンジ軸117によって該滑動子131が
バネ132の付勢に抗して後退し、さらにガラス板保持
枠5を押し付けることによりヒンジ軸117が傾斜面1
30の先端から外れて図33に示すように支持部129
のU字形溝133に嵌り込み、同時に滑動子131がバ
ネ132の付勢で元の位置に復帰してヒンジ軸117を
外れないように保持するもので、ガラス板保持枠5は、
ヒンジ軸杆121の突出部とヒンジ軸117に支持され
て前面枠体4に開閉自在に装着される。なお、ガラス板
保持枠5を前面枠体4から取り外すときは滑動子131
をバネ132の付勢に抗して指で後退させながらU字形
溝133からヒンジ軸117を抜き出して外せばよい。
【0032】また、前記前面板7及び前面下部板9の軸
支側であり、その上端と下端にはガラス板保持枠5の軸
支側上端に設けられたヒンジ部材126と同じ構造のヒ
ンジ部材126が固着されており、前面板7は上下のヒ
ンジ部材126のU字形溝133をヒンジ金具119の
両支持片120間に位置するヒンジ軸杆121に嵌め込
むことにより前面枠体4に開閉自在に装着され、前面下
部板9は上下のヒンジ部材126のU字形溝133をヒ
ンジ金具119の下部の支持片120と前面枠体4の下
部可動金具31の支持板部31b間に位置するヒンジ軸
杆121に嵌め込むことにより前面枠体4に開閉自在に
装着されるようになっている。このように、上記構成の
ヒンジ部材126と一本のヒンジ軸杆121を共用して
前面板7及び前面下部板9を開閉自在に装着することに
より、前面板7及び前面下部板9を無理なく、かつ容易
に装着することができる利点がある。
【0033】一方、図34に示すように前記前面枠体4
の裏面側であり、遊技盤取付枠12を構成する左右縦枠
12a,12b及び下部枠12cのうち、その前面枠体
4の開放側に位置する縦枠12aの中空に前面枠体4の
施錠機構134が組付けられている。また、前面枠体4
の前面側であり、その開放側に位置する側縁部分には、
固定プレート135を介してガラス板保持枠5の施錠機
構136が組み付けられている。前記固定プレート13
5には図35に示すようにシリンダー錠137が固着さ
れており、その鍵穴部138が前面枠体4に穿設された
貫通孔123から前面側に突出されている。なお、前記
外枠2の開放側内側面の上下位置には係止金具139
a,139bが取り付けられており、ガラス板保持枠5
の裏面側に設けられた溝枠部材5cの開放側側面にはL
形係止金具140、140が固着されている。
【0034】前記前面枠体4の施錠機構134は、図3
6に示すように縦枠12aの側壁内面に沿って上下方向
へ摺動自在に設けられる施錠杆141を備える。この施
錠杆141は、外枠2の上部の係止金具139aに下方
から係脱する上フック部142が設けられた上施錠片1
43と、外枠2の下部の係止金具139bに下方から係
脱する下フック部144が設けられた下施錠片145
と、両施錠片143,145を解錠方向へ摺動させる中
間連係片146との三部材で構成されている。そして、
上施錠片143に設けられた突起片147を中間連係片
146の上部側に形成されたコ字状の切欠部148に臨
ませると共に、中間連係片146の下端と下施錠片14
5の上端とを突き合わせ状にして連動可能に構成されて
いる。また、上施錠片143及び下施錠片145は、そ
れぞれスプリング149によって上方向に付勢されてお
り、これによって上施錠片143の上フック部142が
外枠2の上部の係止金具139aに下方から係合し、下
施錠片145の下フック部144が外枠2の下部の係止
金具139bに下方から係合して前面枠体4を施錠する
ようになっている。なお、前記中間連係片146の切欠
部148は、上施錠片143の突起片147がフリーで
下方へ移動可能な遊びが設けられている。
【0035】また、前記中間連係片146には、その上
下位置に連動部材150と解錠操作部材151とが回動
可能に軸着されている。連動部材150は、折曲により
一方の端部に係合部152が形成されており、前記シリ
ンダー錠137の錠軸153に固着されたカム板154
が備える第1カム片155と第2カム片156のうち、
一方の第1カム片155が係合部152に上方から係合
されるようになっている。また、解錠操作部材151
は、一端に摘み部157を有し、該摘み部157が前面
枠体4の主枠部11に開設された開口部158から前面
側に突出する位置と後退する位置とに回動可能になって
いる。そして、摘み部157を開口部158から前面側
に突出させた状態のとき、その摘み部157を指で押し
下げることにより中間連係片146を下方へ移動させる
ことができるようになっている。
【0036】上記のように構成された前面枠体4の施錠
機構134は、図38に示すようにシリンダー錠137
の鍵穴部138に鍵を差し込んで錠軸153を矢印A方
向ヘ回動すると、カム板154の第1カム片155が連
動部材150の係合部152に上方から係合し、図39
及び図40に示すように中間連係片146が下方へ押し
下げられる。これによって、上施錠片143と下施錠片
145とが中間連係片146に連動されてスプリング1
49の付勢に抗して下方へ移動し、図39に示すように
上施錠片143の上フック部142と外枠2の上部の係
止金具139aとの係合及び図40に示すように下施錠
片145の下フック部144と外枠2の下部の係止金具
139bとの係合が解かれることになり前面枠体4が開
放可能な状態となる。
【0037】一方、前面枠体4が開放された状態におい
て、前面枠体4を外枠2に押し付けると上施錠片143
の上フック部142と下施錠片145の下フック部14
4が外枠2の上部と下部の係止金具139a,139b
の下縁にそれぞれ当接し、さらに前面枠体4を外枠2に
押し付けることで上施錠片143と下施錠片145とが
中間連係片146に関係なくスプリング149,149
の付勢に抗して下方へ移動することになる。そして、前
面枠体4が閉じられると上フック部142と下フック部
144のそれぞれ上縁が外枠2の上部と下部の係止金具
139a,139bを通過し、同時にスプリング14
9,149の付勢によって上施錠片143と下施錠片1
45がそれぞれ上方に移動して外枠2の上部と下部の係
止金具139a,139bに係合されるもので、これに
よって前面枠体4が外枠2に施錠されることになる。
【0038】このように、施錠杆141を上施錠片14
3と下施錠片145及び中間連係片146の三部材でそ
れぞれ分離した構成とすることにより、例えば鍵の回動
操作によらないで上施錠片143又は下施錠片145を
下方へ移動させて外枠2の係止金具139a,139b
との係合を解除し前面枠体4を開放するような不正行為
が行われても、上施錠片143と下施錠片145とが連
動することなくいずれか一方が係合状態を維持し続ける
ことができるもので、不正防止に役立つという利点があ
る。
【0039】また、中間連係片146とシリンダー錠1
37の第1カム片155とを中間連係片146に回動可
能に軸着した連動部材150を介して連動するようにし
たものであるから、例えば図41鎖線で示すように連動
部材150を第1カム片155と係合不能な位置に回動
させて置くことにより鍵の回動による前面枠体4の開放
ができなくなるため、ソレノイド等の電気的駆動源によ
り解錠可能な施錠装置に容易に変更することができ、さ
らに連動部材150を第1カム片155と係合不能な位
置に回動させて置き、図42鎖線で示すように解錠操作
部材151をその摘み部157が開口部158から前面
側に突出する位置に回動させて置くようにすれば、鍵を
使用して前面枠体4を開放することができないため、前
面枠体4を開放するには先ずガラス板保持枠5を開き、
次に解錠操作部材151の摘み部157を押し下げ操作
するというように2段階の手順を踏む必要があって、前
面枠体4の不正開放防止に役立つという利点がある。
【0040】前記ガラス板保持枠5の施錠機構134
は、図34及び図37に示すように固定プレート135
の垂直壁135aであり、その前側縁の上下位置に形成
された係合切欠き部159、159と、該垂直壁135
aの内側面に沿って上下動可能に装着された縦長な係止
板160とから構成されている。この係止板160の前
側縁には、固定プレート135の係合切欠き部159、
159に対応する位置にガラス板保持枠5のL形係止金
具140、140と係合する係止部161、161が形
成されており、後側縁のほぼ上下中間位置には係合受部
162が形成されている。また係止板160は、スプリ
ング163により上方に付勢されており、前記シリンダ
ー錠137の錠軸153に固着されたカム板154の第
2カム片156が係合受部162に上方から係合される
ようになっている。なお、係止板160の後側縁部に
は、前面枠体4から後方へ突出する開放レバー164が
固着されている。
【0041】上記のように構成されたガラス板保持枠5
の施錠機構134は、ガラス板保持枠5が閉じられた状
態のとき、スプリング163により上動位置に付勢され
ている係止板160の係止部161,161とガラス板
保持枠5のL形係止金具140,140とが係合して該
ガラス板保持枠5が施錠され、シリンダー錠137の鍵
穴部138に鍵を差し込んで錠軸153を図38に示す
矢印B方向ヘ回動することにより、カム板154の第2
カム片156が係止板160の係合受部162に上方か
ら係合して該係止板160をスプリング163の付勢に
抗して下動し、該係止板160の係止部161,161
とガラス板保持枠5のL形係止金具140,140との
係合を解除するもので、これによりガラス板保持枠5の
施錠が解錠されて開放可能な状態となる。なお、前面枠
体4を開放してその裏面側から開放レバー164を押し
下げ操作することにより係止板160が同じように下動
してガラス板保持枠5を開くことができるようになって
いる。
【0042】前記前面板7の前面に設けられる打球供給
皿6は、図43及び図44に示すようにパチンコ球を貯
留する供給皿本体165と、装飾カバー部材166とか
ら構成されている。前記供給皿本体165は、底部が緩
やかに下り傾斜し、その傾斜下部にパチンコ球が一列に
整列される整流部167が設けられている。そして、供
給皿本体165に貯留されるパチンコ球は整流部167
によって一列に整列されながら前面板7に開設された球
出口168から裏面に導かれて前記した自動球送り装置
59の球入口81に連続状態で送り込まれるようになっ
ている。また、供給皿本体165の前面であり、その右
側部分に球抜き装置169が設けられている。この球抜
き装置169は、整流部167の流下端に開設された球
抜孔170を開閉するシャッター板171と該シャッタ
ー板171を常に球抜孔170を閉じる位置に付勢する
コイルばね172とリンク部材173とを備え、球抜き
操作ボタン174を押すことにより図45に示すように
シャッター板171がリンク部材173を介して球抜孔
170を開放する位置に移動し得るようになっている。
そして、球抜きされた球は前記通路構成体96に形成さ
れた球抜き誘導通路98を通って余剰球受皿87ヘ導か
れるようになっている。
【0043】前記装飾カバー部材166は、供給皿本体
165の前方部を覆うように取り付けられるものであっ
て、図46に示すようにその左側部分は前面が開放され
たドーム状の空間部175が形成されるような膨出部1
76とされており、その空間部175に灰皿177が前
方に回転自在に軸支されている。また、前記ドーム状の
空間部175は装飾カバー部材166とは別パーツ部材
で形成されており、その空間部175に位置する内側表
面は金属メッキ等の耐熱処理が施されている。さらに前
記灰皿177は、底部のほぼ後半分がたばこ置き部17
7aとして段状に高く形成されており、かつたばこ置き
部177aの上面は奥部へ向かって下り傾斜状に形成さ
れている。このように、ドーム状の空間部175に灰皿
177を設けることにより、たばこの灰などが余剰球受
皿8ヘ落ちないようにすることができると共に、灰皿1
77を目立たなくすることができて全体的なデザイン効
果を高めることが可能になる。
【0044】また、前記ドーム状の空間部175が設け
られた膨出部176の上部には半透明のレンズカバー1
78が設けられ、カード式パチンコ機用の残高表示装置
179がレンズカバー178の内側であり、供給皿本体
165に取り付けられている。さらに残高表示装置17
9の近くにカード式パチンコ機における貸し球ボタン1
80、カード返却ボタン181等の操作部が設けられて
いる。
【0045】一方、前面板7の裏面開放側には、図47
乃至図49に示すようにL字形固定板182が固着され
ており、その垂直壁182aの内側に沿って係止金具1
83が上下動可能に設けられている。この係止金具18
3は、前記前面枠体4の前面側に設けられた固定プレー
ト135の垂直壁135aであり、その下方の前縁部分
を内側方向に直角に折り曲げて形成された上下の係止部
184、184と係脱可能な鉤部185,185が上下
に設けられている。そして、図49実線で示すように係
止金具183が上動位置にあるときその鉤部185,1
85が固定プレート135の係止部184、184に係
止されて前面板7が前面枠体4の前面に閉止され、図4
9鎖線のように係止金具183が下動位置にあるときそ
の鉤部185,185と固定プレート135の係止部1
84、184との係止が解かれて前面板7を開放するこ
とができるようになっている。なお、係止金具183の
上端は折曲により摘み部186として形成されており、
下端にはバネ掛け部187が設けられている。そして、
L字形固定板182のバネ掛け部190に一端が係止さ
れた捩じりコイルバネ188の他端が前記係止金具18
3のバネ掛け部187に係止されている。
【0046】前記捩じりコイルバネ188は、中心にコ
イル部189を備えており、前面板7が閉止されている
ときにはそのコイル部189が図49実線で示すように
係止金具183のバネ掛け部187のほぼ垂直軸線上に
位置して係止金具183を上動位置に付勢保持し、前面
板7が開放されたときにはそのコイル部189が図49
鎖線のようにL字形固定板182のバネ掛け部190の
ほぼ垂直軸線上に移動して係止金具183を下動位置に
付勢保持するようになっている。
【0047】一方、前記係止金具183には、前面板7
に開設された球出口168を開閉する球止め板191が
一体に固着されている。この球止め板191は、ステン
レス等の薄い板状の弾性体により形成されており、係止
金具183が上動されて前面板7が閉止されているとき
には図49実線で示すようにその先端球止め部192が
球出口168の上方に位置して該球出口168を開放
し、係止金具183が下動されて前面板7が開放される
と図49鎖線のように係止金具183と一体に下方へ移
動して球止め部192により球出口168を閉鎖するよ
うになっている。このように、前面板7を係止又は開放
する係止金具183と一体に球止め板191を設け、係
止金具183を下動して前面板7を開放したとき球止め
板191により打球供給皿6の球出口168を閉鎖する
構成とすることにより、前面板7を開放する際に打球供
給皿6に球が貯留されていても球出口168から球が零
れ落ちるようなことがなくなり、前面板7を開放する度
に打球供給皿6の球を抜き取るという面倒な手間を省く
ことができるという利点がある。
【0048】前記前面下部板9の裏面開放側には、図5
3に示すように支持板193を介して下係止金具194
が上下動可能に設けられている。この下係止金具194
は、前記前面枠体4の前面側に設けられた固定プレート
135の下部であり、折曲により形成された上下の係止
部195,195と係脱可能な鉤部196,196が上
下に設けられている。また、下係止金具194は常にス
プリング197により上動位置に付勢されており、図5
4実線のように下係止金具194が上動位置にあるとき
鉤部196,196が係止部195,195に係止され
て前面下部板9が前面枠体4の前面に閉止されるように
なっている。そして、図54鎖線で示すように下係止金
具194の上端の押圧部198に指を掛けて該下係止金
具194を押し下げることによりその鉤部196,19
6と固定プレート135の係止部195,195との係
止が解かれて前面下部板9を開放することができるよう
になっている。なお、前面下部板9には、ほぼ中央部に
方形状の開口199と後述するスピーカー222が臨む
円形孔200と配線通し孔201等が開設されている。
【0049】一方、前面下部板9の前面に設けられる余
剰球受皿8は、図52に示すように前面下部板9の前面
に取り付けられるべース板202と、前面下部板9の前
面を装飾する装飾カバー体203と、前記べース板20
2と装飾カバー体203との間に装着される下皿部材2
04とから構成されている。前記べース板202には、
前面下部板9の方形開口199から後方へ突出して打球
供給皿6の余剰球を下皿部材204に導く下皿口205
と円形孔200の前面周縁部分を囲う膨出フランジ部2
06が設けられている。また、下皿部材204は、その
底部に円形の球抜き孔207が設けられ、さらにその底
部の下面に球抜き装置208が設けられている。また、
装飾カバー体203は、下皿部材204の前方外周を覆
う装飾カバー部209とハンドル装置210の取付部2
11とハンドル装置210のカバー部212とから構成
されている。前記べース板202及び装飾カバー体20
3は、下皿部材204を装飾カバー体203に嵌め込ん
だ状態で前面下部板9の前面にビス止めされるようにな
っている。
【0050】前記ハンドル装置210のカバー部212
は、図55に示すように中空曲面状の前側ケース部材2
12aと後側ケース部材212bとを合体して形成さ
れ、両ケース部材212a,212bの間に打球の飛距
離を調節する操作ハンドル213が回動自在に設けられ
ている。また、カバー部212の中空内部には、操作ハ
ンドル213の回転角度を検出する精密可変抵抗器21
4や単発打ち用のスイッチ215、さらにはこれらのリ
ード線が接続されるコネクタ216等のハンドル装置構
成部品が内装されている。そして、カバー部212は、
装飾カバー体203の取付部211に突設された位置決
め突起217とカバー部212の後側ケース部材212
bに設けられた嵌合凹孔218とを嵌め合わせた後、前
面下部板9の裏面側からビス止めすることにより、該カ
バー部212のコネクタ216と取付部211に設けら
れたコネクタ219とが正しく整合すると共に、カバー
部212と装飾カバー部209とが滑らかな湾曲面状で
連続性を有する一体形状となるように正しく取り付ける
ことができるようになっている。
【0051】また、前記前面下部板9に開設された円形
孔200には、多数の透音孔220を設けたパンチング
メタル221を介してスピーカー222が取り付けられ
るようになっている。詳しくは、図56に示すように円
形孔200の裏面側から多数の透音孔220を設けたパ
ンチングメタル221が嵌め合わされ、該パンチングメ
タル221の裏面にスピーカー222が設けられ、さら
にスピーカー222を覆うようにして円筒状のカバー部
材223を前面下部板9の裏面にビス止めすることによ
り、スピーカー222が前面下部板9の裏面であり、そ
のほぼ中央位置に取り付けられるようになっている。前
記パンチングメタル221は、その周縁部分がべース板
202の膨出フランジ部206の内側に当接されてお
り、スピーカー222はカバー部材223の内部に突設
された突起224,224によってパンチングメタル2
21の裏面に圧接されており、これによってスピーカー
222ががたつくようなことがなく確固と固定されるこ
とになる。
【0052】このように、スピーカー222をパチンコ
遊技機1の前面に設けられる前面下部板9に取り付ける
と共に、その前面をパンチングメタル221で覆うこと
により、余剰球受皿8に排出される賞球や打球供給皿6
から落下する零れ球が当たってもスピーカー222が損
傷をうけるようなことがなく、しかもパンチングメタル
221を通して余剰球受皿8の前面ほぼ中央部からスピ
ーカー222の音が直接に出されるため、その音がこも
ったりするようなことがなく聞きやすいという利点があ
る。さらに前面下部板9を開放してカバー部材223を
取り外すだけでスピーカー222の組み付けや交換がで
きる。
【0053】前記余剰球受皿8の球抜き装置208は、
図57に示すように下皿部材204の底部下面にビス止
めされるガイドカバー板225と、その底部下面とガイ
ドカバー板225との間に摺動自在に設けられ、かつ球
抜き孔207を開閉するシャッター板226と、前記余
剰球受皿8の装飾カバー体203であり、その前面に押
圧自在に設けられる球抜き操作ボタン227と、該球抜
き操作ボタン227の押圧操作により軸228を中心と
して回動するレバー部材229と、小径歯車部230及
び大径歯車部231を一体に有し、かつ軸237に軸支
された連動歯車232と、から構成されている。前記シ
ャッター板226の側面には直線状の第1歯車部233
が設けられており、レバー部材229の端部側面には扇
形状の第2歯車部234が設けられている。そして、連
動歯車232の大径歯車部231とシャッター板226
の第1歯車部233が噛合され、連動歯車232の小径
歯車部230とレバー部材229の第2歯車部234と
が噛合されている。また、レバー部材229には、操作
ボタン227に突設された突起部235と係合する突起
係合部236が設けられており、かつ連動歯車232を
介してシャッター板226を常時球抜き孔207を閉じ
る位置に強制するようにスプリング251で回動付勢さ
れている。
【0054】上記のように構成された余剰球受皿8の球
抜き装置208は、通常時には図58実線で示すように
スプリング251の付勢によりシャッター板226がレ
バー部材229、連動歯車232を介して球抜き孔20
7を閉じる位置に付勢されており、また、操作ボタン2
27は突起部235がレバー部材229の突起係合部2
36で押圧されて装飾カバー体203から前方に突出さ
れている。このため、この状態で操作ボタン227を押
圧するとレバー部材229が回動してこれの第2歯車部
234と噛合する連動歯車232が回動し、この連動歯
車232の大径歯車部231に噛合する第1歯車部23
3と一体のシャッター板226が図58鎖線位置に摺動
されるもので、これによって球抜き孔207が開放され
て下皿部材204の賞球を抜き取ることができる。この
ように、操作ボタン227の押圧により歯車群を介して
シャッター板226を摺動させ、球抜き孔207を開閉
する構成とすることにより、操作ボタン227の押圧動
作を確実にシャッター板226に伝達することができて
球抜き操作を容易かつ円滑に行うことができるという利
点がある。
【0055】一方、図2に示すように前記遊技盤14の
裏面には、合成樹脂製の機構板238が上下のヒンジ2
39,239を介して着脱及び開閉自在に設けられてい
る。この機構板238は、遊技盤14の裏面に相対する
板状部を有し、該板状部の前面に入賞球集合カバー24
0が収納される入賞球集合空間が形成され、その入賞球
集合空間の下方部に樋状の入賞球集合部241が設けら
れている。なお、図59に示すように前記遊技盤取付枠
12を構成する下部枠12cであり、その下縁には入賞
球集合部241の傾斜通路241aと並行するように後
方へほぼ直角に折曲した不正部材侵入防止片242が一
体に形成されている。また、機構板238の板状部の裏
面上部には貯留球タンク243と、該貯留球タンク24
3に貯留された球を下流側に整列しながら誘導する球誘
導樋244が設けられており、さらに球誘導樋244の
下流側には屈曲誘導樋245を介して賞球払出装置24
6が着脱可能に設けられている。そして、賞球払出装置
246の下方には、払い出された賞球を打球供給皿6に
導く賞球排出通路247、該打球供給皿6の賞球出口1
8の側方に連通状に設けられる余剰球通路248、アウ
ト球通路249、球抜通路250等が設けられている。
【0056】そして、余剰球通路248の流下端が前記
通路構成体96の余剰球誘導通路97の上面開口部97
aに連通され、アウト球通路249の流下端が前記通路
構成体96のアウト球排出通路部110に連通され、さ
らに球抜通路250の流下端が前記通路構成体96の球
抜き排出通路部111にそれぞれ連通されるようになっ
ている。このため、打球供給皿6に賞球が充満するとそ
の余剰球が賞球出口18の一側から余剰球通路248に
溢出し、その溢出した余剰球が通路構成体96の余剰球
誘導通路97を通って下皿口112から余剰球受皿8に
導かれる。また、遊技中に発生するファール球は、通路
構成体96のファール球受皿部105に受けられてファ
ール球誘導通路99、余剰球誘導通路97を通って下皿
口205から余剰球受皿8に導かれ、さらに前面板7を
開放したとき、零れ落ちる賞球は通路構成体96の賞球
受皿部107に受けられて零れ球誘導通路100、余剰
球誘導通路97を通って下皿口205から余剰球受皿8
に導かれる。また、打球供給皿6から球抜きされた球は
通路構成体96の球抜き誘導通路98を通って下皿口1
12から余剰球受皿8に導かれるようになっている。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明では、外枠の一側に開閉自在に取り付けられ
る前面枠体の全体を鉄板等の金属板により形成すると共
に、その前面枠体に打球発射機構、通路構成体、遊技盤
の遊技領域外を覆うレール飾り部材、レール変形防止部
材等の遊技構成部品を取り外し自在に装着するようにし
たものであるから、前面枠体に取り付けられるガラス板
保持枠や前面板等のヒンジ金具、或いは金属製の遊技構
成部品、例えばガラス板保持枠の施錠機構等をいちいち
前面枠体から取り外して仕分けするといった廃棄処理の
際の煩わしい作業を不要とすることができると共に、前
面枠体を洗浄等により容易にリサイクルができる。
【0058】また、請求項3及び請求項4の発明では、
打球発射機構、或いは通路構成体をユニット化して前面
枠体に取り外し自在に装着するようにしたものであるか
ら、前面枠体と遊技構成部品の分離仕分け作業が容易と
なり、さらにリサイクルに適したパチンコ遊技機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】ガラス板保持枠と打球供給皿を有する前面板及
び余剰球受皿を有する前面下部板を開いた状態の斜視図
である。
【図4】前面枠体とガラス板保持枠と前面板及び前面下
部板を取り外した状態の分解斜視図である。
【図5】前面枠体の分解斜視図である。
【図6】前面枠体の前面からの斜視図である。
【図7】前面枠体の裏面からの斜視図である。
【図8】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の分解斜
視図である。
【図9】外枠と前面枠体の下部ヒンジ機構部分の分解斜
視図である。
【図10】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の平面
図である。
【図11】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の側面
断面図である。
【図12】レール飾り部材の分解斜視図である。
【図13】レール飾り部材の取り付け部部分の斜視図で
ある。
【図14】レール変形防止部材の斜視図である。
【図15】レール変形防止部材を遊技盤に取り付けた状
態の正面図である。
【図16】レール変形防止部材の取り付け部部分の側面
断面図である。
【図17】証紙貼付部材の取り付け部部分の斜視図であ
る。
【図18】証紙貼付部材の取り付け状態を示す側面断面
図である。
【図19】打球発射機構の取り付け状態を示す斜視図で
ある。
【図20】打球発射機構の分解斜視図である。
【図21】自動球送り装置を開いた状態の斜視図であ
る。
【図22】打球発射機構を前面枠体から取り外した状態
の斜視図である。
【図23】発射レールの取り付け状態を示す側面断面図
である。
【図24】自動球送り装置の作用を説明する側面断面図
である。
【図25】自動球送り装置の作用を説明する正面図であ
る。
【図26】打球発射機構の嵌合突起と前面枠体4の円形
状取付孔との係合状態を示す側面断面図である。
【図27】通路構成体の斜視図である。
【図28】通路構成体の裏面からの斜視図である。
【図29】通路構成体の分解斜視図である。
【図30】ガラス板保持枠の軸支側下端部分の分解斜視
図である。
【図31】ガラス板保持枠の軸支側上端に設けられるヒ
ンジ部材の斜視図である。
【図32】ガラス板保持枠のヒンジ部材の作用を説明す
る平面断面図である。
【図33】ガラス板保持枠とヒンジ部材との軸支状態を
示す平面断面図である。
【図34】外枠とガラス板保持枠の施錠機構部分の斜視
図である。
【図35】施錠機構を遊技盤取付枠の縦枠から取り外し
た状態の斜視図である。
【図36】施錠機構の分解斜視図である。
【図37】施錠機構の取り付け状態を一部断面にして示
す側面図である。
【図38】施錠機構のカム板部分の正面図である。
【図39】施錠機構の上施錠片の作用を説明する側面図
である。
【図40】施錠機構の下施錠片の作用を説明する側面図
である。
【図41】施錠機構のカム板と連動部材との係合作用を
説明する側面図である。
【図42】施錠機構の解錠操作部材の作用を説明する側
面図である。
【図43】打球供給皿の斜視図である。
【図44】打球供給皿の分解斜視図である。
【図45】打球供給皿の球抜き装置部分を一部断面にし
てその作用を説明する正面図である。
【図46】打球供給皿の膨出部部分の側面断面図であ
る。
【図47】打球供給皿を閉じた状態の要部斜視図であ
る。
【図48】打球供給皿を開いた状態の要部斜視図であ
る。
【図49】打球供給皿の係止金具と球止め板との作用を
説明する正面図である。
【図50】余剰球受皿の斜視図である。
【図51】余剰球受皿からハンドル装置を取り外した状
態の斜視図である。
【図52】余剰球受皿の分解斜視図である。
【図53】前面下部板を閉じた状態の要部斜視図であ
る。
【図54】前面下部板の下係止金具の作用を説明する要
部側面断面図である。
【図55】ハンドル装置部分の分解斜視図である。
【図56】スピーカーの取り付け状態を示す要部側面断
面図である。
【図57】余剰球受皿の球抜き装置部分の分解斜視図で
ある。
【図58】余剰球受皿の球抜き装置の作用を説明する平
面断面図である。
【図59】不正部材侵入防止片部分の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
2 外枠 4 前面枠体 6 打球供給皿 8 余剰球受皿 35 レール飾り部材 36 レール変形防止部材 54 打球発射機構 55 発射レール 56 打球杆 58 ロータリーソレノイド(打球杆の駆動源) 59 自動球送り装置 62 保持体 96 通路構成体 97 余剰球誘導通路 98 球抜き誘導通路 99 ファール球誘導通路 100 零れ球誘導通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、該外枠の一側に開閉自在に取り付
    けられる前面枠体とを有し、前記前面枠体の全体を鉄板
    等の金属板により形成すると共に、その前面枠体に各種
    の遊技構成部品を取り外し自在に装着してなることを特
    徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】前記遊技構成部品が、打球発射機構、通路
    構成体、遊技盤の遊技領域外を覆うレール飾り部材、レ
    ール変形防止部材等である請求項1記載のパチンコ遊技
    機。
  3. 【請求項3】発射レールと、該発射レールの発射位置に
    臨む打球杆と、該打球杆の駆動源と、打球杆の発射動作
    に連動して打球供給皿に貯留される打球を1個ずつ発射
    レールの発射位置に供給する自動球送り装置とをそれぞ
    れ保持体に一体に組付けて打球発射機構をユニット化す
    ると共に、そのユニット化された打球発射機構を前面枠
    体に取り外し自在に装着してなることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】ファール球を余剰球受皿に誘導するファー
    ル球誘導通路と、前面板を開放したときに零れ落ちる賞
    球を余剰球受皿に誘導する零れ球誘導通路と、打球供給
    皿から溢出する余剰球を余剰球受皿に誘導する余剰球誘
    導通路と、打球供給皿から球抜きした賞球を余剰球受皿
    に誘導する球抜き誘導通路とを一体的に組付けて通路構
    成体をユニット化すると共に、そのユニット化された通
    路構成体を前面枠体に取り外し自在に装着してなること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205158A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Aruze Corp 遊技機
JP2007175195A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Heiwa Corp 遊技機
JP2007190259A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Sophia Co Ltd 遊技機

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