JP4987309B2 - 半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

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    • H01L27/0266Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using field effect transistors as protective elements

Description

本発明は完全空乏型SOIデバイス構造からなる低電圧動作電界効果トランジスタを有するパワーマネージメント半導体装置やアナログ半導体装置に関する。
N型およびP型MOSトランジスタなどの電界効果トランジスタや多結晶シリコンなどの抵抗体を用いた半導体集積回路装置においては、静電気等の過大電流が外部から入力されたときに内部回路を構成する内部素子の破壊を防止するため、一般的に内部回路と外部入出力端子の間にダイオードやMOSトランジスタを用いた入力保護素子もしくは出力保護素子が配置されている。従来から使われているこの保護回路を備えた半導体集積回路装置の入出力回路部の例を図13、図14および図15に示す。
図13には、CMOSで構成される内部素子10としてN型MOSトランジスタとP型MOSトランジスタで構成されるCMOSインバータ11が記載されており、このCMOSインバータ11と、入力端子301間、出力端子302間、さらにVdd線303とVss線304の間に保護素子20としてN型MOSトランジスタが設けられている。ただし、内部素子の回路構成は、説明の都合上CMOSインバータ11として表現している。
上記の構成においては、例えば入力もしくは出力端子に負の過電圧が印加された場合、保護素子20のNMOSトランジスタのPN接合は順方向となるため、保護NMOSトランジスタに電流が流れて内部素子を保護する。一方、正の過電圧が印加された場合は、保護素子20のNMOSトランジスタのPN接合のアバランシェブレークダウンで電流を保護MOSトランジスタへ流す。このようにして入出力保護素子を介し、接地された基板に過大電流を直接逃がして内部素子へ過大電流が流れないようにしている。
図14の内部素子10を構成するNMOSトランジスタ113の入出力、および図15の内部素子10を構成するPMOSトランジスタ112の入出力についても同様にしてESD保護を行っている。
ところで一般的に半導体基板−埋込絶縁膜−半導体層で構成されるSOI(Silicon On Insulator)基板上、特に薄膜SOI基板上形成されたデバイス素子は埋込絶縁膜及び素子分離絶縁膜により周囲を囲まれた形となるため放熱性が悪く、過大電流による発熱により素子が破壊されやすい。そのためSOIデバイスは構造的にESDに弱いといえる。そのためESD保護素子をSOI半導体薄膜層上に形成すると、保護素子自体が破壊されやすくなるため、十分なESD耐性を得るために様々な工夫がされてきた。例えば内部素子の入力保護素子としてCMOSバッファ型ESD保護回路をSOI基板上に形成した半導体集積回路装置において、ESD耐性を向上させるためにCMOSバッファ型ESD保護回路の前段にさらにPNPおよびNPNダイオードを付加させている(例えば、特許文献1参照)。
また十分なESD耐性を得るため手段の1つとして、内部素子10はSOI半導体薄膜層に形成し、そして半導体薄膜層および埋込絶縁膜の一部を除去し開口した半導体支持基板に入力保護素子を形成する半導体集積回路装置として、例えば特許文献2あるいは3に示すものがある。
特許第3447372号公報(第6頁、第2図) 特開平4−345064号公報(第9頁、第1図) 特開平8−181219号公報(第5頁、第1図)
いま、図13(B)、図14(B)および図15(B)においては内部素子およびESD保護素子ともにSOI基板上の半導体薄膜層に設けられているとする。この場合、十分なESD耐性を得るために保護素子自体を大きくしたり保護素子を増やしたりするため、保護回路の面積が大きくなりチップ面積が増大してしまうデメリットを有している。
一方で、図13(A)、図14(A)および図15(A)においては、内部素子はSOI基板上の半導体薄膜層に設けられ、ESD保護素子はSOI基板の半導体支持基板に設けられているとする。この場合、保護素子自体はESD耐性を十分確保できるため内部素子の入力保護としては充分機能し耐圧向上が可能である。しかしながら内部素子の出力保護の場合、この構造では以下のように内部素子が破壊されやすいという問題を有している。
それは、ESDノイズが入ってきた時、内部素子よりも先にESD保護素子にノイズが逃げるように通常設計されるが、半導体支持基板上のESD保護素子が動作する電圧、すなわちトリガー電圧が内部素子、特にN型MOSトランジスタのトリガー電圧より高くなってしまい、ESDノイズが出力端子302から入ってきた時に保護素子が動作しきれずにSOI半導体薄膜層に形成される内部素子、とくにN型MOSトランジスタにノイズが流れ込んでしまい、寄生バイポーラ動作を誘発し、内部素子を破壊に至らしめるからである。そのためESD保護素子は破壊強度を十分確保しつつ、ESD保護動作耐圧を内部素子耐圧より下げ、且つ保護回路の面積を縮小する必要がある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段を用いた。
(1)半導体支持基板上に形成された埋込絶縁膜と、埋込絶縁膜上に形成された半導体薄膜層から構成されるSOI(Silicon On Insulator)基板の半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、半導体薄膜層上に形成された出力保護を行う第2のN型MOSトランジスタと、SOI基板の半導体薄膜層および埋込絶縁膜の一部分を除去した半導体支持基板上の開口部に形成された入力保護を行う第3のNMOSトランジスタとからなる半導体集積回路装置とした。
(2)半導体支持基板上に形成された埋込絶縁膜と、埋込絶縁膜上に形成された半導体薄膜層から構成されるSOI(Silicon On Insulator)基板の前記半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、抵抗体と、半導体薄膜層上に形成された出力保護を行う第2のN型MOSトランジスタと、SOI基板の半導体薄膜層および埋込絶縁膜の一部分を除去した半導体支持基板上の開口部に形成された入力保護を行う第3のNMOSトランジスタとからなる半導体集積回路装置とした。
(3)ESD保護素子となるN型MOSトランジスタのうち、半導体薄膜層上に形成された第2のN型MOSトランジスタは、外部に端子が接続される第1のN型MOSトランジスタのソースもしくはドレイン、および第1のP型MOSトランジスタのソースもしくはドレインに接続され、第1のN型MOSトランジスタおよび第1のP型MOSトランジスタの出力保護を行い、また半導体支持基板上に形成されている第3のNMOSトランジスタはゲート入力保護を行うことを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(4)ESD保護素子となるN型MOSトランジスタのうち、半導体薄膜層上に形成された第2のN型MOSトランジスタは、外部に端子が接続される第1のN型MOSトランジスタのソースもしくはドレインに接続され第1のN型MOSトランジスタの出力保護を行い、また半導体支持基板上に形成されている第3のNMOSトランジスタは第1のN型MOSおよび第1のP型MOSトランジスタのゲート入力保護を行うことを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(5)半導体薄膜層上に形成され能動素子として働く第1のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がN型であり、第1のP型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であり、ESD保護素子として働く第2および第3のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型が、N型であることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(6)半導体薄膜層上に形成され能動素子として働く第1のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がN型であり、第1のP型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であり、ESD保護素子として働く第2および第3のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(7)第1のN型MOSトランジスタのN型ゲート電極および第1のP型MOSトランジスタのP型ゲート電極、さらにはESD保護素子として働く第2および第3のN型MOSトランジスタのゲート電極は、第1の多結晶シリコンと高融点金属シリサイドの積層構造であるポリサイド構造からなることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(8)第1のN型MOSトランジスタのN型ゲート電極および第1のP型MOSトランジスタのP型ゲート電極、さらにはESD保護素子として働く第2および第3のN型MOSトランジスタのゲート電極は、第1の多結晶シリコンからなることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(9)抵抗体は、能動素子である第1のN型MOSトランジスタおよび第1のP型MOSトランジスタ、そしてESD保護素子である第2および第3のN型MOSトランジスタのゲート電極を形成する第1の多結晶シリコンとは膜厚が異なる第2の多結晶シリコンか形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(10)抵抗体は、半導体薄膜層の単結晶シリコンで形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(11)抵抗体は、薄膜金属抵抗体で構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(12)抵抗体は、Ni−Cr合金、クロムシリサイド、モリブデンシリサイド、もしくはβ‐フェライトシリサイドのうちのいずれか一つであることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(13)SOI基板を構成する前半導体薄膜層の膜厚が0.05μmから0.2μmであることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(14)SOI基板を構成する埋込絶縁膜の膜厚が0.1μmから0.5μmであることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(15)SOI基板を構成する埋込絶縁膜は、セラミックスからなることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(16)埋込絶縁膜であるセラミックスはガラス、サファイヤ、シリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜のうちのいずれか一つであることを特徴とする半導体集積回路装置とした。
(17)SOI基板の半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、抵抗体と、静電気放電能力を有し入力保護又は出力保護を行うESD保護素子として働く第2のN型MOSトランジスタおよび第3のN型MOSトランジスタからなる半導体集積回路装置の製造方法において、入力保護を行う第3のN型MOSトランジスタを半導体支持基板上に形成すべく、半導体薄膜層上にフォトレジストのパターニングを施す工程と、SOI基板の半導体薄膜層と埋込絶縁膜の一部分をエッチング除去し半導体支持基板の開口部を形成する工程と、熱酸化による素子分離絶縁膜を前記埋込絶縁膜に達する厚さで形成する工程と、熱酸化によるゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に500Å〜2500Åの厚さの第1の多結晶シリコンを堆積する工程と、第1の多結晶シリコン上にフォトレジストでパターニングし不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるように不純物ドーピングを行い第1の多結晶シリコンの導電型を部分選択的にN型にする工程と、第1の多結晶シリコン上にフォトレジストでパターニングし不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるように不純物ドーピングを行い第1の多結晶シリコンの導電型を部分選択的にP型にする工程と、第1の多結晶シリコン上に500Å〜2500Åからなる高融点金属シリサイドを堆積する工程と、第1の多結晶シリコンと高融点金属シリサイドをエッチングしゲート電極を形成する工程と、素子分離絶縁膜上に500Å〜2500Åからなる第2の多結晶シリコンを堆積する工程と、第2の多結晶シリコンに不純物をドーピングする工程と、第2の多結晶シリコンをエッチングし抵抗体を形成する工程と、第1、第2および第3のN型MOSトランジスタのソースおよびドレインとなる領域をフォトレジストでパターニングし半導体薄膜層および半導体支持基板に部分選択的にN型不純物をドーピングする工程と、第1のP型MOSトランジスタのソースおよびドレインとなる領域をフォトレジストでパターニングし半導体薄膜層および半導体支持基板に部分選択的にP型不純物をドーピングする工程と、SOI基板上に中間絶縁膜を形成する工程と、SOI基板上の中間絶縁膜にコンタクト孔を形成する工程と、コンタクト孔に金属配線を形成する工程と、保護膜を形成する工程を経ることで形成される半導体集積回路装置の製造方法とした。
(18) 半導体薄膜層の除去後、埋込絶縁膜の除去に等方性ウェットエッチを用いることを特徴とする、半導体集積回路装置の製造方法とした。
(19) 半導体薄膜層の除去後、埋込絶縁膜の除去に異方性ドライエッチを用いることを特徴とする、半導体集積回路装置の製造方法とした。
(20)半導体薄膜層の除去後、埋込絶縁膜を異方性ドライエッチで途中までエッチングし、残りの埋込絶縁膜を等方性ウェットエッチすることで、埋込絶縁膜を除去することを特徴とする、半導体装置の製造方法とした。
上述のように半導体集積回路装置において、半導体薄膜層上に形成される内部素子、特にNMOSの出力端子にはESD保護素子としてSOI半導体薄膜層に形成されたNMOS保護トランジスタを用い、内部素子の入力保護には半導体支持基板上に形成されるNMOS保護トランジスタを用いることで、ESD破壊強度を確保しつつESDノイズを先に吸収し、ESDノイズに弱い半導体薄膜上の内部素子の入出力保護を可能とし、かつ保護回路の面積の縮小も可能にする。特に、入出力の電気特性が重要なパワーマネージメント半導体集積回路装置やアナログ半導体集積回路装置において、保護効果が一層発揮される。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明による半導体集積回路装置の一実施例を示す模式的断面図である。また図2、図3および図4は図1の半導体集積回路装置で形成された内部素子を用いた保護回路図を示す。
図1においてSOI基板は、たとえばP型である単結晶からなる半導体支持基板101、埋込絶縁膜103、そして素子を形成するP型の単結晶からなる半導体薄膜層102で構成され、このP型半導体薄膜層102上に第1のN型MOSトランジスタ(以下NMOS)111と第1のPMOSトランジスタ(以下PMOS)112で構成される内部素子10であるCMOSインバータ11と、抵抗素子30である多結晶シリコンで形成されたP-抵抗体115が形成されている。ただし内部素子10はCMOSインバータ11に限られたものではなく、種々に変更が可能となっている。また保護素子20として、半導体支持基板101および半導体薄膜層102上に第2のNMOSトランジスタで構成されたESD保護トランジスタ(以後NMOS保護トランジスタと称す。)113および114が形成された半導体集積回路装置となっている。
薄膜SOIデバイス、特に低電圧動作や低消費電力に対して非常に適している完全空乏型(FullyDepleted;FD)SOIデバイスは、CMOS構造がいわゆる同極ゲート構造となっている。この同極ゲート構造は、NMOSトランジスタ111のゲート電極がN+型の多結晶シリコン109であり、PMOSトランジスタ112のゲート電極がP+の多結晶シリコンで構成されており、図1のCMOSインバータ11も同様に以下の構造となっている。以後FD構造SOIデバイスの場合について述べる。このトランジスタのゲートを形成する多結晶シリコンを第1の多結晶シリコンとする。まずNMOSトランジスタ111はP型半導体薄膜層102上にソース・ドレインとなるN+不純物拡散層105と、例えば酸化膜からなるゲート絶縁膜107上に形成されたN+多結晶シリコン109の上にタングステンシリサイドやモリブデンシリサイドやチタンシリサイドやプラチナシリサイドなどの高融点金属シリサイド117を形成したいわゆるポリサイド構造からなるゲート電極で構成されている。またPMOSトランジスタ112はP型半導体薄膜層に形成されたNウェル104上にソース・ドレインとなるP+不純物拡散層106と、例えば酸化膜からなるゲート絶縁膜107上に、NMOSトランジスタ111と同様に形成される、P+多結晶シリコン110と高融点金属シリサイド117からなるポリサイド構造のゲート電極とから構成されている。そしてNMOSトランジスタ111およびPMOSトランジスタ112は、例えばLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法により形成したフィールド絶縁膜108と埋込絶縁膜103で完全素子分離されている。
またフィールド絶縁膜上に、アナログ回路である電圧を分圧するためのブリーダー分圧回路もしくは時定数を設定するCR回路などに用いられる抵抗素子30を構成するため、例えば、高抵抗のP−抵抗体が形成されている。このP−抵抗体はこの実施例では多結晶シリコンで形成されている。
次に保護素子20を構成するNMOS保護トランジスタ113は半導体薄膜層102と埋込絶縁膜103の一部を除去して表面化した半導体支持基板101上に、ソース・ドレインとなるN+不純物拡散層105と、例えば酸化膜からなるゲート絶縁膜107上に、内部素子のNMOSトランジスタ111と同様に、N+多結晶シリコン109と高融点金属シリサイド117からなるポリサイド構造ゲート電極で構成されている。
同じく保護素子20を構成するNMOS保護トランジスタ114は半導体薄膜層102上にソース・ドレインとなるN+不純物拡散層105と、例えば酸化膜からなるゲート絶縁膜107上にN+多結晶シリコン109と高融点金属シリサイド117からなるポリサイド構造ゲート電極で構成されている。
従来の構造の1つである図9および図10の構造において、ESD保護素子20は半導体支持基板201上に形成されたNMOS保護トランジスタ213のみで構成され内部素子10の入出力保護として働いている。このNMOS保護トランジスタ213はESDノイズに対する耐量があるため入力保護としては十分機能する。
一方出力保護の場合NMOS保護トランジスタのスナップバックは内部素子、とくにNMOSトランジスタのスナップバックより早く起こりESDサージを逃がさなくてはならない。具体的にはNMOSのスナップバック特性が起こる電圧、トリガー電圧(以後Vtrigと呼ぶ)は内部素子であるNMOSトランジスタよりNMOS保護トランジスタにおいて低くなくてはならない。さらにスナップバック特性で寄生バイポーラ動作が保持される電圧、ホールド電圧(以後Vholdと呼ぶ)もNMOSトランジスタよりNMOS保護トランジスタの方が低くなくてはならない。これらを満たすことでNMOS保護トランジスタは内部素子をESDノイズから守ることができる。
FD型SOIデバイスである内部素子のNMOSトランジスタ211は、Vtrigが例えば半導体薄膜層202の膜厚が900Åの時2V〜8V程度、Vholdは2V〜5V程度であるのに対し、NMOS保護トランジスタ213の場合、Vtrigは低くても8V程度、Vholdは6V程度となるため、ESDノイズが出力端子から入ってきた時、NMOS保護トランジスタではサージを吸収しきれず内部素子にノイズが流れ込み、内部素子を守りきることができないことが起こりうる。
また従来の別の構造の1つである図11および図12においては、ESD保護素子20は半導体薄膜層202上に形成されたNMOS保護トランジスタ214のみで構成され内部素子10の入出力保護として働いている。この半導体薄膜上のNMOS保護トランジスタ214はVtrig、Vholdを内部素子のNMOSトランジスタのVtrig、Vholdより低く設定することが、半導体支持基板上に形成するときよりも容易であるため、内部素子のNMOSより先にスナップバックを起こしESDサージをNMOS保護素子に逃がすことができる。
しかしながら半導体薄膜層上に形成された素子は埋込絶縁膜103と素子分離フィールド絶縁膜107に囲まれているため熱がこもりやすく、ESD耐量が半導体支持基板上に形成された素子やバルク上の素子に比べ非常に小さく、ESDノイズに非常弱い構造となっている。そのためESD耐量を上げるため、NMOS保護トランジスタの面積を非常に大きくする必要があった。
それに比べ図1の実施例のように、保護素子20を2つのNMOS保護トランジスタ113および114で構成し、内部素子のゲート入力にはNMOS保護トランジスタ113でESD保護を、そして出力保護にはNMOS保護トランジスタ114と入力保護と出力保護の素子を使い分けることで、FD型SOIデバイスの内部素子の入出力保護を確実に行うことができ、且つ保護素子の面積を縮小する事が可能となっている。
この図1の実施例において、内部素子10のNMOSトランジスタ111、そして保護素子20のNMOS保護トランジスタ113および114のソース・ドレインであるN+不純物拡散層105は、リンもしくは砒素で形成され、濃度は1×1019atoms/cm3以上となっている。このときNMOSトランジスタ111とNMOS保護トランジスタ113および114のN+不純物拡散層105をどちらも同じくリンもしくは砒素で形成してもよいし、NMOSトランジスタ111は砒素、そしてNMOS保護トランジスタ113および114はリンでN+不純物拡散層105を形成しても良い。またその逆の構成でも構わない。PMOSトランジスタ112のソース・ドレインであるP+不純物拡散層106は、ボロンもしくはBF2で形成され濃度は1×1019atoms/cm3以上となっている。N型ゲート電極を構成するN+多結晶シリコン109は濃度が1×1018atoms/cm3以上のリンもしくは砒素などのドナー不純物を含み、またP型ゲート電極を構成するP+多結晶シリコン110は濃度が1×1018atoms/cm3以上のボロンまたはBF2などのアクセプター不純物含んでいる。そしてN+多結晶シリコン109およびP+多結晶シリコン110の上にタングステンシリサイドなどの高融点金属シリサイド117を形成して、ゲート電極を低抵抗化している。尚、シート抵抗値は高融点金属シリサイドの種類と膜厚によるが、標準的には500Åから2500Åの膜厚で十数Ω/□から数Ω/□のシート抵抗値である。
SOI基板はその動作電圧により半導体薄膜層102および埋込絶縁膜103の厚さが決まる。埋込絶縁膜103は主にシリコン酸化膜で構成され、その膜厚は0.1μmから0.5μmとなっている。なお埋込絶縁膜はガラス、サファイヤあるいはシリコン窒化膜など広くセラミックスと呼ばれる絶縁体で構成しても構わない。半導体薄膜層102の膜厚は薄膜SOIデバイスである完全空乏型(FD)SOIデバイスの機能・性能に応じて決まり0.05μmから0.2μmとなっている。
また図1の実施例において、アナログ回路で使用される抵抗素子30のP−抵抗体115は、CMOSのゲート電極を構成する多結晶シリコン109および110とは別工程で形成されたゲート電極より薄い膜厚の第2の多結晶シリコンで形成されている。例えばゲート電極の膜厚は2000Åから6000Å程度の膜厚であるのに対し、P−抵抗体115の膜厚は500Åから2500Åで形成される。これは多結晶シリコンを用いた抵抗体は、膜厚は薄い方がシート抵抗値を高く設定でき、また温度特性も良くなるため、より精度を向上させることができるためである。シート抵抗値はその抵抗の用途にもよるが通常の分圧回路においては数kΩ/□から数十kΩ/□の範囲で使われる。この時の不純物はボロンないしBF2を用い1×1014〜9×1018atoms/cm3程度の濃度となっている。また図1にはP−抵抗体115を示しているが、それらの抵抗体の特徴と製品に要求される特性を考慮し、低抵抗であるP+抵抗体、また不純物の極性が逆のN型抵抗体を用いる場合もある。
なお、この抵抗素子30を図2の入力端子301もしくは出力端子302と内部素子10の間に付加することで、よりESD保護耐性を強化することも可能である。
図5は本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図である。図1に示す本発明の一実施例はゲート電極を積層ポリサイド構造としたが、高速動作や高周波対応の必要がない半導体装置では、工程数削減、コスト低減を考慮し、図5のようにゲート電極を多結晶シリコン単層で構成している。この場合においても保護素子20を2つのNMOS保護トランジスタ113および114で構成することで、FD型SOIデバイスの内部素子の入出力保護を確実に行うことができ、かつ保護素子の面積を縮小する事が可能となっている。
図6は本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図である。図1に対し異なる点は、保護素子20を構成するNMOS保護トランジスタ113およびNMOS保護トランジスタ114のゲート電極が内部素子のNMOSトランジスタ111とは異なり、P+多結晶シリコン109と高融点金属シリサイド117からなるポリサイド構造ゲート電極で構成している所である。
ESD保護素子であるNMOS保護トランジスタ113および114は能動素子ではないので、通常動作時のリーク電流を減少させるため、チャネル領域に不純物をイオン注入し基板濃度を濃くするいわゆるチャネルドープを行なって閾値電圧を1V以上にしている。
これを図6の実施例のようにNMOS保護トランジスタ113および114のゲート電極にP+多結晶シリコン110を用いることで、ゲート電極と半導体薄膜層との仕事関数の関係により閾値電圧をチャネルドープ工程がなくとも1V以上にすることが容易である。さらにチャネルドープを打つ事で閾値電圧を上昇させることができるため、リーク電流を増大させることなくNMOS保護トランジスタ113および114のゲート長を縮小でき、FD構造SOIデバイスで構成された内部素子より先にESDノイズを逃がす事が可能となる。
次に本発明の半導体集積回路装置の実施例の別の構造を図7および図8に示す。
図7は図1で示した本発明の半導体集積回路装置の別の構造の模式的断面図である。本発明の基本構成である、内部素子であるCMOSインバータ10と、内部素子のESD入出力保護をするNMOS保護トランジスタ113および114からなる保護素子20と、アナログ回路で使用される抵抗素子30を図7においても示しているが、図1と異なる点としては抵抗素子30を多結晶シリコンではなく半導体薄膜層の単結晶シリコンで、例えばP−抵抗体118を形成しているという点である。
アナログ回路ではブリーダー分圧回路によって電圧を精度よく分割する必要があるため、ブリーダー抵抗体に要求される特性として抵抗比精度が高いことが挙げられる。例えば電圧検出器(ボルテージディテクター)などはそのチップ面積に対する抵抗回路30の面積の割合が非常に大きいため、精度よくかつ抵抗素子の面積を縮小が図れれば、それがチップ面積の縮小につながりコストを下げることが可能となる。
この抵抗体を単結晶シリコンであるSOI基板の半導体薄膜層を利用して形成した場合、抵抗体に結晶粒界が存在しないため粒界に依存する抵抗のばらつきが皆無であり、抵抗体の高抵抗化かつ面積縮小も可能であるため、抵抗体として利用するには非常に有効である。
なお、図7で示した一実施例である半導体集積回路装置は、図1で示した半導体集積回路装置と全く同じ機能および効果を有している。
図8は本発明の半導体集積回路装置の別の構造の模式的断面図である。本発明の基本構成である、内部素子であるCMOSインバータ10と、内部素子のESD入出力保護をするNMOS保護トランジスタ113および114からなる保護素子20と、アナログ回路で使用される抵抗素子30を図8においても示しているが、図1および図7と異なる点としては抵抗素子30を多結晶シリコンや単結晶シリコンではなく薄膜金属抵抗体119を用いている点である。
図8の実施例では薄膜金属抵抗体119にクロムシリサイド120を用いているが、Ni−Cr合金やモリブデンシリサイド、β−フェライトシリサイドなどの金属シリサイドを用いることも可能である。クロムシリサイドは金属シリサイドの中でも高抵抗で膜厚を100Åから300Å程度薄膜化することで抵抗体として用いることが可能である。この薄膜金属抵抗体119を多結晶シリコンの代わりに用いることで、分圧回路の比精度や抵抗値のバラツキ、温度係数を小さくすることが可能となる。なお、図8で示した一実施例である半導体集積回路装置は、図1で示した半導体集積回路装置と全く同じ機能および効果を有している。
次に図1に示す半導体集積回路装置の製造工程例を、図16を用いて、より詳しく説明する。
図16において、P型半導体支持基板401、埋込絶縁膜403、P型半導体薄膜層402で構成されているSOI基板にフォトレジスト420をコートし、P型半導体支持基板401上のNMOS保護トランジスタを形成する領域のパターニングを施す。
このフォトレジスト420をマスク材としてRIE異方性ドライエッチでP型半導体薄膜層402を埋込絶縁膜403が露出するまでエッチングする。さらにフォトレジスト420をマスク材として、埋込絶縁膜403をエッチングする(図17)。このとき埋込絶縁膜403のエッチングには薬液を利用するウェットエッチやRIE異方性ドライエッチを用いる。また、ドライエッチを途中で止め、残りの埋込絶縁膜をウェットエッチングで除去するなどの手法を選択することも可能である。ただし、ウェットエッチでは等方性にエッチングが進むため埋込絶縁膜403にサイドエッチが入るため、埋込絶縁膜403が厚い場合はサイドエッチも進み、“す”が形成される懸念がある。また、RIE異方性ドライエッチの場合、NMOS保護トランジスタを形成するP型半導体支持基板401にプラズマダメージを与えるため、NMOS保護トランジスタの特性劣化が起こる可能性がある。さらには、ドライエッチを途中で止め、残りの埋込絶縁膜をウェットエッチングとした場合は製造工程が煩雑となってしまうなど、それぞれの手法に長所、短所が存在するので状況によって使い分けることになる。
次に、P型半導体薄膜層402でPMOSトランジスタを形成する領域に、例えばリンをイオン注入し1000〜1175℃で30分から5時間程度のアニール処理を施してリンを拡散させ、例えば不純物濃度が1×1016〜1×1017atoms/cm3程度となるようなN型半導体薄膜層404を形成する。その後、図18で示す様にLOCOS法によりフィールド絶縁膜408を埋込絶縁膜403に到達する厚さで形成する。尚、ここではN型半導体薄膜層404形成後にフィールド絶縁膜408を形成したが、フィールド絶縁膜形成後にリンなどをイオン注入してN型半導体薄膜層を形成しても構わない。
その後、熱酸化によるゲート絶縁膜407を膜厚75〜300Åほど形成し、所望のしきい値電圧を得るためイオン注入したのち、減圧CVD法でゲート電極となる第1の多結晶シリコン421を例えば膜厚500Åから2500Åほど堆積させる(図19)。
そして図20に示すように、P型半導体薄膜層402上に形成されるNMOSトランジスタおよびNMOS保護トランジスタと半導体支持基板401上に形成されるNMOS保護トランジスタのゲート電極材として、第1の多結晶シリコン421のうちN+多結晶シリコンを形成する領域をフォトレジスト420でパターニングし、不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるようにリンもしくは砒素をイオン注入する。
さらに図21に示すように、N型半導体薄膜層404上に形成されるPMOSトランジスタのゲート電極材として、第1の多結晶シリコン421のうちP+多結晶シリコンを形成する領域をフォトレジスト420でパターニングし、不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるようにボロンもしくはBF2をイオン注入する。尚、ここではイオン注入によりN+多結晶シリコンおよびP+多結晶シリコンを形成したが、たとえばリンやボロンなどの不純物をプリデポで多結晶シリコン中に導入してN+多結晶シリコンやP+多結晶シリコンを形成してもかまわない。
その後、スパッタ法等で高融点金属シリサイドであるタングステンシリサイド417を第1の多結晶シリコン膜上に500Å〜2500Åの厚さで堆積させる。尚、ここでは高融点金属シリサイドにタングステンシリサイドを用いたが、モリブデンシリサイドやチタンシリサイド、またはプラチナシリサイドを用いることも可能である(図22)。
そして図23で示すように、フォトレジスト420でパターニングを施し多結晶シリコンおよび高融点金属シリサイドをエッチングしてゲート電極を形成する。
次に、図示していないが熱酸化もしくは減圧CVD法等を用いてゲート電極部および半導体基板表面に酸化膜を100Å〜500Åほど形成したのち、図24に示すように、CVD法もしくはスパッタ法により例えば1000Åの膜厚の第2の多結晶シリコン422を堆積させる。そして低濃度のP−抵抗体を形成するために、第2の多結晶シリコン422の全面にP型不純物であるBF2を、例えば1×1014atoms/cm2のドーズ量でイオン注入する。尚、BF2の代わりにボロンを用いても構わない。
その後、図25のように、フォトレジスト420でパターニングし、図26のようにRIE異方性ドライエッチングをすることで、P−抵抗体416を形成する。
フォトレジスト除去後、図27に示す様に、新たにフォトレジスト420でパターニングし、N型不純物である砒素をイオン注入法によりドーズ量5×1015atoms/cm2程度でドープすることで、NMOSトランジスタのソースおよびドレインとなるN+不純物拡散層405を形成する。
その後、フォトレジストを除去した後、図28に示す様に、再度フォトレジスト420でパターニングし、P型不純物であるBF2をイオン注入法によりドーズ量5×1015atoms/cm2程度でドープし、PMOSトランジスタのソースおよびドレインとなるP+不純物拡散層406を形成する。また同時にP−抵抗体416に対し、アルミニウム配線材と十分なコンタクトをとるために高濃度不純物領域であるP+多結晶シリコン410を形成する。また、このとき図示はしていないが、P型高濃度不純物をP−抵抗体全域へドーピングし、500Ω〜1000Ωと比較的低抵抗値であるP型抵抗体を形成することも可能である。
その後、図示していないが従来の半導体プロセスと同様に、中間絶縁膜の形成、コンタクトホール形成、アルミニウム配線パターンの形成、保護膜の形成とそのパターニングを経て半導体集積回路装置が形成される。
以上本発明の実施の形態をP型半導体支持基板、P型半導体薄膜層のSOI基板を用いた実施例により説明してきたが、N型半導体基板、N型半導体薄膜層のSOI基板を用いても構わない。この時N型半導体支持基板上に形成した、N基板Pウェル型のNMOS保護トランジスタにおいても以上に説明してきた内容と原理に同じく、内部素子の入力保護と出力保護の素子を使い分けることで、FD型SOIデバイスの内部素子の入出力保護を確実に行うことができ、かつ保護素子の面積を縮小する事が可能である。
またSOI基板には素子を形成する半導体薄膜を貼り合わせて作製する、貼り合わせSOI基板、半導体基板に酸素イオンを注入し熱処理を施し埋込酸化膜を形成するSIMOX基板があり本発明ではどちらを用いることも可能である。さらに貼り合わせSOI基板を用いた場合、半導体薄膜層と半導体基板の極性を、異なる導電型にすることも可能である。
本発明は完全空乏型SOIデバイス構造からなる低電圧動作電界効果トランジスタや抵抗回路を有するパワーマネージメント半導体装置やアナログ半導体装置に関し、特に静電破壊(ESD)保護素子を有した半導体集積回路装置とその製造方法に関する。
以上本発明の実施の形態をP型半導体支持基板、P型半導体薄膜層のSOI基板を用いた実施例により説明してきたが、N型半導体基板、N型半導体薄膜層のSOI基板を用いても構わない。この時N型半導体支持基板上に形成した、N基板Pウェル型のNMOS保護トランジスタにおいても以上に説明してきた内容と原理に同じく、内部素子の入力保護と出力保護の素子を使い分けることで、FD型SOIデバイスの内部素子の入出力保護を確実に行うことができ、かつ保護素子の面積を縮小する事が可能である。
またSOI基板には素子を形成する半導体薄膜を貼り合わせて作製する、貼り合わせSOI基板、半導体基板に酸素イオンを注入し熱処理を施し埋込酸化膜を形成するSIMOX基板があり本発明ではどちらを用いることも可能である。さらに貼り合わせSOI基板を用いた場合、半導体薄膜層と半導体基板の極性を、異なる導電型にすることも可能である。
本発明の半導体集積回路装置の一実施例を示す模式的断面図。 本発明のCMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 本発明のNMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 本発明のPMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図。 本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図。 本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図。 本発明の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図。 従来の半導体集積回路装置の模式的断面図 従来の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図 従来の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図 従来の半導体集積回路装置の別の一実施例を示す模式的断面図 従来のCMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 従来のNMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 従来のPMOS出力タイプ内部素子を用いた保護回路図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図 本発明の半導体集積回路装置の製造法の一実施例を示す工程順断面図
符号の説明
10 内部素子
20 保護素子
30 抵抗素子
101、201、401 P型半導体支持基板
102、202、402 P型半導体薄膜層
103、203、403 埋込絶縁膜
104、204、404 N型半導体薄膜層
105、205、405 N+不純物拡散層
106、206、406 P+不純物拡散層
107、207、407 ゲート絶縁膜
108、208、408 フィールド絶縁膜
109 209、409 N+多結晶シリコン
110 210、410 P+多結晶シリコン
111 211 NMOSトランジスタ
112、212 PMOSトランジスタ
113、213 半導体支持基板に形成されたNMOS保護トランジスタ
114、214 半導体薄膜層に形成されたNMOS保護トランジスタ
115、215 P−抵抗体
116、216、416 P−多結晶シリコン
117、217、417 高融点金属シリサイド
118 P−単結晶シリコン
119 薄膜金属抵抗体
120 クロムシリサイド
301 入力端子
302 出力端子
303 Vdd
304 Vss
420 フォトレジスト
421 第1の多結晶シリコン
422 第2の多結晶シリコン

Claims (20)

  1. 半導体支持基板上に形成された埋込絶縁膜と、前記埋込絶縁膜上に形成された半導体薄膜層から構成されるSOI(Silicon On Insulator)基板の前記半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、前記半導体薄膜層上に形成された出力保護を行う第2のN型MOSトランジスタと、前記SOI基板の前記半導体薄膜層および前記埋込絶縁膜の一部分を除去した前記半導体支持基板上の開口部に形成された入力保護を行う第3のNMOSトランジスタとからなる半導体集積回路装置。
  2. 半導体支持基板上に形成された埋込絶縁膜と、前記埋込絶縁膜上に形成された半導体薄膜層から構成されるSOI(Silicon On Insulator)基板の前記半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、抵抗体と、前記半導体薄膜層上に形成された出力保護を行う第2のN型MOSトランジスタと、前記SOI基板の前記半導体薄膜層および前記埋込絶縁膜の一部分を除去した前記半導体支持基板上の開口部に形成された入力保護を行う第3のNMOSトランジスタとからなる半導体集積回路装置。
  3. 前記半導体薄膜層上に形成された前記第2のN型MOSトランジスタは、外部に端子が接続される前記第1のN型MOSトランジスタのソースもしくはドレイン、および前記第1のP型MOSトランジスタのソースもしくはドレインに接続され、前記第1のN型MOSトランジスタおよび前記第1のP型MOSトランジスタの出力保護を行い、また前記半導体支持基板上に形成されている前記第3のNMOSトランジスタはゲート入力保護を行うことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記半導体薄膜層上に形成された前記第2のN型MOSトランジスタは、端子を介して外部に接続される前記第1のN型MOSトランジスタのソースもしくはドレインに接続され前記第1のN型MOSトランジスタの出力保護を行い、前記半導体支持基板上に形成されている前記第3のNMOSトランジスタは前記第1のN型MOSおよび前記第1のP型MOSトランジスタのゲート入力保護を行うことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記半導体薄膜層上に形成された前記第1のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がN型であり、前記第1のP型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であり、前記第2および前記第3のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がN型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記半導体薄膜層上に形成された前記第1のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がN型であり、前記第1のP型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であり、前記第2および前記第3のN型MOSトランジスタのゲート電極の導電型がP型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記第1のN型MOSトランジスタのゲート電極および前記第1のP型MOSトランジスタのゲート電極、前記第2および前記第3のN型MOSトランジスタのゲート電極が、第1の多結晶シリコンと高融点金属シリサイドの積層構造であるポリサイド構造からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第1のN型MOSトランジスタのゲート電極および前記第1のP型MOSトランジスタのゲート電極、前記第2および前記第3のN型MOSトランジスタのゲート電極が、第1の多結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記抵抗体は、前記第1のN型MOSトランジスタ、前記第1のP型MOSトランジスタ、前記第2および前記第3のN型MOSトランジスタのゲート電極を形成する第1の多結晶シリコンとは膜厚が異なる第2の多結晶シリコンで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記抵抗体は、前記半導体薄膜層の単結晶シリコンで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記抵抗体は、薄膜金属抵抗体で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記薄膜金属抵抗体は、Ni−Cr合金、クロムシリサイド、モリブデンシリサイドもしくはβ‐フェライトシリサイドのうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記SOI基板を構成する前記半導体薄膜層の膜厚が0.05μmから0.2μmであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記SOI基板を構成する前記埋込絶縁膜の膜厚が0.1μmから0.5μmであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記SOI基板を構成する前記埋込絶縁膜は、セラミックスからなることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記セラミックスはガラス、サファイヤ、シリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜のうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項15に記載の半導体集積回路装置。
  17. 半導体支持基板上に形成された埋込絶縁膜と、前記埋込絶縁膜上に形成された半導体薄膜層から構成されるSOI基板の前記半導体薄膜層上に形成された第1のN型MOSトランジスタと第1のP型MOSトランジスタで構成されるCMOS素子と、抵抗体と、静電気放電能力を有し前記半導体薄膜層上に形成された出力保護を行う第2のN型MOSトランジスタと前記SOI基板の前記半導体薄膜層と前記埋込絶縁膜の一部分を除去した前記半導体支持基板上の開口部に形成された入力保護を行う第3のN型MOSトランジスタからなる半導体集積回路装置の製造方法であって、
    入力保護を行う前記第3のN型MOSトランジスタを前記半導体支持基板上に形成すべく、前記半導体薄膜層上にフォトレジストのパターニングを施す工程と、
    前記SOI基板の前記半導体薄膜層と前記埋込絶縁膜の一部分をエッチング除去し前記半導体支持基板の開口部を形成する工程と、
    熱酸化による素子分離絶縁膜を前記埋込絶縁膜に達する厚さで形成する工程と、
    熱酸化によるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に500Å〜2500Åの厚さを有する第1の多結晶シリコンを堆積する工程と、
    前記第1の多結晶シリコン上にフォトレジストでパターニングし不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるように不純物ドーピングを行い前記第1の多結晶シリコンの導電型を部分選択的にN型にする工程と、
    前記第1の多結晶シリコン上にフォトレジストでパターニングし不純物濃度が1×1018atoms/cm3以上となるように不純物ドーピングを行い前記第1の多結晶シリコンの導電型を部分選択的にP型にする工程と、
    前記第1の多結晶シリコン上に500Å〜2500Åからなる高融点金属シリサイドを堆積する工程と、
    前記第1の多結晶シリコンと前記高融点金属シリサイドをエッチングしゲート電極を形成する工程と、
    前記素子分離絶縁膜上に500Å〜2500Åからなる第2の多結晶シリコンを堆積する工程と、
    前記第2の多結晶シリコンに不純物をドーピングする工程と、
    前記第2の多結晶シリコンをエッチングし抵抗体を形成する工程と、
    前記第1、第2、第3のN型MOSトランジスタのソースおよびドレインとなる領域をフォトレジストでパターニングし前記半導体薄膜層および前記半導体支持基板に部分選択的に前記N型不純物をドーピングする工程と、
    前記第1のP型MOSトランジスタのソースおよびドレインとなる領域をフォトレジストでパターニングし前記半導体薄膜層に部分選択的に前記P型不純物をドーピングする工程と、
    前記SOI基板上に中間絶縁膜を形成する工程と、
    前記SOI基板上の前記中間絶縁膜にコンタクト孔を形成する工程と、
    前記コンタクト孔に金属配線を形成する工程と、
    保護膜を形成する工程とからなる半導体集積回路装置の製造方法。
  18. 前記半導体薄膜層の除去後、前記埋込絶縁膜の除去に等方性ウェットエッチを用いることを特徴とする、請求項17記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  19. 前記半導体薄膜層の除去後、前記埋込絶縁膜の除去に異方性ドライエッチを用いることを特徴とする、請求項17記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  20. 前記半導体薄膜層の除去後、前記埋込絶縁膜を異方性ドライエッチで途中までエッチングし、残りの前記埋込絶縁膜を等方性ウェットエッチすることで、前記埋込絶縁膜を除去することを特徴とする、請求項17記載の半導体装置の製造方法。
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