JP4985607B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、車両用空調装置に関するものである。
空調ケースの内部において、送風機の下方に熱交換器が配置された車両用空調装置が特許文献1に開示されている。この車両用空調装置では、具体的には、上部ケースと下部ケースとによって構成される空調ケースの内部のうち、空調ケースの上側に送風機が配置され、送風機の下側に、冷房用熱交換器としての蒸発器および暖房用熱交換器としてのヒータコアが配置されている。
特開平−297250号公報
図4に、特許文献1に記載の空調装置の組み付け時の状態を示す。図4中の車両用空調装置41は、車両搭載時に対して上下逆さに置かれている。したがって、図4では、空調ケース42の内部において、下側に送風機43が位置し、上側に蒸発器44およびヒータコア45が位置している。
上記特許文献1に記載の空調装置の組み付けでは、例えば、図4に示すように、下部ケース47を上部ケース46に組み付ける前に、上部ケース46を組み付け台31に置き、上側から下側に向かって蒸発器44を上部ケース46に挿入した後、上部ケース46に下部ケース47を組み付けている。
しかし、図4のように、送風機43と蒸発器44とが蒸発器44の挿入方向に並んで配置されている場合では、上部ケース46は組み付け台31からの高さが高いため、上部ケース46に蒸発器44を挿入する際に、上部ケース46が倒れやすい。このため、上部ケース46に蒸発器44を挿入する際では、上部ケース46の転倒防止用の治具が必要となり、治具を作成する手間と費用が発生し、さらに、組み付け作業では、治具を上部ケース46にセットする時間がかかってしまい作業効率が悪いという問題がある。
なお、この問題は、冷房用熱交換器としての蒸発器を空調ケースに組み付ける場合に限らず、ヒータコア等の暖房用熱交換器を空調ケースに組み付ける場合においても同様に発生する問題である。
本発明は上記点に鑑みて、空調ケースへの熱交換器の挿入時における空調ケースの転倒を防止できる構造の車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、送風機(3)および熱交換器(4)は、挿入方向に並んで配置されており、空調ケース(2)は、空調ケースの送風機側を下側、熱交換器側を上側として、空調ケース(2)を組み付け台(31)の上に置き、空調ケース(2)の上側から下側に向けて熱交換器(4)を挿入する際に、組み付け台(31)と接して空調ケース(2)を支持する支持部(12a、15a)が設けられている。そして、空調ケース(2)を熱交換器(4)の側面(4c、4d)側から見た場合であって、空気流入面(4a)および空気流出面(4b)から支持部(12a、15a)に向かって挿入方向に平行な仮想延長線(32、33)を引いたとき、支持部(12a、15a)が設けられている範囲(20)の一端(21)と他端(22)との間に、両方の仮想延長線(32、33)が入るように、支持部(12a、15a)の位置が設定されていることを特徴としている。
ところで、上記特許文献1に記載の空調装置の組み立てにおいて、蒸発器の挿入時に空調ケースが転倒する理由を検討したところ、図4に示すように、蒸発器44の空気流入面44aおよび空気流出面44bから蒸発器44の挿入方向に平行な仮想延長線48、49を引いたとき、組み付け台31に接する支持部が設けられている範囲50の一端51と他端52との間に、両方の仮想延長線48、49が入っていないためであることがわかった。すなわち、支持部と仮想延長線とがこのような関係の場合、蒸発器の挿入時に空調ケース42にかかる力は、支持部が設けられた範囲50の一端51を基点として空調ケース42を回転させる方向に働くので、空調ケース42が転倒してしまう。
これに対して、本発明では、熱交換器の空気流入面および空気流出面から引いた仮想延長線の両方が、支持部が設けられている範囲の一端と他端との間に入っているので、熱交換器の挿入時に空調ケースにかかる力は、空調ケースを組み付け台に押す方向に働き、空調ケースを回転させる方向に働かない。
よって、本発明によれば、空調ケースへの熱交換器の挿入時における空調ケースの転倒を防止できる。この結果、転倒防止用の治具を作成する手間と費用を削減でき、空調ケースの組み付け作業では、転倒防止用の治具を空調ケースにセットする時間を削減できるので、作業効率を向上できる。
請求項2に記載の発明では、空調ケース(2)を熱交換器(4)の側面(4c、4d)側から見たとき、支持部の一部もしくは全部が直線形状であることを特徴としている。これにより、空調ケースを組み付け台の上に自立させることが容易となる。なお、空調ケースを安定して組み付け台の上に自立させるという観点では、支持部の全部を直線形状とすることが特に好ましい。
例えば、請求項3に記載の発明のように、送風機(3)および熱交換器(4)が、車両搭載時に、熱交換器(4)が送風機(3)の下側に配置されている車両用空調装置に、請求項1、2に記載の発明を適用することが好ましい。
また、例えば、請求項4に記載のように、少なくともデフロスタ吹出用開口部(12)および車両取付部(15)の上端部(12a、15a)によって、支持部を構成することができる。このとき、請求項5に記載のように、車両取付部(15)を、空調ケース(2)と同一の材料で一体に形成しても良い。
また、例えば、請求項6に記載のように、冷房用熱交換器(4)を空調ケースに挿入する構成に、上記した発明を適用できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における車両用空調装置の車両搭載時での側面図を示す。図1は、車両左側から見た図であり、図中の上下等の矢印方向は車両搭載時での方向を示している。
本実施形態の車両用空調装置1は、車両の計器盤よりも前方側であって、車両の左右方向の中央に配置されるものである。車両用空調装置1は、空調ケース2を備え、空調ケース2の内部に送風機3、蒸発器4、ヒータコア5等が配置されている。
空調ケース2は、空気通路を内部に形成するものであり、樹脂材料で構成されている。空調ケース2は、上下に分割された上部ケース6と下部ケース7とが組み合わされたものである。空調ケース2を上下に分割する分割面2aの位置は、空調ケース2の上下方向での中間位置よりも下側であり、蒸発器4の上下方向での中間位置よりも下側である。
送風機3は、空調ケース2内部の空気通路を流れる空気流を形成するものであり、空調ケース2の上側かつ車両前方側に配置されている。本実施形態では、送風機3として遠心式多翼ファンを用いており、送風機3の回転軸の向きは水平であって、車両左右方向に平行となっている。
蒸発器4は、内部を通過する冷媒と空調ケース2内部の空気通路を流れる空気とを熱交換させて空気を冷却する冷房用熱交換器であり、送風機3の下側かつ車両前方側に配置されている。
蒸発器4は、互いに平行な空気流入面4aおよび空気流出面4bを有している。蒸発器4は、空気流入面4aおよび空気流出面4bが鉛直方向に略平行な向きとなるように、蒸発器4の上端部と下端部とが空調ケース2に保持されている。なお、蒸発器4は、空気流入面4aおよび空気流出面4bの側方に位置する一対の側面4c、4dと、空気流入面4aおよび空気流出面4bの上方、下方に位置する上面4e、下面4fとを有している。一対の側面4c、4dは、図1中の手前側と奥側の面であり、車両左右方向で対向している面である。
ヒータコア5は、エンジン冷却水と蒸発器4を通過した空気とを熱交換させて空気を加熱する暖房用熱交換器であり、送風機3の下側かつ蒸発器4よりも車両後方側に配置されている。
蒸発器4の空気流れ下流側には、ヒータコア5に向かって流れる空気量と、ヒータコア5をバイパスさせて冷風を流す冷風バイパス通路8に流れる空気量との割合を調整するエアミックスドア9が設けられている。
また、空調ケース2の上部であって、蒸発器4およびヒータコア5の空気流れ下流側の部位にフット吹出用開口部10、フェイス吹出用開口部11およびデフロスタ吹出用開口部12が形成されている。デフロスタ吹出用開口部12は、空調ケース2の送風機3の上側かつ車両前方側に位置している。
また、空調ケース2の内部には、図示しないフットドアと、フェイス吹出用開口部11、デフロスタ吹出用開口部12に通じる連通路13を開閉するフェイス・デフロスタ用ドア14とが設けられている。
本実施形態では、送風機3、蒸発器4、ヒータコア5、各吹出用開口部10〜12の配置関係より、空調ケース2の内部では、下方に向かって送風機3から吹き出された風が、Uターンしながら蒸発器4、ヒータコア5を通過して、空調ケース2の上方に向かって流れるようになっている。そして、各吹出用開口部10〜12から蒸発器4およびヒータコア5によって所定温度に調整された空調風が吹き出されるようになっている。
また、空調ケース2の上部には、空調ケース2を車両に取り付けるための車両取付部15が設けられている。この車両取付部15は、空調ケース2の送風機3の上側かつデフロスタ吹出用開口部12よりも車両後方側に位置している。車両取付部15は、空調ケース2と同一の樹脂材料で一体に形成されたものである。なお、空調ケース2と一体とは、空調ケース2と連続したものであって、別体部品ではないことを意味する。
デフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15は、図1に示すように、それぞれの上端部12a、15aが同一の直線30上に位置する直線形状となっている。
ここで、上端部12a、15aが直線形状とは、空調ケース2を蒸発器4の側面4c、4d側、すなわち、車両左右方向から見たときの形状であり、空調ケース2を上方から見たときでは、上端部12a、15aは同一の平面上に位置する平面形状となっている。なお、デフロスタ吹出用開口部12の上端部12aは、厳密には、開口部12bを除く壁の上端12cが平面となっている。
図2に、図1の車両用空調装置1の組み付け時における車両用空調装置1の側面図を示す。図2は、図1中の車両用空調装置1を上下逆さに設置した状態であって、下部ケース7を上部ケース6に組み付ける前の状態を示している。
図1の車両用空調装置1の組み付けでは、図2に示すように、上部ケース6に蒸発器4を挿入した後、上部ケース6に下部ケース7が組み付けられる。なお、蒸発器4の挿入の実施は、送風機3やヒータコア5の上部ケース6への組み付けよりも前でも後でも良い。
上部ケース6への蒸発器4の挿入時では、上部ケース6の送風機3側であるデフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の上端部12a、15aを天地方向の下側とし、上部ケース6の蒸発器4側を天地方向の上側として、平らな組み付け台31の上に上部ケース6を置く。
このとき、デフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の直線形状である上端部12a、15aが、組み付け台31に接した状態で上部ケース6を支持する支持部12a、15aとなる。上述の通り、本実施形態では、この支持部12a、15aの全てが直線形状なので、上部ケース6は組み付け台31の上で安定して自立する。
また、上部ケース6の蒸発器4側は、下部ケース7と結合する側であるので、上部ケース6が開口した状態となる。
そして、この開口した状態の上部ケース6に対して、図2中の矢印のように、上側から下側に向けて、蒸発器4を挿入する。この蒸発器4の挿入方向は、空気流入面4aおよび空気流出面4bに平行な方向である。蒸発器4の挿入方向と、直線形状であるデフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の上端部12a、15aとのなす角度は、直角もしくは直角に近い角度であり、例えば、70°〜110°である。
なお、図示しないが、上部ケース6には、蒸発器4を保持する保持部が設けられており、この保持部に対して、蒸発器4が空気流入面4aおよび空気流出面4bに平行な方向で挿入される。
また、図2に示すように、蒸発器4の空気流入面4aおよび空気流出面4bから支持部12a、15aに向かって蒸発器4の挿入方向に平行な仮想延長線32、33を引いたとき、支持部12a、15aが設けられている上部ケース6の支持範囲20の一端21と他端22との間に、両方の仮想延長線32、33が入るように、支持部12a、15aの位置が設定されている。図2は、蒸発器4の挿入方向に沿った蒸発器4の側面4c、4d側から上部ケース6の側面を見た図である。
ここで、上部ケース6の支持範囲20とは、組み付け台31と接して上部ケース6を支持する支持部12a、15aの全部を含む範囲であって、図2中の左右方向、すなわち、車両搭載時における上部ケース6の前後方向での両端部21、22の間の範囲を意味する。したがって、この支持範囲20には、上部ケース6の支持部12a、15aの間に位置する組み付け台31と非接触の部分も含まれる。
以上の説明の通り、本実施形態の車両用空調装置1では、空調ケース2の内部に送風機3と蒸発器4とが上下方向に並んで配置されている。そして、上部ケース6の内部には、送風機3と蒸発器4の一部とが上下方向に並んで配置されているので、上下方向に長い形状となっている。このため、組み付け台31の上に、上部ケース6を設置して、蒸発器4を上側から下側に向けて挿入したとき、上部ケース6にかかる力の向きによっては転倒しやすい。
ここで、図4に示す車両用空調装置41は、蒸発器44の空気流入面44aおよび空気流出面44bから引いた仮想延長線48、49の両方が、支持部が設けられている範囲50の一端51と他端52との間に入っていない。このため、図4に示す車両用空調装置41では、蒸発器44の挿入時に上部ケース46にかかる力は、支持部が設けられた範囲50の一端51を基点として上部ケース46を回転させる方向に働くので、上部ケース46が転倒しやすい。
これに対して、本実施形態では、蒸発器4の空気流入面4aおよび空気流出面4bから引いた仮想延長線32、33の両方が、支持部が設けられている範囲20の一端21と他端22との間に入っているので、蒸発器4の挿入時に上部ケース6にかかる力は、上部ケース6を組み付け台に押す方向に働き、上部ケース6を回転させる方向に働かない。
よって、本実施形態によれば、上部ケース6への蒸発器4の挿入時における上部ケース6の転倒を防止できる。この結果、転倒防止用の治具を作成する手間と費用を削減でき、車両用空調装置1の組み付け作業では、転倒防止用の治具を上部ケース6にセットする時間を削減できるので、作業効率を向上できる。
(第2実施形態)
図3に、本実施形態における車両用空調装置の組み付け時の側面図を示す。図3では、図4と同様の構成部に図4と同一の符号を付している。
本実施形態は、図4中の空調ケース42のうち車両搭載時での送風機43の上側部分に支持部46aを追加したものである。この支持部46aは、蒸発器44の挿入時に上部ケース46を支持することのみを目的とするものであり、例えば、上部ケース46と一体に形成される。この支持部46aの組み付け台31に接する部位は、図3に示すように、直線形状である。
これにより、支持部が設けられている範囲50が、図4の場合と比較して拡大され、仮想延長線49、50の両方が、支持部が設けられている範囲50の一端53と他端52の間に入っている。この結果、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
第1実施形態では、デフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の上端部12a、15aを支持部として利用していたが、本実施形態のように、蒸発器44の挿入時における空調ケース42の支持専用の支持部46aを空調ケース42に設けても良い。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、蒸発器4の挿入方向と、直線形状であるデフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の上端部12a、15aとのなす角度を、70°〜110°としていたが、確実に上部ケース6を回転させる方向に力が働かないようにするという観点では、90°とすることが好ましい。なお、第2実施形態においても、同様のことが言える。
(2)第1実施形態では、デフロスタ吹出用開口部12および車両取付部15の上端部12a、15aの2カ所を支持部としていたが、第2実施形態のように、支持部の数は任意に変更可能である。
(3)第1実施形態では、組み付け台31に接する支持部12a、15aの全てが直線形状であったが、第2実施形態のように、支持部の全部ではなく一部が直線形状であっても良い。
また、支持部は直線形状を有していなくても良い。すなわち、空調ケースの支持部が組み付け台31と必ずしも面接触でなく、支持部が組み付け台31と線接触や点接触する場合であっても良い。
ただし、安定して自立させ、蒸発器の挿入時に空調ケースが転ばないようにするという観点では、支持部の全部が直線形状であることが好ましい。
(4)第1実施形態では、下部ケース7を上部ケース6に組み付ける前に、上部ケース6に蒸発器4を挿入していたが、空調ケースのうち蒸発器側の端部に開口部を設け、その開口部から蒸発器を挿入するようにしても良い。
(5)第1、第2実施形態では、支持部を空調ケースと一体の構成としていたが、支持部を空調ケースと別体の部品で構成しても良い。例えば、第1実施形態の車両取付部15を金属製としても良い。また、第1実施形態の車両取付部15の代わりに、ヒータコア5に連通する図示しないヒータパイプを、支持部として用いても良い。
(6)上述の実施形態では、冷房用熱交換器としての蒸発器の空調ケースへの組み付けのための構造について説明したが、暖房用熱交換器の空調ケースへの組み付けのための構造においても、本発明を適用することができる。
(7)上述の実施形態では、車両搭載時の方向で、空調ケースの内部において、送風機の下側に熱交換器が配置されている場合に本発明を適用していたが、送風機と熱交換器とが熱交換器の挿入方向に並んで配置されている場合であれば、本発明の適用が可能である。
ちなみに、第1実施形態では、図2に示すように、蒸発器4の挿入先に送風機3が位置していることから、送風機3および蒸発器4は、蒸発器4の挿入方向に並んで空調ケース2の内部に配置されている。
(8)上述の実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせることができる。
本発明の第1実施形態における車両用空調装置の車両搭載状態での側面図である。 図1中の車両用空調装置の組み付け時の側面図である。 第2実施形態における車両用空調装置の組み付け時での側面図である。 従来の車両用空調装置の組み付け時の側面図である。
符号の説明
2 空調ケース
3 送風機
4 蒸発器
4a 空気流入面
4b 空気流出面
6 上部ケース
7 下部ケース
12a デフロスタ吹出用開口部の上端部
15a 車両取付部の上端部
32、33 仮想延長線
20 上部ケースの支持範囲

Claims (6)

  1. 空気通路を内部に形成する空調ケース(2)と、
    前記空調ケース(2)の内部に配置され、前記空気通路を流れる空気流を形成する送風機(3)と、
    前記空調ケース(2)の内部に配置され、前記空気通路を流れる空気と熱交換する熱交換器(4)とを備え、
    前記熱交換器(4)は、互いに平行な空気流入面(4a)および空気流出面(4b)を有し、前記空気流入面(4a)および前記空気流出面(4b)に平行な方向を挿入方向として、前記空調ケース(2)の内部に挿入されるようになっており、
    前記送風機(3)および前記熱交換器(4)は、前記挿入方向に並んで配置されており、
    前記空調ケース(2)は、前記空調ケースの前記送風機側を下側、前記熱交換器側を上側として、前記空調ケース(2)を組み付け台(31)の上に置き、前記空調ケース(2)の上側から下側に向けて前記熱交換器(4)を挿入する際に、前記組み付け台(31)と接して前記空調ケース(2)を支持する支持部(12a、15a)が設けられており、
    前記熱交換器(4)は、前記空気流入面(4a)および前記空気流出面(4b)の側方に位置し、前記挿入方向に沿った側面(4c、4d)を有しており、
    前記空調ケース(2)を前記熱交換器(4)の前記側面(4c、4d)側から見た場合であって、前記空気流入面(4a)および前記空気流出面(4b)から前記支持部(12a、15a)に向かって前記挿入方向に平行な仮想延長線(32、33)を引いたとき、前記支持部(12a、15a)が設けられている範囲(20)の一端(21)と他端(22)との間に、両方の前記仮想延長線(32、33)が入るように、前記支持部(12a、15a)の位置が設定されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空調ケース(2)を前記熱交換器(4)の前記側面(4c、4d)側から見たとき、前記支持部の一部もしくは全部が直線形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記送風機(3)および前記熱交換器(4)は、車両搭載時に、前記熱交換器(4)が前記送風機(3)の下側に配置されていることを特徴する請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調ケース(2)は、前記送風機(3)の上側に形成されたデフロスタ吹出用開口部(12)と、前記送風機(3)の上側に設けられた車両取付部(15)とを備えており、
    少なくとも前記デフロスタ吹出用開口部(12)および前記車両取付部(15)の上端部(12a、15a)が前記支持部を構成していることを特徴する請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記車両取付部(15)は、前記空調ケース(2)と同一の材料で一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記熱交換器は、冷房用熱交換器(4)であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つ記載の車両用空調装置。
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