JP2005306330A - 車両用空調ユニットの配管取り出し構造 - Google Patents

車両用空調ユニットの配管取り出し構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 別配管を設けたりすることなく適切な配管取り出し位置に対応しつつ、組み付け作業性とシール性をも両立させる。
【解決手段】 空調ユニットケース3を構成する一つのケース31・32には、嵌合面KMから配管部5aが取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部31a・32aが設けられており、切り欠き部31a・32aを通過させて配管部5aを空調ユニットケース3の外部まで取り出した後、切り欠き部31a・32aを塞ぐようにサブケース33A・33Bを組み付けて嵌合面KMを成している。
これによれば、サブケース33A・33Bを使うことにより、空調ユニットケース3の嵌合面KMを無理に移動させることなく適切な配管取り出し位置に対応することができる。言い換えれば、配管部5aの取り出し位置に関わらず空調ユニットケース3の嵌合面KMを所望の形状とすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用空調ユニットからの配管取り出し構造に関するものであり、特に冷却用熱交換器の冷媒配管の取り出し部などに用いて好適なものである。
車両用空調装置では、エンジンルーム内に配設されたコンプレッサやコンデンサなどの機能部品と、車室内に配設された空調ユニットの中に収納された熱交換器とを、配管にて接続して構成されている。そのため、空調ユニットのケースを配管が貫通する必要がある。従来は空調ユニットケースの嵌合面を利用して取り出すのが一般的であり、配管貫通部から空気が洩れない様、ケースと配管との間にシール部材を介してシールを行っている。また、カバーを用いる方法が特許文献1に示されている。
特開2002−59735号公報
しかしながら、適切な配管取り出し位置にケースの嵌合面がない場合、無理に嵌合面を移動させたり、別配管を設けたりして対応しているが、前者は組み付け作業性が悪化し、後者はコストアップするなどという問題点がある。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、別配管を設けたりすることなく適切な配管取り出し位置に対応しつつ、組み付け作業性とシール性をも両立させる車両用空調ユニットの配管取り出し構造を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項4に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、嵌合面(KM)を有する複数の嵌合部材(31・32)が合わさって構成される空調ユニットケース(3)内に、配管部(5a)を有する機能部品(5)を収納する場合の配管取り出し構造であり、空調ユニットケース(3)を構成する一つの部材(31・32)には、嵌合面(KM)から配管部(5a)が取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部(31a・32a)が設けられており、切り欠き部(31a・32a)を通過させて配管部(5a)を空調ユニットケース(3)の外部まで取り出した後、切り欠き部(31a・32a)を塞ぐように別体部品(33A・33B)を組み付けて嵌合面(KM)を成していることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、別体部品(33A・33B)を使うことにより、空調ユニットケース(3)の嵌合面(KM)を無理に移動させることなく適切な配管取り出し位置に対応することができる。言い換えれば、配管部(5a)の取り出し位置に関わらず空調ユニットケース(3)の嵌合面(KM)を所望の形状とすることができる。
また、請求項2に記載の発明では、切り欠き部(31a・32a)および別体部品(33A・33B)には、配管部(5a)と当接しないよう略半円形状の配管貫通部(HK)が設けられていることを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、嵌合部材(31・32)の嵌合作業性を良くすることができる。
また、請求項3に記載の発明では、配管部(5a)と空調ユニットケース(3)および別体部品(33A・33B)との間をシールするシール部材(5b)が設けられていることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、空調ユニットケース(3)と配管部(5a)との位置ばらつきを吸収しつつ、風漏れなどに対するシール性を確保することができる。
また、請求項4に記載の発明では、切り欠き部(31a・32a)と別体部品(33A・33B)との嵌合面(KM)には嵌合溝(KM)が設けられていることを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、切り欠き部(31a・32a)と別体部品(33A・33B)との嵌合作業性を良くすることができるうえ、嵌合面(KM)からの風漏れなどに対するシール性を確保することができる。ちなみに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る車両用空調ユニット1の一実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)中のA−A断面図である。本実施形態の車両用空調ユニット1は、縦型一体タイプでの一例を示し、機能部品としてエバポレータ(冷却用熱交換器)5とヒータコア(加熱用熱交換器)6とを略水平にして車両の上下方向に配置している。
ブロワ(送風機)ユニット21からの取り入れた空気を、空調ユニット2の側面下部の入口4へ導入し、エバポレータ5・ヒータコア6の順に車両上方へ向かって空気が流れるものであり、車両前後方向にコンパクトにでき通風抵抗を小さくできるというメリットがある。
この車両用空調装置1は、大別してブロワユニット21および空調ユニット2から成り、それぞれブロワユニットケース22と空調ユニットケース3とを有し、これらがダクト部23で接続されている。これらユニット21・2は、車両のダッシュパネルに沿って左右方向に搭載される。特に限定されないが、ブロワユニット21は、助手席の足元に位置するインストルメントパネル奥に取り付けられ、空調ユニット2は、車両中央に位置するセンターコンソールの奥に取り付けられる。
ブロワユニットケース22には、車室外空気を取り入れるための図示しない外気取入口と、車室内空気を循環させるための内気取入口24とが形成されている。内気取入口24は、ブロワユニットケース22に直接開口形成されているが、外気取入口は、車体のカウルパネルに開口形成された取入口とエアダクト(何れも図示せず)を介して連通している。
図示はしないが、ブロワユニットケース22には、内外気切替ドアが回動自在に設けられており、外気取入口を全閉する位置(内気循環モード)と内気取入口24を全閉する位置(外気取入モード)との間を回動し、必要に応じてその中間位置(内外気取入モード)でも停止する。
この内外気切替ドアの回動動作は、ブロワユニットケース22に取り付けられたドアアクチュエータあるいは手動ワイヤ(何れも図示せず)によって成される。尚、内気および外気の吸込みおよび車室内への送風は、ファンモータ25によって回転する図示しないファンによって行われる。
空調ユニットケース3には、ブロワユニット21からダクト部23を介して送風された空気の入口4が、空調ユニットケース3の側面の下部に形成されている。この入口4に近接して、取入空気を冷却するためのエバポレータ(冷媒蒸発器)5が空気通過面8を上下方向に向けて配設されており、このエバポレータ5は、コンプレッサ(冷媒圧縮機)・コンデンサ(冷媒凝縮器)・レシーバ(受液器)・膨張弁(何れも図示せず)などを冷媒配管で接続して構成される冷凍サイクルの一構成要素となる。
また、コンプレッサ・コンデンサ・レシーバなどの主要機能部品はエンジンルーム内に設けられているので、これらとエバポレータ5とは、冷媒配管によりダッシュパネルを貫通して接続される。尚、冷凍サイクルの運転および停止は、車室内のインストルメントパネルに設けられたコントロールパネルのエアコンスイッチにより行われる。
空調ユニットケース3内のエバポレータ5の上側には、ヒータコア6がバイパス路7を形成するように設けられている。このヒータコア6も、その空気通過面9を上下方向に向けて配設されている。そして、ヒータコア6とエバポレータ5との間、つまりヒータコア6の空気上流側に設けられたエアミックスドア10により、ヒータコア6を通過する空気量とバイパス路7を通過する空気量との比率が調節される。
尚、ヒータコア6には、車両のエンジン冷却水が循環し、このエンジン冷却水と空気との熱交換によって通過空気が加熱される。また、エアミックスドア10は、ヒータコア6の空気上流側面を全閉する位置(マックスクール)と、バイパス路7を全閉する位置(マックスホット)との間を、ドアアクチュエータあるいは手動ワイヤ(何れも図示せず)により回動する。
本実施形態の空調ユニット2は、ブロワユニット21から送風された空気をエバポレータ5で冷却した冷風と、ヒータコア6で加熱した温風とを混合させて温調すると共に、車室内に対して所望の吹出口から空調空気を配風する機能を有している。このために、空調ユニットケース3の最上部(空気流れ下流側)には、エアミックス部18が形成され、この更に空気流れ下流側にフェイス吹出口12・フット吹出口13およびデフロスタ吹出口14が形成されている。
フェイス吹出口12は、エアダクトを介して、あるいは直接車室内のインストルメントパネルの前面に設けられたフェイスグリルに連通され、空調空気を主として乗員の上半身に向かって吹き出す。フット吹出口13は、空調ユニットケース3から下方に延在されたエアダクトを介して車室内の乗員の足下で開口し、主として温風を乗員の足下に向かって吹き出す。デフロスタ吹出口14は、エアダクトを介してあるいは直接インストルメントパネルの上面に設けられたデフロスタグリルに連通され、低湿度空気または温風などをフロントガラス内面に向かって吹き出し、曇りを晴らす。
また、それぞれの吹出口12〜14には、フェイスドア15・フットドア16・デフロスタドア17がそれぞれの吹出口を開閉可能に設けられており、これらのドア15〜17は、リンク機構などを介してドアアクチュエータあるいは手動ワイヤ(何れも図示せず)により動作する。つまり、フェイスモード・バイレベルモード・フットモード・フットデフロスタモード・デフロスタモードなどの各種吹出モードの選択により、3つのドア15〜17の開閉の組み合わせに従ってこれらのドアが動作する。
本実施形態の車両用空調装置1の空調ユニット2では、ヒータコア6の背面にサブエアミックスドア11が設けられており、エアミックスドア10と連動して動作するようリンク機構などによって連結されている。このサブエアミックスドア11は、エアミックス部18における温風と冷風との混合性を高めるために設けられており、例えばエアミックスドア10が中間位置に回動する温調領域では、サブエアミックスドア11も中間位置に回動し、これによりヒータコア6を通過した温風の一部はバイパス路7を流れる冷風に略直角方向に衝突して混合性が高められる。
次に、マックスクールモード、マックスホットモードおよび温調モードの各作動を説明する。まず、マックスクールモードにおいては、フット吹出口13およびデフロスタ吹出口14を全閉とし、フェイス吹出口12を全開とする。また、エアエアミックスドア10はヒータコア6を全閉とする。尚、サブエアミックスドア11は特に限定されない。こうすることで、ブロワユニット21から入口4へ導入された取入空気は、エバポレータ5の空気通過面8を通過しながら上昇し、バイパス路7を通ってそのままフェイス吹出口12に至る。
また、マックスホットモードにおいては、フェイス吹出口12およびデフロスタ吹出口14を全閉とし、フット吹出口13を全開とする。また、エアミックスドア10はヒータコア6を全開とする。こうすることで、ブロワユニット21から入口4へ導入された取入空気は、エバポレータ5の空気通過面8を通過しながら上昇し、エアミックスドア10でヒータコア6に導かれ、ヒータコア6を通ってそのままフット吹出口13に至る。
更に、中間温度の空気を供給するバイレベルモード(温調モード)においては、デフロスタ吹出口14を全閉とし、フェイス吹出口12およびフット吹出口13を半開とする。また、エアミックスドア10は略中間位置、サブエアミックスドア11も略中間位置とする。こうすることで、ブロワユニット21から入口4へ導入された取入空気は、エバポレータ5の空気通過面8を通過しながら上昇するが、エアミックスドア10で、ヒータコア6に導かれる空気とバイパス路7に導かれる空気とに分岐する。ヒータコア6を通過した温風はバイパス路7を上昇してきた冷風と衝突することにより混合されて適切な温度となったのち、フェイス吹出口12およびフット吹出口13に至る。
次に、本発明の要部について説明する。図2は、本発明の第1実施形態における配管部5a周りの組み付け構造を示す分解斜視図と組み付け状態を示す斜視図である。嵌合部材である下ケース31と上ケース32には嵌合部(嵌合溝)KMが設けられており、機能部品としてのエバポレータ5を収納して嵌合される。尚、エバポレータ5には上述したように冷媒配管(配管部)5aが出ており、この冷媒配管5aにはシール部材および断熱部材としてウレタン発泡剤の管であるパイプインシュレータ5bが被せられている。
一方の嵌合部材、図2の例では上ケース32に、嵌合面KMから冷媒配管5aが取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部32aが設けられており、この切り欠いた部分を補うため、本発明では別体部品としてサブケース33Aを構成している。そして、切り欠き部32aとサブケース33Aとの間にも嵌合部(嵌合溝)KMが設けられていると共に、冷媒配管5aを貫通させる部分にはそれぞれ略半円形の配管貫通部HKを設けている。
実際の組み付け手順としては、上ケース32を反転させて下(ベース部品)とし、その上ケース32の中にエバポレータ5を組み付ける。そして側方から冷媒配管5aおよびパイプインシュレータ5bを挟み込むようにしてサブケース33Aを組み付けて上ケース32の切り欠き部32aと嵌合させ、両者を図示しないねじなどで結合固定する。これにより、上ケース32側の嵌合部(嵌合溝)KMはつながった形となるため、この上に下ケース31を被せて嵌合させ、両者を図示しないねじなどで結合固定することでこれらの部分の組み付けが完了する。
次に、本実施形態での特徴と、その効果について述べる。まず、嵌合面KMを有する複数のケース31・32が合わさって構成される空調ユニットケース3内に、冷媒配管部5aを有するエバポレータ5を収納する場合の配管取り出し構造であり、空調ユニットケース3を構成する一つのケース32には、嵌合面KMから冷媒配管部5aが取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部32aが設けられており、切り欠き部32aを通過させて冷媒配管部5aを空調ユニットケース3の外部まで取り出した後、切り欠き部32aを塞ぐようにサブケース33Aを組み付けて嵌合面KMを成している。
これによれば、サブケース33Aを使うことにより、空調ユニットケース3の嵌合面KMを無理に移動させることなく適切な配管取り出し位置に対応することができる。言い換えれば、冷媒配管部5aの取り出し位置に関わらず空調ユニットケース3の嵌合面KMを所望の形状とすることができる。
また、切り欠き部32aおよびサブケース33Aには、冷媒配管部5aと当接しないよう略半円形状の配管貫通部HKが設けられている。これによれば、ケース31・32の嵌合作業性を良くすることができる。
また、冷媒配管部5aと空調ユニットケース3およびサブケース33Aとの間をシールするパイプインシュレータ5bが設けられている。これによれば、空調ユニットケース3と冷媒配管部5aとの位置ばらつきを吸収しつつ、風漏れなどに対するシール性を確保することができる。
また、切り欠き部32aとサブケース33Aとの嵌合面KMには嵌合溝KMが設けられている。これによれば、切り欠き部32aとサブケース33Aとの嵌合作業性を良くすることができるうえ、嵌合面KMからの風漏れなどに対するシール性を確保することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態における配管部5a周りの組み付け構造を示す分解斜視図と組み付け状態を示す斜視図である。構成は上述した第1実施形態と同じであるが、冷媒配管部5aを下ケース31とサブケース33Bとで挟み込む構造となっている点のみ異なっている。
嵌合部材である下ケース31と上ケース32には嵌合部(嵌合溝)KMが設けられており、機能部品としてのエバポレータ5を収納して嵌合される。尚、エバポレータ5には前述したように冷媒配管(配管部)5aが出ており、この冷媒配管5aにはシール部材および断熱部材としてウレタン発泡剤の管であるパイプインシュレータ5bが被せられている。
一方の嵌合部材、図3の例では下ケース31に、嵌合面KMから冷媒配管5aが取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部31aが設けられており、この切り欠いた部分を補うため、本発明では別体部品としてサブケース33Bを構成している。そして、切り欠き部31aとサブケース33Bとの間にも嵌合部(嵌合溝)KMが設けられていると共に、冷媒配管5aを貫通させる部分にはそれぞれ略半円形の配管貫通部HKを設けている。
実際の組み付け手順としては、下ケース31をベース部品とし、その下ケース31の中にエバポレータ5を組み付ける。そして上方から冷媒配管5aおよびパイプインシュレータ5bを挟み込むようにしてサブケース33Bを組み付けて下ケース31の切り欠き部31aと嵌合させ、両者を図示しないねじなどで結合固定する。これにより、下ケース31側の嵌合部(嵌合溝)KMはつながった形となるため、この上に上ケース32を被せて嵌合させ、両者を図示しないねじなどで結合固定することでこれらの部分の組み付けが完了する。
このような構成としても第1実施形態と同様の効果が得られる。特に、第1実施形態と共に、サブケース33を使うことにより、空調ユニットケース3の嵌合面KMを無理に移動させることなく適切な配管取り出し位置に対応することができる。言い換えれば、冷媒配管部5aの取り出し位置に関わらず空調ユニットケース3の嵌合面KMを所望の形状とすることができることを示した例である。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、上下ケース31・32の嵌合面KMからエバポレータ5の冷媒配管5aを取り出す例を示したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、ヒータコア6の温水配管などに適用しても良いし、ケースの嵌合方向(例えば左右ケースを嵌合させるもの)や嵌合溝KMの凹凸方向などは限らない。
また、上述の実施形態では、空調ユニットケース3の貫通部から配管部5aを突出させているが、このような形態に限るものではなく、配管部5aの先端側に構成された接続ブロックなどを、シール部材5bを介して本体ケース31・32とサブケース33とで挟み込み、空調ユニットケース3の貫通部から接続ブロックの端面だけを露出させるような配管取り出し方法に本発明を適用しても良い。
本発明に係る車両用空調ユニット1の一実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)中のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態における配管部5a周りの組み付け構造を示す分解斜視図と組み付け状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態における配管部5a周りの組み付け構造を示す分解斜視図と組み付け状態を示す斜視図である。
符号の説明
3…空調ユニットケース
5…エバポレータ(機能部品)
5a…配管部
5b…パイプインシュレータ(シール部材)
31…下ケース(嵌合部材)
31a…切り欠き部
32…上ケース(嵌合部材)
32a…切り欠き部
33A、33B…サブケース(別体部品)
HK…配管貫通部
KM…嵌合面、嵌合溝

Claims (4)

  1. 嵌合面(KM)を有する複数の嵌合部材(31・32)が合わさって構成される空調ユニットケース(3)内に、配管部(5a)を有する機能部品(5)を収納する場合の配管取り出し構造であり、
    前記空調ユニットケース(3)を構成する一つの部材(31・32)には、前記嵌合面(KM)から前記配管部(5a)が取り出される位置まで切り欠かれた切り欠き部(31a・32a)が設けられており、
    前記切り欠き部(31a・32a)を通過させて前記配管部(5a)を前記空調ユニットケース(3)の外部まで取り出した後、前記切り欠き部(31a・32a)を塞ぐように別体部品(33A・33B)を組み付けて前記嵌合面(KM)を成していることを特徴とする車両用空調ユニットの配管取り出し構造。
  2. 前記切り欠き部(31a・32a)および前記別体部品(33A・33B)には、前記配管部(5a)と当接しないよう略半円形状の配管貫通部(HK)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調ユニットの配管取り出し構造。
  3. 前記配管部(5a)と前記空調ユニットケース(3)および前記別体部品(33A・33B)との間をシールするシール部材(5b)が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調ユニットの配管取り出し構造。
  4. 前記切り欠き部(31a・32a)と前記別体部品(33A・33B)との嵌合面(KM)には嵌合溝(KM)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用空調ユニットの配管取り出し構造。
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JP2016159684A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社デンソーエアクール 屋根搭載ユニットおよび屋根搭載ユニットを含む車両空調システム

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