JP4973760B2 - 資料出力システム、資料出力装置、および資料出力システムの制御方法 - Google Patents

資料出力システム、資料出力装置、および資料出力システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、資料出力システム、資料出力装置、および資料出力システムの制御方法に関し、より特定的には、会議への参加予定者に対し会議資料を出力するための資料出力システム、資料出力装置、および資料出力システムの制御方法に関する。
一般に、会議の参加者へ会議資料を紙(用紙)で配布する場合、会議主催者は会議資料の必要部数を事前に予測し、必要部数または必要部数よりも余分に印刷し、会議開始時に参加者に配布している。しかしこの方法では、余分に印刷した分の用紙や、実際には会議に出席できなかった人の分の用紙は余ってしまい、印刷の無駄および紙の無駄が発生していた。このような問題を解決すべく、従来より、会議の参加者本人が事前に印刷する方法や、会議場所に参加者が来るたびにその人の分を印刷するなどの方法が提案されている。
たとえば下記特許文献1には、会議などの資料を、紙資源を節約して参加者に提供し、かつ、資料の作成期間を従来よりも長く取ることのできる資料配付装置が開示されている。この資料配付装置は、ユーザID(Identification)が入力されると、開催される会議に関する情報が格納されている会議情報マスタの中から、そのユーザがこれから出席すると推測される会議を抽出する。そして資料配付装置は、抽出された会議の一覧表を有する抽出会議画面を操作パネルに表示する。そしてユーザによって、この一覧表の中から今から参加するつもりの会議の会議名が選択されると、資料配付装置は、ユーザが希望する出力方法により資料を出力する。
また下記特許文献2には、会議の参加者ごとに印刷履歴情報を管理することができ、参加者が会議室に到着した時に、その場所で参加者ごとに一部の会議の資料を印刷する画像形成システムが開示されている。この画像形成システムにおいては、会議の参加者がRFIDタグを所持し、かつ、会議室内に存在すれば、RFIDリーダが非接触でそのRFIDタグの情報を読み取る。読み取られたRFIDタグの識別情報は、プリンタサーバが受け取る。プリンタサーバは、RFIDタグの情報からその人が会議の参加者であるかを判断し、その参加者に対して印刷要求がされているかを判断する。さらに、印刷履歴から既に印刷がされているかを判断する。その人が会議の参加者であり、かつ印刷がされていない場合には、プリンタサーバは印刷データを取得し、印刷データをプリンタへ送信する。そしてプリンタサーバは、印刷要求がされたことに伴い、印刷履歴を保存する。
さらに下記特許文献3には、実際の会議出席者に即して資料を印刷、配布することができる資料印刷システムが開示されている。所定の会議に出席を希望するユーザが、会議室に設置された認証デバイスに自己の識別情報を入力すると、会議特定手段は、会議情報記憶手段を参照して、その会議室で行われる会議のうち、現在時刻が資料印刷可能時間帯に含まれている会議の識別情報を取得する。ユーザが会議の出席予定者である場合には、資料印刷手段は、その会議室のプリンタ装置に印刷データを出力する。また会議出席者は、予め自己の端末装置などから会議管理サーバにアクセスして、他のプリンタ装置を利用して会議資料を印刷できる。
特開2006−72848号公報 特開2005−266977号公報 特開2008−40716号公報
しかしながら、特許文献1の資料配付装置においては、会議の参加者は各自で、抽出された会議の一覧表から全ての会議資料を選択し、印刷する必要があった。このため、会議資料を参加者に配布するのに非常に手間が掛かるという問題があった。
また、特許文献2の画像形成システムにおいては、参加者は、会議室に存在していないと印刷することができず、会議場所とは別の場所で印刷することや、会議場所とは別の場所から印刷指示することはできなかった。このため、会議への参加者が多い場合や会議資料の印刷枚数が多い場合には、印刷の待ち時間が長くなり、会議開始に間に合わないことがあった。
特許文献3の資料印刷システムにおいては、会議出席者が予め会議資料を入手する場合には、会議出席者自身が会議管理サーバへアクセスし、会議管理サーバの中から会議資料を探す必要があり、参加者が会議資料を事前に入手するのに非常に手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、会議の参加者へ資料を迅速に配布することのできる、資料出力システム、資料出力装置、および資料出力システムの制御方法を提供することである。
本発明の一の局面に従う資料出力システムは、会議への参加予定者と、会議を開催する会議室と、会議における会議室の使用時間帯と、会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ記憶する会議情報記憶手段と、ユーザの認証を行う認証手段を含み、かつ資料を出力するための複数の出力手段と、複数の出力手段と複数の出力手段の各々に対応付けられた会議室との対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、会議情報および対応関係に基づいて、認証手段で認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ複数の出力手段のうち認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていると判別された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、認証を行った出力手段へ指示する第1の出力指示手段と、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合に、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示手段と、資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、認証されたユーザからの指示に基づいて、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、認証を行った出力手段へ指示する第2の出力指示手段とを備える。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、第1の出力指示手段で認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できない場合に、表示手段は、認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、第1の出力指示手段は、印刷を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ印刷を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、第1の出力指示手段で認証を行った出力手段からの印刷の完了が会議開始に間に合わないと予測される場合に、表示手段は、認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、第1の出力指示手段は、印刷を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ印刷を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示する場合に、表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、第1の出力指示手段で認証を行った出力手段からの印刷の完了が会議開始に間に合わないと予測され、かつ認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できる場合に、第1の出力指示手段は、認証を行った出力手段へ電子ファイルの出力を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、表示手段は、認証されたユーザに、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を行う出力手段を選択させる画面を表示し、第2の出力指示手段は、出力を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ出力を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、第2の出力指示手段で認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できない場合に、表示手段は、認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、第2の出力指示手段は、印刷を行う出力手段を選択させる画面から選択された出力手段へ印刷を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示する場合に、表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室と一致する会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、表示手段は、その会議情報に関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室と一致する会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報が、会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、表示手段は、その会議情報に関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、第2の出力指示手段で認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できる場合に、表示手段は、認証されたユーザに電子ファイルと印刷との間で出力形式を選択させる画面を表示し、第2の出力指示手段は、選択された出力形式で出力を指示する。
上記資料出力システムにおいて好ましくは、出力形式を選択させる画面を表示する場合に、表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する。
本発明の他の局面に従う資料出力装置は、会議への参加予定者と、会議を開催する会議室と、会議における会議室の使用時間帯と、会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ取得する会議情報取得手段と、ユーザの認証を行う認証手段と、資料を出力するための出力手段と、出力手段と出力手段に対応付けられた会議室との対応関係を取得する対応関係取得手段と、会議情報および対応関係に基づいて、認証手段で認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報取得手段で取得された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、出力手段へ指示する第1の出力指示手段と、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報取得手段で取得できない場合に、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示手段と、資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、認証されたユーザからの指示に基づいて、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、出力手段へ指示する第2の出力指示手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従う資料出力システムの制御方法は、会議への参加予定者と、会議を開催する会議室と、会議における会議室の使用時間帯と、会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ取得する会議情報取得ステップと、資料を出力するための複数の出力手段のうちいずれかでユーザの認証を行う認証ステップと、複数の出力手段と複数の出力手段の各々に対応付けられた会議室との対応関係を取得する対応関係取得ステップと、会議情報および対応関係に基づいて、認証ステップにおいて認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ複数の出力手段のうち認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報取得ステップで取得された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、認証を行った出力手段へ指示する第1の出力指示ステップと、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、会議情報取得ステップで取得できない場合に、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示ステップと、資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、認証されたユーザからの指示に基づいて、認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、認証を行った出力手段へ指示する第2の出力指示ステップとを備える。
本発明によれば、会議の参加者へ資料を迅速に配布することができる。
本発明の一実施の形態における資料出力システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるMFPの構成を示す斜視図である。 表示パネルの構成の一例を示す図である。 MFP全体のシステム構成を示すブロック図である。 会議情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。 MPF情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。 個人識別情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。 MFPのCPUが行う本発明の一実施の形態における資料出力処理のメインルーチンを示す図である。 図8の処理1のサブルーチンの詳細を示す図である。 図9のステップS25において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図9のステップS29において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図9のステップS43において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図8の処理2のサブルーチンの詳細を示す図である。 図13のステップS57またはステップS69において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図13のステップS65において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図8の処理3のサブルーチンの詳細を示す図である。 「Aさん」というユーザが会議参加者に含まれている今後の会議情報の一覧を模式的に示す図である。 図16のステップS75において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図16のステップS85において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図8の処理4のサブルーチンの詳細を示す図である。 図20のステップS95において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図20のステップS105において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態における資料出力システムでは、会議参加者であるユーザは、会議資料を印刷するために、画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripheral)でUSB(Universal Serial Bus)メモリや認証カードなどを用いて個人認証を行う。ユーザが認証されると、資料出力システムは、会議管理サーバに記憶された会議の場所および会議の時間と、認証が行われたMFPの場所および現在時刻とが一致するか否かにより、ユーザに提供する処理を変更する。
[資料出力システムの構成]
図1は、本発明の一実施の形態における資料出力システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本実施の形態における資料出力システムは、たとえば会議管理サーバ100と、MFP(資料出力装置の一例)110a、110b、110c(以後、MFP110a、110b、110cをまとめてMFP110と呼ぶことがある)と、カード認証装置20a、20b、20c(認証手段の一例)(以後、カード認証装置20a、20b、20cをまとめてカード認証装置20と呼ぶことがある)と、パーソナルコンピュータ(PC)130とを備える。複数のMFP110の各々は、カード認証装置20などの個人を特定する認証手段を持っており、ネットワーク140により相互に接続されている。また、MFP110の各々と、会議管理サーバ100と、PC130とは、ネットワーク140を通じて相互に接続されている。
本実施の形態においては、USBメモリや認証カードなどの手段により個人を特定するカード認証装置(認証手段)を持ったMFPが、ネットワークにより複数台接続された環境となっている。具体的には、MFP110a(MFP−2)およびカード認証装置20aがA会議室に設置されており、MFP110b(MFP−3)およびカード認証装置20bがB会議室に設置されており、MFP110c(MFP−1)およびカード認証装置20cが居室に設置されている場合が想定されている。A会議室、B会議室、および居室は会議室の一例である。
会議管理サーバ100は、ハードディスク装置(HDD)101を含む。HDD101は、会議情報に関するデータベースである会議情報IF1と、MFPと会議室との対応関係に関するデータベースであるMFP情報IF2と、個人識別情報に関するデータベースである個人識別情報IF3とを記憶する。後述するように、会議情報IF1は、会議の場所、会議の時間、参加予定者、会議資料の保存場所などを関連付けた会議情報である。MFP情報IF2は、会議室などの場所と複数台のMFPの各々とを関連付けた情報である。会議管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)102と、ROM(Read Only Memory)103と、RAM(Random Access Memory)104と、ネットワークコントローラ105とを含むPC本体と、モニタと、キーボードおよびマウスなどの入力装置とを備えたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。
MFP110は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備えた画像形成装置である。プリンタとしての機能を用いた場合には、用紙への印刷により会議資料を出力可能である。また、MFP110はたとえばUSBメモリなどを接続するための端子を有し、この端子を通じてUSBメモリへ電子ファイルとして資料を出力可能であってもよい。
カード認証装置20は、IDカード(認証カード)による個人認証を行うためのものである。すなわち、ユーザの持つIDカード120との間で接触または非接触で通信を行うことにより、IDカード120の記憶部121に記憶されたユーザIDの入力をユーザから受け付け、受け付けたユーザIDを主制御部2のCPU11(図3)へ送る。カード認証装置20は、IDカード120と通信するための磁場を発生させるアンテナおよび無線回路や、IDカードから受信した情報を復調し復号する回路などを有する。
PC130は、たとえば会議の主催者用の端末装置であり、会議の主催者が会議に使用する資料や会議情報を作成するために使用される。PC130は、HDD131と、CPU132と、ROM133と、RAM134と、ネットワークコントローラ135とを含むPC本体と、モニタと、キーボードおよびマウスなどの入力装置とを備えたパーソナルコンピュータである。PC130は、その記憶装置内に、文書、図面等の作成のためのアプリケーションソフトを備える。会議の主催者用の端末装置としては、PC130の代わりに、ワークステーション、携帯情報端末、または携帯電話端末などが使用されてもよい。またPC130が設けられる代わりに、会議管理サーバ100またはMFP110が会議の主催者用の端末装置として用いられてもよい。
ネットワーク140は、有線または無線のLAN(Local Area Network)である。ネットワーク140は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルを用いて接続される。ネットワーク140に接続された機器は、お互いに各種データのやり取りが可能となっている。なお、ネットワーク140に代えて、インターネット・専用線などの広域ネットワークを用いて各機器を接続してもよい。
なお本実施の形態においては、資料出力装置としてMFPを示したが、本発明の資料出力装置はこのような場合の他、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、または携帯電話端末などであってもよい。
[MFPの構成]
図2は、本発明の一実施の形態におけるMFPの構成を示す斜視図である。
図2を参照して、MFP110は、主制御部2と、給紙カセット4と、電源部6と、排紙トレイ7と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、操作パネル16と、カード認証装置20とを備える。
主制御部2は、読み取り、プリント、送信、受信などの処理全体のシーケンス制御を行い、MFP110の各部の動作を制御する。主制御部2は、たとえばCPUや、ROMおよびRAMなどの記憶媒体などで構成される。主制御部2はシステムバスなどを介して各部に接続される。
給紙カセット4は、3つの給紙カセット4a、4b、4cを有する。それぞれの給紙カセット4には、たとえば、互いに異なるサイズの用紙(たとえばB5サイズ、A4サイズ、およびA3サイズなど)が装てんされる。給紙カセット4は、MFP110の下部に、MFP110の筐体に抜き差し可能に配置される。各給紙カセット4に装てんされた用紙は、印字時に、1枚ずつ給紙カセット4から給紙され、プリンタ部15に送られる。なお、給紙カセット4の数は3つに限られず、それより多くても少なくてもよい。
電源部6は、MFP110の筐体の内部に設けられる。電源部6は、商用電源に接続されている。電源部6は、商用電源をもとに、主制御部2やプリンタ部15などに電力を供給する。
排紙トレイ7は、MFP110の筐体のうちプリンタ部15が収納されている部位の上方で、スキャナ部14が配置されている部位の下方に配置される。排紙トレイ7には、プリンタ部15により画像が形成された用紙が筐体の内部から排紙される。
スキャナ部14は、MFP110の筐体の上部に配置される。スキャナ部14は、ADF(Auto Document Feeder)14aを有している。スキャナ部14は、上述のスキャナ機能を実行する。スキャナ部14は、透明な原稿台に配置された原稿をコンタクトイメージセンサにより走査して、それを画像データとして読み取る。また、スキャナ部14は、原稿トレイにセットされた複数枚の原稿を、ADF14aにより順次取り込みながら、コンタクトイメージセンサによりその画像データを読み取る。読み取られた画像データは、たとえば、主制御部2においてアプリケーションデータ形式に変換され、主制御部2のHDDなどに記憶される。
プリンタ部15は、おおまかに、トナー像形成部、用紙搬送部、および定着装置などで構成される。プリンタ部15は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。プリンタ部15は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙にカラー画像を形成可能に構成される。
トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などとで構成される。
用紙搬送部は、給紙ローラ、搬送ローラ、およびそれらを駆動するモータなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセット4から給紙して、MFP110の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙をMFP110の筐体から排紙トレイ7などに排出する。
定着装置は、加熱ローラおよび加圧ローラを有する。定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱及び加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。
カード認証装置20は、たとえば、MFP110の上部手前側における左端に配置される。カード認証装置20は、図2に示すようにMFP110に内蔵されてもよい。またカード認証装置20は、MFP110の近傍にMFP110とは別体で設けられ、USBケーブルなどを介してMFP110と通信可能に接続されてもよい。
操作パネル16は、MFP110の上部手前側におけるカード認証装置20の右側に配置される。図3は表示パネルの構成の一例を示す図である。
図3を参照して、操作パネル16は、液晶表示部31と、テンキー32と、ジョブスタートキー33と、モード選択キー34a、34b、34c、および34dと、選択されたモードを表示するLED部35a、35b、35c、および35dとを含む。液晶表示部31は、図3中左側に位置づけられており、タッチパネルとなっている。液晶表示部31から各種表示および各種設定を行うことが可能である。すなわち液晶表示部31は、ユーザに案内画面を表示したり、操作ボタンを表示してユーザからのタッチ操作による指示を受け付けたりする。液晶表示部31は、主制御部2(図2)により制御されて表示を行う。操作パネル16の操作ボタンがユーザにより操作されると、液晶表示部31は、その操作に応じた操作信号または所定のコマンドを主制御部2に送信する。すなわち、ユーザは、操作パネル16から操作を行うことにより、MFP110に種々の動作を実行させることができる。
テンキー32は、図3中中央に位置づけられており、1〜9までの数字と、♯および*と、C(クリアーキー)との各々の操作ボタンを含む。操作パネル16は、ユーザによるテンキー32の各操作ボタンの押下によって、たとえば印刷する用紙の枚数などの数値入力を受け付ける。ジョブスタートキー33は、図3中右下に位置づけられている。操作パネル16は、ユーザによるジョブスタートキー33の押下によって、ジョブの開始の指示を受け付ける。モード選択キー34a、34b、34c、および34dの各々は、図3中上部に位置づけられ、それぞれファクシミリ機能、スキャン機能、コピー機能、およびBOX処理の動作モードが対応付けられる。操作パネル16は、ユーザによるモード選択キー34a、34b、34c、および34dのいずれかの押下により、押下されたモード選択キーに対応付けられた動作モードの選択を受け付ける。LED部35a、35b、35c、および35dの各々は、モード選択キー34a、34b、34c、および34dの各々に対応付けられており、点灯することにより現在選択されているモードを表示する。図3では、「BOX」という、MFP110のBOXを用いた処理のモードが選択されており、LED部35dが点灯している。この場合液晶表示部31には、BOX内に記憶されているデータを閲覧する処理、MFP110のBOX内のデータを他のMFPのBOXへ送信する処理、およびMFP110のBOX内のデータを他のMFPのBOXへコピーする処理の中から、所望の処理の選択をユーザに求める画面が表示されている。テンキー32、ジョブスタートキー33、およびモード選択キー34a、34b、34c、34dの各々から受け付けた操作は、主制御部2の各入力部分や液晶表示部31に通知される。
また操作パネル16は、ユーザからの個人識別情報(たとえばユーザIDおよびパスワード)の入力を受け付けてもよい。
図4は、MFP全体のシステム構成を示すブロック図である。
図4を参照して、MFP110は、CPU11と、プログラムROM12と、ワークRAM13と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、操作パネル16と、画像保存メモリ17と、FAX(ファクシミリ)装置18と、ネットワークコントローラ19と、カード認証装置20と、USBメモリコントローラ21と、計時部22とを含む。スキャナ部14、プリンタ部15、操作パネル16、およびカード認証装置20の各々は、図2に示す構成に対応している。
CPU11は、スキャンジョブ、コピージョブ、およびプリントジョブなど、MFP全体の制御を行う。CPU11は、所定の処理を行うことにより、プログラムROM12のデータの読み込みや、プログラムROM12へのデータの書き込みを行う。
プログラムROM12は、たとえばフラッシュROM(Flash Memory)である。プログラムROM12には、資料出力処理のためのプログラムを含むMFP110の動作を行うための各種プログラムと、各種固定データとが格納されている。プログラムROM12は、書換え不可能なものであってもよい。
ワークRAM13は、CPU11のメインメモリである。ワークRAM13は、CPU11が制御プログラムを実行するときに必要なデータを記憶するためなどに用いられる。
画像保存メモリ17は、たとえばHDDであり、ネットワークコントローラ19を介して外部から送られたプリントデータなどのデータや、スキャナ部14で読み取った画像データなどを記憶する。また画像保存メモリ17は、会議に使用する資料のデータを記憶している。これらのデータは、図3に示すMFP110のBOX内のデータとして保存されてもよい。さらに画像保存メモリ17は、会議管理サーバの代わりに会議情報IF1、MFP情報IF2、または個人識別情報IF3などを記憶してもよい。
FAX装置18は、外部のFAX装置などからファクシミリデータを受信してそれを画像保存メモリ17などに蓄積する。またスキャナ部14で読み取った原稿画像などをファクシミリデータとして外部のFAX装置などへ送信する。
ネットワークコントローラ19は、CPU11からの指示に従って、TCP/IPなどの通信プロトコルによって、LANなどを介して会議管理サーバ100、他のMFP110、またはPC130などの外部機器との通信を行う。
USBメモリコントローラ21は、USBメモリカード、デジタルカメラ、外付けHDDなど外部の画像蓄積デバイスと通信を行なう。個人認証機能付きのUSBメモリカードがMFP110に装着された場合には、USBメモリコントローラ21はUSBメモリカードから個人識別情報を読み出し、個人認証により個人の特定を行ってもよい。
計時部22は、現在の日付と時刻とを保持する。計時部22は、MFP110の電源が切断されたとしても、専用のバックアップ電源により常にそのデータを保持し続ける。
[会議情報]
図5は、会議情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。
図5を参照して、会議管理サーバ100のHDD101(図1)は、会議情報IF1として少なくとも1つの会議情報を記憶している。会議情報IF1では、表の横方向(行方向)に一つの会議についての「会議名」、「会議場所」(会議を開催する会議室)、「会議室予約日時」(会議における会議室の使用時間帯)、「会議日時」(会議が行われる時間帯)、「会議資料保存場所」(会議に使用される資料の保存場所)、「参加予定者」(会議への参加予定者)、および「紙/電子データ」(各参加予定者が紙への印刷および電子データのどちらの形式で会議資料を出力することを望んでいるか)の項目が対応付けられている。表の縦方向(列方向)には、開催日時が早い順番に上から下へ会議情報が並べられている。
図5の会議情報から、たとえば「O×△報告会」という会議名の会議について、大阪事業所B会議室が、2009年3月2日(月)の17時00分から19時00分の時間帯で予約されていることが分かる。またこの会議は、2009年3月2日(月)の17時10分から19時00分の時間帯で開催されることが分かる。またこの会議の資料は、MFP−1(図1のMFP110c)の画像保存メモリ内における会議資料BOXというフォルダに、「O×△報告会」というファイル名で保存されていることが分かる。さらにこの会議の参加予定者は、XXさん、ZZさん、YYさん、およびWWさんであり、いずれの参加予定者も紙に印刷した形式で資料の出力を望んでいることが分かる。
これらの会議情報は、会議の開始前までに、会議情報IF1として会議管理サーバ100のHDD101(図1)に保存される。これらの会議情報は、たとえばその会議の主催者が、ネットワーク140を通じてPC130から会議管理サーバ100のHDD101にアクセスし、会議情報IF1のデータベースの各項目を入力することにより作成される。会議に使用される資料もまた、会議の開始前までに、たとえばその会議の主催者によって作成される。会議情報IF1として保存される会議情報の各々は、会議終了直後または一定期間経過後にHDD101から自動的に(主催者の指示なしに)削除されてもよい。
なお、会議情報としては、参加予定者の氏名の代わりに、参加予定者を特定するための情報(たとえばユーザID)が記憶されていてもよい。
[MFP情報]
図6は、MFP情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。
図6を参照して、会議管理サーバ100のHDD101(図1)は、MFP情報IF2として少なくとも1つのMFP情報を記憶している。MFP情報とは、MFPとそのMFPが設置された会議室との対応関係に関する情報である。MFP情報IF2では、表の横方向(行方向)に一つのMFPについての「MFP設置場所」、「MFP」(個別のMFPの名称)、「印刷可能場所」(MFP設置場所に記載された場所のMFPの代わりに資料を印刷可能なMFPが設置された場所)の項目が対応付けられている。表の縦方向(列方向)には、MFPの名称に付された番号が小さい順に上から下へ各MFP情報が並べられている。なおMFP情報では、MFPと会議室とが対応付けられていればよい。
図6のMFP情報から、たとえば「MFP−1」という名称のMFPが、大阪事業所の居室に設置されており、このMFPによって大阪事業所の居室、大阪事業所のA会議室、および大阪事業所のB会議室で開催される会議についての資料が印刷可能であることが分かる。大阪事業所と距離的な隔たりが大きい東京事業所の会議室などは、このMFPの印刷可能場所には含まれていない。
これらのMFP情報の各々は、たとえば資料出力システムの初期設定時(または会議の開始前まで)に、資料出力システムの管理者などが各項目を入力することにより作成され、MFP情報IF2として会議管理サーバ100のHDD101に保存される。
[個人識別情報]
図7は、個人識別情報として記憶されるデータベースの一例を示す図である。
図7を参照して、会議管理サーバ100のHDD101(図1)は、個人識別情報IF3として複数の個人識別情報を記憶している。個人識別情報IF3では、表の横方向(行方向)に一人のユーザについての「ユーザID」、「ユーザ名」、および「パスワード」の項目が対応付けられている。表の縦方向(列方向)には、ユーザIDに付された番号が小さい順に上から下へ各個人識別情報が並べられている。
図7の個人識別情報では、たとえば「A(さん)」というユーザ名の個人が、「0001」というユーザIDを割り当てられており、ユーザIDに対応するパスワードが「1al2c」であることが分かる。ユーザIDおよびパスワードは、MFPなどを通じて各ユーザが自由に設定可能であってもよい。
これらの個人識別情報の各々は、たとえば資料出力システムの初期設定時(または会議の開始前まで)に、資料出力システムの管理者などが各項目を入力することにより作成され、個人識別情報IF3としてHDD101に保存される。また個人識別情報IF3は、ユーザの変更または追加があるたびに変更されてもよい。
[資料出力の流れ]
続いて、会議の参加予定者に対して資料を出力する流れについて説明する。
図8は、MFPのCPUが行う本発明の一実施の形態における資料出力処理のメインルーチンを示す図である。なお、図8に示すフローチャートによる処理は、会議管理サーバ100のCPU102やPC130のCPU132(図1)により実行されてもよい。
図8を参照して、ユーザは、任意のカード認証装置20(たとえばカード認証装置20a)に自分のIDカード120をセットする。カード認証装置20がIDカード120を検出すると、そのカード認証装置20に対応するMFP110(カード認証装置20aに対応するMFP110a)のCPU11は、ネットワーク140を通じて会議管理サーバから個人識別情報IF3を取得する。そしてCPU11は、IDカード120の記憶部121に記憶されているユーザIDに基づいて、個人識別情報IF3からユーザ名を特定することができるか否かによって、個人認証を行う(S0)。
ユーザの認証方法としては、たとえば上述のように、カード認証装置20からIDカードを受け付けてもよいし、USBメモリコントローラ21などから個人認証機能付の記憶媒体(たとえばUSBメモリ)の装着を受け付けてもよいし、MFP110の操作パネル16からユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けてもよい。
ユーザが認証された場合(S0でYES)、CPU11は、ネットワーク140を通じて会議管理サーバから会議情報IF1とMFP情報IF2とを取得し(S1)、MFP情報IF2に基づいて、認識を行ったMFPの設置場所(認証を行ったMFPに対応する会議室)を特定する。次にCPU11は、ユーザ名、認証を行ったMFPの設置場所、および現在時刻(現在の日時)の各々と、会議情報IF1における参加予定者、会議場所、および会議予約日時の各々とを比較する(S3)。
現在時刻に関して、CPU11は、MFP110の計時部22から現在時刻を取得してもよいし、ネットワーク140上から現在時刻を取得してもよい。またユーザが認証を行った時刻が現在時刻とみなされてもよい。
続いてCPU11は、認証されたユーザ(個人)が参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれているか否か(会議管理サーバ100のHDD101に記憶されているか否か)を判別する(S5)。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれている場合(S5でYES)、認証されたユーザはこれから会議へ参加しようとしており、かつその会議の開催される会議室に居るという状態を示している。この場合CPU11は、該当する会議情報について後述する処理1を行うことにより、その会議情報に対応付けられた保存場所にある資料の出力をMFP110へ指示し(S13)、処理が終了する。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれていない場合(S5でNO)、CPU11は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれているか否かを判別する(S7)。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれている場合(S7でYES)、認証されたユーザはこれから会議へ参加しようとしているが、その会議の開催される会議室には居ないという状態を示している。この場合CPU11は、該当する会議情報について後述する処理2を行うことにより、その会議情報に対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を液晶表示部31に表示し、その資料の出力を選択されたMFP110へ指示して(S15)、処理が終了する。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれていない場合(S7でNO)、CPU11は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれているか否かを判別する(S9)。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれている場合(S9でYES)、認証されたユーザはこれから会議へ参加しようとしている訳ではないが、ユーザの居る会議室で将来参加予定の会議があるという状態を示している。この場合CPU11は、該当する会議情報について後述する処理3を行うことにより、その会議情報に対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を液晶表示部31に表示し、選択された会議資料の出力をMFP110へ指示して(S17)、処理が終了する。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれていない場合(S9でNO)、CPU11は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれているか否かを判別する(S11)。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれている場合(S11でYES)、認証されたユーザはこれから会議へ参加しようとしている訳ではなく、そのユーザの居る会議室で将来参加予定の会議が開催される訳でもなく、単に将来参加予定の会議があるという状態を示している。この場合CPU11は、該当する会議情報について後述する処理4を行うことにより、その会議情報に対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を液晶表示部31に表示し、選択された会議資料の出力をMFP110へ指示して(S19)、処理が終了する。
認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFPの設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議の会議情報が、会議情報IF1に含まれていない場合(S11でNO)、認証されたユーザが参加予定の会議はないという状態を示している。この場合には処理が終了する。
このように、本実施の形態の資料出力システムは、会議資料をユーザ自身が出力する場合であって、USBメモリや認証カードなどによりMFPでユーザが個人認証したときの処理を行う。本実施の形態の資料出力システムにおいては、ユーザが参加予定となっている会議の中で、認証したMFPの設置場所および現在時刻と、会議管理サーバに記憶された会議情報に含まれる会議の場所および時間とが、それぞれ一致するか否かにより処理が変更される。
図9は、図8の処理1のサブルーチンの詳細を示す図である。図9に示す処理1は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFP110の設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議(以下、第1種の会議と称することがある)に関して、その会議に使用される資料の出力をMFPに指示する処理である。
図9を参照して、処理1においてCPU11は、第1種の会議の会議情報に関して、会議情報の「紙/電子データ」の欄(図5)を参照する。そしてCPU11は、認証されたユーザがその会議の会議資料について電子ファイル(電子データ)での保存(出力)を選択しているか否かを判別する(S21)。なお、ステップS21においては、上述の方法の代わりに、たとえば操作パネル16の液晶表示部31に「USBメモリへの保存」という表示のボタンと、「紙での出力」という表示のボタンとを表示し、いずれかのボタンの押下をユーザに求めることで、ユーザが電子ファイルでの出力を選択しているか否かが判別されてもよい。
ステップS21において、ユーザが電子ファイルでの保存を選択している場合(S21でYES)、CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S23)。USBメモリが接続されている場合(S23でYES)、CPU11は、第1種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、USBメモリに保存する(S25)。その後、処理が終了する。
ステップS23において、USBメモリが接続されていない場合(S23でNO)、認証を行ったMFP110から電子ファイルとして資料を出力することはできない。この場合CPU11は、会議資料を紙への印刷により出力するために、印刷可能なMFP110を操作パネル16の液晶表示部31に表示し、資料を印刷するMFPをユーザに選択させる(S29)。なお、印刷可能なMFP110とは、MFP情報IF2(図6)において、認証を行ったMFP110の「MFP設置場所」に対応する「印刷可能場所」に記載された場所に設置されたMFPである。
印刷可能なMFP110を表示して一定時間以内に、資料を印刷するMFP110がユーザによって選択された場合(S31でYES)、CPU11は、第1種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、ユーザが選択したMFP110へ会議資料の印刷を指示し(S33)、処理が終了する。ステップS31において、一定時間以内にMFP110がユーザによって選択されない場合(S31でNO)、ステップS23に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する。これにより、印刷するMFP110を選択する前にUSBメモリなどが接続された場合には、資料はUSBメモリなどへ電子データとして保存される。
ステップS21において、ユーザが紙への印刷による会議資料の出力を選択している場合(S21でNO)、CPU11は、認証を行ったMFP110で会議資料を印刷した場合の印刷完了までの時間(印刷完了時間)を算出する(S35)。認証を行ったMFP110での印刷完了時間に関して、認証を行ったMFP110が認証されたユーザの会議資料の印刷の前に他のジョブ(他の会議参加者の会議資料の印刷など)を実行している場合や、1つの会議資料の分量が多い場合には、算出される印刷完了時間は長く(遅く)なる。
次にCPU11は、第1種の会議に関する会議情報の「会議日時」の欄(図5)を参照し、会議の開始時間と、算出した印刷完了時間とを比較することによって、認証を行ったMFP110による会議資料の印刷完了が会議開始に間に合うか否かを判別する(ステップS37)。会議の開始時間よりも印刷完了時間が時間的に早い場合(ステップS37でYES)、認証を行ったMFP110による会議資料の印刷完了が会議開始に間に合う状態にあるので、認証するだけで会議資料は自動的に印刷される。この場合CPU11は、第1種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、認証を行ったMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S39)。その後、処理が終了する。
ステップS37において、会議の開始時間よりも印刷完了時間が時間的に遅い場合(ステップS37でNO)、ユーザが認証した時点で認証を行ったMFP100のジョブ滞留が多く、認証を行ったMFP110による会議資料の印刷完了が会議開始に間に合わない状態にある。このような場合には、認証されたユーザが会議開始までに会議資料を入手するためには、認証を行ったMFP110での印刷以外の方法で会議資料が出力されることが望ましい。この場合CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S41)。USBメモリが接続されている場合(S41でYES)、CPU11は、ステップS25の処理を行う。このようにCPU11は、印刷するMFP110を選択する前にUSBメモリなどが接続された場合には、USBメモリなどへの電子データ保存に自動的に処理を変更する。その後、処理が終了する。
ステップS41において、USBメモリが接続されていない場合(S41でNO)、認証を行ったMFP110から電子ファイルとして資料を出力することはできない。この場合CPU11は、会議資料を紙への印刷により出力するために、印刷可能なMFP110を操作パネル16の液晶表示部31に表示し、資料を印刷するMFPをユーザに選択させる(S43)。印刷可能なMFP110を表示して一定時間以内に、資料を印刷するMFP110がユーザによって選択された場合(S45でYES)、CPU11は、第1種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、ユーザが選択したMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S47)。その後、処理が終了する。
ステップS45において、一定時間以内にMFP110がユーザによって選択されない場合(S45でNO)、ステップS41に戻り、CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。
上述のように、処理1は、ユーザが参加予定の会議であって、会議情報に含まれる会議の場所が認証したMFPの設置場所と一致し、かつ会議の時間(予約時間帯)に現在時刻が含まれる会議がある場合の処理である。この処理においては、会議情報リストの中から資料を出力する会議をユーザに選択させることなく(他の操作を必要とせず)、認証したMFPでその会議に使用される資料が自動出力(印刷)される。
図10は、図9のステップS25において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図10を参照して、会議資料のデータのUSBメモリへの保存が完了した時、操作パネル16の液晶表示部31には「会議資料を、USBメモリに保存しました。」という文字が表示され、会議資料の保存完了がユーザに通知される。
図11は、図9のステップS29において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。なお図11および図12は、ユーザが、これらから参加する会議の開催場所である大阪事業部A会議室に設置されたMFP110a(図1)で認証を行った場合の画面の一例を示している。
図11を参照して、図9のステップS29においては、操作パネル16の液晶表示部31には、「USBメモリが接続されていません。」という文字が表示され、電子ファイルとしての出力が不可能であることが通知される。またこの文字とともに、印刷可能なMFPである「このMFP」(MFP110a)、「居室」(MFP110c)、および「B会議室」(MFP110b)の中から、会議資料を印刷するMFPを選択させる画面が表示される。それぞれのMFP110a、110c、110bには、印刷を実行するための実行ボタン201〜203の各々が対応付けられている。実行ボタン201〜203のいずれかがユーザによって押下されると、その実行ボタンに対応するMFPで会議資料の印刷が実行される。
図12は、図9のステップS43において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図12を参照して、図9のステップS43においては、操作パネル16の液晶表示部31には、「会議資料の印刷が、会議開始に間に合いません。」という文字が表示され、印刷の完了が会議開始に間に合わないことが通知される。またこの文字とともに、印刷可能なMFPである「このMFP」(MFP110a)、「居室」(MFP110c)、および「B会議室」(MFP110b)の中から、会議資料を印刷するMFPを選択させる画面が表示される。それぞれのMFP110a、110c、110bには、印刷を実行するための実行ボタン201〜203の各々が対応付けられている。実行ボタン201〜203のいずれかがユーザによって押下されると、その実行ボタンに対応するMFPで会議資料の印刷が実行される。
図13は、図8の処理2のサブルーチンの詳細を示す図である。図13に示す処理2は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFP110の設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれる会議(以下、第2種の会議と称することがある)に関して、その会議に使用される資料の出力を可能とする画面を表示し、ユーザから選択されたMFPへ資料の出力を指示するものである。
図13を参照して、処理2においてCPU11は、第2種の会議に関して、会議情報の「紙/電子データ」の欄(図5)を参照する。そしてCPU11は、認証されたユーザが第2種の会議の会議資料について、電子ファイル(電子データ)での出力(保存)を選択しているか否かを判別する(S51)。なお、ステップS51においては、上述の方法の代わりに、操作パネル16の液晶表示部31に「USBメモリへの保存」という表示のボタンと、「紙での出力」という表示のボタンとを表示し、いずれかのボタンの押下をユーザに求めることで、ユーザが電子ファイルでの出力を選択しているか否かが判別されてもよい。
ステップS51において、ユーザが電子ファイルでの保存を選択している場合(S51でYES)、CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S53)。USBメモリが接続されている場合(S53でYES)、CPU11は、第2種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、USBメモリに保存する(S55)。その後、処理が終了する。
ステップS53において、USBメモリが接続されていない場合(S53でNO)、認証を行ったMFP110から電子ファイルとして資料を出力することはできない。この場合CPU11は、会議資料を紙への印刷により出力するために、印刷可能なMFP110を操作パネル16の液晶表示部31に表示し、資料を印刷するMFPをユーザに選択させる(S57)。印刷可能なMFP110を表示する画面には、会議の開催場所が現在の場所とは異なることと、会議の開催場所とを通知する文字が含まれていてもよい。印刷可能なMFP110を表示して一定時間以内に、資料を印刷するMFP110がユーザによって選択された場合(S59でYES)、CPU11は、第2種の会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、ユーザが選択したMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S61)。その後、処理が終了する。
ステップS59において、一定時間以内に資料を印刷するMFPがユーザによって選択されない場合(S59でNO)、ステップS53に戻り、CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。これにより、MFP110を選択する前にUSBメモリなどがMFP110に接続された場合には、会議資料をUSBメモリに保存することができる。
ステップS51において、ユーザが紙への印刷による会議資料の出力を選択している場合(S51でNO)、CPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S63)。USBメモリが接続されている場合(S63でYES)、資料のデータをUSBメモリへ保存した方が、資料を紙に印刷するよりも出力完了までの時間が早いこともあり得る。したがってこの場合、CPU11は、会議資料を電子ファイルとして出力(USBメモリへ保存)するか印刷するかを選択させる画面を、操作パネル16の液晶表示部31に表示し、資料の出力形式をユーザに選択させる(S65)。印刷可能なMFPが複数存在する場合には、複数のMFPの中から印刷を行うMFPを選択させる画面が併せて表示される。資料の出力形式をユーザに選択させる画面には、会議の開催場所が現在の場所とは異なることと、会議の開催場所とを通知する文字が含まれていてもよい。資料の出力形式をユーザに選択させる画面を表示して一定時間以内に、会議資料のUSBメモリへの保存がユーザによって選択された場合(S67でYES)、CPU11はステップS55の処理を行い、処理が終了する。
ステップS67において、一定時間以内に会議資料のUSBメモリへの保存がユーザによって選択されない場合(S67でNO)、CPU11は、後述するステップS71の処理へ進む。
ステップS63において、USBメモリが接続されていない場合(S63でNO)、認証を行ったMFP110から電子ファイルとして資料を出力することはできない。この場合CPU11は、会議資料を紙への印刷により出力するために、印刷可能なMFP110を操作パネル16の液晶表示部31に一定時間表示し、資料を印刷するMFPをユーザに選択させる(S69)。印刷可能なMFP110を表示する画面には、会議の開催場所を通知する文字が含まれていてもよい。次にCPU11は、上記一定時間以内に資料を印刷するMFP110がユーザによって選択されたか否かを判別する(S71)。資料を印刷するMFP110が選択されない場合(S71でNO)、CPU11はステップS63に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。これにより、MFP110を選択する前にUSBメモリなどがMFP110に接続された場合には、ステップS65において、会議資料をUSBメモリに保存する選択肢も表示することができる。ステップS71において、資料を印刷するMFP110が選択された場合(S71でYES)、CPU11はステップS61の処理を行い、処理が終了する。
上述のように、処理2は、ユーザが参加予定の会議であって、会議情報に含まれる会議の場所が認証したMFPの設置場所と異なるが、会議の時間(予約時間帯)に現在時刻が含まれる会議がある場合(会議の時間は一致するが、会議の場所は一致しないものが会議情報の中にある場合)の処理である。この処理においては、その会議の開催場所とともに印刷可能なMFPが操作パネルに表示され、ユーザが選択したMFPでその会議に使用される資料が出力(印刷)される。
図14は、図13のステップS57またはステップS69において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。なお図14および図15は、ユーザが、これらから参加する会議の開催場所が大阪事業部A会議室である場合に、居室に設置されたMFP110c(図1)で認証を行った場合の画面の一例を示している。
図14を参照して、図13のステップS57またはステップS69においては、操作パネル16の液晶表示部31には、「会議室が異なります。会議室は、『A会議室』です。」という文字が表示され、会議の開催場所が現在の場所とは異なることと、ユーザがこれから参加する会議の開催場所とが通知される。またこの文字とともに、印刷可能なMFPとして「このMFP」(MFP110c)、「A会議室」(MFP110a)、および「B会議室」(MFP110b)の中から、会議資料を印刷するMFPを選択させる画面が表示される。それぞれのMFP110c、110a、110bには、印刷を実行するための実行ボタン201〜203の各々が対応付けられている。実行ボタン201〜203のいずれかがユーザによって押下されると、その実行ボタンに対応するMFPで会議資料の印刷が実行される。
図15は、図13のステップS65において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図15を参照して、図13のステップS65においては、図14と同様の文字および会議資料を印刷するMFPの選択肢に加えて、「USBメモリへの電子データ保存」という選択肢も表示されている。「USBメモリへの電子データ保存」という選択肢には、実行ボタン204が対応付けられている。すなわち、「このMFP」(MFP110a)からの印刷、「居室」のMFP(MFP110c)からの印刷、「B会議室」のMFP(MFP110b)からの印刷、および電子データとしてのUSBメモリへの保存という4つの選択肢の中から、会議資料の出力形式を選択させる画面が表示されている。実行ボタン201〜204のいずれかがユーザによって押下されると、そのボタンに対応する出力形式で会議資料の出力が実行される。
なお、図11、図12、図14、および図15に示すように、会議資料を印刷するMFPを選択させる画面を表示する場合には、会議開始までの残り時間と、印刷可能な各MFPにおける印刷の完了までの予測時間とがさらに表示されてもよい。たとえば図11、図12、図14、および図15では、会議開始までの残り時間を通知するために、「会議開始まで『10分』です。」という文字が表示されている。また、それぞれのMFPにおけるユーザの会議資料の印刷に要する予測時間(A会議室のMFPでは1分、居室のMFPでは1分、B会議室のMFPでは2分と表示されている)が表示されている。さらに、それぞれのMFPにおける現在時刻からユーザの会議資料の印刷完了までの予測時間(A会議室のMFPでは11分、居室のMFPでは1分、B会議室のMFPでは2分と表示されている)が表示されている。
図16は、図8の処理3のサブルーチンの詳細を示す図である。図16に示す処理3は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFP110の設置場所が開催される会議室と一致し、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議(以下、第3種の会議と称することがある)に関するものである。そして処理3は、第3種の会議に使用される資料の出力を可能とする画面を表示し、ユーザから選択された会議資料の出力をMFPへ指示するものである。
図16を参照して、処理3においてCPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S73)。USBメモリが接続されている場合(S73でYES)、CPU11は、操作パネル16の液晶表示部31に、認証を行ったMFP110の設置場所である会議室での会議(第3種の会議)予定の一覧を表示し、会議予定の一覧の中から会議に使用される資料の出力を選択させる画面を一定時間表示する。同時にCPU11は、印刷とUSBメモリ保存との選択画面(会議資料を印刷するか電子ファイルとして出力(USBメモリへ保存)するかを選択させる画面)を表示する(S75)。次にCPU11は、上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料をUSBメモリへ保存することがユーザによって選択されたか否かを判別する(S77)。上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議が選択され、かつその会議に使用される資料をUSBメモリへ保存することが選択された場合(S77でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、USBメモリに保存する(S79)。その後、処理が終了する。
ステップS77において、上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議が選択されないか、またはUSBメモリへ保存することが選択されない場合には(S77でNO)、上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料を印刷することがユーザによって選択されたか否かを判別する(S81)。上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料を印刷することがユーザによって選択された場合(S81でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、認証を行ったMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S83)。その後、処理が終了する。ステップS81において、上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されないか、または資料を印刷することがユーザによって選択されない場合(S81でNO)、CPU11はステップS73に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。
ステップS73において、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されていない場合(S73でNO)、CPU11は、操作パネル16の液晶表示部31に、認証を行ったMFP110の設置場所である会議室での会議(第3種の会議)予定の一覧を一定時間表示する(S85)。次にCPU11は、上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されたか否かを判別する(S87)。上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議が選択された場合(S87でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、認証を行ったMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S83)。その後、処理が終了する。上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されない場合(S87でNO)、CPU11はステップS73に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。
上述のように、処理3は、ユーザが参加予定の会議であって、会議の時間(予約時間帯)に現在時刻は含まれないが、会議情報に含まれる会議の場所が認証したMFPの設置場所と一致する会議がある場合(会議の時間が一致するものが無く、会議の場所は一致するものが会議情報の中にある場合)の処理である。この処理においては、一致した会議場所における会議予定の一覧が操作パネルに表示され、ユーザが特定の会議の出力を選択した場合に、認証を行ったMFPでその会議に使用される資料が出力(印刷)される。
図17は、「Aさん」というユーザが会議参加者に含まれている今後の会議情報の一覧を模式的に示す図である。
図17を参照して、図中上下方向に8個の会議に関する会議情報が示されている。図中横方向には、それぞれの会議についての会議名、会議場所、会議室予約日時、会議日時、および会議資料保存場所が示されている。図17の情報は、会議情報IF1から抽出されるものである。
ここで、ユーザが、いずれの会議の会議室予約日時にも含まれない時刻(たとえば2009年3月1日12:00)に、大阪事業所のA会議室に設置されているMFP110aで認証を行った場合を想定する。この場合には、図17に示す会議情報のうち大阪事業所のA会議室で行われる会議である「○○○進捗会議」、「×××月次報告」、および「◎◎◎会議」が抽出され、これら3つの会議の会議情報の一部が、操作パネル16の液晶表示部31に表示される。
図18は、図16のステップS75において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。なお、図18および図19では、大阪事業所A会議室のMFP110aで「Aさん」が認証を行った場合の画面が示されている。
図18を参照して、図16のステップS75においては、操作パネル16の液晶表示部31には、「どの会議資料をUSBメモリに保存しますか?」という、出力する会議資料を選択させる文字が表示される。またこの文字とともに「○○○進捗会議」、「×××月次報告」、および「◎◎◎会議」の会議の各々の会議名および会議日時が表示される。それぞれの会議名には、その会議に使用される資料の出力を実行するための実行ボタン211〜213の各々が対応付けられている。表示すべき会議が多数存在し、単一の画面には収まりきらない場合には、スクロールバー235によって表示領域が移動可能とされてもよい(但し図18においては、表示すべき3つの会議が単一の画面に収まりきるため、スクロールバー235は使用できない状態となっている)。
さらに、操作パネル16の液晶表示部31には、会議資料を印刷することを選択させるための「紙に印刷」の出力形式ボタン231と、会議資料をUSBメモリに保存することを選択させるための「USBメモリ保存」の出力形式ボタン233とが表示されている。
図18の画面が表示された状態では、一定時間内に実行ボタン211〜213のいずれかがユーザによって押下され、かつ出力形式ボタン231または233がユーザによって押下されると、押下された実行ボタンに対応する会議に使用される資料の出力が、押下された出力形式ボタンに対応する出力形式で、認証を行ったMFP110aにおいて実行される。
図19は、図16のステップS85において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図19を参照して、図16のステップS85においては、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されていないので、会議資料をUSBに保存することはできない。したがって、操作パネル16の液晶表示部31には、印刷する会議資料を選択させるための「どの会議資料を印刷しますか?」という文字が表示される。操作パネル16の液晶表示部31には、図18における「紙に印刷」の出力形式ボタンおよび「USBメモリ保存」の出力形式ボタンは表示されない。なお、これ以外の図19の画面は、図18の画面と同様であるので、その説明は繰り返さない。
図19の画面が表示された状態では、一定時間内に実行ボタン211〜213のいずれかがユーザによって押下されると、押下された実行ボタンに対応する会議に使用される資料の印刷が、認証を行ったMFP110aによって実行される。
図20は、図8の処理4のサブルーチンの詳細を示す図である。図20に示す処理4は、認証されたユーザが参加予定者に含まれ、かつ認証を行ったMFP110の設置場所が開催される会議室と異なり、かつ現在時刻が会議室の予約時間帯に含まれない会議(以下、第4種の会議と称することがある)に関するものである。そして処理4は、第4種の会議に使用される資料の出力を可能とする画面を表示し、ユーザから選択された会議資料の出力をMFPへ指示するものである。
図20を参照して、処理4においてCPU11は、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを判別する(S93)。USBメモリが接続されている場合(S93でYES)、CPU11は、操作パネル16の液晶表示部31に、ユーザが参加予定者に含まれる会議(第4種の会議)予定の一覧を表示し、会議予定の一覧の中から会議に使用される資料の出力を選択させる画面を一定時間表示する。同時にCPU11は、印刷とUSBメモリ保存との選択画面(会議資料を印刷するか電子ファイルとして出力(USBメモリへ保存)するかを選択させる画面)を表示する(S95)。次にCPU11は、上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料をUSBメモリへ保存することがユーザによって選択されたか否かを判別する(S97)。上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議が選択され、かつその会議に使用される資料をUSBメモリへ保存することが選択された場合(S97でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、USBメモリに保存する(S99)。その後、処理が終了する。
ステップS97において、上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議が選択されないか、またはUSBメモリへ保存することが選択されない場合には(S97でNO)、上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料を印刷することがユーザによって選択されたか否かを判別する(S101)。上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択され、かつその会議に使用される資料を印刷することがユーザによって選択された場合(S101でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、認証を行ったMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S103)。その後、処理が終了する。ステップS101において、上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されないか、または資料を印刷することがユーザによって選択されない場合(S101でNO)、CPU11はステップS93に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。
ステップS93において、USBメモリが接続されていない場合(S93でNO)、CPU11は、操作パネル16の液晶表示部31に、ユーザが参加予定者に含まれる会議(第4種の会議)予定の一覧を一定時間表示する(S105)。次にCPU11は、上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されたか否かを判別する(S107)。上記一定時間以内に第4種の会議のうち特定の会議が選択された場合(S107でYES)、CPU11は、選択された会議の会議情報の「会議資料保存場所」の欄に記載された場所から、ネットワーク140を通じて会議資料のデータを取得し、認証を行ったMFP110へ会議資料の印刷を指示する(S103)。その後、処理が終了する。上記一定時間以内に第3種の会議のうち特定の会議がユーザによって選択されない場合(S107でNO)、CPU11はステップS93に戻り、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されているか否かを再び判別する。
上述のように、処理4は、ユーザが参加予定の会議であって、会議の時間(予約時間帯)に現在時刻は含まれず、かつ会議情報に含まれる会議の場所が認証したMFPの設置場所と異なる会議がある場合(会議の場所が一致するものも、会議の時間が一致するものも会議情報の中にない)の処理である。この処理においては、ユーザの今後の会議予定の一覧が操作パネルに表示され、ユーザが特定の会議の出力を選択した場合に、認証したMFPでその会議に使用される資料が出力(印刷)される。
図21は、図20のステップS95において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。なお、図21および図22では、認証されたユーザが「Aさん」である場合の画面が示されている。
図21を参照して、図20のステップS95においては、操作パネル16の液晶表示部31には、「どの会議資料をUSBメモリに保存しますか?」という、出力する会議資料を選択させるための文字が表示される。またこの文字とともに、図17に示された8つの会議の各々の会議名および会議日時が表示される。それぞれの会議名には、その会議に使用される資料の出力を実行するための実行ボタン211〜218(図21では実行ボタン216〜218は見えていない)の各々が対応付けられている。図21においては、表示すべき8つの会議が多数存在し、単一の画面には収まりきらないため、スクロールバー235のノブ235aを上下に動かすことによって表示領域が移動可能とされている。
さらに、操作パネル16の液晶表示部31には、会議資料を印刷することを選択させるための「紙に印刷」の出力形式ボタン231と、会議資料をUSBメモリに保存することを選択させるための「USBメモリ保存」の出力形式ボタン233とが表示されている。
図21の画面が表示された状態では、一定時間内に実行ボタン211〜218のいずれかがユーザによって押下され、かつ出力形式ボタン231または233がユーザによって押下されると、押下された実行ボタンに対応する会議に使用される資料の出力が、押下された出力形式ボタンに対応する出力形式で、認証を行ったMFP110によって実行される。
図22は、図20のステップS105において、操作パネルの液晶表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図22を参照して、図20のステップS105においては、認証を行ったMFP110にUSBメモリが接続されていないので、会議資料をUSBに保存することはできない。したがって、操作パネル16の液晶表示部31には、印刷する会議資料を選択させるための「どの会議資料を印刷しますか?」という文字が表示され、操作パネル16の液晶表示部31には、図21における「紙に印刷」の出力形式ボタン231と、「USBメモリ保存」の出力形式ボタン233とは表示されない。なお、これ以外の図22の画面は、図21の画面と同様であるので、その説明は繰り返さない。
図22の画面が表示された状態では、一定時間内に実行ボタン211〜218のいずれかがユーザによって押下されると、押下された実行ボタンに対応する会議に使用される資料の印刷が、認証を行ったMFP110によって実行される。
[実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、無駄な会議資料の印刷を無くすためにユーザ自身が会議資料を入手する場合でも、ユーザが操作した場所や操作した時刻(現在時刻)に応じて処理を変更することにより、簡単な操作で会議資料の入手が可能となる。すなわちユーザは、その日参加予定の会議がある場合に、いずれかの場所のMFPで認証を行うことによって、参加予定の会議の一覧から会議を選択することなしに、参加予定の会議の資料を入手することができる。また、別の日に参加予定の会議がある場合には、そのような会議の資料の出力を可能とする画面が表示されるので、所望の資料を容易に出力することができる。
また、ユーザがその日参加予定の会議がある場合に、参加予定の会議室のMFPで認証を行った場合であって、認証したMFPでの資料の印刷完了が会議開始に間に合わないときは、USBメモリなどへの電子ファイルとして資料が自動的に保存される。また電子データへの出力ができない場合には、印刷可能なMFPが操作パネルに表示され、他のMFPで印刷することが可能であるので、会議が開催される会議室に設置されたMFPが万が一混雑している場合であっても、ユーザは迅速に資料を入手することができる。
また、資料を印刷するMFPを選択させる画面を表示する場合に、会議開始までの残り時間と、MFPにおいて予測される印刷完了時間とがさらに表示されるので、ユーザは適切なMFPを選択することによって、会議資料を迅速に印刷することができる。
[その他]
本実施の形態においては、資料出力システムが図1に示す構成を有する場合について示したが、資料出力システムの構成は任意である。たとえばネットワークに接続されるMFPやPCの台数に制限はない。また会議管理サーバが存在せず、MFPやPCが会議管理サーバとしての役割を果たしてもよい。またPCが存在せず、会議管理サーバのPCから会議情報および会議資料が会議主催者によって作成されてもよい。
本実施の形態においては、会議に使用される資料のデータがMFP110cの画像保存メモリ内に保存される場合について示したが、会議に使用される資料の保存場所は任意である。会議に使用される資料のデータは、たとえば、他のMPFの画像保存メモリ内に保存されてもよいし、PC130のHDD内に保存されてもよいし、会議管理サーバ100のHDD101内に保存されてもよいし、PC130などに接続されたUSBメモリなどの記憶媒体内に保存されてもよい。
本実施の形態においては、資料出力処理のためのプログラムがMFP110のプログラムROM12に保存される場合について示したが、資料出力処理のためのプログラムの保存場所は任意である。たとえばMFP110の画像保存メモリ17に保存されてもよいし、会議管理サーバ100のROM103またはHDD101に保存されてもよいし、PC130のROM133またはHDD131に保存されてもよい。
本実施の形態においては、会議に使用される資料のデータがMFP110cの画像保存メモリ内に保存される場合について示したが、会議に使用される資料の保存場所は任意である。会議に使用される資料のデータは、たとえば、他のMPFの画像保存メモリ内に保存されてもよいし、PC130のHDD131内に保存されてもよいし、会議管理サーバ100のHDD101内に保存されてもよいし、PC130などに接続されたUSBメモリなどの記憶媒体内に保存されてもよい。
本実施の形態においては、会議情報IF1、MFP情報IF2、および個人識別情報IF3の各々が会議管理サーバ100のHDD101内に保存される場合について示したが、会議情報IF1、MFP情報IF2、および個人識別情報IF3の各々の保存場所は任意である。会議情報IF1、MFP情報IF2、および個人識別情報IF3の各々は、たとえば、いずれかのMFP110の画像保存メモリ17内に保存されてもよいし、PC130のHDD131内に保存されてもよいし、PC130などに接続されたUSBメモリなどの記憶媒体内に保存されてもよい。会議情報IF1、MFP情報IF2、および個人識別情報IF3に含まれる情報の数に制限はない。
会議情報IF1または/および会議に使用される資料は、その会議の主催者、資料出力システムの管理者、MFP情報IF2または/および個人識別情報IF3は、資料出力システムの管理者によって許可された者のみが閲覧または編集可能とされてもよい。
会議管理サーバ100は、会議室の予約時間帯を会議室の使用時間帯とする代わりに、会議の開始の一定時間前(たとえば30分前)から会議終了までの時間帯を会議室の使用時間帯としてもよい。この場合には、会議情報には会議の開催から終了までの時間帯が含まれればよく、会議室の予約時間帯が含まれる必要はない。
本実施の形態においては、会議に使用される資料の出力形式を紙への印刷および電子データのうちから選択できる場合について示したが、会議に使用される資料の出力形式は、紙への印刷のみであってもよい。
本実施の形態における処理は、ソフトウエアにより行われても、ハードウエア回路を用いて行われてもよい。
また本実施の形態においては、電子ファイルとしての保存方法としてUSBメモリへの保存を示したが、電子ファイルとしての保存方法としては、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD―ROM、BD−ROM、MO、またはメモリカードなどの記憶媒体への保存が採用されてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 主制御部
4,4a〜4c 給紙カセット
6 電源部
7 排紙トレイ
11,102,132 CPU
12,103,133 ROM
13,104,134 RAM
14 スキャナ部
14a ADF
15 プリンタ部
16 操作パネル
17 画像保存メモリ
18 FAX装置
19,105,135 ネットワークコントローラ
20,20a〜20c カード認証装置
21 USBメモリコントローラ
22 計時部
31 液晶表示部
32 テンキー
33 ジョブスタートキー
34a〜34d モード選択キー
35a〜35d LED部
100 会議管理サーバ
101,131 HDD
110,110a〜110c MFP
120 IDカード
121 記憶部
140 ネットワーク
201〜204,211〜218 実行ボタン
231,233 出力形式ボタン
235 スクロールバー
235a ノブ
IF1 会議情報
IF2 MFP情報
IF3 個人識別情報

Claims (14)

  1. 会議への参加予定者と、前記会議を開催する会議室と、前記会議における会議室の使用時間帯と、前記会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ記憶する会議情報記憶手段と、
    ユーザの認証を行う認証手段を含み、かつ前記資料を出力するための複数の出力手段と、
    前記複数の出力手段と前記複数の出力手段の各々に対応付けられた会議室との対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、
    前記会議情報および前記対応関係に基づいて、前記認証手段で認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記複数の出力手段のうち認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていると判別された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記認証を行った出力手段へ指示する第1の出力指示手段と、
    前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合に、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示手段と、
    前記資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、前記認証されたユーザからの指示に基づいて、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記認証を行った出力手段へ指示する第2の出力指示手段とを備えた、資料出力システム。
  2. 前記第1の出力指示手段で前記認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できない場合に、前記表示手段は、前記認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、
    前記第1の出力指示手段は、前記印刷を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ印刷を指示する、請求項1に記載の資料出力システム。
  3. 前記第1の出力指示手段で前記認証を行った出力手段からの印刷の完了が会議開始に間に合わないと予測される場合に、前記表示手段は、前記認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、
    前記第1の出力指示手段は、前記印刷を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ印刷を指示する、請求項1または2に記載の資料出力システム。
  4. 前記印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示する場合に、前記表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する、請求項2または3に記載の資料出力システム。
  5. 前記第1の出力指示手段で前記認証を行った出力手段からの印刷の完了が会議開始に間に合わないと予測され、かつ前記認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できる場合に、前記第1の出力指示手段は、前記認証を行った出力手段へ電子ファイルの出力を指示する、請求項1〜4のいずれかに記載の資料出力システム。
  6. 前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、前記表示手段は、前記認証されたユーザに、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を行う出力手段を選択させる画面を表示し、
    前記第2の出力指示手段は、前記出力を行う出力手段を選択させる画面により選択された出力手段へ出力を指示する、請求項1〜5のいずれかに記載の資料出力システム。
  7. 前記第2の出力指示手段で前記認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できない場合に、前記表示手段は、前記認証されたユーザに印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示し、
    前記第2の出力指示手段は、前記印刷を行う出力手段を選択させる画面から選択された出力手段へ印刷を指示する、請求項6に記載の資料出力システム。
  8. 前記印刷を行う出力手段を選択させる画面を表示する場合に、前記表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する、請求項7に記載の資料出力システム。
  9. 前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室と一致する会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、前記表示手段は、その会議情報に関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する、請求項6〜8のいずれかに記載の資料出力システム。
  10. 前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室と一致する会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合であって、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報が、前記会議情報記憶手段に記憶されていると判別されたときは、前記表示手段は、その会議情報に関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する、請求項9に記載の資料出力システム。
  11. 前記第2の出力指示手段で前記認証を行った出力手段から電子ファイルを出力できる場合に、前記表示手段は、前記認証されたユーザに電子ファイルと印刷との間で出力形式を選択させる画面を表示し、
    前記第2の出力指示手段は、選択された出力形式で出力を指示する、請求項6〜10のいずれかに記載の資料出力システム。
  12. 前記出力形式を選択させる画面を表示する場合に、前記表示手段は、会議開始までの残り時間と、印刷の完了までの予測時間とをさらに表示する、請求項11に記載の資料出力システム。
  13. 会議への参加予定者と、前記会議を開催する会議室と、前記会議における会議室の使用時間帯と、前記会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ取得する会議情報取得手段と、
    ユーザの認証を行う認証手段と、
    前記資料を出力するための出力手段と、
    前記出力手段と前記出力手段に対応付けられた会議室との対応関係を取得する対応関係取得手段と、
    前記会議情報および前記対応関係に基づいて、前記認証手段で認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報取得手段で取得された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記出力手段へ指示する第1の出力指示手段と、
    前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報取得手段で取得できない場合に、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示手段と、
    前記資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、前記認証されたユーザからの指示に基づいて、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記出力手段へ指示する第2の出力指示手段とを備えた、資料出力装置。
  14. 会議への参加予定者と、前記会議を開催する会議室と、前記会議における会議室の使用時間帯と、前記会議に使用される資料の保存場所とを対応付けた会議情報を少なくとも1つ取得する会議情報取得ステップと、
    前記資料を出力するための複数の出力手段のうちいずれかでユーザの認証を行う認証ステップと、
    前記複数の出力手段と前記複数の出力手段の各々に対応付けられた会議室との対応関係を取得する対応関係取得ステップと、
    前記会議情報および前記対応関係に基づいて、前記認証ステップにおいて認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記複数の出力手段のうち認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報取得ステップで取得された場合に、その会議情報に関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記認証を行った出力手段へ指示する第1の出力指示ステップと、
    前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれ、かつ前記認証を行った出力手段に対応付けられた会議室が会議を開催する会議室に一致し、かつ現在の日時が会議における会議室の使用時間帯に含まれる会議情報が、前記会議情報取得ステップで取得できない場合に、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して、対応付けられた保存場所にある資料の出力を可能とする画面を表示する表示ステップと、
    前記資料の出力を可能とする画面が表示された場合に、前記認証されたユーザからの指示に基づいて、前記認証されたユーザが会議への参加予定者に含まれる会議情報のうち少なくとも一つに関して対応付けられた保存場所にある資料の出力を、前記認証を行った出力手段へ指示する第2の出力指示ステップとを備えた、資料出力システムの制御方法。
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