JP4033182B2 - 資料配付システム、資料配付方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

資料配付システム、資料配付方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特定の場所に集まった人に資料を配付するための資料配付システムおよび方法などに関する。
会議、講義、授業、展示会、説明会、および発表会などのような、人々を特定の場所に集めて実施する集会においては、参加者に資料を配付することが多い。従来は、集会の主催者は、資料を配付するために、参加者の人数を予測し、その人数分の資料を印刷するなどして予め用意しておかなければならなかった。よって、主催者にとって大きな負担となっていた。
このような問題を解決するために、特許文献1に記載されるような、各人に会議の開催の通知をしておき、それに対する出欠の返答に基づいて会議のための資料の部数を調整する、という方法が提案されている。
そのほか、会議などの集会の支援を行うための方法が幾つか提案されている。例えば、特許文献2に記載される方法によると、プリント動作の開始前やプリント動作の途中での未プリントデータを所定の端末に自動配信し、または電子会議での途中退席以降の未プリントデータを退席者の端末に自動配信する。特許文献3に記載される方法によると、テレビ会議システムなどの通信会議システムにおいて、会議に出席したメンバを容易に把握することができる。
特開2000−137653号公報 特開2003−140855号公報 特開2002−125210号公報
しかし、特許文献1に記載されるような従来の方法では、資料は、各人からの出席の意思を示す返答に応じて印刷されるため、実際に会議に出席した人数が出席の意思を示した人数よりも少なくなってしまい、余ってしまうことがある。また、資料の部数を、念のために、出席の意思を示した人数分よりも多めに用意しておくことがある。このように、従来の方法では、資料が余ってしまうことがよく起き、紙資源の無駄使いを生じていた。
また、従来の方法では、特に複数の資料がある場合は、これらの資料を各人に配付しやすくするために、集会が始まる日時よりもかなり前にこれらの資料を印刷しておき、1部ずつピックアップして1つのグループに纏めておかなければならない。よって、主催者は資料を早めに完成させなければならない。
特許文献2に記載されるような、ネットワークによって資料を配信する方法も考えられるが、そのための端末装置およびプリンタを各人に配置しなければならず、設備が大掛かりになる。また、出席すべき会議の数が多くなるほど、出席者は多くの資料を予め用意しなければならず、負担が大きくなる。このように、主催者および出席者の双方に負担が掛かってしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、会議などの資料を配付する場合において不必要な部数を印刷することによる紙資源の無駄使いを削減し、資料の作成期間を従来よりも長く取ることができるようにし、かつ資料の配付を従来よりも容易にすることを目的とする。
本発明に係る資料配付システムは、集会に参加する者に資料を配付する資料配付システムであって、前記集会ごとの資料を記憶する資料記憶手段と、前記集会ごとの、当該集会に参加する予定である者を示す参加予定者情報を記憶する、参加予定者記憶手段と、前記集会に訪れた者の、当該者を他人と識別するための個人識別情報を入力する、個人識別情報入力手段と、前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいか否かを、入力された当該者の前記個人識別情報を当該集会の前記参加予定者情報と照合することによって判別する、資料配付可否判別手段と、前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいと判別された場合に、前記資料記憶手段に記憶されている当該資料を当該者のために出力する、資料出力手段と、前記集会の資料を削除する前に当該集会の欠席者に対して当該資料のファイルを送信するファイル送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明において、「集会」とは、1人または複数人が、所定の目的のために所定の期間に所定の場所に集まって行われるイベントのことを意味する。例えば、会議、講義、授業、展示会、説明会、および発表会などが集会に含まれる。
本発明によると、会議などの資料を、これを必要とする者にのみ配付することができ、紙資源の無駄使いを削減することができる。資料の作成期間を従来よりも長く取ることができるようにし、かつ資料の配付を従来よりも容易にすることができる。
図1は集会支援システム100の全体的な構成の例を示す図、図2は資料配付装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は資料配付装置1の機能的構成の例を示す図、図4はボックスBX1、BX2に格納されるデータの例を示す図である。
図1に示すように、集会支援システム100は、本発明に係る資料配付装置1、主催者用端末装置2、参加者用端末装置3、および通信回線4などによって構成されており、会議、講義、授業、展示会、説明会、および発表会などのような、人々を特定の場所に集めて実施する会の支援を行うために用いられる。特に、本実施形態の集会支援システム100によると、会を訪れた人々に、その会で使用するための資料または説明を補足するための資料などを配付することができる。
以下、ある会社Xにおいて会議の資料を配付するために集会支援システム100が使用される場合を例に説明する。この会社Xはある1つの敷地(サイト)内に複数棟の建物を有しており、これらの建物には1つまたは複数の会議室が設けられているものとする。
資料配付装置1は、原則として、会議室ごとに1台ずつ設置されている。ただし、1台または複数台の資料配付装置1を複数の会議室で共用してもよい。例えば、同じ建物の同じ階に「A会議室」、「B会議室」、および「C会議室」という名前の3つの会議室が並んでいる場合は、A会議室の前に資料配付装置1を1台設置しておき、この資料配付装置1を、B会議室およびC会議室でも共用するようにしてもよい。または、建物のロビーに資料配付装置1を1台または複数台設けておき、その建物の全会議室で共用するようにしてもよい。
資料配付装置1として、コピー、プリンタ、スキャナ、FAX、またはドキュメントサーバなどの機能を集約した画像形成装置が用いられる。このような画像形成装置は、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)と呼ばれることもある。
主催者用端末装置2は、会社Xの部署ごとに設けられており、会議のための資料を作成するためなどに用いられる。参加者用端末装置3は、会社Xの社員が業務のために使用するものである。主催者用端末装置2および参加者用端末装置3として、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDA(Personal Digital Assistant)、または携帯電話端末などの端末装置が用いられる。特に参加者用端末装置3は、ノート型パソコンまたはPDAなどのように、持ち運び可能な端末装置であることが望ましい。1台の端末装置を、主催者用端末装置2および参加者用端末装置3として兼用してもよい。
資料配付装置1と主催者用端末装置2および参加者用端末装置3とは、通信回線4を介して互いに接続されている。通信回線4として、イントラネット、インターネット、専用線、または公衆回線などが用いられる。
資料配付装置1は、図2に示すように、制御部51、印刷ユニット52、画像読取ユニット53、ハードディスク54、操作パネル55、通信インタフェース56、および記録媒体インタフェース57などによって構成される。
制御部51は、CPU、RAM、ROM、および資料配付装置1の各部を制御するための回路などによって構成される。印刷ユニット12は、印刷データに基づいて所定の用紙に画像を印刷する、レーザタイプまたはインクジェットタイプの印刷装置(プリンタ)である。画像読取ユニット13は、原稿台、CCDなどのイメージセンサ、および原稿自動送り装置などによって構成される、原稿の画像を光学的に読み取って電子データに変換して画像データを生成するスキャナ装置である。
ハードディスク54には、図3に示すようなボックス管理部6A、資料等受信部6B、資料配信部6C、ユーザID入力部6D、会議抽出部6E、出力対象受付部6F、配付可否判別部6G、ファイル出力制御部6H、資料印刷制御部6I、出欠判別部6J、事前通知部6K、および資料削除部6Lなどの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムまたはデータは必要に応じて制御部51のRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。これにより、図2に示す資料配付装置1の各部が制御される。プログラムの全部または一部は、ROMまたは不揮発性メモリなどに記憶されていてもよい。または、図3に示す各部の機能の一部または全部を、プロセッサ(制御用回路)によって実現するように構成してもよい。
さらに、ハードディスク54には、図4に示すように、会議の資料のデータを保存しておくためのボックスBX1および各種の設定情報を保存しておくためのボックスBX2などが設けられている。「ボックス」とは、パーソナルコンピュータなどにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する記憶領域である。ボックスBX1、BX2に保存されるデータの内容については、後に説明する。
操作パネル55は、資料配付装置1のユーザのためのユーザインタフェース(UI)であって、液晶ディスプレイおよび操作部などによって構成される。液晶ディスプレイは、操作画面または設定画面などを表示する。操作部は、テンキーおよびスタートボタンなどのキーまたはボタンを有する。操作パネル55として、タッチパネルを用いてもよい。
通信インタフェース56は、通信回線4を介して主催者用端末装置2および参加者用端末装置3とデータのやり取りを行うためのインタフェースである。通信インタフェース56として、NIC(Network Interface Card)、モデム、無線LAN用の装置、またはTA(Terminal Adapter)などが用いられる。
記録媒体インタフェース57は、リムーバブルなコンパクトサイズの電子記録媒体ERにデータを書き込みまたは電子記録媒体ERからデータを読み出すための装置である。電子記録媒体ERとして、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリ、SD(Secure Digital)メモリ、CF(Compact Flash)、フロッピディスク、MO(Magneto Optical Disk)、IC(Integrated Circuit)カード、またはボイスメモリなどが用いられる。記録媒体インタフェース57として、電子記録媒体ERに対応している装置が用いられる。例えば、電子記録媒体ERとしてUSBフラッシュメモリが用いられる場合は記録媒体インタフェース57としてUSBインタフェースが用いられ、ICカードが用いられる場合はICタグリードライタが用いられる。または、これらの記録媒体を用いずに、参加者が携帯している端末装置のメモリまたはハードディスクに直接ダウンロードすることも可能である。
会社Xのユーザ(役員または社員など)には、1つずつ電子記録媒体ERが与えられている。この電子記録媒体ERには、持ち主であるユーザのユーザIDが記録されている。また、会議の資料の電子データおよび後に説明する個別検索条件情報SJ4’などを保存するための記憶領域が設けられている。
次に、図3に示す資料配付装置1の各部、主催者用端末装置2、および参加者用端末装置3の処理の内容について、会議を開催する準備のための処理と会議室にユーザが訪れてからの処理とに大別して説明する。
〔会議を開催する準備のための処理〕
図5はユーザ情報マスタMT1の例を示す図、図6は会議情報マスタMT2の例を示す図、図7は資料取扱設定画面HG1の例を示す図、図8は配付結果情報テーブルKT3の例を示す図、図9は検索条件情報SJ4の例を示す図である。
図3のボックス管理部6Aは、図4のボックスBX1、BX2に記憶(保存)されているデータを管理しおよび新たにボックスBX1、BX2にデータを追加する処理など、ボックスに関する管理を行う。
ボックスBX1には、会議の資料のデータがファイルとして保存されている。以下、係るファイルを「資料ファイルRF」と記載する。ボックスBX2には、ユーザ情報マスタMT1、会議情報マスタMT2、資料取扱情報SJ1、出欠基準情報SJ2、配付結果情報テーブルKT3、および検索条件情報SJ4などが記憶されている。
ユーザ情報マスタMT1は、図5に示すように、会社Xに所属するユーザ(役員または社員など)に関する情報が格納されている。1人のユーザに対して1つのレコードが与えられている。「ユーザID」のフィールドには、そのユーザを、他のユーザと識別するためのユーザIDが格納される。ユーザIDとして、例えば社員番号が用いられる。「ユーザ名」および「役職」には、それぞれ、そのユーザの氏名および役職名が格納される。「パスワード」には、そのユーザが資料配付装置1の使用を開始する前に必要に応じて入力する本人確認用のパスワードが格納される。「電子メールアドレス」には、そのユーザが自分の参加者用端末装置3に設定している電子メールアドレスが格納される。
会議情報マスタMT2には、図6に示すように、会社Xで開催される会議に関する情報が格納されている。1つの会議について1つのレコードが与えられている。「会議名」のフィールドには、その会議の名称が格納される。「開催日時」には、その会議の開始予定の日時および終了予定の日時(つまり、開催予定期間)が格納される。「開催場所」には、その会議が開催される予定の場所の名称(会議室名など)が格納される。「出席予定者」には、その会議に参加する予定のメンバのユーザ名およびユーザIDが格納される。「出欠状況」には、「出席予定者」のメンバがその会議に出席したか否かなどを示す値が格納される。このフィールドに格納される各値の意味については、後に説明する。「資料ファイル名」には、その会議の資料の資料ファイルRFのファイル名が格納される。そのほか、各レコードには、会議を主催する主催者を示す情報を格納するためのフィールドが設けられている。
資料ファイルRFをボックスBX1に格納する処理および会議に関する情報を会議情報マスタMT2に登録する処理は、例えば次のような手順で行われる。
会議を主催する主催者は、テキスト、写真、図表、またはイラストなどのデータを用意し、主催者用端末装置2にインストールされているアプリケーションソフトなどを使用して、その会議で使用する資料や補足用の資料などを作成する。作成した資料のデータを、資料配付装置1に対応しているファイル形式の資料ファイルRFとして主催者用端末装置2に一旦保存する。1つの会議について複数の資料ファイルRFを用意してもよい。また、主催者は、その会議の期間、場所、メンバなどの予定、作成した資料のファイル名、および主催者名などを会議予定情報71として主催者用端末装置2に入力する。主催者が所定のコマンドを入力すると、主催者用端末装置2は、これらの資料ファイルRFおよび会議予定情報71を資料配付装置1に送信する。
資料配付装置1において、図3の資料等受信部6Bがこれらの資料ファイルRFおよび会議予定情報71を受信すると、ボックス管理部6Aは、資料ファイルRFをボックスBX1に保存させる。さらに、会議情報マスタMT2に新規のレコードを作成し、会議予定情報71の内容を所定のフィールドに格納する。
図5のユーザ情報マスタMT1の内容は、会社Xの人事担当者または集会支援システム100のシステム管理者などによって入力される。また、ユーザの異動、昇進、入社、または退職などがあるごとに適宜変更される。
図4の資料取扱情報SJ1は、会議の資料の取扱方法などに関する情報であり、例えば次のようにしてボックスBX2に保存される。
会議の主催者は、主催者用端末装置2を操作して資料配付装置1に所定のコマンドを送信する。すると、そのコマンドに対応した画面情報が資料配付装置1から送信されてきて、図7に示すような資料取扱設定画面HG1が主催者用端末装置2のディスプレイに表示される。
ここで、主催者は、その会議の資料の取扱などについての設定を次のように行う。ドロップダウンリストST1を押下すると、図6の会議情報マスタMT2で管理されている会議のうちの、その主催者が主催する会議の会議名の一覧が表示されので、今回の設定の対象である会議の会議名を選択する。
その会議の出席予定者全員が資料の配付を受けたらその資料の資料ファイルRFを削除してもよい、と設定したい場合は、資料取扱設定画面HG1の中の項目番号が「1」である行の、「はい」エリアを押下して選択する。全員が資料の配付を受けたか否かを削除の可否の判別の要件としない場合は、「いいえ」エリアを選択する。
出席予定者の全部または一部が会議の資料の配付を受けていなくても、その会議が終了してから所定期間が経過したらその資料の資料ファイルRFを削除する、と設定したい場合は、項目番号が「2」である行の、その所定期間に対応するエリアを選択する。例えば、会議が終了して1週間が過ぎた後に削除したい場合は「一週間後」エリアを選択する。なお、画面の大きさの都合上、すべての選択肢が資料取扱設定画面HG1に現れていないことがある。この場合は、主催者は、上スクロールボタンBT11または下スクロールボタンBT12を押下することによって条件選択のエリアを上下にスクロールさせ、他の選択肢を見ることができる。
資料ファイルRFを削除する前に会議の欠席者にその会議の資料の資料ファイルRFを自動送信するように設定したい場合は、項目番号が「3」である行の、「はい」エリアを選択する。自動送信しないように設定したい場合は、「いいえ」エリアを選択する。
会議の開始予定日時の所定時間前になっても未だ会議室に来ていない出席予定者に対して、間もなく会議が始まる旨の通知を行うように設定したい場合は、項目番号が「4」である行の、その所定時間に対応するエリアを選択する。例えば、10分前にその通知を行いたい場合は、「10分前」エリアを選択する。項目番号が「2」の設定の場合と同様に、上スクロールボタンBT13または下スクロールボタンBT14を押下して、他の選択肢を表示させ選択することもできる。
そして、主催者は、会議名および「1」〜「4」の項目についての選択が終わったら、設定ボタンBT15を押下する。すると、主催者用端末装置2は、資料取扱設定画面HG1で選択された内容を資料取扱情報SJ1として資料配付装置1に送信する。
資料配付装置1において、図3の資料等受信部6Bが資料取扱情報SJ1を受信すると、ボックス管理部6Aはその資料取扱情報SJ1を図4のボックスBX2に保存する。
図4の出欠基準情報SJ2は、会議に出席したか否かの判別基準について示している。この出欠基準情報SJ2も、資料取扱情報SJ1の場合と同様に、その会議の主催者の主催者用端末装置2において、例えば次のように設定される。
会議の主催者は、所定のコマンドを入力することによって所定の画面を主催者用端末装置2に表示させる。その画面を見ながら設定対象の会議の会議名を選択するとともに、出席予定者がいつまでに会議室に来たら出席したものとみなすのかを指定する。例えば、若干の遅刻を認めるのであれば、「開始予定日時を過ぎてから10分以内」などと指定する。遅刻を全く認めないのであれば、「開始予定日時まで」と指定する。主催者用端末装置2は、このように選択されまたは指定された内容を出欠基準情報SJ2として資料配付装置1に送信する。そして、ボックス管理部6Aは、この出欠基準情報SJ2をボックスBX2に格納する。また、1つの会議の中に複数の議題がある場合は、ユーザが自分に関連する議題の時間帯のみ出席する予定である旨を登録できるようにしてもよい。
配付結果情報テーブルKT3は会議ごとに1つずつ設けられ、図8に示すように、会議の資料の配付状況を示している。この配付結果情報テーブルKT3は、会議情報マスタMT2に会議に関する情報(レコード)が新たに登録されたときに生成される。また、その後で資料の資料ファイルRFの追加、削除、ファイル名の変更、または出席予定者の変更などがあった場合は、それに併せて配付結果情報テーブルKT3の構成が変更される。なお、配付結果情報テーブルKT3に含まれるすべてのレコードのすべてのフィールドの初期値は「未配付」である。配付結果情報テーブルKT3の詳細な内容については、後に説明する。
検索条件情報SJ4は、会議室に訪れたユーザが、今から参加する会議の情報を資料配付装置1に検索させる際の条件を示しており、図9に示すような内容である。この検索条件情報SJ4は、会社Xの人事担当者または資料配付装置1の管理者などによって、例えば次のように、資料配付装置1ごとに予め設定される。
会議に遅刻したユーザであっても開始時刻から1時間以内に会議室にやって来たのであれば資料の配付を認める場合は、「開始予定の日時」の設定値を「1時間以内」にしておく。会議の当日中であれば資料の配付を認める場合は、「当日」に設定しておく。会議に遅刻したユーザであっても開始時刻から1時間以内にやって来たのであれば資料の配付を認めるが、資料の準備が開始時刻のぎりぎりに完了する(例えば、その開始予定の日時の1時間前に資料の準備が完了する予定である)場合は、「1時間前〜1時間後」に設定にしておく。配付時期を問わない場合は、「不問」に設定にしておく。
「開催場所」の設定値は、その資料配付装置1が設置されている位置から所定の範囲内にある会議室としておくのが望ましい。例えば、資料配付装置1の近くにはD会議室しかない場合は、「開催場所」の設定値を「D会議室」としておく。その資料配付装置1が設置されている階にA、B、C会議室がある場合は、「A〜C会議室」または「同じ階の会議室」と設定する。そのほか、ユーザにとっての利便性および設備のコストなどを考慮し、「同じ建物の会議室」または「同じの敷地(サイト)内の会議室」などと設定してもよい。資料配付装置1の設置されている位置に関係なく検索を行うようにしたい場合は、「不問」に設定にしておく。
会議室に訪れたユーザが出席予定者に含まれる会議のみを検索するようにしたい場合は、「出席予定者」の設定値を「含まれる」にしておく。出席予定者に含まれるか否かを問わない場合は、「不問」にしておく。
検索条件情報SJ4を資料配付装置1ごとに設定するのではなく、会議ごとに設定するようにしてもよい。または、後に説明するように、ユーザごとに設定してもよい。なお、「表示優先順位」については、後に説明する。
図3の資料配信部6Cは、ユーザからの要求に応じて、図4のボックスBX1に保存されている会議の資料の資料ファイルRFをそのユーザの参加者用端末装置3に配信(送信)する処理を行う。これにより、ユーザは、事前に作成途中の資料を入手して目を通しておくことができる。もちろん、会議の終了後も、ボックスBX1に保存されている限り最新の資料を入手することができる。
なお、資料ファイルRFの中には秘密情報が含まれている場合があるので、その会議の出席予定者であるユーザまたは所定のユーザ(例えば、所定のクラス以上の役員)などからの要求にのみ応じるようにしてもよい。この場合は、ユーザに対してユーザIDおよびパスワードの入力を求め、ユーザ認証を行うようにしてもよい。
〔会議室にユーザが訪れてからの処理〕
図10は会議情報検索処理の流れの例を説明するフローチャート、図11は抽出会議画面HG2の例を示す図、図12は資料選択画面HG3の初期状態の例を示す図、図13は資料選択画面HG3におけるボタンの選択の例を示す図、図14は資料の出力処理後の資料選択画面HG3の例を示す図、図15は出席者情報更新等の処理の流れの例を説明するフローチャート、図16は検索条件設定画面HG4の例を示す図、図17は事前通知処理の流れの例を説明するフローチャート、図18は事後削除処理の流れの例を説明するフローチャートである。
会議に出席する予定のユーザは、その会議が開催される場所に到着すると、その場所または最寄に設置されている資料配付装置1の記録媒体インタフェース57に自分の電子記録媒体ERをセットする。すると、図3のユーザID入力部6Dは、セットされた電子記録媒体ERに記録されているユーザIDを読み出して資料配付装置1に入力する。
会議抽出部6Eは、図10に示すような手順で、会議情報マスタMT2(図6参照)の中から、そのユーザがこれから出席すると推測される会議を抽出する。まず、図4のボックスBX2から、その資料配付装置1に設定されている検索条件情報SJ4(図9参照)を呼び出す(図10の#101)。会議情報マスタMT2の中から1番目の会議の会議予定情報71を取得する(#102)。
その会議予定情報71の「開始日時」フィールドに示される開始予定の日時が検索条件情報SJ4に示される開始予定日時の条件を満たしているか否か、および、その会議予定情報71「開催場所」フィールドに示される会議室が検索条件情報SJ4に示される開催場所の条件を満たしているか否かを判別する(#103、#104)。
いずれか一方でも条件を満たさなかった場合は(#103でNoまたは#104でNo)、会議情報マスタMT2の中から次の行に格納されている会議予定情報71を取得し(#109)、これに基づいてステップ#103以降の処理を繰り返す。ただし、次の会議予定情報71がない場合は(#108でYes)、処理を終了する。
両方の条件を満たしている場合は(#103でYesかつ#104でYes)、さらに、そのユーザが会議予定情報71の「出席予定者」フィールドに示されているか否かを判別する(#105)。含まれていれば(#105でYes)、その会議予定情報71に係る会議を抽出し、これを検索結果リストに登録する(#107)。
含まれていなければ(#105でNo)、検索条件情報SJ4の出席予定者の条件として「不問」という値が設定されているか否かをチェックする(#106)。「不問」という値が設定されている場合は(#106でYes)、ステップ#105の判別結果に関わらず、その会議予定情報71に係る会議を抽出し、これを検索結果リストに登録する(#107)。出席予定者の条件として「含まれる」という値が設定されている場合は(#106でNo)、その会議予定情報71に係る会議は検索結果リストに登録しない。
そして、最後の会議予定情報71について処理が終わるまで、次の会議予定情報71を順次取得し、ステップ#103〜#107の処理を繰り返す(#108でNo、#109)。
例えば、検索条件情報SJ4が図9に示すような内容であり、ユーザID入力部6Dによって入力されたユーザIDが「U0002」であり、かつ現在の日付が2004年7月21日である場合は、図10のフローチャートの処理を実行すると、図6の会議情報マスタMT2の中から「営業部定例会議」および「カメラ拡販対策会議」という会議名の会議が抽出される。
なお、電子記録媒体ERがセットされてから会議の抽出処理が終わるまでの間、操作パネル55には、「USBメモリが装着されました。資料を検索中です。」というようなメッセージを表示しておく。
図3に戻って、出力対象受付部6Fは、次のような手順で、会議室に到着したユーザが出力して欲しい資料の指定を受け付ける処理を行う。まず、会議抽出部6Eによって抽出された会議の一覧表(検索結果リスト)を有する図11のような抽出会議画面HG2を、操作パネル55に表示する。
抽出された会議が複数ある場合は、検索条件情報SJ4の「表示優先順位」の設定に従ってソートを行ってから表示する。例えば、表示優先順位が図9に示すように設定されている場合は、表示優先順位が「1」である「開始予定の日時」の早い順または遅い順にソートする。開始予定の日時が同じである会議が複数ある場合は、表示優先順位が「2」である「開催場所」の順(例えば、50音順、アルファベット順、または資料配付装置1の設置位置から近い順)にソートする。開始予定の日時が同じでありかつ開催場所も同じである会議が複数ある場合は、「出席予定者」の順(例えば、50音順、アルファベット順、ユーザID順、または役職順)にソートする。
なお、画面の大きさの都合上、抽出された全部の会議を一度に表すことができない場合がある。このような場合は、ユーザは、次ページボタンBT21または前ページボタンBT22を押下して一覧表を切り替えながら、抽出された全部の会議を確認することができる。
ユーザが、この一覧表の中から今から参加するつもりの会議の会議名の書かれた行を押下して選択すると、出力対象受付部6Fは、その会議の資料の一覧表を有する図12のような資料選択画面HG3を表示する。
資料選択画面HG3には、全選択ボタンBT31および個別選択ボタンBT32が含まれている。資料選択画面HG3の初期状態においては、全選択ボタンBT31および個別選択ボタンBT32の表示はすべて「いいえ」になっている。ユーザは、その会議のすべての資料の印刷物が欲しい場合は、「印刷」列の全選択ボタンBT31を1回押下して選択する。すると、その全選択ボタンBT31の表示が「はい」に遷移し、「印刷」列の個別選択ボタンBT32の表示も「はい」に遷移する。なお、全選択ボタンBT31をもう一度押下すると、選択が解除されて「いいえ」に戻る。同様に、その会議のすべての資料の電子データ(資料ファイルRF)が欲しい場合は、「メモリにコピー」列の全選択ボタンBT31を1回押下して選択する。
資料ごとに、印刷物が欲しいか電子データが欲しいかが異なる場合は、各資料の資料ファイルRFのファイル名の行の、「印刷」列の個別選択ボタンBT32または「メモリにコピー」列の個別選択ボタンBT32を自分の希望に応じて選択する。例えば、「会議2資料.pdf」の資料は印刷物および電子データの両方を希望し、「会議2添付資料.pdf」の資料は印刷物だけを希望し、「会議2追加資料.tif」の資料は電子データだけを希望し、「会議2添付資料2.pdf」の資料は印刷物も電子データも不要である場合は、図13のような表示になるように、各個別選択ボタンBT32を選択すればよい。なお、個別選択ボタンBT32を押下して資料を選択した場合は、全選択ボタンBT31の表示は、無効であることを意味する「−」(ハイフン)に変わる。
ユーザは、このようにして資料の出力方法の選択を終えたら、実行ボタンBT35を押下する。すると、出力対象受付部6Fは、資料選択画面HG3で選択された資料およびその出力方法(印刷物として出力するか、電子データとして出力するか)を示す情報を、出力対象情報73として受け付ける。
配付可否判別部6Gは、出力対象情報73に示される資料を、これを希望したユーザに配付してもよいか否か、例えば次のようにして判別する。
図6の会議情報マスタMT2のを参照し、そのユーザがその資料の使用される会議の出席予定者に含まれているか否かをチェックする。含まれていれば、配付可能であると判別する。
含まれていなければ(つまり、そのユーザが出席予定者でない場合は)、その資料が使用される会議に出席する意思があるか否かをユーザが回答するための画面を表示する。ここで、そのユーザが出席する意思がある旨の回答をした場合は、その会議の主催者に対して、例えば電子メールなどによって、そのユーザをその会議に参加させてもよいか否かを問い合わせる。そして、参加してもよいという回答が主催者の主催者用端末装置2などから送信されてきた場合は、そのユーザに資料を配付してもよいと判別し、その旨のメッセージを操作パネル55に表示する。主催者に問い合わせる代わりに、その会議に出席するための所定の権限(例えば、所定の役職または所定の所属など)を有するユーザであるか否かを、パスワードを入力させるなどして確認し、確認ができれば配付してもよいと判別するようにしてもよい。
配付してもよいと判別した場合は、ボックス管理部6Aは、そのユーザを図6の会議情報マスタMT2および図8の配付結果情報テーブルKT3の出席予定者に新たに登録する。ファイル出力制御部6Hは、出力対象情報73に示される、ユーザが電子データとして出力することを希望する資料の資料ファイルRFをボックスBX1から呼び出し、これを記録媒体インタフェース57にセットされている電子記録媒体ERにコピーするための処理を行う。資料印刷制御部6Iは、出力対象情報73に示される、ユーザが印刷物として出力することを希望する資料の資料ファイルRFをボックスBX1から呼び出し、その資料ファイルRFに基づいてその資料の内容を用紙に印刷するための処理を行う。操作パネル55は、その資料の資料ファイルRFをオープンし、その内容を表示する。ユーザは、電子記録媒体ERにコピーされた資料ファイルRFを、自分の席に戻ってから使用することもできるし、参加者用端末装置3を会議室に持ち込めば会議中にも使用することもできる。
一方、参加してもよいという回答が主催者から送信されてこなかった場合は、配付可否判別部6Gは、そのユーザへ資料を配付することが許可されなかったと判別し、その旨のメッセージを操作パネル55に表示する。ファイル出力制御部6Hおよび資料印刷制御部6Iは、資料を出力する処理を実行せずに中止する。
ファイル出力制御部6Hまたは資料印刷制御部6Iによる処理が終わると、図14に示すように、その処理結果に応じて、「はい」の表示であった個別選択ボタンBT32の表示を変化させる。すなわち、出力処理が成功した資料の個別選択ボタンBT32の表示を「済み」に変え、失敗した資料の個別選択ボタンBT32の表示を「エラー」に変える。出力処理の失敗の原因として、用紙切れ、用紙詰まり、メモリの空き容量の不足などが考えられる。ユーザは、これらの原因を取り除いた後、もう一度操作をやり直し、所望する資料を取得する。
ボックス管理部6Aは、ファイル出力制御部6Hまたは資料印刷制御部6Iによる出力処理の結果に応じて、図8の配付結果情報テーブルKT3および図6の会議情報マスタMT2の会議予定情報71を更新する処理を行う。また、資料削除部6Lは、必要に応じて、出力した資料の資料ファイルRFを削除する処理を行う。これらの処理は、図15に示すような手順で行われる。
出力した資料の使われる会議の会議予定情報71および配付結果情報テーブルKT3を、それぞれ、会議情報マスタMT2およびボックスBX2から呼び出す(図15の#201)。呼び出した会議予定情報71の「出席予定者」と出力相手であるユーザとを照合する(#202)。その結果、そのユーザが出席予定者として登録されていると判別される場合は(#203でYes)、その会議予定情報71の中の、そのユーザに対応する「出欠状況」を「出席」という値に更新する(#205)。さらに、配付結果情報テーブルKT3のそのユーザに対応するその資料の資料ファイルRFのファイル名のフィールドを、次のように更新する(#206)。
例えば、ユーザIDが「U0001」であるユーザに対して、「営業部定例会議」という会議の「会議1資料.pdf」という資料を印刷物として出力し、「会議1添付資料.pdf」という資料を電子データ(資料ファイルRF)として出力した場合は、ユーザIDが「U0001」であるレコードの「会議1資料.pdf」フィールドおよび「会議1添付資料.pdf」フィールドをそれぞれ「印刷」および「メモリにコピー」という値に更新する。なお、1つの資料について印刷物および電子データの両方を出力した場合は「印刷&メモリにコピー」という値に更新する。
一方、そのユーザが出席予定者として登録されていないと判別された場合は(#203でNo)、そのユーザを会議予定情報71の「出席予定者」と配付結果情報テーブルKT3とに登録してから(#204)、上に説明したステップ#205、#206の処理を行う。
ステップ#206の処理の結果、会議の資料がすべての出席予定者に配付されたことが配付結果情報テーブルKT3に示されるようになり(#207でYes)、かつ、出席者全員がその会議の資料を取得した場合にその資料の資料ファイルRFを削除する旨の設定がその会議の資料取扱情報SJ1(図7参照)になされている場合は(#208でYes)、資料削除部6Lは、その資料ファイルRFを図4のボックスBX1から削除する(#209)。そうでない場合は(#207でNoまたは#208でNo)、少なくともここでは、資料ファイルRFの削除は行わない。
ところで、図11の抽出会議画面HG2の中からユーザが今から参加しようとしている会議が見つけられないことがある。このような場合は、ユーザは、次のようにして、資料配付装置1に予め設定されている検索条件を変更し、会議の抽出処理を会議抽出部6Eにやり直させることができる。
ユーザは、所定の操作を行って、図16に示すような検索条件設定画面HG4を操作パネル55に表示させる。ここで、開始予定の日時、開催場所、および出席予定者に関する条件の内容をどのように変更したいのかを、「検索条件選択」の中からその条件の内容が書かれたエリアを押下することによって選択する。所望するものが見つからないときは、スクロールボタンBT41〜BT44を押下して画面をスクロールさせ、他の選択肢を探すことができる。テキストボックスTX41〜TX43に、各検索項目の表示優先順位を入力する。
ユーザは、選択および入力が終わった後、設定ボタンBT45を押下する。すると、図3の会議抽出部6Eは、資料配付装置1に予め設定されている検索条件情報SJ4の代わりに、検索条件設定画面HG4で選択されまたは入力された検索条件の内容に基づいて、会議を抽出しなおす。出力対象受付部6Fは、抽出しなおされた会議を示す抽出会議画面HG2を操作パネル55に表示する。なお、検索条件設定画面HG4で選択された検索条件の内容を、個別検索条件情報SJ4’としてそのユーザの電子記録媒体ERに記憶させておいてもよい。そして、次回以降、そのユーザが資料配付装置1を使用するときに、個別検索条件情報SJ4’を電子記録媒体ERから読み出して会議の検索を行うようにしてもよい。
出欠判別部6Jは、会議が開始されてから、出欠基準情報SJ2に基づいて、次のように、その会議の出席者および欠席者を判別する。所定の時間が経過した時点において、図6の会議情報マスタMT2の中の、その会議の会議予定情報71の「出欠状況」の値が「出席」であるユーザ(出席予定者)については、その会議の出席者であると判別する。「出欠状況」の値が「未取得」のままであるユーザについては、欠席者であると判別する。例えば、出欠基準情報SJ2に「開始予定日時を過ぎてから10分以内」と設定されている場合は、開始予定の日時を過ぎてから10分以内までに到着して資料配付装置1に電子記録媒体ERをセットした者は出席者であると判別し、それ以降にセットした者は欠席者であると判別する。この判別結果は、出欠記録情報SJ5として、その会議の主催者の主催者用端末装置2などに送信される。また、欠席者であると判別されたユーザの「出欠状況」の値を「欠席」に更新する。
事前通知部6Kは、図17に示すような手順で、会議の開始予定日時の所定の時間前になっても会議室に訪れない出席予定者に対して会議の開始時刻が迫っている旨の通知(以下、「事前通知」と記載することがある。)を行う。
処理対象の会議の資料取扱情報SJ1(図7参照)を図4のボックスBX2から呼び出すとともに、その会議の会議予定情報71を会議情報マスタMT2(図6参照)から呼び出す(図17の#301)。その資料取扱情報SJ1に、会議の開始前に未出席者への事前通告をする旨の設定が設定されているか否かをチェックする(#302)。設定されている場合は(#302でYes)、事前通知を行うべき時刻をチェックする(#303)。
そして、現在の日時が事前通知を行うべき時刻を過ぎており(#303でYes)かつ「出欠状況」が「未取得」であるユーザが「出席予定者」に含まれていれば(#304でNo)、図5のユーザ情報マスタMT1を参照し、そのユーザの電子メールアドレスに対して事前通知の電子メールを送信する(#305)。事前通知を行うべき時刻に未だなっておらず(#303でNo)またはその会議の出席予定者であるユーザ全員が既に会議室に到着している(出席者とみなされている)場合は(#304でYes)、事前通知は行わない。
図3の資料削除部6Lは、前に図15で説明した場合のほか、会議が終了した後にも図18に示すような手順で、会議の資料の資料ファイルRFを図4のボックスBX1から削除する処理を行う。
処理対象の会議の資料取扱情報SJ1(図7参照)をボックスBX2から呼び出し、その会議の会議予定情報71を会議情報マスタMT2(図6参照)から呼び出す(#401)。その資料取扱情報SJ1に、会議が終了してから一定期間経過したら資料を削除する旨の設定がなされており(#402でYes)かつその一定期間が既に経過している場合は(#403でYes)、その会議の資料の資料ファイルRFをボックスBX1から削除する(#407)。ただし、削除する前に欠席者に資料を送信する旨が資料取扱情報SJ1に設定されており(#404でYes)かつその会議の欠席者が現にいる旨が会議予定情報71の「出欠状況」に示されている場合は(#405でYes)、図5のユーザ情報マスタMT1を参照し、その資料ファイルRFを欠席者であるユーザの電子メールアドレスに送信してから(#406)、その資料ファイルRFを削除する(#407)。
図19は資料配付装置1の全体の流れの例を説明するフローチャートである。次に、ユーザがある会議に参加するために会議室の訪れてからその会議が終わった後の処理を実行するまでの資料配付装置1の処理の流れを、図19のフローチャートを参照して説明する。
ユーザは会議に参加(出席)するために開催場所である会議室にやってくると、その会議室または最寄の場所に設置されている資料配付装置1に自分の電子記録媒体ERをセットする。すると、資料配付装置1は、その電子記録媒体ERに記録されているユーザIDを読み取り(図19の#1)、そのユーザIDに基づいて、そのユーザがこれから参加するであろう会議室を検索してその結果を図11のような抽出会議画面HG2として表示する(#2)。会議室を検索する手順については、前に図10で説明した通りである。
ユーザが検索結果の中から今から参加する会議を選択し、さらにその会議の資料の出力方法を選択すると、資料配付装置1は、そのユーザがその会議の出席予定者であるか否かを図6の会議情報マスタMT2を参照してチェックする(#3)。出席予定者である場合は(#4でYes)、ユーザが選択した出力方法によってその会議の資料を出力し、ユーザに与える(#8)。
出席予定者でない場合は(#4でNo)、資料配付装置1は、その会議への参加の意思があるか否かをそのユーザに対して問い合わせる(#5)。意思がある旨を示す操作がなされた場合は(#5でYes)、そのユーザを参加させてもよいか否かをその会議の主催者に対して問い合わせる(#6)。そして、参加の承認が得られた場合は(#7でYes)、ユーザが指定した出力方法によってその会議の資料を出力する(#8)。
その会議の会議予定情報71および配付結果情報テーブルKT3などの情報を更新する(#9)。これらの更新の処理の手順は、前に図15で説明した通りである。
会議が開始するまでの間(#1〜#9)、未だ会議室に来ていない(つまり、資料配付装置1に電子記録媒体ERを読み取らせていない)ユーザに対して必要に応じて事前通知を行う(#10)。係る処理の手順は、前に図17で説明した通りである。
会議が終わったら(#11でYes)、必要に応じてその会議の資料の資料ファイルRFを削除する処理を行う(#12)。係る処理の手順は、前に図18で説明した通りである。
本実施形態によると、実際に会議室にやって来た者にのみ会議の資料の印刷物を配付する。よって、実際に出席する人数分だけを印刷し、従来よりも紙資源を節約することができる。また、出席予定者が会議室にやって来たタイミングで資料を印刷するなどして出力し出席予定者に配付するので、会議の始まるぎりぎりまで資料の作成期間を取ることができる。しかも、会議が始める前に資料を差し換える必要が生じても、従来のように既に印刷した資料と最新の資料とを差し換えなくてもよいので、紙資源の無駄使いを減らすとともに、主催者の負担を軽減することができる。
また、会議の開催場所に訪れたユーザに資料を配付しその旨を記録することによって、確実に会議の出席者を認識し特定することができる。また、原則として出席者にしか資料を配付しないので、資料の機密性を高めることができる。
また、従来のネットワークによる資料配信のようにユーザごとに端末装置を設ける必要がないので、資料の配付を従来よりも容易に行うことができる。
本実施形態では、資料配付装置1としてMFPを用いたが、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなど(以下、「PC」と記載する。)を用いてもよい。この場合は、印刷装置をPCに接続しておく。電子記録媒体ERに対応するインタフェースがない場合は、これも接続しておく。そして、PCに、図3で説明した各部を実現するためのプログラムおよび図19などで説明したフローチャートの処理を実行するためのプログラムをインストールしておく。
集会支援システム100を会議のため以外で使用する場合には、次のように構成してもよい。例えば、学校での講義の資料を配付するために使用する場合は、資料の配付可能な時間帯を「講義の開始20分前から講義の開始後10分以内」のように設定し、出席したものとみなす基準(出欠基準情報SJ2)を「電子記録媒体ERをセットした日時が、講義の開始20分前から講義の開始後10分以内である」のように設定してもよい。これにより、その日に行われる複数の講義について学生が一度に纏めて出席を取ってもらうことを防止することができる。
または、展示会などの場合は、パビリオンまたはブースごとに資料配付装置1を設置してもよい。大規模な集会である場合は、1台の資料配付装置1および複数台のMFPを設置しておく。その資料配付装置1は、図4のボックスBX1、BX2で管理されている各資料ファイルRFおよび設定情報の管理などを行う。各MFPは、主に、来場者の電子記録媒体ERからユーザIDを読み取る処理、資料を印刷する処理、および資料ファイルRFを電子記録媒体ERに書き込む処理だけを行い、その他の処理は資料配付装置1に実行させる。つまり、資料配付装置1をホストまたはサーバとして機能させ、MFPを端末装置として機能させる。
会議が終了した後、会議の議事録のデータ(ファイル)をボックスBX1に保存しておき、会議の資料の資料ファイルRFとともに欠席者に送信するようにしてもよい。この議事録のデータは、出席者および所定の社員(所定の役職を有する者など)にも送信してもよい。会議中に書記担当者などが手書きで追記した項目をスキャナまたはデジタルカメラなどで入力して電子データ化し、これを議事録のデータに添付してもよい。
ユーザを識別するための識別情報として、ユーザIDの代わりに電子メールアドレスを用いてもよい。または、ユーザIDおよびパスワードの代わりにユーザの指紋、声紋、または瞳の虹彩などのデータを資料配付装置1に登録しておき、生体認証技術によって正しいユーザであるか否かを判別するようにしてもよい。社員証や会議参加証などを用いて判別するようにしてもよい。
会議が終了した後、出席者および欠席者の判別する処理および資料ファイルRFをボックスBX1から削除する処理などの後始末のための処理が完了したら、その会議の会議予定情報71を図6の会議情報マスタMT2から削除してもよい。
ユーザの属性により、配付資料を変更しまたは選択することができるようにしてもよい。例えば、定期的に開催される会議に出席するユーザに対しては、今回開催される会議に訪れた際に、前回以前に配付された資料や議事録を配付できるようにしてもよい。
その他、集会支援システム100、資料配付装置1、主催者用端末装置2、参加者用端末装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、設定情報の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
さらに、本実施形態には、以下のような発明も含む。
1.前記集会の資料を、当該集会が開始してから所定の時間が経過した後で、前記資料記憶手段から削除する、資料削除手段、を有する、
請求項1ないし請求項のいずれかに記載の資料配付システム。
2.前記集会の欠席者がいる前記出欠判別手段によって判別された場合に、当該欠席者の端末装置に当該集会の資料を送信した後、当該資料を前記資料記憶手段から削除する、資料削除手段、を有する、
請求項記載の資料配付システム。
本発明は、特に、会議などの集会を開催する際の資料の配付および出欠状況の確認の処理を実行するために用いられる。本発明に係る発明を実施する者は、本発明を適用した装置またはソフトウェアを、集会を開催する主催者に販売することもできるし、主催者の既存のシステムに本発明を適用するシステム構築サービスを提供することもできる。
集会支援システムの全体的な構成の例を示す図である。 資料配付装置のハードウェア構成の例を示す図である。 資料配付装置の機能的構成の例を示す図である。 ボックスに格納されるデータの例を示す図である。 ユーザ情報マスタの例を示す図である。 会議情報マスタの例を示す図である。 資料取扱設定画面の例を示す図である。 配付結果情報テーブルの例を示す図である。 検索条件情報の例を示す図である。 会議情報検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 抽出会議画面の例を示す図である。 資料選択画面の初期状態の例を示す図である。 資料選択画面におけるボタンの選択の例を示す図である。 資料の出力処理後の資料選択画面の例を示す図である。 出席者情報更新等の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 検索条件設定画面の例を示す図である。 事前通知処理の流れの例を説明するフローチャートである。 事後削除処理の流れの例を説明するフローチャートである。 資料配付装置の全体の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 資料配付装置(資料配付システム)
52 印刷ユニット(資料出力手段)
57 記録媒体インタフェース(資料出力手段)
6D ユーザID入力部(個人識別情報入力手段)
6G 配付可否判別部(資料配付可否判別手段)
6H ファイル出力制御部(資料出力手段)
6I 資料制御印刷部(資料出力手段)
6J 出欠判別部(出欠判別手段)
6L 資料削除部(資料削除手段)
71 会議予定情報(配付対象情報、参加予定者情報)
BX1 ボックス(資料記憶手段)
KT3 配付結果情報テーブル(来訪者記憶手段)
MT2 会議情報マスタ(配付対象記憶手段、参加予定者記憶手段、開催日時記憶手段)

Claims (7)

  1. 集会に参加する者に資料を配付する資料配付システムであって、
    前記集会ごとの資料を記憶する資料記憶手段と、
    前記集会ごとの、当該集会に参加する予定である者を示す参加予定者情報を記憶する、参加予定者記憶手段と、
    前記集会に訪れた者の、当該者を他人と識別するための個人識別情報を入力する、個人識別情報入力手段と、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいか否かを、入力された当該者の前記個人識別情報を当該集会の前記参加予定者情報と照合することによって判別する、資料配付可否判別手段と、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいと判別された場合に、前記資料記憶手段に記憶されている当該資料を当該者のために出力する、資料出力手段と、
    前記集会の資料を削除する前に当該集会の欠席者に対して当該資料のファイルを送信するファイル送信手段と、
    を有することを特徴とする資料配付システム。
  2. 前記集会ごとの開催日時を記憶する開催日時記憶手段を有し、
    前記資料配付可否判別手段は、前記集会に訪れた者の前記個人識別情報が当該集会の前記参加予定者情報に示されており、かつ、現在の日時が当該集会の開催日時を含む所定の時間帯に属する場合に、当該者に当該集会の資料を配付してもよいと判別する、
    請求項記載の資料配付システム。
  3. 前記個人識別情報入力手段によって入力された、前記集会に訪れた者の前記個人識別情報を当該集会と対応付けて記憶する来訪者記憶手段と、
    前記集会が開始された後、当該集会の前記参加予定者情報に示される各者が当該集会に出席したか欠席したかの判別を、当該各者の前記個人識別情報が当該集会と対応付けられて前記来訪者記憶手段に記憶されているか否かを判別することによって行う、出欠判別手段と、を有する、
    請求項または請求項記載の資料配付システム。
  4. 前記集会の欠席者がいないと前記出欠判別手段によって判別された場合に、当該集会の資料を前記資料記憶手段から削除する、資料削除手段、を有する、
    請求項記載の資料配付システム。
  5. 前記個人識別情報入力手段は、前記集会に訪れた者の前記個人識別情報を、当該者が携帯する電子記録媒体から読み取ることによって入力し、
    前記資料出力手段は、前記集会に訪れた者が紙の資料を希望した場合は、当該集会の資料を用紙に印刷することによって出力し、電子データを希望した場合は、当該集会の資料を当該者が携帯する前記電子記録媒体に書き込むことによって出力する、
    請求項ないし請求項のいずれかに記載の資料配付システム。
  6. 集会に参加する者に資料を配付する資料配付方法であって、
    前記集会ごとの前記資料を資料記憶手段に記憶させ、当該集会に参加する予定である者を示す参加予定者情報を参加予定者記憶手段に記憶させておき、
    前記集会に訪れた者の、当該者を他人と識別するための個人識別情報を入力するステップと、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいか否かを、入力された当該者の前記個人識別情報を当該集会の前記参加予定者情報と照合することによって判別するステップと、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいと判別された場合に、前記資料記憶手段に記憶されている当該資料を当該者のために出力するステップと、
    前記集会の資料を削除する前に当該集会の欠席者に対して当該資料のファイルを送信するステップと、
    を有することを特徴とする資料配付方法。
  7. 集会に参加する者に資料を配付する処理を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記集会の前記資料を記憶する資料記憶手段にアクセスする処理を実行させ、
    前記集会に参加する予定である者を示す参加予定者情報を記憶する参加予定者記憶手段にアクセスする処理を実行させ、
    前記集会に訪れた者の、当該者を他人と識別するための個人識別情報を入力する処理を実行させ、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいか否かを、入力された当該者の前記個人識別情報を当該集会の前記参加予定者情報と照合することによって判別する処理を実行させ、
    前記集会に訪れた者に当該集会の資料を配付してもよいと判別された場合に、前記資料記憶手段に記憶されている当該資料を当該者のために出力する処理を実行させ、
    前記集会の資料を削除する前に当該集会の欠席者に対して当該資料のファイルを送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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