JP4972408B2 - グルカン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のグルカン誘導体は、アシル基とグラフト鎖とがグルカンのグルコース単位に結合したグルカン誘導体であって、前記グラフト鎖のヒドロキシル基の少なくとも一部が保護基により保護されている。すなわち、前記グルカン誘導体は、グルカンのグルコース単位(又はグルコース骨格)に含まれるヒドロキシル基(グルコース単位の2,3および6位に位置するヒドロキシル基)に、アシル基と前記グラフト鎖とが置換(結合)しており、前記グラフト鎖のヒドロキシル基(通常、末端ヒドロキシル基)の少なくとも一部が保護基により保護(又はキャップ)されている。
グルカンとしては、特に限定されず、例えば、β−1,4−グルカン、α−1,4−グルカン、β−1,3−グルカン、α−1,6−グルカンなどが挙げられる。代表的なグルカンとしては、例えば、セルロース、アミロース、デンプン、レンナチン、デキストランなどの多糖類が挙げられる。これらのグルカンうち、産業的な観点から、セルロース、デンプン(又はアミロース)が好ましく、特に、セルロースが好ましい。グルカンは、単独で又は2種以上合わせてもよい。
アシル基としては、グルカン誘導体の用途に応じて適宜選択でき、例えば、アルキルカルボニル基[例えば、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基などのC1-10アルキルカルボニル基(例えば、C2-8アルキルカルボニル基、好ましくはC2-6アルキルカルボニル基、さらに好ましくはC2-4アルキルカルボニル基)など]、シクロアルキルカルボニル基(シクロヘキシルカルボニル基などのC5-10シクロアルキルカルボニル基など)、アリールカルボニル基(ベンゾイル基などのC7-12アリールカルボニル基など)などが挙げられる。アシル基は、単独で又は2種以上組みあわせてグルコース単位に結合していてもよい。これらのアシル基のうち、アルキルカルボニル基が好ましい。特に、これらのアシル基のうち、少なくともアセチル基がグルコース単位に結合しているのが好ましく、例えば、アセチル基のみが結合していてもよく、アセチル基と他のアシル基(C3-4アシル基など)とが結合していてもよい。
前記グルカン誘導体において、グラフト鎖は、ラクトン及びオキシカルボン酸から選択された少なくとも一種のグラフト成分で構成されている。
保護基としては、ヒドロキシル基を保護可能な非反応性基であれば特に限定されず、例えば、アルキル基[例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−シクロヘキシル−2−プロピル基、ヘキシル基、クロロメチル基、フルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基などの置換基(ハロゲン原子など)を有していてもよいC1-12アルキル基(好ましくはC1-10アルキル基、さらに好ましくはC1-6アルキル基)など]、シクロアルキル基(例えば、シクロヘキシル基などの置換基を有していてもよいC5-8シクロアルキル基)、芳香族炭化水素基(フェニル基、ナフチル基などのC6-12アリール基、ベンジル基などのアラルキル基など)、架橋環式炭化水素基(デカリニル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、ボルニル基などの置換基を有していてもよい2乃至4架橋環式C3-30炭化水素基)などの炭化水素基;オキサシクロアルキル基(例えば、テトラヒドロフラニル基などの5〜8員オキサシクロアルキル基);アルコキシアルキル基(例えば、1−メトキシエチル基、1−エトキシプロピル基、1−メトキシ−イソプロピル基などのC1-6アルコキシ−C1-6アルキル基)などのアセタール系保護基;アルキルカルボニル基(ホルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピオニル、ブチリル、t−ブチリル、バレリル、イソバレリルなどのC1-10アルキルカルボニル基、好ましくはC2-8アルキルカルボニル基、さらに好ましくはC2-6アルキルカルボニル基、特にC2-4アルキルカルボニル基)、シクロアルキルカルボニル基(シクロヘキシルカルボニル基などのC5-8シクロアルキルカルボニル基、好ましくはC5-6シクロアルキルカルボニル基)、アリールカルボニル基(ベンゾイル基などのC6-10アリール−カルボニル基など)などのアシル基(前記例示のアシル基など)などが挙げられる。
前記グルカン誘導体において、グルコース単位に結合したアシル基の平均置換度は、0.5〜2.999の範囲から選択でき、例えば、1〜2.99(例えば、1.5〜2.98)、好ましくは2〜2.97、さらに好ましくは2.5〜2.96、特に2.7〜2.95(例えば、2.8〜2.92)、通常1.5〜2.95(例えば、1.5〜2.90)程度であってもよい。なお、「グルコース単位に結合したアシル基」とは、グルコース由来のヒドロキシル基(2,3および6位のヒドロキシル基)に置換したアシル基を意味し、グラフト鎖のヒドロキシル基を保護する保護基としてのアシル基を含まない。
本発明のグルカン誘導体は、グルカンにアシル基および前記グラフト鎖を結合させ、前記グラフト鎖のヒドロキシル基を保護基に対応する保護剤を用いて保護することにより得ることができる。アシル基の結合、グラフト鎖の結合および保護剤による保護の順序は限定されず、例えば、(i)アシル基が結合したアシル化グルカン(例えば、セルロースアセテートなどのセルロースアシレート)に、前記グラフト成分をグラフトさせたのち、グラフト鎖のヒドロキシル基を前記保護剤を用いて保護してもよく、(ii)グルカンに前記グラフト成分をグラフトし、グラフト鎖のヒドロキシル基を前記保護剤を用いて保護したのち、アシル基を結合させてもよく、(iii)グルカンに前記グラフト成分をグラフトし、アシル基を結合させたのち、前記グラフトにより生成したグラフト鎖のヒドロキシル基を前記保護剤を用いて保護してもよい。
グラフト化工程において、アシル基がグルコース単位に結合したアシル化グルカン(セルロースアシレートなど)は、市販の化合物(例えば、セルロースアセテートなど)を使用してもよく、慣用の方法により合成してもよい。例えば、セルロースアシレートは、通常、セルロースをアシル基に対応する有機カルボン酸(酢酸など)により活性化処理した後、硫酸触媒を用いてアシル化剤(例えば、無水酢酸などの酸無水物)によりトリアシルエステル(特に、セルローストリアセテート)を調製し、過剰量のアシル化剤(特に、無水酢酸などの酸無水物)を分解し、脱アシル化又はケン化(加水分解又は熟成)によりアシル化度を調整することにより製造できる。アシル化剤としては、酢酸クロライドなどの有機酸ハライドであってもよいが、通常、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸などのC2-6アルカンカルボン酸無水物などが使用できる。
保護工程では、前記グラフト化(グラフト化工程)により生成したグラフト鎖のヒドロキシル基を、保護基に対応する保護剤を用いて保護する。すなわち、アシル基および前記グラフト鎖を有するグルカンと保護剤とを反応させることにより、グラフト鎖のヒドロキシル基(ヒドロキシル基の少なくとも一部)を保護(又はキャップ)する。
本発明のグルカン誘導体(又はその組成物)は、吸湿性が高いレベルで抑制されているとともに、成形性や溶剤溶解性などに優れており、熱可塑性プラスチックとして好適に使用できる。また、本発明では、グラフト鎖の付加量などを調整することにより、幅広い範囲の弾性率や伸度(又は延伸性)を有しているグルカン誘導体を得ることができる。そのため、本発明のグルカン誘導体(セルロースアシレート誘導体)は、種々の成形体(繊維などの一次元的成形体、フィルム、シート、塗膜(又は薄膜)などの二次元的成形体、三次元的成形体など)を成形するのに有用である。なお、シート(又はフィルム)は、単層のシートであってもよく、複数のシートを積層した積層シートであってもよい。このような積層シートにおいて、各シートは、それぞれ弾性率の異なるシートであってもよい。
酢酸セルロース(ダイセル化学工業(株)製、商品名「酢酸綿 L40」、アセチル平均置換度2.45)100gおよびε−カプロラクトン190gをセパラブルフラスコに加え、140℃まで加熱して溶解させた。トリオクチル酸ブチルスズ0.14gおよびε−カプロラクトン10gを含む溶液を前記セパラブルフラスコに添加し、180℃で5時間反応(グラフト重合)させた。
酢酸セルロース(ダイセル化学工業(株)製、商品名「酢酸綿 L−40」、アセチル平均置換度2.45)50g、ε−カプロラクトン66.4g、およびキシレン20gをセパラブルフラスコに加えた、140℃まで加熱して溶解させた。テトライソプロピルチタネート0.1gおよびキシレン4.4gを含むキシレン溶液を、滴下ロートにより、前記セパラブルフラスコに添加し、140℃で5時間反応(グラフト重合)させた。反応後、125℃でさらに34.4gのキシレンを添加した。さらに60℃まで冷却し、メタンスルホン酸1.35gおよびキシレン6gを含むキシレン溶液を10分かけて滴下し、65℃で15分間、さらに昇温して85℃で1時間40分反応させた。さらに、イソプロペニルアセテート52gを15分かけて滴下し、攪拌下、85℃で4時間40分反応させたのち、冷却し、65〜70℃で中和のため、ピリジン1.3gを滴下して十分に混合したのち、4Lのメタノールに生成物を沈澱させたのち、メタノールを含む溶媒成分をデカンテーションで除去し、さらにメタノール2Lを加え、一夜放置したのち、デカンテーションで溶媒成分を除去した。なお、生成物を含むメタノール混合物は黄色に着色していた。さらに、約1Lのメタノールを用いて、2時間浸せきする操作を三回繰り返し、ろ過し、真空乾燥することによりセルロースアセテート誘導体(精製物)を得た。
酢酸セルロース(ダイセル化学工業(株)製、商品名「酢酸綿L−20」、アセチル平均置換度2.45)100g、ε―カプロラクトン100g、およびシクロヘキサノン134gをセパラブルフラスコに加え、140℃まで加熱して溶解させた。トリオクチル酸ブチルスズ0.25gおよびシクロヘキサノン10gを含む溶液を前記セパラブルフラスコに添加し、160℃で2時間反応(グラフト重合)させた。
Claims (11)
- アシル基と、ラクトン及びオキシカルボン酸から選択された少なくとも一種のグラフト成分で構成されたグラフト鎖とがセルロースのグルコース単位に結合したセルロース誘導体であって、前記グラフト鎖のヒドロキシル基の少なくとも一部がアシル基により保護されたセルロース誘導体。
- グラフト鎖がC4−16ラクトンで構成されている請求項1記載のセルロース誘導体。
- グルコース単位に結合したアシル基の平均置換度が1〜2.99であり、グラフト鎖の平均置換度が0.01〜2である請求項1記載のセルロース誘導体。
- グルコース単位に結合したアシル基が少なくともアセチル基で構成されており、前記アシル基の平均置換度が1.5〜2.95であり、C5−10ラクトンで構成されたグラフト鎖の平均置換度が0.05〜0.8である請求項1記載のセルロース誘導体。
- グルコース単位に結合したアシル基の平均置換度とグラフト鎖の平均置換度との割合が、前者/後者=0.3/0.7〜0.992/0.008であり、アシル基の平均置換度とグラフト鎖の平均置換度との合計が2.5〜3である請求項1記載のセルロース誘導体。
- アシル基がグルコース単位に結合したアシル化セルロースに、ラクトン及びオキシカルボン酸から選択された少なくとも一種のグラフト成分をグラフト化する工程と、このグラフト化により生成したグラフト鎖のヒドロキシル基の少なくとも一部を、アシル化剤を用いて保護する工程とを含む請求項1記載のセルロース誘導体の製造方法。
- アシル化剤がイソプロペニルアセテートである請求項6記載の製造方法。
- アシル化セルロースとして、グルコース単位に残存するヒドロキシル基を有するアシル化セルロースを使用するセルロース誘導体の製造方法であって、アシル化剤を用いることにより、保護工程において、グラフト鎖のヒドロキシル基の少なくとも一部をアシル化するとともに、前記グルコース単位に残存するヒドロキシル基をアシル化する請求項6記載の製造方法。
- 請求項1記載のセルロース誘導体を射出成形することにより得られる成形体。
- 請求項1記載のセルロース誘導体で構成されたフィルムであって、セルロース誘導体がセルロースアシレート誘導体であるフィルム。
- 液晶表示装置用光学補償フィルム又は偏光板の保護フィルムである請求項10記載のフィルム。
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