JP4967906B2 - 車室後部の収納構造 - Google Patents

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    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle

Description

本発明は、車室後方のラゲッジフロアに設けた収納空間の上方開口部が、前方蓋部材および後方蓋部材によって覆われるように構成された車室後部の収納構造に関する。
自動車等の車両では、車室後方、例えば、後席の後方がラゲッジ空間となり、そのラゲッジフロアにスペアタイヤ等の収納空間が形成されて、その収納空間の上方開口部をフロアボードを兼ねた蓋部材で閉止するように構成されているものがある。この場合、当該蓋部材は2つに分割されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−315581号公報
しかしながら、かかる従来の車室後部の収納構造では、蓋部材は単に収納空間の上方開口部に嵌め込まれた状態となっているため、後面衝突等によって車両後部に車両前方に向かう過大な外力が入力された場合に、上記蓋部材が上方開口部から車両前方に飛び出してしまう虞がある。
このように蓋部材が車両前方に飛び出すと、収納空間よりも車両前方に存在する構造部材(例えば後部座席のシートバック等)に衝突して損傷してしまう虞がある。
特に、2つに分割された蓋部材を前後方向に並べて上方開口部を閉止してある構成においては、分割されたそれぞれの蓋部材が次々と構造部材(例えば後部座席のシートバック等)に衝突することになる。
そこで、本発明は、ラゲッジフロアに設けられた収納空間の開口部が前後に配置された蓋部材で閉止される構造において、車体後部に外力が入力された際に、それら蓋部材が前方に飛び出すのを抑制することが可能な車室後部の収納構造を得ることを目的とする。
本発明は、車室後方のラゲッジフロアに設けた収納空間の上方開口部を蓋部材によって覆う車室後部の収納構造であって、前記蓋部材を、前記上方開口部の前部および後部を各々開放することが可能な前方蓋部材および後方蓋部材に分割し、前記前方蓋部材の前端部を車体側に回動可能に連結して後方開き構造とし、車体後部に車両前方に向かう外力が入力された際に前方蓋部材を回動させて起立状態にする回動力発生手段と、前記回動力発生手段によって回動した前方蓋部材を前記起立状態の回動位置に規制する回動規制手段と、を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、車体後部に外力が入力された際に、後方開き構造となった前方蓋部材が回動力発生手段によって回動して起立状態になるとともに回動規制手段によって当該起立状態の回動位置に規制されるので、前方蓋部材自体が前方に飛び出すのを抑制できるとともに、起立状態となった前方蓋部材が楯となって後方蓋部材を受け止めることで、後方蓋部材が前方に飛び出すのを阻止できる。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材が開状態にあり後方蓋部材が閉状態にある収納空間を示す斜視図、図2は、前方蓋部材および後方蓋部材ともに閉状態にある収納空間の縦断面図、図3は、図2中A−A線に対応した部分の断面斜視図、図4は、図2中B−B線に対応した部分の断面斜視図、図5は、図2中C部の拡大断面図、図6は、前方蓋部材および後方蓋部材ともに開状態にある収納空間の縦断面図、図7は、後面衝突時の前方蓋部材および後方蓋部材の挙動を示す縦断面図である。
本実施形態にかかる車室後部の収納構造は、図1,図2等に示すように、車室後方のラゲッジフロア1に設けられるものである。かかる収納構造では、ラゲッジフロア1を底面とし、かつ車幅方向両側に設置した側部収納部2の縦壁(内側壁2a;図3)を両側面とする収納空間Sが構成されており、本実施形態ではその収納空間Sにスペアタイヤ3が格納されている。
ラゲッジフロア1はリヤフロアの一部を成しており、スペアタイヤ3を載置する中央部分は、左右一対のリヤサイドメンバ4に支持される車幅方向両側部よりも一段下がるように凹設されている。また、収納空間Sは後席5の直後方に配置されている。
収納空間Sの前側には、図2に示すように、ラゲッジフロア1から立設されて収納空間Sの前方隔壁となる嵩上げブラケット6が設けられている。そして、この嵩上げブラケット6の上端に結合された前縁ブラケット7が、側部収納部2と略同一高さをもって車幅方向に延在し、さらにその前縁ブラケット7には後席5のシートバック5B背面との間の隙間を埋める隙間隠しマット8が取り付けられている。
隙間隠しマット8は、図1,図2に示すように、前縁ブラケット7の上面を覆う略水平な被覆部8aと、その被覆部8aの前縁から立ち上がって先端部が上記シートバック5Bの背面に接触若しくは近接する立ち上げ部8bと、によって断面略L字状に形成されている。
また、側部収納部2の上側には所定厚さの側部マット9が取り付けられている。この側部マット9の上面と隙間隠しマット8の被覆部8aの上面とは略面一となっている。そして、被覆部8aと側部マット9で囲まれた内方に収納空間Sの上方開口部10が形成され、当該上方開口部10が、前部に配置される前方蓋部材20と後部に配置される後方蓋部材30とで覆われる。
本実施形態では、前方蓋部材20は、長方形状の平板によって形成されて上方開口部10の前半部分を覆う一方、当該前方蓋部材20より後方に配置される後方蓋部材30は、トレー31とそのトレー31の上端口を覆う蓋板32とによって構成されて上方開口部10の後半部分を覆う。そして、図2に示すように、これら前方蓋部材20と後方蓋部材30とで上方開口部10を閉止した状態では、前方蓋部材20の上面と後方蓋部材30の蓋板32の上面とも略面一となっており、側部マット9および被覆部8aの上面も含めた範囲で略平坦面が形成されるようになっている。
図3に示すように、前方蓋部材20の閉止状態では、その車幅方向両側部20aが、側部収納部2の内側壁2aの上端部を収納空間S内方に折曲したフランジ部2Faに載置される。なお、フランジ部2Faの先端部は下方に折曲(折曲部2b)されて曲げ剛性の向上が図られている。
また、図4に示すように、トレー31の車幅方向両側の上端部を外方に延長したフランジ部31Fは、側部収納部2のフランジ部2Fbに載置されるようになっている。なお、後方蓋部材30の配置箇所では、トレー31のフランジ部31Fが蓋板32よりも下方に配置される関係上、そのフランジ部31Fを載置する側部収納部2のフランジ部2Fbは、前方蓋部材20を載置するフランジ部2Faよりも一段下がっている。
そして、後方蓋部材30では、図2に示すように、トレー31の上縁部前端にヒンジ33を介して蓋板32の前端部が回動可能に取り付けられており、図6に示すように、後方蓋部材30で上方開口部10の後半部分を覆った状態から蓋板32の後端部を持ち上げることでトレー31が開放されるようになっている。
ところで、トレー31のフランジ部31Fと側部収納部2のフランジ部2Fbとは、図4に示すように、後方蓋部材30の車両後部において着脱可能なクリップ34を介して結合される。
すなわち、両フランジ部31F,2Fbにはそれらを貫通してクリップ34の差込み穴34aが形成され、その差込み穴34aにクリップ34を上方から挿入することで、走行振動等により後方蓋部材30が位置ずれするのが防止されている。また、このクリップ34は、後面衝突等において、後方蓋部材30に所定以上の荷重が入力された際に破断されるようになっている。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、前方蓋部材20の前端部は、車体側となる前縁ブラケット7にヒンジ11を介して回動可能に連結されており、当該前方蓋部材20は後方開き構造となっている。つまり、図6に示すように、前方蓋部材20をヒンジ11を中心として後端部を持ち上げると、上方開口部10の前半部分が開放される。ヒンジ11は、前縁ブラケット7の車幅方向両端部に一対配置されており、図5に示すように、ヒンジ11の取付部11aが取付板12とともにボルト13によって前縁ブラケット7の上面に固定されている。
なお、後方蓋部材30で覆われた上方開口部10の後半部分は、クリップ34を取り外した後に、その後方蓋部材30を持ち上げて取り外すことで開放することができるようにしてある。なお、このクリップ34を係合状態から水平面内で所定角度(例えば90°)回動させることで外れるように構成すれば(係合解除状態)、着脱を容易に行えるようになる。
ここで、本実施形態においては、図7に示すように後面衝突により車体後部に車両前方に向かう外力Fが入力された際に、前方蓋部材20を回動させる回動力発生手段40と、この回動力発生手段40によって回動する前方蓋部材20の回動量を衝突回避対象物(この場合後席5のシートバック5B)から離間した所定角度に規制する回動規制手段50と、を設けてある。
そして、本実施形態では、回動力発生手段40は、図2等に示すように、後方蓋部材30の前端部上側30Fに前方蓋部材20の後端部下側20Rを重ね合わせて配置した重ね合わせ構造41となっている。具体的には、図1に示すように、前方蓋部材20の後端部下側20Rの車幅方向両側部に凹部21が形成される一方、後方蓋部材30のトレー31の上部前端部が蓋板32の前端よりも前方に突出する前端縁部に、前方蓋部材20の後端縁部を嵌合する段部30aが形成され、その段部30aの車幅方向両側部に凹部21に嵌合する凸部35が形成されて、当該凸部35と凹部21とが互いに嵌合された状態で重なっている。
つまり、前方蓋部材20と後方蓋部材30との間に重ね合わせ構造41が設けられることで、車両後方から外力Fが作用して後方蓋部材30が全体的に車両前方に押し出されると、後方蓋部材30の前端部上側30Fが前方蓋部材20の後端部下側20Rに潜り込み、以て、前方蓋部材20の後端部が上方に押し上げられ、図2に示すように、前方蓋部材20は前端部のヒンジ11を中心として上方に回動することになる。
また、回動規制手段50は、図5等に示すように、前方蓋部材20の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材としての取付板12とを連結した所定長さの可撓性部材としてのワイヤ51を有している。
すなわち、前縁ブラケット7の後端から突出する取付板12の後端部にはワイヤ51の取付穴12aを形成してある一方、図1,図6にも示すように、前方蓋部材20の車幅方向両側部の下面には、前端から所定距離を隔てた部位にワイヤ51の取付ブラケット52が固定されており、リンク状に形成されたワイヤ51が取付板12の取付穴12aと取付ブラケット52の取付穴52aとに挿通されている。
このとき、ワイヤ51は、図2に示すように、前方蓋部材20の閉止状態では弛んだ状態となる一方、図6に示すように、前方蓋部材20が所定の回動角をもって開放された状態では緊張されるようになっており、したがって、前方蓋部材20の回動量がワイヤ51によって所定角度に規制されることになる。
以上の本実施形態にかかる車室後部の収納構造によれば、前方蓋部材20を後方開き構造とした上で、前方蓋部材20に回動力発生手段40と回動規制手段50とを設けたので、後面衝突により車体後部に外力Fが入力された際に、回動力発生手段40によって前方蓋部材20がヒンジ11を中心として回動されるとともに、前方蓋部材20の回動量が回動規制手段50によって衝突回避対象物から離間した所定角度に規制されるので、その前方蓋部材20自体が前方に飛び出すのを抑制することができる。
また、図7に示すように、車両前方に向かう外力Fによって後方蓋部材30は、クリップ34が破断されると、図中矢印Xに示すように車両前方かつ上方に向けて斜め上方に飛び出すのであるが、このとき、所定角度まで回動して起立状態となった前方蓋部材20が楯となって前方移動する後方蓋部材30を受け止めることができるので、本実施形態にかかる車室後部の収納構造によれば、後方蓋部材30についても前方に飛び出すのを抑制することができる。
したがって、後面衝突時に前方蓋部材20や後方蓋部材30が前方に飛び出して、収納空間Sの車両前方に位置した後席5のシートバック5B背面に衝突するのを抑制して、これら蓋部材が損傷するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、回動力発生手段40を、前方蓋部材20の後端部下側20Rに後方蓋部材30の前端部上側30Fを重ね合わせて配置した重ね合わせ構造41として、比較的簡素に構成することができる。
さらに、回動規制手段50を、前方蓋部材20の下面と、その下面よりも下方に位置した取付板12とを連結した所定長さのワイヤ51によって構成し、当該ワイヤ51の緊張により前方蓋部材20の回動量を規制するようにして、比較的簡素に構成することができる。また、かかる構成とすることで、前方蓋部材20で受け止めた後方蓋部材30の前方移動力をワイヤ51を介して車体側に分散させることができるので、前方蓋部材20のヒンジ11が破損するのを抑制して、前方蓋部材20が車体側(前縁ブラケット7)から離脱するのを抑制することができる。
ところで、回動規制手段50は、可撓部材としての上記ワイヤ51に替えて、図示しないが、前方蓋部材20の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材とを連結し、最大伸長量が所定長さとなる伸縮部材によっても構成することも可能である。
この場合の伸縮部材としては、例えば、弾性限界を持つゴム紐のような弾性体や、入れ子構造となったパイプ(例えば、伸縮ロッド状)等があるが、いずれにせよ、当該伸縮部材の伸び限界時に荷重伝達が可能となって、後方蓋部材30の前方移動を規制できるものであればよい。
また、回動規制手段50としての可撓部材として、ワイヤ51に替えて、屈曲可能な節を設けたリンクを用いることも可能である。
(第2実施形態)図8は、本実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材の回動規制部材を示す要部断面側面図である。なお、本実施形態にかかる車室後部の収納構造は、上記第1実施形態にかかる車室後部の収納構造と同様の構成要素を備えている。よって、以下では、同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる車室後部の収納構造では、上記第1実施形態と同様、前方蓋部材20は、その前端部がヒンジ11を介して前縁ブラケット7に回動可能に連結されて後方開き構造となっており、さらに、当該前方蓋部材20の後端部には、回動力発生手段40として、後方蓋部材30の前端部との間に重ね合わせ構造41が構成される。
さらに、前方蓋部材20の回動量を所定角度に規制する回動規制手段50が設けられるのであるが、本実施形態では、この回動規制手段50が、前方蓋部材20の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材としてのラゲッジフロア1を連結するとともに、それら前方蓋部材20およびラゲッジフロア1の少なくとも一方に、前後方向の所定距離間で摺動可能となった連結部材としてのアーム53を有している。
すなわち、前方蓋部材20の下面の車幅方向両側部に、車両前後方向に延在する所定長さのガイド部54が設けられる一方、ガイド部54の前端部近傍の直下部分でラゲッジフロア1に固定したブラケット55に、回動軸55aを介してアーム53の下端部53aが前後回動可能に連結され、そして、そのアーム53の上端部53bが摺動子54aを介してガイド部54に前後摺動可能に係合してある。
したがって、本実施形態の車室後部の収納構造によれば、回動力発生手段40および回動規制手段50によって上記第1実施形態と同様の作用効果を奏するのはもちろんである。
これに加えて、本実施形態では、回動規制手段50が、前方蓋部材20の下面に設けた所定長さのガイド部54に上端部53bが摺動可能に係合され、かつ、下端部53aがラゲッジフロア1に前後回動可能に連結されたアーム53によって構成されているので、ガイド部54の前端で摺動子54aが止められることにより、それ以上のアーム53の回動が阻止されて前方蓋部材20の回動をより確実に規制することができる。
そして、もちろん本実施形態にあっても前方移動する後方蓋部材30を前方蓋部材20で受け止めた際の荷重は、アーム53を介して車体側に分散されることになる。
(第3実施形態)図9は、本実施形態にかかる車室後部の収納構造において、前方蓋部材の回動規制部材を示す要部断面側面図である。なお、本実施形態にかかる車室後部の収納構造は、上記第1実施形態にかかる車室後部の収納構造と同様の構成要素を備えている。よって、以下では、同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる車室後部の収納構造では、上記第1実施形態と同様、前方蓋部材20は後方開き構造となっており、さらに、前方蓋部材20の後端部には、回動力発生手段40として、後方蓋部材30の前端部との間に重ね合わせ構造41が構成される。
さらに、前方蓋部材20の回動量を所定角度に規制する回動規制手段50が設けられるのであるが、本実施形態では、この回動規制手段50が、車体側である隙間隠しマット8から前方蓋部材20の上方に突出し、該前方蓋部材20の所定回動位置で当接するストッパ部材56によって構成されている。
すなわち、隙間隠しマット8の被覆部8aの後端部において、ストッパ部材56が、上記被覆部8aの後端部を一旦上方に所定高さをもって立ち上げた垂直部56aと、その垂直部56aの上端部を車両後方に折曲して所定量突出させた水平部56bと、によって略L字状に配設されている。
そして、図中2点鎖線に示すように、前方蓋部材20がヒンジ11を中心として所定量回動された時点で、ストッパ部材56の水平部56b先端が前方蓋部材20の上面に当接し、前方蓋部材20がそれ以上回動するのが阻止されるようになっている。なお、所期の機能を得るため、ストッパ部材56は、金属材料や合成樹脂材料など、前方蓋部材20が当接しても座屈等を生じさせない比較的剛性の高い材質によって構成されるとともに、車体側に固設されている。
したがって、本実施形態にかかる車室後部の収納構造にあっては、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏するのはもちろんのこと、回動規制手段50が、前方蓋部材20の所定回動位置で当接するストッパ部材56によって構成されているので、前方蓋部材20の回動を車体側から直接に設けたストッパ部材56によって、前方蓋部材20の回動をより確実に規制することができる上、前方蓋部材20で受け止めた後方蓋部材30の荷重をストッパ部材56を介して車体側に分散することができる。
(第4実施形態)図10は、本実施形態にかかる車室後部の収納構造において、後面衝突時の前方蓋部材および後方蓋部材の挙動を示す縦断面図である。なお、本実施形態にかかる車室後部の収納構造は、上記第1実施形態にかかる車室後部の収納構造と同様の構成要素を備えている。よって、以下では、同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる車室後部の収納構造は、上記第1実施形態と同様の構成に加えて、前方蓋部材20の下面に、車幅方向に延在してその前方蓋部材20から略直角方向に所定量突出する受け部材60を設けてある。
すなわち、この受け部材60は、所定厚さをもって十分な剛性を持った短冊状に形成されるとともに、前方蓋部材20の前後方向略中央部に結合してある。
よって、本実施形態にかかる車室後部の収納構造によれば、図10に示すように、後面衝突時に前方蓋部材20が回動力発生手段40および回動規制手段50によって所定角度まで回動した状態では、受け部材60が前方蓋部材20から車両後方に突出した状態となる。
したがって、後面衝突により後方蓋部材30が車体前方に飛び出して前方蓋部材20に突き当たった際に、当該後方蓋部材30がさらに上方に移動するのを上記受け部材60で阻止できるため、後方蓋部材30が前方蓋部材20を乗り越えて後席5のシートバック5Bに衝突するのをより確実に抑制できる。
ところで、上述したように、上記車室後部の収納構造で、前方蓋部材と後方蓋部材の上面を略水平に配置すれば、前方蓋部材と後方蓋部材で覆った収納空間の上方を荷室として使用し易くなる。
また、後方蓋部材をトレーとそれの上端口を覆う蓋板とで構成すれば、後方蓋部材自体を収納部として有効利用できるという利点がある。
また、収納空間の前側に設ける嵩上げブラケットを、収納空間に収納したスペアタイヤよりも高くすれば、車体後方に作用する外力によってスペアタイヤが前方に移動するのを当該嵩上げブラケットによって抑制することができる。
また、後方蓋部材の車両後部を外力の入力により破断可能なクリップによって着脱可能に係合すれば、クリップが破断されるまではクリップを中心にして後方蓋部材が上方に回動し、前方蓋部材の回動を助長することができる上、クリップの破断によりエネルギを吸収することができて、衝撃を緩和することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を例示したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態では、回動力発生手段40を前方蓋部材20の後端部下側20Rと後方蓋部材30の前端部上側30Fとの重ね合わせ構造41として構成したが、これに替えて、車両後方からの外力を検知する検知手段(例えば加速度センサ等)を設けるとともに、検知手段により当該外力を検知した際に前方蓋部材20を回動させる駆動手段(例えば減速機構付きモータや、ガスインフレータ付きシリンダ等)を設ける構成としてもよい。
本発明の第1実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材が開状態にあり後方蓋部材が閉状態にある収納空間を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材および後方蓋部材ともに閉状態にある収納空間の縦断面図である。 図2中A−A線に対応した部分の断面斜視図である。 図2中B−B線に対応した部分の断面斜視図である。 図2中C部の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材および後方蓋部材ともに開状態にある収納空間の縦断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる車室後部の収納構造において後面衝突時の前方蓋部材および後方蓋部材の挙動を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材の回動規制部材を示す要部断面側面図である。 本発明の第3実施形態にかかる車室後部の収納構造において前方蓋部材の回動規制部材を示す要部断面側面図である。 本発明の第4実施形態にかかる車室後部の収納構造において後面衝突時の前方蓋部材および後方蓋部材の挙動を示す縦断面図である。
符号の説明
1 ラゲッジフロア
10 上方開口部
20 前方蓋部材
20R 前方蓋部材の後端部下側
30 後方蓋部材
30F 後方蓋部材の前端部上側
40 回動力発生手段
41 重ね合わせ構造
50 回動規制手段
51 ワイヤ(可撓性部材)
53 アーム(連結部材)
56 ストッパ部材
60 受け部材
S 収納空間

Claims (7)

  1. 車室後方のラゲッジフロアに設けた収納空間の上方開口部を蓋部材によって覆う車室後部の収納構造であって、
    前記蓋部材を、前記上方開口部の前部および後部を各々開放することが可能な前方蓋部材および後方蓋部材に分割し、
    前記前方蓋部材の前端部を車体側に回動可能に連結して後方開き構造とし、
    車体後部に車両前方に向かう外力が入力された際に前方蓋部材を回動させて起立状態にする回動力発生手段と、
    前記回動力発生手段によって回動した前方蓋部材を前記起立状態の回動位置に規制する回動規制手段と、
    を設けたことを特徴とする車室後部の収納構造。
  2. 前記回動力発生手段は、前記前方蓋部材の後端部下側に後方蓋部材の前端部上側を重ね合わせて配置した重ね合わせ構造であることを特徴とする請求項1に記載の車室後部の収納構造。
  3. 前記回動規制手段は、前記前方蓋部材の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材とを連結した所定長さの可撓性部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の車室後部の収納構造。
  4. 前記回動規制手段は、前記前方蓋部材の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材とを連結し、最大伸長量が所定長さとなる伸縮部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の車室後部の収納構造。
  5. 前記回動規制手段は、前記前方蓋部材の下面と、その下面よりも下方に位置する車体側部材とを連結するとともに、それら前方蓋部材および車体側部材の少なくとも一方に、前後方向の所定距離間で摺動可能となった連結部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の車室後部の収納構造。
  6. 前記回動規制手段は、車体側から前記前方蓋部材の上方に突出し、当該前方蓋部材に前記起立状態の回動位置で当接するストッパ部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の車室後部の収納構造。
  7. 前記前方蓋部材の下面に、車幅方向に延在してその前方蓋部材から略直角方向に所定量突出する受け部材を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の車室後部の収納構造。
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