JP4967000B2 - 効果音発生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の擬似エンジン音等の効果音を発生させる効果音発生装置に関する。
車室内の音響効果を高める機器として効果音発生装置{以下、「ASC装置」(ASC:Active Sound Control)ともいう。}が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1では、エンジン回転周波数[Hz]に応じた複数の基準信号(Sr1、Sr2、Sr3)を生成し、これらの基準信号に所定のゲイン補正処理を行った後、これらの基準信号を合成し、効果音を生成するための制御信号(Sc)を出力する。そして、この制御信号に対して、エンジン回転周波数の単位時間当たりの変化量[Hz/s]に応じたゲイン補正処理を行う(例えば、特許文献1の図12、図14参照)。
特許文献2では、電気車両の始動、走行及び加減速の車両動作状態に対応した擬似音信号を生成すると共に、この擬似音信号のレベルを周囲騒音のレベルに応じて変化させて擬似音の音量を切り替える(例えば、特許文献2の要約及び請求項1参照)。
特許文献3では、車室内の音に応じて擬似エンジン音を増減する(例えば、特許文献3の要約及び請求項1参照)。
特開2006−301598号公報 特開平07−182587号公報 特開2006−193002号公報
前記各特許文献では、課題に応じて擬似音(効果音)の調整を行っているが、未だ改善の余地がある。例えば、前記各特許文献では、効果音出力手段(例えば、スピーカ)の個体差による性能のばらつきや経年変化が考慮されていない。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、効果音出力手段の性能上のばらつきや経年変化を補償することが可能な効果音発生装置を提供することを目的とする。
この発明に係る効果音発生装置は、移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、前記走行状態に基づいて前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことで所定次数の基準信号を生成する基準信号生成手段と、前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納した第1ゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記第1ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段とを備えるものであって、さらに、乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、前記第1ゲインテーブルにおける前記制御信号用のゲインに、前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を反映した前記評価位置における前記制御信号の予測ゲインを格納する第2ゲインテーブルを保持し、前記予測ゲインと、前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測ゲインとを比較するゲイン比較手段と、前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段とを有することを特徴とする。
この発明によれば、移動体の走行状態(例えば、エンジン回転周波数、エンジン回転周波数変化量、走行モータの回転周波数、走行モータの回転周波数変化量、車速及び車速変化量の少なくとも1つ)に基づく効果音の予測ゲインと、効果音の実測ゲインとの比較結果に基づいて、効果音を規定する制御信号のゲインを補正する。従って、例え、効果音出力手段の経年変化により効果音の実測ゲインに変動が生じた場合にも、移動体が所定の走行状態のときの効果音出力手段の出力を一定に保ち、経年変化を補償することが可能となる。また、複数の効果音発生装置で予測ゲインを共通化すれば、効果音出力手段の性能上のばらつきを補償することも可能となる。
前記ゲイン比較手段は、前記第2ゲインテーブルに基づいて前記所定次数の予測ゲインを特定する予測ゲイン特定手段と、前記評価位置での効果音から前記所定次数の実測ゲインを検出する実測ゲイン検出手段とを備えてもよい。これにより、予測ゲイン及び実測ゲインの特定を所定次数のみに基づいて行うことが可能となり、次数を特定しない場合と比較して予測ゲイン及び実測ゲインの特定精度を高めることができる。
前記実測ゲイン検出手段は、前記所定次数の基準信号に基づいて第2制御信号を出力する適応ノッチフィルタと、前記評価位置での効果音から前記第2制御信号を除去した除去信号を出力する除去手段と、前記所定次数の基準信号と前記除去信号とに基づいて前記除去信号の前記所定次数の成分が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新手段とを備え、前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を前記所定次数の実測ゲインとして検出してもよい。
前記ゲイン比較手段は、前記制御信号の制御周波数のうち、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記予測ゲインと前記実測ゲインとを比較し、又は、前記ゲイン補正手段は、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記制御信号のゲインを補正してもよい。これにより、実測ゲインの特定を精度よく行うことができる。
この発明に係る効果音発生装置は、移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、前記走行状態に基づく調波の基準信号を前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことにより生成する基準信号生成手段と、前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納したゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段とを備えるものであって、さらに、乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を保持し、前記効果音検出手段が検出した前記効果音のゲインを前記信号伝達特性で補正して前記効果音出力手段が出力した時点での前記効果音の実測ゲインを演算し、前記実測ゲインと前記ゲインテーブルのゲインとを比較するゲイン比較手段と、前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段とを有することを特徴とする。
この発明によれば、制御信号用のゲインと効果音の実測ゲインとの比較結果に基づいて、効果音を規定する制御信号のゲインを補正する。従って、例え、効果音出力手段の経年変化により効果音の実測ゲインに変動が生じた場合にも、移動体が所定の走行状態のときの効果音出力手段の出力を一定に保ち、経年変化を補償することが可能となる。また、複数の効果音発生装置で制御信号用のゲイン及び信号伝達特性を共通化すれば、効果音出力手段の性能上のばらつきを補償することも可能となる。
この発明に係る効果音発生装置は、車両の駆動源の擬似作動音としての効果音を発生させるものであって、前記効果音を規定する制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記制御信号に対応する前記効果音を出力する効果音出力手段と、評価位置において前記効果音を検出する効果音検出手段とを備え、前記制御信号生成手段は、前記車両が所定の走行状態における前記効果音の音量の基準値である基準音量を設定し、前記車両が前記所定の走行状態のときに前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測音量と、前記基準音量とを比較し、比較結果に基づいて前記制御信号のゲインを補正することを特徴とする。
この発明によれば、効果音の基準音量と実測音量との比較結果に基づいて、効果音を規定する制御信号のゲインを補正する。従って、効果音出力手段の経年変化により効果音の実測音量に変動が生じた場合にも、車両が所定の走行状態のときの効果音出力手段の出力を一定に保ち、経年変化を補償することが可能となる。また、複数の効果音発生装置で基準音量を共通化すれば、効果音出力手段の性能上のばらつきを補償することも可能となる。
この発明によれば、移動体の走行状態(例えば、エンジン回転周波数、エンジン回転周波数変化量、走行モータの回転周波数、走行モータの回転周波数変化量、車速及び車速変化量の少なくとも1つ)に基づく効果音の予測ゲインと、効果音の実測ゲインとの比較結果に基づいて、効果音を規定する制御信号のゲインを補正する。従って、例え、効果音出力手段の経年変化により効果音の実測ゲインに変動が生じた場合にも、制御信号に対応する効果音出力手段の出力を一定に保ち、経年変化を補償することが可能となる。また、複数の効果音発生装置で予測ゲインを共通化すれば、効果音出力手段の性能上のばらつきを補償することも可能となる。
この発明の一実施形態に係る効果音発生装置を搭載した車両の概略構成図である。 前記効果音発生装置の実測ゲイン検出器の構成を示す図である。 前記効果音発生装置において音量安定化係数を更新するフローチャートである。 音響制御ECUを作動させた場合の室内音の音量と、前記音響制御ECUを作動させない場合の室内音の音量と、前記音量安定化係数の更新を行う更新実行値との関係の一例を示す図である。 前記効果音発生装置の変形例を搭載した車両の概略構成図である。
[A.一実施形態]
1.全体及び各部の構成
(1)全体構成
図1は、この発明の一実施形態に係る効果音発生装置(ASC装置)の機能を有する音響制御ECU14(ECU:Electronic Control Unit)を搭載した車両10の概略的な構成を示す図である。車両10は、ガソリン車であるが、電気自動車、燃料電池車等の車両とすることもできる。
車両10は、音響システム12を有し、この音響システム12は、音響制御ECU14に加え、音源16と、加算器18と、増幅器20と、スピーカ22と、マイクロホン24とを有する。
音響制御ECU14(以下「ECU14」ともいう。)は、能動型騒音制御装置(以下「ANC装置」ともいう。)としての機能と、ASC装置としての機能を併せ持つ。ECU14がANC装置として機能しているとき、ECU14から出力される制御信号Sc1は、エンジンの作動(振動)に応じて車室内に生ずる騒音(エンジンこもり音)や、車両10の走行中における車輪と路面との接触によって車室内に生ずる騒音(ロードノイズ)等を相殺する相殺音を規定する。また、ECU14がASC装置として機能しているとき、制御信号Sc1は、エンジンこもり音に同期した効果音(擬似エンジン音)を規定する。
音源16は、オーディオ機器やナビゲーション装置からなり、音楽や経路案内用の音声等を規定するオーディオ信号Sauを加算器18に出力する。
加算器18は、ECU14からの制御信号Sc1と音源16からのオーディオ信号Sauとを合成して制御信号Sc2を生成し、増幅器20を介してスピーカ22に出力する。
スピーカ22は、加算器18からの制御信号Sc2が規定する制御音CSを乗員26に対して出力する。これにより、ECU14がANC装置として機能しているとき、エンジンこもり音を打ち消す相殺音として制御音CSが出力され、ECU14がASC装置として機能しているとき、効果音(擬似エンジン音)として制御音CSが出力される。
マイクロホン24は、乗員26の耳位置近傍の位置(評価位置)に配置され、当該位置における音を検出する。そして、検出した音に応じた電気信号(マイクロホン信号Smic)を生成し、ECU14に出力する。ECU14がANC装置として機能しているとき、マイクロホン24が検出する音は、相殺音がエンジンこもり音等の室内音を相殺した後の残留騒音である。この場合、マイクロホン信号Smicは、残留騒音を示す誤差信号である。また、ECU14がASC装置として機能しているとき、マイクロホン24が検出する音は、エンジンこもり音等の室内音と効果音(擬似エンジン音)とを合わせた音である。本実施形態では、ECU14がASC装置として機能しているときのマイクロホン信号Smicを用いて制御信号Sc1のゲイン(振幅)を補正する(詳細は後述する。)。
(2)音響制御ECU14
(i)全体構成
ECU14は、エンジン回転周波数検出器30(以下「fe検出器30」ともいう。)と、ANC回路32と、ASC回路34と、加算器36と、デジタル/アナログ変換器38(以下「D/A変換器38」ともいう。)とを有する。
fe検出器30は、図示しないエンジンの燃料噴射を制御する図示しない燃料噴射制御装置{以下「FI ECU」(FI ECU:Fuel Injection Electronic Control Unit)とも称する。}からのエンジンパルスEpに基づいてエンジン回転周波数fe[Hz]を検出する。そして、検出したエンジン回転周波数feを、ANC回路32及びASC回路34に出力する。
ANC回路32は、例えば、エンジンこもり音やロードノイズ等の騒音に対する相殺音を発生させて前記騒音を低減する。ANC回路32としては、例えば、特開2004−361721号公報及び特開2000−280831号公報に記載のものを用いることができる。
ASC回路34は、擬似エンジン音としての効果音を発生させることで、車両の速度変化を強調する等、車室内の音響効果を高める。
図1に示すように、ANC回路32からの出力信号(制御信号Sc3)と、ASC回路34からの出力信号(制御信号Sc4)とが加算器36で合成されて制御信号Sc1が生成される。制御信号Sc1は、D/A変換器38でデジタル/アナログ(D/A)変換される。そして、D/A変換後の制御信号Sc1は、加算器18に出力される。
(ii)ASC回路34の詳細
図1に示すように、ASC回路34は、倍数器40、42、44と、基準信号生成器46a、46b、46cと、波形データテーブル48と、第1音響補正器50a、50b、50c、第2音響補正器52a、52b、52c及び第3音響補正器54a、54b、54cを有する音響補正手段55と、加算器56と、周波数変化量検出器58(以下「Δaf検出器58」ともいう。)と、音圧調整器60と、音量補正器62とを有する。音量補正器62を除く構成要素は、例えば、特許文献1や特開2009−031428号公報に記載の構成(特許文献1の図12や、特開2009−031428号公報の図1)を適用することができる。
倍数器40、42、44は、エンジン回転周波数feの所定次数(所定倍)の周波数を有する調波信号を生成する。すなわち、倍数器40は、O1次(例えば、2次)の調波信号を生成し、倍数器42は、O2次(例えば、3次)の調波信号を生成し、倍数器44は、O3次(例えば、4次)の調波信号を生成する。
基準信号生成器46a〜46cは、倍数器40、42、44からの調波信号と、波形データテーブル48に格納されている波形データとを用いて基準信号Sr1、Sr2、Sr3を生成し、第1音響補正器50a〜50cに出力する。
第1音響補正器50a〜50cは、加速操作に対してリニア感のある効果音としての制御音CSを乗員26の耳元で発生させる平坦化処理を行う(特許文献1の段落[0044]〜[0051]参照)。第2音響補正器52a〜52cは、効果音としての制御音CSのうち所望の周波数のみを強調する周波数強調処理を行う(特許文献1の段落[0054]〜[0057]参照)。第3音響補正器54a〜54cは、基準信号Sr1〜Sr3を次数に応じて補正する次数毎補正処理を行う(特許文献1の段落[0063]参照)。第1音響補正器50a〜50c、第2音響補正器52a〜52c及び第3音響補正器54a〜54cを経た基準信号Sr1〜Sr3は、加算器56で合成されて制御信号Sc5とされる。
Δaf検出器58は、fe検出器30からのエンジン回転周波数feに基づいて、エンジン回転周波数feの単位時間当たりの変化量(以下「周波数変化量Δaf」ともいう。)[Hz/s]を検出し、音圧調整器60及び音量補正器62に出力する。
音圧調整器60は、音圧調整器として機能し、例えば、特許文献1の図14のように、周波数変化量Δafと重み付けゲインとの関係を規定したゲインテーブルを予め記憶しておき、周波数変化量Δafに応じて加算器56からの制御信号Sc5用のゲインを設定し、効果音の音量を調整する。
音量補正器62は、効果音出力手段としてのスピーカ22の個体差による性能のばらつきや経年変化を補償するために制御信号Sc5のゲイン(振幅)を調整する処理(音量安定化処理)を行う。
(iii)音量補正器62の詳細
音量補正器62は、ゲイン補正部70と、基準テーブル72と、実測ゲイン検出器74と、ゲイン比較器76とを有する。
ゲイン補正部70は、加算器56からの制御信号Sc5に対して音量安定化係数Gsを乗算する。音量安定化係数Gs(以下「係数Gs」ともいう。)は、スピーカ22の個体差による性能のばらつきや経年変化を補償するための係数であり、車両10が所定の走行状態であるとき、スピーカ22から出力される制御音CS(効果音)の音量(振幅)を一定に保持するために用いられる。本実施形態において、前記所定の走行状態は、エンジン回転周波数feと周波数変化量Δafが所定の値である状態を指す。係数Gsの設定方法については後述する。
基準テーブル72は、車両10が上記所定の状態であるとき、マイクロホン24が検出する制御音CS(効果音)のうち所定成分のゲイン(振幅)の予測値(基準値)としての予測ゲインG1が格納されており、エンジン回転周波数feと周波数変化量Δafの組合せに応じて予測ゲインG1を特定し、当該予測ゲインG1をゲイン比較器76に出力する。この際、増幅器20の増幅率を予測ゲインG1に乗算してもよい。上記所定成分は、倍数器40、42、44等を介して生成されるエンジン回転周波数feの所定次数の成分であり、本実施形態では、エンジン回転周波数feのO1次の成分である。或いは、エンジン回転周波数feのO2次の成分やO3次の成分を用いることもできる。
上記のように対象とする次数が予め設定されており、また、スピーカ22からマイクロホン24までの信号伝達関数も事前に特定可能であるため、エンジン回転周波数fe及び周波数変化量Δafがわかれば、予測ゲインG1を特定することができる。例えば、基準信号生成器46aで生成される基準信号Sr1のゲイン(振幅)を1とし、音量補正器62における音量安定化処理を行わないとき、音圧調整器60から出力される制御信号Sc4のうちO1次成分のゲインに前記信号伝達関数を反映したものが予測ゲインG1とされる(より詳細には、増幅器20の増幅率を反映すると、より精度よく予測ゲインG1を特定することができる。)。
但し、後述するように、実測ゲイン検出器74が検出する実測ゲインG2は、実際のゲインの二乗値として算出されるため、本実施形態で用いられる予測ゲインG1も、予測値(基準値)としてのゲインの二乗値として記憶されている。また、本実施形態では、マイクロホン24における予測ゲインG1と実測ゲインG2の比較をするため(評価位置を合わせるため)、上述の通り、予測ゲインG1は、スピーカ22からマイクロホン24までの信号伝達関数が予め反映された値となっている。
実測ゲイン検出器74は、マイクロホン24が検出した制御音CS(効果音)のうち前記所定成分(O1次成分)のゲイン(振幅)の実測値としての実測ゲインG2を検出する。
図2は、実測ゲイン検出器74の詳細を示すブロック図である。図2に示すように、実測ゲイン検出器74は、倍数器80と、余弦波生成部82と、正弦波生成部84と、第1適応フィルタ86と、第2適応フィルタ88と、加算器90と、減算器92と、第1フィルタ係数更新部94と、第2フィルタ係数更新部96と、実測ゲイン算出部98とを有する。
倍数器80は、予測ゲインG1の対象とされた特定次数(本実施形態では、O1次)の調波信号Shを生成するものであり、倍数器40と同様のものである。換言すると、調波信号Shの周波数f1は、倍数器40から出力される調波信号の周波数と同じである。
余弦波生成部82は、周波数がf1でありゲイン(振幅)が1の余弦波信号Scosを生成し、第1適応フィルタ86及び第1フィルタ係数更新部94に出力する。なお、余弦波信号Scosは、cos(2πf1)として定義される。正弦波生成部84は、周波数がf1でありゲイン(振幅)が1の正弦波信号Ssinを生成し、第2適応フィルタ88及び第2フィルタ係数更新部96に出力する。なお、正弦波信号Ssinは、sin(2πf1)として定義される。
第1適応フィルタ86は、余弦波信号Scosにフィルタ係数A1を乗算して加算器90に出力する。フィルタ係数A1は、第1フィルタ係数更新部94により随時更新される。第2適応フィルタ88は、正弦波信号Ssinにフィルタ係数B1を乗算して加算器90に出力する。フィルタ係数B1は、第2フィルタ係数更新部96により随時更新される。
加算器90は、第1適応フィルタ86から出力された余弦波信号Scosと第2適応フィルタ88から出力された正弦波信号Ssinとを加算して制御信号Sc6を生成し、この制御信号Sc6を減算器92に出力する。この制御信号Sc6は、O1次の成分のみが抽出されたものとなる。
減算器92は、マイクロホン24からのマイクロホン信号Smicと加算器90からの制御信号Sc6との差を示す誤差信号eを生成し、この誤差信号eを第1フィルタ係数更新部94及び第2フィルタ係数更新部96に出力する。
第1フィルタ係数更新部94は、第1適応フィルタ86のフィルタ係数A1を逐次演算・更新する。第1フィルタ係数更新部94は、適応アルゴリズム演算{例えば、最小二乗法(LMS)アルゴリズム演算}を用いてフィルタ係数A1を演算する。すなわち、余弦波生成部82からの余弦波信号Scosと減算器92からの誤差信号eとに基づいて、誤差信号eの二乗e2をゼロとするようにフィルタ係数A1を演算する。具体的には、以下の式(1)を用いる。
1(n+1)=A1(n)―μ{e(n)・Scos(n)+Scos(n)} ・・・(1)
上記式(1)において、「μ」はステップサイズパラメータである。式(1)からわかるように、ステップサイズパラメータμを調整することにより、誤差信号eの二乗e2が最小となるまでの収束時間を調整することができる。
第2フィルタ係数更新部96は、第2適応フィルタ88のフィルタ係数B1を逐次演算・更新する。第2フィルタ係数更新部96は、適応アルゴリズム演算{例えば、最小二乗法(LMS)アルゴリズム演算}を用いてフィルタ係数B1を演算する。フィルタ係数B1の演算は、フィルタ係数A1の演算と同様である。
実測ゲイン算出部98は、フィルタ係数A1、B1に基づいて実測ゲインG2を算出し、ゲイン比較器76に出力する。すなわち、実測ゲインG2として、フィルタ係数A1の二乗とフィルタ係数B1の二乗の和A1 2+B1 2を算出する。この和A1 2+B1 2は、マイクロホン信号Smicに含まれる所定次数(本実施形態では、O1)の成分の振幅の二乗値を示す。なお、実測ゲイン算出部98がゲイン比較器76に出力する実測ゲインG2の値は、例えば、直近の10個の値の移動平均値であってもよい。
ゲイン比較器76は、基準テーブル72から読み出した予測ゲインG1と、実測ゲイン算出部98から出力された実測ゲインG2とを比較し、その比較結果に応じてゲイン補正部70の音量安定化係数Gsを調整する。すなわち、予測ゲインG1が実測ゲインG2よりも大きいとき、スピーカ22から出力される制御音CS(効果音)は、必要な音量(振幅)に足りていない。そこで、ゲイン比較器76は、音量安定化係数Gsを大きくして制御音CSの音量(振幅)を増大させる。一方、予測ゲインG1が実測ゲインG2よりも小さいとき、スピーカ22から出力される制御音CS(効果音)は、必要以上の音量(振幅)となっている。そこで、ゲイン比較器76は、音量安定化係数Gsを小さくして制御音CSの音量(振幅)を減少させる。このような処理により、音圧調整器60による音圧調整後の制御信号Sc5のゲイン(振幅)と、スピーカ22から出力される制御音CS(効果音)のゲイン(振幅)との対応関係の変化を抑制することができる。
2.音量補正器62における処理
次に、ASC回路34の音量補正器62における処理について説明する。図3には、音量補正器62において音量安定化係数Gsを更新するフローチャートが示されている。
ステップS1において、音量補正器62は、音量安定化係数Gsの更新を要するかどうかを判定する。具体的には、音量安定化係数Gsの更新の要否を判定するエンジン回転数NE[rpm](エンジン回転周波数feと同義)の値(更新実行値Vu)を予め複数設定しておき、現在のエンジン回転数NEが更新実行値Vuの1つであるかどうかを判定する。
図4には、ECU14を作動させた場合の室内音の音量と、ECU14を作動させない場合の室内音の音量と、更新実行値Vuとの関係の一例が示されている。図4では、複数の更新実行値Vuを更新実行値Vu1〜Vu4として記載している。
まず、図4に示すように、本実施形態におけるANC回路32の作動とASC回路34の作動の切替えはエンジン回転数NE[rpm]に応じて行う。すなわち、エンジン回転数NEが2200rpm以下であれば、ANC回路32を作動させ、エンジン回転数NEが2200rpmを超えるときは、ASC回路34を作動させる。
次に、図4中の実線は、ANC回路32又はASC回路34を作動させた場合の室内音の音量SVon[dB]を示す。この室内音は、エンジンこもり音(実際のエンジン音)と制御音CS(相殺音又は効果音)とを合わせたものである。図4中の破線は、ANC回路32及びASC回路34を作動させない場合の室内音(エンジンこもり音)の音量SVoff[dB]を示す。音量SVon、SVoffは、いずれもマイクロホン24で検出されるマイクロホン信号Smicの振幅として検出されたものである。また、図4の例は、車両10を加速させたときの波形(すなわち、エンジン回転数NEが増加していくときの波形)である。
図4からわかるように、ASC回路34の作動領域(エンジン回転数NEが2200rpmを超える領域)では、音量SVonと音量SVoffとの差Dは一定ではなく、エンジン回転数NEによって異なる。例えば、エンジン回転数NEが約3550rpm、約4380rpm、約4850rpm、約5380rpmで、差Dが相対的に大きくなる。本実施形態では、これらの値となるエンジン回転数NEを更新実行値Vu1〜Vu4として設定する。これにより、音量安定化係数Gsの更新を精度よく行うことができる。すなわち、差Dが相対的に大きいエンジン回転数NEであれば、マイクロホン24が検出する音において制御音CS(効果音)が占める割合は大きくなる一方、エンジンこもり音が占める割合は小さくなる。このため、制御音CSの音量SVonを検出し易くなる結果、音量SVonに応じる音量安定化係数Gsも精度よく更新することが可能となる。
図3に戻り、ステップS1において、エンジン回転数NEが更新実行値Vu1〜Vu4のいずれでもなく係数Gsの更新を行わない場合(S1:NO)、そのまま今回の処理を終える。エンジン回転数NEが更新実行値Vuであり係数Gsの更新を行う場合(S1:YES)、ステップS2に進む。
ステップS2において、音量補正器62は、予測ゲインG1を取得する。具体的には、fe検出器30からのエンジン回転周波数feと、Δaf検出器58からの回転周波数変化量Δafとに基づいて基準テーブル72から予測ゲインG1を読み出し、ゲイン比較器76に出力する。この場合、予測ゲインG1は、増幅器20の増幅率を反映することが好ましい。また、上述の通り、本実施形態における予測ゲインG1は、スピーカ22からマイクロホン24までの信号伝達関数を反映したものである。
ステップS3において、音量補正器62は、実測ゲインG2を取得する。具体的には、マイクロホン24からのマイクロホン信号SmicからO1次成分を抽出し、当該O1次成分のゲインの二乗値(A1 2+B1 2)を演算する。そして、この二乗値を実測ゲインG2としてゲイン比較器76に出力する。
ステップS4において、音量補正器62のゲイン比較器76は、ステップS2で取得した予測ゲインG1と、ステップS3で取得した実測ゲインG2とを比較する。
ステップS5において、ゲイン比較器76は、ステップS4の比較結果に応じて音量安定化係数Gsを更新する。具体的には、予測ゲインG1が実測ゲインG2よりも大きいときは、係数Gsを増加させ、予測ゲインG1が実測ゲインG2よりも小さいときは、係数Gsを減少させ、予測ゲインG1と実測ゲインG2が等しいときは、係数Gsをそのまま維持する。なお、係数Gsの初期値は1[倍]である。
3.本実施形態における効果
以上のように、本実施形態によれば、エンジン回転周波数fe及び周波数変化量Δafに基づく効果音の予測ゲインG1と、効果音の実測ゲインG2との比較結果に基づいて、効果音を規定する制御信号Sc5のゲインを補正する。従って、例え、スピーカ22の経年変化により効果音の実測ゲインG2に変動が生じた場合にも、車両10が所定の走行状態のときのスピーカ22の出力を一定に保ち、経年変化を補償することが可能となる。また、複数の車両10(ECU14)で予測ゲインG1(又は基準テーブル72)を共通化すれば、スピーカ22の性能上のばらつきを補償することも可能となる。
本実施形態によれば、基準テーブル72に基づいて所定次数(本実施形態ではO1次)の予測ゲインG1を特定し、評価位置での効果音から前記所定次数の実測ゲインG2を検出する。これにより、予測ゲインG1及び実測ゲインG2の特定を所定次数のみに基づいて行うことが可能となり、次数を特定しない場合と比較して予測ゲインG1及び実測ゲインG2の特定精度を高めることができる。
上記実施形態において、ゲイン比較器76は、制御音CS(制御信号Cs5)の制御周波数のうち、音響補正手段55において制御音CSのゲインを相対的に大きく設定する周波数(更新実行値Vu1〜Vu4)のいずれかで予測ゲインG1と実測ゲインG2とを比較し、ゲイン補正部70は、更新実行値Vu1〜Vu4のいずれかで制御音CSのゲインを補正する。これにより、実測ゲインG2の特定を精度よく行うことができる。
[B.この発明の応用]
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下に示す構成を採ることができる。
上記実施形態では、車両10はガソリン車であり、スピーカ22から出力される効果音としての制御音CSは擬似エンジン音であったが、駆動源の擬似作動音であればこれに限られない。例えば、車両10が電気自動車であれば、走行モータの擬似作動音であってもよく、車両10が燃料電池車であれば、エアコンプレッサの擬似作動音であってもよい。
上記実施形態では、予測ゲインG1の設定をエンジン回転周波数feと周波数変化量Δafの組合せに応じて行ったが、これに限られない。例えば、エンジン回転周波数feと周波数変化量Δafのいずれか一方のみに基づいて行ってもよい。或いは、車両10の車速V[km/h]及び車速変化量Δav[km/h/s]のいずれか一方又は両方に基づいて行うこともできる。特に、特開2009−031428号公報に記載の構成(特開2009−031428号公報の図1)のように基準信号又は制御信号のゲイン調整に車速Vを用いる場合、車速V又は車速変化量Δavの少なくとも一方を用いることが好ましい。
或いは、車両10が電気自動車であれば、走行モータの回転周波数[Hz]及び走行モータの回転周波数変化量[Hz/s]のいずれか一方又は両方に基づいて行ってもよい。
上記実施形態では、各基準信号Sr1〜Sr3を合成し、音圧調整器60による音圧調整処理を行った後の制御信号Sc5に対して音量補正器62による音量安定化処理を行ったが、これに限られない。例えば、図5の車両10Aにおける音響制御ECU14aのASC回路34aのように、音圧調整器60a、60bによる音圧調整処理及び音量補正器62a、62bによる音量安定化処理を行った後に各次数成分の制御信号Sc71、Sc72を合成してもよい。
すなわち、ASC回路34aは、音圧調整器60a、60bと音量補正器62a、62bとを有する。音圧調整器60aは、基準信号生成器46aから出力され音響補正手段55により音響補正された基準信号Sr1に対して音圧調整を行って制御信号Sc71を出力する。同様に、音圧調整器60bは、基準信号生成器46bから出力され音響補正手段55により音響補正された基準信号Sr2に対して音圧調整を行って制御信号Sc72を出力する。
音量補正器62aは、ゲイン補正部70a、基準テーブル72a、実測ゲイン検出器74a及びゲイン比較器76aを有する。同様に、音量補正器62bは、ゲイン補正部70b、基準テーブル72b、実測ゲイン検出器74b及びゲイン比較器76bを有する。音量補正器62a、62bの構成は、音量補正器62と基本的に同様であるが、実測ゲイン検出器74a、74bは、倍数器40、42から調波信号を入力し、実測ゲイン検出器74a、74b自体で調波信号の生成は行っていない。また、音量補正器62aは、音圧調整器60aから出力された制御信号Sc71に対して音量安定化処理を行い、音量補正器62bは、音圧調整器60bから出力された制御信号Sc72に対して音量安定化処理を行う。これにより、次数に合わせた音量安定化係数Gs1、Gs2の補正をすることが可能となる。
そして、音量補正器62a、62bにより音量安定化処理が行われた制御信号Sc71、Sc72を加算器56aで加算して制御信号Sc8を生成し、加算器36に出力する。
上記実施形態では、制御音CSがスピーカ22からマイクロホン24に到達するまでの時間的なずれ(位相差)を、スピーカ22からマイクロホン24までの信号伝達特性を予測ゲインG1に反映させることで補償した。換言すると、マイクロホン24が制御音CSを検出した時点の予測ゲインG1と実測ゲインG2を比較した。しかし、上記のような時間的なずれの補償方法はこれに限られない。例えば、前記信号伝達特性を予め取得しておき、実測ゲインG2に当該信号伝達特性を反映させることで補償することもできる。換言すると、制御音CSをスピーカ22が出力した時点の予測ゲインG1と実測ゲインG2を比較してもよい。或いは、スピーカ22とマイクロホン24との間の所定の評価位置における予測ゲインG1と実測ゲインG2を比較することもできる。この場合、スピーカ22から当該評価位置までの信号伝達関数で補正した予測ゲインG1と、当該評価位置からマイクロホン24までの信号伝達関数で補正した実測ゲインG2を比較する。
10、10A…車両 14、14a…音響制御ECU
22…スピーカ(効果音出力手段) 24…マイクロホン(効果音検出手段)
30…エンジン回転周波数検出器 34、34a…ASC回路
46a〜46c…基準信号生成器 48…波形データテーブル
50a〜50c…第1音響補正器 52a〜52c…第2音響補正器
54a〜54c…第3音響補正器 55…音響制御手段
60…音圧調整器(ゲイン調整手段)
62、62a、62b…音量補正器(ゲイン補正手段)
70、70a、70b…ゲイン補正部
72、72a、72b…基準テーブル(第2ゲインテーブル)
74、74a、74b…実測ゲイン検出器
76、76a、76b…ゲイン比較器 86…第1適応フィルタ
88…第2適応フィルタ 92…減算器(除去手段)
94…第1フィルタ係数更新部 96…第2フィルタ係数更新部
1…フィルタ係数 B1…フィルタ係数
CS…制御音(相殺音、効果音) e…誤差信号(除去信号)
fe…エンジン回転周波数 G1…予測ゲイン
G2…実測ゲイン Scos…余弦波信号
Sc5…制御信号 Sc6…第2制御信号
Sr1〜Sr3…基準信号 Ssin…正弦波信号
Δaf…エンジン回転周波数の単位時間当たりの変化量

Claims (6)

  1. 移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、
    前記走行状態に基づいて前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことで所定次数の基準信号を生成する基準信号生成手段と、
    前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、
    前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納した第1ゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記第1ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、
    前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段と
    を備える効果音発生装置であって、さらに、
    乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、
    前記第1ゲインテーブルにおける前記制御信号用のゲインに、前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を反映した前記評価位置における前記制御信号の予測ゲインを格納する第2ゲインテーブルを保持し、前記予測ゲインと、前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測ゲインとを比較するゲイン比較手段と、
    前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段と
    を有し、
    前記ゲイン比較手段は、前記制御信号の制御周波数のうち、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記予測ゲインと前記実測ゲインとを比較し、又は、
    前記ゲイン補正手段は、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記制御信号のゲインを補正する
    ことを特徴とする効果音発生装置。
  2. 移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、
    前記走行状態に基づいて前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことで所定次数の基準信号を生成する基準信号生成手段と、
    前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、
    前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納した第1ゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記第1ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、
    前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段と
    を備える効果音発生装置であって、さらに、
    乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、
    前記第1ゲインテーブルにおける前記制御信号用のゲインに、前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を反映した前記評価位置における前記制御信号の予測ゲインを格納する第2ゲインテーブルを保持し、前記予測ゲインと、前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測ゲインとを比較するゲイン比較手段と、
    前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段と
    を有し、
    前記ゲイン比較手段は、
    前記第2ゲインテーブルに基づいて前記所定次数の予測ゲインを特定する予測ゲイン特定手段と、
    前記評価位置での効果音から前記所定次数の実測ゲインを検出する実測ゲイン検出手段と
    を備え
    前記実測ゲイン検出手段は、
    前記所定次数の基準信号に基づいて第2制御信号を出力する適応ノッチフィルタと、
    前記評価位置での効果音から前記第2制御信号を除去した除去信号を出力する除去手段と、
    前記所定次数の基準信号と前記除去信号とに基づいて前記除去信号の前記所定次数の成分が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新手段と
    を備え、
    前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を前記所定次数の実測ゲインとして検出す
    ことを特徴とする効果音発生装置。
  3. 移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、
    前記走行状態に基づく調波の基準信号を前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことにより生成する基準信号生成手段と、
    前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、
    前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納したゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、
    前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段と
    を備える効果音発生装置であって、さらに、
    乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、
    前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を保持し、前記効果音検出手段が検出した前記効果音のゲインを前記信号伝達特性で補正して前記効果音出力手段が出力した時点での前記効果音の実測ゲインを演算し、前記実測ゲインと前記ゲインテーブルのゲインとを比較するゲイン比較手段と、
    前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段と
    を有し、
    前記ゲイン比較手段は、前記制御信号の制御周波数のうち、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記実測ゲインと前記ゲインテーブルのゲインとを比較し、又は、
    前記ゲイン補正手段は、前記音響制御手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記制御信号のゲインを補正する
    ことを特徴とする効果音発生装置。
  4. 移動体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    1周期分の波形データを格納する波形データテーブルと、
    前記走行状態に基づく調波の基準信号を前記波形データテーブルから順次前記波形データを読み込むことにより生成する基準信号生成手段と、
    前記基準信号に基づいて制御信号を生成する音響制御手段と、
    前記制御信号用のゲインを前記走行状態に対応させて格納したゲインテーブルを保持し、前記走行状態検出手段が検出した前記走行状態に応じて前記ゲインテーブルから前記ゲインを読み出し、当該ゲインを用いてゲイン調整した前記制御信号を出力するゲイン調整手段と、
    前記ゲイン調整した制御信号に対応する効果音を出力する効果音出力手段と
    を備える効果音発生装置であって、さらに、
    乗員付近における評価位置に配置され、前記評価位置における前記効果音を検出する効果音検出手段と、
    前記効果音出力手段から前記効果音検出手段までの信号伝達特性を保持し、前記効果音検出手段が検出した前記効果音のゲインを前記信号伝達特性で補正して前記効果音出力手段が出力した時点での前記効果音の実測ゲインを演算し、前記実測ゲインと前記ゲインテーブルのゲインとを比較するゲイン比較手段と、
    前記ゲイン比較手段の比較結果に基づいて、前記ゲイン調整した制御信号のゲインを補正するゲイン補正手段と
    を有し、
    前記ゲイン比較手段は、前記評価位置での前記効果音から所定次数の実測ゲインを検出する実測ゲイン検出手段を備え、
    前記実測ゲイン検出手段は、
    前記所定次数の基準信号に基づいて第2制御信号を出力する適応ノッチフィルタと、
    前記評価位置での効果音から前記第2制御信号を除去した除去信号を出力する除去手段と、
    前記所定次数の基準信号と前記除去信号とに基づいて前記除去信号の前記所定次数の成分が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新手段と
    を備え、
    前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を前記所定次数の実測ゲインとして検出する
    ことを特徴とする効果音発生装置。
  5. 車両の駆動源の擬似作動音としての効果音を発生させる効果音発生装置であって、
    前記効果音を規定する制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号に対応する前記効果音を出力する効果音出力手段と、
    評価位置において前記効果音を検出する効果音検出手段と
    を備え、
    前記制御信号生成手段は、
    前記車両が所定の走行状態における前記効果音の音量の基準値である基準音量を設定し、
    前記車両が前記所定の走行状態のときに前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測音量と、前記基準音量とを比較し、
    比較結果に基づいて前記制御信号のゲインを補正し、
    前記効果音の実測音量と前記基準音量との比較の際、前記制御信号生成手段は、前記制御信号の制御周波数のうち、前記制御信号生成手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記実測音量と前記基準音量とを比較し、又は、
    前記制御信号のゲインを補正する際、前記制御信号生成手段は、前記制御信号生成手段において前記制御信号のゲインを相対的に大きく設定する周波数で前記制御信号のゲインを補正する
    ことを特徴とする効果音発生装置。
  6. 車両の駆動源の擬似作動音としての効果音を発生させる効果音発生装置であって、
    前記効果音を規定する制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号に対応する前記効果音を出力する効果音出力手段と、
    評価位置において前記効果音を検出する効果音検出手段と
    を備え、
    前記制御信号生成手段は、前記車両が所定の走行状態のときに前記効果音検出手段が検出した前記効果音の実測音量を検出する実測音量検出手段を備え、
    さらに、前記制御信号生成手段は、
    前記車両が前記所定の走行状態における前記効果音の音量の基準値である基準音量を設定し、
    前記実測音量検出手段が検出した前記効果音の実測音量と、前記基準音量とを比較し、
    比較結果に基づいて前記制御信号のゲインを補正し、
    前記実測音量検出手段は、
    前記制御信号を生成するための所定次数の基準信号に基づいて第2制御信号を出力する適応ノッチフィルタと、
    前記評価位置での効果音から前記第2制御信号を除去した除去信号を出力する除去手段と、
    前記所定次数の基準信号と前記除去信号とに基づいて前記除去信号の前記所定次数の成分が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新手段と
    を備え、
    前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を前記所定次数の実測音量として検出する
    ことを特徴とする効果音発生装置。
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