JP4963466B2 - 固形化粧料およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固形化粧料およびその製造方法に関する。
従来より、化粧皿に複数の固形化粧料を並べた固形化粧料が知られている。このような化粧料では、個々の固形化粧料の着色を変えることにより、色の組合わせによる面白さを演出できる。例えば、特許文献1には、バック充填によって形成された複数の湿式成形化粧料を有する固形化粧料が開示されている。また、特許文献2には、型抜きされた第1の乾式成形化粧料の貫通孔に第2の乾式成形化粧料を嵌め入れることによって形成された固形化粧料が開示されている。
特開2005−143606号公報 特開2005−75789号公報
本発明の目的は、特性や質感が異なる化粧料が混在した斬新な固形化粧料を提供することである。
また、本発明の別の目的は、このような固形化粧料における化粧料粉体の組み合せの自由度を高めることである。
また、本発明の別の目的は、このような固形化粧料における模様の自由度を高め、複雑な模様や細かい模様の形成を可能にすることである。
さらに、本発明の別の目的は、このような固形化粧料の耐衝撃性を確保することである。
かかる課題を解決すべく、第1の発明は、化粧皿内の一部に、乾式成形化粧料を形成するステップと、化粧皿内における乾式成形化粧料以外の部位に、湿式成形化粧料を形成するステップとを有する固形化粧料の製造方法を提供する。
第2の発明は、化粧皿内の一部に、乾式成形化粧料を形成するステップと、化粧皿内に形成された乾式成形化粧料をスラリーを充填する際の型として用いることによって、化粧皿内における乾式成形化粧料以外の部位に、湿式成形化粧料を形成するステップとを有する固形化粧料の製造方法を提供する。
第2の発明において、乾式成形化粧料は、化粧皿の開口形状に対応した外観形状を有するとともに、上下に貫通する充填空間を有していてもよい。この場合、化粧皿内にセットされた乾式成形化粧料の充填空間にスラリーを充填することによって、湿式成形化粧料が形成される。また、乾式成形化粧料は、化粧皿の開口形状よりも小さな外観形状を有していてもよい。この場合、化粧皿内にセットされた乾式成形化粧料の外側で、かつ、化粧皿の外枠よりも内側に存在する充填空間にスラリーを充填することによって、湿式成形化粧料が形成される。
第3の発明は、化粧皿内の一部に、所定の形状を有する型部材をセットするステップと、型部材がセットされた化粧皿内にスラリーを充填することによって、化粧皿内における型部材の周囲に湿式成形化粧料を形成するステップと、型部材を化粧皿より抜き取るステップと、型部材を取り除くことによって湿式成形化粧料に形成された中空部位内に、型部材に対応した形状を有する乾式成形化粧料をセットするステップとを有する固形化粧料の製造方法を提供する。
第1から第3の発明のいずれかにおいて、湿式成形化粧料を形成するステップは、化粧皿の開口部が成形ヘッドによって覆われた状態で、化粧皿の底部に設けられた注入口より、スラリーをバック充填するステップであることが好ましい。また、化粧皿内に混在する乾式成形化粧料および湿式成形化粧料を上方からプレスするステップをさらに設けてもよい。
第4の発明は、化粧皿と、化粧皿内の一部に収容された乾式成形化粧料と、化粧皿内における乾式成形化粧料以外の部位に収容され、乾式成形化粧料と隙間なく密に接触した湿式成形化粧料とを有する固形化粧料を提供する。
ここで、第4の発明において、湿式成形化粧料が乾式成形化粧料によって囲まれていてもよく、これに代えて、乾式成形化粧料が湿式成形化粧料によって囲まれていてもよい。また、湿式成形化粧料が収容されている部位と位置的に対応して化粧皿の底部に設けられた注入口をさらに設けてもよい。
本発明によれば、特性や質感が異なる化粧料が混在した斬新な固形化粧料を実現できる。また、化粧料粉体の組み合せや模様の自由度を高めることができる他、耐衝撃性も確保できる。
図1は、ファンデーション、アイシャドウ、フェイスパウダーといった固形化粧料の外観斜視図である。この固形化粧料1は、矩形枠状の化粧皿2と、乾式成形化粧料3と、湿式成形化粧料4とを有する。化粧皿2としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金製、ステンレス等の金属製、または、ポリエチレン‐テレフタレート樹脂(PET)等の合成樹脂製のものを用いることができる。この化粧皿2内の一部には、乾式成形化粧料3が収容されている。乾式成形化粧料3は、化粧料の粉体を圧縮打型して固化したものである。また、化粧皿2内における乾式成形化粧料3以外の部位には、湿式成形化粧料4が収容されている。湿式成形化粧料4は、スラリー(化粧料の流動体)中の揮発成分を吸収・乾燥させて固化したものである。スラリーとしては、化粧料基材と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコール等の揮発性溶剤とを混合したものが用いられる。湿式成形化粧料4は、乾式成形化粧料3と比べて粒子密度が疎であることに起因して、しっとりサラサラにした使用感が得られるという特性がある。
この固形化粧料1の特徴は、乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4といった如く、特性や質感が異なる化粧料が一体化されている点にある。また、それ以外の構成上の特徴として、後述する製造方法を用いることで、粒子密度が密な乾式成形化粧料3と、粒子密度が疎な湿式成形化粧料4とが隙間なく密に接触している点が挙げられる。同図に示した例では、化粧皿2の略中心に存在する湿式成形化粧料4は、乾式成形化粧料3によって囲まれており、両者は密着している。
乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4は、アイキャッチ効果を高めるべく、異なる色に着色されたものであってもよいが、これに限定されず、異なる感触を有する同色のものであってもよい。乾式と湿式とでは、同色でも感触が異なれば面白いものになる。
なお、化粧皿2の底部には、スラリーを注入するための注入口(例えば図2の2a)が設けられている。この注入口は、湿式成形化粧料4が収容されている部位と位置的に対応している。
以下、このような構成を有する固形化粧料1の製造方法を4つの実施形態として例示する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る製造方法を、図2から図5を参照しつつ説明する。まず、図2に示すような打型雌型5および打型雄型6を用いて、上下に貫通する貫通孔3a(図3参照)を有する乾式成形化粧料3を形成する。打型雌型5の上面には、凹状に陥没した充填部5aが設けられているとともに、この充填部5aの底部略中央より棒状体5bが上方に向って起立している。この棒状体5bの水平断面は、乾式成形化粧料3に形成される貫通孔3aの形状を規定する。一方、打型雄型6には、打型雌型5側の棒状体5bと位置的に対応して、上下面間を貫通する挿入孔6aが設けられている。この挿入孔6aの水平断面は、棒状体5bを挿入可能な形状を有する。このような打型雌型5における充填部5aの底部に、所定量の粉末化粧料が充填される。そして、棒状体5bに挿入孔6aを上方より挿入した後、打型雄型6を下方に加圧して、充填された粉末化粧料を打型雄型6の下面全体でプレスする。打型雄型6を下方の加圧量は、後のプロセスで仕上げプレスを行うため、乾式成形化粧料3の型崩れが起きない程度であれば十分である。これにより、化粧皿2の外枠に沿った形状を有する略矩形状の乾式成形化粧料3が形成され、この形成過程で貫通孔3aも同時に形成される。
つぎに、図3に示すように、化粧皿2の収容スペースに乾式成形化粧料3をセットする。乾式成形化粧料3は、化粧皿2の外枠に相当する厚みを有する。したがって、化粧皿2にセットした際、乾式成形化粧料3の上面は、化粧皿2の上縁と面一になる。この工程によって、化粧皿2内の一部、すなわち、貫通孔3aを除く部位に乾式成形化粧料3が形成される。なお、貫通孔3aの直下に位置する化粧皿2の底部には、この底部を上下に貫通する注入口2aが設けられている。貫通孔3aと位置的に対応する部位に注入口2aを設ける理由は、スラリーの充填空間に相当する貫通孔3aのバック充填を可能にするためである。
つぎに、図4に示すように、乾式成形化粧料3の貫通孔3aにスラリーがバック充填される。具体的には、まず、乾式成形化粧料3が収容された化粧皿2が基部7上にセットされる。この基部7には、上下を貫通する注入口7aが形成されている。化粧皿2をセットした状態において、この注入口7aは、化粧皿2の注入口2aを介して、スラリーの充填空間となる貫通孔3aと連通する。つぎに、成形ヘッド8を押し下げて、化粧皿2の開口部を成形ヘッド8で覆う。化粧皿2と成形ヘッド8との間には、吸収性の高い紙や不織布等の吸収シート9が介在している。
化粧皿2の開口部が成形ヘッド8で覆われている状態で、注入口2a,7aより、所定の注入圧でスラリーを貫通孔3a内に注入・充填する。貫通孔3aは、乾式成形化粧料3の一部をくり抜くことによって形成されているので、乾式成形化粧料3は、スラリーを充填する際の型として機能する。スラリーの注入圧に起因して、スラリーより滲み出た揮発性溶剤は、吸収シート9によって吸収されるとともに、吸収シート9を介して成形ヘッド8に設けられた多数の微細な孔より吸引される。なお、揮発性溶剤の除去は、吸収シート10のみで行ってもよい。この工程によって、化粧皿2内における乾式成形化粧料2以外の部位、すなわち、貫通孔3aに相当する充填空間に湿式成形化粧料4が形成される。
そして、図5に示すように、乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4が混在して収容された化粧皿2に対して、上方よりプレスヘッド10を押し下げることによって、これらの化粧料3,4を仕上げプレスする。その後、湿式成形化粧料4内の残存揮発成分を適宜、乾燥・除去することで、固形化粧料1が完成する。
このように、本実施形態によれば、乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4といった如く、特性や質感が異なるバルク同士であっても、同じ化粧皿2への充填成形が可能になり、混在した斬新な固形化粧料1を得ることができる。
また、本実施形態によれば、このような固形化粧料における化粧料粉体の組み合せの自由度を高めることができる。ここで、比較例として、乾式成形のみで固形化粧料を製造するケースについて考える。一般に、乾式成形を用いた同一化粧皿への多色充填は、複数種類の化粧料に対して一体でプレスを行うために、同等のプレス圧で固化するような個体バルクを組み合わせる必要がある。そのため、必然的に、バルクの組み合せに制約が生じる。これに対して、本実施形態では、揮発性溶剤に乾燥に伴う粉体の凝集で固化させる湿式成形を一方に採用することで、上記プレス圧に起因した制約から解放され、特性の異なる粉体同士であっても適切に充填することが可能になる。例えば、プレス圧が比較的高い処方(パール処方)と、プレス圧が比較的低い処方(シャドウカラー)との組み合わせは、乾式成形のみでは対処が困難であるが、湿式成形を併用することで、対処可能になる(この場合、パール処方を湿式成形にすることが好ましい)。
また、本実施形態によれば、化粧皿2内に形成・収容された乾式成形化粧料3をスラリーを充填する際の型として用いることで、固形化粧料1における模様の自由度が高まる。その結果、複雑な模様や細かい模様を形成することができ。
例えば、図6に示すように、乾式成形化粧料3としての小パーツを組み合わせて、ハート模様を多数形成することも容易である。この場合、図7に示すように、乾式成形化粧料3に複数の貫通孔3aを形成し、それぞれの貫通孔3aに関して、注入口2a,7aを設けておけばよい。
また、例えば図8に示すように、模様に高低差を付けることも可能である。この場合、図9に示すように、成形ヘッド8の下面に、貫通孔3aと位置的に対応した複数の突出部8aを設けておけばよい。
また、本実施形態によれば、乾式成形化粧料3と、湿式成形化粧料4とが隙間なく密に接触するので、固形化粧料1の耐衝撃性を確保するが可能になり、品質の安定化を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、乾式成形化粧料を組み合わせる場合に必要となる、一方のパーツに形成された貫通孔に他方のパーツを嵌め入れるといった加工が不要になる。その結果、製造工程におけるパーツの破損を有効に防止でき、歩留まりの向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る製造方法を、図10および図11を参照しつつ説明する。以下、第1の実施形態と同様の部材については、同一の符号を付して、ここでの説明を省略する(第3の実施形態以降についても同様)。
まず、図10に示すように、化粧皿2の収容スペースの略中央に乾式成形化粧料3をセットする。この乾式成形化粧料3は、化粧皿2の開口形状よりも小さな略円柱状の外観形状と、化粧皿2の外枠に相当する厚みとを有する。この工程によって、化粧皿2内の一部(略中央)に乾式成形化粧料3が形成される。なお、化粧皿2底部の注入口2aは、乾式成形化粧料3が配置される部位以外の部位に設けられている。
つぎに、図11に示すように、化粧皿2の開口部が成形ヘッド8で覆われている状態で、注入口2a,7aより、充填空間A内にスラリーがバック充填される。この充填空間Aは、化粧皿2内にセットされた乾式成形化粧料3の外側で、かつ、化粧皿2の外枠よりも内側のスペースである。化粧皿2内に形成・収容された乾式成形化粧料3は、スラリーを充填する際の型として機能する。これにより、化粧皿2内における乾式成形化粧料2以外の部位、すなわち、充填空間Aに湿式成形化粧料4が形成される。本実施形態において、乾式成形化粧料3は、湿式成形化粧料4によって囲まれている形態になる。
以下、第1の実施形態と同様に、仕上げプレスおよび乾燥・除去といった工程を経て、固形化粧料1が完成する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、特性や質感が異なる化粧料3,4が混在した斬新な固形化粧料1を実現できる。また、化粧料粉体の組み合せや模様の自由度を高めることができる他、耐衝撃性も確保できる。
(第3の実施形態)
上述した第2の実施形態のように、スラリーを充填する際の型となる乾式成形化粧料3が比較的小さい場合、化粧皿2の開口部を成形ヘッド8で覆った際に、乾式成形化粧料3の上部が潰れてしまう可能性がある。このような潰れが生じると、化粧料表面の模様が歪んでしまい、外観不良の原因となる。本実施形態は、このような外観不良の発生を抑制するための、第2の実施形態の改良に関するものである。
第3の実施形態に係る製造方法を、図12および図13を参照しつつ説明する。まず、図12に示すように、化粧皿2の開口部が成形ヘッド8で覆われている状態で、注入口2a,7aより、充填空間A内にスラリーがバック充填される。この充填空間Aは、化粧皿2内にセットされた乾式成形化粧料3の外側で、かつ、化粧皿2の外枠よりも内側のスペースである。ただし、第2の実施形態と異なり、充填空間Aの上部は、化粧皿2の上縁ではなく、基部7’の上面によって規定される。本実施形態では、基部7’における化粧皿2を収容する凹部は、化粧皿2の高さよりも深く形成されている。したがって、成形ヘッド8と、化粧皿2の上縁との間にクリアランスが生じ、その分だけ多くのスラリーが充填空間A内に充填される(図13参照)。
そして、仕上げプレスに先立ち、化粧皿2に収容された化粧料3,4の表面をカット機等で削って、図13に示してレベルL(化粧皿2の上縁相当)で面一にする。これにより、化粧料3,4間の境界をきれいに形成することができる。
本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様の効果がある他、乾式成形化粧料3の上部が潰れても、化粧料表面の模様をきれいに形成することができるという効果がある。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る製造方法を、図14および図18を参照しつつ説明する。まず、図14に示すように、化粧皿内の一部に、所定の形状と、化粧皿2の上縁相当の高さとを有する型部材11をセットする。型部材11の形状は、乾式成形化粧料3の形状に対応している。
つぎに、図15に示すように、化粧皿2の開口部が成形ヘッド8によって覆われた状態で、型部材11がセットされた化粧皿2内にスラリーをバック充填する。これによって、化粧皿2内における型部材11の周囲に湿式成形化粧料4が形成される。そして、図16に示すように、成形ヘッド8を上昇させた後、型部材11を化粧皿2より抜き取る。これにより、湿式成形化粧料4における型部材11が抜き取られた部位Bが中空になる。そして、図17に示すように、湿式成形化粧料4に形成された中空部位B内に、型部材11に対応した形状を有する乾式成形化粧料3をセットする。最後に、図18に示すように、化粧皿2内に混在する乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4を上方からプレスする。このプレスによって、乾式成形化粧料3および湿式成形化粧料4は、隙間なく密に接触する。
このように、本実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述した各実施形態では、湿式成形化粧料4の形成をバック充填によって行っているが、これに代えて、周知のフロント充填を用いてもよい。
固形化粧料の外観斜視図 第1の実施形態に係る製造方法の説明図 第1の実施形態に係る製造方法の説明図 第1の実施形態に係る製造方法の説明図 第1の実施形態に係る製造方法の説明図 細かい模様を有する固形化粧料の一例を示す図 図6の固形化粧料の製造方法の説明図 模様に高低差を付けた固形化粧料の一例を示す図 図8の固形化粧料の製造方法の説明図 第2の実施形態に係る製造方法の説明図 第2の実施形態に係る製造方法の説明図 第3の実施形態に係る製造方法の説明図 第3の実施形態に係る製造方法の説明図 第4の実施形態に係る製造方法の説明図 第4の実施形態に係る製造方法の説明図 第4の実施形態に係る製造方法の説明図 第4の実施形態に係る製造方法の説明図 第4の実施形態に係る製造方法の説明図
符号の説明
1 固形化粧料
2 化粧皿
3 乾式成形化粧料
4 湿式成形化粧料
5 打型雌型
6 打型雄型
7 基部
8 成形ヘッド
9 吸収シート
10 プレスヘッド
11 型部材

Claims (11)

  1. 固形化粧料の製造方法において、
    化粧皿内の一部に、乾式成形化粧料を形成するステップと、
    前記化粧皿内における前記乾式成形化粧料以外の部位に、湿式成形化粧料を形成するステップと
    を有することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  2. 固形化粧料の製造方法において、
    化粧皿内の一部に、乾式成形化粧料を形成するステップと、
    前記化粧皿内に形成された前記乾式成形化粧料をスラリーを充填する際の型として用いることによって、前記化粧皿内における前記乾式成形化粧料以外の部位に、湿式成形化粧料を形成するステップと
    を有することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  3. 前記乾式成形化粧料は、前記化粧皿の開口形状に対応した外観形状を有するとともに、上下に貫通する充填空間を有し、
    前記湿式成形化粧料を形成するステップは、前記化粧皿内にセットされた前記乾式成形化粧料の前記充填空間にスラリーを充填するステップであることを特徴とする請求項2に記載された固形化粧料の製造方法。
  4. 前記乾式成形化粧料は、前記化粧皿の開口形状よりも小さな外観形状を有し、
    前記湿式固形粉末化粧料を形成するステップは、前記化粧皿内にセットされた前記乾式成形化粧料の外側で、かつ、前記化粧皿の外枠よりも内側に存在する充填空間にスラリーを充填するステップであることを特徴とする請求項2に記載された固形化粧料の製造方法。
  5. 固形化粧料の製造方法において、
    化粧皿内の一部に、所定の形状を有する型部材をセットするステップと、
    前記型部材がセットされた前記化粧皿内にスラリーを充填することによって、前記化粧皿内における前記型部材の周囲に湿式成形化粧料を形成するステップと、
    前記型部材を前記化粧皿より抜き取るステップと、
    前記型部材を取り除くことによって前記湿式成形化粧料に形成された中空部位内に、前記型部材に対応した形状を有する乾式成形化粧料をセットするステップと
    を有することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  6. 前記湿式成形化粧料を形成するステップは、前記化粧皿の開口部が成形ヘッドによって覆われた状態で、前記化粧皿の底部に設けられた注入口より、スラリーをバック充填するステップであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載された固形化粧料の製造方法。
  7. 前記化粧皿内に混在する前記乾式成形化粧料および前記湿式成形化粧料を上方からプレスするステップをさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された固形化粧料の製造方法。
  8. 固形化粧料において、
    化粧皿と、
    前記化粧皿内の一部に収容された乾式成形化粧料と、
    前記化粧皿内における前記乾式成形化粧料以外の部位に収容され、前記乾式成形化粧料と隙間なく密に接触した湿式成形化粧料と
    を有することを特徴とする固形化粧料。
  9. 前記湿式成形化粧料は、前記乾式成形化粧料によって囲まれていることを特徴とする請求項8に記載された固形化粧料。
  10. 前記乾式成形化粧料は、前記湿式成形化粧料によって囲まれていることを特徴とする請求項8に記載された固形化粧料。
  11. 前記湿式成形化粧料が収容されている部位と位置的に対応して前記化粧皿の底部に設けられた注入口をさらに有することを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載された固形化粧料。
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