JP4961240B2 - アイメイクアップ化粧料 - Google Patents

アイメイクアップ化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP4961240B2
JP4961240B2 JP2007087870A JP2007087870A JP4961240B2 JP 4961240 B2 JP4961240 B2 JP 4961240B2 JP 2007087870 A JP2007087870 A JP 2007087870A JP 2007087870 A JP2007087870 A JP 2007087870A JP 4961240 B2 JP4961240 B2 JP 4961240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
oil
eye makeup
group
makeup cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007087870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008247761A (ja
Inventor
さつき 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP2007087870A priority Critical patent/JP4961240B2/ja
Publication of JP2008247761A publication Critical patent/JP2008247761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4961240B2 publication Critical patent/JP4961240B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はアイライナー、アイカラー、マスカラ、アイブロウ等のアイメイクアップ化粧料に関し、更に詳しくは、適用時の塗布性に優れ、塗布後は滑らかで均一な化粧膜を形成する効果を有するアイメイクアップ化粧料に関する。
アイライナー、アイカラー、マスカラ、アイブロウ等のアイメイクアップ化粧料は、塗布する部位がそれぞれ瞼辺縁部、睫、眉近辺部であり、塗布部位が細かく、正確な塗布が要求される。また、塗布後の化粧膜の均一性が悪いと化粧効果が減じるため、塗布後の膜均一性も重要である。必然的にアイメイクアップ化粧料の品質には、塗布のしやすさ(塗布性)と、塗布後の膜均一性が要求される。一般的に、化粧料の粘度が高いと塗布操作は困難になるため、塗布性を追求するには粘度を減じる手法が用いられるが、一方で、粘度を減じた化粧料は塗布時に塗布膜の適度な厚みを得ることができず均一性が得られにくい。そのため、塗布性と均一性を両立する様々な試みがなされている。例えば、油溶性高置換度ショ糖脂肪酸エステルと、水分散性ないし水溶性の低置換度ショ糖脂肪酸エステルを組み合わせて配合したまつ毛用化粧料が提案されている(特許文献1)。
一方、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、油剤、ゲル化剤、乳化剤の働きがあり、化粧料の配合に使用することが知られている(特許文献2)。また、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルをアイメイクアップ化粧料に応用することも提案され、例えば、被膜形成性樹脂とフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルとフッ素化合物処理粉体と組み合わせ、睫のカール効果、化粧持続性、使用性、化粧膜の均一性等に優れた睫用化粧料を得る技術(特許文献3)が提案されている。また、イヌリン糖脂肪酸エステルを揮発性環状シリコーンのゲル構造付与剤に用いることが提案されている(特許文献4)。
特開平11−106313号公報 特開平3−197409号公報 特開平10−182357号公報 特開2002−265328号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示される技術は、被膜形成能のある合成樹脂エマルションを配合して化粧効果をあげるまつ毛化粧料では有効な手段ではあるが、その剤型が限定され、また塗布性には優れるが塗布後の化粧膜の均一性は十分とは言いがたい。本発明は、塗布性に優れ、かつ化粧膜の均一性に優れたアイメイクアップ化粧料を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アイメイクアップ化粧料ついて、塗布時に形成される筆等の小道具のハケ目(凹凸)が、塗布後に自らの流動特性で平滑化し、均一な厚みの化粧膜となり、この平滑で均一な厚みの化粧膜になった時点で化粧膜が乾燥する、という経過を経ることによって化粧膜の均一性が達成されると考え,この現象に着目した。そして、この「塗布後に自らの流動特性で平滑化し、均一な厚みの化粧膜となる」という特性(以下、「レベリング性」ともいう)を有するアイメイクアップ化粧料を得るべく様々な成分の組み合わせを種々実験した結果、特定の糖重合度を有し、特定の脂肪酸エステル化度以上のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルと揮発性炭化水素と油溶性被膜形成樹脂とを組み合わせて配合したアイメイクアップ化粧料は上記の特性を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C);
(A)糖平均重合度が10以上60以下で、一単糖単位あたりの脂肪酸エステル化度が2.2以上のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステル0.05〜10質量%
(B)揮発性炭化水素5〜80質量%
(C)油溶性被膜形成樹脂0.5〜27質量%
を配合することを特徴とするアイメイクアップ化粧料である。
上記の成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、その総アシル基量の60〜100モル%がヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、エイコサノイル基及びドコサノイル基から選ばれる1種又は2種以上のアシル基であるフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルであることが好ましい。また、成分(C)の油溶性被膜形成樹脂は、テルペン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂及びビニル系樹脂から選ばれる1種又は2種以上が好ましい。アイメイクアップ化粧料の剤型は、油中水乳化系、非水系、が好ましい。また上記のアイメイクアップ化粧料は睫用化粧料が好ましい。
本発明のアイメイクアップ化粧料は、塗布直後は、筆等の小道具のハケ目が残るが、自らの流動特性でそれが平滑化し、均一な厚みの化粧膜となり、この平滑で均一な厚みの化粧膜になった時点で化粧膜が乾燥するレベリング性を有するため、塗布性に優れているのみならず、化粧膜が非常に均一である。
本発明のアイメイクアップ化粧料に配合される成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルを構成するフラクトオリゴ糖とは、フルクトースを主要構成糖とするオリゴ糖を示す。フラクトオリゴ糖はいろいろな植物、例えばキク科、イネ科およびユリ科の根、茎、葉、種子等に含まれており、その構造は主鎖の結合様式が2→1結合のものと、2→6結合のものの2種類がある。2→1結合のものとしてはイヌリン、アスパラゴシン、アスホデラン、トリチカン、クリテザン、バクモンドウ由来のフラクトオリゴ糖等が挙げられ、2→6結合のものとしてはフレアン、レバン、セラカン等が挙げられる。本発明においては、これらのフラクトオリゴ糖の中でも、とりわけイヌリンが供給面からも好ましい。
本発明のアイメイクアップ化粧料に配合される成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルを構成するフラクトオリゴ糖の糖平均重合度は、10以上60以下である。糖平均重合度の測定法は、例えばL. De Leenheer, Starch 46(5),p193-196(1994)、Carbohydrates as Organic Raw Materials,Vol.III,p67-92(1996)に記載されている。フラクトオリゴ糖の糖平均重合度が10未満であると、成分(B)の揮発性炭化水素への粘性付与が充分ではなく、本発明の目的である良好な「レベリング性」を具備したアイメイクアップ化粧料を得ることが出来ない。また、フラクトオリゴ糖の糖平均重合度が60を超えると、アイメイクアップ化粧料の粘度が高くなり、使用性が悪化してしまう。
本発明のアイメイクアップ化粧料に配合される成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、前記フラクトオリゴ糖が有する水酸基を脂肪酸でエステル化したものである。フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは公知である(特開平3−197409号公報、特開2002−193732号公報)。フラクトオリゴ糖は一単糖あたり3個の水酸基を有するが、本発明に用いる成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルにおいては、脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)が2.2以上であることが必要である。脂肪酸エステル化度が2.2未満であると成分(B)の揮発性炭化水素への溶解性が充分ではなく、本発明の目的である良好な「レベリング性」を具備したアイメイクアップ化粧料を得ることが出来ない。上記のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、フラクトオリゴ糖と炭素数7〜33の脂肪酸又はその誘導体とを反応させることにより製造される。脂肪酸の誘導体としては酸ハライド、酸無水物等が挙げられる。フラクトオリゴ糖と脂肪酸又はその誘導体との反応は、従来公知の方法により行なうことができる。例えば、フラクトオリゴ糖をジメチルホルムアミド及びピリジン中に分散させ、これに脂肪酸ハライド又は脂肪酸無水物を加え、60℃前後で約2時間反応させることにより得ることができる。
また、本発明の成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、その総アシル基の60〜100モル%がヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、エイコサノイル基又はドコサノイル基から選ばれる1種又は2種以上であるものが好ましい。ヘキサデカノイル基より炭素数の少ないアシル基では、成分(B)の揮発性炭化水素への溶解性が充分でない場合があり、反対にドコサノイル基より炭素数の多いアシル基では、本発明のアイメイクアップ化粧料の粘度が高くなり、使用性が悪化する場合がある。また、アシル基総量が60〜100モル%の範囲内であれば、本発明の目的である良好な「レベリング性」が更に向上したアイメイクアップ化粧料を得ることができる。
本発明の成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルにおける、ヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、エイコサノイル基、ドコサノイル基以外のアシル基としては、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基、ドデカノイル基、テトラデカノイル基、テトラコサノイル基、ヘキサコサノイル基、オクタコサノイル基、トリアコンタノイル基、オレオイル基、ベンゾイル基、ナフトイル基等を例示することができる。また、イソステアロイル基、イソヘキサデカノイル基、イソデカノイル基、イソオクタノイル基等の分岐アシル基の使用も本発明において特に制限されない。
本発明のアイメイクアップ化粧料において、成分(A)の糖平均重合度が10以上60以下で一単糖単位あたりの脂肪酸エステル化度が2.2以上のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は特に限定されないが、粘度特性の付与と使用性において、アイメイクアップ化粧料中の0.1〜10質量%が好ましく、0.5〜7質量%が特に好ましい。本発明のアイメイクアップ化粧料において、成分(A)の役割は、成分(B)をゲル化させ、化粧料を増粘し、その粘度を調整する。粘度が低いと塗布時にじみが生じ、また化粧膜が薄くなり化粧効果が劣る。粘度が高いと伸びが重くなり、化粧膜の均一性に欠ける。すなわち、アイメイクアップ化粧料に適度な粘性を付与して使用性を向上させる。また、塗布時の化粧料バルクの構造が壊れた時に粘度が減じて「レベリング性」を発揮し、均一な化粧膜を得ることである。
本発明のアイメイクアップ化粧料に配合される、成分(B)の揮発性炭化水素は、常圧における沸点が260℃以下の炭化水素であり、化粧料に使用可能のものであれば特に限定されずに用いることができる。例えば、イソドデカン(2,2,4,6,6−ペンタメチルヘプタンなど)、イソヘキサデカン、イソエイコサン、イソオクタン(2,2,4−トリメチルペンタン、2,3−ジメチルヘキサンなど)などの炭素数8〜20の側鎖を有する炭化水素、或いはこれらの混合物である。また、イソブテン、ブテン等を重合或は共重合(重合度は4〜6が好ましい)した後、水素添加したものも用いられる。市販品としては、IPソルベント1620、IPソルベント2028(何れも、出光興産社製)、アイソパー(エッソ化学社製)、マルカゾールR(丸善石油化学社製:イソドデカン)等が挙げられる。本発明のアイメイクアップ化粧料における成分(B)の配合量は、化粧料の剤型や用途によって異なり、限定的ではないが、30〜80質量%程度である。本発明において、成分(B)の役割は、成分(C)の油溶性被膜形成樹脂の溶剤として作用する。塗布後に揮散することで、成分(C)の被膜が形成され、化粧膜の強度を高め、化粧持ちを良くする。
本発明のアイメイクアップ化粧料に配合される、成分(C)の油溶性被膜形成樹脂は、成分(B)に溶解し、且つ成分(B)の揮発後に連続的な被膜を形成する樹脂である。例えば、ロジン酸誘導体、アビエチン酸誘導体等のテルペン系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル・シリコーン共重合体等のシリコーン系樹脂、メタクリル酸アルキル共重合体等のアクリル系樹脂、高重合度ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリイソブチラール等のビニル系樹脂、変性セルロース系樹脂、キャンデリラ樹脂、フッ素系樹脂等が使用可能であるが、中でも、テルペン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであることが好ましい。テルペン系樹脂を具体的に例示すれば、ロジン酸やアビエチン酸などのジテルペン酸と、メチルアルコール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールやグリセリンなどのアルコールとのエステルある。アビエチン酸グリセリルはEster Gum 8D,Pexalyn9085(ヘルクルス社製)、ロジン酸メチルはAbalyn(ヘルクルス社製)、ロジン酸ペンタエリスリトールはエステルガムHP(荒川化学工業社製)の商標名や商品名で市販されている。シリコーン系樹脂の例は、アクリル・シリコーン共重合体、トリメチルシロキシケイ酸であり、アクリル・シリコーン共重合体としては、KP−545(デカメチルシクロペンタシロキサン溶解品:信越化学工業社製)、トリメチルシロキシケイ酸としては、KF7312F、KF7312J、KF7312K(いずれもデカメチルシクロペンタシロキサン溶解品:信越化学工業社製)等が挙げられる。アクリル系樹脂としては、アクリル酸、メタクリル酸のアルキルエステルであり、メタクリル酸ブチル、アクリル酸エチル共重合体等が挙げられる。ビニル系樹脂としては、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール、高重合度ポリイソブチレン等が挙げられる。
本発明のアイメイクアップ化粧料において、成分(C)の役割は、塗布後成分(B)の揮発性炭化水素の揮散によって被膜を形成し、化粧膜の強度を高め、化粧持ちを良くする。本発明のアイメイクアップ化粧料への成分(C)の配合は、必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、化粧膜の強度、化粧持ちの効果、使用性において、アイメイクアップ化粧料中の1〜25質量%が好ましく、5〜15質量%が特に好ましい。
本発明のアイメイクアップ化粧料では、成分(A)の糖平均重合度が10以上60以下で、一単糖単位あたりの脂肪酸エステル化度が2.2以上のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステル、成分(B)の揮発性炭化水素、成分(C)の油溶性被膜形成樹脂以外に、通常、アイメイクアップ化粧料に配合される油性成分、界面活性剤、アルコール類、保湿剤、ゲル化剤、粉体、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、酸化防止剤、美肌用成分、香料等を配合することができる。
油性成分としては、炭化水素油、エステル油、グリセライド油、シリコーン油、高級アルコール、脂肪酸、ラノリン類が例示される。具体的な炭化水素油としては、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、ポリイソプチレン、α−オレフィンオリゴマー、ワセリン、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等が挙げられる。エステル油としては、ホホバ油、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−ジ−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジ−2−エチルへキサン酸エチレングリコール、ジ−2−エチルへキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、炭酸ジアルキル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸−2−ヘプチルウンデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル、ゲイロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ショ糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等が挙げられる。
グリセライド油としては、アボガド油、アマニ油、アーモンド油、オリーブ油、カヤ油、肝油、キョウニン油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サザンカ油、サフラワー油、シナギリ油、シナモン油、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、ナタネ油、日本キリ油、胚芽油、パーシック油、パーム油、レッドパーム油、パーム核油、ヒマシ油、硬化ひまし油、ヒマワリ油、ブドウ油、マカデミアナッツ油、綿実油、ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、落花生油、アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド、ジグリセリンテトライソステアリル、ジグリセリントリイソステアリル、ジグリセリンジイソステアリル等が挙げられる。
シリコーン油としては、シリコーン油としては、揮発性オルガノポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。高級アルコールとしては、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられる。脂肪酸としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。ラノリン類としては、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
界面活性剤としては通常化粧料に使用されるものであれば特に制限はなく、何れのものも使用することができる。界面活性剤はアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が例示されるが、これらを必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
アニオン性界面活性剤として、具体的にはステアリン酸ナトリウムやパルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステル硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩、長鎖アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジポリオキシエチレンアルキルメチルアンモニウム塩、ジポリオキシエチレンアルキルエーテルジメチルアンモニウム塩、ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩や芳香族4級アンモニウム塩をはじめ、アルキルピリジニウム塩等のピリジニウム塩、アルキルジヒドロキシエチルイミダゾリン塩等のイミダゾリン塩、N−アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩、そしてアルキルアミン塩、ポリアミン、アミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としてはソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。
両性界面活性剤としてはアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のカルボベタイン型両性界面活性剤、アルキルスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤、N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩、N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二塩等のアミドアミン型(イミダゾリン型)両性界面活性剤、N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]アルギニン塩等のアミノ酸型両性界面活性剤、アルキルイミノジカルボン酸塩型両性界面活性剤等が挙げられる。
アルコール類として、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール等の多価アルコール、ソルビトール、マルトース、キシリトール、マルチトール等の糖アルコール、コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等のステロール類等が例示される。
保湿剤としては尿素、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピロリドンカルボン酸塩等が挙げられる。また、ゲル化剤のうち、水性のものとしては、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、キャロブガム、グァーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール、エチレンオキサイドプロピレンオキサイド共重合体、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系ゲル化剤増粘剤が挙げられる。
ゲル化剤のうち、油性のものとしては、アルミニウムステアレート、マグネシウムステアレート、ジンクミリステート等の金属セッケン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸混合エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物が挙げられる。
粉体としては無機粉体、有機粉体、金属石鹸粉末、有色顔料、パール顔料、金属粉末、タール色素、天然色素等が挙げられ、その粒子形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、何れのものも使用することができる。無機粉体として、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ等が挙げられる。
有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタン、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー(12ナイロン、6ナイロン)、スチレン・アクリル酸共重合体パウダー、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体パウダー、ビニル樹脂パウダー、尿素樹脂パウダー、フェノール樹脂パウダー、フッ素樹脂パウダー、ケイ素樹脂パウダー、アクリル樹脂パウダー、メラミン樹脂パウダー、エポキシ樹脂パウダー、ポリカーボネイト樹脂パウダー、微結晶繊維粉体パウダー、コメデンプン、ラウロイルリジン等が挙げられる。
金属石鹸粉末(界面活性剤金属塩粉末)としてはステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等の各粉末が挙げられる。有色顔料としては酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等が挙げられる。
パール顔料としては酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等が挙げられ、また、金属粉末としてはアルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等が挙げられる。タール色素としては赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等が挙げられ、天然色素としてはカルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等が挙げられる。
これらの粉体はそのまま使用しても良いが、これらを粉体を複合化したり、油剤やシリコーン、フッ素化合物等で表面処理を行なって使用してもよい。上記粉体は必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
紫外線吸収剤としてはパラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸メチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸オクチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤等が挙げられる。
防腐剤、抗菌剤としてはパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。
酸化防止剤としてはトコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン等、pH調整剤としては乳酸、乳酸塩、クエン酸、クエン酸塩、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、キレート剤としてはアラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン等、清涼剤としてはL−メントール、カンファ、薄荷油、ペパーミント油、ユーカリ油等、抗炎症剤としてはアラントイン、グリチルレチン酸塩、グリチルレチン誘導体、トラネキサム酸、アズレン等が夫々挙げられる。
美肌用成分としてはアルブチン、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ロイヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼牛血液抽出液等の細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の皮膚収斂剤、イオウ、チアントロール等の抗脂漏剤等が挙げられる。
本発明のアイメイクアップ化粧料は、その剤型を限定するものではないが、本発明の効果が最も奏される剤型は、非水系及び油中水乳化系である。また、本発明のアイメイクアップ化粧料は、アイブロウ、アイライナー、マスカラ等に適用可能であるが、本発明の効果が最も奏されるものはマスカラである。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。まず、本発明で用いるフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルの合成例を示す。
合成例1
イヌリン(商品名「ラフティリンLS」ORAFTI社製、糖平均重合度10)10.8gにジメチルホルムアミド500gを加え、60℃で攪拌して溶解した。これにピリジン16gを加えて攪拌しながら塩化ステアロイル60.5gを滴下し、2時間反応後ピリジン塩を濾別し、ジメチルホルムアミドを留去した。残渣にトルエンを加えて抽出し、ボウ硝にて乾燥後溶媒を留去した。残渣をメタノールで洗浄し、目的物のイヌリンステアリン酸エステル45gを得た。このイヌリンステアリン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.7であった。
合成例2
イヌリン(商品名「ラフティリンHP」ORAFTI社製、糖平均重合度23)16.2gにジメチルホルムアミド200g、ピリジン30gを加え、60℃で攪拌しながら溶解した。これに、攪拌しながら塩化ステアロイル91gを滴下し、5時間反応後、精製水1L中に投入して固形分を析出させた。これを濾別し、残渣をメタノールで洗浄し、目的物のイヌリンステアリン酸エステル57gを得た。このイヌリンステアリン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.8であった。
合成例3
イヌリン(商品名「ラフティリンHP」ORAFTI社製、糖平均重合度23)16.2gにジメチルホルムアミド200g、ピリジン30gを加え、60℃で攪拌しながら溶解した。これに、攪拌しながら塩化ステアロイル73gを滴下し、5時間反応後、精製水1L中に投入して固形分を析出させた。これを濾別し、残渣をメタノールで洗浄し、目的物のイヌリンステアリン酸エステル53gを得た。このイヌリンステアリン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.2であった。
合成例4
イヌリン(商品名「ラフティリンHP」ORAFTI社製、糖平均重合度23)16.2gにジメチルホルムアミド200g、ピリジン30gを加え、60℃で攪拌しながら溶解した。これに、攪拌しながら塩化ベヘノイル108gを滴下し、5時間反応後、精製水1.5L中に投入して固形分を析出させた。これを濾別し、残渣をメタノールで洗浄し、目的物のイヌリンベヘン酸エステル67gを得た。このイヌリンベヘン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.7であった。
合成例5
イヌリン(商品名「ラフティリンHP」ORAFTI社製、糖平均重合度23)16.2gにジメチルホルムアミド200g、ピリジン30gを加え、60℃で攪拌しながら溶解した。これに、攪拌しながら塩化ラウロイル44g及び塩化ステアロイル30gを滴下し、5時間反応後、精製水1L中に投入して固形分を析出させた。これを濾別し、残渣をメタノールで洗浄し、目的物のイヌリン混合脂肪酸エステル45gを得た。このイヌリン混合脂肪酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.85であった。
比較合成例1
レバン(商品名「LEVAN」和光純薬社製、分子量10000、糖平均重合度62)16.2gにジメチルホルムアミド200g、ピリジン30gを加え、60℃で攪拌しながら溶解した。これに、攪拌しながら塩化ステアロイル91gを滴下し、5時間反応後、精製水1L中に投入して固形分を析出させた。これを濾別し、残渣をメタノールで洗浄し、目的物のレバンステアリン酸エステル59gを得た。このレバンステアリン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は2.8であった。
比較合成例2
塩化ステアロイル60gを用いる以外は、合成例2と同様の操作を行い、目的物のイヌリンステアリン酸エステル45gを得た。このイヌリンステアリン酸エステルの脂肪酸エステル化度(一単糖単位あたりのアシル基数)は1.3であった。
表1に示す組成のマスカラを下記製法で調製し、各試料について使用性(塗布性:塗布のし易さ)及び均一性(塗布後化粧膜の均一性)を下記の方法により官能評価・判定した。レベリング性の評価は、平滑に展延したマスカラバルク表面に意図的に凹凸を付け、振動を与えた時の平滑への復帰度合いを下記の方法により評価・判定した。結果も併せて表1に示す。
Figure 0004961240
*1:エステルガムHP(荒川化学工業社製)
*2:KP561(信越化学工業社製)
*3:レオパールKL(千葉製粉社製)
*4:エスベンW(ホージュン社製)
*5:エロジールR972(日本アエロジル社製)
*6:KF9901(信越化学工業社製)にて3質量%の表面処理を施した黒酸化鉄
*7:三好化成社製
*8:三好化成社製
*9:IPソルベント1620(出光興産社製)
(製法)
A:成分1〜9及び成分15を加熱して溶解・混合した後、成分10〜14を添加し、均一に混合する。
B:Aをマスカラブラシ挿入型容器に適量充填して、マスカラとした。
<使用性(塗布性:塗布のし易さ)及び均一性(塗布後化粧膜の均一性)の評価・判定方法>
マスカラ評価の専門パネル20名により、発明品1〜9及び比較品1、2の各試料について、使用性(塗布性:塗布のし易さ)及び均一性(塗布後化粧膜の均一性)について官能評価(均一性については目視評価)を行い、パネル各人が下記評価基準aを用いて各試料毎に評点を付けた。各試料の評点の合計値から下記判定基準bを用いて判定した。
(評価基準a)
(評点) : (評価)
6 : 非常に良い
5 : 良い
4 : やや良い
3 : 普通
2 : やや悪い
1 : 悪い
0 : 非常に悪い
(判定基準b)
(判定) : (評点合計値)
◎ : 95点を超える
○ : 85点を超え95点以下
△ : 35点を超え85点以下
× : 35点以下
<レベリング性の評価・判定方法>
発明品及び比較品の各マスカラバルクを、25℃において、150mm×150mmのガラス板(3mm厚)上に、各試料を膜厚1mmのアプリケーターにて平滑に展開し、展開直後に図1に示す治具(SUS304)でバルク表面に凹凸のスジを付けた。(スジ長さ40mm、治具移動速度40mm/秒)スジ付け直後、水平を保ちながらガラス板に5Hz(振幅0.5mm)の振動を20秒間与え、振動付与直後の凹凸スジの状態を目視により観察し、レベリング性を下記判定基準cにより判定した。
(判定基準c)
(状態) : (判定)
4 : スジが全く判別出来ないほど平滑面に復帰している。
3 : スジがようやく判別できる程度に復帰している。
2 : 平滑化は認められるが、スジははっきりと判別できる。
1 : 振動前の状態と変わらない。
0 : 表面が不均一で非常に悪い。
表1の結果から明らかなように、本発明品1〜9のマスカラは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の膜も均一であった。また、本発明品は、レベリング性が優れている。一方、糖の重合度が高いフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルを配合した比較品1は十分な粘度が得られず、使用性、均一性、レベリング性のいずれの評価も劣っていた。また、エステル化度が低いフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルを配合した比較品2は十分な粘度が得られず、使用性、均一性、レベリング性のいずれの評価も劣っていた。また、レベリング性が、化粧膜の均一性に大きく寄与していることがわかる。
表2に示す組成のマスカラを下記製法で調製し、各試料について実施例1と同様の評価・判定を行った。結果も併せて表2に示す。
Figure 0004961240
*1:レオパールKL(千葉製粉社製)
*2:ベントン38(NLインダストリー社製)
*3:エロジールR974
*4:エステルガムHP(荒川化学工業社製)
*5:KP562(信越化学工業社製)
*6:GIOVAREZ AC−5099M(フェニックスケミカル社製)
*7:デンカブチラール#3000−4(電気化学工業社製)
*8:KF9901(信越化学工業社製)にて3質量%の表面処理を施した黒酸化鉄
*9:三好化成社製
*10:三好化成社製
*11:KF995(信越化学工業社製)
*12:IPソルベント1620(出光興産社製)
(製法)
A:成分1〜9及び成分13、14を加熱して溶解・混合した後、成分10〜12を添加し、均一に混合する。
B:Aをマスカラブラシ挿入型容器に適量充填して、マスカラとした。
表2の結果から明らかなように、本発明品10〜18のマスカラは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の膜も均一であった。また、本発明品はレベリング性が優れている。一方、油溶性被膜形成樹脂を含まない比較品3は、使用性は劣るが、均一性は良い。そして比較品3レベリング性は優れている。揮発性炭化水素を揮発性シリコーンに代替した比較品4は、使用性、均一性が大きく劣るもり、レベリング性が劣っている。これらのことから、レベリング性が化粧膜の均一性に大きく寄与していることがわかる。
次の組成の油中水乳化型アイライナーを下記製法で調製した。
(成分) (質量%)
1.アクリル・シリコーン共重合体(*1) 18
2.フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル(*2) 4
3.アビエチン酸トリメチロールプロパンエステル 10
4.ポリエーテル変性シリコーン(*3) 4
5.揮発性炭化水素(*4) 15
6.ポリエチレン処理黒酸化鉄(*5) 6
7.シリコーン処理タルク(*6) 5
8.ナイロン粉末(*7) 1
9.1,3−ブチレングリコール 7
10.防腐剤 適量
11.精製水 残量
*1:KP545(信越化学工業社製)
*2:合成例2
*3:KF6017(信越化学工業社製)
*4:アイソパーH(エクソン石油化学社製)
*5:三好化成社製
*6:メチルハイドロジェンポリシロキサン1.5%処理
*7:ナイロン12 SP500(東レ社製)
(製法)
A:成分1〜5を加熱して溶解、混合する。
B:Aに成分6〜8を加え均一に混合し、75℃とする。
C:成分9〜11を混合溶解し、75℃とする。
D:CにBを徐々に加えて乳化し、冷却後、容器に充填し、油中水乳化型アイライナーとした。
実施例3の油中水乳化型アイライナーは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の化粧膜も均一であった。
実施例4
次の組成の水中油乳化型マスカラを下記製法で調製した。
(成分) (質量%)
1.アクリル・シリコーン共重合体(*1) 8
2.ロジン酸ネオペンチルグリコール 8
3.カルナウバワックス 2
4.フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル(*2) 2
5.揮発性炭化水素(*3) 5
6.ステアリン酸 2
7.セタノール 2
8.モノステアリン酸グリセリル 1
9.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1
10.酸化チタン 1
11.グンジョウ 6
12.タルク 3
13.マイカ 3
14.トリエタノールアミン 1
15.アクリル酸アルキルポリマーエマルション(*4) 25
16.香料 適量
17.防腐剤 適量
18.精製水 残量
*1:KP545(信越化学工業社製)
*2:合成例3
*3:IPソルベント1620(出光興産社製)
*4:ウルトラゾールB−740(ガンツ化成社製)
(製法)
A:成分1〜9を加熱して溶解後、成分10〜13を加え、均一に混合し75℃とする。
B:成分14〜18を均一に混合し、75℃とする。
C:AにBを加え乳化する。
D:Cを冷却後、容器に充填し、水中油乳化型マスカラとした。
実施例4の水中油乳化型マスカラは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の化粧膜も均一であった。
実施例5
次の組成の油中水乳化型アイカラーを下記製法で調製した。
(成分) (質量%)
1.トリメチルシロキシケイ酸(*1) 15
2.ロジン酸ペンタエリスリトール 3
3.ロジン酸トリメチロールプロパン 2
4.フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル(*2) 3
5.ポリエーテル・アルキル共変性シリコーン(*3) 5
6.揮発性炭化水素(*4) 16
7.黒色顔料(*5) 10
8.グンジョウ 4
9.タルク 5
10.ウレタン粉末 5
11.1,3−ブチレングリコール 6
12.香料 適量
13.防腐剤 適量
14.精製水 残量
*1:KF7312J(信越化学工業社製)
*2:合成例2
*3:KF6028(信越化学工業社製)
*4:IPソルベント2028(出光興産社製)
*5:EBT−300:酸化チタン、酸化鉄複合物(チタン工業社製)
(製法)
A:成分1〜10を均一に混合する。
B:成分11〜14を均一に混合する。
C:AにBを徐々に加え、乳化する。
D:Cを容器に充填し、油中水乳化型アイカラーとした。
実施例5の油中水乳化型アイカラーは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の化粧膜も均一であった。
実施例6
次の組成の油中水乳化型マスカラを下記製法で調製した。
(成分) (質量%)
1.キャンデリラレジン(*1) 10
2.アクリレーツシリコーン共重合体(*2) 10
3.フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル(*3) 3
4.揮発性炭化水素(*4) 残量
5.ポリエーテル変性シリコーン(*5) 3
6.カルナウバワックス 1
7.有機変性ベントナイト(*6) 5
8.チタン・酸化チタン焼結物(*7) 10
9.ベンガラ被覆雲母チタン(*8) 5
10.精製水 10
11.アクリル酸アルキル/スチレンコポリマーエマルション(*9) 2
12.ポリビニルアルコール(*10) 0.1
13.ポリプロピレン繊維粉末(*11) 5
*1:テルペン系樹脂90質量%、遊離アルコール5質量%、遊離脂肪酸2質量%、エステル2質量%、炭化水素1質量%を含み、軟化点47〜48℃のテルペン系の油溶性被膜形成樹脂。
*2:KP545(信越化学工業社製)
*3:合成例4
*4:マルカゾールR(丸善石油化学社製)
*5:KF6015(信越化学工業社製)
*6:エスベンW(ホージュン社製)
*7:Tilack D(赤穂化成社製)
*8:GEMTONE TAN OPAL(エンゲルハード社製)
*9:YODOSOL GH41(日本NSC社製)
*10:クラレポバール224C(クラレ社製)
*11:太さ1.5デニール、長さ1mm
(製法)
A:成分1〜6を加熱して溶解混合し、成分7〜9を添加して、均一に混合する。
B:成分10〜13を均一に混合する。
C:AにBを徐々に加え、乳化する。
D:Cを容器に充填し、油中水乳化型マスカラとした。
実施例6の油中水乳化型マスカラは、塗布時の使用性(塗布のし易さ)に優れ、塗布後の化粧膜も均一であった。
レベリング性の評価に用いる治具。a図は正面図、b図は側面図、c図は下面図
符号の説明
図中の数字は寸法を表す。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(C);
    (A)糖平均重合度が10以上60以下で、一単糖単位あたりの脂肪酸エステル化度が2.2以上のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステル0.05〜10質量%
    (B)揮発性炭化水素5〜80質量%
    (C)油溶性被膜形成樹脂0.5〜27質量%
    を配合することを特徴とするアイメイクアップ化粧料。
  2. 成分(A)のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが、その総アシル基量の60〜100モル%がヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、エイコサノイル基及びドコサノイル基から選ばれる1種又は2種以上のアシル基であるフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1記載のアイメイクアップ化粧料。
  3. 成分(C)の油溶性被膜形成樹脂が、テルペン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂及びビニル系樹脂から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のアイメイクアップ化粧料。
  4. アイメイクアップ化粧料が、油中水乳化系の剤型であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアイメイクアップ化粧料。
  5. アイメイクアップ化粧料が、非水系の剤型であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアイメイクアップ化粧料。
  6. アイメイクアップ化粧料が、睫用化粧料である請求項1〜5のいずれかに記載のアイメイクアップ化粧料。
JP2007087870A 2007-03-29 2007-03-29 アイメイクアップ化粧料 Active JP4961240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007087870A JP4961240B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 アイメイクアップ化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007087870A JP4961240B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 アイメイクアップ化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008247761A JP2008247761A (ja) 2008-10-16
JP4961240B2 true JP4961240B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=39973148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007087870A Active JP4961240B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 アイメイクアップ化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4961240B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2984132B1 (fr) 2011-12-20 2014-08-01 Oreal Composition de coloration pigmentaire a base de polymere acrylique particulier et de copolymere silicone, procede de coloration
FR2984143B1 (fr) 2011-12-20 2014-07-11 Oreal Procede d'application d'une composition de coloration pigmentaire a base de polymere acrylique particulier et de copolymere silicone, et dispositif approprie
FR2984142B1 (fr) 2011-12-20 2013-12-20 Oreal Composition comprenant un polymere acrylique particulier et copolymere silicone, procede de traitement des fibres keratiniques le mettant en oeuvre
FR2992559B1 (fr) 2012-06-29 2014-06-20 Oreal Procede bicouche de coloration des fibres keratiniques
US20220023191A1 (en) 2018-09-28 2022-01-27 Kao Corporation External preparation composition
KR102522752B1 (ko) 2018-09-28 2023-04-17 카오카부시키가이샤 피부의 주름 개선 방법
US20210196594A1 (en) * 2019-12-26 2021-07-01 L'oreal Compositions and methods for eyelashes

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2811487B2 (ja) * 1989-12-27 1998-10-15 株式会社コーセー 油ゲル化剤及びこれを含有する化粧料
JP3410189B2 (ja) * 1993-12-28 2003-05-26 株式会社コーセー アイメークアップ化粧料
JPH10182357A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Kose Corp 睫用化粧料
JP4688291B2 (ja) * 2000-12-28 2011-05-25 株式会社コーセー 油性メイクアップ化粧料
JP4669617B2 (ja) * 2001-03-12 2011-04-13 株式会社コーセー 化粧料
JP4669618B2 (ja) * 2001-03-12 2011-04-13 株式会社コーセー 固形状化粧料
JP2003104825A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kose Corp 化粧料並びに化粧料用組成物
JP4757512B2 (ja) * 2004-03-26 2011-08-24 株式会社コーセー 油中水型睫用化粧料
JP4907884B2 (ja) * 2004-03-31 2012-04-04 株式会社コーセー 化粧料
JP2006052155A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Kose Corp 油性固形化粧料
JP5043304B2 (ja) * 2005-03-15 2012-10-10 株式会社コーセー ゲル組成物及びそれを含有する化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008247761A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043304B2 (ja) ゲル組成物及びそれを含有する化粧料
JP5882192B2 (ja) 液状油のゲル化能を有しない新規デキストリン脂肪酸エステル及びその用途
TWI530509B (zh) Cationic (meth) acrylic acid polysiloxane graft copolymer and cosmetics containing the same
JP4043680B2 (ja) 有機シリコーン樹脂粉体
JP4961240B2 (ja) アイメイクアップ化粧料
JP5102070B2 (ja) アイメイクアップ化粧料
WO2018181899A1 (ja) ポリウレタンゲル組成物及びその利用
CN102719101A (zh) 有机聚硅氧烷弹性体组合物及含有该组合物的化妆材料
JP2011026263A (ja) シリコーン変性ワックス含有組成物及び該組成物を含む化粧料
TW200900090A (en) Skin cosmetic
JP5033567B2 (ja) オイルクレンジング料
JP5242243B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JP5908674B2 (ja) 油性化粧料
JP5220331B2 (ja) 油性化粧料
JP5101146B2 (ja) 油性化粧料
WO2010098126A1 (ja) シクロアルキル基含有アクリル系共重合体を含有するメークアップ化粧料
JP5074258B2 (ja) 水性メイクアップ化粧料
JP2007269691A (ja) 油性化粧料
JP4907884B2 (ja) 化粧料
JP5127026B2 (ja) 油性化粧料
JP2006282517A (ja) ゲル組成物及びそれを含有する化粧料
JP6286138B2 (ja) フルクトオリゴ糖脂肪酸エステル、および、化粧料
JP4782603B2 (ja) メイクアップ化粧料
JP4669617B2 (ja) 化粧料
JP2004269396A (ja) 油性メイクアップ化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4961240

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250