JP4958684B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/501Bases; Cases formed as an integral body comprising an integral hinge or a frangible part

Description

本発明は、コネクタハウジング内に収容された端子金具が抜け出ることを防止するリテーナを有するコネクタに関するものである。
自動車には、搭載された電子機器に電力や制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、この電線の端末に接続されたコネクタと、を有している。また、このコネクタは、前記電線と接続された導電性の端子金具と、この端子金具を収容した絶縁性のコネクタハウジングと、を有しており、前記電子機器のコネクタとコネクタ結合する。
上述したコネクタとして、図12ないし図14に示すように、端子金具104がコネクタハウジング102の端子収容空間121から抜け出ることを防止するリテーナ103を有したコネクタ101が知られている(例えば特許文献1を参照。)。
上記端子金具104は、ワイヤハーネスを構成する電線105の端部などに取り付けられ、内側に相手方の端子金具を収容する中空角筒状の電気接触部141と、電線5と接続される電線接続部143と、を有している。
上記コネクタハウジング102の外壁120には、端子収容空間121の外側と内側とを連通した開口部128が設けられており、上記リテーナ103はこの開口部128から端子収容空間121に挿入される。
また、上記リテーナ103は、基部131と、この基部131の一端部131aに連なりかつ基部131と互いに間隔Sをあけて配された変位部132と、この変位部132の他端部132bから突出した係止部133と、を有している。即ち、基部131と変位部132とは断面形状がU字形に形成されており、変位部132の他端部132bは自由端となっているとともに基部131の他端部131bに接離自在に設けられている。
上記構成のコネクタ101は、リテーナ103を変位部132を下向きにして開口部128から端子収容空間121に浅く挿入し、当該リテーナ103をコネクタハウジング102に仮係止させる。そして、図12に示すように、リテーナ103が仮係止した状態のコネクタハウジング102の端子収容空間121に端子金具104を挿入する。この図12に示す状態で、係止部133は、端子金具104の電気接触部141の角部141aに浅く係止して、当該端子金具104を端子収容空間121に仮保持している。
そして、基部131を押圧することにより、リテーナ103即ち変位部132をさらに深く端子収容空間121に挿入し、係止部133を電気接触部141の角部141aに仮保持時(図12を参照。)よりも大きい係り代で係止させて、図13に示すように端子金具104を端子収容空間121から抜け出ることのないように本保持する。
また、図14に示すように、端子金具104が端子収容空間121に中途挿入された状態では、変位部132が電気接触部141上に乗り上げて上方に弾性変形していることから、基部131を押圧しても該基部131が変位部132にぶつかって、リテーナ103をそれ以上深く端子収容空間121に挿入することができないので、端子金具104が中途挿入された状態であることが検知される。
特許第3311228号公報
しかしながら、上述した構成のコネクタ101は、仮保持時(図12を参照。)の端子金具104に対する係止部133の係りが浅い、即ち端子金具104への係り代が小さい、ことから、この仮保持時の端子保持力が、本保持時(図13を参照。)に比べて低かった。このため、仮保持時に端子金具104が端子収容空間121から抜け出す不具合が発生する可能性が高かった。また、コネクタ101が小型コネクタの場合は、仮保持時の端子金具104に対する係止部133の係り代を確保することがさらに困難になるので、端子金具104が抜け出す可能性がさらに高かった。
また、上述した構成のコネクタ101は、仮保持時の端子金具104に対する係止部133の係り代が小さいことから、端子金具104を正規の位置まで挿入した際に得られる挿入フィーリングが小さく、そのために、端子金具104が正規の位置まで挿入されない中途挿入状態になってしまう可能性があった。
また、上述した構成のコネクタ101は、本保持時(図13を参照。)におけるリテーナ103が、基部131と変位部132との間に間隔Sをあけた構成であることから、本保持時にコネクタ101に強い衝撃が加えられるなどして変位部132が上方即ち基部131側に弾性変形し、係止部133の端子金具104への係止が外れてしまう可能性があった。
したがって、本発明は、端子金具がコネクタハウジングから抜け出すことを確実に防止できるコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、端子金具を端子収容空間に収容するコネクタハウジングと、前記端子金具が前記端子収容空間から抜け出ることを防止するリテーナと、を有するコネクタにおいて、前記リテーナが、前記コネクタハウジングの外壁を貫通した開口部から前記端子収容空間に挿入され、前記端子収容空間の正規の位置に位置付けられた前記端子金具に係止することにより、当該端子金具が前記端子収容空間から抜け出ることを防止するランスと、前記端子金具に係止した前記ランスに当接するとともに前記コネクタハウジングに設けられた係止部に係止することにより、当該ランスを前記端子金具に係止した状態に維持するランス当接部と、を有し、さらに、前記端子金具に係止する前の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、前記端子金具に係止し、かつ、前記ランス当接部が前記ランスに当接していない状態の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、前記端子金具に係止し、かつ、前記ランス当接部が前記ランスに当接した状態の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、が等しくなるように前記ランスが設けられており、前記端子金具が前記端子収容空間に中途挿入された状態において、前記ランスが前記端子収容空間外に位置付けられることにより、当該ランスが、前記ランス当接部を前記係止部に係止させることを規制して、前記端子金具が前記端子収容空間に中途挿入された状態であることを検知することを特徴とするコネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記ランスと前記ランス当接部とがヒンジにより連結されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記ランス当接部が、前記ランスと間隔をあけた状態と、前記ランスと当接した状態と、に亘って変位自在に設けられており、そして、前記コネクタハウジングに、前記ランスと間隔をあけた状態の前記ランス当接部が係止する仮係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、端子金具に係止する前のランスの端子収容空間への挿入量と、端子金具に係止し、かつ、ランス当接部がランスに当接していない状態のランスの端子収容空間への挿入量と、端子金具に係止し、かつ、ランス当接部がランスに当接した状態のランスの端子収容空間への挿入量と、が等しくなるようにランスが設けられていることから、ランスの端子金具への係り代、即ちランスが端子金具を端子収容空間内に保持する保持力が常に一定になるので、端子金具がコネクタハウジングから抜け出すことを確実に防止できるコネクタを提供することができる。また、端子金具を端子収容空間の正規の位置まで挿入した際に得られる挿入フィーリングを大きくすることができるので、端子金具が正規の位置まで挿入されない中途挿入状態になることを防止できる。また、ランス当接部が、端子金具に係止したランスに当接することから、ランスの端子金具への係止が解除されることを防止できるので、端子金具がコネクタハウジングから抜け出すことを確実に防止できる。また、端子金具が端子収容空間に中途挿入された状態において、ランスが端子収容空間外に位置付けられることにより、当該ランスが、ランス当接部を係止部に係止させることを規制して、端子金具が端子収容空間に中途挿入された状態であることを検知することから、端子金具が中途挿入状態になることを確実に防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、ランスとランス当接部とがヒンジにより連結されていることから、このコネクタの部品点数、及び、このコネクタの製造金型点数を少なくすることができるので、コネクタの部品管理費、及び、コネクタの製造金型管理費を低くすることができる。また、コネクタの部品点数が少なくなることから組み立て時の作業数を少なくすることができ、さらに、ランスとランス当接部との組み付け方向を合わせる作業やこれらの位置決め作業を省くことができるなど、コネクタの組み立て作業性が向上するので、コネクタの組み立てに要するコストを低くすることができる。
請求項3に記載された発明によれば、コネクタハウジングに、ランスと間隔をあけた状態のランス当接部が係止する仮係止部が設けられていることから、ランス当接部をコネクタハウジングに仮係止させた状態で、持ち運び、及び、保管することができる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタを図1ないし図11を参照して説明する。
図1ないし図11に示すコネクタ1は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成するものであり、端子金具4と、コネクタハウジング2と、リテーナ3と、を有している。
上記端子金具4は、図4に示すように、導電性の板金などを折り曲げて得られ、ワイヤハーネスを構成する電線5の端部などに取り付けられる。また、端子金具4は、中空角筒状に形成され、内側に相手方の端子金具を収容する電気接触部41と、電線5の芯線と接続される芯線接続部42と、この芯線接続部42に連なった、電線5の被覆部をかしめるかしめ部43と、電気接触部41と芯線接続部42とを連結した連結部44と、を有している。
このような上記端子金具4は、芯線接続部42が電線5の芯線と電気的に接続され、かしめ部43が電線5の被覆部をかしめた状態で、電気接触部41側からコネクタハウジング2の端子収容空間21に挿入される。
上記コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、図1に示すように、複数の外壁11,12,12,13によって箱状に形成された本体部20と、本体部の外表面に設けられたリテーナ取付部24、一対の仮係止部23、一対の係止部22、を有している。
また、上記外壁11は、コネクタハウジング2の幅方向X及び嵌合方向Zに沿って延びた外壁であり、図1中上側に位置する外壁である。この外壁11を、以下、上壁11と呼ぶ。また、上記一対の外壁12は、コネクタハウジング2の高さ方向Y及び嵌合方向Zに沿って延び、互いに相対して設けられた外壁である。この外壁12を、以下、側壁12と呼ぶ。また、前記「嵌合方向Z」とは、コネクタハウジング2が相手方のコネクタハウジングと嵌合する際に、相手方のコネクタハウジングと接離する方向を言う。また、本明細書で言う「上側」とは、図1ないし図11の紙面方向の上側を意味する。
上記本体部20は、内側に上記端子金具4を収容する複数の端子収容空間21を有している。この端子収容空間21は、複数の外壁11,12,12,13と本体部20内を仕切る隔壁15とによって、嵌合方向Zに沿って延びた筒状に形成されている。即ち、端子収容空間21の嵌合方向Zに沿った両端部21a,21b(図8を参照。)はコネクタハウジング2の外部と連通している。また、本実施形態では、本体部20は、2つの端子収容空間21を有しており、これら2つの端子収容空間21は、コネクタハウジング2の幅方向Xに沿って互いに並設されている。このような端子収容空間21には、嵌合方向Zに沿った一端部21aから他端部21bに向かって、上述した端子金具4が挿入される。
また、上記上壁11の嵌合方向Zに沿った中央部には、上壁11を貫通した開口部28が設けられている。この開口部28は、2つの端子収容空間21それぞれの外側と内側とを連通している。この開口部28には、後述するリテーナ3のランス6が通される。
上記リテーナ取付部24は、図1に示すように、本体部20の嵌合方向Zに沿った一端部で、高さ方向Yに沿った上部に設けられており、一対の立設壁25aと、一対の延設部25bと、一対の突起26と、リテーナ取付凹部27と、で構成されている。
上記一対の立設壁25aは、一対の側壁12それぞれの嵌合方向Zに沿った一端部でかつ高さ方向Yに沿った上部に連なり、高さ方向Yに沿って立設し、互いに相対して設けられている。上記一対の延設部25bは、上記一対の立設壁25aそれぞれの開口部28寄りの端部から互いに近付く方向に延設されており、互いに間をあけている。上記一対の突起26は、上記一対の延設部25bそれぞれに設けられ、開口部28から離れる方向に突出している。上記リテーナ取付凹部27は、上記一対の延設部25bの間に設けられ、開口部28側に開口しかつ嵌合方向Zに沿って延びた凹状の凹みである。このようなリテーナ取付部24は、後述するリテーナ3の基部7を着脱自在に取り付ける。
上記一対の仮係止部23は、上壁11の嵌合方向Zに沿った他端部の、幅方向Xに沿った両端部からそれぞれ突出している。この仮係止部23には、ランス当接部8のコネクタハウジング2への仮係止時に、後述の第1係止突起83が係止する。
上記一対の係止部22は、側壁12の嵌合方向Zに沿った他端部に設けられている。この側壁12の嵌合方向Zに沿った他端部は、側壁12の嵌合方向Zに沿った中央部及び一端部よりも、幅方向Xに沿った外側に張り出している。一対の係止部22は、この張り出した端面に設けられており、嵌合方向Zに沿った一端部側に突出している。この一対の係止部22は、上記一対の仮係止部23と、高さ方向Yに沿って互いに間隔をあけて設けられている。また、一対の係止部22は、一対の仮係止部23の下方に設けられている。この係止部22には、ランス当接部8のコネクタハウジング2への本係止時に、後述の第1係止突起83が係止する。
上記リテーナ3は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、上述したリテーナ取付部24に取り付けられる基部7と、この基部7に連なり嵌合方向Zに沿って延びた一対のランス6と、一対のヒンジ9を介して基部7に連結されたランス当接部8と、を有している。
上記基部7は、平面視がコ字形に形成されたコ字形部70と、このコ字形部70の幅方向Xに沿った中央部の内側から突出した第1突出部71と、コ字形部70の両端部から互いに離れる方向に突出した第2突出部72と、を有しており、上壁11の表面上に当接する底面が平らに形成されている。
この基部7は、図1に示すように、コネクタハウジング2の上方から高さ方向Yに沿ってコネクタハウジング2に近付けられ、リテーナ取付部24に圧入される。即ち、第1突出部71が上述したリテーナ取付凹部27に嵌合し、一対の第2突出部72が、上述した一対の立設壁25aの内側に位置付けられかつ上述した突起26と上壁11との間に位置付けられて、リテーナ取付部24即ちコネクタハウジング2に取り付けられる。
また、基部7の幅方向Xに沿った中央部の外側に、一対のランス6が連結している。そして、基部7が上述したようにリテーナ取付部24に取り付けられることにより、一対のランス6は上記開口部28を通されて端子収容空間21に挿入される。
上記一対のランス6は、角柱状に形成されており、互いに間隔をあけて平行に設けられている。これら一対のランス6の長手方向の一端部は、上記基部7の中央部の外側に連結している。また、一対のランス6は、長手方向の一端部から他端部に向かうにしたがって、基部7に対して下方に向かう方向に傾斜している。また、一対のランス6の幅方向Xに沿った寸法は、端子収容空間21の幅方向Xに沿った寸法よりもわずかに小さく形成されている。このような一対のランス6は開口部28を通してコネクタハウジング2の外部から端子収容空間21に挿入される。
また、上記一対のランス6は、基部7から離れた他端部が、端子収容空間21に収容された端子金具4の連結部44に当接し、この連結部44を外壁13に向かって押さえる。また、前記外壁13は、上壁11と相対して設けられた外壁であり、図8中下側に位置する外壁である。
また、上記端子金具4は、端子収容空間21に収容された状態において、電気接触部41の上端が連結部44の上端よりも上壁11寄りに位置付けられている。このことから、図9に示すように、端子金具4が端子収容空間21の正規の位置に位置付けられて、上記ランス6が連結部44に当接すると、電気接触部41がランス6に遮られて、端子収容空間21内を嵌合方向Zに沿って移動することが規制される。こうして端子金具4が高さ方向Y及び嵌合方向Zに沿って移動することが規制され、端子収容空間21から抜け出ることが防止される。
また、本発明では、ランス6の他端部が端子金具4の表面の凹凸に沿って当接することをランス6が端子金具4に係止すると表現する。また、「端子金具4が端子収容空間21の正規の位置に位置付けられている」とは、図9に示す状態であり、端子金具4の電気接触部41が、端子収容空間21の嵌合方向Zに沿った他端部21bまで完全に挿入されていることを言う。また、図11に示すように、電気接触部41が、他端部21bの手前までしか挿入されていない状態を、「端子金具4が端子収容空間21に中途挿入された状態」と表現する。
上記一対のヒンジ9は、図2に示すように、一端がコ字形部70の両端部にそれぞれ連結し、他端が後述するランス当接部8の当接壁部81に連結している。即ち、基部7と一対のランス6と一対のヒンジ9とランス当接部8とは一体成形されている。また、このヒンジ9は、コ字形部70や当接壁部81よりも厚みが薄く形成されており、曲げ変形自在に形成されている。
上記ランス当接部8は、上述した一対のヒンジ9に連結した平板状の当接壁部81と、この当接壁部81の幅方向Xに沿った両端部から立設し、互いに相対して平行に設けられた平板状の一対の立設壁部82と、この一対の立設壁部82それぞれの外縁部に設けられた第1係止突起83及び第2係止突起84と、を有している。
上記ランス当接部8は、上記第2係止突起84を中心として回転することにより、図3に示すように、当接壁部81が開口部28を開放した状態と、図4,図5,図8に示すように、当接壁部81が開口部28を半閉しかつランス6と間隔をあけて、コネクタハウジング2に仮係止した状態と、図6,図7,図10に示すように、当接壁部81が開口部28を塞いでランス6に当接し、コネクタハウジング2に本係止した状態と、に亘って変位する。
また、図4,図5,図8に示すランス当接部8の仮係止状態において、上記第2係止突起84は、上述した立設壁25aの開口部28寄りの下端の角部25cに係止し、上記第1係止突起83は、上述した仮係止部23に係止する。また、図6,図7,図10に示すランス当接部8の本係止状態において、上記第2係止突起84は、上述した立設壁25aの開口部28寄りの下端の角部25cに係止したままで、上記第1係止突起83は、上述した係止部22に係止する。
次に、上述した構成のコネクタ1の組み立て方を説明する。
まず、図1及び図2に示すように、端子金具4が挿入されていない状態のコネクタハウジング2に、リテーナ3を取り付ける。リテーナ3を取り付ける際は、リテーナ3をコネクタハウジング2の上方から高さ方向Yに沿ってコネクタハウジング2に近付け、基部7をリテーナ取付部24に圧入する。また、図3は、リテーナ3がコネクタハウジング2に取り付けられた状態を示している。
そして、図3の状態のリテーナ3のランス当接部8を上壁11に近付く方向に回転させ、第2係止突起84を、上述した角部25cに先に係止させた後、この第2係止突起84を中心にランス当接部8を回転させて第1係止突起83を仮係止部23に係止させる。このようにして、図4,図5,図8に示すように、リテーナ3をコネクタハウジング2に仮係止させる。また、この状態で、ランス6と当接壁部81とは互いに間隔をあけている。また、ランス6は、開口部28を通されて端子収容空間21に位置付けられている。
そして、図4,図5,図8の状態のコネクタハウジング2の端子収容空間21に、端子金具4を嵌合方向Zに沿って挿入する。また、端子金具4の電気接触部41がランス6の直下を通過する際には、電気接触部41がランス6を上方に弾性変形させながら通過する(図11を参照。)。この際、上述したようにランス6と当接壁部81とが互いに間隔をあけているので、ランス6は上方、即ち当接壁部81に近付く方向、に弾性変形することができる。
そして、図9に示すように、端子金具4が端子収容空間21の正規の位置まで即ち他端部21bまで挿入されると、上方に弾性変形していたランス6が元の位置に復元し、ランス6の他端部が端子金具4の連結部44に当接する。即ち、ランス6が端子金具4に係止する。このことにより、端子金具4が端子収容空間21から抜け出ることが防止される。
また、本発明では、図8に示す端子金具4に係止する前のランス6の端子収容空間21への挿入量と、図9に示す端子金具4に係止した状態のランス6の端子収容空間21への挿入量と、図10に示す当接壁部81がランス6に当接した状態のランス6の端子収容空間21への挿入量と、が等しくなるようにランス6が設けられている。このことから、ランス6の端子金具4への係り代、即ちランス6が端子金具4を端子収容空間21内に保持する保持力が常に一定になるので、端子金具4がコネクタハウジング2から抜け出すことを確実に防止できる。また、本発明では、上述したようにランス6の挿入量が常に一定であることから、端子金具4を端子収容空間21の正規の位置まで挿入した際に得られる挿入フィーリング(ランス6の反力)を大きくすることができるので、端子金具4が正規の位置まで挿入されない中途挿入状態になることを防止できる。
そして、ランス当接部8を、第2係止突起84を中心にして上壁11にさらに近付く方向に回転させて、第1係止突起83を係止部22に係止させ、図6,図7,図10に示すように、当該ランス当接部8をコネクタハウジング2に本係止させる。この状態で、当接壁部81は、ランス6に当接、即ち面接触、しており、ランス6が上方に弾性変形することを規制している。即ち、ランス当接部8は、ランス6を端子金具4に係止した状態に維持しており、ランス6の端子金具4への係止が解除されることを規制している。以上のようにして、コネクタ1が組み立てられる。
また、端子金具4が端子収容空間21の正規の位置に位置付けられていない場合、即ち端子金具4が中途挿入されている場合、は、図11に示すように、ランス6の他端部が電気接触部41の上に乗り上げて上方に弾性変形し、端子収容空間21の外部に飛び出しているので、このランス6に当接壁部81がぶつかることにより、第1係止突起83が係止部22に係止することが不可能となる。そして、このようにランス当接部8が本係止位置に収まらないことにより、端子金具4の中途挿入が検知される。このことから、端子金具4が中途挿入状態になることを確実に防止できる。
本実施形態によれば、上述した構成により、端子金具4がコネクタハウジング2の端子収容空間21から抜け出すことを確実に防止できる。そして、第1係止突起83が係止部22に係止できないことで、端子金具4が中途挿入状態であることを検知する構成により、端子金具4が中途挿入状態になることを確実に防止できる。
また、ランス6とランス当接部8とがヒンジ9及び基部7により連結されて一体成形されていることから、コネクタ1の部品点数、及び、コネクタ1の製造金型点数を少なくすることができるので、コネクタ1の部品管理費、及び、コネクタ1の製造金型管理費を低くすることができる。また、コネクタ1の組み立て作業性が向上するので、コネクタ1の組み立てに要するコストを低くすることができる。
また、コネクタハウジング2に、ランス6と間隔をあけた状態のランス当接部8が係止する仮係止部23が設けられていることから、ランス当接部8をコネクタハウジング2に仮係止させた状態で、持ち運び、及び、保管することができる。
また、上述した実施形態では、ランス6とランス当接部8とがヒンジ9及び基部7により連結されて一体成形されていたが、本発明では、ランス6とランス当接部8とが別体の構成であっても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタを示す斜視図であり、コネクタハウジングとリテーナとが分離した状態を示す図である。 図1に示されたコネクタを他の方向から見た斜視図である。 図1に示されたコネクタのリテーナがコネクタハウジングに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図3に示されたコネクタのリテーナのランス当接部がコネクタハウジングに仮係止した状態を示す斜視図である。 図4に示されたコネクタを他の方向から見た斜視図である。 図4に示されたコネクタのコネクタハウジングに端子金具が挿入され、かつ、リテーナのランス当接部がコネクタハウジングに本係止した状態を示す斜視図である。 図6に示されたコネクタを他の方向から見た斜視図である。 図4中のA-A線に沿う断面図である。 図8に示されたコネクタのコネクタハウジングに端子金具が挿入され、かつ、リテーナのランス当接部がコネクタハウジングに仮係止した状態を示す断面図である。 図6中のB-B線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタのコネクタハウジングに端子金具が中途挿入された状態を示す断面図である。 従来のリテーナとコネクタハウジングとを有したコネクタを示す断面図であり、リテーナがコネクタハウジングに仮係止し、端子金具がコネクタハウジングに仮保持された状態を示す図である。 図12に示されたコネクタのリテーナがコネクタハウジングに本係止し、端子金具がコネクタハウジングに本保持された状態を示す断面図である。 図12に示されたコネクタのコネクタハウジングに端子金具が中途挿入された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
3 リテーナ
4 端子金具
6 ランス
8 ランス当接部
9 ヒンジ
11 上壁(外壁)
21 端子収容空間
22 係止部
23 仮係止部
28 開口部

Claims (3)

  1. 端子金具を端子収容空間に収容するコネクタハウジングと、前記端子金具が前記端子収容空間から抜け出ることを防止するリテーナと、を有するコネクタにおいて、
    前記リテーナが、
    前記コネクタハウジングの外壁を貫通した開口部から前記端子収容空間に挿入され、前記端子収容空間の正規の位置に位置付けられた前記端子金具に係止することにより、当該端子金具が前記端子収容空間から抜け出ることを防止するランスと、
    前記端子金具に係止した前記ランスに当接するとともに前記コネクタハウジングに設けられた係止部に係止することにより、当該ランスを前記端子金具に係止した状態に維持するランス当接部と、を有し、さらに、
    前記端子金具に係止する前の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、前記端子金具に係止し、かつ、前記ランス当接部が前記ランスに当接していない状態の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、前記端子金具に係止し、かつ、前記ランス当接部が前記ランスに当接した状態の前記ランスの前記端子収容空間への挿入量と、が等しくなるように前記ランスが設けられており、
    前記端子金具が前記端子収容空間に中途挿入された状態において、前記ランスが前記端子収容空間外に位置付けられることにより、当該ランスが、前記ランス当接部を前記係止部に係止させることを規制して、前記端子金具が前記端子収容空間に中途挿入された状態であることを検知する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ランスと前記ランス当接部とがヒンジにより連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ランス当接部が、前記ランスと間隔をあけた状態と、前記ランスと当接した状態と、に亘って変位自在に設けられており、そして、
    前記コネクタハウジングに、前記ランスと間隔をあけた状態の前記ランス当接部が係止する仮係止部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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