JP2008276993A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線保持部材が正しくハウジングに組み付けられているどうかを確認できるようにする。
【解決手段】電線保持部材50が正しくハウジング10に組み付けられた状態では、電線保持部材50が電線33の絶縁被覆33bに食い込むことで、電線33が移動規制状態に保持される。電線33の移動を規制する手段として、端子金具30の挿入方向及び電線33の延出方向と交差する方向に組み付けた電線保持部材50を、電線33の絶縁被覆33bに食い込ませるようにしたので、電線33を屈曲させずに済み、電線33の配索スペースが小さくて済む。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、ハウジング内に端子金具を挿入し、端子金具に固着されてハウジング外へ導出される電線を移動規制する手段を設けたコネクタについて開示されている。このコネクタは、電線を移動規制する手段として、ハウジングに対して後方から電線保持部材を組み付けることで、ストレインリリーフ部を形成し、このストレインリリーフ部において電線保持部材とハウジングとの間で電線を挟み付けるようになっている。
特開2001−351711公報
上記のコネクタでは、ストレインリリーフ部における電線の配索経路が屈曲しているため、大きな配索スペースが必要となり、その結果、コネクタ全体とし大型化するという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前後方向に細長く、かつ後端部に固着した電線を後方へ延出させた形態の端子金具と、前記端子金具が後方から挿入されるハウジングと、前記ハウジングに対し前記端子金具の挿入方向と交差する方向に組み付けられる電線保持部材とを備え、前記電線保持部材が前記ハウジングに組み付けられた状態では、前記電線保持部材が前記電線の絶縁被覆に食い込むことで、前記電線が移動規制状態に保持されるようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記電線保持部材は、前記ハウジングに対し、前記電線から解離する保持解除位置と、前記ハウジングに正しく組み付けられて前記電線を移動規制する保持位置とに選択的に係止されるようになっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記電線保持部材とは別体の部品であって、前記ハウジングに対して移動可能な組付け検知部材が設けられており、前記電線保持部材が前記保持解除位置にあるときには、前記組付け検知部材に形成した前記干渉部が前記電線保持部材と干渉することで、前記組付け検知部材の検知位置への移動が規制され、前記電線保持部材が前記保持位置にあるときには、前記組付け検知部材の前記検知位置への移動が許容される構成としたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記組付け検知部材には、相手側コネクタと正規嵌合したときにはこの組付け検知部材が前記検知位置へ移動することを許容し、前記相手側コネクタと半嵌合の状態ではこの組付け検知部材が前記検知位置へ移動することを規制する嵌合検知部が設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記組付け検知部材には、前記電線保持部材を外面側から覆う覆い部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
電線の移動を規制する手段として、端子金具の挿入方向及び電線の延出方向と交差する方向に組み付けた電線保持部材を、電線の絶縁被覆に食い込ませるようにしたので、電線を屈曲させずに済み、電線の配索スペースが小さくて済む。
<請求項2の発明>
端子金具を挿入する際には、電線保持部材を予めハウジングに仮組みしておくことができるので、作業性がよい。
<請求項3の発明>
組付け検知部材が検知位置へ移動し得るか否かに基づいて、電線保持部材の組付け状態を確実に検知することができる。
<請求項4の発明>
組付け検知部材が嵌合検知手段を兼ねるようにしたので、組付け検知部材とは別に専用の嵌合検知手段を設けたものに比べて、部品点数が少なくて済む。
<請求項5の発明>
電線保持部材は、組付け検知部材の覆い部によって外面側を覆われているので、電線保持部材に対して異物が干渉し難い。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図13を参照して説明する。本実施形態の雌コネクタF(本発明のコネクタに相当)は、合成樹脂製のハウジング10と、雌端子金具30(本発明の構成要件である端子金具)と、合成樹脂製の組付け検知部材40と、合成樹脂製の電線保持部材50とを備えて構成される。ハウジング10は、扁平なブロック状をなす端子収容部11と、端子収容部11の上面に形成したロックアーム19とを備えて構成される。端子収容部11内には、前後方向に細長いキャビティ12が左右に3室並んで形成され、各キャビティ12内には雌端子金具30が後方から挿入されるようになっている。キャビティ12の上面壁は、端子収容部11の上面壁を兼ねていて、この上面壁の後端部には、上面壁に対して斜め上前方に突出する左右一対の検知用受け部13が形成されている。
端子収容部11の上面壁の後端部には、上面壁の上面と3室のキャビティ12に連通させる略方形の連通空間14が貫通して形成されている。連通空間14は、上記した検知用受け部13の前方に隣接するように配置され、この連通空間14には後述する電線保持部材50が組み付けられるようになっている。端子収容部11の後端部には、連通空間14の左右両端部から端子収容部11の左右両側壁に沿うように下方へ切欠した形態の左右一対のガイド孔15が形成されている。上記3室のキャビティ12は、一対のガイド孔15の間に位置する。ガイド孔15内には、端子収容部11の側壁から突出する仮係止用突起16と、この仮係止用突起16よりも下方に位置する本係止用突起17とが形成されている。また、端子収容部11の後端部には、ガイド孔15の下端から側壁の外面に連通させる窓孔18が形成されている。
ロックアーム19は、端子収容部11の上面壁から上方へ突出する脚部20と、脚部20の上端から前後両方向へ延出する左右一対のアーム部21と、両アーム部21の下端縁同士を連結する下面板22と、両アーム部21の上端縁同士を連結する上面板23と、アーム部21の前端同士を連結するロック部24とから構成される。前後方向における下面板22の形成領域は、ロック部24よりも後方の位置からアーム部21の後端に亘る範囲であり、上面板23はアーム部21の後端部に配置されている。また、アーム部21の外側面には、前後方向(自由状態におけるロックアーム19の長さ方向及び雄コネクタMとの嵌合方向と平行な方向)に沿ったガイドリブ25が形成されている。また、アーム部21の内側面には、抜止め突起26が形成されている。かかるロックアーム19は、脚部20を支点として上下方向へシーソ状に弾性変位し得るようになっている。
雌端子金具30は、前後方向に細長く、略前半部分は箱形接続部31となっており、略後半部分はオープンバレル状の電線圧着部32となっている。電線圧着部32には、導体33aを絶縁被覆33bで包囲した周知形態の円形断面のものであり、その前端部が電線圧着部32に導通可能に接続されている。雌端子金具30と電線33を接続した状態では、雌端子金具30と電線33の前端側部分がほぼ一直線状をなし、電線33が雌端子金具30から後方へ延出する形態となる。後方からキャビティ12内に挿入された雌端子金具30は、ランスにより抜止め状態に保持され、雌端子金具30が正規挿入された状態では、キャビティ12の後端部内において電線33が連通空間14を通過するようにほぼ直線状に配索される。
組付け検知部材40は、ブロック状の操作部41(本発明の構成要件である覆い部)から前方へ片持ち状に延出する左右一対のガイドアーム42と、両ガイドアーム42の上端縁同士を連結する板状連結部43と、両ガイドアーム42の間の空間内で操作部41から前方へ片持ち状に延出する撓み係止片44とを備えて構成される。ガイドアーム42の内側面には、抜止め突起45と、前後方向に延びるガイド溝46とが形成されている。撓み係止片44は、上下方向への弾性撓みが可能となっており、その前端部には下方へ突出する突当て突起47(本発明の構成要件である嵌合検知部)が形成されている。また、操作部41の下端部は撓み係止片44の下面よりも少し下方へ突出しており、この操作部41の下端部における前端縁は、嵌合検知部48(本発明の構成要件である干渉部を兼ねる)となっている。撓み係止片44の後端部下面は、操作部41と同様に本発明の覆い部を構成する。
かかる組付け検知部材40は、ロックアーム19に対して後方から組み付けられる。組付けの過程では、ガイドリブ25とガイド溝46が嵌合することにより、組付け検知部材40がロックアーム19に対して前方へスライドし、双方の抜止め突起26,45の干渉によってガイドアーム42が外側へ弾性撓みする。組付け検知部材40がロックアーム19に対して待機位置に組み付けられると、組付け検知部材40の抜止め突起45がロックアーム19の抜止め突起26に対して前方から係止することにより、組付け検知部材40の後方への抜けが規制されるとともに、突当て突起47がロック部24に対して後方から係止することにより、組付け検知部材40が前止まりされ、これらの係止作用によって組付け検知部材40が待機位置に保持される。この状態で、操作部41は、ハウジング10(端子収容部11)の後端面から後方へ突出し、嵌合検知部48は、検知用受け部13のほぼ真上に位置する。また、撓み係止片44は、上面板23と下面板22との間及び左右両アーム部21の間に挟まれ、ロックアーム19の上面板23は、組付け検知部材40の撓み係止片44と板状連結部43との間に挟まれ、これにより、組付け検知部材40はロックアーム19と一体となってシーソ状に変位するようになっている。また、操作部41を押し下げ操作すると、ロックアーム19と組付け検知部材40をロック解除姿勢へ弾性変位させることができるようになっている。
電線保持部材50は、左右に長い本体部51を有し、本体部51の上面には、左右一対の被押圧部52が突出形成されている。本体部51の左右両端縁からは、板状をなす一対の係止アーム53が下方へ延出している。係止アーム53の外側面には浅い凹み部が形成され、この凹み部により、係止アーム53の下端部には係止突起54が形成されている。また、本体部51の左右両端縁には、外側方へ突出するストッパ55が形成されている。さらに、本体部51の下面には、3つの押え部56が各キャビティ12と個別に対応するように左右に並んで突出形成されている。各押え部56は、前後方向に長く、その下面には、側方から視て三角形をなす複数の山と谷を交互に連続して前後に並べて配置した形態の食込み突起57が形成されている。
かかる電線保持部材50は、ロックアーム19に組付け検知部材40を組み付ける前に、端子収容部11の連通空間14に組み付けられる。組付けに際しては、上から電線保持部材50を連通空間14内に差し込むのであるが、この過程では、係止突起54と仮係止用突起16との干渉によりガイド孔15内において係止アーム53が内側へ弾性撓みする。そして、係止突起54が仮係止用突起16を通過すると、係止突起54が仮係止用突起16と本係止用突起17との間に挟まれることにより、電線保持部材50が保持解除位置に係止される。この状態では、押え部56がキャビティ12内における雌端子金具30及び電線33の進入経路よりも上方へ待避した位置にある。また、被押圧部52の上端面は、組付け検知部材40の撓み係止片44の後端部下面に対して当接又は接近して対向する状態となり、検知用受け部13の上端よりも上方に位置する。また、ストッパ55は、組付け検知部材40及びロックアーム19よりも外側方に位置するので、ストッパ55の上面は覆われずに露出した状態となっている。
端子収容部11に組み付けられた電線保持部材50は、ストッパ55に対して上から押し下げ力を付与することにより、保持解除位置よりも下方の保持位置へ変位させることができる。変位の過程では、係止突起54と本係止用突起17との干渉により係止アーム53が内側へ弾性撓みする。そして、電線保持部材50が保持位置に到達すると、ストッパ55が端子収容部11の側壁に対して上から当接するとともに、係止突起54が本係止用突起17に対して下から係止することにより、電線保持部材50が保持位置において上下移動を規制された状態にロックされる。この状態では、各押え部56が、対応するキャビティ12内に進出するとともに、係止突起54が窓孔18を通して端子収容部11の外側面に露出するようになる。また、被押圧部52の上端面は、検知用受け部13の上端よりも下方に位置する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
キャビティ12に雌端子金具30を組み付けるときには、電線保持部材50を保持解除位置に保持しておく。このとき、電線保持部材50が保持位置に落ち込んでいた場合には、窓孔18から差し込んだ治具(図示せず)で係止突起54を押すことにより、係止アーム53を内側へ弾性撓みさせ、この状態のままストッパ55を摘んで電線保持部材50を保持解除位置まで持ち上げればよい。
雌端子金具30を挿入した後は、ストッパ55の上面を押して電線保持部材50を保持位置へ移動させる。すると、押え部56がキャビティ12の下面との間で電線33を挟み付けて、食込み突起57が電線33の絶縁被覆33bに食い込み、この食い込み作用によって電線33の前後方向への移動が規制される。このときの食込み突起47の食い込み深さは、絶縁被覆33bが破れない程度の寸法に設定されている。また、食込み突起47の下向きの縁部は、エッジ状にせずに曲面にすることが好ましい。
雄コネクタM(本発明の構成要件である相手側コネクタ)と嵌合する過程では、ロック部24が雄コネクタMのロック突起60に乗り上がることにより、ロックアーム19と組付け検知部材40が前上がりのロック解除姿勢へ変位し、組付け検知部材40の嵌合検知部48が下方へ変位してハウジング10の検知用受け部13に対して後方から対向する状態となる。したがって、両コネクタF,Mの嵌合作業を半嵌合状態のままで終えてしまった場合には、組付け検知部材40を前方の検知位置へ移動させようとしても、嵌合検知部48が検知用受け部13に突き当たることによって組付け検知部材40の移動が規制される。また、突当て突起47がロック部24に当接することによっても、組付け検知部材40の前方移動が規制される。
両コネクタF,Mが正規の嵌合状態に至ると、ロック部24がロック突起60を通過するので、ロックアーム19がその弾性復元力により自由状態に弾性復帰し、ロック部24とロック突起60とが係止状態となり、この係止作用によって、両コネクタF,Mが離脱規制状態にロックされる。また、ロックアーム19が自由状態へ弾性復帰するのに伴い、突当て突起47の下面がロック突起60の上面に当接するので、撓み係止片44がロックアーム19に対して相対的に上方へ弾性撓みすることになり、その結果、突当て突起47がロック部24から解離して、突当て突起47とロック部24との係止作用による組付け検知部材40の前方移動規制が解除される。また、ロックアーム19と一体となって組付け検知部材40の操作部41が上方位置に復帰するので、嵌合検知部48は検知用受け部13よりも上方に位置することになり、嵌合検知部48と検知用受け部13との当接による組付け検知部材40の前方移動規制も解除される。この後は、両コネクタF,Mを正規嵌合させた後は、組付け検知部材40を前方の検知位置へスライドさせる。組付け検知部材40が検知位置に達する過程では、突当て突起47がロック部24を通過するので、撓み係止片44が弾性復帰し、突当て突起47がロック部24に対して前方から係止する状態となり、これにより、組付け検知部材40が後方移動を規制されて検知位置に保持される。
また、組付け検知部材40が検知位置にある状態では、アーム部21の前端部が、ハウジング10の前端上縁に沿って設けられている規制部29に対して下から係止するので、ロックアーム19のロック解除方向(即ち、ロック部24がロック突起60から解離するする方向)への弾性変位が規制される。これにより、ロック部24とロック突起60が確実に係止状態に保たれる二重ロック状態となり、両コネクタF,Mは確実にロックされる。
さて、両コネクタF,Mが正規嵌合された状態において、電線保持部材50が保持位置に押し込まれていなかった場合には、組付け検知部材40を検知位置へ移動させる過程で、嵌合検知部48が電線保持部材50の被押圧部52と干渉するので、それ以上の組付け検知部材40の前進が規制される。したがって、この組付け検知部材40が電線保持部材50との干渉によって前進を規制されるか否かに基づいて、電線保持部材50の組付け状態を検知することができる。
本実施形態においては、電線33の前後移動を規制するためのストレインリリーフ手段として、雌端子金具30の挿入方向及び電線33の延出方向と交差する方向、即ち上から下方に向かって組み付けた電線保持部材50を、電線33の絶縁被覆33bに食い込ませるようにしている。したがって、電線を屈曲させることによって移動規制するストレインリリーフ構造に比べると、電線33の配索スペースが小さくて済み、雌コネクタFの小型化が図られている。
また、電線保持部材50は、ハウジング10に対し、電線33から解離する保持解除位置と、ハウジング10に正しく組み付けられて電線33を移動規制する保持位置とに選択的に係止されるようになっているので、雌端子金具30をハウジング10に挿入する際には、電線保持部材50を予めハウジング10に仮組みしておくことができ、作業性に優れている。
また、電線保持部材50の組付け状態に検知するための組付け検知部材40が、両コネクタF,Mの嵌合状態を検知するための嵌合検知手段を兼ねるようにしたので、組付け検知部材40とは別に専用の嵌合検知手段を設けたものに比べて、部品点数が少なくて済んでいる。
また、組付け検知部材40の撓み係止片44の後端部と操作部41は、電線保持部材50のうち両側縁部(ストッパ55)を除いた部分を外面側(上側)から覆うように配置されているので、電線保持部材50に対して異物が干渉し難くなっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)電線保持部材は、保持解除位置に係止されない形態でもよい。
(2)組付け検知部材は、嵌合検知手段を備えていなくてもよい。
(3)電線と端子金具は、圧接に限らず、圧着によって接続されてもよい。
(4)電線保持部材の外面は、組付け検知部材で覆われずに、露出させた形態であってもよい。
実施形態1において電線保持部材が保持解除位置にある状態をあらわす縦断面図 電線保持部材が保持位置に移動して電線を移動規制している状態の縦断面図 図3の状態において組付け検知部材が検知位置に移動した状態をあらわす縦断面図 横断面図 水平断面図 ハウジングの平面図 ハウジングの背面図 組付け検知部材の平面図 組付け検知部材の正面図 電線保持部材の平面図 電線保持部材の正面図 電線保持部材の底面図 相手側コネクタと嵌合した状態をあらわす縦断面図
符号の説明
10…ハウジング
30…端子金具
33…電線
33b…絶縁被覆
40…組付け検知部材
41…操作部(覆い部)
44…撓み係止片(覆い部)
47…突当て突起(嵌合検知部)
48…嵌合検知部(干渉部)
50…電線保持部材

Claims (5)

  1. 前後方向に細長く、かつ後端部に固着した電線を後方へ延出させた形態の端子金具と、
    前記端子金具が後方から挿入されるハウジングと、
    前記ハウジングに対し前記端子金具の挿入方向と交差する方向に組み付けられる電線保持部材とを備え、
    前記電線保持部材が前記ハウジングに組み付けられた状態では、前記電線保持部材が前記電線の絶縁被覆に食い込むことで、前記電線が移動規制状態に保持されるようになっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記電線保持部材は、前記ハウジングに対し、前記電線から解離する保持解除位置と、前記ハウジングに正しく組み付けられて前記電線を移動規制する保持位置とに選択的に係止されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記電線保持部材とは別体の部品であって、前記ハウジングに対して移動可能な組付け検知部材が設けられ、
    前記電線保持部材が前記保持解除位置にあるときには、前記組付け検知部材に形成した前記干渉部が前記電線保持部材と干渉することで、前記組付け検知部材の検知位置への移動が規制され、
    前記電線保持部材が前記保持位置にあるときには、前記組付け検知部材の前記検知位置への移動が許容される構成としたことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記組付け検知部材には、相手側コネクタと正規嵌合したときにはこの組付け検知部材が前記検知位置へ移動することを許容し、前記相手側コネクタと半嵌合の状態ではこの組付け検知部材が前記検知位置へ移動することを規制する嵌合検知部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記組付け検知部材には、前記電線保持部材を外面側から覆う覆い部が形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のコネクタ。
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