JP4958218B2 - ステップ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動2輪車等において同乗者用のピリオンステップを支持するために設けられたピリオンステップホルダを備えたステップ装置に係り、特に軽量化等を可能にしたものに関する。
前端部を車体フレームに取付け、後端部に同乗者用のピリオンステップを設けたピリオンステップホルダを自動2輪車等に設け、このピリオンステップホルダ全体をアルミ合金等の金属で形成することは公知である(特許文献1参照)。
特開2002−29478号公報
一般にステップホルダはスイングアームピボットプレートに取り付けられるので当該ピボットプレートや近傍のメインフレーム等と形状的に一体感を出すことが外観意匠的に好ましい。そのうえ、場合によっては形状が比較的大型になり易く且つ重量化しやすい上に比較的目立つ場所に配置されるので外観的にも重要な部品である。上記従来例では全体が金属で一体に形成されているため、実際上は剛性の必要ない部分まで金属で形成されることになり、重量やコストが必要以上に増大する場合があった。
また、全体が単一金属からなり、表面色が単一になるため、ツートンカラー等にして表面デザインを変化させて外観性を向上したい場合には、手間の掛かる塗装が必要となり、さらに手間とコストがかかることになった。
そこで本願発明は、ステップ装置における軽量化等を可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するためステップ装置に係る請求項1の発明は、前端部を車体フレームに取付けられ、後端部に同乗者用のピリオンステップを設けた金属製のピリオンステップホルダを備えたステップ装置において、
前記ピリオンステップホルダの一部に重なって覆い、着脱自在に取付けられる樹脂製のホルダカバーを設け、
このホルダカバーを前記ピリオンステップホルダへ取付けたとき、前記ホルダカバーの上部外形が前記ピリオンステップホルダの上縁部と滑らかに連続するとともに、
前記ホルダカバーの下縁部と後縁部とが前記ピリオンステップホルダへ当接するように形成され、
前記ホルダカバーの下縁部と後縁部に係止部を設け、この係止部が係合する係止溝が前記ピリオンステップホルダに形成され、
前記ホルダカバーの下縁部上方かつ前記後縁部の前方となる裏側に、前記ピリオンステップホルダと締結固定される固定部が形成されている、ことを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1において、前記ピリオンステップホルダに裏側から前記ホルダカバーを取付け一体化して小組し、この小組状態のピリオンステップホルダを車体へ取付けることを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1において、前記ホルダカバーを前記ピリオンステップホルダと異なる色に着色したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、金属製のピリオンステップホルダにおいて剛性を必要としない部分を省き、この省略部の上に樹脂製のホルダカバーを重ねて覆うとともに、ホルダカバーの上部外形をピリオンステップホルダの上縁部と滑らかに連続するようにしたので、全体としては所定のピリオンステップホルダの外形を保ちながら、軽量化並びにコストダウンが可能になる。また表面の質感等が異なる、金属製のピリオンステップホルダと樹脂製のホルダカバーを組み合わせたので、表面が単一でなくなり、組合せ模様のデザイン的なものとなるので、外観性を向上させることができる。
また、ホルダカバーに設けた係止部をピリオンステップホルダに設けた係止溝へ係合することにより、ホルダカバーをピリオンステップホルダへ取付けるので、取付が容易になるとともに、取付構造を見えにくくして外観性を向上させることが可能になる。
請求項の発明によれば、ピリオンステップホルダに裏側からホルダカバーを取付け一体化して小組し、この小組状態のピリオンステップホルダを車体へ取付けるので、取付構造を見えなくし、かつ組み立て易くすることができる。
請求項の発明によれば、ホルダカバーをピリオンステップホルダと異なる色に着色したので、従来のピリオンステップホルダのように、表面色が構成材料一色からなるものではなく、ツートンカラーにして外観性を向上させることができるとともに、ホルダカバーが樹脂製であるため着色が容易であり、色の組合せにおける自由度を高くすることができ、しかも樹脂材料自体に着色した場合は面倒な塗装の必要がなく、ツートンカラー実現のための手間とコストを削減できる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は本願発明の適用された自動2輪車の左側面図である。1は前輪、2はフロントフォーク、3はステアリング軸、4はハンドルであり、ステアリング軸3は車体フレーム5の前端に設けられたヘッドパイプ6へ回動自在に支持されている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から斜め下がりに後方へ延びるメインパイプ7と、その後端部から下方へ延びるピボットプレート8と、メインパイプ7の後端部から斜め上がりに後方へ延びるパイプ部材のシートレール9を備える。メインパイプ7は車体中心に沿って前後方向へ一本で配設され、ピボットプレート8及びシートレール9はそれぞれ左右一対で設けられる。
ピボットプレート8にはリヤフォーク10の前端がピボット軸11により上下方向へ揺動自在に支持され、リヤフォーク10の後端部には後輪車軸12を介して後輪13が支持される。また、リヤフォーク10の後端部とシートレール9の間にはリヤクッション14が設けられている。さらにリヤフォーク10の後端には後輪車軸12の位置を前後調節するためのチェーンアジャスタ15が設けられている(図では一部のみが見えている)。
ピボットプレート8にはピリオンステップホルダ16の前端部が取付けられ、別体に形成されたホルダカバー17で覆われている。ピリオンステップホルダ16はピボットプレート8から後方へ長く延出し、後端部にはピリオンステップ18が設けられている。ピリオンステップ18は側面視でチェーンケース19の側方に重なる位置になっている。
ピボットプレート8の前方かつメインパイプ7の下方にはエンジン20が配置されている。エンジン20はシリンダ部21とクランクケース22を備え、メインパイプ7の下方にシリンダ部21をそのシリンダ軸線が前後方向へ略水平となるように寝かせた空冷4サイクル式であり、クランクケース22がピボットプレート8へ支持されている。
シリンダ部21の上方にはヘッドパイプ6近傍にてメインパイプ7に支持されたエアクリーナ24が配置され、その下方に気化器25が配置され、気化器25からシリンダ部21の吸気口へ混合気を供給する。シリンダ部21の排気口からは排気管26が下方へ延出し、後方へ曲がってクランクケース22の下方を通り、後輪13側方のマフラー27へ接続している。マフラー27はピリオンステップホルダ16の後端部に支持されている。
クランクケース22の側面下部にはライダー用ステップ28が設けられている。29はチェーンであり、クランクケース22の後部に設けられたドライブスプロケット20aと後輪13と同心のドリブンスプロケット13aとの間に巻き掛けられ、エンジン20により後輪13を駆動するようになっている。
30はハンドルカバー、31はフロントカバー、32はレッグシールド、33はメインパイプ7の前半部側上部を覆うアッパーカバー、34はメインパイプ7の前半部側面下部から車体側面を覆うサイドカバーであり、下部はアンダーカウル部34aをなしてレッグシールド32よりも下方へ延出し、シリンダ部21の側方を覆う。35はタンデムシート36の下方から車体後部を覆うリヤカバーである。タンデムシート36はシートレール9の上に支持され、前端のヒンジ部を中心に後端側を上下へ回動自在である。
37はフロントカバー31に設けられるウインカ、38はハンドルカバー30の上部に設けられるメータである。39はヘッドライトでありハンドルカバーの前部に設けられる。
図2は車体フレーム5の側面図である。メインパイプ7の後端部側面にはピボットプレート8の上部40が重ねられて溶接されている。41は溶接線である。ピボットプレート8の中央部にはピボット軸11の通し穴42が設けられている。ピボットプレート8の下端部前側には取付部43が設けられ、後側には左右のピボットプレート8間を連結するクロスパイプ44が設けられる。クロスパイプ44の端部がピボットプレート8を貫通して外方へ突出し、この突出端にブレーキペダルアーム48(図1)の端部が支持されている。また、クロスパイプ44にはメインスタンド49(同)も取付けられている。
45はピボットプレート8の前縁部であり、クランクケース22(図1)の上部及び後端部に沿うように湾曲している。46は後縁部であり、後縁部46とシートレール9の間に補強パイプ47が連結されている。シートレール9の前端部は、溶接線41の中断部にてメインパイプ7の側面へ溶接されている。左右のシートレール9の後端部間はクロスメンバ9aで連結されている。
シートレール9の中間部にはステー9bが設けられ、このステー9bとクロスメンバ9aにより、タンデムシート36(図1)が支持される。
ヘッドパイプ6にはフロントカバーを支持するステー6aが前方へ突出して設けられている。
図3はホルダカバー17とピリオンステップホルダ16の一体化してピボットプレート8へ取付けた状態を示す側面図である。ピリオンステップホルダ16はピボットプレート8に対してピボット軸11とその下方のボルト43aの2点で取付けられている。ホルダカバー17はピリオンステップホルダ16の前部に重なり、側面視略T字状をなし、上部50は前後方向へ長く延出し、溶接線41の上を覆うように設けられる。
上部50の後部50aはピリオンステップホルダ16の上縁部16aと滑らかに連続している。また前部60における前縁部16bの下部(図4参照)もホルダカバー17の前縁部53と滑らかに連続している。したがって外観上はホルダカバー17とピリオンステップホルダ16が一体化して単一のステップホルダであるかのように見える。すなわち外観上のステップホルダの輪郭形状は、実際のピリオンステップホルダ16の前部60にホルダカバー17の上部50及び前縁部53の輪郭を組み合わせた形状となる。
ピリオンステップホルダ16は軽合金等の適宜金属からなり、ホルダカバー17は適宜の樹脂材料から形成され、ピリオンステップホルダ16とは異なる色に着色されている。この着色は樹脂材料に染料や顔料等の公知着色剤を混入することにより容易かつ種々な色にすることができる。但し成形後に塗装することも可能である。ホルダカバー17をピリオンステップホルダ16へ取付けることにより、ピリオンステップホルダ16の色違いの一部に見え、ピリオンステップホルダ16はあたかもツートンカラーの単一部品に見えるようになる。
ホルダカバー17の上部50より下方部分は中央にピボット軸11の一端部が臨むピボット部穴51が設けられている本体部52をなす。本体部52は上下方向へ細長く延び、前縁部53はピリオンステップホルダ16の前縁部16bの下部に連続する。本体部52の下縁部54及び後縁部55はピリオンステップホルダ16の上に段差なく重なっている。
図4はピボットプレート8、ホルダカバー17及びピリオンステップホルダ16の組み付け図である。図5はホルダカバー17とピリオンステップホルダ16を一体化した状態について、Aに裏面図を、Bに外側方から示す図を示す。
これらの図において、ホルダカバー17はピリオンステップホルダ16における前部60の上部側に形成された被覆部65上へ重ねられて直接取付一体化され、側面視でホルダカバー17とピリオンステップホルダ16は連続一体となり、これによってもピリオンステップホルダ16をツートンカラーの単一部品であるかの如く見せている。
ホルダカバー17の下縁部54及び後縁部55には、先端が爪形状をなして車体内方側へ突出する係止部56a,56b,56cが設けられ、本体部52の中央には筒部57が設けられている。筒部57の前方斜め上内面に取付ボス58が設けられている。ホルダカバー17の周囲は立て壁状の周壁59になっている。ピリオンステップホルダ16の裏面には肉抜き用の多数の凹部が形成されている(図5)。
図6は図3の6−6線断面であり、係止穴66bは被覆部65の段差壁64基部を貫通し、ここにホルダカバー17の周壁59の先端から一体に突出形成された係止部56bが差し込まれ、先端の爪部が係止穴66bの開口縁部へ係合することにより係止される。Dは段差壁64の段差寸法であり、周壁59の高さも対応する段差壁64のDと同じ程度になっている。
この係合部は、下縁部54の上下2ケ所、後縁部55の1ケ所の計3ケ所設けられ、それぞれ同一構造をなす。
下縁部54及び後縁部55は段差壁64に沿って被覆部65上へ嵌合し、嵌合部表面はほぼ面一であって、ホルダカバー17とピリオンステップホルダ16の表面が連続している。
図7は図3の7−7線断面であり、取付ボス58に取付突起67が重ねられ、通し穴67aと、取付ボス58に形成されているガイド穴58aを一致させ、通し穴67aからタッピングスクリュー75で取付けられる。これにより、3ケ所の係合と1ケ所のネジ止めにより、ホルダカバー17はピリオンステップホルダ16上へ直接固定一体化される。
図8は図3の8−8線断面であり、後縁部55と段差壁64の後部との嵌合構造を示す。後縁部55は周壁59の後部表面であり、その先端を段差壁64に形成され段部64bに当接して位置決めされている。後縁部55と段差壁64の接合部で外方部分は面取り部64a及び17aにより若干の凹部をなすが、この凹部はあたかも色違い部を区画するためのデザイン線のように見え、ホルダカバー17とピリオンステップホルダ16が一体化して見えることを何ら阻害するものではない。このことは段差壁64に沿うピリオンステップホルダ16の接合ライン全体において同様である。
図9はピリオンステップホルダ16の側面図、図10は平面図である。これらの図に示すように、ピリオンステップホルダ16は適宜な軽合金等の金属を鋳造等により成形したものであり、ピボットプレート8に重なる前部60と後方へ延出するアーム部61が一体に形成される。前部60にはピボット軸11と同軸上のピボット軸穴62が形成されたボス63を囲む段差壁64により、ホルダカバー17で覆われる被覆部65が一段低く形成される。被覆部65の周囲には段差壁64に沿って係止溝66a,66b,66cが設けられる。
ボス63の上部には取付突起67が上方へ一体に突出形成され、通し穴67aが形成されている。前部60の下部にはボス68が設けられ、さらにその下方にボス69が形成されている。ボス68にはピボットプレート8の取付部43(図4)に重なる通し穴が設けられている。
アーム部61は後端部がガード部70とマフラー取付部71とに二股状をなし、これらの基部にピリオンステップ18の取付用ステー72が側方へ突出して設けられる。ピリオンステップ18は取付用ステー72へ起倒自在に取付けられる。アーム部61の中央部及びガード部70にはそれぞれ肉抜き穴73,74が設けられる。
図9に明らかなように、ピリオンステップホルダ16の前縁部16bはボス63の上下で後方へ入り込むように湾曲する形状をなし、この湾曲部が切り欠き状部に相当する。本来のピリオンステップホルダ16における前縁部は、ホルダカバー17の前縁部53及び上部50の上縁部に沿って同様に形成されるべきところを、仮想線のハッチングで示す部分が剛性上の余剰部分80として切り欠いたものに相当する。
この余剰部分80はピボットプレートに重なってあまり剛性を要求されないため削減可能な部分でもある。このためこの余剰部分80を省略することにより軽量化を実現でき、しかもホルダカバー17により余剰部分80の代わりをなすので、外観形状としては、あたかも余剰部分80が削除されずに残っているかのように見えることになる。以下、この余剰部分80を含む輪郭形状を本来のピリオンステップホルダ形状という。
図11は図9の11−11線断面であり、ボス63,68及び69はそれぞれそれぞれ外側へ突出して形成され、ボス68及び69は厚肉に形成されている。ボス68の上方には段差壁64が設けられ、この段差壁64より上方は車体内方へ入り込む凹部となり、この凹部が被覆部65をなす。ボス63は被覆部65の底部からボス68と69間の基部と略同程度の高さまで隆起している。
図12はホルダカバー17を前方から示す図である。前面側の周壁部59は背面側の周壁部59よりも幅広く形成され、ピリオンステップホルダ16へ取付けられた状態で前方から見たとき、ピリオンステップホルダ16が見えないように覆うことができる。ピボット部穴51は筒状部57の貫通穴として形成されている。係止部56a,56b,56cはそれぞれ突出長さが異なり、下端側の係止部56cが最も長く突出している。
次に、本実施例の作用を説明する。図3に示すように、ホルダカバー17は上部50と本体部52の一部がピリオンステップホルダ16の前縁部16bより前方へ張り出している。この張り出し部分は、ホルダカバー17を設けることにより、ピリオンステップホルダ16の前部を削減できたボリューム、すなわち図9における余剰部分80のボリュームに相当する。
このため、ピリオンステップホルダ16は余剰部分80に相当するボリューム分だけ軽量化できる。厳密には余剰部分80に相当する重量とホルダカバー17の重量の差が軽量化できた重量であるが、ホルダカバー17は樹脂製で軽いため、ほとんどホルダカバー17の重量を無視できる。しかも、ピリオンステップホルダ16は前部から余剰部分80を切り欠いても、外観上は、ホルダカバー17により本来の形状を維持できるので、外観を保ちつつ軽量化できることになる。
また、ホルダカバー17は、樹脂製であるため着色が容易であり、比較的自由に着色できるため、ツートンカラーを形成でき、ピリオンステップホルダ16単独品に対して塗装によりツートンカラーを形成する場合と比べて簡単に形成できる。そのうえ、色の組合せにおける自由度を高くすることができ、しかも樹脂材料自体に着色した場合は面倒な塗装の必要がなく、ツートンカラー実現のための手間とコストを削減できる。
また、色のみならず、軽合金の表面処理と樹脂との質感による相違をデザイン的に利用することもできる。そのうえ、ホルダカバー17を特別に着色しなくても、表面の質感等が異なる金属製のピリオンステップホルダ16と樹脂製のホルダカバー17を組み合わせたので、表面が単一でなくなり、組合せ模様のデザイン的なものとなるため、外観性を向上させることができる。
また、ホルダカバー17に設けた係止部56a、56b及び56cをピリオンステップホルダ16に設けた係止溝66a、66b及び66cへ係合することにより、ホルダカバー17をピリオンステップホルダ16へ表側から取付けることができるので、取付が容易になるとともに、係止部56a、56b及び56cの各先端に設けた爪部をピリオンステップホルダ16も裏面へ突出させて係合させるので、取付構造を見えにくくして外観性を向上させることが可能になる。
そのうえ、上記ホルダカバー17をピリオンステップホルダ16へ係止後、ホルダカバー17の内側にて取付ボス58に取付突起67を重ね、ピリオンステップホルダ16の裏側からタッピングスクリュー75で締結することにより、ホルダカバー17をピリオンステップホルダ16へ取付け一体化して小組し、この小組状態のピリオンステップホルダをピボットプレート8へ取付けるので、取付構造を見えなくし、かつ組み立て易くすることができる。
本願発明の適用された自動2輪車の左側面図 車体フレームの側面図 ホルダカバーとステップホルダを一体化して車体へ取付けた状態 を示す図 ピボットプレート、ホルダカバー及びステップホルダの組付図 ホルダカバーとステップホルダを一体化した状態の表裏を示す図 図3の6−6線断面図 図3の7−7線断面図 図3の8−8線断面図 ステップホルダの側面図 ステップホルダの平面図 図9の11−11線断面図 ホルダカバーを前方から示す図
符号の説明
5:車体フレーム、16:ピリオンステップホルダ、17:ホルダカバー、18:ピリオンステップ、50:上部、51:ピボット部穴、52:本体部、54:下縁部、55:後縁部、56a,56b,56c:係止部、58:取付ボス、60:前部、61:アーム部、62:ピボット軸穴、64:段差壁、65:被覆部、66a,66b,66c:係止溝、67:取付部、68:ボス、80:余剰部分

Claims (4)

  1. 前端部を車体フレームに取付けられ、後端部に同乗者用のピリオンステップを設けた金属製のピリオンステップホルダを備えたステップ装置において、
    前記ピリオンステップホルダ(16)の一部に重なって覆い、着脱自在に取付けられる樹脂製のホルダカバー(17)を設け、
    このホルダカバー(17)を前記ピリオンステップホルダ(16)へ取付けたとき、前記ホルダカバー(17)の上部(50a)外形が前記ピリオンステップホルダの上縁部(16a)と滑らかに連続するとともに、
    前記ホルダカバー(17)の下縁部(54)と後縁部(55)とが前記ピリオンステップホルダ(16)へ当接するように形成され、
    前記ホルダカバー(17)の下縁部(54)と後縁部(55)に爪を有する係止部(56a・56b・56c)を設け、この係止部が係合する係止溝(66a・66b・66c)が前記ピリオンステップホルダ(16)に形成され、
    前記ホルダカバー(17)の下縁部(54)上方かつ前記後縁部(55)の前方となる裏側に、前記ピリオンステップホルダ(16)と締結固定される固定部(58)が形成されている、ことを特徴とするステップ装置。
  2. 前記ピリオンステップホルダ(16)に裏側から前記ホルダカバー(17)を取付け一体化して小組し、この小組状態のピリオンステップホルダを車体へ取付けることを特徴とする請求項1に記載したステップ装置。
  3. 前記ホルダカバー(17)を前記ピリオンステップホルダ(16)と異なる色に着色したことを特徴とする請求項1に記載したステップ装置。
  4. 前記ピリオンステップホルダ(16)の前記ホルダカバー(17)で覆われる被覆部(65)は周囲より一段低く形成され、周囲との間に段差をなす段差壁(64)が形成され、この段差壁(64)に沿って前記下縁部(54)及び後縁部(55)が前記被覆部(65)上へ嵌合するとともに、前記係止溝(66a・66b・66c)がこの段差壁(64)に沿って設けられることを特徴とする請求項1に記載したステップ装置。
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