JP4950757B2 - ドロップアウト検出装置、ディスク再生装置及びドロップアウト検出方法 - Google Patents

ドロップアウト検出装置、ディスク再生装置及びドロップアウト検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、記録ディスクの再生を行うディスクドライブにおいてドロップアウトを検出する技術に関するものである。
記録ディスクの再生を行うディスクドライブにおいて、記録ディスクの傷等により良好に信号読み取りができなくなる現象であるドロップアウトを検出する技術としては、光ディスクよりピックアップで読み出したRF信号のエンベロープに基づいてドロップアウトの発生を検出する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。この技術では、RF信号のエンベロープが急激に所定レベル以上低下したときに、当該エンベロープが低下している期間中、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号を出力する。
特開2003-132533号公報
前記特許文献1記載の技術によれば、RF信号のエンベロープの振幅の大きさが異なると、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号が出力されるタイミングや期間が変化してしまい、同様の特性でドロップアウトの発生に対する処理を行えなくなるという問題がある。なお、エンベロープの振幅とは、ドロップアウト発生直前、直後のエンベロープの大きさと、ドロップアウト発生中のエンベロープの大きさとの差を指す。
そこで、本発明は、RF信号のエンベロープの振幅の大きさによらず、発生時間長さが同じドロップアウトに対して、同じ長さの期間、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号を出力することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、記録媒体であるディスクから読み出したRF信号に発生した、記録信号成分の欠落であるドロップアウトの発生を検出するドロップアウト検出装置に、前記RF信号のエンベロープを表すエンベロープ信号を生成するエンベロープ信号生成部と、ドロップアウトが発生しているとみなす前記エンベロープ信号の状態を規定する基準に従って、前記エンベロープ信号生成部が生成した前記エンベロープ信号の状態から、ドロップアウトの発生を検出し、ドロップアウトの発生を検出している期間中、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号を出力するドロップアウト信号生成部と、前記RF信号の振幅の大きさを検出する振幅検出部と、前記ドロップアウト信号生成部に前記基準を設定すると共に、当該ドロップアウト信号生成部に設定する前記基準を前記振幅検出部が検出した振幅の大きさに応じて、同期間のドロップアウトに対して前記RF信号の振幅によらずに同期間のドロップアウト信号が出力されるように変化させる基準調整部とを備えて構成したものである。
このようなドロップアウト検出装置によれば、RF信号の振幅に応じて、ドロップアウトが発生しているとみなす前記エンベロープ信号の状態を規定する基準を変化させることによって、同期間のドロップアウトに対して前記RF信号の振幅によらずに同期間のドロップアウト信号を出力することができるようになる。
ここで、以上のようなドロップアウト検出装置は、より具体的には、前記基準調整部において、前記基準が前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど小さい値を規定するように当該基準を変化させ、前記ドロップアウト信号生成部において、前記エンベロープ信号の振幅の中央値に前記基準が規定する値を加えたしきい値よりも、当該エンベロープ信号の大きさが小さい期間中、前記ドロップアウト検出信号を出力するように構成してもよい。
または、以上のようなドロップアウト検出装置は、前記基準調整部において、前記基準が前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど小さい値を規定するように当該基準を変化させ、前記ドロップアウト信号生成部において、前記エンベロープ信号に前記基準が規定する値を加えた信号の大きさよりも、前記エンベロープ信号の低域成分の大きさが大きい期間中、前記ドロップアウト検出信号を出力するように構成してもよい。
また、以上のようなドロップアウト検出装置は、前記ドロップアウト信号生成部を、前記エンベロープ信号の低域成分を抽出するローパスフィルタと、前記エンベロープ信号に所定値を加えた信号の大きさと、前記ローパスフィルタが抽出した前記低域成分の大きさとを比較し、前記エンベロープ信号に所定値を加えた信号の大きさよりも前記低域成分の大きさが大きい期間中、前記ドロップアウト検出信号を出力する比較部とより構成し、前記基準を、前記ローパスフィルタの周波数ゲイン特性を規定するものとし、前記基準調整部において、基準が規定する周波数ゲイン特性における前記ローパスフィルタのカットオフ周波数が前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど大きくなるように、当該基準を変化させるように構成してもよい。また、この場合には、さらに、前記基準を、前記ローパスフィルタの周波数ゲイン特性に加え、前記所定値の大きさを規定するものとし、前記基準調整部において、基準が規定する前記所定値の大きさが前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど小さくなるように、当該基準を変化させるようにしてもよい。
ここで、このようなドロップアウト検出装置は、光ディスクなどのディスク再生装置においてドロップアウトの検出に用いることができる。ここで、このようなドロップアウト検出装置を適用したディスク再生装置には、ディスク再生装置の前記ディスクからRF信号を読み出すピックアップが読み出した直流成分を含むRF信号を所定レベルに増幅する増幅回路を設け、前記エンベロープ信号生成部において、前記増幅回路が増幅した前記RF信号のエンベロープを表すエンベロープ信号を生成するようにすることが、より安定的にドロップアウトを検出できるようにする上で好ましい。
以上のように、本発明によれば、RF信号のエンベロープの振幅の大きさによらず、発生時間長さが同じドロップアウトに対して、同じ長さの期間、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号を出力することができる。
以下、本発明の実施形態について、光ディスクドライブへの適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係る光ディスクドライブの構成を示す。
図示するように、光ディスクドライブ1は、クランパ101、ターンテーブル102、スピンドルモータ103、フィードモータ104、ピックアップ105、RFアンプ部106、信号処理部107、サーボエラー信号生成部108、サーボ制御部109、ドロップアウト検出部110、システムコントローラ111、ホスト装置2に接続するホストインタフェース112を備えている。
このような構成において、クランパ101とターンテーブル102は、光ディスクドライブ1に装着されたCDやDVDなどの光ディスク3をクランプし、スピンドルモータ103はターンテーブル102とクランパ101の間にクランプされた光ディスク3を回転する。また、フィードモータ104は、ピックアップ105を光ディスク3の径方向に移動させるシーク動作を行う。
次に、ピックアップ105は、レーザ光源と、光電素子と、レーザ光源からの照射を集光するとともに光ディスク3の信号記録面からの反射光を光電素子に導く対物レンズと、この対物レンズを光ディスク3の信号記録面に垂直方向に移動させることにより焦点位置を調整するフォーカスアクチュエータと、対物レンズを光ディスク3の径方向に移動させることによりトラッキング調整を行うトラッキングアクチュエータとを含んでいる。そして、ピックアップ105は、光電素子で検出した、光ディスク3の信号記録面からの反射光を光電変換した信号を出力する。
次に、RFアンプ部106は、ピックアップ105から出力される信号を入力RF信号RFinとして受け入れ、入力RF信号RFinを直流成分も含めて増幅した第1RF信号RF1をドロップアウト検出部110に出力する。また、RFアンプ部106は、入力RF信号RFinの交流成分を増幅して、出力RF信号RFoutとして信号処理部107に出力する。
また、サーボエラー信号生成部108は、ピックアップ105から出力される信号から、フォーカスサーボに必要なフォーカスエラー信号(FE)およびトラッキングサーボに必要なトラッキングエラー信号(TE)などを生成する。
次に、信号処理部107は、RFアンプ部106から出力される出力RF信号RFoutからのデータの復調や、復調したデータに発生したエラーの、復調データに含まれるEDCやECCを用いた検出やエラーの訂正を行って、光ディスク3に記録されたデータを再生し、再生したデータをホストインタフェース112に送る。
また、ドロップアウト検出部110は、RFアンプ部106から出力される第1RF信号RF1のエンベロープのレベルを検出し、検出したエンベロープのレベルに応じて、光ディスク3の傷等による、ピックアップ105におけるRF信号中の記録信号成分の欠落であるドロップアウトの発生を検出し、ドロップアウトの発生をドロップアウト検出信号DETによりシステムコントローラ111と、サーボ制御部109に通知する。
また、サーボ制御部109は、システムコントローラ111の制御に応じたフィードモータ104のシーク動作の制御や、フォーカスエラー信号(FE)、トラッキングエラー信号(TE)に応じた各種のサーボ制御を行う。例えば、サーボ制御部109は、ピックアップ105やフィードモータ104に指示を送ることにより、レーザ光源の制御およびフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御を行うとともに、スピンドルモータ103に指示を送ることにより、スピンドルモータ103の回転数のサーボ制御を行う。また、サーボ制御部109は、ロップアウト検出信号DETによりドロップアウトの検出が通知されている期間、サーボ制御の特性をドロップアウトの検出通知前の特性に維持する動作なども行う。
そして、システムコントローラ111は、以上の各部を制御し、ホストインタフェース112を介してホスト装置2から受け取ったホストコマンドに応じて、光ディスク3よりホストコマンドによって要求されたデータを再生して、ホストインタフェース112を介してホスト装置2に転送するリード処理などを行う。また、システムコントローラ111は、ドロップアウト検出信号DETによりドロップアウトの検出が通知されたならば、所定のドロップアウトエラー対策処理を行う。このドロップアウトエラー対策処理としては、たとえば、読み出し対象とするトラックを複数トラック分、スキップする処理などがある。
次に、図2にRFアンプ部106の構成を示す。
図示するように、RFアンプ部106は、第1ゲイン可変アンプ11と、DCカット用のコンデンサ12と、第2ゲイン可変アンプ13と、振幅レベルモニタ部14と、ゲイン制御部15とを有する。
そして、ピックアップ105から入力する入力RF信号RFinを第1ゲイン可変アンプ11で増幅して第1RF信号RF1とし、第1RF信号RF1をドロップアウト検出部110に出力する。また、コンデンサ12で第1RF信号RF1の交流成分を抽出して第2RF信号RF2とし、第2RF信号RF2を第2ゲイン可変アンプ13で増幅して出力RF信号RFoutとして信号処理部107に出力する。なお、ピックアップ105において四分割フォトダイオードなどを用いて領域毎に反射光を光電変換する場合には、ピックアップ105から各領域について出力される信号を合算する加算部を設け、加算部で加算した信号を入力RF信号RFinとして用いるようにする。
次に、振幅レベルモニタ部14は、出力RF信号RFoutの振幅Aoutを検出し、ドロップアウト検出部110と、ゲイン制御部15に通知する。
そして、ゲイン制御部15は、第1ゲイン可変アンプ11のゲインG1と第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2を、光ディスク3の再生開始時などに、振幅レベルモニタ部14から通知された出力RF信号RFoutの振幅Aoutに基づいて、出力RF信号RFoutの振幅Aoutが所定の出力レベル(たとえば、第2ゲイン可変アンプ13のダイナミックレンジ)となるように、それぞれゲイン制御信号CNTG1、CNTG2によって制御する。また、ゲイン制御部15は、第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2のゲイン制御信号CNTG2を、ドロップアウト検出部110に通知する。
ここで、ゲイン制御部15は、第1ゲイン可変アンプ11のゲインG1と第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2は、たとえば、次のように制御する。
すなわち、出力RF信号RFoutの振幅Aoutと、現在の第1ゲイン可変アンプ11のゲインG1と、現在の第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2とから求まる入力RF信号RFinの振幅をAinとし、G1×Ain/Kが、所定値(たとえば、第1ゲイン可変アンプ11の最大出力値)となるようにゲインG1を求める。また、このように定めた第1ゲイン可変アンプ11のゲインG1を用いた状態において、出力RF信号RFoutの振幅Aoutが、所定の出力レベル(たとえば、第2ゲイン可変アンプ13のダイナミックレンジ)となるように第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2を定める。
ここで、Kは定数であり、規格上定められている、光ディスク3上で記録信号を表す高反射率と低反射率のコンビネーションにおける、高反射率と低反射率の反射率の差分の、高反射率の反射率に対する比率、したがって、入力RF信号RFinの振幅Ainの、入力RF信号RFinの上側のエンベロープのレベルEinに対する比率の最小値である。なお、光ディスク3がCD-Rである場合には、この比率、比率の最小値は0.6と定められており、K=0.6となる。
次に、図3にドロップアウト検出部110の構成を示す。
図示するようにドロップアウト検出部110は、エンベロープ生成回路21、ローパスフィルタ22(LPF22)、加算器23、比較器24、検出制御部25を有している。また、検出制御部25は、振幅検出部251、フィルタ特性設定部252、シフト量設定部253とを有している。
そして、このような構成において、エンベロープ生成回路21は、図4aに示すように、RFアンプ部106から入力する第1RF信号RF1の上側エンベロープを表すエンベロープ信号ENVを生成する。ローパスフィルタ22は、検出制御部25から設定されたカットオフ周波数や時定数などにより定まる周波数ゲイン特性でエンベロープ信号ENVの低域成分を抽出し、LFENV信号として出力する。一方、加算器23は、検出制御部25から出力されるシフト量SHを、エンベロープ信号ENVに加算し、シフトエンベロープ信号SENV信号として出力する。そして、比較器24は、ローパスフィルタ22が出力するLFENV信号とシフトエンベロープ信号SENVとを比較し、図4cに示すようにLFENV信号がシフトエンベロープ信号SENVより大きい期間PT中、ドロップアウト検出信号DETを出力する。ここで、このようにドロップアウト検出部110において、ピックアップ105から入力する入力RF信号RFinの交流成分を抽出して増幅した出力RF信号RFoutではなく、入力RF信号RFinを直流成分を含めたまま増幅した第1RF信号RF1をドロップアウトの検出に用いるのは、出力RF信号RFoutでは交流成分の抽出の際に信号の周波数特性が変化するため、この出力RF信号RFoutからでは確実にドロップアウト信号を検出できなくなるからである。
一方、検出制御部25において、振幅検出部251は、RFアンプ部106から通知される出力RF信号RFoutの振幅Aoutと第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2とより、ARF1=Aout/G2によって、第1RF信号RF1の振幅ARF1を検出する。そして、フィルタ特性設定部252は第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさに応じた周波数ゲイン特性に、ローパスフィルタ22の周波数ゲイン特性を設定する。また、シフト量設定部253は、第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさに応じた大きさのシフト量SHを出力する。
ここで、フィルタ特性設定部252がローパスフィルタ22に設定する周波数ゲイン特性と第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係と、シフト量設定部253が出力するシフト量SHと第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係とは、第1RF信号RF1の振幅ARF1によらず、第1RF信号RF1に発生した同様のドロップアウトに対して、同じタイミングで同じ時間長PTのドロップアウト検出信号DETが出力されるように、予め実験的にまたは計算により求め設定しておく。
すなわち、たとえば、図4aと図4bとに、異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について示すように、第1RF信号RF1の振幅ARF1が小さいほどシフト量SHが小さくなるように、シフト量設定部253が出力するシフト量SHと第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係を定める。また、エンベロープ信号ENVの振幅によらずエンベロープ信号ENVの変化に対して同様の比率でLFENV信号が変化するように、フィルタ特性設定部252がローパスフィルタ22に設定する周波数ゲイン特性と第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係を定める。より具体的には、たとえば、第1RF信号RF1の振幅ARF1が小さいほどカットオフ周波数が高くなるように周波数ゲイン特性と、フィルタ特性設定部252がローパスフィルタ22に設定する周波数ゲイン特性と第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係を定めるようにする。
このようにすることにより、図4aと図4bとの、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について、図4cに示すように、同じタイミングで同じ時間長PTのドロップアウト検出信号DETを出力することができる。
なお、ローパスフィルタ22の周波数ゲイン特性とシフト量SHとを固定とした場合、図4aと図4eとに、異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について示すように、図4aと図4eとの、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について、図4cと図4dに示されるように、異なるタイミングで異なる時間長PTのドロップアウト検出信号DETが出力されてしまうことになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、RF信号の振幅に応じて、ドロップアウト検出の基準を変化させることにより、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅RF信号について、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウト検出信号を出力することができるようになる。
なお、このようにRF信号の振幅に応じて、ドロップアウト検出の基準を変化させることにより、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅RF信号について、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウト検出信号を出力する本実施形態の技術は、ドロップアウト検出部110として、図3に示した構成とは異なる構成を採用する場合にも、同様に適用することができる。
すなわち、たとえば、ドロップアウト検出部110は、図5に示すように構成してもよい。
図示するように、このドロップアウト検出部110は、レベルシフト回路31と、第2エンベロープ生成回路32と、第2加算器33と、第2比較器34と、第2検出制御部35とを備えている。また、第2検出制御部35は、第2振幅検出部351としきい値調整部352とを備えている。
このような構成において、図6aに示すように、レベルシフト回路31は、RFアンプ部106から入力する第1RF信号RF1を、第1RF信号RF1の振幅の中心が基準電圧VBとなるように、第1RF信号RF1のレベルをシフトする。そして、第2エンベロープ生成回路32は、レベルシフト回路31によってレベルがシフトされた第1RF信号RF1の上側エンベロープを表すエンベロープ信号ENVを生成する。一方、第2加算器33は、第2検出制御部35から出力されるしきい値調整量ΔThを基準電圧VBに加算し、しきい値信号THとして出力する。そして、そして、第2比較器34は、エンベロープ信号ENVとしきい値信号THとを比較し、図6cに示すようにしきい値信号THがエンベロープ信号ENVより大きい期間PT中、ドロップアウト検出信号DETを出力する。
一方、第2検出制御部35において、第2振幅検出部351は、RFアンプ部106から通知される出力RF信号RFoutの振幅Aoutと第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2とより、ARF1=Aout/G2によって、第1RF信号RF1の振幅ARF1を検出する。そして、しきい値調整部352は第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさに応じたしきい値調整量ΔThを出力する。
ここで、しきい値調整部352が出力するしきい値調整量ΔThと第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係とは、第1RF信号RF1の振幅ARF1によらず、第1RF信号RF1に発生した同じドロップアウトに対して、同じタイミングで同じ時間長PTのドロップアウト検出信号DETが出力されるように、予め実験的にまたは計算により求め設定しておく。
すなわち、たとえば、図6aと図6bとに、異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について示すように、第1RF信号RF1の振幅ARF1が小さいほどしきい値調整量ΔThが小さくなるように、しきい値調整部352が出力するしきい値調整量ΔThと第1RF信号RF1の振幅ARF1の大きさの関係を定めておけば、図6aと図6bとの、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について、図6cに示すように、同じタイミングで同じ時間長PTのドロップアウト検出信号DETを出力することができる。
なお、しきい値調整部352が出力するしきい値調整量ΔThを固定とした場合、図6aと図6eとの、同じタイミングで同じ時間長のドロップアウトが発生している異なる振幅ARF1の第1RF信号RF1について、図6cと図6dに示すように、異なるタイミングで異なる時間長PTのドロップアウト検出信号DETが出力されてしまうことになる。
ところで、本実施形態に係るRFアンプ部106は、図7に示すように構成することもできる。
図示するように、このRFアンプ部106は、図2に示したRFアンプ部106に、第1RF信号RF1の上側のエンベロープのレベルEinを検出する信号レベルモニタ部を追加したものである。また、ゲイン制御部15において、信号レベルモニタ部が検出した第1RF信号RF1の上側のエンベロープのレベルEinが、所定のレベル(たとえば、第1ゲイン可変アンプ11の出力最大値)となるように、第1ゲイン可変アンプ11のゲインG1を定める。そして、その上で振幅レベルモニタ部14で検出した出力RF信号RFoutの振幅Aoutに基づいて、振幅Aoutが所定の出力レベル(たとえば、第2ゲイン可変アンプ13のダイナミックレンジ)となるように第2ゲイン可変アンプ13のゲインG2を定める。
このようにすることにより、入力RF信号RFinの振幅Ainの、入力RF信号RFinの上側のエンベロープのレベルEinに対する比率の最小値が規格値以上小さい場合でも、第1RF信号RF1が第1ゲイン可変アンプ11で飽和してしまうことを排除することができ、これにより、より適正にドロップアウトの検出を行うことができるようになる。
本発明の実施形態に係る光ディスクドライブの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るRFアンプ部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るドロップアウト検出部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るドロップアウト検出部の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るドロップアウト検出部の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る他の構成例によるドロップアウト検出部の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るRFアンプ部の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…光ディスクドライブ、2…ホスト装置、3…光ディスク、11…第1ゲイン可変アンプ、12…コンデンサ、13…第2ゲイン可変アンプ、14…振幅レベルモニタ部、15…ゲイン制御部、21…エンベロープ生成回路、22…ローパスフィルタ、23…加算器、24…比較器、25…検出制御部、31…レベルシフト回路、32…第2エンベロープ生成回路、33…第2加算器、34…第2比較器、35…第2検出制御部、101…クランパ、102…ターンテーブル、103…スピンドルモータ、104…フィードモータ、105…ピックアップ、106…RFアンプ部、107…信号処理部、108…サーボエラー信号生成部、109…サーボ制御部、110…ドロップアウト検出部、111…システムコントローラ、112…ホストインタフェース、251…振幅検出部、252…フィルタ特性設定部、253…シフト量設定部、351…第2振幅検出部、352…値調整部。

Claims (3)

  1. 記録媒体であるディスクから読み出したRF信号に発生した、記録信号成分の欠落であるドロップアウトの発生を検出するドロップアウト検出装置であって、
    前記RF信号のエンベロープを表すエンベロープ信号を生成するエンベロープ信号生成部と、
    ドロップアウトが発生しているとみなす前記エンベロープ信号の状態を規定する基準に従って、前記エンベロープ信号生成部が生成した前記エンベロープ信号の状態から、ドロップアウトの発生を検出し、ドロップアウトの発生を検出している期間中、ドロップアウトの発生を表すドロップアウト検出信号を出力するドロップアウト信号生成部と、
    前記RF信号の振幅の大きさを検出する振幅検出部と、
    前記ドロップアウト信号生成部に前記基準を設定すると共に、当該ドロップアウト信号生成部に設定する前記基準を前記振幅検出部が検出した振幅の大きさに応じて、同期間のドロップアウトに対して前記RF信号の振幅によらずに同期間のドロップアウト信号が出力されるように変化させる基準調整部とを有し、
    前記ドロップアウト信号生成部は、
    前記エンベロープ信号の低域成分を抽出するローパスフィルタと、
    前記エンベロープ信号に所定値を加えた信号の大きさと、前記ローパスフィルタが抽出した前記低域成分の大きさとを比較し、前記エンベロープ信号に所定値を加えた信号の大きさよりも前記低域成分の大きさが大きい期間中、前記ドロップアウト検出信号を出力する比較部とを有し、
    前記基準は、前記ローパスフィルタの周波数ゲイン特性と、前記所定値の大きさとを規定するものであり、
    前記基準調整部は、前記基準が規定する周波数ゲイン特性における前記ローパスフィルタのカットオフ周波数が前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど大きくなり、前記基準が規定する前記所定値の大きさが前記振幅検出部が検出した振幅の大きさが小さいほど小さくなるように、当該基準を変化させることを特徴とするドロップアウト検出装置。
  2. 請求項1記載のドロップアウト検出装置を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  3. 請求項2記載のディスク再生装置であって、
    前記ディスクからRF信号を読み出すピックアップと、ピックアップが読み出した直流成分を含むRF信号を所定レベルに増幅する増幅回路とを有し、
    前記エンベロープ信号生成部は、前記増幅回路が増幅した前記RF信号のエンベロープを表すエンベロープ信号を生成することを特徴とするディスク再生装置。
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