JP2003085783A - 光学式ピックアップ、光学式ディスク記録再生装置、光学式ピックアップ用増幅器 - Google Patents

光学式ピックアップ、光学式ディスク記録再生装置、光学式ピックアップ用増幅器

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JP2003085783A
JP2003085783A JP2001275944A JP2001275944A JP2003085783A JP 2003085783 A JP2003085783 A JP 2003085783A JP 2001275944 A JP2001275944 A JP 2001275944A JP 2001275944 A JP2001275944 A JP 2001275944A JP 2003085783 A JP2003085783 A JP 2003085783A
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light beam
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Mikio Yamamuro
美規男 山室
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は記録時に光学式ディスクから反射され
た反射光に基づく再生信号によって飽和することのない
プリアンプを備える光学式ディスクの記録システムを提
供することを目的とする。 【解決手段】前記光学式ディスクに照射するために光ビ
ームを発生するレーザー素子15と、前記光ビームが前
記光学式ディスクの信号記録面にて反射された反射光を
検出し再生信号を出力する光検出器21とを具備する光
学式ピックアップの再生信号のゲインを制御するプリア
ンプであって、再生信号を低域濾波処理するローパスフ
ィルタ27を備え、光学式ディスク14に信号を記録す
る際に光学式ディスク14から反射される再生信号のゲ
インをローパスフィルタ27の低域濾波処理によって制
限し、再生信号のダイナミックレンジを確保することを
特徴とするプリアンプを以ってして課題の解決をするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能な光学式
ディスクに光ビームを照射して信号を記録する際に、光
学式ディスクで反射された反射光を検出して、この反射
光に基づいた再生信号に重畳されたサーボ情報を基にし
て、光ビームの前記光学式ディスク上の位置を制御する
サーボ信号を得る光学式ピックアップと、この光学式ピ
ックアップを用いた光学式ディスク記録再生装置及び、
光学式ピックアップの再生信号のゲインを制御する光学
式ピックアップ用増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の属する技術分野における公知技
術を開示した文献は、特開2000−182241号公
報(公開日:平成12年6月30日,出願人:株式会社
日立製作所)がある。
【0003】この公報には、記録可能なディスクである
DVD−RAM(Digital Versatile Disc Rand
om Access Memory)規格のディスクに信号を記録する光
ディスク装置装置及び、これに用いるヘッドアンプが開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、光学式ディスク
に信号を記録する際には、出来るだけ多くの光を得るた
めに、フルパワーで光学式ピックアップのレーザー素子
で発光させる必要があった。
【0005】しかしながら、この記録時に光学式ディス
クの反射光を、光学式ディスク上の光ビームの位置を制
御するためのサーボ信号に用いるため、この反射光に基
づいた再生信号のダイナミックレンジが過剰に大きくな
ってしまう現象が起こる。
【0006】よって、この信号を増幅する場合、ダイナ
ミックレンジの大きな増幅器を用いなければ、増幅器は
飽和状態となり、再生信号に重畳されたサーボ情報が消
失してしまい、結果的に光ビームに対するサーボ処理を
行うことが出来なくなるという問題がある。
【0007】本発明は記録時に光学式ディスクから反射
された反射光による再生信号によって飽和することのな
い増幅器を備える光学式ディスクの記録システムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に光学式ピックアップは、光学式ディスクに信号を記録
可能な光学式ディスク装置に用いられ、前記光学式ディ
スクにレーザーを照射することによって前記信号を記録
する光学式ピックアップであって、前記光学式ディスク
に照射するために光ビームを発生するレーザー素子と、
前記光ビームが前記光学式ディスクの信号記録面にて反
射された反射光を検出し、前記光ビームの前記信号記録
面上の位置を制御するためのサーボ信号の生成に用いら
れるサーボ情報が重畳された再生信号を出力する光検出
器と、前記信号記録面に対して前記光ビームを照射して
信号を記録する際に、前記光検出器から得られる前記再
生信号の所定のカットオフ周波数よりも低い周波数成分
の信号レベルを減衰させることなく濾波せしめ、前記光
学式ディスクに信号を記録する際に、当該光学式ディス
クから反射される再生信号の利得を低下させるローパス
フィルタを備えた光学式ピックアップ用増幅器とを具備
したことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するために本発明の光学式
ディスク再生装置は、前記光学式ディスクに照射するた
めに光ビームを発生するレーザー素子と、前記光ビーム
が前記光学式ディスクの信号記録面にて反射された反射
光を検出し前記光ビームの前記信号記録面上の位置を制
御するためのサーボ信号の生成に用いられるサーボ情報
が重畳された再生信号を出力する光検出器とを具備する
光学式ピックアップと、前記信号記録面に対して前記光
ビームを照射して信号を記録する際に、前記光検出器か
ら得られる前記再生信号の所定のカットオフ周波数より
も低い周波数成分の信号レベルを減衰させることなく濾
波せしめ前記光学式ディスクに信号を記録する際に当該
再生信号の利得を低下させるローパスフィルタを有する
光学式ピックアップ用増幅器とを具備したことを特徴す
る。
【0010】上記課題を解決するために本発明の光学式
ピックアップ用増幅器は、前記光学式ディスクに照射す
るために光ビームを発生するレーザー素子と、前記光ビ
ームが前記光学式ディスクの信号記録面にて反射された
反射光を検出し、前記光ビームの前記信号記録面上の位
置を制御するためのサーボ信号の生成に用いられるサー
ボ情報が重畳された再生信号を出力する光検出器とを具
備する光学式ピックアップの当該再生信号のゲインを制
御する光学式ピックアップ用増幅器であって、前記再生
信号の所定のカットオフ周波数よりも低い周波数成分の
信号レベルを減衰させることなく濾波せしめ当該再生信
号の利得を低下させるローパスフィルタとを具備したこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図1〜
図5を用いて説明する。
【0012】図1は本発明の光学式ピックアップ用増幅
器であるプリアンプが用いられた光学式ディスク記録再
生装置のブロック図である。
【0013】図1において、光学式ディスク記録再生装
置は、光学式ピックアップ1、RF(高周波)アンプ
2、データスライス回路Dal、NRZI(Non−R
etun−to−Zero−Inverted)復調回
路4、ECC(Error−Check−Code)処
理回路5、復調回路6、アドレス抽出回路7、トラック
ジャンプ回路8、ピックアップモータ9、トラッキング
サーボ回路10、フォーカッシングサーボ回路11、ス
ピンドルモータ12、スピンドルモータサーボ回路13
からなる。
【0014】光学式ディスク14は、スピンドルモータ
12に取り付けられた図示しないターンテーブルの上に
載置される。光学式ディスク14はターンテーブルが回
転することにより回転する。この回転はスピンドルモー
タ12の回転を制御するスピンドルモータサーボ回路に
よって制御される。
【0015】光学式ピックアップ1は、この回転した光
学式ディスク14の信号記録面上に設けられた記録トラ
ック上に光ビームをレーザー素子15を発光させること
によって照射して、信号の記録あるいは再生を行う。
【0016】厳密に述べると再生は、記録トラック上に
照射した光ビームの反射光を光学式ピックアップ内に設
けられた光検出器21によって受光して再生信号を得る
ことによって行なわれる。
【0017】光学式ディスクに対して信号を記録及び再
生する際には、光学式ディスクの信号記録面及びトラッ
ク上の光ビームの位置がジャストフォーカス(合焦)状
態及び、トラック上に照射されたオントラック状態にあ
るように図示しない対物レンズを移動させて制御され
る。
【0018】これらの制御をトラッキングサーボ及び、
フォーカッシングサーボと呼ぶが、これらの制御はトラ
ッキングサーボ回路10、フォーカッシングサーボ回路
11が光学式ピックアップに設けられた図示しない対物
レンズを移動制御し、フォーカスサーボにあっては光ビ
ームの焦点を信号記録面に、トラッキングサーボにあっ
ては光ビームの照射位置を記録トラック上にそれぞれ追
従させることによって為される。
【0019】これら、トラッキングサーボ回路10、フ
ォーカッシングサーボ回路11はRFアンプ2が再生す
る再生信号の転送を受けて、それぞれトラッキングサー
ボ信号とフォーカッシングサーボ信号を生成し、光ビー
ムの照射位置をフィードバック制御する。
【0020】また、RFアンプは再生信号を増幅して、
トラッキングサーボ回路10、フォーカッシングサーボ
回路11に入力させる以外にデジタルデータを生成する
ためのデータスライス回路3に転送する。
【0021】データスライス回路3は、所定のタイミン
グで再生信号の波形をスライスして方形波(デジタル)
信号を生成して、更に後段のNRZI復調回路4へ入力
させる。NRZI復調回路4はNRZI変調された方形
波をデジタル信号として復調し、後段のECC処理回路
5へ転送する。
【0022】デジタル信号の転送を受けたECC処理回
路5はECCブロック単位でデジタル信号のエラー訂正
を行い、後段の復調回路6へ転送する。復調回路6は所
定のデータレコード長単位でデジタル信号からデータを
検出し、更に後段のデータ再生系とアドレス検出回路7
へと転送する。
【0023】アドレス検出回路7は再生中のデジタルデ
ータの光学式ディスク上の記録位置を示すアドレスを検
出し、このアドレスに基づいた情報を後段のトラックジ
ャンプ回路8へと転送する。
【0024】ところで、光学式ピックアップ1は、ピッ
クアップモータ9の発生するトルク(回転力)によって
光学式ディスクOdの半径方向に移動させられる。ピッ
クアップモータ9はトラックジャンプ回路8によって制
御によってトルクを発生して光学式ピックアップ1をト
ラックジャンプ回路8の制御に従って移動させる。
【0025】例えば、図示しないマイクロプロセッサか
らのコマンドによって、光学式ディスク14の信号記録
面上の所定位置に光学式ピックアップ1を導く場合は、
この所定位置のアドレスとアドレス検出回路7の検出す
る現再生位置のアドレスとの差分に相当するトラックジ
ャンプ信号をトラックジャンプ回路8から出力させて、
ピックアップモータ9に供給してトルクを発生させるこ
とにより、光学式ピックアップ1を所定位置へ移動させ
る。
【0026】この動作をトラックジャンプ動作と呼ぶ。
【0027】また、光学式ディスク記録再生において肝
要なことはディスクの回転数の制御である。この制御を
行うのが、スピンドルモータサーボ回路13である。ス
ピンドルモータサーボ回路13は図示しないマイクロプ
ロセッサからのコマンドを受けて、スピンドルモータサ
ーボ信号を発生しスピンドルモータを所定の安定した回
転数で回転させる制御を行う。
【0028】その際に、スピンドルモータサーボ回路1
3は、スピンドルモータ12の回転数に応じて発生する
逆起電力に基づいて、スピンドルモータの回転数を監視
し、現在のスピンドルモータ12の回転数の、予め設定
された所定の回転数との差分を検出して、その結果に応
じてスピンドルサーボ信号を生成して、スピンドルモー
タ12の回転数を所定の回転数に維持する。これをスピ
ンドルサーボ処理と呼ぶ。
【0029】次にこの光学式ディスク14に信号を書き
込む場合の動作について説明する。
【0030】図2は、本発明のプリアンプの回路ブロッ
ク図である。
【0031】図中、21は光学式ピックアップ1に内蔵
されており、光学式ピックアップ1内のレーザー素子1
5が発する光ビームが光学式ディスク14の信号記録面
上で反射された反射光を受光し再生信号生成する光検出
器である。
【0032】この光検出器21はフォトダイオードで構
成されており、反射光を受光すると、受光した反射光の
強さによって電流iが流れるように構成されている。光
検出器21は一端を接地しており、他端をオペレーショ
ンアンプ22の−(マイナス)端子に接続している。
【0033】オペレーションアンプ22の+(プラス)
端子には基準電圧Vrefが印加されており、オペレー
ションアンプ22のした−(マイナス)端子には、光検
出器21の受光する光の強さを反映した電位の変化が発
生する。
【0034】よって、オペレーションアンプ22の出力
端子には、光の強さに応じた電位と基準電圧Vrefの
電位との差分が再生信号Voutとして生じる。
【0035】ところで、オペレーションアンプ22の−
(マイナス)端子と、出力端子は抵抗器25を介して接
続されており、再生信号のダイナミックレンジはこの抵
抗器25の抵抗値によって設定される。
【0036】また、オペレーションアンプ22の−(マ
イナス)端子と、出力端子は、スイッチ23と抵抗器2
6の直列回路を介在して接続されており、更にスイッチ
23と抵抗器26の接続点と、オペレーションアンプ2
2の−(マイナス)端子はコンデンサ24を介在して接
続されている。
【0037】ここでスイッチ23が接続状態にあると
き、抵抗器25,26及びコンデンサ24はローパスフ
ィルタ27を構成する。
【0038】つまり、スイッチ23を切換えることによ
り、オペレーションアンプ22の出力端子に生じる再生
信号の周波数特性やダイナミックレンジが、再生信号の
低周波域信号の濾波処理をイネーブル/ディスイネーブ
ルによって切換えられるものである。
【0039】このローパスフィルタ27は、所定のカッ
トオフ周波数Fcよりも高い周波数をカットオフし、こ
のカットオフ周波数よりも低い周波数成分の信号レベル
を減衰させることなく濾波するする周波数特性を持って
いる。
【0040】図3はこのプリアンプの周波数特性図を示
すものである。
【0041】図中の特性線31はスイッチ23が開放さ
れているときの再生信号の周波数特性を示す。この特性
は、抵抗器25にて設定されるダイナミックレンジを有
しており、広帯域の周波数でフラットなゲイン特性を示
す。
【0042】これに対して、特性線32は、スイッチ2
3が接続状態にある場合の周波数特性を示す。この特性
は、スイッチ23が接続状態となってローパスフィルタ
が構成され、再生信号の周波数特性及びこの再生信号が
低域濾波処理された状態を示すものである。
【0043】特性線32に示されるがごとく、周波数特
性はカットオフ周波数Fc=1/[2πC(25,2
6)]よりも高い周波数帯域の信号のゲインが徐々に減
衰し、カットオフ周波数より低い周波数成分の信号は減
衰することなく濾波する典型的なローパスフィルタ特性
を呈しているのが判る。
【0044】通常、光学式ディスク14に信号を記録す
る場合は、確実に信号記録面にマークを生成しなければ
ならないので、光学式ピックアップ1のレーザー素子は
最大限のフルパワー状態で発光する。
【0045】よって、このとき信号記録面に照射される
光ビームの強度も光学式ピックアップ1が出力し得る最
大限の強さである。
【0046】図1の説明で述べたように、光学式ピック
アップの光ビームは光学式ディスクの信号記録面にジャ
ストフォーカス(合焦)状態にあり、また、記録トラッ
ク上に照射されたオントラック状態にあるように、それ
ぞれ、フォーカスサーボ処理及び、トラッキングサーボ
処理を施して、光ビームが光学式ディスク上の記録トラ
ックを確実にトレースするように制御する。
【0047】このサーボ制御は、光学式ディスクの信号
記録面に信号を記録する場合も行われ、図2のプリアン
プのブロック図にあるように、光検出器21から得られ
る再生信号に重畳されたサーボ情報信号に基づいてサー
ボ制御を施すものである。
【0048】しかしながら、このとき信号記録面に照射
される光ビームの強度は光学式ピックアップ1が出力し
得る最大限の強さであり、その反射光に基づく再生信号
のレベルは相当に大きくなる。
【0049】あまりに再生信号のレベルが過大になると
プリアンプは飽和状態となるので、この再生信号から光
ビームのサーボ制御を施すためのサーボ情報が消失して
しまうのである。
【0050】本発明のディスク記録再生装置はこのプリ
アンプによって、信号記録時に光学式ディスクの信号記
録面から反射された反射光に基づく再生信号に低域濾波
処理を施し、再生信号のダイナミックレンジが確保され
るように再生信号のゲインを制御する。
【0051】本発明の再生信号の特性について説明する
ために図4を用いる。
【0052】図4は光学式ディスクに信号を記録する際
のの記録信号の波形図と、再生信号の波形図である。
【0053】図4において、41は記録信号の波形を示
し、42は低域濾波処理の施された再生信号の波形であ
る。
【0054】記録信号の41の波形に比較して、再生信
号の波形はダイナミックレンジが小さくなるように制御
されているのが判る。再生信号の波形は低域濾波処理さ
れたものであるので、再生信号のレベルは抑圧されプリ
アンプの出力が飽和することなく、ダイナミックレンジ
も十分確保されているので、再生信号に重畳されるサー
ボ情報も消失せずに残存している。
【0055】よって、再生信号から確実にサーボ情報の
抽出が可能となり、光ビームのトラッキングサーボ処理
あるいはフォーカッシングサーボ処理が行える。
【0056】また、図2にあるように、記録時にはWr
ite Gateから信号を与えてスイッチを接続状態
にして、記録時に得られる再生信号に低域濾波処理を施
してゲインを抑圧してダイナミックレンジを確保してい
プリアンプの飽和を防止し、記録された信号を再生する
再生時には、Write Gateから信号を与えてス
イッチを開放状態にして、再生信号に低域濾波処理を施
すことなく、再生信号に十分なゲインを与えることによ
り、記録時と再生時の双方に良好な特性を得ることので
きるプリアンプを実現することができる。
【0057】このように、本発明を用いれば、アンプを
飽和させてサーボ情報を消失することなく、光学式ディ
スクに対して信号記録を行う際の光ビームのサーボ処理
を行うことが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば記
録時に光学式ディスクから反射された反射光によるサー
ボ信号によって飽和することのないプリアンプを備える
光学式ディスクの記録システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式ディスク記録再生装置のブロック図。
【図2】本発明のプリアンプの回路ブロック図。
【図3】プリアンプの周波数特性図。
【図4】光学式ディスクに信号を記録する際のの記録信
号の波形図と、再生信号の波形図。
【符号の説明】
27…ローパスフィルタ 22…オペレーションアンプ 21…光検出器 15…レーザー素子 25,26…抵抗器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式ディスクに信号を記録可能な光学式
    ディスク装置に用いられ、前記光学式ディスクにレーザ
    ーを照射することによって前記信号を記録する光学式ピ
    ックアップであって、 前記光学式ディスクに照射するために光ビームを発生す
    るレーザー素子と、 前記光ビームが前記光学式ディスクの信号記録面にて反
    射された反射光を検出し、前記光ビームの前記信号記録
    面上の位置を制御するためのサーボ信号の生成に用いら
    れるサーボ情報が重畳された再生信号を出力する光検出
    器と、 前記信号記録面に対して前記光ビームを照射して信号を
    記録する際に、前記光検出器から得られる前記再生信号
    の所定のカットオフ周波数よりも低い周波数成分の信号
    レベルを減衰させることなく濾波せしめ、前記光学式デ
    ィスクに信号を記録する際に、当該光学式ディスクから
    反射される再生信号の利得を低下させるローパスフィル
    タを備えた光学式ピックアップ用増幅器とを具備したこ
    とを特徴とする光学式ピックアップ。
  2. 【請求項2】前記光学式ディスクに照射するために光ビ
    ームを発生するレーザー素子と、 前記光ビームが前記光学式ディスクの信号記録面にて反
    射された反射光を検出し前記光ビームの前記信号記録面
    上の位置を制御するためのサーボ信号の生成に用いられ
    るサーボ情報が重畳された再生信号を出力する光検出器
    とを具備する光学式ピックアップと、 前記信号記録面に対して前記光ビームを照射して信号を
    記録する際に、前記光検出器から得られる前記再生信号
    の所定のカットオフ周波数よりも低い周波数成分の信号
    レベルを減衰させることなく濾波せしめ前記光学式ディ
    スクに信号を記録する際に当該再生信号の利得を低下さ
    せるローパスフィルタを備える光学式ピックアップ用増
    幅器とを具備したことを特徴する光学式ディスク記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】前記光学式ディスクに照射するために光ビ
    ームを発生するレーザー素子と、前記光ビームが前記光
    学式ディスクの信号記録面にて反射された反射光を検出
    し、前記光ビームの前記信号記録面上の位置を制御する
    ためのサーボ信号の生成に用いられるサーボ情報が重畳
    された再生信号を出力する光検出器とを具備する光学式
    ピックアップの当該再生信号のゲインを制御する光学式
    ピックアップ用増幅器であって、 前記再生信号の所定のカットオフ周波数よりも低い周波
    数成分の信号レベルを減衰させることなく濾波せしめ当
    該再生信号の利得を低下させるローパスフィルタとを具
    備したことを特徴とする光学式ピックアップ用増幅器。
JP2001275944A 2001-09-12 2001-09-12 光学式ピックアップ、光学式ディスク記録再生装置、光学式ピックアップ用増幅器 Pending JP2003085783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005041178A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. トラッキング制御装置および方法、フォーカス制御装置および方法、並びに信号処理装置

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WO2005041178A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. トラッキング制御装置および方法、フォーカス制御装置および方法、並びに信号処理装置

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