JP3946180B2 - 光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクに記録されたデータ信号を読み取り再生したり光ディスクにデータ信号を書き込んだりするために、光ディスクに対してフォーカス調整とトラッキング調整を行う光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法に関する。
記録系メディアの普及に伴って、フォーカス調整を行うためのフォーカスエラー信号の検出としては差動非点収差方式、トラッキング調整を行うためのトラッキングエラー信号の検出としては差動プッシュプル方式が主流になりつつある。
そのために、光ディスクに対向する光ピックアップとしては、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、光ディスクから反射したメインスポットおよび2つのサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、3つの光検出器より、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号と、前記メインスポットに対するメイントラッキングエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブトラッキングエラー信号とを生成して出力するようにする。
そして、フォーカスエラー信号は、サブフォーカスエラー信号を第1アンプにおいて所定の増幅率K1で増幅してメインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、実質同じ振幅のサブフォーカスエラー信号とメインフォーカスエラー信号とから第1演算アンプにおいて光ピックアップに対するフォーカスエラー信号を出力するようにしている。
また、トラッキングエラー信号は、サブトラッキングエラー信号を第2アンプにおいて所定の増幅率K2で増幅してメイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にし、実質同じ振幅のサブトラッキングエラー信号とメイントラッキングエラー信号とから第2演算アンプにおいて光ピックアップに対するトラッキングエラー信号を出力するようにしている。
このようなフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号の検出については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2000−82226号公報(図5、P5−6)
上記特許文献1において、フォーカス系の第1アンプにおける所定の増幅率K1およびトラッキング系の第2アンプにおける所定の増幅率K2は、予め決めた固定値であるが、実際の光ディスク装置にあっては、主に光ピックアップの光検出器の検出感度ばらつきを抑えるため、トラッキング系の第2アンプにおける所定の増幅率K2を可変にして最適値を取るよう補正を行っている。そして、このトラッキング系の補正に連動して、フォーカス系の第1アンプにおける所定の増幅率K1を自動的に決めるようにしている。
しかしながら、高速で光ディスクをWRITE(書き込み)する光ディスク装置が、今後、安価で加速的に普及し、また粗悪な光メディアが増えていくとすると、光ディスク装置(ドライブ)側での更なる読み出し性能および書込み性能が要求される。
したがって、フォーカス系の第1アンプにおける所定の増幅率K1に関しても単独で光ピックアップのばらつきを抑え且つ粗悪な光メディアにも対応できるようにする必要が出てくる。
本発明の目的は、光ディスクの読み出し性能および書込み性能を高める光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法を提供することにある。
本発明による請求項1記載の光ディスク装置は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して出力する光ピックアップと、前記サブフォーカスエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にするアンプと、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力する演算アンプと、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を測定する漏れ込み成分測定回路と、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記アンプでの前記増幅率を変える補正コントローラとを備えたことを特徴とする。
本発明による請求項2記載の光ディスク装置は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して出力する光ピックアップと、前記サブフォーカスエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にするアンプと、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力する演算アンプと、前記フォーカスエラー信号のS字振幅を取得するS字振幅取得回路と、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を測定する漏れ込み成分測定回路と、測定した前記漏れ込み成分が取得した前記S字振幅に対して所定レベルを超えていたら測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記アンプでの前記増幅率を変える補正コントローラとを備えたことを特徴とする。
本発明による請求項3記載の光ピックアップ装置は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号と、前記メインスポットに対するメイントラッキングエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブトラッキングエラー信号とを生成して出力する光ピックアップと、前記サブフォーカスエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にする第1アンプと、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力する第1演算アンプと、前記サブトラッキングエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にする第2アンプと、前記実質同じ振幅の前記サブトラッキングエラー信号と前記メイントラッキングエラー信号から前記光ディスクに対するトラッキングエラー信号を出力する第2演算アンプと、前記フォーカスエラー信号のS字振幅を取得するS字振幅取得回路と、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で、前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記第2アンプでの前記増幅率を変える補正コントローラと、前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号から前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を測定する漏れ込み成分測定回路と、測定した前記漏れ込み成分が取得した前記S字振幅に対して所定レベルを超えていたら測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記第1アンプでの前記増幅率を変える前記補正コントローラとを備えたことを特徴とする。
本発明による請求項4記載のディスク装置は、請求項3記載において、前記補正コントローラは、前記第1アンプでの前記増幅率を調整して補正した後、再度前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記第2アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項5記載の光ディスク装置は、請求項1から4のうちいずれかの一つの項記載において、前記光ピックアップの近傍に温度センサを設けて動作中の温度をモニタし、前記動作中の温度の変化が所定値を超えたら、再度前記漏れ込み成分を前記漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記補正コントローラは前記アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項6記載の光ディスク装置の制御方法は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して、光ピックアップより出力し、前記サブフォーカスエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力し、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、補正コントローラで前記アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項7記載の光ディスク装置の制御方法は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して光ピックアップより出力し、前記サブフォーカスエラー信号を所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力し、前記フォーカスエラー信号のS字振幅をS字振幅取得回路で取得し、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分が取得した前記S字振幅に対して所定振幅を超えていたら前記漏れ込み成分を減らすように、補正コントローラで前記アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項8記載の光ディスク装置の制御方法は、光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号と、前記メインスポットに対するメイントラッキングエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブトラッキングエラー信号とを生成して、光ピックアップより出力し、前記サブフォーカスエラー信号を第1アンプで所定の増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から第1演算アンプで前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力し、前記サブトラッキングエラー信号を第2アンプで所定の増幅率で増幅して前記メイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にし、前記実質同じ振幅の前記サブトラッキングエラー信号と前記メイントラッキングエラー信号から第2演算アンプで前記光ディスクに対するトラッキングエラー信号を出力し、前記フォーカスエラー信号のS字振幅をS字振幅取得回路で取得し、前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で、前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、補正コントローラで前記第2アンプでの前記増幅率を変え、前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号から漏れ込み成分測定回路で前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分が取得した前記S字振幅に対して所定レベルを超えていたら前記漏れ込み成分を減らすように、前記補正コントローラで前記第1アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項9記載の光ディスク装置の制御方法は、請求項8記載において、前記第1アンプでの前記増幅率を変えた後、再度前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記補正コントローラで前記第2アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明による請求項10記載の光ディスク装置の制御方法は、請求項6から9のうちいずれかの一つの項記載において、前記光ピックアップの近傍に温度センサを設けて動作中の温度をモニタし、前記動作中の温度の変化が所定値を超えたら、再度前記漏れ込み成分を前記漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記補正コントローラで前記アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする。
本発明によれば、光ディスクの読み出し性能および書込み性能を高める光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法を得ることができる。
図1は、本発明による光ディスク装置の実施の形態の構成を示す図である。図1において、1は光ディスク、2は光ピックアップ、3はアクチュエータコイル、4はドライバーである。5は光ピックアップ2の近傍に設けた温度センサである。光ピックアップ2からは、メインフォーカスエラー信号、サブフォーカスエラー信号、メイントラッキングエラー信号、サブトラッキングエラー信号が出力される。
この4つの信号について、図2を用いて説明する。
図2は、図1の光ピックアップ2の内部構成である光検出器および信号処理回路を示す図である。
図2において、光検出器21は、中央の受光領域からなるメイン検出器210と右側の受光領域からなるサブ検出器211と左側の受光領域からなるサブ検出器212とからなる3つの検出器から構成されている。
ここで、メイン検出器210の受光領域は、田の字型に4分割された記号a,b,c,dであらわされている4分割受光面で構成され、サブ検出器211の受光領域は、田の字型に4分割された記号e,f,g,hであらわされている4分割受光面で構成され、サブ検出器212の受光領域は、田の字型に4分割された記号i,j,k,lであらわされている4分割受光面で構成されている。
図示していないが、図1の光ディスク1に、光ピックアップ2に内蔵のレーザから、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、光ディスク1から反射したメインスポットおよびサブスポットを、図2に示す各々個別の3つの光検出器210,211,212で検出する。
メイン検出器210の受光領域には、上記メインスポット110が形成され、サブ検出器211の受光領域には、上記サブスポット111が形成され、もう一つのサブ検出器212の受光領域には、もう一つの上記サブスポット112が形成される。
メイン検出器210の受光面a,b,c,dの各々で光電変換された各検出電流は、電流―電圧変換増幅器40,41,42,43によって電圧に変換され、それぞれ出力端子に送られる。
サブ検出器211の受光面eとサブ検出器212の受光面iの各々で光電変換された各検出電流は、加算されたのち、電流―電圧変換増幅器44によって電圧に変換され、それぞれ出力端子に送られる。
同様に、受光面f,jのそれぞれで検出された検出電流、受光面g,kのそれぞれで検出された検出電流、および受光面h,lのそれぞれで検出された検出電流は、それぞれ加算されたのち、電流―電圧変換増幅器45,46,47によって電圧に変換され、それぞれ出力端子に送られる(検出信号には受光面と同じ符号を付けた)。
次に、信号処理回路について説明する。光検出器の検出信号a,b,c,dは、加算器50,51,減算器71によって、信号(a+c)−(b+d)が出力される。この信号は、非点収差方式によって検出された光ディスク上メインスポットのメインフォーカスエラー信号に相当する。
また、加算器48,49によって得られた信号(a+b),(c+d)は、メインスポット110を光ディスクのトラッキング方向に分割した場合の各々の領域における検出光量に相当し、さらに、減算器72によって得られた信号(a+b)−(c+d)は、プッシュプル方式によって検出された光ディスク上メインスポットのメイントラッキングエラー信号に相当する。
一方、検出信号e+i,f+j,g+k.h+lは、加算器53,54,減算器70によって、信号(e+i+g+k)−(h+l+f+j)となる。この信号は、非点収差方式によって検出された光ディスク上サブスポットのサブフォーカスエラー信号に相当する。
また、検出信号e+i,f+j,g+k.h+lは、加算器52,55,減算器73によって、信号(e+f+i+j)−(h+g+l+k)となる。この信号は、プッシュプル方式によって検出された光ディスク上サブスポットのサブトラッキングエラー信号に相当する。
なお、光ディスクに記録されている情報信号は、加算器59によって検出信号a,b,c,dの和信号からなるメイン信号として検出され、周知のように信号再生回路に供給されて、情報信号が再生される。
図1に戻り、サーボループを説明する。フォーカス系に関しては、光ピックアップ2からのサブフォーカスエラー信号を、可変アンプ6で、所定の増幅率K1で増幅して、光ピックアップ2からのメインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にしてから、サブフォーカスエラー信号とメインフォーカスエラー信号を演算アンプ7で演算して、光ディスク1に対する差動非点収差方式によるフォーカスエラー信号を出力し、ドライバー4に供給することで、フォーカスサーボループを構成する。
トラッキング系に関しては、光ピックアップ2からのサブトラッキングエラー信号を、可変アンプ8で、所定の増幅率K2で増幅して、光ピックアップ2からのメイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にしてから、サブトラッキングエラー信号とメイントラッキングエラー信号を演算アンプ9で演算して、光ディスク1に対する差動プッシュプル方式によるトラッキングエラー信号を出力し、ドライバー4に供給することで、トラッキングサーボループを構成する。
可変アンプ6の所定の増幅率K1の調整および可変アンプ8の所定の増幅率K2の調整は、増幅率K値補正コントローラ10(マイコン)により可変され補正される。
フォーカス系の演算アンプ7より出力されるフォーカスエラー信号のS字振幅をS字振幅取得回路11で取得する。
また、フォーカス系の演算アンプ7より出力されるフォーカスエラー信号には漏れ込み成分、具体的にはトラッキング系の演算アンプ9より出力されるトラッキングエラー信号の変動分が含まれており、この漏れ込み成分(プッシュプル成分)の振幅レベルを漏れ込み成分測定回路12で測定する。
S字振幅取得回路11より出力されるS字振幅と漏れ込み成分測定回路12より出力されるフォーカスエラー信号への漏れ込み成分は、K値補正コントローラ10(マイコン)に入力され、K値補正コントローラ10(マイコン)は、フォーカスエラー信号への漏れ込み成分がS字振幅に対して、所定レベルを超えていたら、漏れ込み量を減らすように、フォーカス系の可変アンプ6の増幅率を変える。
またこの際、光ピックアップ2の近傍に設けた温度センサ5による光ピックアップ2の温度も増幅率K値補正コントローラ10で加味されて補正される。
次に、図1のサーボ系可変アンプ6の所定の増幅率K1の調整およびトラッキング系可変アンプ8の所定の増幅率K2の調整などについて、図3の実施の形態のフローチャートを用いて説明する。
ステップ301にて、増幅率K値補正コントローラ10で、光ディスク1を回転する。
ステップ302にて、ドライバ−4から任意の電圧が出力されるように、増幅率K値補正コントローラ10で制御し、光ピックアップ2を上下に移動して、対物レンズの焦点合せを行う。
ステップ303にて、フォーカスエラー信号のS字振幅をS字振幅取得回路11で取得する。このとき、フォーカス系の可変アンプ6の設定は、増幅率K値補正コントローラ10で、増幅率K1を初期値の状態にしておく。
ステップ304にて、増幅率K値補正コントローラ10で、フォーカスサーボループを閉じてON状態とする。
ステップ305にて、増幅率K値補正コントローラ10で、トラッキング系の可変アンプ8の増幅率K2を初期値の状態にして、トラッキング方向に電圧を印加して対物レンズをシフトさせ、レンズシフトさせてもトラッキングエラー信号の振幅がリファレンス電圧に対して一番変動が少なくなるように増幅率K2の値を変化させ、一番変動が少ないときの増幅率に調整する。
ステップ306にて、増幅率K値補正コントローラ10で、トラッキングサーボループを開いてOFF状態とし、対物レンズをセンターに戻し、フォーカスエラー信号への漏れ込み成分(プッシュプル成分)を漏れ込み成分測定回路12で測定し、最初に取ったフォーカスエラー信号のS字振幅に対して、所定レベルを超えていたら、漏れ込み量を減らすように、フォーカス系の増幅率K1を変えて、補正をかける。
ステップ307にて、増幅率K値補正コントローラ10で、最後に、再度トラッキング系の可変アンプ8の増幅率K2値を上記方法で微調補正する。
ステップ308にて、増幅率K値補正コントローラ10で、トラッキングサーボループを閉じてON状態とする。
ステップ309にて、増幅率K値補正コントローラ10で、調整を終了させる。
なお、調整終了時(セットアップ完了時)の光ピックアップ2の温度T1を、温度センサ5を用いて初期値として取得しておき、動作中の温度T2をモニタし、動作中の温度の変化(T2−T1)が所定値ΔTを超えたら、ステップ306に戻り、再度フォーカスエラー信号への漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路12で測定し、測定した漏れ込み成分を減らすように、可変アンプ6での増幅率K1を変えて補正する。
なお、さらに時間短縮のため、ステップ305を省くことが可能である。またステップ303を省くことも可能である。
本発明による光ディスク装置の実施の形態の構成を示す図である。 図1の光ピックアップの内部構成である光検出器および信号処理回路を示す図である。 図1のサーボ系可変アンプの所定の増幅率の調整およびトラッキング系可変アンプの所定の増幅率の調整などを示す実施の形態のフローチャートである。
符号の説明
1:光ディスク、2:光ピックアップ、3:アクチュエータコイル、4:ドライバー:5:温度センサ、6:可変アンプ、7:演算アンプ、8:可変アンプ、9:演算アンプ、10:増幅率K値補正コントローラ、11:S字振幅取得回路、12:漏れ込み成分測定回路。

Claims (8)

  1. 光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して出力する光ピックアップと、
    前記サブフォーカスエラー信号を調整可能な増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にする可変アンプと、
    前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力する演算アンプと、
    前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号を入力し、当該フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を測定する漏れ込み成分測定回路と、
    前記フォーカスエラー信号のS字振幅を取得するS字振幅取得回路と、
    前記漏れ込み成分測定回路から出力されるフォーカスエラー信号の測定した前記漏れ込み成分が前記S字振幅取得回路で取得したS字振幅に対して所定レベルを超えていたら、その量を減らすように、前記可変アンプの前記増幅率を変える増幅率K値補正コントローラとを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号と、前記メインスポットに対するメイントラッキングエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブトラッキングエラー信号とを生成して出力する光ピックアップと、
    前記サブフォーカスエラー信号を調整可能な増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にする第1可変アンプと、
    前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力する第1演算アンプと、
    前記サブトラッキングエラー信号を調整可能な増幅率K2で増幅して前記メイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にする第2可変アンプと、
    前記実質同じ振幅の前記サブトラッキングエラー信号と前記メイントラッキングエラー信号から前記光ディスクに対するトラッキングエラー信号を出力する第2演算アンプと、
    前記フォーカスエラー信号のS字振幅を取得するS字振幅取得回路と、
    前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で、前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記第2可変アンプでの前記増幅率K2を変える増幅率K2値補正コントローラと、
    前記第1演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を測定する漏れ込み成分測定回路と、
    前記漏れ込み成分測定回路から出力されるフォーカスエラー信号の測定した前記漏れ込み成分が前記S字振幅取得回路で取得したS字振幅に対して所定レベルを超えていたら、その量を減らすように、前記第1可変アンプでの前記増幅率を変える増幅率K値補正コントローラとを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項記載において、前記補正コントローラは、前記第1可変アンプでの前記増幅率を変えた後、再度前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記増幅率K2値補正コントローラで前記第2可変アンプでの前記増幅率K2を変えることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1からのうちいずれかの一つの項記載において、前記光ピックアップの近傍に温度センサを設けて動作中の温度をモニタし、前記動作中の温度の変化が所定値を超えたら、再度前記漏れ込み成分を前記漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記増幅率K値補正コントローラは前記可変アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする光ディスク装置。
  5. 光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、少なくとも、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号とを生成して、光ピックアップより出力し、
    前記サブフォーカスエラー信号を可変アンプで調整可能な増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、
    前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号
    から演算アンプで前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力し、
    前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で前記演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路で測定し、
    測定した前記漏れ込み成分が前記S字振幅取得回路で取得したS字振幅に対して所定レベルを超えていたら、その量を減らすように、前記可変アンプの前記増幅率Kを変える増幅率K値補正コントローラで前記可変アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  6. 光ディスクに、中央にメインスポットそしてその左右にサブスポットを有する3スポットを照射し、前記光ディスクから反射したメインスポットおよびサブスポットを各々個別の3つの光検出器で検出し、該3つの光検出器より、前記メインスポットに対するメインフォーカスエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブフォーカスエラー信号と、前記メインスポットに対するメイントラッキングエラー信号と、前記左右のサブスポットに対するサブトラッキングエラー信号とを生成して、光ピックアップより出力し、
    前記サブフォーカスエラー信号を第1可変アンプの調整可能な増幅率で増幅して前記メインフォーカスエラー信号と実質同じ振幅にし、
    前記実質同じ振幅の前記サブフォーカスエラー信号と前記メインフォーカスエラー信号から第1演算アンプで前記光ディスクに対するフォーカスエラー信号を出力し、
    前記サブトラッキングエラー信号を第2可変アンプの調整可能な増幅率K2で増幅して前記メイントラッキングエラー信号と実質同じ振幅にし、
    前記実質同じ振幅の前記サブトラッキングエラー信号と前記メイントラッキングエラー信号から第2演算アンプで前記光ディスクに対するトラッキングエラー信号を出力し、
    前記フォーカスエラー信号のS字振幅をS字振幅取得回路で取得し、
    前記フォーカスエラー信号を前記光ピックアップに供給するフォーカスサーボループを閉じた状態で、前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、増幅率K値補正コントローラで前記第2可変アンプでの前記増幅率K2を変え、
    前記第1演算アンプから出力される前記フォーカスエラー信号に含まれる漏れ込み成分を漏れ込み成分測定回路で測定し、
    測定した前記漏れ込み成分が取得した前記S字振幅に対して所定レベルを超えていたら、その量を減らすように、前記増幅率K値補正コントローラで前記第1可変アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  7. 請求項記載において、前記第1可変アンプでの前記増幅率を変えた後、再度前記光ピックアップをトラッキング方向に変位させて前記トラッキングエラー信号の振幅の変動が少なくなるように、前記増幅率K2補正コントローラで前記第2アンプ可変での前記増幅率K2を変えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  8. 請求項からのうちいずれかの一つの項記載において、前記光ピックアップの近傍に温度センサを設けて動作中の温度をモニタし、前記動作中の温度の変化が所定値を超えたら、再度前記漏れ込み成分を前記漏れ込み成分測定回路で測定し、測定した前記漏れ込み成分を減らすように、前記増幅率K補正コントローラで前記可変アンプでの前記増幅率を変えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
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