JP2006216132A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2006216132A JP2005026208A JP2005026208A JP2006216132A JP 2006216132 A JP2006216132 A JP 2006216132A JP 2005026208 A JP2005026208 A JP 2005026208A JP 2005026208 A JP2005026208 A JP 2005026208A JP 2006216132 A JP2006216132 A JP 2006216132A
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Toshiaki Fukui
利明 福井
Hiroshi Mitsuta
寛 光田
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
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Abstract

【課題】 簡単な回路構成で、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外
れを防止することが可能な機能を有する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 クロストークレベル測定手段42で測定されたクロストークの信号レベ
ルが、閾値以上であることがクロストークレベル判定手段43により判定されると、フォ
ーカスゲイン低下手段44は、シーク中はクロストークの信号レベルに合わせてアンプ4
5のゲイン、即ちフォーカスゲインを低下させる。これにより、シーク中のフォーカス外
れ検知機能によるフォーカス外れを防止することができ。したがって、シークの精度が向
上し、しかも、演算回路が不要となって簡単な回路構成でフォーカス外れを防止すること
が実現できて、コストダウンも図れる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスクに記録された情報を再生したり、光ディスクに対して情報を記録
/再生したりする光ディスク装置に関し、特に、フォーカスエラー信号に現れるトラッキ
ングエラー信号のクロストーク成分を低減する機能を有する光ディスク装置に関する。
従来から光ディスク装置においては、光ディスクに対して情報の再生、または記録/再
生を行うためのレーザ光を出射すると共に光ディスクからの反射光を受光する光ピックア
ップと、この光ピックアップの光ディスクに対するトラッキングサーボおよびフォーカス
サーボを行うサーボ制御部とを備えている。
ところで、光ピックアップは、光ディスクからの反射光を受光する田字状に配置された
4つの受光領域(例えば4つのフォトダイオードなどの受光素子による受光領域)を有し
た光検出器を備えているが、これらの受光素子の受取り付け位置に誤差があると、光ディ
スク上のランドとグループとを横切るトラックジャンプ時に、トラッキングエラー信号の
成分がフォーカスエラー信号に影響を与える現象、即ち、T−Fクロストーク(以下単に
クロストークという)が生じ、これにより、光ピックアップから出射されるレーザ光のフ
ォーカス外れが生じたり、フォーカスサーボがオンしにくくなったりするので、シーク中
はフォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを一律で所定デシベル、例えば−3dB下
げていたが、クロストークの信号レベルが大きい場合、その下げ幅が足りず、フォーカス
外れ検知機能が作動してシークミスが生じる場合があった。
そこで、クロストーク現象により、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるサーボ外
れを改善するため、特許文献1の従来技術では、検査用のトラックジャンプを行ったとき
に、クロストーク成分が所定レベルよりも大きいかどうかを判定するクロストークレベル
判定手段を備え、このクロストーク補正手段は、クロストークレベル判定手段によりクロ
ストーク成分が所定レベルよりも大きいと判別されたとき、クロストーク成分を低減する
ための演算を行うように構成している。
また、特許文献2の従来技術では、光ヘッドの光ビームが光ディスクのトラックを横断
するときのトラッキング誤差信号および和信号に基づいてフォーカス誤差信号のクロスト
ークと位相および振幅が整合する補正信号を生成する乗算器および調整器と、この補正信
号をフォーカスサーボループに印加する補正加算点を設け、フォーカスサーボループに補
正信号を印加することによって、クロストークをキャンセルし、また、トラッキング誤差
信号とクロストークを対応させてデータテーブルを作成し、これを参照してクロストーク
をキャンセルするように構成している。
特開2004−227694号公報 特開平7−169070号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術は、クロストーク成分が所定レベルよりも大きい
と判別されたときには、クロストーク成分を低減するための演算を行う演算回路が必要と
なる。即ち、クロストーク値を演算で算出し、クロストーク信号を作成し、このクロスト
ーク信号をフォーカスドライブ信号と加算して相殺するといった演算回路(クロストーク
補正手段、クロストークレベル判定手段、変化幅比検出手段、第1の計数手段、第2の計
数手段)が必要となり、回路的に複雑化するという課題が生じる。
また、特許文献2の従来技術では、光ヘッドの光ビームが光ディスクのトラックを横断
するときのトラッキング誤差信号および和信号に基づいてフォーカス誤差信号のクロスト
ークと位相および振幅が整合する補正信号を生成する乗算器および調整器などが必要とな
り、この従来技術も、回路的に複雑化するとういう課題が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な回路構成で、シ
ーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外れを防止することが可能な機能を有
する光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トラッキングサーボを行うためのトラ
ッキングエラー信号の成分がフォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響
を与える現象であるクロストークの信号レベルを測定するクロストークレベル測定手段と
、シーク中にフォーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値を予
め設定しておき、前記測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判
定するクロストークレベル判定手段と、前記クロストークの信号レベルが閾値以上である
と判定されたときシーク中はクロストークの信号レベルに合わせて前記フォーカスサーボ
におけるフォーカスゲインを低下させるフォーカスゲイン低下手段とをサーボ制御部に設
けたことを特徴とする光ディスク装置を提供する。
この構成において、クロストークレベル測定手段で測定されたクロストークの信号レベ
ルが、閾値以上であることがクロストークレベル判定手段により判定されると、フォーカ
スゲイン低下手段は、シーク中はクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボ
におけるフォーカスゲインを低下させる。
この構成によれば、クロストークの信号レベルを測定し、その信号レベルが閾値以上の
場合にクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボにおけるフォーカスゲイン
を下げるようにすることにより、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外
れを防止することができ、これにより、シークの精度が向上し、しかも、演算回路が不要
となって簡単な回路構成でフォーカス外れを防止することが実現できて、コストダウンも
図れる。
請求項2の発明は、トラッキングサーボを行うためのトラッキングエラー信号の成分が
フォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響を与える現象であるクロスト
ークの信号レベルを測定し、この測定されたクロストークの信号レベルに合わせてシーク
中の前記フォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを変更する機能をサーボ制御部に設
けたことを特徴とする光ディスク装置を提供する。
この構成において、測定されたクロストークの信号レベルに合わせてシーク中のフォー
カスサーボにおけるフォーカスゲインが変更される。したがって、この構成によれば、シ
ーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外れを防止することができ、これによ
り、シークの精度が向上し、しかも、演算回路が不要となって簡単な回路構成でフォーカ
ス外れを防止することが実現できて、コストダウンも図れる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記サーボ制御部は、シーク中にフォ
ーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値を予め設定しておき、
測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上である場合に、前記クロストークの信号
レベルに合わせてフォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを低下させる機能を有する
ので、簡単な回路構成で、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外れを防
止することを実現することができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記サーボ制御部は、クロストークの
信号レベルを測定するクロストークレベル測定手段と、シーク中にフォーカス外れが起こ
る可能性があるクロストークの信号レベルの閾値を予め設定しておき、前記測定されたク
ロストークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判定するクロストークレベル判定手段
と、前記クロストークの信号レベルが閾値以上であると判定されたときシーク中はクロス
トークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを低下させる
フォーカスゲイン低下手段とを有するので、クロストークの信号レベルを測定する処理と
、前記測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判定する処理と、
クロストークの信号レベルが閾値以上であると判定されたときのフォーカスゲインを低下
させる処理とを実現することができる。
以上のように本発明によれば、トラッキングサーボを行うためのトラッキングエラー信
号の成分がフォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響を与える現象であ
るクロストークの信号レベルを測定するクロストークレベル測定手段と、シーク中にフォ
ーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値を予め設定しておき、
前記測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判定するクロストー
クレベル判定手段と、前記クロストークの信号レベルが閾値以上であると判定されたとき
シーク中はクロストークの信号レベルに合わせて前記フォーカスサーボにおけるフォーカ
スゲインを低下させるフォーカスゲイン低下手段とをサーボ制御部に設けたので、クロス
トークの信号レベルを測定し、その信号レベルが閾値以上の場合にクロストークの信号レ
ベルに合わせてフォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを下げることができ、これに
より、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外れを防止することができ、
したがって、シークの精度が向上し、しかも、演算回路が不要となって簡単な回路構成で
フォーカス外れを防止することが実現できて、コストダウンも図れる。
また、本発明によれば、トラッキングサーボを行うためのトラッキングエラー信号の成
分がフォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響を与える現象であるクロ
ストークの信号レベルを測定し、この測定されたクロストークの信号レベルに合わせてシ
ーク中の前記フォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを変更する機能をサーボ制御部
に設けたので、シーク中のフォーカス外れ検知機能によるフォーカス外れを防止すること
ができ、これにより、シークの精度が向上し、しかも、演算回路が不要となって簡単な回
路構成でフォーカス外れを防止することが実現できて、コストダウンも図れる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。ここでは、DVDレコ
ーダなどの光ディスク装置の構成について説明するが、DVDプレイヤなどの光ディスク
装置についても、同じようにフォーカスゲインを変更する処理を適用できることは言うま
でもない。
この光ディスク装置は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク
1に対して情報の記録/再生を行うためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1からの
反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向
に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピンドル
モータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(
図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直
方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読取信
号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF信号
をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処
理とECCエラー訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処
理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力され
たデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを
分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを
入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ
11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム
分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピ
クチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデ
ータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデータ
を入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコーダ15で
のデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオデコー
ダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成
するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データを表
示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコーダ
18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号に変
換して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク装置は、システムコントローラ22に対して赤外線信号により、
再生指示を与えるための再生キー、再生停止を指示するための停止キー、記録指示を与え
るための記録キー、および電源キーなどの各種操作キーを有するリモコン21と、装置全
体を制御する前記システムコントローラ22とを備えている。
また、この光ディスク装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したり
するためのプログラムやデータが記憶されたフラッシュROM23と、このフラッシュR
OM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御
するCPU24と、このCPU24の処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27
とを備えている。
また、この光ディスク装置は、図示しないテレビジョン受信機やパーソナルコンピュー
タなどから送られてきた映像音声データを光ディスク1に記録するために変調をかける記
録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調データに基
づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信号を光ピ
ックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
図2は図1中のサーボ制御部4においてフォーカスサーボの構成を説明するためのブロ
ック図である。図2において、サーボ制御部4は、RFアンプ6からのRF信号に含まれ
るフォーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー信号検出回路41と、フォーカスエ
ラー信号にトラッキングエラー信号の影響を与える現象であるクロストークの信号レベル
を測定するクロストークレベル測定手段42と、シーク中にフォーカス外れが起こる可能
性があるクロストークの信号レベルの閾値を予め設定しておき、前記測定されたクロスト
ークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判定するクロストークレベル判定手段43と
を備えている。
また、サーボ制御部4は、前記クロストークの信号レベルが閾値以上であると判定され
たときシーク中はクロストークの信号レベルに合わせて前記フォーカスサーボにおけるフ
ォーカスゲイン(アンプ45のゲイン)を低下させるフォーカスゲイン低下手段44と、
前記フォーカスエラー信号を入力して増幅するアンプ45と、このアンプ45からのフォ
ーカスエラー信号を入力して不要な周波数成分を除去するフィルタ46と、このフィルタ
46を通過したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスドライブ信号を出力して光ピ
ックアップ2のフォーカスアクチュエータ2aを駆動させるフォーカスドライブ回路47
とを備えている。
図3は本実施形態における光ピックアップの検出領域とエラー信号生成回路の構成を示
す構成図である。図3に示すように、光ピックアップ2の光検出器2bは、トラック方向
軸39と、このトラック方向軸39に直交する軸40とによって、分割された4つの検出
領域A,B,C,Dを有する。エラー信号生成回路37は、4つの加算器31,32,3
4,35と2つの減算器33,36とから構成される。
加算器31は、4つの検出領域A,B,C,Dのうちの検出領域A,Cの出力を加算す
る。また、加算器32は、4つの検出領域A,B,C,Dのうちの検出領域B,Dの出力
を加算する。そして、減算器33は、加算器31の出力から加算器32の出力を減算し、
減算結果をフォーカスエラー信号FEとして出力する。
加算器34は、4つの検出領域A,B,C,Dのうちの検出領域A,Dの出力を加算す
る。また、加算器35は、4つの検出領域A,B,C,Dのうちの検出領域B,Cの出力
を加算する。そして、減算器36は、加算器34の出力から加算器35の出力を減算し、
減算結果をプッシュプル方式のトラッキングエラー信号TEとして出力する。
図4は本実施形態においてフォーカスエラー信号にクロストーク信号が乗っている状態
を説明するための信号波形図である。図4において、ラインL1,L2はシーク中にフォ
ーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値のレベルを示す。ライ
ンL3はクロストーク信号が乗っているときのフォーカスエラー信号を示す。ラインL4
はクロストーク信号が乗っていない通常のフォーカスエラー信号を示す。t1はラインL
3で示すフォーカスエラー信号がラインL1で示す閾値以上になっている時間を示す。t
2はラインL3で示すフォーカスエラー信号がラインL2で示す閾値以上(絶対値で閾値
以上)になっている時間を示す。
従来から光ディスク装置では、時間t1,t2が所定時間以上になれば、フォーカス外
れ検知機能が作動するようになっている。そして、本実施形態では、クロストークの信号
レベルが閾値以上であれば、図2中のアンプ45のゲインを下げるように制御して、フォ
ーカス外れ検知機能を作動させず、フォーカス外れ機能の作動によるフォーカス外れを防
止している。
図5は本実施形態においてシーク中にフォーカス外れが起こる可能性がある場合にクロ
ストークの信号レベルに合わせてフォーカスゲインを下げる処理を説明するためのフロー
チャートである。このフローチャートを参照してシーク中にフォーカス外れが起こる可能
性がある場合にクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスゲインを下げる処理につ
いて説明する。
この光ディスク装置に光ディスク1を挿入して(ステップS1)、光ディスク1を立ち
上げる(ステップS2)。即ち、光ディスク1を光ディスク装置に挿入した後、光ディス
ク1は回転し、光ディスク1から記録情報が光ピックアップ2により読み取られ、光ピッ
クアップ2の光検出器2b(図2参照)からはRF信号が出力され、このRF信号はRF
アンプ6により増幅され、サーボ制御部4に入力される。
サーボ制御部4では、入力されたRF信号に含まれるトラッキングエラー信号をトラッ
キングエラー信号検出回路(図示せず)により検出し、このトラッキングエラー信号をト
ラッキングドライブ回路(図示せず)に入力することにより、トラッキング駆動信号を生
成して光ピックアップ2のトラッキングアクチュエータ(図示せず)に供給し、トラッキ
ングアクチュエータを駆動してトラッキングサーボの制御を行うと共に、入力されたRF
信号に含まれるフォーカスエラー信号をフォーカスエラー信号検出回路41(図2参照)
により検出し、このフォーカスエラー信号を、アンプ45およびフィルタ46を介してフ
ォーカスドライブ回路47(図2参照)に入力することにより、フォーカス駆動信号を生
成して光ピックアップ2のフォーカスアクチュエータ2a(図2参照)に供給し、フォー
カスアクチュエータ2aを駆動してフォーカスサーボの制御を行う。
光ディスク1を立ち上げた後(ステップS2)、サーボ制御部4のクロストークレベル
測定手段42は、フォーカスエラー信号検出回路41からのフォーカスエラー信号により
クロストークの信号レベルを測定する(ステップS3)。例えば、図4に示すフォーカス
エラー信号(ラインL3)のレベルを測定する。そして、サーボ制御部4のクロストーク
レベル判定手段43では、クロストークの信号レベルは閾値以上であるか否かを判定する
(ステップS4)。例えば、図4に示すフォーカスエラー信号(ラインL3)のレベルが
閾値(ラインL1)以上であるか否かを判定する。
クロストークの信号レベルは閾値未満であれば、フォーカス外れ検知機能は作動するこ
とがないので、シーク中はアンプ45のゲインは現状のままとし、フォーカスゲインは変
更しない(ステップS5)。しかし、クロストークの信号レベルは閾値以上であると判定
された場合は、サーボ制御部4のフォーカスゲイン低下手段44では、シーク中はクロス
トークの信号レベルに合わせて、アンプ45のゲイン、即ちフォーカスゲインを低下させ
る(ステップS6)。
以上説明したように本実施形態によれば、クロストークの信号レベルを測定し、その信
号レベルが閾値以上の場合にクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボにお
けるフォーカスゲインを下げるようにすることにより、シーク中のフォーカス外れ検知機
能によるフォーカス外れを防止することができ、これにより、シークの精度が向上し、し
かも、演算回路が不要となって簡単な回路構成でフォーカス外れを防止することが実現で
きて、コストダウンも図れる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図2は図1中のサーボ制御部においてフォーカスサーボの構成を説明するためのブロック図である。 前記実施形態における光ピックアップの検出領域とエラー信号生成回路の構成を示す構成図である。 前記実施形態においてフォーカスエラー信号にクロストーク信号が乗っている状態を説明するための信号波形図である。 実施形態においてシーク中にフォーカス外れが起こる可能性がある場合にクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスゲインを下げる処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
2 光ピックアップ
4 サーボ制御部
42 クロストークレベル測定手段
43 クロストークレベル判定手段
44 フォーカスゲイン低下手段
45 アンプ(フォーカスゲイン変更対象のアンプ)

Claims (4)

  1. 光ディスクに対して情報の再生または記録/再生を行うためのレーザ光を出射すると共
    に光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの光ディス
    クに対するトラッキングサーボおよびフォーカスサーボを行うサーボ制御部とを備え、光
    ディスクに記録された情報を再生したり、光ディスクに対して情報を記録/再生したりす
    る光ディスク装置において、前記トラッキングサーボを行うためのトラッキングエラー信
    号の成分が前記フォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響を与える現象
    であるクロストークの信号レベルを測定するクロストークレベル測定手段と、シーク中に
    フォーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値を予め設定してお
    き、前記測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上であるか否かを判定するクロス
    トークレベル判定手段と、前記クロストークの信号レベルが閾値以上であると判定された
    ときシーク中はクロストークの信号レベルに合わせて前記フォーカスサーボにおけるフォ
    ーカスゲインを低下させるフォーカスゲイン低下手段とを前記サーボ制御部に設けたこと
    を特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに対して情報の再生または記録/再生を行うためのレーザ光を出射すると共
    に光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの光ディス
    クに対するトラッキングサーボおよびフォーカスサーボを行うサーボ制御部とを備え、光
    ディスクに記録された情報を再生したり、光ディスクに対して情報を記録/再生したりす
    る光ディスク装置において、トラッキングサーボを行うためのトラッキングエラー信号の
    成分が前記フォーカスサーボを行うためのフォーカスエラー信号に影響を与える現象であ
    るクロストークの信号レベルを測定し、この測定されたクロストークの信号レベルに合わ
    せてシーク中の前記フォーカスサーボにおけるフォーカスゲインを変更する機能を前記サ
    ーボ制御部に設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記サーボ制御部は、シーク中にフォーカス外れが起こる可能性があるクロストークの
    信号レベルの閾値を予め設定しておき、測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上
    である場合に、前記クロストークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボにおけるフォ
    ーカスゲインを低下させる機能を有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装
    置。
  4. 前記サーボ制御部は、クロストークの信号レベルを測定するクロストークレベル測定手
    段と、シーク中にフォーカス外れが起こる可能性があるクロストークの信号レベルの閾値
    を予め設定しておき、前記測定されたクロストークの信号レベルが閾値以上であるか否か
    を判定するクロストークレベル判定手段と、前記クロストークの信号レベルが閾値以上で
    あると判定されたときシーク中はクロストークの信号レベルに合わせてフォーカスサーボ
    におけるフォーカスゲインを低下させるフォーカスゲイン低下手段とを有することを特徴
    とする請求項3に記載の光ディスク装置。
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