JP4929825B2 - 軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸部材を回転可能に支持する軸受装置に関する。
従来より、特許文献1にあるように、プリンタ等では、紙送り用の軸部材をフレームに軸受を介して回転可能に支持する際、軸受をフレームの板状壁に形成された支持孔に取り付けるようにしている。支持孔には板状壁の外側に開口した切欠が接続されており、切欠を通して軸受の嵌合部を支持孔に挿着すると共に、軸受を回して、軸受に形成した突起と操作腕とによりフレームの板状壁を挟持して、軸受をフレームに挿着している。
また、軸受を回して取り付けた際に、軸受の操作腕に形成されたボスが、フレームに形成された係合孔に、操作腕の弾力によって嵌着して固定される。これにより、少ない部品点数で確実に軸部材を回転可能に支持することが可能であり、軸受を回すことによって簡単に軸部材の取付、及び取り外しができる。
特開昭62−297540号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、各部品の製造上のばらつきから、フレームに形成された支持孔と軸受の嵌合部との間にがたつきが生じてしまう。また、支持孔に接続した切欠は軸受の嵌合部を支持孔に案内できるように、切欠の幅は支持孔の直径に近く、支持孔と軸受の嵌合部との間にがたつきが生じやすい構造であるという問題もあった。
そこで、嵌合部に径方向に突出した小突起を形成して、嵌合部を支持孔に挿着する際、小突起を潰して挿着するように構成することも考えられる。これにより、がたつきを低減できるが、小突起を潰した際に、軸受の内径部まで変形してしまい、軸部材の回転に支障を来す場合があるという問題があった。
本発明の課題は、軸部材の回転に支障を来すことなく、がたつきを低減した軸受装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、フレームの板状壁に形成された挿着孔に軸受を挿着し、該軸受を介して軸部材を回転可能に支持する軸受装置において、前記板状壁には外側に開口し前記挿着孔まで連続した切欠が形成され、該切欠の幅は前記挿着孔の直径よりも小さく、かつ、前記軸受の外周に対向する二面の幅が前記切欠の幅より小さい一対の平坦面を形成し、前記切欠と前記平坦面とを合わせて前記切欠を通して前記挿着孔に前記軸受を挿着可能で、また、前記軸受には前記軸部材の径方向に突き出したアーム部を一体的に形成し、該アーム部に前記フレーム側に突き出した回転止め突起を形成し、かつ、前記フレームには前記挿着孔に前記軸受を挿着した際に、前記回転止め突起が挿入される回転止め孔を形成し、前記回転止め突起を前記回転止め孔に挿入した際に、前記切欠の側壁に接触するガタ止め突起を前記アーム部に形成すると共に、前記ガタ止め突起が前記切欠の側壁に接触する際、前記ガタ止め突起を弾性変形させ、前記ガタ止め突起の弾性変形には、前記切欠の方向と平行な成分を含むことを特徴とする軸受装置がそれである。
また、前記切欠の側壁に凹部を形成し、前記ガタ止め突起が前記凹部の側壁に接触する際、前記ガタ止め突起を弾性変形させるようにしてもよい。
本発明の軸受装置は、アーム部に形成したガタ止め突起を切欠の側壁に接触させることにより、軸受を変形させることなく、軸受と挿着孔とのがたつきを低減でき、また、ガタ止め突起を弾性変形させることにより、より確実にがたつきを低減できると共に、弾性変形に、切欠の方向と平行な成分を含むことにより、確実にがたつきを低減できるという効果を奏する。あるいは、ガタ止め突起を切欠の側壁に形成した凹部に接触させることにより、がたつきの方向に合わせて、より確実にがたつきを低減できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の軸受装置が備えられた画像記録装置の斜視図、図2は本実施形態の画像記録装置の要部断面図、図3は本実施形態の軸受装置を用いた搬送装置の拡大斜視図、図4は本実施形態の軸受装置を用いた搬送装置の拡大平面図である。
本実施形態の画像記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )に本発明の軸受装置を適用したものであり、図1に示すように、合成樹脂製の記録装置本体2の底部には、記録装置本体2の前側(図1において左側)の開口部2aから差込み可能な給紙カセット3が配置されている。以下、開口部2aがある側を前側または前方といい、これを基準に装置の前側、左右側、後側という。
本実施形態では、給紙カセット3は、例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙Pをその短辺が用紙搬送方向(副走査方向、Y軸方向)と直交する方向(図1において紙面と直交する方向、主走査方向、X軸方向)に延びるようにして複数枚積層(堆積)されて収納できる形態とする(図1参照)。
なお、給紙カセット3の上部には、前端には、小サイズの用紙(図示せず)を複数枚堆積させて供給する補助給紙カセット3aがY軸方向に移動可能に装着されている。図1では、補助給紙カセット3aが記録装置本体(ハウジング)2から外部に突出しない位置に押し込み配置されている状態を示している。
また、給紙カセット3の奥側(図1及び図2において右側)には、用紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。記録装置本体2側には、上端部が上下方向に回動可能なアーム6aが装着され、このアーム6aの下端に設けられた給紙ローラ6と、傾斜分離板8とにより、給紙カセット3及び補助給紙カセット3aに堆積された被記録媒体である用紙Pを一枚ずつ分離搬送する。分離された用紙Pは上横向きのUターンパス(給送路)9を介して給紙カセット3より後方の上側(高い位置)に設けられた記録部7に搬送される。
記録部7は、後に詳述するように、プリンタ機能などを実現するためのインクジェット式の記録ヘッド4が搭載された往復動可能なキャリッジ5を備えると共に、記録ヘッド4の下面側と用紙Pを支持する板状のプラテン26との間に用紙Pを搬送する搬送装置11等を備えている。
記録部7にて記録された用紙Pがその記録面を上向きにして排出される排紙部10は、補助給紙カセット3aの上側に形成されており、排紙部10に連通する排紙口10a(開口部2aの上方)が記録装置本体2の前面に向かって開口されている。
記録装置本体2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置12が配置されている。記録装置本体2の上側には、画像読取装置12の前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14が設けられており、画像読取装置12と操作パネル部14との平面視投影面積内に、記録部7と排紙部10が位置するように配置されている。
画像読取装置12の上面には、原稿カバー体13を上側に開けて原稿を載置することができる載置用ガラス板(図示せず)が設けられ、その下側に原稿読取り用のイメージスキャナ装置(CIS:Contact Image Sensor) (図示せず)が図2の紙面と直交する方向(主走査方向、図1におけるX軸方向)に往復移動可能に設けられている。
本発明の軸受装置を用いた搬送装置11は、図2〜図4に示すように、一枚の金属板を所定形状に打ち抜きした後、上向き開放の箱状に折曲形成したフレーム21を備えている。フレーム21は、副走査方向(Y軸方向)に延びる左右一対の板状壁21a、21bを備え、X軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状(プレート状)の第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23が、一対の板状壁21a、21bの上側に跨って、記録ヘッド4が入り込めるように間を空けて取り付けられている。
キャリッジ5はこれら両ガイド部材22、23に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能に構成されている。また、記録ヘッド4の下面側にて搬送される用紙Pを支持する板状のプラテン26がフレーム21内に設けられている。なお、プラテン26上で用紙Pが通過する方向での用紙搬送方向(矢印A方向、図3参照)の上流側に、第1ガイド部材22が配置され、下流側に第2ガイド部材23が配置される。
また、プラテン26を挟んで搬送上流側に搬送ローラ軸27が配置され、搬送ローラ軸27の外周には従動ローラ28が圧接触されている。搬送ローラ軸27の回転により、搬送ローラ軸27と従動ローラ28とにより挟持された用紙Pは記録ヘッド4の下面のノズル面とプラテン26との隙間に送られる。プラテン26の下流側には、用紙Pの上面に接する図示しない拍車と下面側の駆動される軸部材としての排紙ローラ軸29とが配置され、記録済みの用紙Pが排紙部10に搬送される。
図5は本実施形態の搬送装置11の拡大側面図、図6は本実施形態の搬送装置11から被検出円盤を取り外した拡大側面図、図7は本実施形態の搬送装置11の拡大平面図、図8は図5のBB拡大断面図である。
図3、図7に示すように、軸部材としての搬送ローラ軸27は左右一対の板状壁21a,21bにそれぞれ取り付けられた合成樹脂製の軸受30,31を介して回転可能に支持されている。
軸受30には、図8に示すように、径方向に突出したフランジ部30aが形成され、軸受30を左板状壁21aに挿着した際に、フランジ部30aが左板状壁21aの外面に接触する。また、軸受30の外周には、フランジ部30aから左板状壁21aの板厚の間隔をあけて、係止突起30bが突設されており、軸受30を左板状壁21aに挿着した際に、係止突起30bが左板状壁21aの内面に接触して、軸受30のスラスト方向の移動を規制するように構成されている。尚、右板状壁21bの軸受31についても同様に構成されて、軸受31のスラスト方向の移動を規制している。
左板状壁21aの軸受30には、軸受孔30dが貫通形成されており、軸受孔30dに搬送ローラ軸27が回転可能に挿入されており、軸受30は、いわゆる、すべり軸受である。
搬送ローラ軸27の一端は、軸受30から左板状壁21aの外側に突出されており、この左板状壁21aの外側の搬送ローラ軸27にハス歯歯車34が圧入やネジ止め等により固定されている。ハス歯歯車34の側面には、搬送ローラ軸27の回転角度や回転速度等を検出するための被検出円盤35が、搬送ローラ軸27と同軸上に取り付けられている。
図5〜図7に示すように、フレーム21の左板状壁21aには、センサホルダ36を介してセンサ本体37が取り付けられている。センサ本体37にはスリット37aが設けられており、センサ本体37はスリット37aの間を被検出円盤35が通過した際に、光学的に、あるいは、磁気的に非接触で被検出円盤35の回転を検出して、検出信号を出力する周知のものである。
左板状壁21aの内側の搬送ローラ軸27には、その外周に、周方向に沿った溝27aが形成されており、溝27aには止め輪38が嵌め込まれている。止め輪38と左板状壁21aの軸受30との間の搬送ローラ軸27には、一対のワッシャ39a,39bと、両ワッシャ39a,39bの間にコイルスプリング40とが、搬送ローラ軸27と同軸上に配置されている。
コイルスプリング40は予め圧縮されて、その付勢力により搬送ローラ軸27をスラスト方向で、ハス歯歯車34の端面34aが軸受30の基準端30cに接触する方向に付勢している。
フレーム21の左板状壁21aには、その内面に用紙搬送用の駆動モータ41が複数のネジ59により、駆動モータ41の駆動軸41aが搬送ローラ軸27と平行になるように取り付けられている。駆動軸41aは左板状壁21aの外面に突出されており、この駆動軸41aに取り付けられた駆動ハス歯歯車42が搬送ローラ軸27のハス歯歯車34に噛合されている。
ハス歯歯車34と駆動ハス歯歯車42との噛合により、駆動モータ41を回転駆動すると、搬送ローラ軸27にスラスト力が作用する。本実施形態では、図6に矢印で示すように、用紙Pを搬送する方向へ搬送ローラ軸27を回転させるときに、駆動モータ41の回転方向を正回転とすると、正回転の際に、ハス歯歯車34の端面34aが軸受30の基準端30cから離間する方向のスラスト力が、搬送ローラ軸27に作用するように構成されている。前述したコイルスプリング40の付勢力が、駆動モータ41を正回転させたときに、搬送ローラ軸27に作用するスラスト力より大きくなるように、コイルスプリング40が形成されている。
一方、ハス歯歯車34には、フレーム21の左板状壁21aに回転可能に支持されたアイドルハス歯歯車43が噛合されており、アイドルハス歯歯車43には、図示しない歯付きプーリが一体的に形成されている。
前述した排紙ローラ軸29は、搬送ローラ軸27と同様、搬送ローラ軸27と平行に左右一対の板状壁21a,21bに軸受47(一方のみ図示する)を介して回転可能に支持されており、左板状壁21aから突き出た排紙ローラ軸29には、歯付きの従動プーリ45が取り付けられている。アイドルハス歯歯車43に形成されている歯付きプーリと従動プーリ45とには歯付き無端タイミングベルト46が巻掛けられている。
本実施形態では、前述した搬送ローラ軸27、左板状壁21a、軸受30により一つの軸受装置が構成されており、また、排紙ローラ軸29、左板状壁21a、軸受47により一つの軸受装置が構成されており、右板状壁21bについても同様である。次に、これらの軸受装置について詳細に説明する。
図9は本実施形態のフレーム21の側面図、図10は本実施形態の軸受30の拡大斜視図、図11は本実施形態の別の軸受47の拡大斜視図、図12は図4のCC拡大断面図、図13は図12のD部拡大図、図14は図12のE部拡大図である。
図9に示すように、フレーム21の左板状壁21aには、搬送ローラ軸27に対応して、挿着孔50が形成されており、挿着孔50にはフレーム21の左板状壁21aの外側に、換言すれば外方向に向かって開口した切欠51が接続されている。切欠51は挿着孔50まで連続して形成されている。切欠51の幅W1は、挿着孔50の直径よりも少し小さく形成されており、切欠51は挿着孔50の径方向に左板状壁21aの外側に開口し、用紙搬送方向(矢印A方向)に向かって形成されている。
一方、図10に示すように、軸受30には、その外周に、互いに対向する平坦面30eが二面幅V1となるように形成されており、二面幅V1は切欠51の幅W1よりも少し小さく形成されている。従って、切欠51と平坦面30eとを合わせた際には、切欠51を通して、挿着孔50に軸受30を挿入できるように形成されている。
また、軸受30には、搬送ローラ軸27の径方向に突き出したアーム部30fが形成されており、アーム部30fには左板状壁21aに向かって突出した回転止め突起30gが形成されている。アーム部30fの先端側には、摘み部30hが形成されている。
また、図9に示すように、左板状壁21aには、挿着孔50に軸受30を挿着した際に、回転止め突起30gが挿入可能な長穴状の回転止め孔52が形成されている。回転止め孔52に回転止め突起30gを挿入した際には、軸受30の回転を規制するように形成されている。また、回転止め孔52を形成する位置は、切欠51を通して、挿着孔50に軸受30を挿着した後、軸受30を所定角度回転させて、切欠51と平坦面30eとの位相がずれた位置に形成されている。従って、回転止め孔52に回転止め突起30gが挿入されると、軸受30の両平坦面30eは切欠51の両端部と対向しなくなるため、切欠51の幅W1と軸受30の平坦面30e以外の周面の幅V2との関係より(W1<V2)、軸受30は切欠51から外れなくなる。
軸受30のアーム部30fには、回転止め突起30gよりも軸受孔30d側に、ガタ止め突起30iが形成されている。また、左板状壁21aの切欠51の側壁51aが窪まされて凹部61が形成されている。挿着孔50に軸受30を挿着し、かつ、回転止め孔52に回転止め突起30gを挿入した際に、ガタ止め突起30iが、凹部61の側壁61aに接触するように配置されている。
しかも、その際、凹部61の側壁61aに、ガタ止め突起30iが弾性変形しながら接触するように形成されている。この弾性変形は、切欠51と平行で挿着孔50側に向いた成分を含むように形成されている。
即ち、挿着孔50に軸受30を挿着した際、回転止め孔52に回転止め突起30gを挿入しても、挿着孔50と軸受30の外周との間にはガタがあり、特に、切欠51の方向にがたつきが大きくなる。このがたつきを解消するために、軸受30の外周面を挿着孔50の内周面に押し付けるが、ガタ止め突起30iの弾性変形に切欠51と平行方向の成分を持たせる。
これにより、軸受30の外周面を挿着孔50の内周面に押し付けてがたつきを規制する。
また、凹部61を形成して、ガタ止め突起30iの弾性変形に切欠51と平行方向の成分を持たせるように形成したが、これは、切欠51の方向により、切欠51の側壁51aにガタ止め突起30iを接触させるように構成すると、ガタ止め突起30iの弾性変形に切欠51と平行方向の成分を持たせることが困難だからである。切欠51の方向により、切欠51の側壁51aにガタ止め突起30iを接触させて、ガタ止め突起30iの弾性変形に切欠51と平行方向の成分を持たせることができる構成であれば、凹部61を設ける必要はない。
一方、図9に示すように、フレーム21の左板状壁21aには、排紙ローラ軸29に対応して、挿着孔53が形成されており、挿着孔53にはフレーム21の外側に開口した切欠54が接続されている。切欠54は挿着孔53まで連続して形成されている。切欠54の幅W2は挿着孔53の直径よりも少し小さく形成されており、切欠54は挿着孔53の径方向に左板状壁21aの外部に開口して形成されている。切欠54は第2ガイド部材23の取付により、開口側が塞がれていると共に、切欠54の方向は、用紙搬送方向(矢印A方向)とほぼ直交して形成されている。
軸受47は、軸受30と同様、径方向に突出したフランジ部47aが形成され、軸受47を左板状壁21aに挿着した際に、フランジ部47aが左板状壁21aの外面に接触する。また、軸受47の外周には、フランジ部47aから左板状壁21aの板厚の間隔をあけて、係止突起47bが突設されており、軸受47を左板状壁21aに挿着した際に、係止突起47bが左板状壁21aの内面に接触して、軸受47のスラスト方向の移動を規制するように構成されている。軸受47には、軸受孔47dが貫通形成されており、軸受孔47dに排紙ローラ軸29が回転可能に挿入されており、軸受47は、いわゆる、すべり軸受である。
軸受47には、その外周に、互いに対向する平坦面47eが二面幅V3となるように形成されており、二面幅V3は切欠54の幅W2よりも少し小さく形成されて、切欠54と平坦面47eとを合わせた際には、切欠54を通して、挿着孔53に軸受47を挿入できるように形成されている。
また、軸受47には、排紙ローラ軸29の径方向に突き出したアーム部47fが形成されており、アーム部47fには左板状壁21aに向かって突出した回転止め突起47gが形成されている。アーム部47fの先端側には、摘み部47hが形成されている。
また、図9に示すように、左板状壁21aには、挿着孔53に軸受47を挿着した際に、回転止め突起47gが挿入される長穴状の回転止め孔55が形成されている。回転止め孔55に回転止め突起47gを挿入した際には、軸受47の回転を規制するように形成されている。また、回転止め孔55を形成する位置は、切欠54を通して、挿着孔53に軸受47を挿着した後、軸受47を所定角度回転させて、切欠54と二面幅V3の平坦面47eとの位相がずれた位置に形成されている。従って、回転止め孔55に回転止め突起47gが挿入されると、軸受47の両平坦面47eは切欠54の両端部と対向しなくなるため、切欠54の幅W2と軸受47の平坦面47e以外の周面の幅V4との関係より(W2<V4)、軸受47は切欠54から外れなくなる。
軸受47のアーム部47fには、回転止め突起47gよりも軸受孔47d側に、ガタ止め突起47iが形成されている。ガタ止め突起47iは、挿着孔53に軸受47を挿着し、かつ、回転止め孔55に回転止め突起47gを挿入した際に、切欠54の側壁54aに接触するように配置されている。
しかも、その際、切欠54の側壁54aに、ガタ止め突起47iが弾性変形しながら接触するように形成されている。この弾性変形は、切欠54と平行で挿着孔53側に向いた成分を含むように形成されている。
即ち、挿着孔53に軸受47を挿着した際、回転止め孔55に回転止め突起47gを挿入しても、挿着孔53と軸受47の外周との間にはガタがあり、特に、切欠54の方向にがたつきが大きくなる。このがたつきを解消するために、軸受47の外周面を挿着孔53の内周面に押し付けるが、ガタ止め突起47iの弾性変形に切欠54と平行方向の成分を持たせる。
これにより、軸受47の外周面を挿着孔53の内周面に押し付けてがたつきを規制する。ガタ止め突起47iを弾性変形させることなく、ガタ止め突起47iを切欠54の側壁54aに接触させた状態で、軸受47と挿着孔53とのがたつきが解消した状態になるように、これらを精度よく形成しても実施可能である。
更に、図9に示すように、左板状壁21aには、駆動モータ41を取り付けるための取付孔56が形成されると共に、取付孔56にもフレーム21の外側に開口した切欠57が接続されている。切欠57に駆動軸41aを通し、取付孔56に駆動モータ41のボス部を挿着して、ネジ孔58にネジ59を挿入し、駆動モータ41を左板状壁21aに固定する。
搬送ローラ軸27をフレーム21に組み付ける際には、まず、搬送ローラ軸27の溝27aに止め輪38を嵌着し、一対のワッシャ39a,39b、コイルスプリング40を挿入する。実際には、ワッシャ39b、コイルスプリング40、ワッシャ39aの順で搬送ローラ軸27に挿入される。次に、搬送ローラ軸27の両端側に、それぞれ軸受30,31を挿着する。更に、予め、ハス歯歯車34を圧入等してもよい。
次に、切欠51と平坦面30eとの位相を合わせると共に、フランジ部30aと係止突起30bとの間に板状壁21aがあるように合わせて、切欠51を通して、軸受30を挿着孔50に挿入する。そして、摘み部30hを摘んで、軸受30を回転させ、回転止め孔52に回転止め突起30gを挿入する。
その際、ガタ止め突起30iが凹部61の側壁61aに接触し、ガタ止め突起30iが弾性変形する。ガタ止め突起30iが回転止め突起30gよりも搬送ローラ軸27側にあるので、テコの原理により、ガタ止め突起30iを容易に弾性変形させることができる。他方の軸受31についても同様にして、軸受31を挿着する。
ガタ止め突起30iを弾性変形させても、ガタ止め突起30iはアーム部30fに設けられており、これらが合成樹脂により一体成形されていても、ガタ止め突起30iの弾性変形が軸受孔30dの内周の変形に影響を及ぼすことがない。従って、搬送ローラ軸27の回転に支障を来すことがない。また、軸受30の外周面が挿着孔50の内周面に押し付けられるので、挿着孔50内での軸受30のがたつきが規制される。
排紙ローラ軸29をフレーム21に組み付ける際には、搬送ローラ軸27と同様、排紙ローラ軸29に止め輪63(図7参照)を挿着し、排紙ローラ軸29の両端側に、それぞれ軸受47を挿着する。更に、予め、従動プーリ45を圧入等してもよい。
切欠54と平坦面47eとの位相を合わせると共に、フランジ部47aと係止突起47bとの間に板状壁21aがあるように合わせて、切欠54を通して、軸受47を挿着孔53に挿入する。そして、摘み部47hを摘んで、軸受47を回転させ、回転止め孔55に回転止め突起47gを挿入する。
その際、ガタ止め突起47iが切欠54の側壁54aに接触し、ガタ止め突起47iが弾性変形する。ガタ止め突起47iが回転止め突起47gよりも排紙ローラ軸29側にあるので、テコの原理により、ガタ止め突起47iを容易に弾性変形させることができる。
ガタ止め突起47iを弾性変形させても、ガタ止め突起47iはアーム部47fに設けられており、これらが合成樹脂により一体成形されていても、ガタ止め突起47iの弾性変形が軸受孔47dの内周の変形に影響を及ぼすことがない。従って、排紙ローラ軸29の回転に支障を来すことがない。また、軸受47の外周面が挿着孔53の内周面に押し付けられるので、挿着孔53内での軸受47のがたつきが規制される。
次に、前述した本実施形態の軸受装置の作動について、画像記録装置1の作動と共に説明する。
まず、用紙Pを給紙カセット3にセットして、給紙カセット3を開口部2aから挿入して装着する。そして、給紙カセット3に積層された用紙Pは、給紙ローラ6により、最上層の用紙Pが搬送方向に分離搬送される。用紙Pの先端が搬送ローラ軸27と従動ローラ28のニップ部に突き当たり、一旦、停止されると共に、用紙Pの斜行が補正される。
次に、駆動モータ41を正回転させて、駆動ハス歯歯車42、ハス歯歯車34を介して、搬送ローラ軸27を搬送方向に回転させ、用紙Pを所定量搬送し、用紙Pを所定位置まで搬送させる頭出し動作を行なう。
搬送ローラ軸27の回転と共に、被検出円盤35が回転し、被検出円盤35の回転をセンサ本体37が検出する。被検出円盤35の回転に応じて、駆動モータ41を制御し、用紙Pの頭出し動作を行なう。
そして、印刷する際には、搬送ローラ軸27を搬送方向に回転させ、用紙Pを搬送方向に送給する。その際にも、被検出円盤35の回転をセンサ本体37が検出して、駆動モータ41を制御し、用紙Pの搬送に合わせて、キャリッジ5を往復動させると共に、記録ヘッド4からインク滴を吐出して画像を用紙に形成する。
搬送ローラ軸27の回転は、軸受30,31を介して支持され、軸受30,31は板状壁21a,21bにがたつきなく挿着されている。従って、搬送ローラ軸27はがたつきなく回転し、用紙Pを正確に搬送することができる。しかも、搬送ローラ軸27のがたつきが規制されるので、被検出円盤35の振れも規制され、被検出円盤35が振れてセンサ本体37に接触して、被検出円盤35が削れたり、傷が付いたりするのを防止できる。
また、排紙ローラ軸29の回転は、軸受47を介して支持され、軸受47は板状壁21aにがたつきなく挿着されている。従って、排紙ローラ軸29はがたつきなく回転し、用紙Pを正確に搬送することができる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施例としての軸受装置が備えられた画像記録装置の斜視図である。 本実施形態の画像記録装置の要部断面図である。 本実施形態の軸受装置を用いた搬送装置の拡大斜視図である。 本実施形態の軸受装置を用いた搬送装置の拡大平面図である。 本実施形態の搬送装置の拡大側面図である。 本実施形態の搬送装置から被検出円盤を取り外した拡大側面図である。 本実施形態の搬送装置の拡大平面図である。 図5のBB拡大断面図である。 本実施形態のフレームの拡大側面図である。 本実施形態の軸受の拡大斜視図である。 本実施形態の別の軸受の拡大斜視図である。 図4のCC拡大断面図である。 図12のD部拡大図である。 図12のE部拡大図である
符号の説明
1…画像記録装置 2…記録装置本体
3…給紙カセット 4…記録ヘッド
5…キャリッジ 6…給紙ローラ
7…記録部 11…搬送装置
12…画像読取装置 21…フレーム
21a…左板状壁 21b…右板状壁
22…第1ガイド部材 23…第2ガイド部材
26…プラテン 27…搬送ローラ軸
29…排紙ローラ軸 30,31,47…軸受
30a,47a…フランジ部
30b,47b…係止突起
30d,47d…軸受孔
30e,47e…平坦面
30f,47f…アーム部
30g,47g…回転止め突起
30h,47h…摘み部
30i,47i…ガタ止め突起
34…ハス歯歯車 35…被検出円盤
37…センサ本体 41…駆動モータ
50,53…挿着孔 51,54…切欠
51a,54a…側壁 52,55…回転止め孔

Claims (2)

  1. フレームの板状壁に形成された挿着孔に軸受を挿着し、該軸受を介して軸部材を回転可能に支持する軸受装置において、
    前記板状壁には外側に開口し前記挿着孔まで連続した切欠が形成され、該切欠の幅は前記挿着孔の直径よりも小さく、かつ、前記軸受の外周に対向する二面の幅が前記切欠の幅より小さい一対の平坦面を形成し、前記切欠と前記平坦面とを合わせて前記切欠を通して前記挿着孔に前記軸受を挿着可能で、また、前記軸受には前記軸部材の径方向に突き出したアーム部を一体的に形成し、該アーム部に前記フレーム側に突き出した回転止め突起を形成し、かつ、前記フレームには前記挿着孔に前記軸受を挿着した際に、前記回転止め突起が挿入される回転止め孔を形成し、前記回転止め突起を前記回転止め孔に挿入した際に、前記切欠の側壁に接触するガタ止め突起を前記アーム部に形成すると共に、前記ガタ止め突起が前記切欠の側壁に接触する際、前記ガタ止め突起を弾性変形させ、前記ガタ止め突起の弾性変形には、前記切欠の方向と平行な成分を含むことを特徴とする軸受装置。
  2. 前記切欠の側壁に凹部を形成し、前記ガタ止め突起が前記凹部の側壁に接触する際、前記ガタ止め突起を弾性変形させることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
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