JPS62297540A - 軸受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軸受装置に関し、特に取外しが自在なように軸
支部に支承される軸受装置に関する。

〔従来の技術〕

例えばタイプライタやプリンタ等の機器類においてその
プラテンの支持構造等に用いられている軸受装置は、通
常の場合、簡単に取外しが可能なように構成されている
のが通例であり、かかる場合、例えば第４図に示すよう
な構造が採用されてきた。

すなわち、本例は、軸に設けた軸受部をフレームの支持
溝に嵌め込んだあとフレームに回動自在に取付けた固定
部材をばねのばね力により＠ｈ受部に係合させて軸を枢
支状態に保つようにしたものであり、ここで、１はプラ
テン軸２の周りに固定された軸受部材、３Ａは軸受部材
１を支承するためにフレーム壁３に形成された支持溝で
ある。

４はフレーム壁３に回動自在に取付けられた固定部材、
５はその回動軸であり、固定部材４には係合部４Ａ、係
合溝４Ｂ、操作っまみ４Ｃ１ばね掛止部４Ｄおよびか嵌
孔４Ｅが形成されていて。

フレーム壁の掛止部３Ｂとの間に張架されたばね６のば
ね力により固定部材４を矢印Ａ方向に偏倚させ、その保
合部４Ａと支持溝３Ａとの間に軸受部材２を枢支させた
状７ＪＪに保持することができる。

このように構成された軸受装置においては、プラテン軸
２を取外そうとする場合、操作っまみ４Ｃを矢印Ｃの方
向に押下することにより固定部材４をばね力に抗して矢
印Ｂの方向に回動させ。

１８１１受部材２を係合部４Ａとの係合状態から解放す
ることにより軸２を上方に持上げて支持溝３Ａから取外
すことができる。

しかしながら、このような従来の軸受装置にあっては、
固定部材４に関連して、回動軸５やばね６を設けなけれ
ばならず部品点数を多く要し、コストがかかる上に装置
自体のために大きいスペースが必要であり、加えて、そ
の取外し時にはつまみ４Ｃを押下しながら軸２を持上げ
るので操作が厄介である等の欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、上述の欠点を除去し、部品点数が少な
く、かつ簡単な構造でスペースを要せず廉価でしかも着
脱操作が容易な軸受装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） かかる目的を達成するために、本発明は、支持体の支持
部に枢支される軸受部材を有し、軸受部材が軸と共に取
外し可能なようにした軸受装置において、支持体の支持
部に向けて軸受部材の外周部かに導入可能な案内溝を設
け、軸受部材には外周部と同心で支持部に嵌入可能な嵌
合部を設け、嵌合部を支持部に嵌合させた状態で軸受部
材を回動させたときに当該軸受部材が支持体に係止され
るようにしたことを特徴とするものである。

（作　用） 本発明軸受装置においては、軸に装着する軸受部材自体
が支持体との係合機能を有し、かつ係合された状態では
軸を支持体の支持溝に確実に軸支させた状態に保つこと
ができて、取外しに際しても軸受部材自体を回動させる
だけで簡単に支持溝から軸全体を持上げて取外すことが
できる。

（実施例） 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１Ａ図および第１Ｂ図は本発明にかかる軸受部材、第
２Ａ図はその軸受部材を枢支させるフレーム側の支持溝
および係合構造を示し、第１Ａ図および第１Ｂ図におい
て、１１は軸受部材である。軸受部材１１には軸受先端
部１１Ａ、テーパ部１１Ｂ、嵌合部１１Ｃおよび係合部
１１Ｄがそれぞれ異なる径で同心に連続して設けられて
おり、ＩＩＥは軸孔、ＩＩＦおよびＩＩＧはテーパ部１
１Ｂおよび係合軸部１１Ｄからそれぞれ同一方向に延在
された係止突起部および操作腕である。更にまた、操作
腕１１Ｇの先端部には半球形に突出させたボスＩＩＨが
その突出高さを後述するフレーム壁１３の厚さより幾分
大ぎい目にして形成されている。

一方、フレーム壁１３には第２Ａ図に示すように軸受部
材１１の案内溝１３Ａおよびこれに連うなる支持溝１３
Ｂと、先に述べたボスＩＩＨが係合可能な保合孔１３Ｃ
とが設けられており、軸受部材１１を支持溝１３Ｂに装
着した状態では、第２Ｂ図に示すように軸受部材１１の
弾性をそなえた操作腕１１Ｇの弾力を利用して、ボスＩ
ＩＨが係合孔１３Ｃに嵌着される。

ついで、第３Ａ図および第３Ｂ図により軸受部材１１を
フレーム１３に軸支させるときの動作について説明する
。第２Ａ図で示したようにフレーム壁１３の案内溝１３
Ａはその幅が部材１１の軸先端部１１Ａの案内が可能な
ようにしであるので、軸受部材１１の先端部１１Ａを第
３Ａ図に矢印りで示すように案内溝１３Ａの上方から溝
１３Ａに導き入れることができる。

そこで、プラテン軸２と共に軸受部材１１をフＬ／−ム
１３の支持溝１３Ｂに導いたとこロチ、次にテーパ部１
１Ｂを介して嵌合部１１Ｃが支持溝１３Ｂに嵌合され、
部材１１の係合部１１Ｄの側面かフレーム壁１３に当接
するまで部材１１を矢印Ｅ方向に押込むようにする。な
お、ここで、１４Ａおよび１４Ｂは！Ｉ’、ｔｈ　２に
固定されている軸受部材位置決め用のリング部材である
。

ついで、軸受部材１１の嵌合部１１Ｃが支持溝１３Ｂに
完全に嵌合されたならば部材１１を本例では角度９０°
回動させることにより突起部１１Ｆと操作１ｆｉｌｌＧ
とによってフレーム壁１３が挟持された状態に保たれ、
更にボスＩＩＨが第２Ｂ図に示すように係合孔１３Ｃに
嵌合されることによって軸受部材を第３Ｂ図および第２
Ｂ図に示すような状態を保つことができ、このとき軸２
のスラストはリング部材１４Ａによって規制される。ま
た、取外しの場合は上述した逆の手順に従えばよい。

なお以上の説明では釉の支持構造としての軸受装置の場
合であったが、本発明の適用はこのような構造に限らず
、固定軸と固定軸の周りに回転する物体との間に設けら
れる軸受装置としても適用可能であることはいうまでも
ない。

（発明の効果） 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、支
持体にはその軸受支持部に軸受部材の導入が可能な案内
溝を設け、軸受部材には案内溝を介してその嵌合部が支
持体の軸受支持部に嵌合されるよう周部を構成すると共
に軸受部材をその嵌合させた状態で回動させたときに軸
受部材が支持体に係止されるようにしたので、簡単な構
造で部品点数も少なく、装置のためのスペースも小さく
てすみ、廉価で容易に取外しが可能な軸受装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図および第１Ｂ図は本発明にかかる軸受部材の構
成の一例を示すそれぞれ側面図および上面図、 第２Ａ図は本発明にかかる支持フレームの側面図、 第２Ｂ図はその支持フレームに軸受部材を枢支させた状
態を示す側面図、 第３Ａ図はその支持フレームに軸受部材を枢支させると
きの動作の説明図、 第３Ｂ図はその枢支させた状態を軸と直角な方向から見
て示す側面図、 第４図は従来の軸受装置の構成の一例を示す斜視図であ
る。 ２・・・軸、 １１・・・軸受部材、 １１Ａ・・・先端部、 １１Ｂ・・・テーパ部、 １１Ｃ・・・嵌合部、 １】Ｄ・・・係合！！１１１１部、 １１Ｅ・・・軸孔、 １１Ｆ・・・突起、 １１Ｇ・・・操作腕、 １１Ｈ・・・ボス、 １３・・・フレーム、 １３Ａ・・・案内溝、 １３Ｂ・・・支持溝、 １３Ｃ・・・係合孔。 タル 第１Ａ図 １１軸受音罫君 一 １Ｅ 第１Ｂ図 第２Ａ図 第２８図 、第３Ａ図 第３Ｂ図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 支持体の支持部に枢支される軸受部材を有し該軸受部材
   が軸と共に取外し可能なようにした軸受装置において、 前記支持体の支持部に向けて前記軸受部材の外周部に導
   入可能な案内溝を設け、 前記軸受部材には前記外周部と同心で前記支持部に嵌入
   可能な嵌合部を設け、該嵌合部を前記支持部に嵌合させ
   た状態で前記軸受部材を回動させたときに当該軸受部材
   が前記支持体に係止されるようにしたことを特徴とする
   軸受装置。