JP2573923Y2 - ヘッドセット - Google Patents

ヘッドセット

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JP2573923Y2
JP2573923Y2 JP1991064495U JP6449591U JP2573923Y2 JP 2573923 Y2 JP2573923 Y2 JP 2573923Y2 JP 1991064495 U JP1991064495 U JP 1991064495U JP 6449591 U JP6449591 U JP 6449591U JP 2573923 Y2 JP2573923 Y2 JP 2573923Y2
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秀敏 林
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PRECISION SHIBAZAKI CO., LTD.
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PRECISION SHIBAZAKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、予め螺子が形成され
たキャップを瓶口に装着する場合に好適に用いられるヘ
ッドセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は実開昭61−48194号公報に
おいて開示されたヘッドセットを示すものである。
【0003】このヘッドセットは、キャッピングマシン
の回転軸Aに連結される連結部材1と、この連結部材1
と一体的に回転するように取り付けられた本体2と、こ
の本体2に回転自在に取り付けられたキャップ保持部3
と、それぞれ対称配置されて一対で磁気クラッチを構成
する磁石4、5とから概略構成されたものである。
【0004】上記本体2は外観が略円筒状の上部本体9
と下部本体10とで構成されている。上部本体9は、連
結部材1との間に嵌着されたすべりキー12により、連
結部材1と一体的に回転されると共に連結部材1に対し
て上下に摺動自在とされている。この上部本体9は上記
連結部材1との間に設けられたスプリング13によって
下方に付勢されている。そして該上部本体9の下端には
上記下部本体10が締め込まれている。
【0005】この本体2の内周部には、上記キャップ保
持部3が設けられている。キャップ保持部3は、キャッ
プ保持部本体17と、押圧部材20と、チャック21と
から概略構成されている。
【0006】キャップ保持部本体17は上記本体2の上
部本体9の軸方向を中心として回動自在に取り付けられ
ている。このキャップ保持部本体17の中空部には、上
記押圧部材20が上下動自在に収容されており、スプリ
ング29によって下方に付勢されている。
【0007】また、キャップ保持部本体17の下端部に
は、上記チャック21が螺合されている。このチャック
21は下方に向けてフレアー状に開口するほぼ筒状のも
のであり、その内周面には広口の下端開口部から上方へ
向けて内径が縮径されてなるテーパ状の案内部25と、
この案内部25上端から穏やかに縮径されてなる鋭角な
テーパ状の把持部26とが連続して形成されている。ま
たは把持部26には、キャップ滑り止め用の多数の小突
起40・・・・が形成されている。
【0008】前記キャップ保持部本体17の外周部に
は、本体の軸方向を中心とした円周上に沿って磁石取り
付け板23が設けられている。そしてこの磁石取り付け
板23の下部に磁石4が設けられている。この磁石4は
周方向に間隔をおいて設けられたポケットに磁石4を収
容したものであるが、所定の厚さを有する輪環板状のも
のであっても構わない。
【0009】この磁石4は、その周方向に等間隔をおい
て設けられた複数のボルト30・・・により上記磁石取
り付け板23に固定されて上記キャップ把持部本体17
と一体的に回転するようにされている。
【0010】他方、上記本体2の下部本体10下端面に
は内方へ延出して上記磁石4と対抗する輪環板状の磁石
取り付け板31がボルト32・・・により固定されてい
る。そしてこの磁石取り付け板31の上面には、上記磁
石5が設けられている。この磁石5は上記磁石4と同形
のものであり、上記磁石4と所定の間隔を隔てて対抗す
るように複数のボルト33・・・で固定されている。
【0011】そして、上記本体2とキャップ把持部本体
17との間にはこれら磁石4,5の電磁力により所定の
回転トルクで嵌脱する磁気クラッチが構成されている。
【0012】また、上記磁石取り付け板31と上記下部
本体10下端面との間にはスペーサー34が介装されて
いる。そしてこのスペーサー34の厚さを変更すると上
記磁石4,5間の間隙(以下、間隙と略称する。)を変
えることができる。これにより上記磁気クラッチの嵌脱
する回転トルクが調整されるようになっている。
【0013】このヘッドセットによるキャップの容器口
部への螺着は、次のようにして行われる。キャップリリ
ース(図示せず。)により瓶口に被せられたキャップに
向かってこのヘッドセットが降下すると、キャップがヘ
ッドセットのチャック21内に入り、小突起40・・・
・が設けられた把持部26に圧入される。この結果、チ
ャック把持部26の小突起40・・・・にキャップが食
い込む。そして、スプリング29とスプリング13との
働きにより一定の力でキャップが瓶口に押圧される。
【0014】この状態では上記回転軸Aの回転に伴い、
連結部材1、および本体2が回転しており、この回転が
磁石4,5を介してチャック21に伝えられ、上記チャ
ック把持部26に把持されたキャップが瓶口の螺子に螺
合される。
【0015】そして上記キャップが瓶口にはめ込まれ
て、キャップをねじ込むのに要する力が上記磁石4、5
による磁気クラッチの所定の離脱トルク以上になると、
本体2と共に磁石5が回転してももはや磁石4を回転さ
せることができない。これによってチャック21の回転
のみが停止する。次に上記回転軸Aを上昇させることに
よりチャック21をキャップから完全に離脱させ、瓶口
へのキャップ装着が完了する。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】この種のヘッドセット
では瓶口にキャップを螺着する時の回転トルクを、磁気
クラッチを構成している磁石の間隙を調整することによ
って調整している。この磁石の間隙の調整を前記従来の
ヘッドセットでは、磁石取り付け板31と下部本体10
下端面との間に挟まれたスペーサー34の枚数を変えた
り、異なる厚さのスペーサー34に交換することによっ
て行われていた。
【0017】しかし前述のようにスペーサー34の枚数
を変えたり、厚さの異なるスペーサー34に変える作業
は、ヘッドセットそのものをキャッピングマシンから取
り外して行わなければならない。この為、前記回転トル
クの調整には非常に手間がかかった。
【0018】前記ヘッドセットでは、スペーサー34を
介して磁石4,5の間隙を形成し、その間隙によって回
転トルクが決定していたので、準備されたスペーサー3
4で形成できない間隙に対応する回転トルクは得られな
かった。
【0019】本考案のヘッドセットは前記事情に鑑みて
なされたもので、所望の回転トルクが得られるヘッドセ
ットを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本考案のヘッドセット
は、本体に、本体の軸方向と軸方向とが一致するような
螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成さ
れている保持部材に前記本体側磁石を設置したことによ
り前記課題の解決を図った。
【0021】
【作用】本考案のヘッドセットは、本体に、本体の軸方
向とその螺子の軸方向とが一致するような螺子を形成
し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成されている保
持部材に前記本体側磁石を設置したので、保持部材を本
体に深く螺合したり、浅く螺合したり、螺合状態を変え
ることによって本体側磁石を上下に移動させ、磁石の間
隙の幅を連続的に変化させることができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本考案のヘッドセット
を詳しく説明する。なお前記従来例と同一構成部分に
は、同一符号を付して説明を簡略化する。
【0023】(実施例1) 図1は本実施例のヘッドセットを示す断面図である。こ
のヘッドセットと従来のものとは、回転トルクを調節す
る部分の構造が異なる。
【0024】図1に示すように、このヘッドセットの下
部本体10の外面側にはこの下部本体10の軸方向と螺
子の軸方向とが一致するような螺子27が形成されてい
る。そしてこの下部本体10の外面側には保持部材52
が螺合されている。図2に示すように、この保持部材5
2は側壁50と底部51とから構成されている。前記側
壁50は筒状に形成されており、その内面にはヘッドセ
ットの下部本体10に形成されている前記螺子27に螺
合する螺子53が形成されている。前記底部51はドー
ナツ板状に形成されている。この保持部材52は下部本
体10に螺合すると、その底部51は保持部側磁石4と
対向する。この前記底部51の位置には本体側磁石5が
設置されている。前記保持部材52の底部51にはスト
ッパー螺子54が取り付けられている。このストッパー
螺子54はその先端部が下部本体10の下端に当たるよ
うな位置に設けられている。さらに、図3に示すよう
に、下部本体10に回転トルクの目盛りが表示され、保
持部材52には指点28が表示されている。この指点2
8を所望の回転トルクの目盛りに合わせることによっ
て、磁石4,5同志が所定の間隙の幅を保ち、その幅に
対応した回転トルクが得られる。
【0025】このヘッドセットの回転トルクは以下の手
順で調整される。 所望の回転トルクに対応する目盛りに、前記保持部材
52に表示された指点28を合わせる。 保持部材52に設けられたストッパー螺子54を締め
込んで、保持部材52が動かないように固定する。
【0026】本実施例のヘッドセットでは、ヘッドセッ
トの下部本体10に螺子27が形成され、さらにこの下
部本体10の螺子27に螺合する螺子53が内面に形成
された側壁50と、底部51からなる保持部材52が設
けられた。この保持部材52の底部51の上面には本体
側磁石5が設置された。
【0027】このヘッドセットによれば、前記保持部材
52をヘッドセットの下部本体10に、深く螺合した
り、浅く螺合したり、螺合状態を変えることにより、本
体側磁石5を本体2の軸方向に対して上下させ、磁石
4,5の間隙の幅を連続的に変化させることができる。
従って本実施例のヘッドセットによれば、所望の回転ト
ルクが得られる。
【0028】さらに、本実施例のヘッドセットでは、下
部本体10に螺合された前記保持部材52に本体側磁石
5を取り付けたので、この保持部材52を回すだけでキ
ャッピングマシンからヘッドセットを外すことなく、回
転トルクを調節することができる。従って本実施例のヘ
ッドセットでは、手間をかけずに回転トルクの調整がで
きる。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように本考案のヘッドセッ
トでは、本体に、本体の軸方向とその螺子の軸方向とが
一致するような螺子を形成し、この本体の螺子に螺合す
る螺子が形成されている保持部材に本体側磁石を設置し
たので、保持部材をヘッドセット本体に深く螺合した
り、浅く螺合したり、螺合状態を変えることによって、
前記本体側磁石を上方に移動させ、磁石同志の間隙の幅
を連続的に変化させることができる。従って本考案のヘ
ッドセットによれば、所望の回転トルクが得られる。
【0030】また本考案のヘッドセットでは、下部本体
に螺合された前記保持部材に保持部材を取り付けたの
で、この保持部材を回すだけでキャッピングマシンから
ヘッドセットを外すことなく、回転トルクの調整ができ
る。従って本考案のヘッドセットでは、手間をかけずに
回転トルクの調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のヘッドセットを示す断面図
【図2】実施例1のヘッドセットの保持部材を上からみ
た平面図
【図3】実施例1のヘッドセットの下部本体の下部と保
持部材の上部とを示す平面図
【図4】従来使用していたヘッドセットを示す断面図
【符号の説明】
A 回転軸 2 本体 4 保持部側磁石 5 本体側磁石 17 キャップ把持部本体 27 本体側螺子 52 保持部材 53 保持部材の側壁内面に設けられた螺子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッピングマシンの回転軸に、これと
    一体的に回転するように取り付けられる本体と、この本
    体にこの本体の軸方向を中心として回転自在に取り付け
    られたキャップ保持部とを備え、キャップ保持部には前
    記軸方向を中心とした円周上に沿って保持部側磁石が設
    けられ、本体には上記保持部側磁石と間隙をもって対向
    するように本体側磁石が設けられているヘッドセットに
    おいて、 前記本体に、本体の軸方向と軸方向とが一致するような
    螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成さ
    れている保持部材に前記本体側磁石を設置したことを特
    徴とするヘッドセット。
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