JP2753356B2 - ボトル開栓用試験機 - Google Patents

ボトル開栓用試験機

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JP2753356B2
JP2753356B2 JP34409689A JP34409689A JP2753356B2 JP 2753356 B2 JP2753356 B2 JP 2753356B2 JP 34409689 A JP34409689 A JP 34409689A JP 34409689 A JP34409689 A JP 34409689A JP 2753356 B2 JP2753356 B2 JP 2753356B2
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數幸 吉岡
修二 安井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洋酒用ボトル、化粧品用瓶等のボトルの開栓
試験に用いる試験機に関するものである。
(従来の技術) ボトルの瓶口に取り付けられるキャップの大きさ、形
状は、キャップを開栓するときの使い勝手の良し悪いに
大きく影響する。
本発明はキャップの開栓時の使い勝手を試験するもの
として、トルクレンチ方式のトルク設定具を台上に固定
したものを試作し、この設定具の先端にキャップを取り
付け、片出でこのキャップを回して使い勝手を検査する
ことを試みた。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記開栓用試験機は、台に固定して使用するも
ので持ち運びできない。また、試験機にはキャップのみ
が取り付けられ、キャップを含めたボトルを試験の対象
にしていない。キャップの使い勝手を試験するには、実
際にボトルのキャップを開栓するときと同様に、ボトル
本体を片手で持ち、他方の手でキャップを握った姿勢で
開栓操作しなければ、キャップの使い勝手の良否を的確
に判断することができないという問題があった。
このように上記開栓用試験機は、実際にボトルを使用
する者を対象に作られたものではなく、しかも使い勝手
を的確に判断できるものではないので、ボトルの開栓用
モニターとしての役割を十分に果すことができなかっ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明のボトル開栓用試験機は、上記問題点を解消す
るため、外形がボトル形状をなすボトル体と、ボトル体
の内部に固定されると共に設定値以上でトルク測定軸が
初回動するトルク設定具と、ボトル体の上端部に支持さ
れる瓶口体と、瓶口体のトルクをトルク設定具のトルク
測定軸に伝達する伝達軸と、各種キャップ形状をなす被
試験キャップ体の1つとを備え、前記被試験キャップ体
と瓶口体と伝達軸とが相対回転不能に結合され、かつこ
れらのボトル体に回転可能に支持されていることを特徴
とする。
前記被試験キャップ体はこれが単独に形成されて、瓶
口体に着脱可能に取付けられるように構成し、各種形状
の被試験キャップ体につき、開栓試験が受けられるよう
にすることができる。
又前記被試験キャップ体と瓶口体とが一体に形成さ
れ、この一体に形成されたものが伝達軸に着脱可能に取
付けられるように構成し、各種キャップ形状が形成され
た前記一体形成物につき、開栓試験が受けられるように
することもできる。
更に前記被試験キャップ体と瓶口体と伝達軸とが一体
に形成され、この一体に形成されたものがトルク設定具
のトルク測定軸に着脱可能に係合するように構成し、各
種キャップ形状が形成された前記一体形成物につき、開
栓試験が受けられるよにすることもできる。
本発明に使用するトルク設定具としては、従来市販の
トルクドライバ等と同一機構のもので、任意の開栓トル
ク値に設定できるものを使用し、且つボトル体を上下に
分割できる構造とし、ボトル体の下側部分にトルク設定
具を固定すると好適である。そしてこの場合、設定トル
ク値を超えるトルクを作用させれば、トルク測定軸が初
回動し、こつ一度設定しておけばその設定値で繰返し測
定することができる。
(作 用) 本発明によると被試験キャップ体と瓶口体と伝達軸と
は一体となってボトル体上に回転可能に支持され、開栓
時のトルクがボトル体に固定されたトルク設定具に伝達
される構成であるので、ボトル体を片手で把持して被試
験キャップ体を他方の手で開栓方向に回そうとしてトル
クを作用させ、このトルクが予め設定されたトルク値
(開栓トルク値)を超えるとトルク設定具のトルク測定
軸が初回動して、これに伴い被試験キャップ体も初回動
し、開栓に必要なトルクが加えられたことが実体験され
る。
そして、ボトル体は外形がボトル形状であり、持ち運
びが容易であるので、片手でホトル体を持ち、他方の手
で被試験キャップ体を開栓操作すれば、この姿勢で開栓
操作を実体験することができる。又各種キャップ形状の
被試験キャップ体、又は被試験キャップ体と瓶口体とが
一体となったもの、或いは被試験キャップ体と瓶口体と
伝達軸とが一体となったものについて上記開栓トルク試
験を行うことができるので、形状、大きさ等を異にする
各種キャップの使い勝手の良し悪しを的確に把握するこ
とができる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図から第4図に基づき説明す
る。
ボトル体3はナイロン等の合成樹脂製で、上部ボトル
体4と下部ボトル体5とからなり、外形がボトル形状で
中央部に上下に貫通する中空部6が形成されている。
下部ボトル体5の中空部の周囲には、上から順に中央
部28内の雌ネジ部31、内側に向けて僅かに傾斜するテー
パ面部32及び上向きに環状の段部33、34が形成されてい
る。中央突部28外側の環状の段部29上には円周線上に2
本の回り止め突起30が上方に向け突設されている。
上部ボトル体4の中空部の周囲には、上端部に上向き
の環状段部23、中央部に段部24、25、下端部に前記下部
ボトル体5の中央突部28と嵌合する周縁突部26が形成さ
れている。更に、周縁突部26は円周線上に2本の回り止
め孔27を設け、前記下部ボトル体5の段部29に突設する
回り止め突起30と係合させる。
上部、下部ボトル体4、5の接合部の外周面には凹所
18を設け、コイルバネ付きの止め具19により両ボトル体
4、5を上下に離れないように連結している。
7はボトル体3内に装着されるトルク設定具で、第2
図及び第3図に示すように、底部41を有するケース40の
最奥に一対の摩擦板42、43が挿入され、主バネ44を介し
てケース40の先端部内周に調整筒45を螺着し、トルク測
定軸46が貫設される。ケース40から突出するトルク測定
軸46の先端部にカップラ47を形成し、このトルク測定軸
46に断面正六角形の軸孔48が設けられ、後記伝達軸8が
挿入される。ケース40の先端部外側の周面には目盛49
(第1図参照)が刻設されている。調整筒45の締付け具
合により前記主バネ44のバネ圧を調整して任意のトルク
値に設定し、これを前記目盛り49で確認することができ
る。
8は伝達軸で一部浸炭焼入れしたステンレス鋼製であ
り、第4図に示すとおり、上から順にタップ孔8eが突設
された断面正方形の角柱部8a、大径の円板部8b、これよ
り小径の円柱部8c、及び大部分が断面六角形の嵌合部8d
が連設されている。この嵌合部8dが前記トルク測定具7
のカップラ47の軸孔48に螺着される。
2は伝達軸8に連結される瓶口体でステンレス鋼製で
あり、外形が瓶口形状で軸心の中空部13に沿い上から順
に、上向きの段部21、断面四角形の嵌合孔部14及び下向
き段部22を備えている。
更に瓶口体2の外周にネジ面20を形成し、これに被試
験キャップ体1を螺着できるようにすると共に、側面に
ネジ孔10aを形成し、止めネジ10bにより前記被試験キャ
ップ体1を瓶口体2に固定できるようにしている。
本発明の開栓用試験機を組み立てるには、トルク設定
具7を下部ボトル体5の底部の段部34に載せる。トルク
設定具7とテーパ面部32との間に、第1図及び第2図に
示すアルミニウム製で四つ割りの押えリング17を挿入
し、座金16を介して前記雌ネジ部31に締付けナット15を
螺合し、トルク設定具7のケース40が回動及び上下移動
しないように締め付ける。
次に上部ボトル体4を上方から被せて、その周縁突部
26内に下部ボトル体5の中央突部28を嵌着させると共
に、回り止め突起30、30を回り止め孔27、27に嵌着さ
せ、更にボトル体3外周面の止め具19により、上部、下
部ボトル体4、5を一体的に連結する。
上部ボトル体4上端の環状の段部23にスラストベアリ
ング9を着座させたのち、電達軸8を挿入し、下端部の
嵌合部8dをトルク設定具7の軸孔48に嵌着する。このと
き、伝達軸8の円板部8bがスラストベアリング9により
支承され、上部ボトル体4の段部24、25と、トルク設定
具7、締付けナット15の間に空間が形成されて、トルク
設定具7、伝達軸8はスラストベアリング9による以
外、上部ボトル体4とは接触していない。
更に、ボトル体3の上端から突出する伝達軸8先端部
の角柱部8aを、キャップ1を冠着固定した瓶口体2の断
面正方形の嵌合孔部14に嵌着し、段部22に円板部8bを当
接したのち、伝達軸8の先端に座金12a、12bを介してタ
ップ孔8eに小ネジ11を螺着すれば、ボトル体3と瓶口体
2とで間隙35が形成され、伝達軸8に対し被試験キャッ
プ体1及び瓶口体2を一体的に連結することができる。
以上のようにして被試験キャップ体1、瓶口体2、伝
達軸8の3者が一体化され、又トルク設定具7、下部ボ
トル体4及び上部ボトル体4が連結される。
トルク設定具7の設定トルク値の変更は、止め具19を
押して上部ボトル体4を下部ボトル体5から取外し、下
部ボトル体5にトルク設定具7を装着したままで調整筒
45を回動操作することにより行うことができる。また、
被試験キャップ体1は止めネジ10bの着脱により簡単に
取替えできる。このように種々の大きさ、形状の被試験
キャップ体1を開栓試験に供することができ、その使い
勝手を実際に近い体験としてモニターできる。
上記実施例は単独に被試験キャップ体1を各種準備
し、これらを瓶口体2に着脱可能に取付けて開栓トルク
試験に供するものであるが、被試験キャップ体1と瓶口
体2との合成樹脂一体成形品を各種準備し、これらを伝
達軸8に着脱可能に取付けて開栓トルク試験に供するよ
うにしてもよい。更には被試験キャップ体1と瓶口体2
と伝達軸8との合成樹脂一体成形品を各種準備し(伝達
軸8のみを金属製とすることも可能である)、これらを
前記トルク測定軸46に着脱可能に係合して開栓トルク試
験に供するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は上記構成、作用を有するので、持ち運びが容
易であり、開栓操作を実体験できて各種キャップ形状に
対応するキャップの使い勝手の良否を的確に判定するこ
とができるボトル開栓用試験機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す一部断面正面図、第2図
は第1図のII−II線における断面図、第3図はトルク設
定具の縦断面図、第4図は伝達軸の斜視図である。 1……被試験キャップ体 2……瓶口体 3……ボトル体 4……上部ボトル体 5……下部ボトル体 7……トルク設定具 8……伝達軸 46……トルク測定軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−57932(JP,A) 特開 昭60−228287(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01L 5/00 B67B 3/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外形がボトル形状をなすボトル体と、ボト
    ル体の内部に固定されると共に設定値以上でトルク測定
    軸が初回動するトルク設定具と、ボトル体の上端部に支
    持される瓶口体と、瓶口体のトルクをトルク設定具のト
    ルク測定軸に伝達する伝達軸と、各種キャップ形状をな
    す被試験キャップ体の1つとを備え、前記被試験キャッ
    プ体と瓶口体と伝達軸とが相対回転不能に結合され、か
    つこれらがボトル体に回転可能に支持されていることを
    特徴とするボトル開栓用試験機。
  2. 【請求項2】被試験キャップ体が瓶口体に着脱可能に取
    付けられている請求項1記載のボトル開栓用試験機。
  3. 【請求項3】被試験キャップ体と瓶口体とが一体に形成
    され、この一体に形成されたものが伝達軸に着脱可能に
    取付けられている請求項1記載のボトル開栓用試験機。
  4. 【請求項4】被試験キャップ体と瓶口体と伝達軸とが一
    体に形成され、この一体に形成されたものがトルク設定
    具のトルク測定軸に着脱可能に係合する請求項1記載の
    ボトル開栓用試験機。
  5. 【請求項5】トルク設備具が設定トルクを可変に設定で
    きるものであり、ボトル体が上下に分割できるものであ
    り、ボトル体の下側部分にトルク設定具が固定されるも
    のである請求項1記載のボトル開栓用試験機。
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JP4818647B2 (ja) * 2005-06-29 2011-11-16 日本クラウンコルク株式会社 キャッピング荷重/トルク測定装置

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